JP6015064B2 - 補正方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、走査位置補正と光量補正の間で発光素子群の境界をずらすことにより、画質の低下を抑制することを目的とする。
・目標値に対する光量差を各前記発光点について個々に補正する一次補正値と、前記発光点群毎に割り振られる前記光量補正用の二次補正値を用いて各前記発光点の光量を補正する。二次補正値だけ使用して光量を補正する場合に比べて、光量の誤差が小さくなるので、画質の低下を抑制することが出来る。
本発明の実施形態1を図1ないし図13によって説明する。
1.カラープリンタの全体構成
図1に示すように、電子写真方式のカラープリンタ1は、本体筐体10内に、被記録媒体の一例である用紙Sを供給する給紙部20と、給紙された用紙Sに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Sを排出する排紙部90と、これらの各部の動作を制御する制御装置100とを備えている。尚、以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、用紙Sの搬送方向に直交する方向を主走査方向(図1の紙面直交方向、プリンタの左右方向)とし、主走査方向に直交する方向、すなわち用紙Sの搬送方向を副走査方向(図1の左右方向、プリンタの前後方向)とする。
LEDアレイ41は、印字データに基づいて感光体ドラム53を露光する機能を果たすものであり、用紙の送り方向(図3の上下方向)に直交する主走査方向(図3の左右方向)に複数の発光点Pを配置した構成となっている。
制御装置100はカラープリンタ1の全体を制御するものであり、CPUなどから構成される演算制御部100Aと、RAM100Bと、ROM100Cとを含む構成となっている。発光制御部110は、制御装置100と共に、LEDアレイ41の各発光点Pを発光制御するものである。発光制御部110は、図4に示すようにASIC120を備える構成となっている。発光制御部110には、4組のLEDアレイ41が共通接続されており、発光制御部110のASIC120が4組のLEDアレイ41を発光制御する構成となっている。
図3に示すように、LEDアレイチップCHは、用紙の搬送方向である副走査方向に位置がずれて配置されている。そのため、各LEDアレイチップCHの発光点Pを同じタイミングで発光して感光体ドラム53を露光すると、各LEDアレイチップCHのLED光による露光ラインの位置が副走査方向にずれる。そのため、各LEDアレイチップCH間で、発光タイミングを調整することにより、副走査方向の位置ずれを補正している。具体的には、感光体ドラム53の回転方向前側に位置するLEDアレイチップCHの発光タイミングを、感光体53ドラムの回転方向後側に位置するLEDアレイチップCHの発光タイングに対して、所定時間T遅くしている。この千鳥配置補正を行うことで、各LEDアレイチップCHを、副走査方向の段差がないものとしてデータ上扱うことが可能となる。
D:チップ間の副走査方向の位置ずれ量D(図5参照)
V:感光体ドラムの回転速度
しかしながら、図6に示すように、各LEDアレイチップCHにはそれぞれ配置誤差があるので、千鳥配置補正後であっても、各発光点Pは副走査方向に位置ずれがあり、データ上一列に並んだ状態にはならない。そのため、プリンタ1の製造前に、LEDアレイチップCHの配置誤差(この実施例では傾き)を測定器(図略)にて測定し、得られた配置誤差のデータから各発光点の副走査方向の位置ずれ量を求める。そして、副走査方向の副走査位置が一致するように、求めた位置ずれ量に応じて、発光点Pの発光タイミングを変える副走査位置補正を行う必要がある。
また、本実施形態では、副走査位置補正用の発光点群Aの境界Laの位置と、光量補正用の発光点群Bの境界Lbの位置が、主走査方向で重ならないように、各発光点群A、Bの発光点Pの個数や配列を設計段階で決めている。
本実施形態では、発光点群Aの境界Laの位置と発光点群Bの境界Lbの位置を、主走査方向でずらしている。そのため、以下説明するように、画質を高めることが可能となる。
次に、本発明の実施形態2を図14ないし図16によって説明する。
実施形態1で説明したように、光量のばらつきは比較的大きい。そのため、実施形態1のように、4つの発光点Pを1単位にして、4つの発光点Pを一律同じ補正値Xbで光量補正すると、光量補正後であっても、一部の発光点Pでは、目標値に対する光量差が大きくなる恐れがある。例えば、図14に示す発光点P5は、当初の光量が、平均光量に比べてかなり小さいので、補正後であっても、光量が目標値よりかなり少ない。また、発光点P14は、当初の光量が、平均光量に比べてかなり大きいので、補正後の光量は目標値よりかなり大きくなる。
次に、本発明の実施形態3を説明する。実施形態1では、副走査位置補正用の発光点群Aの配列を、チップ端から「4−4−4・・・4−4」とし、光量補正用の発光点群Bの配列をチップ端から「2−4−4・・・4−2」の配列として、双方の境界La、Lbが重ならないように、設計上決めておいた。そして、各発光点群A、Bに割り振られる補正値Xa、Xbについても、EEPROM43に予め記憶しておくようにした。
(2)発光点群Aを構成する発光点Pの個数N(一例として8個)
(3)発光点群Bを構成する発光点Pの個数M(一例としてチップ端のみ4個、それ以外は8個)
(4)発光点Pの輝度分布の測定データ
(5)各発光点Pの副走査方向の位置ずれ量の測定データ
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
発光点群A、Bは、両発光点群A、Bの境界La、Lbの位置が主走査方向においてずれていればよく、実施形態1の配列に限定されない。例えば、副走査位置補正用の発光点群AをLEDアレイチップCHのチップ端から「2−2−2・・・2−2」の配列とし、光量補正用の発光点群BをLEDアレイチップCHのチップ端から「1−2−2・・・2−1」の配列としてもよい。
30…画像形成部
40…LEDユニット
41…LEDアレイ(本発明の「発光アレイ」の一例)
53…感光体ドラム(本発明の「感光体」の一例)
100…制御装置(本発明の「発光制御装置」の一例)
110…発光制御部(本発明の「発光制御装置」の一例)
CH…LEDアレイチップ
A…副走査位置補正用の発光点群
B…光量補正用の発光点群
P…発光点
Xa…副走査位置補正用の補正値
Xb…光量補正用の補正値(二次補正値)
Xc…光量補正用の補正値(一次補正値)
Claims (5)
- 感光体の露光に使用される発光アレイを構成する各発光点の副走査方向の副走査位置と光量の補正方法であって、
副走査位置補正用の補正値と光量補正用の補正値を、複数の前記発光点からなる発光点群毎にそれぞれ割り振って、各前記発光点群単位で前記副走査位置と前記光量の補正を行い、
前記副走査位置補正用の補正値が割り振られる各前記発光点群の境界と前記光量補正用の補正値が割り振られる各前記発光点群の境界とが、同一の主走査線上において、主走査方向で重ならないように、各発光点群を設定する補正方法。 - 目標値に対する光量差を各前記発光点について個々に補正する一次補正値と、前記発光点群毎に割り振られる前記光量補正用の二次補正値を用いて各前記発光点の光量を補正する請求項1に記載の補正方法。
- 前記光量補正用の前記発光点群を構成する前記発光点の個数を、前記副走査位置補正用の前記発光点群を構成する前記発光点の個数より少なくとも一部は小さくする請求項1又は請求項2に記載の補正方法。
- 前記光量補正用の補正値が割り振られる前記発光点群のうち主走査方向の一端側に位置する発光点群の前記発光点の個数を、前記副走査位置補正用の補正値が割り振られる前記発光点群の前記発光点の個数より小さくし、
前記光量補正用の補正値が割り振られる前記発光点群のうち主走査方向の他端を除くそれ以外の発光点群の前記発光点の個数を、前記副走査位置補正用の補正値が割り振られる前記発光点群の前記発光点の個数と同数とする請求項1ないし請求項3に記載の補正方法。 - 主走査方向に発光点を配置した発光アレイと、
前記発光アレイにより露光される感光体と、
前記感光体に形成される静電潜像を用いて被記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記発光アレイを制御する発光制御装置とを備え、
前記発光制御装置は、
副走査方向に関する副走査位置補正用の補正値が割り振られる発光点群の境界と光量補正用の補正値が割り振られる発光点群の境界とが、同一の主走査線上において、主走査方向で重ならないように各発光点群を決定する処理と、
決定した前記各発光点群の発光点を1単位として副走査位置の補正と光量の補正を実行する処理とを行う画像形成装置。
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