JP2013028123A - 光量補正方法、及び画像形成装置 - Google Patents

光量補正方法、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】補正量の飛びを小さくことできめの細かな光量補正を可能とする。
【解決手段】補正範囲内にて光量を補正する光量補正部100、110を用いて、LEDアレイ41の各発光素子間の光量差を小さくする光量補正方法であって、前記LEDアレイ1本当たりの発光素子の輝度分布Bsの幅に対応して前記補正範囲Esのレンジを設定し、設定したレンジの補正範囲Esを各LEDアレイ41間にて共通使用して、前記各LEDアレイ41の発光素子の光量を前記光量補正部110により補正することにより、前記各LEDアレイ単位で各発光素子間の光量差を小さくする。
【選択図】図9

Description

本発明は、LEDアレイの光量を補正する技術に関する。
下記特許文献1には、本来の補正可能幅に入らない光量ばらつきを持った発光素子が生じた際に、周辺の発光素子を本来の補正目標からずらした目標値に補正し、補正しきれない発光素子と周辺の発光素子間の光量差を低減する技術が開示されている。
特開平10−181081公報
発光素子の輝度ばらつきはLEDアレイ単位では小さい。また、同じロットでは、LEDアレイ間の輝度ばらつきは小さい。しかし、製造上の理由からロットが変わるとLEDアレイ間の輝度ばらつきが大きくなる傾向になる。そのため、通常、生産で生じる全輝度ばらつきをカバーできるように、補正範囲のレンジを広くしてある。一方、光量補正に割り当てられたビット数は通常4ビット程度であることから、光量の調整段数は最大でも16段階しか設定できない。そのため、補正量の飛びが大きくなり、きめの細かい調整ができなかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、発光素子の光量の補正量の飛びを小さくことで、きめの細かな光量補正を可能とする技術を提供することを目的とする。
本明細書によって開示される光量補正方法は、補正範囲内にて光量を補正する光量補正部を用いて、LEDアレイの各発光素子間の光量差を小さくする光量補正方法であって、前記LEDアレイ1本当たりの発光素子の輝度分布の幅に対応して前記補正範囲のレンジを設定し、設定したレンジの補正範囲を各LEDアレイ間にて共通使用して、前記各LEDアレイの発光素子の光量を前記光量補正部により補正することにより、前記各LEDアレイ単位で各発光素子間の光量差を小さくする。
この構成では、補正範囲のレンジをLEDアレイ1本当たりの輝度分布の幅に対応して設定している。LEDアレイの輝度分布の幅、すなわち輝度ばらつきは、ロット間を含む全体の輝度ばらつきに比べて格段に小さい。そのため、全体の輝度ばらつきに対応して補正範囲のレンジを設定する場合に比べて、補正範囲を格段に狭くできる。従って、補正量の飛びが小さく、きめの細かな光量補正が可能となる。
本明細書によって開示される光量補正方法は、補正範囲内にて光量を補正する光量補正部を用いて、LEDアレイを構成する発光チップの各発光素子間の光量差を小さくする光量補正方法であって、前記LEDアレイを構成する前記発光チップ1本当たりの発光素子の輝度分布の幅に対応して前記補正範囲のレンジを設定し、設定したレンジの補正範囲を各発光チップ間にて共通使用して、前記各発光チップの発光素子の光量を前記光量補正部により補正することにより、前記各発光チップ単位で各発光素子間の光量差を小さくする。
この構成では、補正範囲のレンジを発光チップ1本当たりの輝度分布の幅に対応して設定している。発光チップの輝度分布の幅、すなわち輝度ばらつきは、ロット間を含む全体の輝度ばらつきに比べて格段に小さい。そのため、全体の輝度ばらつきに対応して補正範囲のレンジを設定する場合に比べて、補正範囲を格段に狭くできる。従って、補正量の飛びが小さく、きめの細かな光量調整が可能となる。
上記光量補正方法では、以下とすることが好ましい。
・前記LEDアレイ1本当たり又は前記発光チップ1本当たりの輝度分布の幅が、前記補正範囲のレンジより広い場合に、前記輝度分布の中央値に前記補正範囲の中心が位置するように前記補正範囲を設定する。
・前記LEDアレイ1本当たり又は発光チップ1本当たりの輝度分布の幅に対応するレンジを持ち、前記発光素子の発光時間を補正階調に応じて初期値から段階的に変化させる基準テーブルと、前記基準テーブル側の発光時間の初期値と補正対象側の発光時間の初期値との差分を示すオフセット値とを組み合わせて、前記基準テーブルの各発光時間を前記オフセット量だけ値を修正することにより、補正対象となるLEDアレイ1本当たりの輝度分布又は発光チップ1本当たりの輝度分布に対応した補正テーブルを作成する。
本発明によれば、補正量の飛びを小さくできるので、きめの細かな光量補正が可能となり、各発光素子間の光量差を小さくすることが可能となる。
一実施形態に係るカラープリンタの要部側断面図 LEDユニットおよびプロセスカートリッジの拡大図 LEDユニットを露光面側から見た図 発光制御部及び制御装置のブロック図 生産で生じる発光素子の全輝度分布を示す図 LED1本当たりの輝度分布と補正範囲の関係を示す図 補正値データXを示す図 基準テーブルと補正テーブルを示す図 LED1本当たりの輝度分布と補正範囲の関係を示す図 基準テーブルと補正テーブルを示す図 各発光素子の輝度と補正範囲の関係を示す図(輝度分布の平均値で合わせた場合) 各発光素子の輝度と補正範囲の関係を示す図(輝度分布の中央値で合わせた場合)
<実施形態>
一実施形態について図1から図11を参照しつつ説明する。
1.カラープリンタの全体構成
図1に示すように、電子写真方式のカラープリンタ1は、本体筐体10内に、用紙Sを供給する給紙部20と、給紙された用紙Sに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Sを排出する排紙部90と、これらの各部の動作を制御する制御装置100とを備えている。尚、以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
本体筐体10の上部には本体筐体10に対し相対的に開閉自在なアッパーカバー12が、後側に設けられたヒンジ12Aを支点として上下に回動自在に設けられている。アッパーカバー12の上面は、本体筐体10から排出された用紙Sを蓄積する排紙トレイ13となっており、下方には露光装置であるLEDユニット40が設けられている。
また、本体筐体10内には、各プロセスカートリッジ50を着脱自在に収容するカートリッジドロア15が設けられている。カートリッジドロア15は、左右に一対設けられた金属製のサイドプレート15A(片側のみ図示)と、一対のサイドプレート15Aを連結するクロスメンバー15Bが前後に一対設けられている。サイドプレート15Aは、LEDユニット40が有する露光ヘッドとしてのLEDアレイ41の左右方向の両側に配置され、感光体ドラム53を直接的または間接的に支持し、位置決めする部材である。LEDアレイ41の発光は、制御装置100及び発光制御部110により制御される。尚、制御装置100と発光制御部110が、本発明の光量補正部の一例である。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、本体筐体10に着脱自在に装着される給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Sを画像形成部30へ搬送する用紙供給機構22を主に備えている。用紙供給機構22は、給紙トレイ21の前側に設けられ、給紙ローラ23、分離ローラ24を主に備えている。
このように構成される給紙部20では、給紙トレイ21内の用紙Sが、一枚ずつ分離されて上方へ送られ、搬送経路28を通って後ろ向きに方向転換され、画像形成部30に供給される。
画像形成部30は4つのLEDユニット40と、4つのプロセスカートリッジ50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とを備える。4つのLEDユニット40、4つのプロセスカートリッジ50はブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色に対応する。
プロセスカートリッジ50は、アッパーカバー12と給紙部20との間で前後方向に並んで配置され、図2に示すように、ドラムユニット51と、ドラムユニット51に対して着脱自在に装着される現像ユニット61とを備えている。サイドプレート15Aは、プロセスカートリッジ50を支持しており、プロセスカートリッジ50は、感光体ドラム53を支持している。尚、各プロセスカートリッジ50は、現像ユニット61のトナー収容室66に収容されるトナーの色が相違するのみであり、構成は同一である。
ドラムユニット51は、ドラムフレーム52と、ドラムフレーム52に回転可能に支持される感光体の一例としての感光体ドラム53と、スコロトロン型帯電器54とを主に備えている。
現像ユニット61は、現像フレーム62と、現像フレーム62に回転可能に支持される現像ローラ63および供給ローラ64とを備え、トナーを収容するトナー収容室66を有している。プロセスカートリッジ50は、現像ユニット61がドラムユニット51に装着され、これにより、現像フレーム62とドラムフレーム52との間に上方から感光体ドラム53を臨める露光穴55が形成される。この露光穴55には下端にLEDアレイ41を保持したLEDユニット40が挿入される。LEDアレイ41の詳細については後述する。
転写ユニット70は、図1に示すように、給紙部20と各プロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73および転写ローラ74を主に備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間に搬送ベルト73が張設されている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム53に接している。また、搬送ベルト73の内側には、各感光体ドラム53との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光体ドラム53に対向して4つ配置されている。この転写ローラ74には、転写時に定電流制御によって転写バイアスが印加される。
定着ユニット80は、各プロセスカートリッジ50および転写ユニット70の奥側に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光体ドラム53の表面(感光面53A)が、スコロトロン型帯電器54により一様に帯電された後、各LEDアレイ41から照射されるLED光により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光体ドラム53上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、トナー収容室66内のトナーが、供給ローラ64の回転により現像ローラ63に供給され担持される。現像ローラ63上に担持されたトナーは、現像ローラ63が感光体ドラム53に対向して接触するときに、感光体ドラム53上に形成された静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム53上でトナーが選択的に担持されて静電潜像が可視像化され、反転現像によりトナー像が形成される。
次に、搬送ベルト73上に供給された用紙Sが各感光体ドラム53と搬送ベルト73の内側に配置される各転写ローラ74との間を通過することで、各感光体ドラム53上に形成されたトナー像が用紙S上に転写される。そして、用紙Sが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙S上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、定着ユニット80の出口から上方に向かって延び、手前側に反転するように形成された排紙側搬送経路91と、用紙Sを搬送する複数対の搬送ローラ92を主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙Sは、搬送ローラ92によって排紙側搬送経路91を搬送され、本体筐体10の外部に排出されて排紙トレイ13に蓄積される。
2.LEDアレイの構成
図3に示すように、LEDアレイ41は、用紙の送り方向に直交する主走査方向に複数の発光素子Pを配置したものである。具体的には、回路基板CB上に20個のLEDアレイチップCHを千鳥状に配置した構成となっている。各LEDアレイチップCHは半導体プロセスにより、半導体基板上に発光素子Pたる発光ダイオードを複数形成したものである。このLEDアレイ41は、後述する発光制御部110により発光の信号が入力されることで、主走査方向の走査開始側(例えば、図3の左側)から走査終了側(例えば、図3の右側)へ向けて発光し、感光体ドラム53を露光する機能を果たす。尚、この実施形態では、LEDアレイ41を構成する各発光素子Pは、LEDアレイチップCH内では順次点灯され、各LEDアレイチップCH間では同時点灯される。
また、この例では図7にて示すように、回路基板CB上に各LEDアレイチップCHを主走査方向に直交する副走査方向にずらして千鳥配置しているが、これは製造上、発光素子Pをチップ縁まで形成できないからである。
3.制御装置100と発光制御部110の説明
制御装置100はカラープリンタ1の全体を制御するものであり、CPUなどから構成される演算制御部100AとEEPROM100Bとを含む構成となっている。発光制御部110は、制御装置110と共に、LEDアレイ41の各発光素子Pを発光制御するものである。発光制御部110は、図4に示すようにRAM120、ASIC130、発振回路140を備える構成となっている。発光制御部110には、4組のLEDアレイ41が共通接続されており、発光制御部110が4組のLEDアレイ41を一括して発光制御する構成となっている。
また、各LEDアレイ41には、不揮発性記憶手段としてEEPROM43がそれぞれ設けられている。EEPROM43には、発光制御部110にて、各発光素子Pの発光制御を行うのに必要な次のデータが書き込まれている。
(A)補正値データX
(B)オフセット量Z
4.LEDアレイ41の発光制御
LEDアレイ41の各発光素子Pは輝度ばらつきを持っており、発光時間や電流値などの条件を一律同じにして点灯させると、光量に差が生じる結果、露光むらが発生し画品質に影響を及ぼす。そのため、発光時間や電流値を、発光素子Pごとに、値を補正して各発光素子Pの輝度ばらつきを補い、光量が均一になるように制御する必要がある。ここで、光量を均一化するにあたり、生産で生じる全輝度分布Baがカバーされるように補正範囲Eのレンジを設定すると、補正範囲Eaが広範になる。そのため、補正範囲Eaを4ビット、16段階など所定の段数で区切ると、1階調当たりの補正量、すなわち図5中のUが大きくなる。そのため、とびが大きくなり、各発光素子間の光量差を小さくできない。尚、1階調当たりとは1段当たりという意味である。
一方、LEDアレイチップCHは半導体技術により製造されることから、LEDアレイ1本の中では、同一ウエハから切り出されたLEDアレイチップCHが搭載されることが多く、生産で生じる全ての輝度ばらつきに比べて、低い輝度ばらつきに抑えられる傾向にある。
そこで、本実施形態では、LEDアレイ1本の輝度分布Bsに対応して補正範囲Esのレンジ、すなわち補正範囲Esの幅を指定する。これにより、生産で生じる全ての輝度分布Baに対応して補正範囲Eaのレンジを指定する場合に比べて、補正範囲Esのレンジが狭くなる。そのため、補正段数、すなわち補正階調数を16段階に維持した場合、1階調あたりの補正量すなわち図6中のUが小さくなる。以上のことから、高精度で緻密な光量補正が可能となる。そのため、各発光素子間の光量差が小さくなり、画品質が高まる。
以下、各発光素子Pの光量補正の具体例を説明する。尚、発光素子Pの光量補正は、発光時間の調整により行うものとし、また、発光時間の計時は、発光制御部110に設けられた発振回路140の出力するクロック数をカウントすることにより行うものとする。
いま、LEDアレイ1本あたりの発光素子Pの輝度ばらつきである輝度分布Bsの全体を、カバーするのに必要な発光時間の全補正量が、統計上のデータから「64」nsであるとする。本実施形態では、補正範囲Esのレンジを「64」nsに設定し、「64」nsのレンジを持つ補正範囲Esを、各LEDアレイ41間にて共通使用して各発光素子Pの光量補正を行う。
具体的に説明すると、補正階調数が4ビット、すなわち「0」〜「15」の16段に制約されているとすると、クロック周期Tを「4」nsに設定すれば、「4」ns×16段で「64」nsとなり、補正範囲EsとしてLEDアレイ1本あたりの輝度分布Bsを、ちょうどカバーできるレンジとなる。そのため、クロック周期Tを「4」nsとする。
(a)補正階調数は「0」〜「15」の全16段とする。
(b)クロック周期Tは「4」nsとする。
以下、LEDアレイ41の各発光素子Pの発光時間の補正に必要となる補正データXや、基準テーブル、補正テーブルなどの作成要領を、順を追って説明する。尚、補正データXとは、補正対象となるLEDアレイの各発光素子Pと、補正階調とを関連付けたデータである(図7参照)。尚、図7の下側に図示した枠内の数字、例えば「2」、「1」、「3」等は補正階調を示している。また、補正テーブルとは、各補正階調「0」〜「15」と、発光時間をカウントするためのクロック数を関連付けたテーブルである(図8参照)。
(1)基準発光時間を決定する。
(2)補正対象となるLEDアレイ41の輝度分布Bsを算出する。
(3)オフセット量Zを算出する。
(4)補正対象となるLEDアレイ41の各発光素子Pの補正データXを算出する。
(5)基準テーブルを作成する。
(6)補正テーブルを作成する。
(1)基準発光時間の決定について
本実施形態では、生産で生じる全輝度分布Baを対象としたとき、発光素子Pを目標値に発光させるのに少なくとも必要な最小発光時間を基準発光時間としている。具体的に説明すると、発光時間と輝度の積が光量である。そのため、発光素子Pの光量を目標値にするのに必要な発光時間は、輝度がプラス側にばらつく発光素子Pでは短くなる。従って、生産で生じる全輝度分布Baにおける最大輝度Pmax1の発光素子を目標値に発光させる発光時間が最小で、基準発光時間となる。以下、基準発光時間は「88」nsとして説明を行う。
(2)LEDアレイ1本あたり輝度分布Bsについて
本実施形態では、プリンタ1の製造段階で、LEDアレイ41の各発光素子Pを順に点灯させて、各発光素子Pの輝度を計測器(図略)にて計測することにより、LEDアレイ1本当たりの輝度分布Bsを得る。輝度分布Bsを得たら、輝度分布Bsの幅と補正範囲Esのレンジを比較する。尚、補正範囲Esは時間換算すると「64」nsであるから、輝度分布Bsと比較する場合には「64」nsを輝度に換算して比較すればよい。
(3)オフセット量Zの算出について
オフセット量Zは、各LEDアレイ41の輝度分布Bsに補正範囲Esを位置合わせする調整値である。輝度分布Bsに対する補正範囲Esの位置の合わせ方は、輝度分布Bsと補正範囲Esの大小関係により2パターンある。そのため、以下LEDアレイ41の輝度分布Bsが補正範囲Esより狭い場合と、広い場合に分けて、オフセット量Zの算出の仕方を説明する。尚、輝度分布Bsが補正範囲Esより広くなる場合が生じるのは、補正範囲EsはあくまでLEDアレイ1本あたりの統計的な輝度分布Bsの幅に対応して定めたものであるからである。
<輝度分布Bsが補正範囲Esより狭い場合>
輝度分布Bsが補正範囲Esより狭い場合、輝度分布Bsの最大輝度に、範囲の端が一致するように補正範囲Esを位置合わせすることから、オフセット量Zを次のように算出する。
具体的には、全輝度分布BaとLEDアレイ1本当たりの輝度分布Bsのそれぞれについて、最大輝度の発光素子に対応する発光時間を求める。そして、求めた2つの発光時間から時間差を求め、それをクロック周期Tで割ることで、オフセット量Zを求める。
例えば、LEDアレイ1本あたりの輝度分布Bsの最大輝度Pmax2に対応する発光時間が「80」nsである場合、全輝度分布Baの最大輝度Pmax1に対応する発光時間は「88」nsであるから、発光時間差は「8」nsとなる(図6参照)。そして、クロック周期Tは「4」nsであるから、オフセット量Zは「2」となる。
尚、全輝度分布Baの最大輝度Pmax1に対応する発光時間である「88」nsが、本発明の「基準テーブル側の発光時間の初期値」に相当する。また、LEDアレイ1本あたりの輝度分布Bsの最大輝度Pmax2に対応する発光時間である「80」nsが本発明の「補正対象側の発光時間の初期値」に相当する。
そして、算出されたオフセット量Zは、各LEDアレイ41のEEPROM43に予め記憶される。尚、LEDアレイ41が異なれば、輝度分布Bsは異なるので、オフセット量Zは各LEDアレイ41についてそれぞれ算出する必要がある。
(4)補正値データXについて
本実施形態では、補正階調が「0」〜「15」に1段増加するに連れ、「4」nsずつ発光時間を長くして光量を補正する。補正値データXは、各発光素子Pについて「0」〜「15」の16段階のどの補正階調を選択して発光時間を調整するか、その対応関係を定めるものである。補正値データXを求めるには、まず、(2)で求めたLEDアレイ1本当たりの輝度分布Bsを1階調当たりの発光補正時間である「4」nsに対応する輝度幅Dで分割する。
そして、輝度幅Dで分割した各区間Fに、補正値データXを輝度の明るい側から順に「0」、「1」、「2」・・「14」、「15」と割り振ってゆく。これにて、各発光素子Pの補正値データXを決定できる。すなわち、図6に示す区間F0に含まれる発光素子Pの補正値データXは、補正階調「0」となり、その左隣りの区間F1に含まれる発光素子の補正値データXは補正階調「1」となる。その左隣りの区間F2に含まれる発光素子の補正値データXは補正階調「2」となる。このように、どの区分に属するかを分類する事で、各発光素子Pの補正階調たる補正値データXを求めることが出来る(図7参照)。尚、この補正値データXは、各LEDアレイ41についてそれぞれ算出され、各LEDアレイ41のEEPROM43に予め記憶される。
(5)基準テーブルの作成について
基準テーブルは、補正範囲Esのレンジを定めるものである。具体的には、「0」〜「15」の全16段の補正階調とクロックのカウント数を対応付けした構造となっている。この例では、1クロックが「4」nsであることから、全16段で、発光時間として「64」ns調整することができる。尚、各補正階調のクロック数は、その補正階調に区分される発光素子を目標光量にするための発光時間を定めるものである。
また、基準テーブルは、クロック数の初期値として基準発光時間に対応するクロック数を用いている。この実施形態では、基準発光時間が「88」nsであることから、これをクロックのカウント数に換算すると「22」回となる。従って、基準テーブルは、図8の上段に示すように、補正階調の「0」段のクロック数、すなわちクロック数の初期値が「22」となり、それから「1段」増えるごとに、クロック数が「1」ずつ増える関係となる。尚、この基準テーブルは製造段階で作成され、制御装置100のEEPROM100B内に予め記憶される。
(6)補正テーブルの作成について
補正テーブルは、基準テーブルに対してクロック数をオフセット量Zだけシフト、すなわち値を修正したものである。基準テーブルをオフセット量Zシフトさせるのは、基準テーブルは、最小発光時間となる最大輝度の発光素子Pmax1を基準としたテーブルであることから、これをLEDアレイ41の輝度分布Bsに合わせ込む必要があるからである。
今、図8に示すように、基準テーブルは「0」段に対応するクロック数が「22」であり、「1」段に対応するクロック数が「23」であり、「2」段に対応するクロック数が「24」である。従って、補正テーブルは、各段のクロック数が2ずつシフトして、「0」段に対応するクロック数が「24」、「1」段に対応するクロック数が「25」、「2」段に対応するクロック数が「26」となり、それ以外の段も、基準テーブルのクロック数に対して、クロック数が2ずつ増加した関係となる。
このように、基準テーブルを構成する各段の各クロック数にオフセット量Zを加算することで、図6に示すように、全輝度分布Baの最大輝度Pmax1を基準とした基準テーブルをオフセット量だけずらすことができるので、LEDアレイの輝度分布Bsの最大輝度Pmax2に、エリア端が一致するように補正範囲Esを位置合わせできる。
そして、本実施形態では補正テーブルを参照しつつ、各発光素子Pの発光時間が、補正値データXに従って次のように制御される。具体的に説明すると、制御装置100は印刷指令を受けると、発光制御部110を通じて、各LEDアレイ41のEEPROM43から各発光素子Pの補正値データXとオフセット量Zを読み出す。そして、読み出したオフセット量ZとEEPRAM100Bに記憶された基準データから上記した補正テーブルを、各LEDアレイ41についてそれぞれ作成する。
そして、作成された補正テーブルのデータは、発光制御部110に送られ、RAM120に記憶される。あとは、補正テーブルを参照しつつ、LEDアレイ41に搭載された各発光素子Pの発光時間が、補正値データXに従って、発光制御部110にて制御される。例えば、補正値データXが「1」である発光素子Pの発光時間は、クロック25回カウント分となり(図8の補正テーブルを参照)、その発光素子Pは、発光制御部110のASIC130により、発光時間が「100」nsに制御される。
また、補正値データXが「2」である発光素子Pの発光時間は、クロック26回カウント分となり、その発光素子Pは発光制御部110のASIC130により、発光時間が「104」nsに制御される。このように本実施形態では、補正値データXに従って、各発光素子Pの発光時間を制御することで、各発光素子Pの光量を目標値に制御できる。
と言うのも、先に説明したように、基準発光時間は、全輝度分布Baにおける最大輝度Pmax1の発光素子を目標値に発光させる発光時間であるため、発光素子Pの輝度が、最大輝度Pmax1から輝度幅Dだけ小さくなるたびに、発光時間を1クロック分だけ長くすれば、輝度のばらつきを補うことが可能で、各発光素子Pの光量を目標値にすることが可能となる。
この例では、輝度分布Bsが補正範囲Esより狭いので、LEDアレイ41に搭載された全ての発光素子Pの光量を目標値にするような補正が可能である。そのため、LEDアレイ1本あたりについて、補正後の光量差を補正幅U以内に抑えることが可能である。そして、この実施形態では、LEDアレイ41が4本設けられていることから、各LEDアレイ41について光量補正が独立して行われることになる。
尚、輝度分布BsはLEDアレイ41によりそれぞれ図6上の左右方向の位置、すなわち輝度中心が異なるが、オフセット量Zが、各LEDアレイ41の輝度分布Bsに補正範囲Esを合わせる役割を果たすので、各LEDアレイ41間にて、LEDアレイ1本分の輝度分布Bsに対応したレンジの補正範囲Esを共通使用出来る。
そして、基準テーブルのクロック数をオフセット量Zに基づいて数値補正するという簡単な処理で、補正範囲Esを補正対象の輝度分布Bsに合わせることが出来るので、制御装置100の処理負担にならない、という効果も得られる。
<輝度分布Bsが補正範囲Esより広い場合>
輝度分布Bsが補正範囲Esより広い場合は、LEDアレイ1本当たりの輝度分布Bsの中央値Lに、補正範囲Esの中心が一致するように、オフセット量Zを決定する。尚、輝度分布Bsの中央値Lとは、下記式に示されるように、輝度分布Bsの最大輝度「Pmax2」と最小輝度「Pmin2」の平均値である。
輝度分布Bsの中央値L=(Pmax2+Pmim2)/2
Pmax2・・・輝度分布Bsの最大輝度(図9参照)
Pmin2・・・輝度分布Bsの最小輝度(図9参照)
図9の例では、輝度分布Bsの中央値Lに中心を一致させるように補正範囲Esを重ねると、輝度分布Bsのうち補正範囲Esの図9中右端に対応するG点の輝度値Pgに対応する発光時間は「48」nsとなる。一方、全輝度分布Baの最大輝度Pmax1に対応する発光時間は「88」nsであることから、発光時間差は「40」nsとなる。従って、図9の例であれば、発光時間差である「40」nsをクロック周期Tである「4」nsで割った値、すなわち「10」がオフセット量Zとなる。
尚、全輝度分布Baの最大輝度Pmax1に対応する発光時間である「88」nsが、
本発明の「基準テーブル側の発光時間の初期値」に相当する。また、LEDアレイ1本あたりの輝度分布Bsの輝度Pgに対応する発光時間である「48」nsが本発明の「補正対象側の発光時間の初期値」に相当する。
そして、輝度分布Bsが補正範囲Esより広い場合も、狭い場合と同様に、基準テーブルにオフセット量Zを加えて各段のクロック数を書き換えることで、補正テーブルが作成される。あとは、作成した補正テーブルを参照しつつ、補正値データXに従って、LEDアレイ41に搭載された各発光素子Pの発光時間を制御することで、各発光素子Pの光量を目標値にできる。
ただし、この場合、輝度分布Bsが補正範囲Esより広いことから、輝度分布Bsの両端の区間は、補正範囲Esからはみ出すことになる。このはみ出した区間については、それに隣接する区間と同じ補正値データXを適用して発光時間を制御する。すなわち、補正区間Esからはみ出した図9中の右側の区間Y1に含まれる発光素子Pであれば、区間Y1の左隣りにあたる区間F0と同じ補正値データ「0」を適用して発光時間が制御され、補正区間Esからはみ出した図9中の左側の区間Y2に含まれる発光素子Pであれば、区間Y2の右隣りにあたる区間F15と同じ補正値データ「15」を適用して発光時間が制御される。
以上説明したように輝度分布Bsが補正範囲Esより広い場合に、補正範囲Esの中心を輝度分布Bsの中央値Lに合わせるようにすれば、輝度分布Bsの平均値に合わせる場合に比べて、画品質を高くすることが可能となる。
というのも、補正範囲Esの中心を輝度分布Bsの平均値に合わせた場合、より多くの発光素子Pを補正範囲Esに含めることが可能となり、補正範囲Es外となる発光素子の数は最小となる。図11Aの例であれば、発光素子P1を除く全ての発光素子が補正範囲Es内となる。しかしながら、補正範囲Esに対する発光素子P1の飛び出し量Rが大きくなる。そのため、発光素子P1の光量は、目標値から大きく外れることになるので、印刷を行うと、その部分の画像が濃くなって1本のラインが出来たり、或いは画像が薄くなって白抜けしたラインができる場合がある。
この点、本実施形態では、補正範囲Esの中心を輝度分布Bsの中央値Lに合わせているので、平均値に合わせる場合に比べて、補正範囲Es外となる発光素子の数は増えるものの、図11Bに示すように、補正範囲Esに対する発光素子P1の飛び出し量Rは小さくなる。そのため、光量が目標値から大きく外れた発光素子が発生しないので、印刷を行っても、人の目に付くようなラインが出来ない。そのため、輝度分布Bsの平均値に合わせる場合に比べて、画品質を高くすることが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、各発光素子Pの発光時間を調整することで光量を補正するようにしたが、各発光素子Pに流す電流値を調整すること、すなわち輝度を調整することで光量を補正してもよい。尚、電流値を調整方法の一例として抵抗値を変更する方法がある。
(2)上記実施形態では、LEDアレイ1本当たりの発光素子Pの輝度分布Bsに対応して補正範囲Esのレンジを設定したが、LEDアレイチップ(発光チップ)1本の発光素子の輝度分布Bsに対応して補正範囲Esのレンジを設定してもよい。この場合、LEDアレイチップ単位で光量補正を行うことになるので、各LEDアレイチップCHについてそれぞれ補正値データXとオフセット量Zを決定する必要がある。
(3)上記実施形態では、生産で生じるLEDアレイの全輝度分布Baの最大輝度Pmax1を基準に基準テーブルを作成したが、全輝度分布Baの最小輝度Pmin1を基準に基準テーブルを作成してもよい。尚、最小輝度Pmin1を基準に基準テーブルを作成する場合、補正階調が1段増加するに連れ、クロック数を減らすようにすればよい。
(4)上記実施形態では、発光制御部110に設けた発振回路140のクロックをカウントすることにより発光時間を計時する構成とした。発振回路140は必須ではなく、制御装置100の演算制御部100A用に設けられた水晶発振器などの原振クロックから所定周波数のクロックを生成して、発光時間を計時するようにしてもよい。
1…プリンタ
30…画像形成ユニット
40…LEDユニット
41…LEDアレイ
100…制御装置(本発明の「光量補正部」の一例)
110…発光制御部(本発明の「光量補正部」の一例)
Ba…全輝度分布
Bs…LEDアレイ1本当たりの発光素子の輝度分布
CH…LEDアレイチップ(本発明の「発光チップ」の一例)
Ea…補正範囲(生産で生じる全輝度分布に対応)
Es…補正範囲(LEDアレイ1本当たりに対応)
P…発光素子
X…補正値データ

Claims (5)

  1. 補正範囲内にて光量を補正する光量補正部を用いて、LEDアレイの各発光素子間の光量差を小さくする光量補正方法であって、
    前記LEDアレイ1本当たりの発光素子の輝度分布の幅に対応して前記補正範囲のレンジを設定し、
    設定したレンジの補正範囲を各LEDアレイ間にて共通使用して、前記各LEDアレイの発光素子の光量を前記光量補正部により補正することにより、前記各LEDアレイ単位で各発光素子間の光量差を小さくする光量補正方法。
  2. 補正範囲内にて光量を補正する光量補正部を用いて、LEDアレイを構成する発光チップの各発光素子間の光量差を小さくする光量補正方法であって、
    前記LEDアレイを構成する前記発光チップ1本当たりの発光素子の輝度分布の幅に対応して前記補正範囲のレンジを設定し、
    設定したレンジの補正範囲を各発光チップ間にて共通使用して、前記各発光チップの発光素子の光量を前記光量補正部により補正することにより、前記各発光チップ単位で各発光素子間の光量差を小さくする光量補正方法。
  3. 前記LEDアレイ1本当たり又は前記発光チップ1本当たりの輝度分布の幅が、前記補正範囲のレンジより広い場合に、前記輝度分布の中央値に前記補正範囲の中心が位置するように前記補正範囲を設定する請求項1又は請求項2に記載の光量補正方法。
  4. 前記LEDアレイ1本当たり又は発光チップ1本当たりの輝度分布の幅に対応するレンジを持ち、前記発光素子の発光時間を補正階調に応じて初期値から段階的に変化させる基準テーブルと、
    前記基準テーブル側の発光時間の初期値と補正対象側の発光時間の初期値との差分を示すオフセット値とを組み合わせて、
    前記基準テーブルの各発光時間を前記オフセット量だけ値を修正することにより、補正対象となるLEDアレイ1本当たりの輝度分布又は発光チップ1本当たりの輝度分布に対応した、前記補正範囲としての補正テーブルを作成する請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の光量補正方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項の光量補正方法により光量を補正されるLEDアレイを露光装置として備える画像形成装置。
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