JP6008694B2 - 通信装置、通信プログラム、通信方法 - Google Patents

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本発明は、パケット網を介した通信処理と電話網を介した通信処理とが実行可能な通信装置に関するものである。
公衆交換電話網(PSTN)を介してITU−T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)勧告のT.30規格又はV.34規格に準拠した通信プロトコルに従ってファクシミリ通信処理(以下、G3FAX通信と称する)を実行するG3FAXが知られている。
また、インターネットを介してITU−T勧告のT.38規格に準拠した通信プロトコルに従ってファクシミリ通信処理(以下、「IPFAX通信」と称する)を実行するIAF(Internet Aware FAX:インターネットファクシミリ装置)が知られている。
さらに、前記G3FAX及び前記IAFの両方の機能を有するファクシミリ装置が知られている(例えば特許文献1、2参照)。この種のファクシミリ装置では、ユーザーによる通信先端末の宛先入力後、前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信を開始する際に、状況に応じて他方の前記G3FAX通信又は前記IPFAX通信に切り替わることがある。
特開2005−223693号公報 特開2012−4910号公報
ところで、前記G3FAX通信又は前記IPFAX通信に関する通信条件には、前記G3FAX通信のみに適した条件及び前記IPFAX通信のみに適した条件が含まれる。そのため、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信が切り替わる場合に、その切り替え前後の前記通信条件が同じであると、切り替え後の前記G3FAX通信又は前記IPFAX通信が適切な前記通信条件の下で実行されないおそれがある。
従って、本発明の目的は、パケット網を介した通信処理と電話網を介した通信処理とが切り替えて実行される場合にその切り替え後の通信処理に適した通信条件を適用することができる通信装置、通信プログラム及び通信方法を提供することにある。
本発明に係る通信装置は、第1の通信制御手段、第2の通信制御手段、第1の設定手段及び第2の設定手段を備えてなる通信装置である。前記第1の通信制御手段は、パケット網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第1の通信処理を実行する。前記第2の通信制御手段は、電話網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第2の通信処理を実行する。前記第1の設定手段は、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理のうち予め選択された一方の通信処理の実行に際して通信条件を設定する。前記第2の設定手段は、前記第1の設定手段により前記通信条件が設定された後に前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理のうち前記通信条件の設定の際に選択されていなかった他方の通信処理の実行に際して、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理ごとに対応して予め設定された既定条件に従って前記通信条件を設定する。
また、本発明に係る通信プログラムは、コンピューターに第1の通信制御ステップ、第2の通信制御ステップ、第1の設定ステップ及び第2の設定ステップを実行させるための通信プログラムである。前記第1の通信制御ステップは、パケット網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第1の通信処理を実行する。前記第2の通信制御ステップは、電話網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第2の通信処理を実行する。前記第1の設定ステップは、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理のうち予め選択された一方の通信処理の実行に際して通信条件を設定する。前記第2の設定ステップは、前記第1の設定ステップにより前記通信条件が設定された後に前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理のうち前記通信条件の設定の際に選択されていなかった他方の通信処理の実行に際して、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理ごとに対応して予め設定された既定条件に従って前記通信条件を設定する。
さらに、本発明に係る通信方法は、コンピューターに第1の通信制御ステップ、第2の通信制御ステップ、第1の設定ステップ及び第2の設定ステップを実行する通信方法である。前記第1の通信制御ステップは、パケット網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第1の通信処理を実行する。前記第2の通信制御ステップは、電話網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第2の通信処理を実行する。前記第1の設定ステップは、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理のうち予め選択された一方の通信処理の実行に際して通信条件を設定する。前記第2の設定ステップは、前記第1の設定ステップにより前記通信条件が設定された後に前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理のうち前記通信条件の設定の際に選択されていなかった他方の通信処理の実行に際して、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理ごとに対応して予め設定された既定条件に従って前記通信条件を設定する。
本発明によれば、パケット網を介した通信処理と電話網を介した通信処理とが切り替えて実行される場合にその切り替え後の通信処理に適した通信条件を適用することができる。
本発明の実施形態に係るMFPが使用される通信システムの概略構成を示すブロック図。 通信条件設定処理の一例を説明するためのフローチャート。 通信条件設定情報の一例を説明するための図。 通信条件変更処理の一例を説明するためのフローチャート。 通信条件変更処理の一例を説明するためのフローチャート。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[通信システム1]
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施の形態に係るMFP10が使用される通信システム1の概略構成について説明する。前記MFP10は、少なくともファクシミリ通信処理を実行するファクシミリ機能を有すると共に、コピー機能、プリント機能及びスキャン機能などの他の機能を有する複合機である。
図1に示すように、前記通信システム1において、前記MFP10は、インターネット100(パケット網の一例)を介してIAF20及びSIPサーバー30に接続されている。また、前記MFP10は、電話網200を介してG3FAX40に接続されている。なお、前記インターネット100はパケット網の一例に過ぎず、デジタルデータのリアルタイム通信に使用されるLAN及びイントラネットなどの他のパケット網であってもよい。
[IAF20]
前記IAF20は、前記インターネット100を介して接続された通信先端末との間で、ITU−T勧告のT.38規格に準拠した通信プロトコルに従ってファクシミリ通信処理を実行するインターネットファクシミリ装置(Internet Aware FAX)である。以下、前記インターネット100を介して行われるファクシミリ通信処理を「IPFAX通信」と称する。
前記IAF20は、前記IPFAX通理において、ITU−T勧告のT.30規格に準拠した通信プロトコルで使用される制御信号をデジタルデータで表したパケットを送受信する。また、前記IAF20は、RFC3261で定義されたSIP(Session Initiation Protocol)に従ってセッションを確立させる通信制御部を有している。なお、前記IAF20は、ITU−T勧告のH.323規格に従ってセッションを確立させるものであってもよい。
[SIPサーバー30]
前記SIPサーバー30は、前記インターネット100を介してRFC3261で定義されたSIP(Session Initiation Protocol)に従って実行される通信処理を中継するサーバーである。具体的に、前記SIPサーバー30は、前記MFP10及び前記IAF20などの通信先端末の電話番号(FAX番号)及びIPアドレスを対応付けた対応情報を記憶しており、前記インターネット100上における通信処理を中継する。
より具体的に、例えば前記MFP10から前記IAF20の電話番号を宛先としてSIPに基づく「INVITE」のメッセージが送信されると、前記SIPサーバー30は前記電話番号に対応するIPアドレスを前記対応情報から抽出する。続いて、前記SIPサーバー30は、抽出した前記IPアドレスを宛先として、前記MFP10から送信されたSIPに基づく「INVITE」のメッセージを転送する。これに対し、前記IAF20がSIPに基づく「200 OK」のメッセージを前記SIPサーバー30に返信すると、前記SIPサーバー30は、SIPに基づく「200 OK」のメッセージを前記MFP10に転送する。以上の手順により前記MFP10と前記IAF20との間のセッションが確立する。
なお、前記インターネット100には、前記SIPサーバー30と共に、又は前記SIPサーバー30に代えて、ITU−T勧告のH.323規格に従って実行される通信処理を中継するゲートキーパーが接続される構成も考えられる。この場合、前記ゲートキーパーは、前記SIPサーバー30と同様に前記通信先端末の電話番号及びIPアドレスの対応付けを管理し、H.323規格に従って実行される通信処理を中継する。
[G3FAX40]
前記G3FAX40は、前記電話網200を介して接続された通信先端末との間で、ITU−T勧告のT.30規格に準拠した通信プロトコルに従ってファクシミリ通信処理を実行するG3タイプのファクシミリ装置である。以下、前記電話網200を介して行われるファクシミリ通信処理を「G3FAX通信」と称する。
前記G3FAX40は、前記G3FAX通信において、T.30規格に従った制御信号をアナログデータで表したモデム信号を送受信する。また、前記G3FAX40は、V.34規格に従って前記G3FAX通信を高速で行うV.34通信機能も有している。前記V.34規格は全二重通信を可能とする全二重モデムの規格であって、最大33.6kbpsの通信速度が実現可能である。
[MFP10]
そして、前記MFP10は、メイン制御部11、操作表示部12、画像読取部13、画像メモリー14,画像形成部15、NIC161、PSTNモデム162及び通信制御部17などを備えた画像形成装置である。前記MFP10に設けられた前記構成要素各々は内部バス18によって接続されている。
なお、前記MFP10は本発明に係る通信装置の一例に過ぎない。例えば、本発明は、通信機能を有するパーソナルコンピューター、タブレット端末、音声再生装置、テレビジョン受像器、IP電話機、及び前記IAF20などの通信装置にも適用可能である。
前記メイン制御部11は、CPU、ROM、RAM及びEEPROMなどを有している。前記メイン制御部11は、前記ROMに格納された制御プログラムに従った処理を前記CPUで実行することにより当該MFP10を統括的に制御する。例えば、前記メイン制御部11は、前記画像読取部13により原稿から画像データを読み取る画像読取処理を実行するスキャン機能、及び、入力された画像データを前記画像形成部15により印刷する画像形成処理を実行するプリント機能などを具現する。なお、前記メイン制御部11は集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。
前記操作表示部12は、前記メイン制御部11からの制御指示に応じて各種の情報を表示し、ユーザーによる入力操作に応じて操作信号を前記メイン制御部11に入力するタッチパネルなどを有している。
前記画像読取部13は、原稿に光を照射したときの反射光をCCD等の撮像素子(光電変換素子)によって読み取る画像読取処理を実行する画像読取手段である。前記画像読取部13で読み取られた画像データは前記画像メモリー14に記憶される。
前記画像メモリー14は、前記画像読取部13で読み取られた画像データ及び前記通信制御部17により受信された画像データなどを記憶するハードディスク又は半導体メモリーなどの不揮発性メモリーである。例えば、前記画像メモリー14に記憶された画像データは、前記通信制御部17によって実行されるファクシミリ通信処理によって送信される。
前記画像形成部15は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置及び定着装置などを備えた電子写真方式の画像形成手段である。例えば、前記画像形成部15は、前記通信制御部17によって実行されるファクシミリ通信処理によって受信した画像データに基づいて画像を形成する画像形成処理を実行する。
前記NIC161は、前記MFP10を前記インターネット100に接続し、前記インターネット100を介してTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従ってデータ通信を実行するためのネットワークインターフェースである。前記NIC161は、前記通信制御部17から入力されるデジタルデータをパケットとして外部に送信し、外部から受信したパケットを前記通信制御部17に入力する。特に、前記NIC161は、前記TCPのエラー訂正機能を用いて通信処理を実行するものである。
前記PSTNモデム162は、前記MFP10を前記電話網200に接続し、前記電話網200を介してアナログ信号(モデム信号)を送受信するためのモデム装置である。具体的に、前記PSTNモデム162は、前記通信制御部17から入力されるデジタルデータをモデム信号に変換して外部に送信し、外部から受信したモデム信号をデジタルデータに変換して前記通信制御部17に入力する。また、前記PSTNモデム162は、V.34規格に従って前記G3FAX通信を高速で行う前記V.34通信機能を有している。
前記通信制御部17は、CPU171、ROM172、RAM173及びEEPROM174などを備えている。前記通信制御部17は、前記ROM172に記憶された各種の制御プログラムを前記CPU171で実行することにより各種の処理を実行する。前記RAM173は揮発性の記憶手段、前記EEPROM174は不揮発性の記憶手段であって、前記CPU171が実行する各種の処理の一時記憶メモリー及び画像メモリーとして使用される。なお、前記制御部17は集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。また、前記メイン制御部11が前記通信制御部17の機能を兼ねており、前記通信制御部17を省略した構成も他の実施形態として考えられる。
具体的に、前記通信制御部17は、前記インターネット100を介して接続された通信先端末との間で、予め定められたT.38規格に準拠した通信プロトコルに従って前記IPFAX通信(第1の通信処理の一例)を実行する。即ち、前記MFP10は、前記IAF20と同様に前記IPFAX通信を実行するIAFの一形態である。ここに、前記IPFAX通信を実行するときの前記通信制御部17が第1の通信制御手段に相当し、前記IPFAX通信を実行する工程が第1の通信制御ステップに相当する。
また、前記通信制御部17は、前記電話網200を介して接続された通信先端末との間で、予め定められたT.30規格に準拠した通信プロトコルに従って前記G3FAX通信(第2の通信処理の一例)を実行する。即ち、前記MFP10は、前記G3FAX40と同様に前記G3FAX通信を実行するG3FAXの一形態である。ここに、前記G3FAX通信を実行するときの前記通信制御部17が第2の通信制御手段に相当し、前記G3FAX通信を実行する工程が第2の通信制御ステップに相当する。
前記MFP10では、前記SIPサーバー30を介して前記IPFAX通信を実行するため、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のいずれを実行する場合でも、ユーザーは宛先として前記操作表示部12に電話番号を入力すればよい。
なお、前記MFP10が前記SIPサーバー30に接続されていない場合であっても、例えば前記通信制御部17の前記EEPROM174に、通信先端末の電話番号(FAX番号)及びIPアドレスが登録されたアドレス帳が記憶されていることも考えられる。この場合、前記通信制御部17は、前記G3FAX通信を実行する場合には前記操作表示部12に入力された電話番号に前記電話網200を介してダイヤルする。一方、前記IPFAX通信を実行する場合、前記通信制御部17は、前記操作表示部12に入力された電話番号に対応するIPアドレスを前記アドレス帳から読み出し、そのIPアドレスを宛先として前記インターネット100を介して通信開始要求を送信する。
ところで、前記MFP10では、前記操作表示部12に対する通信先端末の宛先入力後、前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信を開始する際に、状況に応じて他方の前記G3FAX通信又は前記IPFAX通信に切り替わることがある。
例えば、前記IPFAX通信が開始される際、前記通信制御部17は、前記操作表示部12により宛先の電話番号が入力されて開始操作が行われると、前記電話番号を宛先の情報として前記SIPサーバー30に通知する。このとき、前記SIPサーバー30によって前記電話番号に対応する通信先端末のIPアドレスが取得されない場合、前記通信先端末が前記IPFAX通信を実行することができない状態である場合、及び前記MFP10が前記IPFAX通信を実行することができない状態である場合などには、前記IPFAX通信が失敗に終わる。この場合、前記通信制御部17は、前記電話網200を介して前記電話番号を宛先とする前記G3FAX通信を開始する。
一方、前記G3FAX通信が開始される際、前記通信制御部17は、前記操作表示部12により宛先の電話番号が入力されて開始操作が行われても、前記宛先の通信先端末との間で前記IPFAX通信が実行可能な場合には前記IPFAXを実行する。
但し、前記G3FAX通信又は前記IPFAX通信に関する通信条件には、前記G3FAX通信のみに適した条件及び前記IPFAX通信のみに適した条件が含まれる。そのため、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信が切り替わる場合に、その切り替え前後の前記通信条件が同じであると、切り替え後の前記G3FAX通信又は前記IPFAX通信が適切な前記通信条件の下で実行されないおそれがある。
そこで、前記通信制御部17は、前記ROM172に記憶された通信プログラムに従った後述の通信条件設定処理(図2参照)を前記CPU171によって実行することにより、前記通信条件を適宜設定する。なお、前記通信プログラムは、CD、DVD、半導体メモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から前記EEPROM174又はハードディスク(不図示)等の記憶手段にインストールされるものであってもよい。本発明は、前記通信条件設定処理を前記通信制御部17に実行させるための前記通信プログラム又は前記通信プログラムが記録されたコンピューター読み取り可能な記録媒体の発明として捉えてもよい。
[通信条件設定処理]
以下、図2のフローチャートを参照しつつ前記MFP10の前記通信制御部17によって実行される通信条件設定処理の手順の一例について説明する。ここに、前記通信制御部17によって実行される処理手順をステップS1、S2、・・・と称する。
前記通信条件設定処理は、例えば、前記操作表示部12に対してファクシミリ通信処理の機能を選択するための操作が行われ、前記操作表示部12にファクシミリ通信処理に関する操作画面が表示された場合に前記通信制御部17によって実行される。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、前記通信制御部17は、ユーザーによる前記操作表示部12に対する宛先の入力を待ち受ける(S1のNo側)。前記宛先の入力は、前記操作表示部12に対する電話番号の入力操作、又は前記EEPROM174に記憶された前記アドレス帳からの選択操作などによって行われる。そして、前記通信制御部17は、宛先の入力が行われたと判断すると(S1のYes側)、処理をステップS2に移行させる。
<ステップS2>
ステップS2において、前記通信制御部17は、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のいずれかを選択し、前記選択された前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信に関する通信条件の事前設定を実行する。
具体的に、前記MFP10では、前記ファクシミリ通信処理を実行する場合に、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のいずれを実行するかについての通信方式選択情報の初期値が前記ROM172又は前記EEPROM171に予め記憶されている。ここでは、前記通信方式選択情報の初期値が前記IPFAX通信である場合を例に挙げて説明する。従って、前記通信制御部17により前記IPFAX通信が選択される。なお、このとき前記通信制御部17は、前記MFP10の現在の状態において前記通信方式選択情報の適用が可能であるか否かを判断する。例えば、前記通信方式選択情報の初期値が前記IPFAX通信である場合、前記MFP10が前記インターネット100を介して通信可能な状態であるか否かを判断し、通信可能である場合にその選択を適用する。一方、前記通信制御部17は、前記MFP10が前記インターネット100を介して通信できない状態であれば、前記G3FAX通信を選択する。
また、前記MFP10では、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信に関する通信条件の初期値が前記ROM172又は前記EEPROM174に記憶されている。そして、前記通信制御部17は、前記ROM172又は前記EEPROM174から前記通信条件の初期値を読み出し、今回のファクシミリ通信処理の通信条件として適用する。
<ステップS3>
その後、ステップS3において、前記通信制御部17は、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のうち前記ステップS2で予め選択された通信処理の実行に際し、ユーザーにより行われる前記操作表示部12への操作入力に応じて前記通信条件を設定する。ここでは、前記IPFAX通信が選択されているため、前記IPFAX通信について前記通信条件が設定される。ここに、前記ステップS3が第1の設定ステップに相当し、前記ステップS3を実行するときの前記通信制御部17が第1の設定手段に相当する。なお、前記ステップS3では、前記ステップS2で予め選択された前記IPFAX通信を前記G3FAX通信に変更することも可能である。
<ステップS4>
次に、ステップS4において、前記通信制御部17は、ユーザーによる前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信の開始要求操作を待ち受ける(S4のNo側)。具体的に、前記通信制御部17は、前記操作表示部12に設けられたスタートキーが押下された場合に、前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信の開始要求操作が行われたと判断し(S4のYes側)、処理をステップS5に移行させる。
<ステップS5>
ステップS5において、前記通信制御部17は、前記ステップS1で入力された宛先との間で前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のいずれかを開始する。
具体的に、前記通信制御部17は、前記画像読取部13により原稿から画像データを読み取り、前記画像データを前記画像メモリー14に記憶させる。その後、前記通信制御部17は、前記IPFAX通信が選択されている場合には前記SIPサーバー30に対して前記ステップS1で入力された宛先の情報を送信し、前記G3FAX通信が選択されている場合には前記ステップS1で入力された宛先に直接ダイヤルする。これにより、前記宛先の通信先端末と接続されると、前記通信制御部17は前記画像メモリー14に記憶されている前記画像データを前記通信先端末に送信する。
<ステップS6>
そして、前記通信制御部17は、前記ステップS5で開始された前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信が成功したか否かを判断する。ここで、前記通信制御部17は、前記ファクシミリ通信処理が成功したと判断した場合には(S6のYes側)、処理を前記ステップS1に戻し、前記ファクシミリ通信が失敗したと判断した場合には(S6のNo側)、処理をステップS7に移行させる。
<ステップS7>
ステップS7において、前記通信制御部17は、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のうち前記ステップS3における前記通信条件の設定の際に選択されていなかった他方のファクシミリ通信処理に通信方式を切り替える。即ち、前記ステップS3において前記IPFAX通信が選択されていた場合には、前記通信制御部17は、ファクシミリ通信処理の通信方式を前記G3FAX通信に切り替える。なお、前記ステップS3において前記G3FAX通信が選択されていた場合には、前記通信制御部17はファクシミリ通信処理の通信方式を前記IPFAX通信に切り替える。
<ステップS8>
そして、ステップS8において、前記通信制御部17は、前記ステップS7で変更された後の前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信に応じて、前記ステップS3で設定された前記通信条件の内容の一部を自動的に変更する通信条件変更処理を実行する。
具体的に、前記通信制御部17は、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信ごとに対応する予め設定された既定条件を示す通信条件設定情報に従って前記通信条件の内容を設定する。これにより、後述のステップS9で開始される前記G3FAX通信における前記通信条件が前記通信条件設定情報に従って前記G3FAXに適した条件に設定される。ここに、前記ステップS8が第2の設定ステップに相当し、前記ステップS8を実行するときの前記通信制御部17が第2の設定手段に相当する。
ここに、図3は、前記通信条件設定情報の一例を示す図である。
図3に示すように、前記通信条件設定情報には、予め設定された前記通信条件の項目について前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信に適した条件が示されている。具体的に、図3に示す例では、前記通信条件として、V.34通信機能、ECM機能、自社間通信機能、解像度の各項目について前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信ごとに対応する既定条件が定められている。
前記V.34通信機能は、前記電話網200を介して全二重通信を可能とする全二重モデムのV.34規格に従って最大33.6kbpsの通信速度を実現する機能である。前記IPFAX通信は前記インターネット100を介して行われるものであり、前記V.34規格に対応していないことがある。そのため、前記通信条件設定情報において、前記IPFAX通信に対応する前記既定条件では前記V.34通信機能がOFF、前記G3FAX通信に対応する前記既定条件では前記V.34通信機能がONに定められている。
また、前記ECM機能は、ファクシミリ送信処理において通信先端末にデータが正しく送信されたか否かをチェックしながらデータ送信を実行するエラー訂正機能である。一方、前記IPFAX通信では、前記エラー訂正機能を有するTCPに従った通信処理が前記NIC161によって実行される。そのため、前記通信条件設定情報において、前記IPFAX通信に対応する前記既定条件では前記ECM機能がOFF、前記G3FAX通信に対応する前記既定条件では前記ECM機能がONに定められている。
さらに、前記自社間通信機能は、例えば同じメーカーのG3FAXが通信先端末である場合には、送信端末のダイヤル番号などを示す送信端末識別情報TSIに代えて、送信端末名称を示す非標準機能信号NSSをその通信先端末に通知する機能である。前記自社間通信機能は、前記G3FAX通信では有効であるが、前記IPFAX通信では有効性が保証されていない。そのため、前記通信条件設定情報において、前記IPFAX通信に対応する前記既定条件では前記自社間通信機能がOFF、前記G3FAX通信に対応する前記既定条件では前記自社間通信機能がONに定められている。
また、前記IPFAX通信では高速通信が行われるため、短時間で多量のデータ送信を行うことが可能であるが、前記G3FAX通信では低速通信が行われるため、前記G3FAX通信により大きなデータを送信すると時間が要すると共に通信費も増大する。そのため、前記通信条件設定情報において、前記G3FAX通信に対応する前記既定条件では、前記解像度が予め設定された低解像度(例えば、200dpi)に定められている。なお、前記IPFAX通信のときは特に制限する必要がないため、前記通信条件設定情報では定められておらず初期設定又はユーザー設定の値が適用される。これにより、前記G3FAX通信が実行される場合は、前記通信制御部17により前記画像データの解像度が前記低解像度に変換され、前記電話網200を介した通信時間が短縮される。
そして、前記通信制御部17は、前記ステップS2及びS3において既に設定されていた前記通信条件を前記通信条件設定情報に基づいて必要に応じて変更する。
ここに、図4及び図5は、前記ステップS8で実行される前記通信条件変更処理の一例を示すフローチャートであって、図4は前記G3FAX通信が選択された場合、図5は前記IPFAX通信が選択された場合を示している。
<G3FAX通信が選択された場合>
まず、図4を参照しつつ、前記ステップS8において通信方式が前記G3FAX通信に変更された場合について説明する。
ステップS81において、前記通信制御部17は、前記V.34通信機能がOFFであるか否かを判断する。ここで、前記V.34通信機能がOFFであれば(S81のYes側)、前記通信制御部17は、前記通信条件設定情報に基づいて前記V.34通信機能の設定をONにして処理をステップS82に移行させる。
次に、ステップS82において、前記通信制御部17は、前記ECM機能がOFFであるか否かを判断する。ここで、前記ECM機能がOFFであれば(S82のYes側)、前記通信制御部17は、前記通信条件設定情報に基づいて前記ECM機能の設定をONにして処理をステップS83に移行させる。
同様に、ステップS83において、前記通信制御部17は、前記自社間通信機能がOFFであるか否かを判断する。ここで、前記自社間通信機能がOFFであれば(S83のYes側)、前記通信制御部17は、前記通信条件設定情報に基づいて前記自社間通信機能の設定をONにして処理をステップS84に移行させる。
続いて、ステップS84において、前記通信制御部17は、前記解像度が200dpiであるか否かを判断する。ここで、前記解像度が200dpiでなければ(S84のNo側)、前記通信制御部17は、前記通信条件設定情報に基づいて前記解像度の設定を200dpiにして当該通信条件変更処理を終了する。
<IPFAX通信が選択された場合>
まず、ステップS85において、前記通信制御部17は、前記V.34通信機能がONであるか否かを判断する。ここで、前記V.34通信機能がONであれば(S85のYes側)、前記通信制御部17は、前記通信条件設定情報に基づいて前記V.34通信機能の設定をOFFにして処理をステップS86に移行させる。
次に、ステップS86において、前記通信制御部17は、前記ECM機能がONであるか否かを判断する。ここで、前記ECM機能がONであれば(S86のYes側)、前記通信制御部17は、前記通信条件設定情報に基づいて前記ECM機能の設定をOFFにして処理をステップS87に移行させる。
同様に、ステップS87において、前記通信制御部17は、前記自社間通信機能がONであるか否かを判断する。ここで、前記自社間通信機能がONであれば(S87のYes側)、前記通信制御部17は、前記通信条件設定情報に基づいて前記自社間通信機能の設定をOFFにして当該通信条件変更処理を終了する。
<ステップS9>
そして、前記通信条件が変更されると、前記ステップS9において、前記通信制御部17は、前記ステップS7による変更後の前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信を前記ステップS8で設定された前記通信条件に従って実行する。即ち、前記通信制御部17は、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のいずれか一方の通信処理が正常に完了しなかった場合に、他方の通信処理を実行させる。ここでは、前記IPFAX通信が失敗した場合であるため前記ステップS9では前記G3FAX通信を実行することになる。なお、前記G3FAX通信が失敗した場合には前記ステップS9では前記IPFAX通信を実行することになる。ここに、前記ステップS9の処理を実行するときの前記通信制御部17が再接続手段に相当する。
また、前記ステップS9における前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信の実行時に、同一時刻及び同一宛先のファクシミリ通信の予約送信が登録されている場合には、前記予約送信の内容も含めて一括送信が行われる。これにより、前記予約送信については前記ステップS9の通信処理のみが実行され、前記予約送信について前記ステップS5が無駄に実行されることが防止される。
<ステップS10>
その後、ステップS10において、前記通信制御部17は、前記ステップS9で実行した前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信の通信結果を示す通信レポートを前記画像形成部3により印字出力する。
このとき、前記通信レポートには、前記ステップS7による前記通信方式の変更、前記ステップS8による前記通信条件の変更に関する情報が含まれる。これにより、ユーザーに、前記通信レポートを参照することにより、今回のファクシミリ送信処理が当初の設定とは異なる設定内容で行われたことを認識させることができる。なお、前記ステップS9で実行した前記IPFAX通信又は前記G3FAX通信が失敗した場合には、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信の両方が失敗した旨が記録された前記通信レポートが出力される。
以上、説明したように、前記MFP10では、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のうち予め選択された一方の通信処理の実行に際し、前記操作表示部12への操作入力に応じて前記通信処理に関する通信条件が設定される。そして、その後に前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のうち前記通信条件の設定の際に選択されていなかった他方の通信処理の実行に際して、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信ごとに対応する前記既定条件に従って前記通信条件が設定される。従って、前記インターネット100を介した前記IPFAX通信と前記電話網200を介した前記G3FAX通信とが切り替えて実行される場合にその切り替え後の通信処理に適した前記通信条件を適用することができる。これにより、例えば前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信各々において通信品質を向上させること、通信エラーの発生を防止すること、及び通信費用を抑制すること等の効果が得られる。
また、本実施の形態では、前記MFP10が、前記IPFAX通信及び前記G3FAX通信のいずれか一方が失敗した場合に他方を実行する機能を備えた場合を例に挙げて説明したがこれに限らない。例えば、前記MFP10が、前記IPFAX通信が失敗した場合に前記G3FAX通信を実行する機能のみを備えることも他の実施形態として考えられる。
さらに、本実施の形態では、前記G3FAX通信及び前記IPFAX通信を実行することのできるファクシミリ機能を有する前記MFP10を本発明に係る通信装置の一例として説明したが、前記通信装置はこれに限らない。例えば、電話網を介してユーザー間の通話を実現する第1の音声通信処理と、パケット網を介してユーザー間の通話を実現するVoIPに従った第2の音声通信処理とを実行することのできる電話機能を有するIP電話機も前記通信装置の一例である。
1 :通信システム
10:MFP(通信装置の一例)
11:メイン制御部
12:操作表示部
13:画像読取部
14:画像メモリー
15:画像形成部
161:NIC
162:PSTNモデム
17:通信制御部
171:CPU
172:ROM
173:RAM
174:EEPROM
20:IAF
30:SIPサーバー
40:G3FAX
100:インターネット(パケット網の一例)
200:電話網
S1、S2、・・・:処理手順(ステップ)番号

Claims (8)

  1. パケット網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第1の通信処理を実行する第1の通信制御手段と、
    電話網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第2の通信処理を実行する第2の通信制御手段と、
    前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理のうち予め選択された一方の通信処理の実行に際して通信条件を設定する第1の設定手段と、
    前記一方の通信処理が正常に完了しなかった場合に、他方の通信処理を実行させる再接続手段と、
    前記再接続手段により前記他方の通信処理が実行される際に、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理ごとに対応して予め設定された既定条件に従って前記通信条件を変更する第2の設定手段と、
    前記再接続手段による通信処理の変更に関する情報と前記第2の設定手段による通信条件の変更に関する情報とを含む通信レポートを出力する通信レポート出力手段と、
    を備え
    前記再接続手段が、前記他方の通信処理を実行する際に、同一時刻及び同一宛先の通信処理の予約送信が登録されている場合は、前記予約送信の内容と併せて前記他方の通信処理を実行する、通信装置。
  2. 前記第1の通信処理が、ITU−T勧告T.38規格に準拠した通信プロトコルに従って実行されるファクシミリ通信処理であり、
    前記第2の通信処理が、ITU−T勧告T.30規格に準拠した通信プロトコルに従って実行されるファクシミリ通信処理である請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信条件が、前記ファクシミリ通信処理におけるエラー訂正機能の設定を含み、
    前記第1の通信処理に対応する前記既定条件では前記エラー訂正機能の設定がOFFであり、前記第2の通信処理に対応する前記既定条件では前記エラー訂正機能の設定がONである請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信条件が、ITU−T勧告V.34規格に準拠した通信プロトコルに従って通信処理を実行するV.34通信機能の設定を含み、
    前記第1の通信処理に対応する前記既定条件では前記V.34通信機能の設定がOFFであり、前記第2の通信処理に対応する前記既定条件では前記V.34通信機能の設定がONである請求項2又は3に記載の通信装置。
  5. 前記通信条件が、送信端末識別情報に代えて送信端末名称を示す非標準機能信号を前記通信先端末に通知する自社間通信機能の設定を含み、
    前記第1の通信処理に対応する前記既定条件では前記自社間通信機能の設定がOFFであり、前記第2の通信処理に対応する前記既定条件では前記自社間通信機能の設定がONである請求項2〜4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 前記通信条件が、前記ファクシミリ通信処理で送信する画像データの解像度の設定を含み、
    前記第2の通信処理に対応する前記既定条件で定められた前記解像度の設定値が予め設定された低解像度である請求項2〜5のいずれかに記載の通信装置。
  7. コンピューターに、
    パケット網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第1の通信処理を実行する第1の通信制御ステップと、
    電話網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第2の通信処理を実行する第2の通信制御ステップと、
    予め選択された一方の前記通信処理の実行に際して通信条件を設定する第1の設定ステップと、
    前記一方の通信処理が正常に完了しなかった場合に、他方の通信処理を実行させる再接続ステップと、
    前記再接続ステップにおいて前記他方の通信処理が実行される際に、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理ごとに対応して予め設定された既定条件に従って前記通信条件を変更する第2の設定ステップと、
    前記再接続ステップにおける通信処理の変更に関する情報と前記第2の設定ステップにおける通信条件の変更に関する情報とを含む通信レポートを出力する通信レポート出力ステップと、
    を実行させるための通信プログラムであって、
    前記再接続ステップでは、前記他方の通信処理を実行する際に、同一時刻及び同一宛先の通信処理の予約送信が登録されている場合は、前記予約送信の内容と併せて前記他方の通信処理が実行される、通信プログラム
  8. パケット網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第1の通信処理を実行する第1の通信制御ステップと、
    電話網を介して接続された通信先端末との間で、予め定められた通信プロトコルに従って第2の通信処理を実行する第2の通信制御ステップと、
    予め選択された一方の前記通信処理の実行に際して通信条件を設定する第1の設定ステップと、
    前記一方の通信処理が正常に完了しなかった場合に、他方の通信処理を実行させる再接続ステップと、
    前記再接続ステップにおいて前記他方の通信処理が実行される際に、前記第1の通信処理及び前記第2の通信処理ごとに対応して予め設定された既定条件に従って前記通信条件を変更する第2の設定ステップと、
    前記再接続ステップにおける通信処理の変更に関する情報と前記第2の設定ステップにおける通信条件の変更に関する情報とを含む通信レポートを出力する通信レポート出力ステップと、
    を実行する通信方法であって、
    前記再接続ステップでは、前記他方の通信処理を実行する際に、同一時刻及び同一宛先の通信処理の予約送信が登録されている場合は、前記予約送信の内容と併せて前記他方の通信処理が実行される、通信プログラム
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