JP6022522B2 - 車体構造 - Google Patents

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本発明は、車体構造に関するものである。
例えば、特許文献1には、リヤピラーアウタの上端から異なる方向へ延出する2つの延出部を設け、一方の延出部を車体前方の隣接する他部材に接合し、他方の延出部を車幅方向内側の隣接する他部材に接合した発明が記載されている。
実開昭62−118785号公報
しかし、特許文献1の発明では、2つの延出部がリヤピラーアウタの上端に一体形成さているため、リヤピラーアウタの形状が複雑となり、成形性が悪かった。
また、近年は、車体の軽量化を図るために高強度材を使用して板厚を薄くする傾向にあるが、特許文献1のように複雑な形状のリヤピラーアウタを高強度材で形成することは困難であった。
本発明は、このような観点から創案されたものであり、良好な成形性を確保しつつ、十分な剛性・強度を確保できる車体構造を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、車体上面を構成するルーフパネルと、前記ルーフパネルの後端下方で車幅方向に延びるリヤルーフレールと、から成るルーフコンプと、車体側面を構成するサイドアウタパネルと、前記サイドアウタパネルの後方で上下方向に延びるとともに上端から車幅方向内側へ向けて延出する延出部を有するリヤピラーアウタと、前記延出部の前方に配置されるとともに前記延出部及び前記サイドアウタパネルに接合されるエクステンションと、から成るサイドコンプと、を備えた車体構造であって、前記延出部と前記エクステンションとをスポット溶接した第1スポット溶接部と、前記延出部と前記ルーフパネルとをスポット溶接した第2スポット溶接部と、を有しており、前記第1スポット溶接部は、相互に所定の第1溶接ピッチを空けて複数配置されており、前記第2スポット溶接部は、前記第1スポット溶接部に対して、前記第1溶接ピッチよりも短い第2溶接ピッチを空けて配置されていることを特徴とする。
要するに、本発明は、従来リヤピラーアウタと一体だった2つの延出部のうち一方を、別体のエクステンションで代用し、エクステンションをリヤピラーアウタに対して第1スポット溶接部で接合したものである。これにより、リヤピラーアウタと2つの延出部を一体形成した従来技術に比べ、リヤピラーアウタの形状が簡易となるため、成形性が良好になるとともに、リヤピラーアウタを高強度材で形成することが可能となる。
また、本発明によれば、第1スポット溶接部と第2スポット溶接部の間の第2溶接ピッチが、第1スポット溶接部同士の第1溶接ピッチよりも短いため、第1スポット溶接部及び第2スポット溶接部周辺の部材間の接合強度を高めることができる。これにより、リヤピラーアウタとリヤルーフレールとの間のコーナ部の剛性が向上するとともに、リヤピラーアウタに対するルーフパネルの接合強度が向上する。
また、前記延出部は、前記ルーフパネルによって後方から被覆される被覆部と、前記被覆部に形成され前記ルーフパネルから離間する方向へ窪む凹部と、を有しており、少なくとも1つの前記第1スポット溶接部は、前記凹部に形成されていることが好ましい。
かかる構成によれば、凹部によってリヤピラーアウタとルーフパネルとの間を部分的に所定距離だけ前後に離間させることができる。これにより、凹部にスポット溶接した際に、リヤピラーアウタがルーフパネルに接近する方向(車体後方)に変形したとしても、走行中の車体振動によるリヤピラーアウタとルーフパネルとの接触を防止し、ビビリ音の発生を抑制することができる。また、ルーフパネルの組付時にリヤピラーアウタとの干渉を防止し、組付作業性が向上する。
本発明の車体構造によれば、良好な成形性を確保しつつ、十分な剛性・強度を確保できる。
実施形態に係る車体構造が適用された車両を左斜め後方から見た斜視図である。 図1の要部拡大斜視図である。 図2からルーフパネルを取り外した状態を示す要部拡大斜視図である。 実施形態に係るエクステンションを示す斜視図である。 図2のV−V線に沿った断面図である。 図2のVI−VI線に沿った断面図である。 図2のVII−VII線に沿った断面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、各図中に矢印で示される「前後」は、車体前後方向を示し、「上下」は、車体上下方向を示し、「左右」は、運転席から見た車体左右方向(車幅方向)を示している。
図1に示すように、本発明の車体構造が適用された車両Vは、車両Vの上部を構成するルーフコンプ1と、車両Vの側部を構成する左右一対のサイドコンプ2,2と、を備えている。車両Vは、その他に、左右のサイドコンプ2,2の後端下部を繋ぐリヤパネル3を備えている。車両Vの後端には、ドア開口部4が形成されている。ドア開口部4は、ルーフコンプ1、サイドコンプ2,2及びリヤパネル3に囲われて形成されている。ドア開口部4は、図示しないバックドアによって開閉可能に覆われる。なお、車両Vは、左右対称となっているため、以下の説明においては左側のみを説明し、右側の説明は省略する。
<ルーフコンプ>
ルーフコンプ1は、左右のサイドコンプ2,2間に設置されている。ルーフコンプ1は、車体上面を構成するルーフパネル11と、ルーフパネル11の後端の下方で車幅方向に延びるリヤルーフレール12と、を備えている。図示は省略するが、ルーフコンプ1は、その他に、前後方向に沿って相互に離隔配置された複数のルーフレールを備える。
<ルーフパネル>
ルーフパネル11は、車両Vの上側の意匠面を形成する板状の金属部材である。図2に示すように、ルーフパネル11の左側縁には、側方フランジ部11aが折曲形成されている。側方フランジ部11aは、車幅方向外側へ向かう程下方に位置するように階段状に折り曲げられている。側方フランジ部11aは、後記するサイドアウタパネル21やエクステンション25にスポット溶接される部位である。ルーフパネル11の後縁には、後フランジ部11bが折曲形成されている。後フランジ部11bは、後方へ向かう程下方に位置するように階段状に折り曲げられている。後フランジ部11bは、後記するアッパアウタ23の延出部23aの一部を後方から被覆する部位であるとともに、延出部23aにスポット溶接される部位である。スポット溶接による接合箇所については、後に詳しく説明する。
<リヤルーフレール>
図1に示すように、リヤルーフレール12は、ルーフパネル11を補強するための板状の金属部材である。リヤルーフレール12の車外側端部は、ルーフパネル11やアッパアウタ23等に溶接で接合されている。
<サイドコンプ>
サイドコンプ2は、ルーフコンプ1の左端部を下方から支持している。サイドコンプ2は、車体側面を構成するサイドアウタパネル21と、サイドアウタパネル21の後方で上下方向に延びるリヤピラーアウタ22と、リヤピラーアウタ22の上端の前方に配置されるエクステンション25と、を備えている。
<サイドアウタパネル>
サイドアウタパネル21は、車両Vの左側の意匠面を形成する板状の金属部材である。図3に示すように、サイドアウタパネル21の上縁には、上フランジ部21aが折曲形成されている。上フランジ部21aは、車幅方向内側へ向かう程下方に位置するように階段状に折り曲げられている。上フランジ部21aは、ルーフパネル11やエクステンション25にスポット溶接される部位である。スポット溶接による接合箇所については、後に詳しく説明する。
<リヤピラーアウタ>
図1に示すように、リヤピラーアウタ22は、リヤピラーの一部を構成し、ルーフパネル11の後端の左側を下方から支持するフレーム部材である。リヤピラーアウタ22の上端の適所は、リヤルーフレール12の車外側端部に前後に重ね合わされて接合されており、リヤピラーアウタ22とリヤルーフレール12は、ドア開口部4の上側のコーナ部4aを構成している。リヤピラーアウタ22は、上側のアッパアウタ23と下側のロアアウタ24の2部材に分割されて構成されている。
アッパアウタ23は、サイドアウタパネル21の後端に沿って上下方向に延びる板状の金属部材である。アッパアウタ23は、上端から車幅方向内側へ向けて延出する延出部23aを有している。
図2、図3に示すように、延出部23aは、後方へ向かう程下方に位置するように階段状に折曲形成されている。延出部23aの延出端は、サイドアウタパネル21やエクステンション25よりも車幅方向内側に所定長だけ延出している。延出部23aは、ルーフパネル11やエクステンション25にスポット溶接される部位である。スポット溶接による接合箇所については、後に詳しく説明する。
延出部23aの上縁23b及び延出端縁23cは、ルーフパネル11によって後方から被覆されている。この被覆される部位は、特許請求の範囲における被覆部に相当するものである。上縁23bにおいて、ルーフパネル11によって被覆される部位には、ルーフパネル11の後フランジ部11bから離間する方向(前方)へ窪む凹部23dが形成されている(図6参照)。凹部23dは、水平断面視において、前側が凸となり後側が凹となるV字状に形成されている。この凹部23dによって、アッパアウタ23とルーフパネル11との間を部分的に所定距離だけ前後に離間させることができる。
<エクステンション>
エクステンション25は、延出部23aの前方に配置される金属部材であって、一枚の金属板をプレス成形して所定形状に形成されている。図4に示すように、エクステンション25は、水平面となる基部25aと、基部25aの車外側端部から立ち上がる側壁部25bと、基部25a及び側壁部25bの後端から延出するフランジ部25cとで構成されている。
基部25aは、前後方向及び車幅方向に延びており、略矩形状を呈している。基部25aは、ルーフパネル11やサイドアウタパネル21にスポット溶接される部位である。スポット溶接による接合箇所については、後に詳しく説明する。
側壁部25bは、上下方向及び前後方向に延びており、略矩形状を呈している。側壁部25bは、サイドアウタパネル21の上フランジ部21aの車幅方向外側に配置される部位である。
フランジ部25cは、基部25aの後端から側壁部25bの後端に亘って形成されており、略逆L字状を呈している。フランジ部25cは、基部25a及び側壁部25bに直交する方向(上下方向及び左右方向)に延設されている。フランジ部25cは、アッパアウタ23の延出部23aにスポット溶接される部位である。フランジ部25cの車内側部位には、前方に所定角度だけ折り曲げられた接合面部25dが形成されている。接合面部25dは、車幅方向内側へ向かう程前方に位置するように傾斜しており、凹部23dを形成する縦壁の前面に重ね合わされて溶接で接合されている(図6参照)。
フランジ部25cにおいて、基部25aと側壁部25bとが交わる角部25f近傍部位には、2つのビード25eが左右に並んで設けられている。ビード25eは、前方に凸状となるように形成されている。車内側のビード25eは、角部25fから下方へ向けて延びている。車外側のビード25eは、角部25fから下方かつ車外側へ向けて延びている。ビード25e,25eは、角部25fから相互に遠ざかるように延出している。これらのビード25e,25eを設けることにより、エクステンション25の剛性・強度を高めることができる。
<スポット溶接による接合箇所>
次に、図2、図3、図5〜図7を参照して、スポット溶接による接合箇所について詳しく説明する。なお、各図中のX印は、スポット溶接による接合箇所を示している。
図2、図3に示すように、各部材は、第1スポット溶接部S1、第2スポット溶接部S2及び第3スポット溶接部S3によって相互に接合されている。
第1スポット溶接部S1は、アッパアウタ23とエクステンション25との2枚が重なり合う箇所に複数形成されている。詳細に説明すると、アッパアウタ23の延出部23aとエクステンション25のフランジ部25cは、前後方向に重ね合わされた状態で、第1スポット溶接部S1によって3箇所を接合されている。図6に示すように、3つの第1スポット溶接部S1は、車幅方向に沿って相互に所定の第1溶接ピッチP1を空けて配置されている。第1溶接ピッチP1は、例えば25mm前後に設定されている。最も右側に配置された第1スポット溶接部S1は、ルーフパネル11に対して前方に離間する凹部23dと接合面部25dとの間に形成されている。なお、複数の第1スポット溶接部S1を凹部23dと接合面部25dとの間に形成してもよい。
図2、図5に示すように、第2スポット溶接部S2は、アッパアウタ23とルーフパネル11とが重なり合う箇所に形成されている。詳細に説明すると、アッパアウタ23の延出部23aとルーフパネル11の後フランジ部11bは、前後方向に重ね合わされた状態で、第2スポット溶接部S2によって5箇所を接合されている。5つの第2スポット溶接部S2は、上下及び左右に所定のピッチを空けて配置されている。なお、図2中の符号S21は、アッパアウタ23とルーフパネル11との2枚が溶接される箇所を示し、符号S22は、アッパアウタ23とルーフパネル11とリヤルーフレール12の3枚が溶接される箇所を示している。
最も左側に配置された第2スポット溶接部S2は、3つの第1スポット溶接部S1のうち中央に配置されたものに対して、第2溶接ピッチP2を空けて下方に離間配置されている。第2溶接ピッチP2は、第1溶接ピッチP1よりも短いピッチに設定されており、例えば15mm前後に設定されている。なお、第2溶接ピッチP2を空けて配置される第2スポット溶接部S2の数は、適宜変更してよい。
ここで、溶接時のジュール発熱Qは、下記式によって表される。
Q=0.24・I2・r・t
I:電流、r:抵抗、t:通電時間
第1スポット溶接部S1及び第2スポット溶接部S2を順次形成する場合、すなわち、第1スポット溶接部S1を形成した後に第2スポット溶接部S2を形成する場合には、第2スポット溶接部S2の形成時において第1スポット溶接部S1に分流が発生し、第2スポット溶接部S2に流れる電流が減少する。そのため、本実施形態では、分流分の電流をカバーするため、ジュール発熱公式における電流Iを大きくする、又は、通電時間tを長くすることで適切な短ピッチスポット溶接を実現している。
図2、図3、図7に示すように、第3スポット溶接部S3は、エクステンション25とサイドアウタパネル21とルーフパネル11との3枚が重なり合う箇所に形成されている。詳細に説明すると、エクステンション25の基部25a、サイドアウタパネル21の上フランジ部21a及びルーフパネル11の側方フランジ部11aは、下からこの順序で重ね合わされた状態で、第3スポット溶接部S3によって1箇所を接合されている。
本実施形態に係る車体構造が適用された車両Vは、基本的に以上のように構成されるものであり、次に、その組付方法及び作用効果について説明する。
はじめに、サイドアウタパネル21とアッパアウタ23とエクステンション25とを相互に接合し、サイドコンプ2を作製する。
具体的には、アッパアウタ23とエクステンション25との2枚を第1スポット溶接部S1によって相互に接合する。また、エクステンション25とサイドアウタパネル21との2枚を図示しないスポット溶接部によって相互に接合する。さらに、サイドアウタパネル21とアッパアウタ23との2枚を図示しないスポット溶接部によって相互に接合する。
サイドコンプ2の作製前後や作製中に、ルーフパネル11とリヤルーフレール12とを図示しないスポット溶接部によって相互に接合し、ルーフコンプ1を作製する。
続いて、サイドコンプ2に対してルーフコンプ1を所定位置に設置した後、両者の適所を溶接で接合する。
具体的には、アッパアウタ23とルーフパネル11との2枚を第2スポット溶接部S21によって相互に接合する。また、アッパアウタ23とルーフパネル11とリヤルーフレール12との3枚を第2スポット溶接部S22によって相互に接合する。さらに、エクステンション25とサイドアウタパネル21とルーフパネル11との3枚を第3スポット溶接部S3によって相互に接合する。
以上説明した本実施形態に係る車体構造は、従来リヤピラーアウタと一体だった2つの延出部のうち一方を、別体のエクステンション25で代用し、エクステンション25をリヤピラーアウタ22(アッパアウタ23)に対して第1スポット溶接部S1で接合した構造である。これにより、リヤピラーアウタと2つの延出部を一体形成した従来技術に比べ、リヤピラーアウタ22の形状が簡易となるため、成形性が良好になるとともに、リヤピラーアウタ22を高強度材で形成することが可能となる。
また、本実施形態によれば、第2溶接ピッチP2が第1溶接ピッチP1よりも短い、所謂短ピッチスポット溶接を用いたため、第1スポット溶接部S1及び第2スポット溶接部S2周辺の部材間の接合強度を高めることができる。これにより、リヤピラーアウタ22とリヤルーフレール12との間のコーナ部4aの剛性が向上するとともに、リヤピラーアウタ22に対するルーフパネル11の接合強度が向上する。
また、本実施形態によれば、凹部23dによってリヤピラーアウタ22とルーフパネル11との間を部分的に所定距離だけ前後に離間させることができる。これにより、凹部23dにスポット溶接した際に(凹部23dに第1スポット溶接部S1を形成した際に)、リヤピラーアウタ22がルーフパネル11に接近する方向(車体後方)に変形したとしても、走行中の車体振動によるリヤピラーアウタ22とルーフパネル11との接触を防止し、ビビリ音の発生を抑制することができる。また、ルーフパネル11の組付時にリヤピラーアウタ22との干渉を防止し、組付作業性が向上する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施形態では、アッパアウタ23の凹部23dを水平断面視において前側が凸となり後側が凹となるV字状に形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば水平断面視において前側が凸となり後側が凹となるハット状に形成してもよい。
エクステンション25の形状は、本実施形態のものに限定されることなく、適宜変更してよい。
第1スポット溶接部S1〜第3スポット溶接部S3の数は、本実施形態の数に限定されることなく、適宜変更してよい。
本実施形態では、第1溶接ピッチP1を25mm前後に設定し、第2溶接ピッチP2を15mm前後に設定したが、本発明はこれに限定されるものではない。第2溶接ピッチP2が第1溶接ピッチP1よりも短く設定されていればよく、各溶接ピッチP1,P2は適宜変更してよい。
V 車両(車体構造)
1 ルーフコンプ
11 ルーフパネル
12 リヤルーフレール
2 サイドコンプ
21 サイドアウタパネル
22 リヤピラーアウタ
23 アッパアウタ
23a 延出部
23d 凹部
25 エクステンション
4 ドア開口部
4a コーナ部
S1 第1スポット溶接部
S2 第2スポット溶接部
S3 第3スポット溶接部
P1 第1溶接ピッチ
P2 第2溶接ピッチ

Claims (2)

  1. 車体上面を構成するルーフパネルと、前記ルーフパネルの後端下方で車幅方向に延びるリヤルーフレールと、から成るルーフコンプと、
    車体側面を構成するサイドアウタパネルと、前記サイドアウタパネルの後方で上下方向に延びるとともに上端から車幅方向内側へ向けて延出する延出部を有するリヤピラーアウタと、前記延出部の前方に配置されるとともに前記延出部及び前記サイドアウタパネルに接合されるエクステンションと、から成るサイドコンプと、
    を備えた車体構造であって、
    前記延出部と前記エクステンションとをスポット溶接した第1スポット溶接部と、
    前記延出部と前記ルーフパネルとをスポット溶接した第2スポット溶接部と、を有しており、
    前記第1スポット溶接部は、相互に所定の第1溶接ピッチを空けて複数配置されており、
    前記第2スポット溶接部は、前記第1スポット溶接部に対して、前記第1溶接ピッチよりも短い第2溶接ピッチを空けて配置されていることを特徴とする車体構造。
  2. 前記延出部は、前記ルーフパネルによって後方から被覆される被覆部と、前記被覆部に形成され前記ルーフパネルから離間する方向へ窪む凹部と、を有しており、
    少なくとも1つの前記第1スポット溶接部は、前記凹部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
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