JP6019943B2 - スピンドル装置 - Google Patents
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Description
(1) 軸方向一端側に加工工具が取り付けられる回転軸と、
前記回転軸を軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、
前記回転軸に外嵌する環状の金属部材と、
前記金属部材の周囲に一体回転可能に固定され、前記軸受への液体の浸入を抑制する防水機能を有するフリンガーと、
を備えたスピンドル装置であって、
前記金属部材は、第1及び第2の金属部材からなり、
前記第1の金属部材は、軸方向に延びる円筒部を有する間座であり、
前記第2の金属部材は、前記円筒部よりも径方向外側に延在し、該円筒部の軸方向他端面及び前記軸受の内輪の軸方向一端面に当接する間座であり、
前記フリンガーは、前記第1の金属部材の円筒部に外嵌される円筒状の基部と、前記基部から径方向外側に延設する延設部と、を有するとともに、繊維強化複合材料からなり、
前記基部の軸方向長さをLとし、前記基部が外嵌される前記円筒部の外周面の軸方向長さをL´としたとき、L>L´である
ことを特徴とするスピンドル装置。
(2) 軸方向一端側に加工工具が取り付けられる回転軸と、
前記回転軸を軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、
前記回転軸に外嵌する環状の金属部材と、
前記金属部材の周囲に一体回転可能に固定され、前記軸受への液体の浸入を抑制する防水機能を有するフリンガーと、
を備えたスピンドル装置であって、
前記金属部材は、第1及び第2の金属部材からなり、
前記第1の金属部材は、軸方向に延びる円筒部を有する間座であり、
前記第2の金属部材は、軸方向に延びて前記円筒部の軸方向他端面及び前記軸受の内輪の軸方向一端面に当接する他の円筒部と、前記他の円筒部の軸方向他端側から径方向外側に延設される他の鍔部と、を有する鍔付き間座であり、
前記フリンガーは、前記第1の金属部材の円筒部及び前記第2の金属部材の他の円筒部に外嵌される円筒状の基部と、前記基部から径方向外側に延設する延設部と、を有するとともに、繊維強化複合材料からなり、
前記基部の軸方向長さをLとし、前記基部が外嵌される前記第1の金属部材の円筒部及び前記第2の金属部材の他の円筒部の外周面の軸方向長さの合計をL´としたとき、L>L´である
ことを特徴とするスピンドル装置。
(3) 軸方向一端側に加工工具が取り付けられる回転軸と、
前記回転軸を軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、
前記回転軸に外嵌する環状の金属部材と、
前記金属部材の周囲に一体回転可能に固定され、前記軸受への液体の浸入を抑制する防水機能を有するフリンガーと、
を備えたスピンドル装置であって、
前記金属部材は、軸方向に延びて前記軸受の内輪の軸方向一端面に当接する円筒部を有する間座であり、
前記フリンガーは、前記金属部材の円筒部に外嵌される円筒状の基部と、前記基部から径方向外側に延設する延設部と、を有するとともに、繊維強化複合材料からなり、
前記基部の軸方向長さをLとし、前記基部が外嵌される前記円筒部の外周面の軸方向長さをL´としたとき、L>L´である
ことを特徴とするスピンドル装置。
(4) 所定の昇温による前記基部及び前記円筒部の外周面の軸方向長さの膨張量を、それぞれΔL及びΔL´としたとき、ΔL´−ΔL<L−L´である
ことを特徴とする(1)〜(3)の何れか1つに記載のスピンドル装置。
(5) 0.1≦L−L´≦1(mm)である
ことを特徴とする(1)〜(3)の何れか1つに記載のスピンドル装置。
(6) ΔL´−ΔL+0.1<L−L´<ΔL´−ΔL+1(mm)である
ことを特徴とする(4)に記載のスピンドル装置。
また、フリンガーの基部の軸方向長さをLとし、基部が外嵌される部位の軸方向長さをL´としたとき、L>L´となるように設定した。したがって、間座である(第1及び第2の)金属部材をナット等で軸方向に締め付けることによって軸受内輪を位置決め固定した場合、間座を介してフリンガーに軸方向の締結力を与えることができるので、固定を確実とすることが可能である。
なお、回転軸11の構成は、一端側に加工工具が取り付けられるものであればよく、工具取付孔24及び雌ねじ25の代わりに、回転軸11の軸芯にドローバーを摺動自在に挿嵌するようにしてもよい。ドローバーは、工具ホルダを固定する不図示のコレット部を備え、皿ばねの力によってコレット部を反工具側方向に付勢する。
なお、フリンガー40のボス部42と第2の金属部材71とのシメシロL−L´は、スピンドル装置1の各構成部品の製作精度(特に軸方向の寸法精度)に応じて、適切に設定される。
11 回転軸
12 前側軸受外輪押え
12a 軸方向前面(軸方向一端面)
12b 外周面
12c 内周面
13 外筒
13a 外周面
16 ナット
40 フリンガー
42 ボス部(基部)
43 円盤部
44 円環部
45 延設部
50 前側軸受(軸受)
51 外輪
52 内輪
53 玉
54 外輪間座
55 内輪間座
70 第1の金属部材
70a 円筒部
70b 鍔部
70c 軸方向前面
70d 軸方向後面(軸方向他端面)
70e 軸方向後面
71 第2の金属部材
71a 軸方向前面
71b 軸方向後面
71c 円筒部
71d 鍔部
72 金属部材
72a 円筒部
72b 鍔部
72e 軸方向後面
H ハウジング
M モータ
Claims (6)
- 軸方向一端側に加工工具が取り付けられる回転軸と、
前記回転軸を軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、
前記回転軸に外嵌する環状の金属部材と、
前記金属部材の周囲に一体回転可能に固定され、前記軸受への液体の浸入を抑制する防水機能を有するフリンガーと、
を備えたスピンドル装置であって、
前記金属部材は、第1及び第2の金属部材からなり、
前記第1の金属部材は、軸方向に延びる円筒部を有する間座であり、
前記第2の金属部材は、前記円筒部よりも径方向外側に延在し、該円筒部の軸方向他端面及び前記軸受の内輪の軸方向一端面に当接する間座であり、
前記フリンガーは、前記第1の金属部材の円筒部に外嵌される円筒状の基部と、前記基部から径方向外側に延設する延設部と、を有するとともに、繊維強化複合材料からなり、
前記基部の軸方向長さをLとし、前記基部が外嵌される前記円筒部の外周面の軸方向長さをL´としたとき、L>L´である
ことを特徴とするスピンドル装置。 - 軸方向一端側に加工工具が取り付けられる回転軸と、
前記回転軸を軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、
前記回転軸に外嵌する環状の金属部材と、
前記金属部材の周囲に一体回転可能に固定され、前記軸受への液体の浸入を抑制する防水機能を有するフリンガーと、
を備えたスピンドル装置であって、
前記金属部材は、第1及び第2の金属部材からなり、
前記第1の金属部材は、軸方向に延びる円筒部を有する間座であり、
前記第2の金属部材は、軸方向に延びて前記円筒部の軸方向他端面及び前記軸受の内輪の軸方向一端面に当接する他の円筒部と、前記他の円筒部の軸方向他端側から径方向外側に延設される他の鍔部と、を有する鍔付き間座であり、
前記フリンガーは、前記第1の金属部材の円筒部及び前記第2の金属部材の他の円筒部に外嵌される円筒状の基部と、前記基部から径方向外側に延設する延設部と、を有するとともに、繊維強化複合材料からなり、
前記基部の軸方向長さをLとし、前記基部が外嵌される前記第1の金属部材の円筒部及び前記第2の金属部材の他の円筒部の外周面の軸方向長さの合計をL´としたとき、L>L´である
ことを特徴とするスピンドル装置。 - 軸方向一端側に加工工具が取り付けられる回転軸と、
前記回転軸を軸受を介して回転自在に支持するハウジングと、
前記回転軸に外嵌する環状の金属部材と、
前記金属部材の周囲に一体回転可能に固定され、前記軸受への液体の浸入を抑制する防水機能を有するフリンガーと、
を備えたスピンドル装置であって、
前記金属部材は、軸方向に延びて前記軸受の内輪の軸方向一端面に当接する円筒部を有する間座であり、
前記フリンガーは、前記金属部材の円筒部に外嵌される円筒状の基部と、前記基部から径方向外側に延設する延設部と、を有するとともに、繊維強化複合材料からなり、
前記基部の軸方向長さをLとし、前記基部が外嵌される前記円筒部の外周面の軸方向長さをL´としたとき、L>L´である
ことを特徴とするスピンドル装置。 - 所定の昇温による前記基部及び前記円筒部の外周面の軸方向長さの膨張量を、それぞれΔL及びΔL´としたとき、ΔL´−ΔL<L−L´である
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のスピンドル装置。 - 0.1≦L−L´≦1(mm)である
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のスピンドル装置。 - ΔL´−ΔL+0.1<L−L´<ΔL´−ΔL+1(mm)である
ことを特徴とする請求項4に記載のスピンドル装置。
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JP2012191663A JP6019943B2 (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | スピンドル装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012191663A JP6019943B2 (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | スピンドル装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012191663A Expired - Fee Related JP6019943B2 (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | スピンドル装置 |
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JPH02116068U (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-17 | ||
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2012
- 2012-08-31 JP JP2012191663A patent/JP6019943B2/ja not_active Expired - Fee Related
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