JP6009858B2 - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6009858B2
JP6009858B2 JP2012178387A JP2012178387A JP6009858B2 JP 6009858 B2 JP6009858 B2 JP 6009858B2 JP 2012178387 A JP2012178387 A JP 2012178387A JP 2012178387 A JP2012178387 A JP 2012178387A JP 6009858 B2 JP6009858 B2 JP 6009858B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
condition
mixed solution
supplying
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012178387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014036205A (ja
Inventor
央 河野
央 河野
伊藤 規宏
規宏 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2012178387A priority Critical patent/JP6009858B2/ja
Publication of JP2014036205A publication Critical patent/JP2014036205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6009858B2 publication Critical patent/JP6009858B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Description

本発明は、基板表面の下地層上に形成された除去対象層を硫酸と過酸化水素水との混合液で除去する基板処理装置及び基板処理方法に関するものである。
従来より、半導体部品やフラットパネルディスプレイなどを製造する際に、半導体ウエハや液晶基板などの基板の表面に各種の配線パターンが形成される。基板に配線パターンを形成する際には、まず、基板の表面に酸化膜や窒化膜などからなる下地層を形成するとともに、下地層の表面に所定形状のレジスト層や反射防止層などの除去対象層を形成する。その後、基板の表面に露光等の処理を施し、下地層を残したまま除去対象層を除去する。その後、下地層の不必要な部分を除去することで基板に所定形状の配線パターンを形成する。
基板の表面から除去対象層を除去するために用いられる基板処理装置では、たとえば特許文献1に開示されているように、硫酸と過酸化水素水との混合液(SPM(sulfuric acid/hydrogen peroxide mixture:硫酸過酸化水素水))を処理薬液として用いて除去対象層を除去する。
特開2010−103189号公報
従来の基板処理装置では、配線パターンの高密度化を図るために高濃度のイオンを注入してレジスト層を形成した場合には、除去対象層となるレジスト層の表面に硬化膜が形成される。この硬化膜は、硫酸と過酸化水素水との混合液でレジスト層を除去できる条件(たとえば、150℃で硫酸:過酸化水素水=20:1)では除去することができないため、混合液の液温を高温(たとえば、200℃以上)にするとともに過酸化水素水の混合比を高めた(たとえば、硫酸:過酸化水素水=6:1)状態で基板に供給して硬化膜とともにレジスト層を除去する。
このように、硫酸と過酸化水素水との混合液の温度を高温にするとともに、過酸化水素水の混合比を高くした場合には、除去対象層(レジスト層)を除去する能力が高くなり、硬化膜とともに除去対象層を良好に除去することができる。
ところが、硬化膜を除去できる条件で混合液を基板に供給し続けると、除去対象層及び硬化膜に対する除去能力だけでなく下地層に対する除去能力も高くなり、下地層の表面にダメージを与えてしまうおそれがある。
そこで、本発明では、下地層の表面に除去対象層を形成した基板に硫酸と過酸化水素水との混合液を供給して除去対象層の表面に形成された硬化膜とともに除去対象層を除去する基板処理装置において、前記基板に前記混合液を供給するための混合液供給手段と、前記混合液供給手段から所定の条件で前記混合液を供給させるための制御手段とを有し、前記制御手段は、前記混合液供給手段から前記基板に前記混合液を第1の条件で供給させた後に、前記混合液供給手段から前記基板に前記混合液を第2の条件で供給させるように制御し、前記第1の条件は、前記第2の条件よりも前記硬化膜を除去する能力が高い条件とし、前記第2の条件は、前記第1の条件よりも前記下地層にダメージを与えない条件とすることにした。
また、前記基板に純水を供給することでOH基を供給するためのOH基供給手段を有し、前記制御手段は、前記第1の条件として、前記第2の条件よりも多量の純水を前記OH基供給手段から前記基板に供給させるとともに前記混合液を前記混合液供給手段から前記基板に供給させることで、前記第2の条件よりもOH基の供給量と湿度とを上昇させることにした。
また、前記制御手段は、前記第1の条件として、前記硬化膜を除去できる条件で前記混合液を前記混合液供給手段から前記基板に供給させることにした。また、前記制御手段は、前記第2の条件として、前記OH基供給手段からの純水の供給を停止させることにした。
また、本発明では、下地層の表面に除去対象層を形成した基板に硫酸と過酸化水素水との混合液を供給して除去対象層の表面に形成された硬化膜とともに除去対象層を除去する基板処理方法において、前記基板に前記混合液を第1の条件で供給する工程と、その後、前記基板に前記混合液を第2の条件で供給する工程とを有し、前記第1の条件は、前記第2の条件よりも前記硬化膜を除去する能力が高い条件とし、前記第2の条件は、前記第1の条件よりも前記下地層にダメージを与えない条件とすることにした。
また、前記第1の条件は、前記第2の条件よりも多量の純水を前記基板に供給するとともに前記混合液を前記基板に供給することで、前記第2の条件よりもOH基の供給量と湿度とを上昇させることにした。
また、前記第1の条件は、前記硬化膜を除去できる条件とすることにした。また、前記第2の条件として、前記純水の供給を停止することにした。
本発明では、下地層へのダメージを少なくし、硬化膜とともに除去対象層を速く除去することができる。
基板処理装置を示す平面図。 基板液処理装置を示す側面図。 基板処理方法を示す工程図。 同動作説明図(基板受取工程)。 同動作説明図(第1の混合液処理工程)。 同動作説明図(第2の混合液処理工程)。 同動作説明図(リンス処理工程)。 同動作説明図(乾燥処理工程)。 同動作説明図(基板受渡工程)。 他の基板液処理装置を示す側面図。 同部分拡大断面図。 基板表面の下地層、除去対象層、硬化膜を示す模式図。
以下に、本発明に係る基板処理装置及び基板処理方法の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、基板処理装置1は、前端部に搬入出部2を形成する。搬入出部2には、複数枚(たとえば、25枚)の基板3(ここでは、半導体ウエハ)を収容したキャリア4が搬入及び搬出される。
また、基板処理装置1は、搬入出部2の後部に搬送部5を形成する。搬送部5は、前側に基板搬送装置7を配置するとともに、後側に基板受渡台8を配置する。搬送部5では、搬入出部2に載置されたいずれかのキャリア4と基板受渡台8との間で基板搬送装置7を用いて基板3を搬送する。
また、基板処理装置1は、搬送部5の後部に処理部9を形成する。処理部9は、中央に前後に伸延する基板搬送装置10を配置するとともに、基板搬送装置10の左右両側に基板液処理装置11を前後に並べて配置する。処理部9では、搬送部5の基板受渡台8と基板液処理装置11との間で基板搬送装置10を用いて基板3を搬送し、基板液処理装置11を用いて基板3の液処理を行う。
基板液処理装置11は、図2に示すように、基板3を保持するための基板保持手段12と、基板3に硫酸と過酸化水素水との混合液(SPM(sulfuric acid/hydrogen peroxide mixture:硫酸過酸化水素水))を供給して基板3の液処理を行うための混合液供給手段13と、基板3に供給された混合液にOH基を含む流体(純水)を供給するためのOH基供給手段14と、基板3にリンス液(純水)を供給して基板3のリンス処理を行うためのリンス液供給手段15を有している。
基板保持手段12は、基板処理室16の内部に上下に伸延する回転軸17を設け、回転軸17の上端部に円板状のターンテーブル18を水平に取付け、ターンテーブル18の上面外周部に基板保持体19を円周方向に間隔をあけて取付けている。ターンテーブル18(基板3)の外周外方には、基板3に供給した混合液やOH基を含有する流体やリンス液を回収するためのカップ20を設けている。なお、カップ20には、回収した混合液等を外部に廃棄するドレインライン60を接続している。
この基板保持手段12は、回転軸17に基板回転機構21を接続し、基板回転機構21によって回転軸17を回転させ、それに伴って、基板保持体19で水平に保持した基板3を回転させる。基板回転機構21は、制御手段22によって駆動制御される。なお、制御手段22は、基板処理装置1の全体を駆動制御する。また、制御手段22には、ターンテーブル18に載置した基板3を昇降させるための基板昇降機構(図示省略)が接続されている。
混合液供給手段13は、基板処理室16の内部に上下に伸延する支持軸23を設け、支持軸23の上端部にアーム24を水平に取付け、アーム24の先端部に混合液供給ノズル25を吐出口を下方に向けて取付けている。
この混合液供給手段13は、支持軸23にノズル回転機構26を接続し、ノズル回転機構26によって支持軸23を回転させ、それに伴って、混合液供給ノズル25を基板3の外周部外方の退避位置から基板3の中心部上方の供給位置まで基板3の上方を移動させる。ノズル回転機構26は、制御手段22によって駆動制御される。
また、混合液供給手段13は、混合液供給ノズル25に混合液供給管27を介して混合器28を接続し、混合器28に硫酸供給手段29と過酸化水素水供給手段30とを接続している。なお、混合器28は、混合液供給管27に硫酸と過酸化水素水とを混合して供給できればよく、継ぎ手であっても撹拌混合装置であってもよい。
硫酸供給手段29は、硫酸を供給するための硫酸供給源32を硫酸供給管33を介して混合器28に接続している。硫酸供給管33には、流量調整器34と開閉弁35が介設されている。流量調整器34と開閉弁35は、制御手段22によって流量制御及び開閉制御される。また、硫酸供給管33には、温度調整器31が介設されている。温度調整器31は、制御手段22によって温度制御される。なお、硫酸供給手段29から供給される硫酸の温度は、温度調整器31で制御されるが、混合液供給手段13から供給される混合液の温度は、硫酸の温度や過酸化水素水との混合比率などによって制御される。
過酸化水素水供給手段30は、過酸化水素水を供給するための過酸化水素水供給源36を過酸化水素水供給管37を介して混合器28に接続している。過酸化水素水供給管37には、流量調整器38と開閉弁39が介設されている。流量調整器38と開閉弁39は、制御手段22によって流量制御及び開閉制御される。
そして、混合液供給手段13は、硫酸供給手段29から供給される硫酸と過酸化水素水供給手段30から供給される過酸化水素水とを所定の比率(たとえば、硫酸:過酸化水素水=20:1)で混合して混合液を生成し、その混合液を所定の温度(たとえば、150℃)で混合液供給ノズル25から基板3に向けて供給する。
OH基供給手段14は、基板処理室16の内部にOH基供給ノズル40を吐出口を下方に向けて取付け、OH基供給ノズル40にOH基供給管41を介してOH基を含む流体(OH基含有流体。ここでは、純水)を供給するためのOH基含有流体供給源42を接続している。OH基供給管41には、流量調整器43と開閉弁44と温度調整器45が介設されている。流量調整器43と開閉弁44は、制御手段22によって流量制御及び開閉制御される。温度調整器45は、制御手段22によって温度制御される。ここでは、OH基供給ノズル40として微細な液滴を生成する一流体ノズルを用いている。なお、OH基供給ノズル40は、吐出口を下方に向けた場合に限られず、吐出口を側方に向けてもよい。
OH基供給手段14は、OH基を含む流体を所定の温度(たとえば、50℃)でOH基供給ノズル40から基板処理室16の内部に向けて噴霧する。
リンス液供給手段15は、基板処理室16の内部に上下に伸延する支持軸46を設け、支持軸46の上端部にアーム47を水平に取付け、アーム47の先端部にリンス液供給ノズル48を吐出口を下方に向けて取付けている。
このリンス液供給手段15は、支持軸46にノズル回転機構49を接続し、ノズル回転機構49によって支持軸46を回転させ、それに伴って、リンス液供給ノズル48を基板3の外周部外方の退避位置から基板3の中心部上方の供給位置まで基板3の上方を移動させる。ノズル回転機構49は、制御手段22によって駆動制御されている。
また、リンス液供給手段15は、リンス液供給ノズル48にリンス液供給管50を介してリンス液を供給するためのリンス液供給源51を接続している。リンス液供給管50には、流量調整器52と開閉弁53が介設されている。流量調整器52と開閉弁53は、制御手段22によって流量制御及び開閉制御される。
上記基板液処理装置11には、基板処理室16の内部の換気(吸気及び排気)を行うための換気手段55が設けられている。
換気手段55は、基板処理室16の上部にファンユニット56を設けている。このファンユニット56は、基板処理室16の内部に清浄化された空気を供給する。また、換気手段55は、カップ20に第1の排気ユニット57を接続するとともに、基板処理室16に第2の排気ユニット58を接続している。この第1の排気ユニット57は、カップ20の内部の空気をカップ20の外部に排出する。第2の排気ユニット58は、基板処理室16の内部の空気を基板処理装置1の外部に排出する。また、換気手段55は、基板処理室16の内部(基板3の近傍)に湿度検出器59を設けている。これらのファンユニット56、第1及び第2の排気ユニット57,58は、制御手段22によって湿度検出器59の検出結果に基づいて駆動制御される。
基板処理装置1は、以上に説明したように構成しており、制御手段22(コンピュータ)で読み取り可能な記録媒体54に記録した基板処理プログラムにしたがって各基板液処理装置11で基板3を液処理する(図3参照。)。ここでは、窒化膜からなる下地層の表面にレジスト層からなる除去対象層が形成された基板3に対して硫酸と過酸化水素水との混合液を供給して除去対象層(表面に形成された硬化膜を含む。)を除去する液処理を行う。なお、記録媒体54は、基板処理プログラム等の各種プログラムを記録できる媒体であればよく、ROMやRAMなどの半導体メモリ型の記録媒体であってもハードディスクやCD−ROMなどのディスク型の記録媒体であってもよい。
まず、基板処理装置1は、基板搬送装置10によって搬送される基板3を基板液処理装置11で受取る基板受取工程を実行する(図4参照。)。
基板受取工程では、基板保持手段12の基板昇降機構によってターンテーブル18を所定位置まで上昇させる。そして、基板搬送装置10から基板処理室16の内部に搬送された1枚の基板3を基板保持体19で水平に保持した状態で受取る。その後、基板昇降機構によってターンテーブル18を所定位置まで降下させる。なお、混合液供給ノズル25とリンス液供給ノズル48は、ターンテーブル18の外周部外方の退避位置に退避させておく。また、換気手段55によってファンユニット56と第1及び第2の排気ユニット57,58を駆動させておく。
次に、基板処理装置1は、基板3の表面を混合液で処理する混合液処理工程を実行する(図5及び図6参照。)。
この混合液処理工程では、まず、制御手段22によって混合液供給手段13から基板3に混合液を第1の条件で供給させる第1の混合液処理工程を実行し、その後、制御手段22によって混合液供給手段13から基板3に混合液を第2の条件で供給させる第2の混合液処理工程を実行する。ここで、第1の条件とは、第2の条件よりも硬化膜を除去する能力が高い条件を指し、第2の条件とは、第1の条件よりも基板3の表面の下地層にダメージを与えない条件を指す。なお、以下の説明では、第2の条件として、硫酸:過酸化水素水=20:1で150℃の混合液を混合液供給手段13から基板3に供給することとし、第1の条件として、OH基供給手段14からOH基を供給しながら第2の条件の混合液を混合液供給手段13から供給することにしている。
第1の混合液処理工程では、図5に示すように、混合液供給手段13のノズル回転機構26によって支持軸23を回転させて混合液供給ノズル25を基板3の中心部上方の供給位置に移動させる。また、基板保持手段12の基板回転機構21によってターンテーブル18を回転させることで基板3を回転させる。その後、混合液供給手段13の開閉弁35,39を開放し、流量調整器34,38で調整された流量の硫酸と過酸化水素水を混合器28で混合し、混合液を温度調整器31で調整された温度で混合液供給ノズル25から基板3の表面に向けて吐出させる。また、混合液供給手段13のノズル回転機構26によって混合液供給ノズル25を基板3に沿って水平に往復移動させる。ここで、換気手段55によってファンユニット56と第1及び第2の排気ユニット57,58の吸排気量を基板受取工程及び後のリンス処理工程に比べて低減させる。これにより、基板3の近傍の湿度を一定に保持する。
この第1の混合液処理工程では、混合液供給手段13によって混合液を基板3に供給させる際に、OH基供給手段14の開閉弁44を開放し、流量調整器43で調整された流量のOH基含有流体を所定の温度でOH基供給ノズル40から基板処理室16の内部に向けて噴霧させる。なお、第1の混合液処理工程の最後において、OH基供給手段14の開閉弁44を閉塞して、OH基含有流体の噴霧を停止させる。OH基含有流体は、純水に限られずオゾン水等でもよく、また、液滴に限られず蒸気等であってもよい。
このように、第1の混合液処理工程では、OH基供給手段14から基板3にOH基を供給するとともに、硫酸と過酸化水素水との混合液を所定の温度(たとえば、150℃)及び過酸化水素水の混合比(たとえば、硫酸:過酸化水素水=20:1)で供給する。
この第1の混合液処理工程においては、基板3に硫酸と過酸化水素水との混合液を供給すると、硫酸と過酸化水素水との混合(反応)によってOHラジカルやカロ酸(H2SO5)などの反応種が生成される。これらの反応種の作用で下地層の表面に形成された除去対象層を除去できる。その際に、混合液供給手段13から供給する混合液にOH基含有流体が供給されると、基板3の表面近傍において、硫酸と過酸化水素水との混合によって生成されるOHラジカルなどの反応種が増大する。これにより、除去対象層及び硬化膜の除去能力を向上させることができ、除去対象層の表面に形成された硬化膜を良好に除去することができる。
上記第1の混合液処理工程に続けて第2の混合液処理工程を実行する。
第2の混合液処理工程では、図6に示すように、OH基供給手段14の開閉弁44を閉塞して、OH基含有流体の噴霧しない。また、第1の混合液処理工程と同様に、基板回転機構21で基板3を回転させたまま、混合液供給手段13の混合液供給ノズル25から混合液を基板3の表面に向けて吐出させ、ノズル回転機構26によって混合液供給ノズル25を基板3に沿って水平に往復移動させる。また、換気手段55によってファンユニット56と第1及び第2の排気ユニット57,58の吸排気量を基板受取工程及び後のリンス処理工程に比べて低減させて、基板3の近傍の湿度を一定に保持する。なお、第2の混合液処理工程の最後において、混合液供給手段13のノズル回転機構26によって支持軸23を回動させて混合液供給ノズル25を基板3の外周部外方の退避位置に移動させる。また、開閉弁35,39を閉塞して、硫酸及び過酸化水素水(混合液)の吐出を停止させる。
このように、第2の混合液処理工程では、OH基供給手段14から基板3にOH基を供給せずに、硫酸と過酸化水素水との混合液だけを基板3の表面に形成された下地層にダメージを与えない温度(たとえば、150℃)及び過酸化水素水の混合比(たとえば、硫酸:過酸化水素水=20:1)で供給する。
この第2の混合液処理工程においては、基板3に硫酸と過酸化水素水との混合液を供給すると、硫酸と過酸化水素水との混合(反応)によってOHラジカルやカロ酸(H2SO5)などの反応種が生成される。これらの反応種の作用で下地層の表面に形成された除去対象層を除去できる。特に、第2の混合液処理工程においては、その前の第1の混合液処理工程で除去対象層の表面に形成された硬化膜が除去されているために、基板3の下地層にダメージを与えることなく、すなわち、下地層のフィルムロスを抑制しながら、除去対象層を良好に除去することができる。なお、第1の混合液処理工程において硬化膜及び除去対象層に相当なダメージを与えることができた場合には、第2の混合液処理工程では、混合液に換えて純水等を基板3に吐出して基板3の表面から残渣物を除去する洗浄を行うだけでもよい。
次に、基板処理装置1は、基板3の表面をリンス液で処理するリンス処理工程を実行する(図7参照。)。
リンス処理工程では、リンス液供給手段15のノズル回転機構49によって支持軸46を回動させてリンス液供給ノズル48を基板3の中心部上方の供給位置に移動させる。また、基板保持手段12の基板回転機構21によってターンテーブル18を回転させることで基板3を回転させる。その後、リンス液供給手段15の開閉弁53を開放し、流量調整器52で調整された流量のリンス液をリンス液供給ノズル48から基板3の表面に向けて吐出させる。また、リンス液供給手段15のノズル回転機構49によってリンス液供給ノズル48を基板3に沿って水平に往復移動させる。ここで、換気手段55によってファンユニット56と第1及び第2の排気ユニット57,58の吸排気量を先の混合液処理工程に比べて増大させる。これにより、基板処理室16の内部を早く換気できるので、後の乾燥処理工程において基板3の乾燥を効率良く行うことができる。なお、リンス処理工程の最後において、リンス液供給手段15のノズル回転機構49によって支持軸46を回動させてリンス液供給ノズル48を基板3の外周部外方の退避位置に移動させる。また、開閉弁53を閉塞して、リンス液の吐出を停止させる。
次に、基板処理装置1は、基板3を回転させることで基板3の表面からリンス液を振切って除去する乾燥処理工程を実行する(図8参照。)。
乾燥処理工程では、基板保持手段12の基板回転機構21によってターンテーブル18を回転させることで基板3を回転させる。基板3を回転させることで、基板3の表面に残留するリンス液を回転する基板3の遠心力によって振り切り、基板3の表面からリンス液を除去して乾燥させる。
最後に、基板処理装置1は、基板3を基板液処理装置11から基板搬送装置10へ受渡す基板受渡工程を実行する(図9参照。)。
基板受渡工程では、基板保持手段12の基板回転機構21によってターンテーブル18の回転を停止させるとともに、基板昇降機構によってターンテーブル18を所定位置まで上昇させる。そして、ターンテーブル18で保持した基板3を基板搬送装置10に受渡す。その後、基板昇降機構によってターンテーブル18を所定位置まで降下させる。なお、混合液供給ノズル25とリンス液供給ノズル48は、ターンテーブル18の外周部外方の退避位置に退避させておく。
以上に説明したように、上記基板処理装置1では、基板3に硫酸と過酸化水素水との混合液を供給するための混合液供給手段13と、混合液供給手段13から所定の条件で混合液を供給させるための制御手段22とを有している。基板3の表面には、図12に示すように、下地層61が形成されている。下地層61の表面には、除去対象層62が形成されている。除去対象層62の表面には硬化膜63が形成されている。なお、図12(a)に示すように、基板3の表面全面に形成された下地層61の表面に部分的に除去対象層62及び硬化膜63が形成されて、下地層61の表面が部分的に露出している場合や、図12(b)に示すように、基板3の表面全面に形成された下地層61の表面に全体的に除去対象層62及び硬化膜63が形成されて、下地層61が露出していない場合がある。そして、上記基板処理装置1では、下地層61の表面に除去対象層62が形成された基板3に混合液供給手段13から硫酸と過酸化水素水との混合液を供給して、硬化膜63とともに除去対象層62を除去する。
その際に、上記基板処理装置1では、混合液供給手段13から基板3に混合液を第1の条件で供給させた後に、混合液供給手段13から基板3に混合液を第2の条件で供給させるように制御手段22で制御する。ここで、第2の条件は、第1の条件よりも基板3の下地層にダメージを与えないことを条件とし、第1の条件は、第2の条件よりも硬化膜を除去する能力が高いことを条件とする。
これにより、上記基板処理装置1では、第1の条件下で供給した混合液によって除去対象層の表面に形成された硬化膜にダメージを与えて硬化膜を除去しやすい状態にすることができるとともに、その後の第2の条件下で供給した混合液によって除去対象層を除去することができる。そのため、図12(b)に示したように、下地層61の表面が除去対象層62で覆われて下地層61が露出していない場合には、下地層にダメージを与えることなく硬化膜とともに除去対象層を速く除去することができ、また、図12(a)に示したように、下地層61の表面が部分的に露出している場合であっても、下地層61が受けるダメージを抑制して硬化膜63とともに除去対象層62を速く除去することができる。
混合液を供給する際の条件は、第2の条件が第1の条件よりも基板3の下地層にダメージを与えない条件であり、第1の条件が第2の条件よりも硬化膜を除去する能力が高い条件であればよい。第1の条件としては、除去対象層の表面に形成された硬化膜にダメージを与えることができる条件が望ましく、硬化膜を除去できる条件が好ましい。
第1の条件及び第2の条件は、たとえば、表1に示すような予備的実験の結果から適宜設定できる。表1に示すように、硫酸と過酸化水素水との混合液の混合比(硫酸:過酸化水素水)が6:1で温度が214℃の場合、湿度が20%でも除去対象層(硬化膜)は良好に除去できても下地層に大きなダメージを与えてしまうが、混合比が20:1で温度が154℃の場合、下地層へのダメージは防げるものの、湿度が20%では除去対象層(硬化膜)を良好に除去できず、湿度が53%で改善が見られ、湿度が80%では除去対象層(硬化膜)を良好に除去できる。そこで、第1の条件として、混合比が20:1で温度が154℃の混合液を湿度が80%となるように水分(OH基)を供給しながら基板3の供給することとし、第2の条件として、湿度が20%となるように水分(OH基)の供給を停止した状態で混合比が20:1で温度が154℃の混合液だけを基板3に供給することにすればよい。
Figure 0006009858
上記基板処理装置1では、第2の条件として、硫酸と過酸化水素水とを20:1の割合で混合した150℃の混合液を供給し、第1の条件として、OH基含有流体とともに前記混合液を供給することで、第2の条件よりもOH基の供給量を多くして除去対象層の除去能力を高めている。OH基の供給は、基板処理室16の内部に全体的に供給してもよく、基板3の混合液を供給する部分に局部的に供給してもよい。また、OH基の供給は、基板3に混合液を供給する前から供給しておいてもよく、混合液と同時に供給するようにしてもよい。さらに、OH基の供給は、OH基含有流体を液滴状、霧状、蒸気状などの形態で吐出できればよい。
第1の条件は、上記基板処理装置1のように、第2の条件よりもOH基の供給量を多くした場合に限られず、第2の条件よりも混合液の温度を高くしたり、第2の条件よりも過酸化水素水の混合比を高くしたり、第2の条件よりも混合液の供給時の物理力を高くしてもよい。
第1の条件として、第2の条件よりも混合液の温度を高くする場合には、上記基板処理装置1において、硫酸供給手段29の温度調整器31によって硫酸の温度を高めることで混合液の温度を高くすることができる。また、混合液に水分を配管内や吐出途中で添加することによっても混合液の温度を高く(たとえば、200℃〜250℃)することができる。
また、第1の条件として、第2の条件よりも過酸化水素水の混合比を高くする場合には、上記基板処理装置1において、硫酸供給手段29の流量調整器34と過酸化水素水供給手段30の流量調整器38によって硫酸と過酸化水素水との混合比率を調整することで、混合液中の過酸化水素水の混合比を高く(たとえば、硫酸:過酸化水素水=2:1〜4:1)することができる。
また、第1の条件として、第2の条件よりも混合液の供給時の物理力を高くする場合には、図10に示す基板液処理装置11'を用いる。基板液処理装置11'は、基板処理室16'の内部に、基板3を保持するための基板保持手段12’と、基板3に混合液を第1の条件で供給するための第1の混合液供給手段13'aと、基板3に混合液を第2の条件で供給するための第2の混合液供給手段13'bとを収容する。基板保持手段12'及び第2の混合液供給手段13'bは、上記基板液処理装置11の基板保持手段12及び混合液供給手段13と同様の構成としている。第1の混合液供給手段13'aは、第2の混合液供給手段13'b(混合液供給手段13)の混合液供給ノズル25'b(25)に換えて図11に示す二流体ノズル25'aを用いている。二流体ノズル25'aは、中央の吐出口から窒素ガス等のキャリアガスを吐出し、その周囲の吐出口から硫酸と過酸化水素水との混合液を吐出して、混合液の吐出圧力を高めて霧状に供給する。なお、混合液の供給時の物理力を高くする方法は、混合液を霧状に吐出する場合に限られず、超音波振動子によって混合液を超音波振動させて吐出する場合や、基板3にブラシを接触させた状態で基板3に向けて混合液を吐出する場合などがある。
1 基板処理装置
3 基板
12 基板保持手段
13 混合液供給手段
14 OH基供給手段
16 基板処理室
22 制御手段

Claims (6)

  1. 下地層の表面に除去対象層を形成した基板に硫酸と過酸化水素水との混合液を供給して除去対象層の表面に形成された硬化膜とともに除去対象層を除去する基板処理装置において、
    前記基板に前記混合液を供給するための混合液供給手段と、
    前記基板に純水を供給することでOH基を供給するためのOH基供給手段と、
    前記混合液供給手段から所定の条件で前記混合液を供給させるための制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記混合液供給手段から前記基板に前記混合液を第1の条件で供給させた後に、前記混合液供給手段から前記基板に前記混合液を第2の条件で供給させるように制御し、
    前記第1の条件は、前記第2の条件よりも前記硬化膜を除去する能力が高い条件とし、
    前記第2の条件は、前記第1の条件よりも前記下地層にダメージを与えない条件とし
    前記制御手段は、前記第1の条件として、前記第2の条件よりも多量の純水を前記OH基供給手段から前記基板に供給させるとともに前記混合液を前記混合液供給手段から前記基板に供給させることで、前記第2の条件よりもOH基の供給量と湿度とを上昇させたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の条件として、前記硬化膜を除去できる条件で前記混合液を前記混合液供給手段から前記基板に供給させることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の条件として、前記OH基供給手段からの純水の供給を停止させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 下地層の表面に除去対象層を形成した基板に硫酸と過酸化水素水との混合液を供給して除去対象層の表面に形成された硬化膜とともに除去対象層を除去する基板処理方法において、
    前記基板に前記混合液を第1の条件で供給する工程と、その後、前記基板に前記混合液を第2の条件で供給する工程とを有し、
    前記第1の条件は、前記第2の条件よりも前記硬化膜を除去する能力が高い条件とし、
    前記第2の条件は、前記第1の条件よりも前記下地層にダメージを与えない条件とし
    前記第1の条件として、前記第2の条件よりも多量の純水を前記基板に供給するとともに前記混合液を前記基板に供給することで、前記第2の条件よりもOH基の供給量と湿度とを上昇させたことを特徴とする基板処理方法。
  5. 前記第1の条件は、前記硬化膜を除去できる条件としたことを特徴とする請求項4に記載の基板処理方法。
  6. 前記第2の条件として、前記純水の供給を停止することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の基板処理方法。
JP2012178387A 2012-08-10 2012-08-10 基板処理装置及び基板処理方法 Active JP6009858B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178387A JP6009858B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 基板処理装置及び基板処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178387A JP6009858B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 基板処理装置及び基板処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014036205A JP2014036205A (ja) 2014-02-24
JP6009858B2 true JP6009858B2 (ja) 2016-10-19

Family

ID=50284979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012178387A Active JP6009858B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 基板処理装置及び基板処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6009858B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105914167B (zh) 2015-02-25 2018-09-04 株式会社思可林集团 基板处理装置
JP6461641B2 (ja) * 2015-02-25 2019-01-30 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3125753B2 (ja) * 1998-06-30 2001-01-22 日本電気株式会社 基板の洗浄方法および基板洗浄装置
JP4377285B2 (ja) * 2004-06-04 2009-12-02 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理方法および基板処理装置
JP2006278509A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Sony Corp レジスト除去装置およびレジスト除去方法
JP5076164B2 (ja) * 2007-09-20 2012-11-21 富士通セミコンダクター株式会社 半導体製造装置の洗浄方法
JP5185688B2 (ja) * 2008-05-15 2013-04-17 ルネサスエレクトロニクス株式会社 基板処理方法および基板処理装置
JP2011129651A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法、基板処理装置、および、プログラム
US20110217848A1 (en) * 2010-03-03 2011-09-08 Bergman Eric J Photoresist removing processor and methods

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014036205A (ja) 2014-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5832397B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
KR101187104B1 (ko) 기판 세정 방법 및 기판 세정 장치
CN106796876B (zh) 基板液体处理方法、基板液体处理装置以及存储有基板液体处理程序的计算机可读存储介质
CN101253604B (zh) 衬底处理方法和衬底处理设备
JP5320383B2 (ja) 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN106796875B (zh) 基板液体处理方法、基板液体处理装置以及存储有基板液体处理程序的计算机可读存储介质
WO2015167012A1 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法並びに基板処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5425745B2 (ja) 液処理装置、液処理方法、およびこの液処理方法を実行するためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体
US10290518B2 (en) Substrate liquid processing apparatus
JP6301281B2 (ja) 基板液処理方法、基板液処理装置および記憶媒体
KR102559412B1 (ko) 기판 처리 장치, 기판 처리 방법 및 기억 매체
KR20140143700A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 그리고 기판 처리 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
TWI697043B (zh) 基板液體處理裝置及基板液體處理方法與記錄有基板液體處理程式之電腦可讀取的記錄媒體
JP6009858B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP4680044B2 (ja) 液処理方法、液処理装置、制御プログラム、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP7241594B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP4236109B2 (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
JP7203685B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法およびプログラム
JP2018129476A (ja) 基板処理装置
CN209729871U (zh) 基板处理装置
JP7142461B2 (ja) 基板処理方法、基板処理装置および基板処理システム
JP7066471B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
TW202135217A (zh) 基板處理裝置、及基板處理方法
JP2005217282A (ja) 塗布膜形成方法及び塗布膜形成装置
WO2020235438A1 (ja) 基板処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6009858

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250