JP6003191B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、画像の筋を目立たなくすることを目的とする。
前記感光体に形成される静電潜像を用いて被記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像の階調を表すディザパターンを使用する場合に、前記各発光チップの端部に位置する前記発光素子の光量を補正する光量補正部とを備え、前記光量補正部は、前記ディザパターンを構成する画素のうち、前記発光チップの端部に対応する画素の濃度が周辺画素の濃度に近づくように、端部に位置する前記発光素子の光量を、前記各発光チップの端部に位置する2つの発光素子間の素子間距離と、前記画像の階調を表すディザパターン間に存在する空白部の前記素子間距離の変化に対する面積変動比とに応じて補正する。
・前記光量補正部は、前記素子間距離が基準ピッチよりも大きい場合、前記空白部の前記面積変動比が大きい前記ディザパターンを用いるときの前記光量を、前記空白部の前記面積変動比が小さい前記ディザパターンを用いるときの前記光量より大きくする補正を行う。空白部の面積変動比が大きい場合は、小さい場合に比べて、発光チップの端部に対応する画素の濃度誤差(周辺画素に対する濃度誤差)が大きくなる傾向になる。そのため、空白部の面積変動比が大きい場合に、光量を大きく補正した方が、濃度誤差を小さくできる。一方、空白部の面積変動比が小さい場合は、発光チップの端部に対応する画素の濃度誤差が小さくなる傾向になるので、光量を小さく補正した方が、濃度誤差を小さくすることが出来る。
実施形態1について図1から図9を参照しつつ説明する。
1.カラープリンタの全体構成
図1に示すように、電子写真方式のカラープリンタ1は、本体筐体10内に、用紙(本発明の「被記録媒体」の一例)Sを供給する給紙部20と、給紙された用紙Sに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Sを排出する排紙部90と、これらの各部の動作を制御する制御装置100とを備えている。尚、以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とする。また、用紙Sの搬送方向に直交する方向を主走査方向(図1の紙面直交方向、プリンタの左右方向)とし、主走査方向に直交する方向、すなわち用紙Sの搬送方向を副走査方向(図1の左右方向、プリンタの前後方向)とする。
LEDアレイ41は、印字データに基づいて感光体ドラム53を露光する機能を果たすものであり、用紙の送り方向(図3の上下方向)に直交する主走査方向(図3の左右方向)に複数の発光素子Pを配置した構成となっている。
制御装置100はカラープリンタ1の全体を制御するものであり、CPUなどから構成される演算制御部100Aと、ROM100Bと、RAM100Cとを含む構成となっている。発光制御部(本発明の「光量補正部」の一例)110は、制御装置100と共に、LEDアレイ41の各発光素子Pを発光制御するものである。発光制御部110は、図4に示すようにASIC120を備える構成となっている。発光制御部110には、4組のLEDアレイ41が共通接続されており、発光制御部110のASIC120が4組のLEDアレイ41を一括して発光制御する構成となっている。
LEDアレイ上の各発光素子Pは主走査方向において一定の基準ピッチDp、具体的には、画像の解像度が600dpiである場合は、42μmのピッチで並んでいる。そして、各LEDアレイチップCHの継目についても、発光素子間の素子間距離Dxが基準ピッチDpになるように、LEDアレイチップCHを配置している。
<素子間距離Dxが基準ピッチDpより大きい場合>
X=F(ΔD、Sr)・・・・・・・・・・(2)式
ΔD=|Dx−Dp|・・・・・・・・・・(3)式
Sr=Sx/Sp・・・・・・・・・・・・(4)式
「To」は、発光時間の初期値、「X」は発光時間の補正値である。「F」は、補正値Xを決定する関数である。
「Sx」は空白部Nの面積であり、「Sp」は、Dx=Dpである場合の、空白部Nの面積(基準値)である。
発光素子Pa、Pb間の素子間距離Dxが基準ピッチDpより小さい場合、素子間距離Dxが基準ピッチDpより大きい場合とは反対に、ディザパターンZを構成する画素のうち、継目に対応する箇所の画素の濃度が高くなって色筋が発生し易くなる。
次に、本発明の実施形態2を、図6〜図9を参照して説明する。
実施形態1では、印刷データに含まれるディザパターンZを構成するドットUの配列から、空白部Nの面積Sx及び空白部Nの素子間距離の変化に対する面積変動比「Sr」を算出する例を説明した。
Lxは、ディザパターン間の主走査方向に沿った直線距離である。
次に、本発明の実施形態3を図10、図11を参照して説明する。ディザパターンZの線間距離Lは、用紙3に対するトナーの飛散量に比例して短くなる。すなわち、用紙3に対するトナーの飛散量が設計基準値より大きい場合、ディザパターンZの線間距離Lは、理論値より短くなる。それとは反対に、用紙3に対するトナーの飛散量が設計基準値より小さい場合、ディザパターンZの線間距離Lは、理論値より長くなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
30…画像形成部
40…LEDユニット
41…LEDアレイ(本発明の「発光アレイ」の一例)
53…感光体ドラム(本発明の「感光体」の一例)
100…制御装置
110…発光制御部(本発明の「光量補正部」の一例)
CH…LEDアレイチップ(本発明の「発光チップ」の一例)
P…発光素子
T…発光時間
X…補正値
Claims (2)
- 複数の発光素子を有する発光チップを主走査方向に並べて配置した発光アレイと、
前記発光アレイにより露光される感光体と、
前記感光体に形成される静電潜像を用いて被記録媒体に画像を形成する画像形成部と、 前記各発光チップ同士の継目に位置する2つの発光素子間の主走査方向の距離と基準距離との差の絶対値が所定値以上である場合において、主走査方向に対して傾斜する斜め線を複数のドットによって形成する際に、前記継目に位置する2つの発光素子の光量を補正する光量補正部とを備え、
前記光量補正部は、副走査方向で互いに隣接する斜め線間に存在する空白部を、前記空白部の外縁に沿って主走査方向に配列される前記ドット単位の間隔で主走査方向において区切り、前記差の絶対値が所定値未満である場合における前記区切った区画の面積である基準面積と、前記継目の位置に対応する前記空白部の面積との合算値を算出し、前記合算値と前記基準面積との比が規定値以上である場合、前記継目に位置する2つの発光素子の光量を第1の補正値によって補正し、前記比が前記規定値未満である場合、前記継目に位置する2つの発光素子の光量を前記第1の補正値よりも小さい第2の補正値によって補正して、前記第1の補正値によって補正された前記発光素子の光量が、前記第2の補正値によって補正された前記発光素子の光量よりも大きくなるように補正する画像形成装置。 - 複数の発光素子を有する発光チップを主走査方向に並べて配置した発光アレイと、
前記発光アレイにより露光される感光体と、
前記感光体に形成される静電潜像を用いて被記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記各発光チップ同士の継目に位置する2つの発光素子間の主走査方向の距離と基準距離との差の絶対値が所定値以上である場合において、主走査方向に対して傾斜する斜め線を複数のドットによって形成する際に、副走査方向で互いに隣接する前記斜め線間の距離と前記斜め線の前記主走査方向に対する角度とに基づいて、前記継目に位置する2つの発光素子の光量を補正する光量補正部とを備え、
前記光量補正部は、前記斜め線間の距離が所定距離未満であり、かつ前記角度が所定角度以上である場合、前記継目に位置する2つの発光素子の光量を第1補正値によって補正し、前記斜め線間の距離が所定距離以上であり、かつ前記角度が所定角度未満である場合、前記継目に位置する2つの発光素子の光量を前記第1補正値よりも小さい第2補正値によって補正して、前記第1の補正値によって補正された前記発光素子の光量が、前記第2の補正値によって補正された前記発光素子の光量よりも大きくなるように補正する画像形成装置。
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