JP6021831B2 - ササラ桁の位置決め接合構造 - Google Patents

ササラ桁の位置決め接合構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6021831B2
JP6021831B2 JP2014007061A JP2014007061A JP6021831B2 JP 6021831 B2 JP6021831 B2 JP 6021831B2 JP 2014007061 A JP2014007061 A JP 2014007061A JP 2014007061 A JP2014007061 A JP 2014007061A JP 6021831 B2 JP6021831 B2 JP 6021831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
positioning
sasara
girder
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014007061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015135022A (ja
Inventor
光夫 伊藤
光夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Forestry Co Ltd
Sumitomo Forestry Crest Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
Sumitomo Forestry Crest Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Forestry Co Ltd, Sumitomo Forestry Crest Co Ltd filed Critical Sumitomo Forestry Co Ltd
Priority to JP2014007061A priority Critical patent/JP6021831B2/ja
Publication of JP2015135022A publication Critical patent/JP2015135022A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6021831B2 publication Critical patent/JP6021831B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ササラ桁の位置決め接合構造に関し、特に、木製階段の段板を支持する一対のササラ桁の上端部を、上面視してこれらのササラ桁の延設方向と垂直に配置されている、接合壁面に位置決めした状態で接合するためのササラ桁の位置決め接合構造に関する。
ササラ桁は、階段の段板を下方から支える桁部材であって、階段の勾配に沿って斜めに延設させて、階段の両側部分に一対取り付けられる。ササラ桁には、例えば斜めに延設する上縁部に、階段状の複数の段部が形成されており、各々段部に両側部分を支持させて、各段の段板を取り付けることで、階段が形成されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ササラ桁は、特に木製階段においては、例えば階段の両側の側壁部に取り付けられることで、階段が形成された後は、段板や蹴込み板等によって覆い隠されるのが一般的であるが、近年、木製階段においても、オープン階段と呼ばれる、ササラ桁が見える状態で形成される意匠性に優れた階段が、種々形成されるようになっている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
特開平11−303216号公報 特開2005−139694号公報 特開2007−32091号公報
従来の木製のオープン階段では、木製のササラ桁の上端部を、接合壁面の裏側の、上階や中上階に設けられた床梁等による接合支持部材に支持させた状態で取り付ける場合、例えば図10(a)、(b)に示すように、接合支持部材51に、ホゾ穴52やボルト挿通孔53を切削加工して形成すると共に、ササラ桁50の上端部にもホゾ加工等を施して、ホゾ54やボルト挿通孔55やナット締着口56を形成しておく。そして、ササラ桁50の上端部を接合壁面57に接合する際には、図 11(a)、(b)に示すように、接合支持部材51のホゾ穴52に、ササラ桁50のホゾ54を嵌め込むと共に、連通させたボルト挿通孔53,55に接合ボルト58を挿通して、ナット59を用いて締め着けることで、ササラ桁50の上端部を、上階や中上階の接合支持部材51に支持させて、接合壁面57に接合するようになっている。
しかしながら、上記従来の木製のササラ桁50の上端部を接合壁面57に接合する構造では、強度面でキッチリと合う寸法となるように、現場施工で接合支持部材51のホゾ穴52等にさらに切削加工を施したり、現場施工でササラ桁50の上端部のホゾ54等にさらに加工を施す必要を生じて、多くの手間を要することになる。また、ササラ桁50が長尺のものである場合には、例えば大工職の作業員が、脚立等に登って重いササラ桁50を持ちながら、ホゾ加工部を合わせる作業には困難が伴うことになると共に、二人以上の複数の作業員を要することになる。
さらに、上記従来の木製のササラ桁50の上端部を接合壁面57に接合する構造では、例えば上階や中上階の接合支持部材51を覆って取り付けられた壁下地材60を貫通させて、ホゾ54をホゾ穴52に嵌め込んだ状態で、ボルト挿通孔53,55に挿通した接合ボルト58を締着して、ササラ桁50の上端部を接合壁面57に固定するようになっており、壁下地材60には、これの表面を覆って壁仕上げ材が取り付けられている。このため、ササラ桁50の上端部を接合壁面57に接合した後に、接合ボルト57に緩み等が発生した場合には、壁仕上げ材で覆われた壁下地材60を取り外して、接合支持部材51の裏側から接合ボルト58を締め直す等のメンテナンスや補修を行う必要を生じて、取り外した壁下地材60や壁仕上げ材を復旧する作業に多くの手間を要することになる。さらにまた、壁仕上げ材で覆われた壁下地材60を取り外すことなく、メンテナンス等を行えるように、点検口等を壁面に形成すると、特に木製のオープン階段の場合には、意匠性を損なうことになる。
本発明は、上階や中上階の接合支持部材に切削加工等を施すことなく、接合壁面の表面側から、ササラ桁の上端部を、接合壁面に精度良く容易に接合することのできるササラ桁の位置決め接合構造、及び該接合構造に用いる接合金物を提供することを目的とする。
本発明は、木製階段の段板を支持する一対の木製のササラ桁の上端部を、上面視してこれらのササラ桁の延設方向と垂直に配置されている、接合壁面に位置決めした状態で接合するためのササラ桁の位置決め接合構造であって、位置決めプレートを突出させて前記接合壁面の所定の高さ位置に固定された接合金物と、前記一対のササラ桁の上端部に各々形成された位置決め切欠き部とからなり、前記接合金物は、左右両側に配置された一対の桁接合プレート部及びこれらの桁接合プレート部を連結する連結プレート部からなる基板プレートと、該基板プレートの前記一対の桁接合プレート部から各々垂直に突出して設けられた、左右両側の第1位置決めプレート及び左右両側の第2位置決めプレートとを含んで形成されており、左右両側の前記第1位置決めプレートは、前記一対のササラ桁の内側の側面に沿って各々配置されるように、前記一対のササラ桁の設計間隔と同様の間隔を保持した状態で、平行に延設して前記一対の桁接合プレート部に各々縦方向に取り付けられており、前記第2位置決めプレートは、各々の前記第1位置決めプレートから外側の領域において、前記ササラ桁の横幅を超えない長さで、前記第1位置決めプレートと垂直な横方向に延設して取り付けられており、前記位置決め切欠き部は、前記ササラ桁の上端部の接合端面からこれと垂直な方向に、且つ前記第2位置決めプレートと対応させた高さ位置に切り込まれると共に、前記第2位置決めプレートの厚さと略同様の切込み幅で、且つ前記第2位置決めプレートの突出長さと略同様の切込み深さで形成された第1切欠きを含んでおり、前記接合壁面に固定された接合金物に対して、上端部の内側の側面を、前記第1位置決めプレートに各々沿わせると共に、前記第1切欠きに前記第2位置決めプレートを各々挿入係止することで位置決めした状態で、前記一対のササラ桁の上端部が、前記接合金物を介して前記接合壁面に各々接合されているササラ桁の位置決め接合構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明のササラ桁の位置決め接合構造は、前記一対のササラ桁の上端部に各々形成された前記位置決め切欠き部が、各々の前記ササラ桁の上端部の内側の側面を、前記第1位置決めプレートの厚さと略同様の深さで、且つ前記第1位置決めプレートの側面形状と略同様の側面形状となるよう切り欠いて形成された第2切欠きを含んでおり、前記接合壁面に固定された接合金物に対して、前記第1位置決めプレートを前記第2切欠きに納めた状態で、前記ササラ桁の上端部の内側の側面が、前記第1位置決めプレートに沿って位置決めされていることが好ましい。
また、本発明のササラ桁の位置決め接合構造は、前記一対のササラ桁の上端部に各々形成された位置決め切欠き部が、前記ササラ桁の上端部の前記接合端面を、当該接合端面の内側縁部から外側に向けて、前記基板プレートの厚さと略同様の深さで切り欠いて形成された第3切欠きを含んでおり、該第3切欠きに前記桁接合プレート部の少なくとも一部を納めた状態で、前記一対のササラ桁の上端部が、前記接合金物を介して前記接合壁面に各々接合されていることが好ましい。
さらに、本発明のササラ桁の位置決め接合構造は、前記木製階段が、蹴込み板及び側板の無いオープン階段となっていることが好ましい。
さらにまた、本発明のササラ桁の位置決め接合構造は、前記基板プレートの前記連結プレート部が、ササラ桁に支持される最上段の段板の後端面によって覆い隠されていることが好ましい。
また、本発明は、上記のササラ桁の位置決め接合構造に用いる接合金物であって、左右両側に配置された一対の桁接合プレート部及びこれらの桁接合プレート部を連結する連結プレート部からなる基板プレートと、該基板プレートの前記一対の桁接合プレート部から各々垂直に突出して設けられた、左右両側の第1位置決めプレート及び左右両側の第2位置決めプレートとを含んで形成されており、左右両側の前記第1位置決めプレートは、前記一対のササラ桁の内側の側面に沿って各々配置されるように、前記一対のササラ桁の設計間隔と同様の間隔を保持した状態で、平行に延設して前記一対の桁接合プレート部に各々縦方向に取り付けられており、前記第2位置決めプレートは、各々の前記第1位置決めプレートから外側の領域において、前記ササラ桁の横幅を超えない長さで、前記第1位置決めプレートと垂直な横方向に延設して取り付けられている接合金物を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のササラ桁の位置決め接合構造、又は該接合構造に用いる接合金物によれば、上階や中上階の接合支持部材に切削加工等を施すことなく、接合壁面の表面側から、ササラ桁の上端部を、接合壁面に精度良く容易に接合することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るササラ桁の位置決め接合構造を用いて形成されたオープン階段の斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るササラ桁の位置決め接合構造を用いて形成されたオープン階段の側面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るササラ桁の位置決め接合構造を説明する分解斜視図である。 段板及びササラ桁を透視した状態で示す接合金物の正面図である。 図4のA−Aに沿った断面図である。 段板及びササラ桁を透視した状態で示す接合金物の上面図である。 (a)は、位置決め切欠き部が形成されたササラ桁の上端部を、斜め内側後方から見た斜視図、(b)は、ササラ桁の上端部の上面図である。 ササラ桁の下端部の床部への接合構造を説明する斜視図である。 ササラ桁の下端部の床部への接合構造を説明する側面図である。 従来のササラ桁の上端部の接合構造を説明する、(a)は側面図、(b)は上面図である。 従来のササラ桁の上端部の接合構造を説明する、(a)は側面図、(b)は上面図である。
本発明の好ましい一実施形態に係るササラ桁の位置決め接合構造10は、図1〜図3に示すように、例えば木造住宅建築物において、一階(下階)の床部21から中二階(中上階)の床部22に昇降するための木製階段を、オープン階段20として設ける際に、オープン階段20の段板12を支持する一対のササラ桁11の上端部を、一階の床部21と中二階の床部22との段差面となっている突当り壁面の上端部を接合壁面23として、当該接合壁面23に接合するための構造として採用されたものである。本実施形態のササラ桁の位置決め接合構造10(図3参照)は、木製のササラ桁11や段板12によって覆い隠すことが容易な金属製の接合金物13(図3参照)を用いることで、接合壁面23の正面側からの作業によって、一対のササラ桁11を、所定の取り付け位置に、精度良く且つ容易に位置決めして取り付けることができるようにする。
そして、本実施形態のササラ桁の位置決め接合構造10は、木製階段として、好ましくはオープン階段20の段板12を支持する一対の木製のササラ桁11の上端部を、上面視してこれらのササラ桁の延設方向と垂直に配置されている、接合壁面23に位置決めした状態で接合するための接合構造であって、図3に示すように、位置決めプレート14a、14bを突出させて接合壁面23の所定の高さ位置に固定された接合金物13と、一対のササラ桁11の上端部に各々形成された位置決め切欠き部16とからなる。
接合金物13は、図4〜図6にも示すように、左右両側に配置された一対の桁接合プレート部15a及びこれらの桁接合プレート部15aを連結する連結プレート部15bからなる基板プレート15と、基板プレート15の一対の桁接合プレート部15aから各々垂直に突出して設けられた、左右両側の第1位置決めプレート14a及び左右両側の第2位置決めプレート14bとを含んで形成されている。左右両側の第1位置決めプレート14aは、一対のササラ桁11の内側の側面に沿って各々配置されるように、一対のササラ桁11の設計間隔と同様の間隔を保持した状態で、平行に延設して一対の桁接合プレート部15aに各々縦方向に取り付けられている。左右両側の第2位置決めプレート14bは、各々の第1位置決めプレート14aから外側の領域において、ササラ桁11の横幅を超えない長さで、第1位置決めプレート14aと垂直な横方向に延設して取り付けられている。
位置決め切欠き部16は、図3及び図7(a)、(b)に示すように、ササラ桁11の上端部の接合端面11aからこれと垂直な方向に、且つ第2位置決めプレート14bと対応させた高さ位置に切り込まれると共に、第2位置決めプレート14bの厚さと略同様の切込み幅で、且つ第2位置決めプレート14bの突出長さと略同様の切込み深さで形成された第1切欠き16aを含んでいる。接合壁面23に固定された接合金物13に対して、上端部の内側の側面を、第1位置決めプレート14aに各々沿わせると共に、第1切欠き16aに第2位置決めプレート14bを各々挿入係止することで位置決めした状態で、一対のササラ桁11の上端部が、接合金物13を介して接合壁面23に各々接合されている。
また、本実施形態では、一対のササラ桁11の上端部に各々形成された位置決め切欠き部16は、各々のササラ桁11の上端部の内側の側面を、第1位置決めプレート14aの厚さと略同様の深さで、且つ第1位置決めプレート14aの側面形状と略同様の側面形状となるよう切り欠いて形成された第2切欠き16bを含んでおり、接合壁面23に固定された接合金物13に対して、第1位置決めプレート14aを第2切欠き16bに納めた状態で、ササラ桁11の上端部の内側の側面が、第1位置決めプレート14aに沿って位置決めされている。
さらに、本実施形態では、一対のササラ桁11の上端部に各々形成された位置決め切欠き部16は、ササラ桁11の上端部の接合端面11aを、当該接合端面11aの内側縁部から外側に向けて、基板プレート15の厚さと略同様の深さで切り欠いて形成された第3切欠き16cを含んでおり、この第3切欠き16cに桁接合プレート部15aの少なくとも一部を納めた状態で、一対のササラ桁11の上端部が、接合金物13を介して接合壁面23に各々接合されている。
本実施形態では、ササラ桁11は、例えば多数の木材の端材を積層させて、接着剤を介して一体として接合した集成木材からなる。ササラ桁11は、図2及び図3に示すように、例えば工場加工によって、例えば30〜150mm程度の桁幅方向の厚さを備えると共に、接合壁面23と一階の床部21との間に、例えば20〜56度程度の傾斜角度θで斜めに架設することが可能な長さを有するように形成されている。また、ササラ桁11は、斜めに架設された際の上端部に、接合壁面23に沿って配置される垂直な接合端面11aを備えると共に、下端部に、一階の床部21に沿って配置される水平な載置端面11bを備えるように形成されている。さらに、ササラ桁11は、斜めに架設された際に、下縁部11cが、オープン階段10の勾配に沿って直線状に斜めに延設するように形成されると共に、上縁部11dに、階段状の複数の段部を備えるように形成されている。ササラ桁11の上端部の接合端面11aには、後述する位置決め切欠き部16が、例えば工場加工によって形成されている。
本実施形態の位置決め接合構造10を構成する接合金物13は、上述のように、左右両側に配置された一対の桁接合プレート部15a及びこれらの桁接合プレート部15aを連結する連結プレート部15bからなる基板プレート15と、基板プレート15の一対の桁接合プレート部15aから各々垂直に突出して設けられた、左右両側の第1位置決めプレート14a及び左右両側の第2位置決めプレート14bとを含んで形成されている。
基板プレート15は、図3及び図4〜図6に示すように、例えば厚さが4〜10mm程度の鋼製のプレート部材に切断加工等を施すことによって形成される。基板プレート15は、例えば縦幅が120〜200mm程度、横幅が50〜150mm程度の大きさの、下端部分の内側角部が斜めに切り欠かれた略縦長矩形の正面形状を備える一対の桁接合プレート部15aと、これらの一対の桁接合プレート部15aを上端部分において連結する、例えば縦幅が10〜55mm程度の細長い横長の帯板形状を備える連結プレート部15bとからなる。これらによって、基板プレート15は、例えば300〜900mm程度の間隔を一対の桁接合プレート部15aの間に保持して、扁平なコの字の正面形状を有するように形成されている。
また、基板プレート15の一対の桁接合プレート部15aには、第1位置決めプレート14aの取付け位置よりも内側に配置されて、例えばコーチトボルト固定用の固定孔15cが、各々2箇所に配置されて開口形成されている。連結プレート部15bには、ビス固定用のビス孔15dが、複数箇所に配置されて開口形成されている。接合壁面23の裏側の床梁等による接合支持部材に向けて、固定孔15cを介してコーチボルトを打ち込むと共に、ビス孔15dを介して固定ビスを打ち込むことによって、接合金物13を、接合壁面23の所定の高さ位置に、強固に且つ安定した状態で固定することが可能になる。
本実施形態では、第1位置決めプレート14a及び第2位置決めプレート14bは、例えば厚さが2〜10mm程度の鋼製のプレート部材に切断加工や溶接加工等を施すことによって、一体として形成されたものとなっている。すなわち、例えば縦幅が30〜100mm程度、横幅が50〜120mm程度の大きさの、略横長矩形の側面形状を有する第1位置決めプレート14aの上辺部における、基板プレート15への接合部側の一方の角部分に、例えば横幅が20〜140mm程度、張出し幅が10〜30mm程度の矩形の上面形状を有する第2位置決めプレート14bを、第1位置決めプレート14aから外側に垂直に張り出させて、溶接等によって接合することで、一体となった第1位置決めプレート14a及び第2位置決めプレート14bが形成される。
第1位置決めプレート14a及び第2位置決めプレート14bは、基板プレート15の両側の桁接合プレート部15aの下半部分において、第2位置決めプレート14bを外側に配置すると共に、第1位置決めプレート14aを、各々の桁接合プレート部15aの中央部分に縦方向に配置して、これらの位置決めプレート14a,14bの端面を溶接等によって接合することで、各々の桁接合プレート部15aの表面から垂直前方に突出させた状態で、各々の桁接合プレート部15aに一体として取り付けられる。また左右両側の一対の第1位置決めプレート14a及び第2位置決めプレート14bは、両側の第1位置決めプレート14aの間に、一対のササラ桁11の設計間隔と同様の間隔を保持すると共に、両側の第1位置決めプレート14aを平行に延設させた状態で、各々の桁接合プレート部15aに一体として取り付けられる。
これらによって、左右両側の第1位置決めプレート14aは、一対のササラ桁11の内側の側面に沿って各々配置されるように、一対のササラ桁11の設計間隔と同様の間隔を保持した状態で、平行に延設して一対の桁接合プレート部15aに各々縦方向に取り付けられる。また、左右両側の第2位置決めプレート14bは、各々の第1位置決めプレート14aから外側の領域において、ササラ桁11の横幅を超えない長さで、第1位置決めプレート14aと垂直な横方向に延設して取り付けられる。左右両側の第1位置決めプレート14aには、ササラ桁11の上端部の内側面に向けて木ビスを打ち込むためのビス孔14cが、各々4箇所に配置されて形成されている。
また、本実施形態では、基板プレート15の連結プレート部15bは、ササラ桁11に支持されて取り付けられる段板12の厚さよりも、小さな縦幅を有している(図4参照)。これによって、例えば連結プレート部15bの下辺部が、ササラ桁11に支持される最上段の段板12の後端面の下辺部の高さ位置に沿うように、基板プレート15を配置して、接合金物13を接合壁面23に取り付けることで、連結プレート部15bを、ササラ桁11に支持される最上段の段板12の後端面によって覆い隠すことが可能になる(図4、図5参照)。
本実施形態では、最上段の段板12の後端面に、下辺部から上辺部に至ることなく、連結プレート部15bの厚さと同様の深さで切り欠かれたプレート収納段部12aが、連結プレート部15bの長さと同様の横幅を有するように形成されている(図4、図5参照)。これによって、ササラ桁11に支持させて、最上段の段板12を取り付ける際に、プレート収納段部12aに連結プレート部15bを納めた状態で、段板12の後端面を接合壁面23に当接させることが可能になる。またこれによって、連結プレート部15bの上端面及び左右の側端面を、段板12によって覆い隠すことが可能になると共に、段板12の後端面を、接合壁面23に隙間なく密着させることが可能になる。
本実施形態では、接合金物13と共に位置決め接合構造10を構成する、ササラ桁11の上端部の接合端面11aに形成された位置決め切欠き部16は、図3及び図7(a)、(b)に示すように、ササラ桁11の上端部の接合端面11aからこれと垂直な方向に切り込まれた第1切欠き16aと、ササラ桁11の上端部の内側の側面を第1位置決めプレート14aの側面形状と略同様の形状で切り欠いて形成された第2切欠き16bと、ササラ桁11の上端部の接合端面11aを、これの内側縁部から外側に向けて切り欠いて形成された第3切欠き16cと含んで形成されている。
第1切欠き16aは、ササラ桁11の上端部の接合端面11aに、横方向に切り込まれた切り溝状の切欠き部分である。第1切欠き16aは、ササラ桁11の上端部を接合壁面23に接合する際に、接合壁面23の所定の高さ位置に固定された接合金物13における、横方向に延設して桁接合プレート部15aから突出して取り付けられた第2位置決めプレート14bを挿入係止させて、ササラ桁11の上端部を上下方向に位置決めさせる。第1切欠き16aは、ササラ桁11の上端部の接合端面11aにおける、第2位置決めプレート14bと対応する高さ位置において、接合端面11aと垂直な深さ方向に、第2位置決めプレート14bの厚さと略同様の上下の切込み幅で、且つ第2位置決めプレート14bの第1位置決めプレート14aからの張り出し幅と同様の横幅で、第2位置決めプレート14bの基板プレート15からの突出長さ(横幅)と略同様の切込み深さを有するように形成される。
第2切欠き16bは、ササラ桁11の内側の側面に沿って浅く切り欠かれた凹状の切欠き部分である。第2切欠き16bは、ササラ桁11の上端部を接合壁面23に接合する際に、接合壁面23の所定の高さ位置に固定された接合金物13における、縦方向に延設して桁接合プレート部15aから突出して取り付けられた第1位置決めプレート14aを、納めた状態で添設係止させて、ササラ桁11の上端部を左右方向に位置決めさせる。第2切欠き16bは、ササラ桁11の上端部の内側の側面における、第1位置決めプレート14aと対応させた高さ位置において、ササラ桁11の第3切欠き16cが設けられた部分の接合端面11aから、第1位置決めプレート14aの厚さと略同様の深さで、且つ第1位置決めプレート14aの側面形状と同様の、略横長矩形の側面形状となるよう切り欠いて形成される。
なお、本発明では、ササラ桁11の内側の側面に沿って第2切欠き16bを設ける必要は必ずしも無く、第2切欠き16bに第2位置決めプレート14bを納めることなく、接合壁面23に固定された接合金物13の第1位置決めプレート14aに、上端部の内側の側面を単に沿わせてササラ桁11を取り付けるだけでも、ササラ桁11の上端部の左右方向への位置決めを容易に行うことができる。一方、ササラ桁11の内側の側面に第2切欠き16bを設けて、第2切欠き16bに第2位置決めプレート14bを納めるようにすることで、第2位置決めプレート14bを外観上目立たなくすることが可能になる。
第3切欠き16cは、ササラ桁11の上端部の接合端面11aを、浅く切り欠くことによって形成された段差状の切欠き部分である。第3切欠き16cは、ササラ桁11の上端部を接合壁面23に接合する際に、接合壁面23の所定の高さ位置に固定された接合金物13における、桁接合プレート部15aの第1位置決めプレート14aが設けられた中央部分よりも外側の部分を納めた状態で、ササラ桁11の接合端面11aを接合壁面23に当接させる。第3切欠き16cは、ササラ桁11の上端部の接合端面11aの上下方向全長に亘って、幅方向外側の略1/3の部分を残して、且つ内側縁部から外側に向けて、基板プレート15の厚さと略同様の深さで当該接合端面14aを切り欠くことによって形成されている。
なお、本発明では、ササラ桁11の接合端面11aに第2切欠き16bを形成する必要は必ずしも無い。一方、ササラ桁11の接合端面11aに第3切欠き16cを設けて、基板プレート15の桁接合プレート部15aの第1位置決めプレート14aよりも外側の部分を、納めた状態でササラ桁11の上端部を接合壁面23に接合することで、基板プレート15の桁接合プレート部15aを外観上目立たなくすることが可能になる。
本実施形態のササラ桁の位置決め接合構造10では、上述の構成を備える接合金物13を、接合壁面23における設定された所定の高さ位置に固定する。接合金物13を所定の高さ位置に固定する作業は、接合壁面23の正面側からの作業によって、接合壁面23を構成する壁下地材24(図5参照)や、これの裏側の接合支持部材に向けて、コーチトボルトや固定ビスを、固定孔15cやビス孔15dを介して打ち込むことで、容易に且つ精度良く行うことができる。
接合金物13を所定の高さ位置に固定したら、固定した接合金物13を介して、一対のササラ桁11の上端部を接合壁面23に接合する。ササラ桁11の上端部を接合壁面23に接合するには、接合壁面23の正面側での作業によって、ササラ桁11の上端部の接合端面11aに形成された位置決め切欠き部16の第1切欠き16aに、接合金物13の第2位置決めプレート14bを挿入して係止させると共に、ササラ桁11の上端部の内側の側面に形成された位置決め切欠き部16の第2切欠き16bに、接合金物13の第1位置決めプレート14aを納めるようにして、ササラ桁11の上端部の内側の側面を接合金物13の第1位置決めプレート14aに沿わせる。また、ササラ桁11の上端部の接合端面11aを、位置決め切欠き部16の第3切欠き16cに、桁接合プレート部15aの中央部分よりも外側の部分を納めるようにして、接合壁面23に当接させる。
これらによって、一対のササラ桁11の上端部は、接合端面11aに対して上下方向、左右方向、及び前後方向に、精度良く容易に位置決めされるので、このようにして位置決めされた状態で、接合金物13の第1位置決めプレート14aに設けられたビス孔14cを介して、ササラ桁11の上端部の内側の側面に向けて木ビスを打ち込むことで、一対のササラ桁11の上端部が接合金物13を介して接合壁面23に各々接合固定される。
また、本実施形態では、上述の位置決め接合構造10によって、ササラ桁11の上端部を接合壁面23に接合した後に、或いはササラ桁11の上端部を接合壁面23に接合するのに伴って、図8及び図9に示すように、ササラ桁11の下端部を床部21に接合する作業を行う。すなわち、一階の床部21の床面に沿わせるようにして、ササラ桁11の下端部の載置端面11bを床部21の床面に当接させて載置すると共に、ササラ桁11の下端部の先端垂直面11eの下端部分を、L字型固定金具31を用いて床部21に固定する。L字型固定金具31は、複数のビス固定孔を備える垂直プレート部31aと、複数のビス固定孔を備える水平プレート部31bとからなるL字断面形状を備える金物である。
設置されたササラ桁11の先端垂直面11eと床部21との接合角部分に、L字型固定金具31を配置して、垂直プレート部31aの裏面を先端垂直面11eに密着させて固定ビスで固定すると共に、垂直プレート部31aの底面を床部21に密着させて固定ビスで固定することによって、ササラ桁11の下端部を、容易に且つ安定した状態で床部21に固定することが可能になる。
また、ササラ桁11の下端部を床部21に固定したら、先端垂直面11eを、例えばL字型固定金具31と重なる部分に当該L字型固定金具31の形状に合わせた切欠き溝32aが形成された、ササラ桁11と同様の集成木材からなるカバー材32によって覆うことで、L字型固定金具31を覆い隠すことにより、ササラ桁11の意匠性を保持することが可能になる。ササラ桁11の最下段の段部11fの長さを、他の段部の長さよりもカバー材32の厚さ分、短くしておくことで、先端垂直面11eを覆ってカバー材32を取り付けた後の最下段の段部11fの長さを、他の段部の長さと同様の長さに保持することが可能になる。
本実施形態では、上述のようにして、上端部を接合壁面23に接合固定すると共に、下端部を床部21に接合固定して、一階の床部21と中二階の床部22との間に斜めに架設された一対のササラ桁11には、例えば従来と同様の方法によって、これらのササラ11の各段部に両側部を支持させて、複数の段板12を取り付けると共に、取り付けた段板12の一方の側端部に沿って、手摺24を立設させた状態で取り付ける。これらによって、図1及び図2に示すような、木製のオープン階段20が形成される。
そして、上述の構成を備える本実施形態のササラ桁の位置決め接合構造10によれば、中上階の接合支持部材に切削加工等を施すことなく、接合壁面23の表面側から、ササラ桁11の上端部を、接合壁面23に精度良く容易に接合することが可能になる。
すなわち、本実施形態の位置決め接合構造10は、位置決めプレート14a、14bを突出させて接合壁面23の所定の高さ位置に固定された接合金物13と、一対のササラ桁11の上端部に各々形成された位置決め切欠き部16とからなり、接合金物13の固定は、接合壁面23の正面側からの作業によって、接合壁面23を構成する壁下地材24や、これの裏側の接合支持部材に向けて、コーチトボルトや固定ビスを、固定孔15cやビス孔15dを介して打ち込むことで、容易に且つ精度良く行うことができる。また一対のササラ桁11の上端部の接合は、接合壁面23の正面側からの作業によって、接合壁面23に固定された接合金物13に対して、上端部の内側の側面を、第1位置決めプレート14aに各々沿わせると共に、第1切欠き16aに第2位置決めプレート14bを各々挿入係止することで位置決めした状態で、接合端面11aを接合壁面23に当接させることで、容易に且つ精度良く行うことができる。
これらによって、本実施形態のササラ桁の位置決め接合構造10によれば、接合支持部材にホゾ加工のための切削加工等を施すことなく、且つ桁接合プレート部15aにおける固定孔15cが形成された第1位置決めプレート14aよりも内側部分や、ビス孔14cが形成された第1位置決めプレート14aの部分を除いて、接合金物13の全体を、ササラ桁11や段板12によって目立たないように効果的に覆い隠した状態として、木製のオープン階段20としての意匠性を損なうことなく、ササラ桁11の上端部を、接合壁面23に精度良く容易に接合することが可能になる。
また、本実施形態によれば、接合支持部材に切削加工等を施す必要がないので、接合支持部材の強度が低下するのを回避することが可能になる。さらに、本実施形態によれば、桁接合プレート部15aの第1位置決めプレート14aよりも内側部分の固定孔15cに打ち込まれたコーチトボルトや、第1位置決めプレート14aのビス孔14cに打ち込まれた固定ビスや、最上段の段板によって覆い隠されていた連結プレート部15bのビス孔15dに打ち込まれた固定ビスを、締め直す等のメンテナンスや補修を、接合壁面23の正面側からの作業によって行うことができるので、ササラ桁11の上端部の接合壁面23への接合部分に緩み等が発生した場合でも、壁下地材23等を取り外すことなく、これらのメンテナンスや補修を容易に行うことが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明のササラ桁の位置決め接合構造は、オープン階段以外の木製階段のササラ桁を、接合壁面に接合するための構造として採用することもできる。また、ササラ桁は、一階(下階)の床部から中二階(中上階)の床部に昇降するための木製階段を構成するものである必要は必ずしも無く、一階(下階)の床部から二階(上階)の床部に昇降するための木製階段を構成するものであっても良い。
10 ササラ桁の位置決め接合構造
11 ササラ桁
11a 接合端面
11b 載置端面
11c 下縁部
11d 上縁部
11e 先端垂直面
11f 最下段の段部
12 段板
13 接合金物
14a 第1位置決めプレート
14b 第2位置決めプレート
14c ビス孔
15 基板プレート
15a 桁接合プレート部
15b 連結プレート部
15c 固定孔
15d ビス孔
16 位置決め切欠き部
16a 第1切欠き
16b 第2切欠き
16c 第3切欠き
20 オープン階段
21 一階(下階)の床部
22 中二階(中上階)の床部
23 接合壁面
24 手摺
31 L字型固定金具
32 カバー材

Claims (6)

  1. 木製階段の段板を支持する一対の木製のササラ桁の上端部を、上面視してこれらのササラ桁の延設方向と垂直に配置されている、接合壁面に位置決めした状態で接合するためのササラ桁の位置決め接合構造であって、
    位置決めプレートを突出させて前記接合壁面の所定の高さ位置に固定された接合金物と、前記一対のササラ桁の上端部に各々形成された位置決め切欠き部とからなり、
    前記接合金物は、左右両側に配置された一対の桁接合プレート部及びこれらの桁接合プレート部を連結する連結プレート部からなる基板プレートと、該基板プレートの前記一対の桁接合プレート部から各々垂直に突出して設けられた、左右両側の第1位置決めプレート及び左右両側の第2位置決めプレートとを含んで形成されており、
    左右両側の前記第1位置決めプレートは、前記一対のササラ桁の内側の側面に沿って各々配置されるように、前記一対のササラ桁の設計間隔と同様の間隔を保持した状態で、平行に延設して前記一対の桁接合プレート部に各々縦方向に取り付けられており、
    前記第2位置決めプレートは、各々の前記第1位置決めプレートから外側の領域において、前記ササラ桁の横幅を超えない長さで、前記第1位置決めプレートと垂直な横方向に延設して取り付けられており、
    前記位置決め切欠き部は、前記ササラ桁の上端部の接合端面からこれと垂直な方向に、且つ前記第2位置決めプレートと対応させた高さ位置に切り込まれると共に、前記第2位置決めプレートの厚さと略同様の切込み幅で、且つ前記第2位置決めプレートの突出長さと略同様の切込み深さで形成された第1切欠きを含んでおり、
    前記接合壁面に固定された接合金物に対して、上端部の内側の側面を、前記第1位置決めプレートに各々沿わせると共に、前記第1切欠きに前記第2位置決めプレートを各々挿入係止することで位置決めした状態で、前記一対のササラ桁の上端部が、前記接合金物を介して前記接合壁面に各々接合されているササラ桁の位置決め接合構造。
  2. 前記一対のササラ桁の上端部に各々形成された前記位置決め切欠き部は、各々の前記ササラ桁の上端部の内側の側面を、前記第1位置決めプレートの厚さと略同様の深さで、且つ前記第1位置決めプレートの側面形状と略同様の側面形状となるよう切り欠いて形成された第2切欠きを含んでおり、前記接合壁面に固定された接合金物に対して、前記第1位置決めプレートを前記第2切欠きに納めた状態で、前記ササラ桁の上端部の内側の側面が、前記第1位置決めプレートに沿って位置決めされている請求項1記載のササラ桁の位置決め接合構造。
  3. 前記一対のササラ桁の上端部に各々形成された位置決め切欠き部は、前記ササラ桁の上端部の前記接合端面を、当該接合端面の内側縁部から外側に向けて、前記基板プレートの厚さと略同様の深さで切り欠いて形成された第3切欠きを含んでおり、該第3切欠きに前記桁接合プレート部の少なくとも一部を納めた状態で、前記一対のササラ桁の上端部が、前記接合金物を介して前記接合壁面に各々接合されている請求項1又は2記載のササラ桁の位置決め接合構造。
  4. 前記木製階段が、蹴込み板及び側板の無いオープン階段となっている請求項1〜3のいずれか1項記載のササラ桁の位置決め接合構造。
  5. 前記基板プレートの前記連結プレート部が、ササラ桁に支持される最上段の段板の後端面によって覆い隠されている請求項4記載のササラ桁の位置決め接合構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のササラ桁の位置決め接合構造に用いる接合金物であって、
    左右両側に配置された一対の桁接合プレート部及びこれらの桁接合プレート部を連結する連結プレート部からなる基板プレートと、該基板プレートの前記一対の桁接合プレート部から各々垂直に突出して設けられた、左右両側の第1位置決めプレート及び左右両側の第2位置決めプレートとを含んで形成されており、
    左右両側の前記第1位置決めプレートは、前記一対のササラ桁の内側の側面に沿って各々配置されるように、前記一対のササラ桁の設計間隔と同様の間隔を保持した状態で、平行に延設して前記一対の桁接合プレート部に各々縦方向に取り付けられており、
    前記第2位置決めプレートは、各々の前記第1位置決めプレートから外側の領域において、前記ササラ桁の横幅を超えない長さで、前記第1位置決めプレートと垂直な横方向に延設して取り付けられている接合金物。
JP2014007061A 2014-01-17 2014-01-17 ササラ桁の位置決め接合構造 Active JP6021831B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014007061A JP6021831B2 (ja) 2014-01-17 2014-01-17 ササラ桁の位置決め接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014007061A JP6021831B2 (ja) 2014-01-17 2014-01-17 ササラ桁の位置決め接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015135022A JP2015135022A (ja) 2015-07-27
JP6021831B2 true JP6021831B2 (ja) 2016-11-09

Family

ID=53767025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014007061A Active JP6021831B2 (ja) 2014-01-17 2014-01-17 ササラ桁の位置決め接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6021831B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7014547B2 (ja) * 2017-06-23 2022-02-01 株式会社ウッドワン 露出階段構造
JP7065575B2 (ja) * 2017-06-23 2022-05-12 株式会社ウッドワン 階段の取付構造及び階段用の接続部材
JP7356872B2 (ja) 2019-11-14 2023-10-05 株式会社Lixil 階段の桁取付け構造及び階段の施工方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3460013B2 (ja) * 1997-02-27 2003-10-27 株式会社ウッドワン 階 段
JP3959517B2 (ja) * 2001-01-25 2007-08-15 株式会社横森製作所 鉄骨階段の取付金物及び取付け方法
JP4442475B2 (ja) * 2005-03-10 2010-03-31 株式会社パル オ−プン型階段の桁取り付け構造
US7631463B2 (en) * 2006-08-21 2009-12-15 United Steel Products Company Stair hanger
JP5386708B2 (ja) * 2008-06-04 2014-01-15 株式会社Lixil 階段構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015135022A (ja) 2015-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10858822B2 (en) Construction and method for constructing same
JP6021831B2 (ja) ササラ桁の位置決め接合構造
US7124544B2 (en) Prefabricated multi-purpose support block for use with I-joists
JP2008190216A (ja) 階段構造
JP6205217B2 (ja) 梁補強構造および方法、ならびに、補助梁用支持具
JP5570932B2 (ja) 入隅部手摺下地構造
JP2011236577A (ja) 階段、階段形成用の側板及び階段の施工方法
JP4999479B2 (ja) プレカットオープン階段
JP5965930B2 (ja) 段板取付け構造
JP6077241B2 (ja) 屋内階段および段板固定金具
JP6263069B2 (ja) 手摺笠木の上端部固定構造
JP5455448B2 (ja) 階段の巾木構造
JP7194043B2 (ja) オープン階段の耐火構造
JP2013087606A (ja) 階段の取付け構造
JP5738603B2 (ja) 建築用パネルと建築部材のための固定金具、固定構造及び固定方法
JP4363248B2 (ja) 階段構造
JP7082458B2 (ja) 階段支持構造
JP2023098066A (ja) 階段ユニット及びユニット階段の施工方法
JP5270950B2 (ja) 階段、階段用の踏板取付金具
JP3815639B2 (ja) 木製フェンス
JP4442475B2 (ja) オ−プン型階段の桁取り付け構造
JP6359840B2 (ja) 建物ユニット輸送方法、建物ユニット、ユニット建物
AU2009101214A4 (en) Connection Bracket and Method
JP2023004339A (ja) 階段の段板取付構造
JP4735496B2 (ja) 柱と梁の接合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151125

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6021831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250