JP6008631B2 - 冷温水熱源機および表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部を備えた冷温水熱源機および前記表示部への表示方法に関する。
冷温水熱源機は建築物の空調用途、食品の保管用途、給湯用途など様々な分野で使用され、その機能は年々高機能化し、使用者の操作は複雑化している。複雑化する使用者の操作の一助となるように、操作設定情報と運転状態に基づいて、種々の情報を表示部に表示する技術が開発されている。
たとえば特許文献1には、使用者がリモコンを操作した際に警告や注意を行うために、リモコンの通常表示の内容の上にオーバーラップしてポップアップ表示を行うことで注意喚起を可能にする技術が開示されている。この技術によれば、使用者はポップアップ表示によって注意が喚起され、表示を確認することで事態を把握することができる。また、使用者が他のボタンを押せば、ポップアップ表示を解除することができる。
特開2007―240096号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、ポップアップ表示される情報は、通常表示内容の上にオーバーラップして表示されるが、通常表示内容を構成する「給湯温度」や「ふろ温度」の表示位置や大きさは変更されずに、邪魔にならない位置にポップアップ表示される。したがって、リモコンで表示する情報量が少ない場合には問題ないが、情報量が多い場合は表示を小さくするか、画面を大きくする必要があり、視認性またはコストが犠牲になるという課題がある。また、ポップアップ表示中には、使用者は通常の操作を行うことができず、通常の操作を行いたい場合は、リモコンのボタンを操作するなどして、ポップアップ表示を消さなければならず、ポップアップ表示を確認しながらリモコンの操作を行うことができないという課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、視認性およびコストを犠牲にすることなく一時表示を行う冷温水熱源機および表示方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、水熱媒を加熱又は冷却する冷温水熱源機であって、表示部と、前記冷温水熱源機の設定内容または運転状態にかかる第1の表示項目と、所定の事象が発生したときに一時表示される第2の表示項目と、前記冷温水熱源機の運転状態にかかる第3の表示項目と、を予め記憶する記憶部と、前記表示部を制御する制御部と、前記表示部を背面から照らすバックライトと、前記冷温水熱源機への操作の入力を受け付ける操作部と、を備え、前記制御部は、前記所定の事象が発生する前に、前記第1の表示項目を前記表示部の第1の表示領域に表示し、前記所定の事象が発生した場合、前記第1の表示領域に含まれ、かつ、前記第1の表示領域よりも小さい第2の表示領域に前記第2の表示項目を表示するとともに、前記第1の表示領域のうちの前記第2の表示領域を除く第3の表示領域に、前記第1の表示項目を、表示位置、表示サイズ、またはその両方を変更して表示し、前記第2の表示領域に前記第2の表示項目を表示するに応じて、前記バックライトを消灯状態から点灯状態に遷移させ、前記所定の事象が発生する前に、前記第3の表示項目を前記第1の表示領域に表示し、前記所定の事象が発生した場合であって、前記第3の表示項目の表示位置が前記第2の表示領域に属するとき、当該第2の表示領域から前記第3の表示項目を消去し、前記所定の事象は、前記操作部が前記操作の入力を受け付けることであり、前記第2の表示項目は、前記第3の表示項目よりも詳細な、前記冷温水熱源機の運転状態にかかる表示項目である、ことを特徴とする。
本発明によれば、制御部は第2の表示項目を表示すべき事象が発生したとき第1の表示項目の表示様態を変更して第2の表示項目を表示する領域を生成し、生成した領域に第2の表示項目を表示するので、視認性およびコストを犠牲にすることなく一時表示を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態の冷温水熱源機の構成を示す図である。 図2は、操作部の構成例を示す図である。 図3は、通常表示項目の例を説明する図である。 図4は、通常表示項目の例を説明する図である。 図5は、通常表示項目の例を説明する図である。 図6は、メッセージ表示項目の例を説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態の冷温水熱源機における表示部の表示方法を説明するフローチャートである。 図8は、メッセージ表示項目の他の例を説明する図である。 図9は、メッセージ表示項目の他の例を説明する図である。 図10は、メッセージ表示項目の他の例を説明する図である。 図11は、メッセージ表示項目の他の例を説明する図である。 図12は、メッセージ表示項目の他の例を説明する図である。 図13は、メッセージ表示項目の他の例を説明する図である。 図14は、メッセージ表示項目の他の例を説明する図である。
以下に、本発明にかかる冷温水熱源機および表示方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態の冷温水熱源機の構成を示す図である。図示するように、冷温水熱源機1は冷温水生成部2、操作部3、表示部4、制御部5、通常表示記憶部6、およびメッセージ表示記憶部7を備えている。
冷温水生成部2は、冷水または温水を生成する装置であって、例えば灯油やガスなどの化石燃料の燃焼によって水熱媒を加熱する装置や、冷凍サイクルを用いて水熱媒を加熱又は冷却する装置が該当する。冷温水生成部2で加熱又は冷却された水熱媒は端末放熱器(図示しない)に搬送され、放熱又は採熱し、再び冷温水生成部2に戻り、加熱又は冷却されるサイクルが繰り返される。端末放熱器には床暖房パネルやパネルラジエターやファンコイルユニットなどがある。
表示部4は、例えば液晶パネルで構成されており、制御部5から送られてくる画像データを表示する。また、表示部4の背面には、表示部4を背面から照らすバックライト(バックライト39)が配設されている。
操作部3は、使用者による冷温水熱源機1の操作入力を受け付ける装置である。操作部3は、例えば、ハードウェアボタン、タッチパネルなどを用いたソフトウェアボタン、または両方を用いて実現される。
図2は、操作部3の構成例を示す図である。本図に示すように、操作部3は、冷温水熱源機1の運転/停止を設定する運転/停止ボタン31、タイマー運転を設定するタイマーボタン32、ひかえめ運転モードの開始/停止を設定するひかえめボタン33、詳細機能を設定するためのメニューボタン34、設定変更した内容を確定させる際に押す決定ボタン35、上がるボタン36、下がるボタン37、設定変更した内容をクリアし、全画面に戻る際に押す戻るボタン38を備える。なお、ひかえめ運転モードとは、省エネ運転のために設けられた運転モードであって、温水を供給する場合には、設定温度よりもやや低めの水温を供給し、冷水を供給する場合には、設定温度よりもやや高めの水温を供給するモードをいう。
使用者は、操作部3を操作することにより、冷温水熱源機1の運転/停止、タイマー運転の開始/停止、ひかえめ運転モードの開始/停止、設定室温の調節、設定水温の調節などが可能である。操作入力の内容は制御部5に送られ、制御部5は、操作入力の内容を必要に応じて表示部4に表示せしめる。
制御部5は、操作部3を介して入力された操作入力に基づいて、冷温水生成部2の制御や表示部4への表示指示を行うとともに冷温水熱源機1の運転を制御する。また、冷温水熱源機1の運転状態に応じて、表示部4に警告や注意喚起、運転状態の表示を行う。制御部5は、例えば、記憶装置、演算装置を備えるコンピュータにより実現される。具体的には、記憶装置に予め格納されるプログラムを演算装置が実行することによって、制御部5としての動作が実現される。
ここで、本実施の形態の冷温水熱源機1によれば、表示部4に表示される項目として、大きく、設定内容または運転状態にかかる通常表示項目(第1の表示項目、第3の表示項目)と、所定の事象が発生したタイミングで一時表示されるメッセージ表示項目(第2の表示項目)とが存在する。
通常表示項目は、メッセージ表示項目を表示すべき事象が発生する前には、表示部4が備える第1の表示領域(例えば表示画面の全領域)に表示される。メッセージ表示項目は、対応する事象が発生したときに、第1の表示領域よりも小さい第2の表示領域に一時表示される。その際、通常表示項目のうちの第1の表示項目は、第1の表示領域から第2の表示領域を除く第3の表示領域に、表示位置、表示サイズ、またはその両方が変更されて表示される。また、メッセージ表示項目を表示すべき事象が発生する前に第2の表示領域に表示されていた通常表示項目のうちの第3の表示項目は、メッセージ表示項目を表示すべき事象が発生した際に第2の表示領域から消去される。
通常表示項目を構成する個々の表示項目が第1の表示項目に属するか第3の表示項目に属するかは、例えば、使用者が操作を行う際に必要となるか否かに基づいて予め設定されている。使用者が操作を行う際に必要となる表示項目は、第1の表示項目に設定され、その他の表示項目は、第3の表示項目に設定される。
図3〜図5は、通常表示項目の例を説明する図である。運転時には、図3に示すように、表示部4の中央に設定温度表示40が、表示部4の右上に時刻表示41がそれぞれレイアウトされる。また、停止時には、図4に示すように、表示部4には時間表示41のみが表示されている。この状態で、運転/停止ボタン31が押下されることによって、運転が開始され、設定温度表示40が表示される。タイマー運転時には、図5に示すように、図3にて説明した表示項目に加えて、表示部4の左上にタイマー運転タイトル表示42が、中央の設定温度表示40の周りをタイマー運転設定表示43が、表示部4の左端にシステム状態表示44が夫々レイアウトされる。
なお、タイマー運転タイトル表示42は、タイマーボタン32が操作されて制御部5がタイマー運転を開始した時に表示され、その時、タイマーの運転プログラム内容がタイマー運転設定表示43に表示される。タイマーは複数設定することが可能であり、タイマー運転タイトル表示42にそれぞれ「タイマー1」、「タイマー2」とタイトル別に表示が可能であり、それぞれに対して独立した運転プログラムを設定することができ、そのプログラム内容はタイマー運転タイトル表示42の内容に合わせて、タイマー運転設定表示43が表示される。
設定温度表示40は、設定室温表示や設定水温表示として利用することが可能である。
システム状態表示44は、冷温水熱源機1の運転状況に応じて、常に使用者に注意を促す必要のある項目について、必要最小限の文言で表示部4の他の表示と重ならない位置にレイアウトされる。図5でのシステム状態表示44の表示位置は表示部4の左端であるが、システム状態表示44の表示位置は表示部4の右端でもよいし、左端と右端の両方であってもよい。
システム状態表示44は、使用者にシステムの状態の通知が必要な場合に、制御部5から指示して表示部4に表示される。図5においては、システム状態表示44として「水切れ注意」が表示されているが、これは、冷温水熱源機の循環水水位が適正レベル以下となった場合に表示される。なお、「水切れ注意」の表示は一例であり、他の内容が表示されるようにしてもよい。また、システム状態表示44は、タイマー運転時のみではなく、運転状態や、停止状態でも同様の位置に表示されるようにしてもよい。
図3〜図5に示した、設定温度表示40、時刻表示41、タイマー運転タイトル表示42、タイマー運転設定表示43、およびシステム状態表示44は、通常表示項目として、通常表示項目毎の表示位置と対応付けられて、通常表示記憶部6に予め記憶されている。制御部5は、通常表示記憶部6から通常表示項目および表示位置を読み出して、読み出した情報に基づいて画像データを生成し、生成した画像データを表示部4に送って表示指示する。設定温度表示40は、第1の表示項目に設定されており、時刻表示41、タイマー運転タイトル表示42、タイマー運転設定表示43、およびシステム状態表示44は、第3の表示項目に設定されている。
図6は、メッセージ表示項目の例を説明する図である。図6に示すように、メッセージ表示項目は、表示部4の上側(第2の表示領域)にレイアウトされたメッセージ表示45に表示されている。そして、メッセージ表示45が表示されているときには、メッセージ表示45と重なる位置に表示されていた第3の表示項目に属する、時刻表示41、タイマー運転タイトル表示42、タイマー運転設定表示43、およびシステム状態表示44が消去され、第1の表示項目に属する設定温度表示40が、第1の表示領域(ここでは表示部4の表示画面の全領域)から第2の表示領域を除く部分(第3の表示領域)に、表示位置および表示サイズが変更されて表示されている。なお、表示位置や表示サイズのうちのいずれか一つだけ変更するだけでシステム状態表示44を第3の表示領域に表示可能である場合には、表示位置および表示サイズのうちのいずれか一方を変更するだけでもよい。また、図6に示すタイマー運転設定表示43のように、タイマー運転設定表示43の全部を消去するのではなく、メッセージ表示45と重なる部分のみが消去されるようにしてもよい。
このように、制御部5は、第1の表示項目としての設定温度表示40、40aによる表示を犠牲にすることなく第2の表示項目を表示することができる。使用者は、メッセージ表示45が表示されているときでも設定温度表示40aが表示されるので、使用者の使用頻度の高い上がるボタン35や下がるボタン36を操作して設定温度を変更するような操作を行うことが可能になる。また、時刻表示41、タイマー運転タイトル表示42、タイマー運転設定表示43、システム状態表示44などの、使用者の操作入力の際に特に必要とならない表示項目を消すことで、メッセージ表示45の表示範囲を大きく確保することができ、使用者に対して、表示内容をより見やすくすることができる。
メッセージ表示項目、表示位置、および表示時間は、メッセージ表示記憶部7に予め記憶されている。制御部5は、メッセージ表示項目の表示タイミングに至ったとき、メッセージ表示記憶部7からメッセージ表示項目、表示位置、および表示時間を読み出して、読み出したメッセージ表示項目を読み出した表示位置にレイアウトした画像データを作成して表示部4に送り、表示出力させる。メッセージ表示項目の表示タイミングを決定する事象は、予め定められている。例えば図6に示したメッセージ表示項目「タイマー運転を開始します」は、タイマー運転を開始する操作が入力されるという事象が発生したタイミングで表示される。なお、メッセージ表示項目は、複数存在していてもよい。また、メッセージ表示項目の表示位置はメッセージ表示項目毎に異なっていてもよい。メッセージ表示項目が複数存在する場合には、個々の表示タイミングを決める事象は表示項目毎に予め定められている。メッセージ表示45に表示される項目のバリエーションについては後述する。
また、制御部5は、メッセージ表示項目の表示出力を、メッセージ表示記憶部7から読み出した表示時間が経過するまで継続し、当該表示時間が経過すると、メッセージ表示45を消して、当該メッセージ表示項目を表示する前の表示を表示部4に表示せしめる。即ち、制御部5は、表示位置、表示サイズ、またはその両方が変更されて第3の表示領域に表示されていた第1の表示項目を、表示位置、表示サイズ、またはその両方を元に戻して第1の表示領域に表示する。また、消去されていた第3の表示項目を第1の表示領域に復活表示させる。メッセージ表示項目の表示時間はどのように設定されてもよいが、ここでは、メッセージ表示項目の文章の長さに応じた値が設定されているものとする。例えば、4文字あたり1秒の長さの時間が設定される。これにより、長い文章ほど長い時間だけ表示されるので、使用者の視認性を向上せしめることができる。また、ここでは表示時間は予め設定されてメッセージ表示記憶部7に格納されているとして説明しているが、制御部5がメッセージ表示内容を読み出す都度、その文章の長さに応じて表示時間を算出するようにしてもよい。
なお、表示部4は、操作部3から入力があった場合に、バックライト39を点灯する。表示部4は、バックライト39の状態を一定時間(例えば30秒)だけ点灯状態とし、再び操作部3からの入力がなければ点灯状態から消灯状態に切り替える。なお、ここで述べたバックライト39の操作は、表示部4ではなく制御部5が行うようにしてもよい。また、メッセージ表示項目の表示を行う際の点灯時間はメッセージ表示項目の表示時間と等しくてもよいし、異なっていてもよい。また、メッセージ表示項目が表示される毎に当該メッセージ表示項目の表示時間に応じて動的に決定されるようにしてもよい。
なお、操作部3および表示部4と冷温水熱源機1とを別体とし、有線または無線で互いに接続されるように構成してもよい。
図7は、本発明の実施の形態の冷温水熱源機1における表示部4の表示方法を説明するフローチャートである。
まず、制御部5は、メッセージ表示項目を表示するタイミングに至ったか否かを判定する(ステップS1)。メッセージ表示項目の表示タイミングを決める事象は、前述のように、メッセージ表示項目毎に予め設定されている。メッセージ表示項目を表示するタイミングに至っていない場合には(ステップS1、No)、制御部5は、ステップS1の判定処理を再び実行する。
メッセージ表示項目の表示タイミングに至った場合には(ステップS1、Yes)、制御部5は、メッセージ表示項目の内容、表示時間、および表示位置をメッセージ表示記憶部7から読み出す(ステップS2)。そして、読み出した表示位置に重なる通常表示項目のうちの第3の表示項目を消去するとともに、第1の表示項目の表示様態(大きさ、表示位置、またはその両方)をメッセージ表示項目の表示位置に重ならないように変更する(ステップS3)。
ステップS3の処理により制御部5から新しい入力がなされると、表示部4は、バックライト39を点灯する(ステップS4)。制御部5は、メッセージ表示記憶部7から読み出して得られた表示時間だけ、読み出したメッセージ表示項目にかかる表示内容を表示部4に表示する(ステップS5)。
メッセージ表示45の表示が終わると、制御部5は、ステップS3の処理の以前と同様の通常表示項目を表示する(ステップS6)。即ち、消去された第3の表示項目を再び表示するとともに、大きさ、表示位置、またはその両方が変更された第1の表示項目を元の表示様態に戻して表示する。
バックライト39を点灯してから予め定められた時間が経過すると、表示部4は、バックライト39を消灯する(ステップS7)。なお、ステップS2で読み出された表示時間がバックライト39の点灯時間よりも短く設定されている場合には、ステップS7の処理は、ステップS6の処理よりも先に実行される。
ステップS7の処理の後、制御部5は、ステップS1の判定処理を実行する。
なお、メッセージ表示項目の内容は様々であることを上述した。以下に、図8〜14を参照して、メッセージ表示項目の他の例を説明する。
停止状態において図4に説明した表示がなされているときに運転/停止ボタン31が押されると、図8に示すように、メッセージ表示45に「運転を開始します」が表示される。また、使用者がひかえめボタン33を押してひかえめ運転モードに設定すると、図9に示すように、メッセージ表示45に「ひかえめ運転を開始します」と表示される。また、運転状態において運転/停止ボタン31が押されると、図10に示すように、メッセージ表示45に「運転を停止します」が表示される。
また、使用者が操作部3を押して設定を変更する場合で、かつ、押したボタンが機器の設定で操作を受け付けない状態である場合、図11に示すように、メッセージ表示45に「そのボタンは現在使えません」と表示される。例えば、時刻表示41が設定されていない場合には、タイマー運転を行うことは不可能であるため、タイマーボタン32を押してもタイマー運転を行うことができない。そのような場合に、図11に示したような表示がなされる。なお、制御部5は、メッセージ表示45に「時刻を設定してください」と表示することで、使用者に事態を解決するための情報を提供するようにしてもよい。
図6、図8〜11に示したメッセージ表示項目の例は、使用者が操作部3を操作入力を行うという事象が発生したタイミングで表示される内容である。その他のメッセージ表示項目の例として、冷温水熱源機1の状態が変化するという事象が発生したタイミングで、その変化の内容をメッセージ表示45に表示するものがある。例えば、冷温水熱源機1の循環水水位が水切れ検知レベル以下となった場合に、図12に示すように、メッセージ表示45に「循環液が不足しています。補充してください」と表示される。
また、冷温水熱源機1の循環水水位が水切れ検知レベル以下となった場合などの、使用者にとって重要な内容については、メッセージ表示45の表示が消された後も、システム状態表示44に同様の内容を必要最小限の文字で表示されるようにしてもよい。このようにすることで、重要な変化が起こった旨を使用者に常に通知し続けることができる。
なお、メッセージ表示項目毎に予め優先順位を設定しておき、制御部5は、複数のメッセージ表示項目にかかる事象が重なって発生した場合に、それらの項目のうちのいずれを表示するかを優先順位に基づいて選択するようにしてもよい。例えば、操作部3を操作したタイミングで表示される内容の優先順位を、システムの状態について表示される内容よりも上位に設定することで、使用者は自己の操作に関して必要な情報を常に得ることができるようになる。
また、制御部5からシステムの状態について表示される内容で、特に製品の故障や使用者の人体に影響を与える不具合を発生させる虞のある状態に至った場合に通知するメッセージ表示項目の優先順位を使用者が操作部3を操作した場合に表示されるメッセージ表示項目より上位に設定することで、機器を安全に使用する上で必要な情報を使用者は常に得ることができるようになる。
また、操作部3を介して設定温度が所定のしきい値以上に設定された場合に、図13に示すように、メッセージ表示45に低温やけどに対する注意を促す警告が表示されるようにしてもよい。しきい値は低温やけどの発症の虞のある温度を室温、水温、またはその両方のマトリックスとして所定の記憶部に予め記憶させておき、制御部5は、当該記憶しておいた値を用いて表示タイミングの判定に使用するように構成してもよい。なお、室温および水温のマトリックスには、室温が高い場合は低めの水温が、水温が高い場合は低めの室温が、しきい値に設定されるようにしてよい。このようにすることによって、使用者は、温度設定時に低温やけどの危険性を確認することができ、より安全に機器を使用することが可能となる。
また、使用者が操作部3を操作したタイミングでバックライト39が点灯状態に移行するようにしておき、バックライト39が消灯状態から点灯状態に移行したタイミングでメッセージ表示45を表示するようにしてもよい。例えば図14に示すように、バックライト39が消灯状態のときに「水切れ注意」がシステム状態表示44に表示されている場合において、使用者が操作部3に何らかの入力を行ったとき、制御部5は、操作入力に応じた表示を表示部4に指示する。表示部4は、当該指示をうけて、バックライト39を点灯する。制御部5は、バックライト39の状態が消灯状態から点灯状態に移行したことを検知して、「水切れ注意」の表示を消して、より詳細な情報である「循環液が不足しています。補充してください」をメッセージ表示45に表示するようにしてよい。これにより、使用者が実際に操作部3を操作する状態にある場合に必要なメッセージ内容を表示することが可能となる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、制御部5は、所定の事象が発生する前に、設定内容または運転状況にかかる第1の表示項目を表示部4の第1の表示領域に表示し、所定の事象が発生した場合、第1の表示領域に含まれ、かつ、第1の表示領域よりも小さい第2の表示領域にメッセージ表示項目(第2の表示項目)を表示するとともに、第1の表示領域のうちの第2の表示領域を除く第3の表示領域に、第1の表示項目を、表示位置、表示サイズ、またはその両方を変更して継続して表示する、ようにしたので、コンパクトな表示画面を有する表示部4であっても第1の表示項目の表示を継続しつつメッセージ表示項目を一時表示できる。これにより、視認性およびコストを犠牲にすることなくメッセージ表示項目の一時表示を行うことができる冷温水熱源機1を得ることができるようになる。また、使用者が操作部3を操作する際に必要となる項目を第1の表示項目とすることによって、メッセージ表示項目が表示中であっても、使用者は必要な情報を第1の表示項目から得ながら操作部3を操作することができるようになる。
また、制御部5は、メッセージ表示項目を表示すべき事象が発生する前に、第3の表示項目を第1の表示領域に表示し、前記事象が発生した場合であって、第3の表示項目の表示位置が第2の表示領域に属するとき、当該第2の表示領域から第3の表示項目を消去する、ように構成した。これにより、使用者の操作入力の際に特に必要とならない表示項目を第2の表示項目とすることで、メッセージ表示項目および第1の表示項目のサイズを大きくすることができるので、使用者に対して、表示内容をより見やすくすることができる。
なお、制御部5は、メッセージ表示項目の表示を開始してから当該メッセージ表示項目を構成する文章量に応じた時間が経過したとき、当該メッセージ表示項目を第2の表示領域から消去するとともに、第1の表示項目を元の表示様態に戻して第1の表示領域に表示するようにしたので、使用者がメッセージ表示項目の内容を読むための十分な時間を確保することができる。
また、制御部5は、複数のメッセージ表示項目の夫々にかかる事象が重なって発生した場合、第2の表示領域に表示する1つのメッセージ表示項目を優先順位に基づいて選択する、ように構成したので、使用者は、その時点において最も重要な情報をメッセージ表示45から得ることができる。
また、操作部3は温度設定の入力を受け付けて、温度設定値は第1の表示項目に属するように構成したので、使用者は、メッセージ表示項目が表示されている最中であっても温度設定値を確認しながら温度設定の入力を実行することができるようになる。
以上のように、本発明にかかる冷温水熱源機および表示方法は、表示部を備えた冷温水熱源機および前記表示部への表示方法に適用して好適である。
1 冷温水熱源機、2 冷温水生成部、3 操作部、4 表示部、5 制御部、6 通常表示記憶部、7 メッセージ表示記憶部、31 運転/停止ボタン、32 タイマーボタン、33 ひかえめボタン、34 メニューボタン、35 決定ボタン、36 上がるボタン、37 下がるボタン、38 戻るボタン、39 バックライト、40,40a 設定温度表示、41 時刻表示、42 タイマー運転タイトル表示、43 タイマー運転設定表示、44 システム状態表示、45 メッセージ表示。

Claims (5)

  1. 水熱媒を加熱又は冷却する冷温水熱源機であって、
    表示部と、
    前記冷温水熱源機の設定内容または運転状態にかかる第1の表示項目と、所定の事象が発生したときに一時表示される第2の表示項目と、前記冷温水熱源機の運転状態にかかる第3の表示項目と、を予め記憶する記憶部と、
    前記表示部を制御する制御部と、
    前記表示部を背面から照らすバックライトと、
    前記冷温水熱源機への操作の入力を受け付ける操作部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記所定の事象が発生する前に、前記第1の表示項目を前記表示部の第1の表示領域に表示し、前記所定の事象が発生した場合、前記第1の表示領域に含まれ、かつ、前記第1の表示領域よりも小さい第2の表示領域に前記第2の表示項目を表示するとともに、前記第1の表示領域のうちの前記第2の表示領域を除く第3の表示領域に、前記第1の表示項目を、表示位置、表示サイズ、またはその両方を変更して表示し、前記第2の表示領域に前記第2の表示項目を表示するに応じて、前記バックライトを消灯状態から点灯状態に遷移させ、
    前記所定の事象が発生する前に、前記第3の表示項目を前記第1の表示領域に表示し、前記所定の事象が発生した場合であって、前記第3の表示項目の表示位置が前記第2の表示領域に属するとき、当該第2の表示領域から前記第3の表示項目を消去し、
    前記所定の事象は、前記操作部が前記操作の入力を受け付けることであり、
    前記第2の表示項目は、前記第3の表示項目よりも詳細な、前記冷温水熱源機の運転状態にかかる表示項目である、
    ことを特徴とする冷温水熱源機。
  2. 前記制御部は、前記第2の表示項目の表示を開始してから当該第2の表示項目を構成する文章量に応じた時間が経過したとき、当該第2の表示項目を前記第2の表示領域から消去するとともに、前記第1の表示項目を、前記第1の表示領域に、表示位置、表示サイズ、またはその両方を戻して表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷温水熱源機。
  3. 前記操作の入力は、前記冷温水熱源機の温度設定の入力であり、
    前記第1の表示項目は、温度設定値である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷温水熱源機。
  4. 水熱媒を加熱又は冷却する冷温水熱源機が具備する表示部に前記冷温水熱源機の制御部が表示を行う表示方法であって、
    設定内容または運転状態にかかる第1の表示項目を前記表示部の第1の表示領域に表示するステップと、
    所定の事象が発生した場合、前記第1の表示領域に含まれ、かつ、前記第1の表示領域よりも小さい第2の表示領域に第2の表示項目を表示するとともに、前記第1の表示領域のうちの前記第2の表示領域を除く第3の表示領域に、前記第1の表示項目を、表示位置、表示サイズ、またはその両方を変更して表示するステップと、
    前記第2の表示領域に前記第2の表示項目を表示するに応じて、前記表示部を背面から照らすことが可能なバックライトを消灯状態から点灯状態に遷移させるステップと、
    を備え、
    前記所定の事象が発生する前に第3の表示項目を前記第1の表示領域に表示するステップと、
    前記所定の事象が発生した場合であって、前記第3の表示項目の表示位置が前記第2の表示領域に属するとき、当該第2の表示領域から前記第3の表示項目を消去する、ステップと、
    をさらに備え、
    前記所定の事象は、前記冷温水熱源機が具備する操作部が操作の入力を受け付けることであり、
    前記第2の表示項目は、前記第3の表示項目よりも詳細な、前記冷温水熱源機の運転状態にかかる表示項目である、
    ことを特徴とする表示方法。
  5. 前記第2の表示項目の表示を開始してから当該第2の表示項目を構成する文章量に応じた時間が経過したとき、当該第2の表示項目を前記第2の表示領域から消去するとともに、前記第1の表示項目を、前記第1の表示領域に、表示位置、表示サイズ、またはその両方を戻して表示するステップをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示方法。
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