JP6017385B2 - 発光体及びコア−シェル発光体前駆体 - Google Patents
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Description
−通常リン酸塩または無機酸化物を主成分とする無機コア;及び
−場合によりテルビウムがドープ処理されているランタン及び/またはセリウムの混合リン酸塩(LAP)を主成分とし、300nm以上、特に0.3〜1ミクロン(例えば、0.5〜1.8ミクロン)の厚さで前記無機コアを均質に覆っているシェル;
からなる。
−通常リン酸塩または無機酸化物を主成分とする無機コア;及び
−場合によりテルビウムがドープ処理されているランタン及び/またはセリウムの混合リン酸塩(LAP)を主成分とし、300nm以上、特に0.3〜1ミクロンの厚さで前記無機コアを均質に覆っているシェル;
からなる。
(A)ランタン及び/またはセリウム及び場合によりテルビウムの可溶性塩の水溶液(s)を、徐々に及び連続的に、攪拌下、その後起こる混合リン酸塩の沈降反応の間反応媒体のpHをほぼ一定の値に、初期pH(pH0)の両側において多くとも0.5pH単位しか変動させずに維持しながら、分散状態にある無機物質を主成分とする初期粒子(p0)及びリン酸イオンを当初含む、pH01〜5、特に1〜2を有する水性媒体(m)に添加して、ランタン及び/またはセリウム及び場合によりテルビウムの混合リン酸塩のコアの表面上に堆積された無機物質を主成分とするコアを含む粒子を得ること;次いで
(B)得られた粒子を反応媒体から分離し、400〜900℃、好ましくは少なくとも600℃に等しい温度で熱処理すること。
本発明の方法のステップ(A)において、ランタン及び/またはセリウム及びテルビウムの混合リン酸塩の直接沈降は、ランタン及び/またはセリウム及び場合によりテルビウムの可溶性塩の溶液(s)をリン酸イオンを含有する媒体(m)と制御pH下で反応させることにより実施される。
I=(φ84−φ16)/(2×φ50)
ここで、
φ84は粒子の84%がφ84以下の直径を有している粒子の直径であり、
φ16は粒子の16%がφ16以下の直径を有している粒子の直径であり、
φ50は粒子の50%がφ50以下の直径を有している粒子の直径である。
ステップ(B)において、ステップ(A)の終了時に得られるような表面修飾されている粒子をまず反応媒体から分離する。これらの粒子はステップ(A)の終了時にそれ自体公知の手段により、特に簡単な濾過により、または他のタイプの固液分離により容易に回収され得る。実際、支持されているLAP混合リン酸塩は本発明の方法の条件下で沈降し、沈殿はゲル状でなく容易に濾過され得る。
ステップ(B)の終了時に、粒状の前駆体(P)が得られる。この粒子は特殊な形態を有し、すなわち場合によりテルビウムがドープ処理されている混合ランタン及び/またはセリウムリン酸塩の結晶からなる均質なコーティングにより被覆されている無機コアを含む。
La(1−x−y)CexTbyPO4 (I)
(式中、xは場合により0、または0から0.95であり、yは0.05〜0.3であり、合計(x+y)は1以下である)
に相当する。
La(1−x−y)CexTbyPO4 (Ia)
(式中、xは0.1から0.5であり、yは0.1〜0.3であり、合計(x+y)は0.4〜0.6である)
に相当するセリウムLAPである。
La(1−y)TbyPO4 (Ib)
(式中、yは0.05〜0.3である)
に相当するセリウム非含有LAPである。
La(1−y)CeyPO4 (Ic)
(式中、yは0.01〜0.3である)
に相当するテルビウム非含有LAPである。
本発明の方法のステップ(C)では、前駆体(P)粒子は900℃以上、有利にはほぼ少なくとも1000℃の温度で熱処理することにより有効な緑色発光体に変換される。
前駆体(P)の熱処理によりステップ(C)の終了時に得られるタイプの発光体(L)は、具体的には混合LAPリン酸塩を主成分とする外側シェルを含む。この混合リン酸塩は有利には上記式(I)、(Ia)または(Ib)の1つに相当する。この場合の発光体(L)は対応するリン酸塩を主成分とする前駆体を熱処理することにより得られる。
−シェルの混合リン酸塩がセリウムLAP(例えば、上記式(Ia)を有するリン酸塩)である“セリウム発光体”と称される発光体、
−シェルの混合リン酸塩がセリウムを含有していないLAP(例えば、上記式(Ib)を有するリン酸塩)である“セリウム非含有発光体”と称される発光体、及び
−シェルの混合リン酸塩がテルビウムを含有していないLAP(例えば、上記式(Ic)を有するリン酸塩)である“テルビウム非含有発光体”と称される発光体。
粒子直径を、水に分散させ、超音波(130W)を1分30秒間当てた粒子のサンプルについてレーザー粒度アナライザー(Malvern 2000)を用いて測定した。
粒子の切片(切片法)の透過型電子顕微鏡写真を高解像JEOL 2010 FEG TEM顕微鏡を用いて撮影した。EDS(エネルギー分散型分光法)による化学組成測定のための装置の空間解像度は<2nmであった。観察された形態と測定した化学組成の相関から、コア/シェル構造が立証され、顕微鏡写真でシェルの厚さを調べることができる。
X線回折図は、Bragg−Brentano方法に従って銅を対陰極としてKα線を用いて作成した。分解能は、LaPO4:Ce,Tb及びLaPO4ラインを分離するのに十分であるように選択した。好ましくは、Δ(2θ)<0.02°であった。
予め水酸化アンモニウムを添加してpH1.6とし、60℃に加熱したリン酸H3PO4溶液(500ml)に、1.5モル/lの全濃度を有し、0.855モル/lの硝酸ランタン、0.435モル/lの硝酸セリウム及び0.21モル/lの硝酸テルビウムから構成した希土類金属硝酸塩の溶液(500ml)を1時間かけて添加した。リン酸塩/希土類金属のモル比は1.15であった。沈降中のpHを水酸化アンモニウムを添加することにより1.6に調節した。
予め水酸化アンモニウムを添加してpH1.6とし、60℃に加熱したリン酸H3PO4溶液(1.725モル/l,500ml)に硝酸ランタン溶液(1.5モル/l,500ml)を1時間かけて添加した。沈降中のpHを水酸化アンモニウムを添加することにより1.6に調節した。
予め水酸化アンモニウムを添加してpH1.9とし、60℃に加熱したリン酸H3PO4溶液(1.725モル/l,500ml)に硝酸ランタン溶液(1.5モル/l,500ml)を1時間かけて添加した。沈降中のpHを水酸化アンモニウムを添加することにより1.9に調節した。
1L容量のビーカーにおいて、希土類硝酸塩の溶液(溶液A)を次のように調製した。すなわち、La(NO3)3の2.8M(d=1.678g/l)溶液(29.37g)、Ce(NO3)3の2.88M(d=1.715g/l)溶液(20.84g)、Tb(NO3)3の2M(d=1.548g/l)溶液(12.38g)及び脱イオン水(462ml)を混合して、組成(La0.49Ce0.35Tb0.16)(NO3)3を有する全部で0.1モルの希土類硝酸塩を得た。
1L容量のビーカーにおいて、希土類硝酸塩の溶液(溶液A)を次のように調製した。すなわち、La(NO3)3の2.8M(d=1.678g/l)溶液(29.37g)、Ce(NO3)3の2.88M(d=1.715g/l)溶液(20.84g)、Tb(NO3)3の2M(d=1.548g/l)溶液(12.38g)及び脱イオン水(462ml)を混合して、組成(La0.49Ce0.35Tb0.16)(NO3)3を有する全部で0.1モルの希土類硝酸塩を得た。
1L容量のビーカーにおいて、希土類硝酸塩の溶液(溶液A)を次のように調製した。すなわち、La(NO3)3の2.8M(d=1.678g/l)溶液(146.85g)、Ce(NO3)3の2.88M(d=1.715g/l)溶液(104.2g)及びTb(NO3)3の2M(d=1.548g/l)溶液(61.9g)に脱イオン水(462ml)を添加して500mlとし、混合して、組成(La0.49Ce0.35Tb0.16)(NO3)3を有する全部で0.5モルの希土類硝酸塩を得た。
比較例で得た前駆体粉末をAr/H2(1% 水素)雰囲気中1000℃で2時間か焼した。このステップの終了時にLAP発光体が得られた。平均粒径D50は4.5μmであり、分散指数は0.4であった。
実施例3で得た前駆体粉末をAr/H2(1% 水素)雰囲気中1000℃で2時間か焼した。このステップの終了時にコア/シェル発光体が得られた。平均粒径D50は8.9μmであり、分散指数は0.5であった。
実施例4で得た前駆体粉末をAr/H2(1% 水素)雰囲気中1000℃で2時間か焼した。このステップの終了時にコア/シェル発光体が得られた。平均粒径D50は5.9μmであり、分散指数は0.5であった。
実施例5で得た前駆体粉末をAr/H2(1% 水素)雰囲気中1000℃で2時間か焼した。このステップの終了時にコア/シェル発光体が得られた。平均粒径D50は6.3μmであり、分散指数は0.5であった。
1L容量のビーカーにおいて、希土類硝酸塩の溶液(溶液A)を次のように調製した。すなわち、La(NO3)3の2.8M(d=1.678g/l)溶液(29.37g)、Ce(NO3)3の2.88M(d=1.715g/l)溶液(20.84g)、Tb(NO3)3の2M(d=1.548g/l)溶液(12.38g)及び脱イオン水(462ml)を混合して、組成(La0.49Ce0.35Tb0.16)(NO3)3を有する全部で0.1モルの希土類硝酸塩を得た。
本実施例は密なLaPO4コアの製造に関する。
本実施例は密なLaPO4コアの製造に関する。
1L容量のビーカーにおいて、希土類硝酸塩の溶液(溶液A)を次のように調製した。すなわち、La(NO3)3の2.8M(d=1.678g/l)溶液(117.48g)、Ce(NO3)3の2.88M(d=1.715g/l)溶液(83.36g)、Tb(NO3)3の2M(d=1.548g/l)溶液(49.52g)及び脱イオン水(349ml)を混合して、組成(La0.49Ce0.35Tb0.16)(NO3)3を有する全部で0.4モルの希土類硝酸塩を得た。
1L容量のビーカーにおいて、希土類硝酸塩の溶液(溶液A)を次のように調製した。すなわち、La(NO3)3の2.8M(d=1.678g/l)溶液(146.85g)、Ce(NO3)3の2.88M(d=1.715g/l)溶液(104.2g)、Tb(NO3)3の2M(d=1.548g/l)溶液(61.9g)及び脱イオン水(312ml)を混合して、組成(La0.49Ce0.35Tb0.16)(NO3)3を有する全部で0.5モルの希土類硝酸塩を得た。
実施例3で得た前駆体粉末(200g)をTurbulat型ミキサーを用いて1重量%のLi2B4O7(2g)と30分間注意深く混合した。次いで、この混合物をAr/H2(5% 水素)雰囲気下1000℃で2時間か焼した。次いで、得られた生成物を熱水で洗浄した後、濾過し、乾燥した。このステップの後、LAP発光体が得られた。平均粒度D50は7.1μmであり、分散指数は0.5であった。
実施例13で得た前駆体粉末(150g)をTurbulat型ミキサーを用いて1重量%のLi2B4O7(1.5g)と30分間注意深く混合した。次いで、この混合物をAr/H2(5% 水素)雰囲気下1000℃で2時間か焼した。次いで、得られた生成物を熱水で洗浄した後、濾過し、乾燥した。このステップの後、LAP発光体が得られた。平均粒度D50は7.1μmであり、分散指数は0.5であった。
実施例14で得た前駆体粉末(150g)をTurbulat型ミキサーを用いて1重量%のLi2B4O7(1.5g)と30分間注意深く混合した。次いで、この混合物をAr/H2(5% 水素)雰囲気下1000℃で2時間か焼した。次いで、得られた生成物を熱水で洗浄した後、濾過し、乾燥した。このステップの後、LAP発光体が得られた。平均粒度D50は8.1μmであり、分散指数は0.4であった。
1L容量のビーカーにおいて、希土類硝酸塩の溶液(溶液A)を次のように調製した。すなわち、La(NO3)3の2.8M(d=1.678g/l)溶液(146.85g)、Ce(NO3)3の2.88M(d=1.715g/l)溶液(104.2g)、Tb(NO3)3の2M(d=1.548g/l)溶液(61.9g)及び脱イオン水(312ml)を混合して、組成(La0.49Ce0.35Tb0.16)(NO3)3を有する全部で0.5モルの希土類硝酸塩を得た。
実施例18で得た前駆体粉末(150g)をTurbulat型ミキサーを用いて1重量%のLi2B4O7(1.5g)と30分間注意深く混合した。次いで、この混合物をAr/H2(5% 水素)雰囲気下1000℃で2時間か焼した。次いで、得られた生成物を熱水で洗浄した後、濾過し、乾燥した。このステップの後、LAP発光体が得られた。平均粒度D50は8.1μmであり、分散指数は0.4であった。
1L容量のビーカーにおいて、希土類硝酸塩の溶液(溶液A)を次のように調製した。すなわち、La(NO3)3の2.8M(d=1.678g/l)溶液(146.85g)、Ce(NO3)3の2.88M(d=1.715g/l)溶液(104.2g)、Tb(NO3)3の2M(d=1.548g/l)溶液(61.9g)及び脱イオン水(312ml)を混合して、組成(La0.49Ce0.35Tb0.16)(NO3)3を有する全部で0.5モルの希土類硝酸塩を得た。
実施例20で得た前駆体粉末(100g)をTurbulat型ミキサーを用いて1重量%のLi2B4O7(1g)と30分間注意深く混合した。次いで、この混合物をAr/H2(5% 水素)雰囲気下1000℃で2時間か焼した。次いで、得られた生成物を熱水で洗浄した後、濾過し、乾燥した。このステップの後、LAP発光体が得られた。平均粒度D50は8.1μmであり、分散指数は0.4であった。
上に挙げた第1実施例(比較例)で得た前駆体粉末(170g)をTurbulat型ミキサーを用いて1重量%のLi2B4O7(1.7g)と30分間注意深く混合した。次いで、この混合物をAr/H2(5% 水素)下1000℃で2時間か焼した。次いで、得られた生成物を熱水で洗浄した後、濾過し、乾燥した。このステップの後、LAP発光体が得られた。平均粒度D50は5.1μmであり、分散指数は0.5であった。
Claims (41)
- 1.5〜15ミクロンの平均直径を有する粒子を含み、前記粒子が非発光体無機物質を主成分とする無機コア、ここで当該無機コアは、ジルコニウム、亜鉛、チタン及び希土類金属の酸化物から選択される無機酸化物を主成分とするか、或いはシリカ、ケイ酸塩、アルミン酸塩、ホウ酸イットリウム若しくはホウ酸ガドリニウム又はチタン酸塩を主成分とし、;及びテルビウムがドープ処理されているランタン及びセリウムの混合リン酸塩を主成分とし、300nm以上の厚さで無機コアを均質に被覆しているシェル;からなる発光体前駆体(P)。
- テルビウムがドープ処理されているランタン及びセリウムの混合リン酸塩を主成分とするシェルが0.3〜1ミクロンの厚さで無機コアを被覆している請求項1に記載の発光体前駆体(P)。
- テルビウムがドープ処理されているランタン及びセリウムの混合リン酸塩を主成分とするシェルが0.5〜0.8ミクロンの厚さで無機コアを被覆している請求項2に記載の発光体前駆体(P)。
- シェルの混合リン酸塩が一般式(I):
La(1−x−y)CexTbyPO4 (I)
(式中、xは0〜0.95であり、yは0.05から0.3であり、合計(x+y)は1以下である)
に相当する請求項1から3のいずれか1項に記載の発光体前駆体(P)。 - シェルの混合リン酸塩が一般式(Ia):
La(1−x−y)CexTbyPO4 (Ia)
(式中、xは0.1〜0.5であり、yは0.1から0.3であり、合計(x+y)は0.4〜0.6である)
に相当する請求項4に記載の発光体前駆体(P)。 - 粒子は0.6以下の分散指数を有している請求項1から5のいずれか1項に記載の発光体前駆体(P)。
- 無機コアが多くとも1m2/gの比表面積を有している請求項1から6のいずれか1項に記載の発光体前駆体(P)。
- 無機コアが多くとも0.6m2/gの比表面積を有している請求項7に記載の発光体前駆体(P)。
- (A)ランタン、セリウム及びテルビウムの可溶性塩の水溶液(s)を、徐々に及び連続的に、攪拌下、その後起こる混合リン酸塩の沈降反応の間反応媒体のpHを多くとも0.5pH単位しか変動させずに維持しながら、分散状態にある非発光体無機物質を主成分とする初期粒子(p0)及びリン酸イオンを当初含む、初期pH(pH0)1〜5を有する水性媒体(m)に添加して、ランタン、セリウム及びテルビウムの混合リン酸塩がコアの表面上に堆積された非発光体無機物質を主成分とするコアを含む粒子を得ること;次いで
(B)得られた粒子を反応媒体から分離し、400〜900℃の温度で熱処理すること
を連続して含む請求項1から8のいずれか1項に記載の発光体前駆体(P)の製造方法。 - (B)工程が、得られた粒子を反応媒体から分離し、少なくとも600℃に等しい温度で熱処理する、請求項9に記載の発光体前駆体(P)の製造方法。
- 粒子(p0)が球形である請求項9又は10に記載の方法。
- 粒子(p0)が0.5から14ミクロンの平均直径を有している請求項9から11のいずれか1項に記載の方法。
- 粒子(p0)が2から9ミクロンの平均直径を有している請求項12に記載の方法。
- 粒子(p0)が0.6未満の分散指数を有している請求項9から13のいずれか1項に記載の方法。
- ステップ(A)において、リン酸イオンが最初水性媒体(m)中にリン酸アンモニウムの形態で存在している請求項9から14のいずれか1項に記載の方法。
- ステップ(A)において、リン酸イオンが水性媒体(m)中に化学量論過剰、すなわち1以上の初期リン酸イオン/(La+Ce+Tb)モル比で導入される請求項9から15のいずれか1項に記載の方法。
- ステップ(A)において、リン酸イオンが水性媒体(m)中に化学量論過剰で、1.1から3の初期リン酸イオン/(La+Ce+Tb)モル比で導入される請求項16に記載の方法。
- ステップ(A)の水溶液(s)の添加の終了時で、ステップ(B)の前に成熟ステップを含む請求項9から17のいずれか1項に記載の方法。
- 使用する粒子(p0)が多くとも1m2/gの比表面積を有している請求項9から18のいずれか1項に記載の方法。
- 使用する粒子(p0)が多くとも0.6m2/gの比表面積を有している請求項19に記載の方法。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の前駆体(P)を900℃以上の温度で熱処理するステップ(C)を含む前記前駆体(P)からの発光体(L)の製造方法。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の前駆体(P)を少なくとも1000℃の温度で熱処理するステップ(C)を含む請求項21に記載の製造方法。
- 1.5から15ミクロンの平均直径を有し、非発光体無機物質を主成分とする無機コア、ここで当該無機コアは、ジルコニウム、亜鉛、チタン、アルミニウム及び希土類金属の酸化物から選択される無機酸化物を主成分とするか、或いはシリカ、ケイ酸塩、アルミン酸塩、ホウ酸イットリウム若しくはホウ酸ガドリニウム又はチタン酸塩を主成分とし、;及びテルビウムがドープ処理されているランタン及びセリウムの混合リン酸塩(LAP)を主成分とし、リン酸ランタンの構造を有し、300nm以上の厚さで無機コアを均質に被覆しているシェル;からなる粒子を含む発光体(L)。
- 前記粒子が3から10ミクロンの平均直径を有する、請求項23に記載の発光体(L)。
- 前記シェルが0.3から1ミクロンの厚さで前記無機コアを均質に被覆している請求項23又は24のいずれか1項に記載の発光体(L)。
- シェルの混合リン酸塩が請求項4の式(I)に相当する請求項23から25のいずれか1項に記載の発光体(L)。
- シェルの混合リン酸塩が請求項5の式(Ia)に相当する請求項23から25のいずれか1項に記載の発光体(L)。
- 無機コアが多くとも1m2/gの比表面積を有している請求項23から27のいずれか1項に記載の発光体(L)。
- 無機コアが多くとも0.6m2/gの比表面積を有している請求項28に記載の発光体(L)。
- 55重量%のLa酸化物、30重量%のCe酸化物及び15重量%のTb酸化物の組成を有するTbがドープ処理されているLa及びCeの混合リン酸塩に比して実質的に同一又はそれ以上の光ルミネセンス収率を有し、前記混合リン酸塩よりも少なくとも10重量%少ないTb含量を有していることを特徴とする請求項23から29のいずれか1項に記載の発光体(L)。
- Tb含量が前記混合リン酸塩のTb含量より少なくとも30重量%少ないことを特徴とする請求項30に記載の発光体(L)。
- Tb含量が前記混合リン酸塩のTb含量より少なくとも50重量%少ないことを特徴とする請求項31記載の発光体(L)。
- プラズマシステムに対して緑色ルミセネンス効果を与えるための請求項23から32のいずれか1項に記載の発光体(L)の使用。
- 前記プラズマシステムがディスプレイスクリーン又は照明システムである請求項33に記載の発光体(L)の使用。
- UV励起デバイス、液晶システムを背面照明するためのランプ、プラズマスクリーン、キセノン励起ランプ、発光ダイオードによる励起のためのデバイス又はUV励起マーキングシステムにおける請求項33又は34に記載の発光体の使用。
- 前記UV励起デバイスが、三原色ランプである請求項35に記載の発光体の使用。
- 前記三原色ランプが、水銀蒸気三原色ランプである請求項36に記載の発光体の使用。
- 請求項23から32のいずれか1項に記載の発光体(L)を緑色ルミネセンスの源として含む発光デバイス。
- UV励起デバイス、液晶システムを背面照明するためのランプ、プラズマスクリーン、キセノン励起ランプ、発光ダイオードによる励起のためのデバイス又はUV励起マーキングシステムである請求項38に記載の発光デバイス。
- 前記UV励起デバイスが、三原色ランプである請求項39に記載の発光デバイス。
- 前記三原色ランプが、水銀蒸気三原色ランプである請求項40に記載の発光デバイス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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