JP6359840B2 - 建物ユニット輸送方法、建物ユニット、ユニット建物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物ユニット輸送方法、建物ユニット、ユニット建物に関する。
下記特許文献1には、建物外壁構造において、建物外側に外壁パネルが設けられると共に、建物内側に内壁パネルが設けられた構造が開示されている。具体的には、外壁パネルは外壁面材と外壁面材の裏面側に固定された外壁フレームとで構成されており、外壁フレームを建物の天井大梁及び床大梁の建物外側面に取り付けることで外壁パネルが建物側面に取り付けられている。また、内壁パネルは内壁面材と内壁面材の裏面側に固定された内壁フレームと内壁フレームの枠内に組み込まれた断熱材とで構成されており、内壁フレームを外壁フレームに取り付けることで内壁パネルが建物に取り付けられている。
特開2011−111784号公報
上記先行技術による建物外壁構造の場合、断熱材は内壁パネル内に設けられている。このため、外壁パネルが取り付けられる建物ユニットの断熱性能を向上させるためには、建物の天井大梁、床大梁及び柱の建物外側面にも断熱材を設けること(いわゆる外断熱工法)が望ましい。しかしながら、あらかじめ規定のサイズとされた複数の建物ユニットで構成されたユニット建物では、建物ユニット内の室内空間を可能な限り広くするために建物ユニットの側面に外壁パネルを取り付けた状態(工場出荷状態)での妻方向の寸法は道路交通法上の輸送制限値を超えない範囲で略同一とされている。したがって、外壁パネルに断熱材を設けると、建物ユニットの桁方向及び妻方向の寸法が増加し輸送制限値を超えてしまうため、外壁面材と外壁フレームとの間に断熱材を設けることができない。
本発明は上記問題を考慮し、輸送制限値を超えることなく断熱性能を向上させた建物ユニット輸送方法、建物ユニット、ユニット建物を得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係る建物ユニット輸送方法は、建物外側面に設けられると共に、柱と梁とで箱型に形成された躯体フレームへ当接される側面以外の箇所では前記躯体フレームとの間に間隙を形成した状態で前記躯体フレームに取り付けられる外壁フレームと、前記外壁フレームの建物外側と前記間隙とにそれぞれ設けられた断熱材と、前記断熱材を前記外壁フレームとの間に有して前記外壁フレームへ取り付けられた外壁面材とを含んで構成された外壁パネルと、前記躯体フレームを有し、前記躯体フレームの一方の桁側側面及び前記一方の桁側側面と対向する前記躯体フレームの他方の桁側側面に前記外壁面材と前記外壁フレームとが取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁面材の建物外側面から前記他方の桁側側面の外壁面材の建物外側面までの寸法、並びに、前記一方の桁側側面にのみ前記外壁パネルが取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面から前記他方の桁側側面に面する前記柱の建物外側面までの寸法が、輸送制限値以内とされると共に、前記一方の桁側側面及び前記他方の桁側側面に前記外壁パネルがそれぞれ取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面から前記他方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面までの寸法が輸送制限値を超える建物ユニットに適用され、予め工場内で前記建物ユニットの前記一方の桁側側面に前記外壁パネルを取り付ける第1外壁取り付け工程と、前記一方の桁側側面に前記外壁パネルが取り付けられた前記建物ユニットを建築地へ輸送して当該建築地において前記他方の桁側側面に前記外壁パネルと同一の構成とされた外壁パネルを取り付ける第2外壁取り付け工程と、を有している。
請求項記載の発明に係る建物ユニット輸送方法は、請求項1に記載の建物ユニット輸送方法において、前記断熱材は、前記外壁面材の厚さと同等の厚さとされている。
請求項記載の発明に係る建物ユニットは、柱と梁とで箱型に形成された躯体フレームと、前記躯体フレームの一方の桁側側面と前記一方の桁側側面と対向する前記躯体フレームの他方の桁側側面とにそれぞれ取り付けられ、前記躯体フレームへ当接される側面以外の箇所では前記躯体フレームとの間に間隙を形成した状態で前記躯体フレームに取り付けられる外壁フレームと、前記外壁フレームの建物外側と前記間隙とにそれぞれに設けられた断熱材と、前記断熱材を前記外壁フレームとの間に有して前記外壁フレームへ取り付けられた外壁面材とを含んで構成された一対の外壁パネルと、を有し、前記躯体フレームの前記一方の桁側側面と前記躯体フレームの前記他方の桁側側面とに前記外壁面材と前記外壁フレームとが取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁面材の建物外側面から前記他方の桁側側面の外壁面材の建物外側面までの寸法、並びに、前記一方の桁側側面にのみ前記外壁パネルが取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面から前記他方の桁側側面に面する前記柱の建物外側面までの寸法が、輸送制限値以内とされると共に、前記一方の桁側側面及び前記他方の桁側側面に前記外壁パネルがそれぞれ取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面から前記他方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面までの寸法が輸送制限値を超えている。
請求項記載の発明に係るユニット建物は、請求項に記載の建物ユニットにおいて、前記断熱材は、前記外壁面材の厚さと同等の厚さとされている。
請求項記載の発明に係るユニット建物は、請求項3又は請求項に記載された建物ユニットを含んで構成されている。
請求項記載の発明に係るユニット建物は、請求項記載のユニット建物において、前記建物ユニットと前記建物ユニットに隣接しかつ桁側側面に外壁パネルが取り付けられない内部建物ユニットとが隣接する場合における前記建物ユニットと前記内部建物ユニットとのそれぞれの柱のうち建物外側に配置されかつ隣り合う位置に配置された一対の柱の建物外側面には、前記建物ユニットと前記内部建物ユニットとの妻側側面にそれぞれ取り付けられた外壁パネルを連結する連結外壁パネルが取り付けられると共に、前記内部建物ユニット同士が隣接する場合における一方の前記内部建物ユニットと他方の前記内部建物ユニットとのそれぞれの柱のうち前記ユニット建物の建物外側に配置されかつ隣り合う位置に配置された一対の柱の建物外側面には、前記一方の内部建物ユニットの妻側側面に取り付けられた前記外壁パネルと前記他方の内部建物ユニットの妻側側面に取り付けられた前記外壁パネルとがそれぞれ取り付けられ、かつ、それぞれの前記外壁パネルの対向する端部同士が隣り合って配置されている。
請求項1記載の本発明によれば、輸送時の建物ユニットは、妻側の寸法を輸送制限値以内とするために躯体フレームの一方の桁側側面にのみ外壁面材、外壁フレーム及び断熱材で構成された外壁パネルが取り付けられ、他方の桁側側面には外壁パネルが取り付けられずに輸送される。この建物ユニットの寸法は、躯体フレームの一方の桁側側面と他方の桁側側面とに外壁面材と外壁フレームとが取り付いた状態で輸送制限値以下とされている。このことから、他方の桁側側面に外壁面材及び外壁フレームを有する外壁パネルを取り付けないことで寸法に余裕が産まれ、その余裕寸法分の断熱材を、外壁面材及び外壁フレームと共に外壁パネルとして躯体フレームの一方の桁側側面に取り付けることができる。したがって、建物ユニットの天井大梁、床大梁及び柱の建物外側面にも断熱材を設けることができる。また、外壁フレームと外壁面材との間に断熱材が設けられているため、躯体フレームを介した建物ユニットの内外の熱の伝導を抑制することができる。
請求項記載の本発明によれば、外壁面材と外壁フレームとが建物ユニットの一方の桁側側面及び他方の桁側側面に取り付けられた場合における妻側の寸法は輸送制限値以下とされている。このことから、一方の桁側側面に外壁面材と外壁フレームとを有する外壁パネルを取り付けずに、他方の桁側側面に外壁面材の厚さと同等の断熱材を外壁面材及び外壁フレームと共に外壁パネルとして取り付けた場合における妻側の寸法は輸送制限値以下となる。したがって、建物ユニットの天井大梁、床大梁及び柱の建物外側面に断熱材を設けた構成の建物ユニットを車両で輸送することができる。
請求項記載の本発明によれば、請求項1に記載された建物ユニット輸送方法によって輸送された建物ユニットと同様の構成とされていることから、断熱材を有する外壁パネルを完成状態で一方の桁側側面及び他方の桁側側面の両方に取り付けることができる。これにより、建物ユニットの天井大梁、床大梁及び柱の建物外側面に断熱材が設けられる。また、請求項1に記載された建物ユニット輸送方法によって輸送された建物ユニットと同様の構成とされていることから、前述した作用がそのまま本発明でも当てはまる。したがって、外壁フレームと外壁面材との間に断熱材が設けられているため、躯体フレームを介した建物ユニットの内外の熱の伝導を抑制することができる。
請求項記載の本発明によれば、請求項に記載された建物ユニット輸送方法によって輸送された建物ユニットと同様の構成とされていることから、前述した作用がそのまま本発明でも当てはまる。したがって、建物ユニットの天井大梁、床大梁及び柱の建物外側面に断熱材を設けた構成の建物ユニットを車両で輸送することができる。
請求項記載の本発明によれば、ユニット建物は内部に断熱材を有する外壁パネルが躯体フレームに取り付けられることで天井大梁、床大梁及び柱の建物外側面に断熱材が設けられた建物ユニットを含んで構成されている。したがって、ユニット建物での熱の伝導を抑制することができる。
請求項記載の本発明によれば、ユニット建物を構成する建物ユニットと内部建物ユニットとが隣り合う場合のそれぞれの柱の建物外側面に連結外壁パネルが取り付けられることで、建物ユニットの外壁パネルと内部建物ユニットの外壁パネルとが連結される。また、内部建物ユニットには桁側側面に外壁パネルが取り付けられないため、妻側側面に取り付けられる外壁パネルの妻方向の長さを輸送制限値まで延長することができる。すなわち、妻側側面の外壁パネルの妻方向での一方の端部を躯体フレームの柱から外壁パネルの板厚と同等量突出させることができる。この一方の端部が突出された外壁パネルを有する内部建物ユニット同士を隣接させる場合、外壁パネルの突出した一方の端部同士を隣り合って配置させることで、内部建物ユニット自体の妻方向の寸法を輸送制限値以内としかつ連結外壁パネルを不要とすることができる。つまり、輸送制限値を超えることなく部品点数を減らすことができる。
請求項1〜記載の本発明に係る建物ユニット輸送方法、建物ユニット、ユニット建物は、輸送制限値を超えることなく断熱性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係るユニット建物は、コストを低減させることができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る建物ユニットの輸送時の状態の一例を示す外観斜視図である。 第1実施形態に係る建物ユニットを建物上下方向で切断した状態を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係る建物ユニットを建物上下方向と直交する向きで切断した状態を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係る建物ユニットを示す平面図である。 第1実施形態に係る建物ユニットを車両で輸送している状態を概略的に示した斜視図である。 対比例に係る建物ユニットを示す平面図である。 対比例に係る建物ユニットを建物上下方向で切断した状態を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係る建物ユニットにおけるL型柱部外壁パネルと躯体フレームとの関係を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係るユニット建物における板状柱部外壁パネルと建物ユニットとの関係を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係るユニット建物を建物上下方向で切断した状態を示す拡大断面図である。
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る建物ユニット、ユニット建物及び外壁パネル輸送方法の第1実施形態について説明する。
図1に示されるように、建物ユニット10は、躯体フレーム12とその躯体フレーム12の建物外側に取り付けられる外壁パネル14とを備えた構成とされている。躯体フレーム12は、いわゆる箱型に形成され、躯体フレーム12の四隅に立設された柱16と、柱16の上端部同士を連結する長短二種類の天井大梁18と、柱16の下端部同士を連結する長短二種類の床大梁20と、によって構成されている。
図2に示されるように、外壁パネル14は、外壁フレーム22と外壁面材24と断熱材26とにより構成されている。外壁フレーム22は、間柱17と、支持金物28と、L型アングル材30と、横桟19と、により構成されている。間柱17は、角柱状に形成されており、かつ、間柱17は建物上下方向を長手方向として複数配置されている。また、複数の間柱17同士は、天井大梁18及び床大梁20に沿って間隔を空けて設けられている。さらに、間柱17は、金属より熱伝導率の低い材質で構成されており、本実施形態では木材により構成されている。
支持金物28は、建物上下方向上側に位置する取付部32と、取付部32の下方に設けられる延出部34によって構成されている。この取付部32は、略箱状かつこの略箱形状における建物上下方向上側に位置する上面及び躯体フレーム12側に設けられて躯体フレーム12と当接する側面36と対向する位置の側面が取り除かれた形状に形成されている。
延出部34は、取付部32の建物上下方向下側に位置する下面38から建物上下方向に沿って下側に延出されている。この延出部34は、建物上下方向に直交する面で切断した断面が略U字状に形成されており、断面略U字状の開口が建物内側に向けられるように設けられている。
延出部34の建物上下方向下側には、延出部34の対向する側面が建物上下方向下側に延出した間柱挟持部40が設けられている。間柱挟持部40には、板厚方向に貫通された図示しない締結用穴が建物上下方向に沿って複数並んで設けられている。そして、間柱挟持部40に間柱17の上端部44が挿入されている。この状態で、複数のビス46を締結用穴内に挿入し締結することによって支持金物28は間柱17の上端部44に固定される。なお、支持金物28は、上端部44と同様に間柱17の下端部42にも取り付けられた構成とされており、下端部42に取り付けられた支持金物28は、上端部44における支持金物28と建物上下方向に直交する面で面対称となるように取り付けられている。
支持金物28の取付部32の側面36には、板厚方向に貫通された図示しないボルト締結穴が設けられている。このボルト締結穴は、躯体フレーム12の天井大梁18及び床大梁20の建物外側面48にあらかじめ設けられている板厚方向に貫通された図示しない支持金物固定穴と同一軸上の位置に設けられている。これにより、支持金物28のボルト締結穴と躯体フレーム12の支持金物固定穴とにボルト50を挿通させてナット52で締結することで、支持金物28は躯体フレーム12の天井大梁18及び床大梁20に取り付けられる。
間柱17の上端部44の端部面54には、連結延設部材としてのL型アングル材30が取り付けられている。このL型アングル材30は、建物上下方向に沿って立設されたアングル材側面58とアングル材側面58の下縁56からアングル材側面58に対し直交する方向に延出されたアングル材底面60とで断面がL字型に形成されている。また、間柱17の長手方向と直交する方向に延設されている。
L型アングル材30は、L型アングル材30の断面内側が建物内側方向へと向けられると共に、アングル材底面60の建物上下方向下側に設けられる断面外側面39と間柱17の端部面54とが当接されている。そして、アングル材底面60に設けられた板厚方向に貫通された図示しないビス締結穴にビス46を挿通させて締め付けることで、間柱17へ取り付けられている。
また、L型アングル材30は、天井大梁18及び床大梁20に沿って間隔を空けるように複数設けられている他の間柱17にも前述と同様の構成で取り付けられている。さらに、間柱17の下端部42には、上端部44と同様の構成でL型アングル材30が取り付けられている。したがって、複数の間柱17の上端部44同士及び下端部42同士はそれぞれL型アングル材30を介して連結されている。
間柱17の上端部44に取り付けられたL型アングル材30は、アングル材側面58の建物内側面が建物ユニット10の天井大梁18の建物外側面48と接すると共に、アングル材底面60の建物上下方向の上側に設けられる断面内側面41が天井板62と間隙を有して設けられている。また、間柱17の下端部42に取り付けられたL型アングル材30は、アングル材側面58の建物内側面が建物ユニット10の床大梁20の建物外側面48と接すると共に、アングル材底面60の断面内側面41が床板64と接する位置に設けられている。
支持金物28の延出部34と天井大梁18の建物外側面48及び床大梁20の建物外側面48との間には、間隙66が設けられている。この間隙66内には、間隙用断熱材68が設けられている。
間柱17の建物外側面には、一例として木材で構成された横桟19が複数設けられている。この横桟19は建物水平方向を長手方向として取り付けられていると共に、隣接する横桟19同士が建物上下方向に沿って間隔を空けるように間柱17へ取り付けられている。
図3に示されるように、複数の間柱17同士の間には、空間70が形成されると共に、空間70内に内側断熱材31が設けられる。この内側断熱材31は、一例として繊維系断熱材で構成されており、空間70を埋めるように設けられている。
断熱材26は、一例として樹脂系断熱材で構成されかつ外壁面材24の板厚と略同一の板厚とされた第一断熱材27と、第一断熱材27と同様に一例として樹脂系断熱材で構成されかつ第一断熱材27の板厚と後述する通気胴縁72の板厚とを合計した寸法と略同一の板厚とされた第二断熱材29とで構成されている。第一断熱材27及び第二断熱材29は、隣接する横桟19同士の間に設けられている。
第一断熱材27の建物外側面76には、通気胴縁72が複数設けられている。この通気胴縁72は、角柱状に形成されていると共に、第一断熱材27を間柱17との間に有して間柱17と対向する位置に建物上下方向を長手方向として横桟19へ取り付けられている。この結果、通気胴縁72の建物外側面74と第二断熱材29の建物外側面77とは略同一面上に位置するように配置される。
外壁面材24は、建物外側面としての意匠面86を建物外側に向けて通気胴縁72の建物外側面74に図示しないねじ等により取り付けられている。したがって、通気胴縁72と接合されている箇所以外では、外壁面材24は第一断熱材27と間隙66を有している。また、間柱17の建物内側には、内壁下地78が取り付けられており、この内壁下地78の建物内側には室内側の壁である内壁面材80が取り付けられている。
次に、図4、5を用いて、上述した建物ユニット10の建物ユニット輸送方法について説明する。
図4に示されるように、建物ユニット10は、この建物ユニット10を生産する工場内で躯体フレーム12の一方の桁側側面35及び一方の妻側側面37にのみ外壁パネル14が取り付けられている。すなわち、対向する他方の桁側側面35及び他方の妻側側面37には外壁パネル14は取り付けられていない状態で工場から出荷される。なお、この工程が、請求項1記載の「第1外壁取り付け工程」に相当する。また、前述の他方の妻側側面37には外壁パネル14が取り付けられた状態としてもよい。
次に、図5に示されるように、工場から出荷された建物ユニット10は、トラック82等の車両により建物ユニット10によって構成されるユニット建物の建築地へと輸送される。建築地へと輸送された建物ユニット10は基礎上に載置されると共に、外壁パネル14が取り付けられていない他方の桁側側面35には別のトラック82等により輸送された外壁パネル14と同一の構成とされた別の外壁パネル15が取り付けられる。この別の外壁パネル15は、外壁面材24と外壁フレーム22と断熱材26とを備えている点が外壁パネル14と同一であり、断熱材26の板厚が外壁パネル14の断熱材26と異なっていたり、外壁フレーム22の構成が外壁パネル14の外壁フレーム22と異なっていてもよい。なお、この工程が、請求項1記載の「第2外壁取り付け工程」に相当する。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
ここで、図6、7に示される対比例を用いながら、本実施形態の作用並びに効果を説明することにする。なお、本実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図7に示されるように、建物ユニット100には、躯体フレーム101と、躯体フレーム101の建物外側に取り付けられる外壁パネル102と、外壁パネル102の建物内側にブロック117を介して取り付けられる内壁パネル104とを備えた構成とされている。
外壁パネル102は、外壁面材106と外壁面材106の裏面側に固定された外壁フレーム108とで構成されており、外壁フレーム108を建物ユニット100の天井大梁110及び床大梁112に取り付けることで外壁パネル102が躯体フレーム101に取り付けられている。また、内壁パネル104は内壁面材114と内壁面材114の裏面側に固定された内壁フレーム116と内壁フレーム116の枠内に組み込まれた内側断熱材118とで構成されており、内壁フレーム116をブロック117を介して外壁フレーム108に取り付けることで内壁パネル104が躯体フレーム101に取り付けられている。
通常、建物ユニット100の躯体フレーム101に対する外壁パネル102及び内壁パネル104の取り付け作業は工場で行われる。そして、工場から建物ユニット100によって構成されるユニット建物の建築地までは、図5に示されるようにトラック82等の車両により輸送される。具体的には、トラック82の荷台84に建物ユニット100を搭載した状態で輸送される。このため、建物ユニット100のサイズは、道路交通法上の積載物の輸送制限値以下にする必要がある。
この道路交通法上の積載部の輸送制限値は、車両進行方向を積載物の長さとし、車両進行方向に対し水平面上で直交する方向を積載物の幅とすると、長さの寸法よりも幅の寸法の方が短い。このため、直方体形状とされている建物ユニット100は、桁方向をトラック82の荷台84の長手方向とした向きで搭載される。この結果、建物ユニット100の桁方向の寸法に比べて妻方向の寸法Dが道路交通法上の積載物の寸法制限値に対し余裕が無い。
一方、建物ユニット100は、内部の室内空間を大きくするために建物ユニット100のサイズを可能な限り大きくすることが望ましい。したがって、建物ユニット100の妻方向の寸法Dは工場出荷状態である外壁パネル102が躯体フレーム101に取り付けられた状態で道路交通法上の積載物の輸送制限値を超えない範囲で略同一とされている。
外壁パネル102が取り付けられる建物ユニット100の断熱性能を向上させるためには、建物ユニット100の天井大梁110、床大梁112及び柱120の建物外側面にも断熱材を設けることが望ましい。しかしながら、上述のとおり建物ユニット100の妻方向の寸法は道路交通法上の輸送制限値を超えない範囲で略同一とされている。したがって、外壁パネル102に断熱材を設けると、建物ユニット100の桁方向及び妻方向の寸法が増加し、特に妻方向の場合は寸法が輸送制限値を超えてしまうため、外壁面材106と外壁フレーム108との間に断熱材を設けることができない。この結果、建物ユニット100の断熱性能を向上させることができない。
これに対し、図4に示されるように、本発明によれば、輸送時の建物ユニット10は、妻側の寸法を輸送制限値以内とするために躯体フレーム12の一方の桁側側面35にのみ外壁面材24、外壁フレーム22及び断熱材26で構成された外壁パネル14が取り付けられ、対向する他方の桁側側面35には外壁パネル14が取り付けられずに輸送される。この建物ユニット10の寸法は、躯体フレーム12の一方の桁側側面35と他方の桁側側面35とに外壁面材24及び外壁フレーム22が取り付いた状態で輸送制限値以下とされている。このことから、他方の桁側側面35に外壁面材24及び外壁フレーム22を有する外壁パネル14を取り付けないことで寸法に余裕が産まれ、その余裕寸法分と略同一の板厚とされた断熱材26を、外壁面材24及び外壁フレーム22と共に外壁パネル14として躯体フレーム12の一方の桁側側面35に取り付けることができる。したがって、建物ユニット10の輸送時に輸送制限値以上とならずに天井大梁18、床大梁20及び柱16の建物外側面にも断熱材26を設けることができる。また、建物ユニット10の他方の桁側側面35には、別のトラック82等により輸送された外壁パネル15をユニット建物の建築地において取り付けることで、完成状態で建物ユニット10の一方の桁側側面35と同様に他方の桁側側面35の天井大梁18、床大梁20及び柱16の建物外側面に断熱材26を設けることができる。なお、建物ユニット10の桁側側面35に限らず、輸送制限値が比較的緩い妻側側面37も桁側側面35と同様に断熱材26を含んだ外壁パネル14を当然設けることができる。これにより、輸送制限値を超えることなく完成状態で建物ユニット10の全側面の天井大梁18及び床大梁20の建物外側面48と柱16の建物外側面74とに断熱材を設けることができる。
また、外壁フレーム22と外壁面材24との間に断熱材26が設けられているため、躯体フレーム12を介した建物ユニット10の内外の熱の伝導を抑制することができる。
さらに、外壁面材24と外壁フレーム22とが建物ユニット10の一方の桁側側面35及び他方の桁側側面35に取り付けられた場合における妻側の寸法Dは輸送制限値以下とされていることから、一方の桁側側面35に外壁面材24と外壁フレーム22とを有する外壁パネル14を取り付けずに、他方の桁側側面35に外壁面材24の厚さと同等の断熱材26を外壁面材24及び外壁フレーム22と共に外壁パネル14として取り付けた場合における妻側の寸法Dは輸送制限値以下となり、建物ユニット10の天井大梁18、床大梁20及び柱16の建物外側面に断熱材26を設けた構成の建物ユニット10をトラック82等の車両で輸送することができる。これらのことから、建物ユニット10の輸送時に輸送制限値を超えることなく建物ユニット10の断熱性能を向上させることができる。同時に、建物ユニット10の天井大梁18、床大梁20及び柱16の建物外側面に断熱材26を設けた構成の建物ユニット10を含んで構成されたユニット建物の断熱性能も向上させることができる。
また、本実施形態では以下の効果を得ることができる。
すなわち、外壁パネル14を構成する外壁フレーム22の間柱17は、木材により構成されている。したがって、外壁フレーム22を介して外壁パネル14の内外での熱の伝導が抑制されることから、外壁面材24と外壁フレーム22との間に設けられる断熱材26による熱の伝導の抑制効果と併せてより一層の断熱性能の向上を図ることが可能となる。
また、支持金物28は、側面36を備えており、側面36と躯体フレーム12の天井大梁18及び床大梁20とが当接されることで外壁パネル14は支持金物28を介して建物ユニット10の躯体フレーム12に取り付けられている。側面36以外の箇所では、支持金物28と躯体フレーム12とは間隙66が形成されており、この間隙66に間隙用断熱材68が設けられている。したがって、この間隙66を通じた熱の伝導を抑制することができる。その結果、建物ユニット10の内外の熱の伝導を最小限に抑えることができる。これにより、建物ユニット10の室内の熱損失を一層抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、図8〜10を用いて、本発明の第2実施形態に係る建物ユニットの断熱構造について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図8に示されるように、連結外壁パネルとしてのL型柱部外壁パネル88は、建物外側に設けられたL型形状の柱部外壁面材90と、この柱部外壁面材90の両端部の裏面に配置され柱部外壁面材90の端部をそれぞれ支持するアングル状の柱部外壁フレーム91と、この柱部外壁フレーム91の枠内に配置された柱用断熱材92と、によって構成されている。
柱部外壁面材90は、建物ユニット10の桁方向に沿って設けられる桁側外壁面材94と、妻方向に沿って設けられる妻側外壁面材96と、によって構成されている。
柱部外壁面材90の建物内側面140には、柱用断熱材92が設けられている。この柱用断熱材92は、柱部外壁面材90の桁側外壁面材94に沿って設けられる桁側断熱材142と、妻側外壁面材96に沿って設けられる妻側断熱材144とで構成されている。
L型柱部外壁パネル88が建物ユニット10に取り付けられる場合は、柱用断熱材92の建物内側面148を柱16の建物外側面74に当接させるように配置すると共に、建物ユニット10に既に取り付けられている外壁パネル14の外壁フレーム22へL型柱部外壁パネル88の柱部外壁フレーム91を図示しない締結具で締結することで取り付けられている。
図9に示されるように、連結外壁パネルとしての板状柱部外壁パネル146は、建物外側に設けられる柱部外壁面材150と、この柱部外壁面材150の裏面に配置され柱部外壁面材150を支持する柱部外壁フレーム151と、この柱部外壁フレーム151の枠内に設けられる柱用断熱材152により構成されている。
柱部外壁面材150は、後述する内部建物ユニット162の妻方向に沿って設けられている。また、柱部外壁面材150は建物上下方向と直交する方向での断面が直線状とされている。さらに、柱部外壁面材150の建物内側面153には、柱部外壁面材150に沿って柱用断熱材152が設けられている。
隣接する内部建物ユニット162の妻側側面158には、外壁パネル160がそれぞれ取り付けられている。外壁パネル160は、この外壁パネル160の一方の端部154が柱16の建物外側面74と当接すると共に他方の端部155は柱16と離間した状態で外壁フレーム22を介して躯体フレーム12へと取り付けられている。
板状柱部外壁パネル146は、隣接する内部建物ユニット162同士の隣り合う柱16の建物外側面74に当接させるようにすると共に、一方の端部に一方の内部建物ユニット162の外壁パネル160を接合させ、他方の端部に他方の内部建物ユニット162の外壁パネル160とを接合させることで、一方の内部建物ユニット162の外壁パネル160と他方の内部建物ユニット162の外壁パネル160とを板状柱部外壁パネル146を介して連結している。
図10に示されるように、ユニット建物156は躯体フレーム12の桁側側面35に外壁パネル14が取り付けられた建物ユニット10と、桁側側面35に外壁パネル14が取り付けられない内部建物ユニット162とで構成されている。内部建物ユニット162は、ユニット建物156の建物外側に面する位置に妻側側面37の一方が配置されており、このユニット建物156の建物外側に面する位置の妻側側面37にのみ外壁パネル160が設けられている。また、この外壁パネル160は、建物外側に面する位置の妻側側面37における一方の柱16から外壁パネル14の略板厚分突出されている。つまり、内部建物ユニット162の妻側の寸法E(図9参照)は、一方の桁側側面35に外壁パネル14が取り付けられている建物ユニット10の妻側の寸法D(図5参照)と略同一とされている。したがって、内部建物ユニット162はトラック82等の車両で工場から建築地へと輸送することができる。
建物ユニット10と内部建物ユニット162とが隣接するそれぞれの妻側側面37には、L型柱部外壁パネル88及び板状柱部外壁パネル146が取り付けられている。L型柱部外壁パネル88及び板状柱部外壁パネル146は、ユニット建物156の建築地にてそれぞれ建物ユニット10と内部建物ユニット162との妻側側面37へ取り付けられる。したがって、一方の桁側側面35に外壁パネル14が取り付けられた建物ユニット10は、工場出荷時では妻側の寸法F(図8参照)は輸送制限値以内とされるため、トラック82等の車両で工場から建築地へと輸送することができる。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によれば、ユニット建物156を構成する建物ユニット10と内部建物ユニット162とが隣り合う場合のそれぞれの柱16の建物外側面74にL型柱部外壁パネル88及び板状柱部外壁パネル146が取り付けられることで、建物ユニット10の外壁パネル14と内部建物ユニット162の外壁パネル160とが連結される。また、内部建物ユニット162には桁側側面35に外壁パネル14が取り付けられないため、妻側側面37の一方に取り付けられる外壁パネル160の妻方向の長さを輸送制限値まで延長することができる。すなわち、妻側側面の外壁パネル14の妻方向の一方の端部154を躯体フレーム12の柱16から外壁パネル14の板厚と同等量突出させることができる。この一方の端部154が突出された外壁パネル160を有する内部建物ユニット162同士を隣接させる場合、外壁パネル14の突出した一方の端部154同士を隣り合って配置させて、端部154同士の間の図示しない目地にパッキン等を設けることで、建物ユニット自体の寸法を輸送制限値以内としかつ連結外壁パネル164を不要とすることができる。つまり、輸送制限値を超えることなく部品点数を減らすことができる。これにより、コストを低減させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 建物ユニット
12 躯体フレーム
14 外壁パネル
16 柱
18 天井大梁
20 床大梁
22 外壁フレーム
24 外壁面材
26 断熱材
35 桁側側面
74 建物外側面
86 意匠面(外壁面材の建物外側面)
88 L型柱部外壁パネル(連結外壁パネル)
146 板状柱部外壁パネル(連結外壁パネル)
154 端部
160 外壁パネル
162 内部建物ユニット

Claims (6)

  1. 建物外側面に設けられると共に、柱と梁とで箱型に形成された躯体フレームへ当接される側面以外の箇所では前記躯体フレームとの間に間隙を形成した状態で前記躯体フレームに取り付けられる外壁フレームと、前記外壁フレームの建物外側と前記間隙とにそれぞれ設けられた断熱材と、前記断熱材を前記外壁フレームとの間に有して前記外壁フレームへ取り付けられた外壁面材とを含んで構成された外壁パネルと、
    前記躯体フレームを有し、前記躯体フレームの一方の桁側側面及び前記一方の桁側側面と対向する前記躯体フレームの他方の桁側側面に前記外壁面材と前記外壁フレームとが取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁面材の建物外側面から前記他方の桁側側面の外壁面材の建物外側面までの寸法、並びに、前記一方の桁側側面にのみ前記外壁パネルが取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面から前記他方の桁側側面に面する前記柱の建物外側面までの寸法が、輸送制限値以内とされると共に、前記一方の桁側側面及び前記他方の桁側側面に前記外壁パネルがそれぞれ取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面から前記他方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面までの寸法が輸送制限値を超える建物ユニットに適用され、
    予め工場内で前記建物ユニットの前記一方の桁側側面に前記外壁パネルを取り付ける第1外壁取り付け工程と、前記一方の桁側側面に前記外壁パネルが取り付けられた前記建物ユニットを建築地へ輸送して当該建築地において前記他方の桁側側面に前記外壁パネルと同一の構成とされた外壁パネルを取り付ける第2外壁取り付け工程と、を有する、
    建物ユニット輸送方法。
  2. 前記断熱材は、前記外壁面材の厚さと同等の厚さとされた、
    請求項1記載の建物ユニット輸送方法。
  3. 柱と梁とで箱型に形成された躯体フレームと、
    前記躯体フレームの一方の桁側側面と前記一方の桁側側面と対向する前記躯体フレームの他方の桁側側面とにそれぞれ取り付けられ、前記躯体フレームへ当接される側面以外の箇所では前記躯体フレームとの間に間隙を形成した状態で前記躯体フレームに取り付けられる外壁フレームと、前記外壁フレームの建物外側と前記間隙とにそれぞれに設けられた断熱材と、前記断熱材を前記外壁フレームとの間に有して前記外壁フレームへ取り付けられた外壁面材とを含んで構成された一対の外壁パネルと、
    を有し、
    前記躯体フレームの前記一方の桁側側面と前記躯体フレームの前記他方の桁側側面とに前記外壁面材と前記外壁フレームとが取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁面材の建物外側面から前記他方の桁側側面の外壁面材の建物外側面までの寸法、並びに、前記一方の桁側側面にのみ前記外壁パネルが取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面から前記他方の桁側側面に面する前記柱の建物外側面までの寸法が、輸送制限値以内とされると共に、前記一方の桁側側面及び前記他方の桁側側面に前記外壁パネルがそれぞれ取り付けられた場合における前記一方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面から前記他方の桁側側面の前記外壁パネルの建物外側面までの寸法が輸送制限値を超えている、
    建物ユニット。
  4. 前記断熱材は、前記外壁面材の厚さと同等の厚さとされた、
    請求項記載の建物ユニット。
  5. 請求項3又は請求項に記載された建物ユニットを含んで構成された、
    ユニット建物。
  6. 前記建物ユニットと前記建物ユニットに隣接しかつ桁側側面に外壁パネルが取り付けられない内部建物ユニットとが隣接する場合における前記建物ユニットと前記内部建物ユニットとのそれぞれの柱のうち建物外側に配置されかつ隣り合う位置に配置された一対の柱の建物外側面には、前記建物ユニットと前記内部建物ユニットとの妻側側面にそれぞれ取り付けられた外壁パネルを連結する連結外壁パネルが取り付けられると共に、
    前記内部建物ユニット同士が隣接する場合における一方の前記内部建物ユニットと他方の前記内部建物ユニットとのそれぞれの柱のうち前記ユニット建物の建物外側に配置されかつ隣り合う位置に配置された一対の柱の建物外側面には、前記一方の内部建物ユニットの妻側側面に取り付けられた前記外壁パネルと前記他方の内部建物ユニットの妻側側面に取り付けられた前記外壁パネルとがそれぞれ取り付けられ、かつ、それぞれの前記外壁パネルの対向する端部同士が隣り合って配置されている、
    請求項記載のユニット建物。
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