JP6008108B2 - 送受信装置およびデスクランブルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、伝送路を介してMPEG2−TS(Transport Stream)パケットを送受信するパケット送受信装置に関する。
デジタル放送では、映像、音声を多重化するためのデータ形式として、MPEG2−TSパケットが採用されている。このMPEG2−TSパケット(以下、TSパケット)には、デジタル放送受信機において放送局側のクロックを再生するためにPCR(Program Clock Reference)が付加されている。一方、デジタル放送受信機は、デコーダ等の動作クロックの基準となるシステムクロックの周波数を電圧値により制御できるVCXO(Voltage Controled Crystal Ocillator)と、このシステムクロックをカウントするSTC(System Time Clock)とを搭載している。
デジタル放送受信機では、現在受信したPCRと一つ前に受信したPCRとの差分値と、その間にSTCがカウントしたシステムクロックのカウント値とを比較し、受信機側のシステムクロック周波数が放送局側のクロック周波数よりも高い場合には受信機側のシステムクロック周波数が低くなるように、受信機のシステムクロック周波数が送信側のクロック周波数よりも低い場合には受信機側のシステムクロック周波数が高くなるように、受信機のVCXOの発振周波数を制御する。このように、デジタル放送受信機には放送局側のシステムクロックと受信機側のシステムクロックを同期させるしくみがあり、受信機での映像、音声のデコードのタイミングと放送局でエンコードされた映像、音声のタイミングとを同期させることができる。
一方、ジッタが発生する伝送路を介して放送局から受信機にTSパケットを伝送する場合は、ジッタにより受信機で受け取ったTSパケットの時間間隔が放送局から送出された直後のTSパケットの時間間隔と異なってしまう。その結果、受信機でTSパケットからPCRを抽出するタイミングが放送局の意図したタイミングと異なってしまい、放送局側のシステムクロックと受信機側のシステムクロックとが正しく同期することができないという問題が生じる。なお、伝送路上を経由したパケットが受信側に到着するまでの伝送遅延時間が、長くなったり、短くなったりして一定時間でなくなる。このずれ量をジッタという。
このような問題に対して、従来のTSパケット送受信装置では、放送局側と受信機側とにそれぞれGPS信号から生成した27MHzのクロックを供給する仕組みを付与し、このクロックを放送局側と受信機側とのそれぞれのTTSカウンタ部でカウントしてTTSカウンタ値とし、放送局側ではTTSカウンタ値をTSパケットにタイムスタンプとして付加し伝送路に出力する方法が取られている。このようにすることで、受信機側では放送局側から送られてきたTSパケットを受信バッファに格納すると共にこのTSパケットに付加されたタイムスタンプ(TTSカウンタ値)を抽出し、この抽出したタイムスタンプ(TTSカウンタ値)と受信機側のTTSカウンタ部にカウントされているタイムスタンプ(TTSカウンタ値)とを比較して、受信バッファからTSパケットを出力するタイミングを制御している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−33326号公報(段落0013〜0016、図1)
しかしながら、従来のTSパケット送受信装置では、放送局側と受信機側とにそれぞれGPS信号から生成した27MHzのクロックを供給する仕組みを搭載する必要があること、放送局側で送信するTSパケットにタイムスタンプを付加する必要があるため放送局側にタイムスタンプ付加手段が必要であること、受信機側で受信したTSパケットからタイムスタンプを抽出し、この抽出したタイムスタンプと受信機側のTTSカウンタ部にカウントされているタイムスタンプとを比較する必要があるため受信機側にタイムスタンプ抽出・比較手段が必要であることから、装置が複雑になるという課題があった。
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、ジッタが発生する伝送路を介してTSパケットを送受信する際に、伝送路に出力するTSパケットにタイムスタンプを付加せずに伝送路に出力し、伝送路で発生したジッタの影響を除去することができる簡易な構成のパケット送受信装置を得るものである。
この発明に係る送受信装置は、放送信号を復調して得られたTSパケットのデータに基づく信号を送信する送信手段及び該送信手段から送信された信号に対して特定の処理がなされた後の信号を受信する受信手段を有する送受信装置であって、前記送信手段は、前記データを含んで構成されるTSデータ、前記データの開始位置を示すTS同期信号、前記データの有効区間を示すTS有効信号、及び、前記TSデータの伝送用クロックであるTSクロックの各信号を出力する復調部と、該復調部から出力された前記TSデータを、伝送路を介して前記特定の処理を行う特定処部に送出する送出部と、を備え、前記受信手段は、前記特定処理部で前記特定の処理がなされたTSデータを、前記伝送路を介して受信する受信部と、該受信部で受信され、前記特定の処理がなされたTSデータを記憶する受信バッファ部と、を備え、更に、前記受信バッファ部に記憶された前記特定の処理がなされたTSデータが予め定められた第一のデータ量以上存在する場合に、前記復調部から出力された前記TS同期信号に同期したタイミング信号を生成し、該タイミング信号に基づき、前記特定の処理がなされたTSデータを前記受信バッファ部から前記TS同期信号に同期して読み出す制御部を備えたものである。
この発明は、ジッタが発生する伝送路を介したパケット送受信装置において、放送局側と受信機側とにそれぞれGPS信号から生成したクロックを供給する仕組みや、放送局側で送信するTSパケットにタイムスタンプを付加する手段や、受信機側で受信したTSパケットからタイムスタンプを抽出し、この抽出したタイムスタンプと受信機側のTTSカウンタ部にカウントされているタイムスタンプとを比較する手段が不要となり、簡易な構成により伝送路で発生したジッタの影響を除去することができる。
この発明の実施の形態1に係るパケット送受信装置およびデスクランブルシステムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るTSパケット信号形式を示す図である。 この発明の実施の形態1の受信バッファ読み出し制御部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるジッタの影響の除去を説明する説明図である。 この発明の実施の形態2の受信バッファ読み出し制御部の動作をしめすフローチャートである。 この発明の実施の形態2の受信バッファ部に一次記憶されたTSデータ量の時間変化の推移を示した図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1におけるパケット送受信装置をデスクランブルシステムに適用した際のシステム構成を示すブロック図である。本実施の形態におけるデスクランブルシステムは、パケット送受信装置100、デスクランブル装置120およびB/E部(バックエンド部)130で構成されている。パケット送受信装置100とデスクランブル装置120とはジッタが発生するUSB(Universal Serial Bus)の伝送路110で接続されている。その伝送路の伝送モードは、例えば最優先のパケット転送が可能なアイソクロナス転送モードである。なお、伝送路110は、USB以外にIEEE1394、イーサネット(登録商標)、無線LAN等の有線、無線のネットワークであってもよい。
パケット送受信装置100は、送信手段としての送信部101と受信手段としての受信部106とで構成されている。送信部101は、チューナ102と、復調部103と、送信バッファ部104と、パケット送信部105とで構成されている。受信部106は、パケット受信部107と、受信バッファ部108と、受信バッファ読み出し制御部109とで構成されている。
デスクランブル装置120は、パケット受信部121と、受信バッファ部122と、限定受信モジュール部123と、送信バッファ部124と、パケット送出部125とで構成されている。
B/E部130は、Demux部132と、PCRリカバリ部131と、デコード部133とで構成されている。
次に、本実施の形態におけるデスクランブルシステムの動作について説明する。
チューナ部102は、RF入力信号11を受信すると、このRF入力信号11から選局を行い、所望のRF信号12を復調部103に伝送する。復調部103は、RF信号12を復調してTSパケットを出力する。図2は、本実施の形態に用いられるTSパケットの信号形式である。図2に示すように、本実施の形態におけるTSパケットは、TSパケット、TS同期信号、TS有効信号、TSクロックの各信号形式で伝送される。この形式で伝送されるTSパケットは、図1にTS_A、TS_F、TS_C、TS_Dで示した伝送位置でのTSパケットである。但しTS_A、TS_Fで示した伝送位置では、TSクロック信号ライン13とTS同期信号ライン14とは別ラインで記載しており、例えば、TS_Aで示した伝送位置のTSクロック信号ライン13は、復調部103から送信バッファ部104、受信バッファ部108、受信バッファ読み出し制御部109およびDemux部132に出力されている信号ラインとなる。
図2に示すように、TSパケットは、1パケットが188バイトのTSパケットをひとかたまりとしており、TS有効信号は、TSパケットの有効期間をHighとして示す信号である。また、TS同期信号は、TSパケットの先頭バイトを示す位置をアクティブ(High)として示す信号である。また、TSクロックは、TS伝送用クロックであり、TSデータ無効期間も含めて一定周波数の信号である。したがって、TS有効信号の中にTSパケット無効期間がある場合は、TSクロックの周波数はTSデータのデータレート(TSパケットレート)よりも少し高い周波数となる。TSデータは8ビットのパラレルデータ或いは1ビットのシリアルデータいずれであってもよい。なお復調部103が出力するTSデータレート、TSクロック周波数は受信する信号の変調パラメータ毎に一定値となる。
復調部103から出力されるTSパケットはスクランブルされており、これをデスクランブルするためには、デスクランブル装置120内の限定受信モジュール123に伝送路110経由でTSパケットを転送する必要がある。伝送路110にスクランブルされているTSパケットを出力するために、送信部101は次のような動作を行う。
送信バッファ部104は、このスクランブルされたTSパケットを一次記憶し、この一次記憶されたTSパケットをパケット送出部105へ送る。パケット送出部105は、送信バッファ部104に伝送路110に出力する1データ単位分のデータが一次記憶されたのを確認し、伝送路110に1データ単位のデータ(TS_B)を出力する。ここで1データ単位のデータ(TS_B)はTSパケット単位とは異なり、例えば、伝送路上の平均転送効率を上げるために、数キロバイト単位の複数のTSパケットを一塊とするようなデータ単位である。
伝送路110は、USBであり、例えばアイソクロナス転送モードで伝送されている。伝送路110に出力されたTS_Bは、デスクランブル装置120内のパケット受信部121を経由して受信バッファ部122に一次記憶され、この受信バッファ部122から限定受信モジュール部123にTS_Cが出力される。限定受信モジュール部123ではTS_Cがデスクランブルされ、デスクランブルされたTS_Dが送信バッファ部124に一次記憶される。この際TS_C、TS_Dの伝送クロック周波数は、想定されるTSクロック周波数よりも少し高い周波数である。送信バッファ部124で一次記憶されたTS_Dはパケット送出部125経由でUSB等の伝送路110経由でパケット送受信装置100へ出力される(TS_E)。この伝送路110上の転送単位はTSパケット単位ではなく伝送路110上のデータ転送単位となる。ここで、伝送路110上で転送を行うと、ジッタの影響を受けるので、TS_B、TS_C、TS_DおよびTS_Eでは、TS_AにおけるTSパケット間隔とは異なる間隔となっている。
伝送路110に出力されたデスクランブルされたTS_Eは、パケット送受信装置100内のパケット受信部107に入力され、受信バッファ部108に一次記憶される。受信バッファ部108は、受信バッファ読み出し制御部109から受信するTSパケット読み出しタイミング信号により、1TSパケットを出力する。ここで、このTSパケット読み出しタイミング信号は、復調部103からのTS同期信号に同期した信号である。受信バッファ読み出し制御部109は、ジッタの影響を除去するために受信バッファ部108からTSパケットを読み出すタイミングを制御する。次に、受信バッファ読み出し制御部109におけるTSパケット読み出し制御処理について説明する。
図3は、本実施の形態における受信バッファ読み出し制御部109の動作を示すフローチャートである。
まず、受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量(バイト量)が第1の所定データ量以上存在するか確認する(S301)。ここで第1の所定データ量は、受信バッファ部108からTSデータが出力できる最低限一次記憶すべきデータ量、例えば1TSパケット長の188バイトである。あるいは、第1の所定データ量は、バッファ遅延を小さくするために1バイト以上としてもよい。受信バッファ読み出し制御部109は、この第1の所定データ量以上のデータが存在しない場合は、S301でその条件が成立するまで待ち、その条件が成立したらS302へ進む。
次に、受信バッファ読み出し制御部109は、復調部103から出力されるTS同期信号がアクティブ(High)になるのを待つ(S302)。受信バッファ読み出し制御部109は、TS同期信号がアクティブになるのを検出したら、TSパケット読み出しタイミング信号を受信バッファ部108に通知して、受信バッファ部108からTSパケット読み出しタイミング信号に同期して1つのTSパケットを読み出す(S303)。1つのTSパケット、TS同期信号およびTS有効信号は、受信バッファ部108から読み出されるTSパケットの先頭バイトでTS同期信号が有効となるように制御され、図2に示す形式のTSデータでB/E部130に送信される。受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108から1つのTSパケットの読み出しを終了したら、次のTSパケットを読み出すタイミング制御を行うステップ(S301)に戻る。
このように読み出し制御を行うことで、受信バッファ部108からB/E部130に出力されるあるTSパケットの先頭から次のTSパケットの先頭までの間隔が、復調部103からのTS同期信号の間隔と同一になるため、伝送路110など発生したでジッタの影響を除去することができる。
B/E部130に入力されたTSデータ(TS_F)は、Demux部132に入力されてPCRが抽出される。Demux部132で抽出されたPCRは、PCRリカバリ部131に送られる。PCRリカバリ部131は、Demux部132から受信したPCRにより放送局側のシステムクロックと同期したクロックを生成し、このクロックをB/E部130のシステムクロックとしてデコード部133に出力する。Demux部132は、映像ストリームおよび音声ストリームをTSパケットから分離しデコード部133へ出力する。デコード部133は、Demux部132から入力された映像ストリームおよび、音声ストリームをシステムクロックと同期して映像および音声を出力する。
図4は、本実施の形態におけるジッタの影響の除去を説明する説明図である。図4において、TS_Aは復調部からのTS信号、TS_Eは、デスクランブル装置でデスクランブルされたTSがパケット送受信装置100に入力される箇所である伝送路110からのTS信号、TS_Fはパケット送受信装置100からB/E部130に出力されるTS信号であり、それぞれTSデータとTS同期信号とを示している。TS_Eには、TS同期信号は存在しないので、TS同期信号は示していない。
伝送路110からの入力されたTSデータ(TS_E)は、そのTSパケットの先頭間の間隔が復調部103から出力されるTSデータ(TS_A)のTSパケットの先頭間の間隔と異なっているだけでなく、伝送路110で発生するジッタの影響によりその間隔がばらついている。一方、Demux部132へ出力されるTSデータ(TS_F)は、受信バッファ読み出し制御部109により、復調部からのTS_AのTS同期信号をトリガにして受信バッファ部108から1つのTSパケットを読み出すようにタイミング制御されている。その結果、TS_FのTSパケットの先頭間の間隔は、復調部103からの受信TS(TS_A)のTSパケットの先頭間の間隔と同一間隔になっている。さらに、TS_Fは、復調部103からのTS同期信号に同期して受信バッファ部108からTSパケットが出力されるように制御されているで、TSパケットの時間的長さ、即ちTSパケット中に含まれるPCR間の間隔が、復調部103からの出力されるTSデータ(TS_A)中に含まれるPCR間の間隔と一致している。
上述のように、本実施の形態におけるパケット送受信装置によれば、ジッタの影響を受ける伝送路110を経由したTSパケットが受信バッファ部108に一次記憶され、受信バッファ読み出し制御部109が復調部103からTSパケットの先頭が出力されたタイミングで受信バッファ部108からTSパケットを出力するようタイミング制御を行っている。その結果、パケット送受信装置100から出力されるTSパケットの先頭位置の間隔は、復調部103で復調されたTSパケット、即ち放送局側が送信したTSパケットの先頭位置の間隔と同一となり、伝送路110上で発生したジッタの影響を除去することができる。
また、復調部103で復調されたTSパケットのTS同期信号を使用して受信バッファ部108からTSパケットを読み出すようにしたので、パケット送受信装置100から出力されるTSパケットの各データの出力タイミングは、復調部103から出力されるTSパケットの各データの出力タイミングと同期することができる。
なお、B/E部130のPCRリカバリ部131で行われる放送局側のシステムクロックと同期したクロックの生成(PCRリカバリ)は、TSパケットからPCRを抽出して行われる。この場合、そのPCRフィールドは、TSパケットの先頭よりも少し後段の位置に存在する。そのため、TSパケット先頭タイミングが放送局側と同一タイミング出力できたとしても、TS伝送クロックが復調部103から出力されるTS伝送クロック周波数と異なると、TSパケット先頭からPCRが送信されるまでに要する伝送時間に差が生じ、厳密にはPCRリカバリが正しくできないことが予想される。
この点に対応するために、受信バッファ部108から出力されるTSパケットを読み出すクロック信号、即ちTS伝送クロック信号を、復調部103から出力されるTSクロック信号と同期した信号とすることで、完全にPCR位置まで放送側と同期させることができる。
また、本実施の形態では、TSパケットに新たにタイムスタンプを付加して出力用のTSパケットのフォーマットを変更しないので、タイムスタンプ処理に必要となるタイムスタンプ付加回路、タイムスタンプ抽出回路、タイムスタンプ除去回路、システムクロックカウンタなどが不要となる。
また、伝送路110の送信側、受信側でシステムクロックの同期をとるために送信部101、デスクランブル装置120、受信部106にそれぞれGPS受信処理によるクロック同期回路を設ける必要がない。或いはGPS受信処理を用いる以外に、送信部101にPCRリカバリ回路を搭載し放送局と同期したシステムクロックを生成し、これをもとにシステムクロックカウンタを動作させタイムスタンプをTSパケットに付加し、デスクランブル装置120でタイムスタンプを抽出、除去回路とシステムクロックカウンタを搭載する必要がない。しかもこのような構成を必要とした場合、デスクランブル装置120のシステムクロックは送信側と非同期の水晶発振器で生成されたものであるため、定期的にシステムクロックカウンタを送信部101から校正する処理も必要になる。
このように、本実施の形態のパケット送受信装置によれば、送局側と受信機側とにそれぞれGPS信号から生成したクロックを供給する仕組みや、放送局側で送信するTSパケットにタイムスタンプを付加する手段や、受信機側で受信したTSパケットからタイムスタンプを抽出し、この抽出したタイムスタンプと受信機側のTTSカウンタ部にカウントされているタイムスタンプとを比較する手段が不要となり、簡単な構成で伝送路で発生したジッタの影響を除去することができる。
さらに、本実施形態のような限定受信モジュール部123は、タイムスタンプを付加した特殊なTSパケットは受信できないため、受信したそのままのTSが使用できる本実施形態のTS伝送方式が適している。
なお、本実施の形態においては、伝送路110をUSBで構成し、その伝送モードを最優先のパケット転送が可能なアイソクロナス転送モードを用いて説明したが、必ずしもアイソクロナス転送モードで伝送する必要がなく、バルク転送モードであってもよい。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係るパケット送受信装置の構成は、図1に示す実施の形態1のデスクランブルシステムにおけるパケット送受信装置100と同一であるが、受信バッファ読み出し制御部109における受信バッファ部108からのTSデータ読み出しの制御方法が異なる。実施の形態1の受信バッファ読み出し制御部109の制御によりパケット送受信装置100からB/E部130に出力されるTS(TS_F)のデータレートは、復調部103から出力される受信TS(TS_A)のデータレートと完全に同一となり伝送路で発生したジッタの影響が完全に除去されたものとなる。そのため受信バッファ部108に入力されるTSパケットの平均データレートと出力されるTSパケットの平均データレートとは同一となり、正常状態であれば受信バッファ部108内のTSデータ量は、平均的に一定となる。
ここで伝送路上の何らかの外乱や不具合により、受信バッファ部108からのTSパケットの出力データレートよりも伝送路110から入力されるTSパケットの入力データレートが一時的に高くなる場合がある。このような場合、前述のように受信バッファ部108からのTSパケットの出力データレートはTS_Aのデータレートと同じとなるように制御されているので、受信バッファ部108内に一次記憶されたTSデータ量(バッファレベル)が増加し、オーバフローとなる領域まで達した場合、受信バッファ部108から出力されるデータに欠落が発生するなど危険な状態が継続してしまうことになる。
本実施の形態における受信バッファ読み出し制御部109は、このような異常状態を検出し、受信バッファ部108のバッファレベルを安全なレベルに回復する処理を追加したものである。図5は、本実施の形態における、受信バッファ読み出し制御部109による受信バッファ部108からのTSパケット読み出し制御の処理フロー示したものである。
受信バッファ部108内に一次記憶されたTSデータ量のTSデータレベルとして第1の所定データ量と、第2の所定データ量と、第3の所定データ量とを定義する。第1の所定データ量は、実施の形態1と同様に、受信バッファ部108からTSデータが出力できる最低限一次記憶すべきデータ量である。後述するように、このレベルに達したことを検知した場合、受信バッファ読み出し制御部109は、TS同期信号がアクティブになったのを検出して受信バッファ部108からTSパケットの出力を開始する制御を行う。
第2の所定データ量は、受信バッファ部108に一次記憶されたデータ量がオーバフローとなる危険レベルに接近したことを検出するためのデータ量であり、オーバフローとなるデータ量よりも少し小さい値である。例えば、第2の所定データ量を、オーバフローとなるデータ量の80%に設定する。後述するように、このレベルに達したことを検知した場合、受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108のバッファレベルを減少させるために、受信バッファ部108からのTS出力データレートを復調部103からの受信TS(TS_A)のデータレートよりも少し高いレートとするよう制御を行う。例えば、受信バッファ部108からのTSパケットの読み出しクロックとして復調部103からのTSクロックを使用した場合、188バイトのTSパケット長に対して通常16バイト分或いは20バイト分のTSパケットが送出されない無効期間が存在する。この場合、受信バッファ部108からのTS出力データレートは、復調部103からの受信TS(TS_A)のデータレートの(188+16)/188=約1.08倍或いは(188+20)/188=約1.11倍となる。
第3の所定データ量は第1の所定データ量と同一またはそれに近い値としている。後述するように、このレベルに達したことを検知した場合、受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108からのTS出力データレートを復調部103からの受信TS(TS_A)のデータレートと再び同じになるよう制御を行う。
図5に基づいて、本実施の形態における受信バッファ読み出し制御部109による受信バッファ部108からのTSパケット読み出し制御方法を説明する。
パケット送受信装置100において、RF入力信号の受信が開始されると、伝送路110を経由してTSデータが受信バッファ部108に一次記憶される。受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が第1の所定データ量以上であるかを監視し(S501)、第1の所定データ量以上である場合は次のステップ(S502)へ進む。次のステップでは、受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が第2の所定データ量以上であるかを監視する(S502)。
受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が第2の所定データ量以上でない場合(S502でNoの場合)、通常の読み出し処理を行うために、受信バッファ読み出し制御部109は、復調部103から出力されるTS同期信号がアクティブ(High)になるのを待つ(S503)。受信バッファ読み出し制御部109は、TS同期信号がアクティブになるのを検出したら、TSパケットの読み出しタイミング信号を受信バッファ部108に通知して、受信バッファ部108からTSパケット読み出しタイミング信号に同期して1つのTSパケットを読み出す(S504)。本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、TSパケットの読み出しタイミング信号は、復調部103からのTS同期信号に同期した信号とする。受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108から1つのTSパケットの読み出しを終了したら、受信バッファ部108のTSデータ量のチェックを行うステップ(S501)に戻る。
S502で受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が第2の所定データ量以上である場合(S502でYesの場合)、即ち一次記憶されたTSデータ量がオーバフロー付近まで一次記憶されていた場合、受信バッファ読み出し制御部109は、異常時の回復処理のステップ(S505およびS506)へ進む。
S505では、S503およびS504の通常時の読み出し処理とは異なり、受信バッファ読み出し制御部109は、復調部からのTS同期信号がアクティブになるのを待つ処理(S503に相当)を省いた処理を異常時の回復処理として実施する。即ちS505では、受信バッファ読み出し制御部109は、TS同期信号がアクティブか否かを確認せずに、直ちに受信バッファ部108から1TSパケットを読み出す。このとき、受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108のバッファレベルを減少させるために、受信バッファ部108からのTS出力データレートを復調部103からの受信TS(TS_A)のデータレートよりも少し高いレートに設定して受信バッファ部108から1TSパケットを読み出す。このとき、受信バッファ部108から出力されるTSパケットは、復調部103から出力されるTSクロックと同じ周波数で伝送され、復調部103からのTSデータの出力のようにTSパケットとTSパケットとの間にTSデータの伝送が行われない期間が存在するのではなく、連続的に伝送されることになる。このようにして、受信バッファ108は、オーバフローに近い状態から一次記憶されたTSデータ量が少ない状態へと変えられる。
次に、受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が第3の所定データ量未満に回復したかを監視する(S506)。受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が第3の所定データ量未満に回復していなければ(S506でNoの場合)、受信バッファ読み出し制御部109は、S505に戻り受信バッファ部108からTSパケットを1個読み出す。このように、受信バッファ読み出し制御部109は、このようなS505ステップとS506ステップとを繰り返す。次に、受信バッファ部108に一次記憶積されたTSデータ量が第3の所定データ量未満に回復した場合(S506でYesの場合)、受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108内のTSデータ量のチェックを行うステップ(S501)に戻る。
上述のような受信バッファ読み出し制御部109の動作に対して、受信バッファ部に一次記憶されたTSデータ量の時間変化を、図を用いて説明する。図6は、本実施の形態における受信バッファ部に一次記憶されたTSデータ量の時間変化の推移を示した図である。図6の縦軸は受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量であり、横軸は時間である。
受信バッファ読み出し制御部109は、まず、受信バッファ部108に第1の所定データ量のTSデータが一次記憶されるまで待つ(S601)。受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が第1の所定データ量以上に達したことを検出すると、復調部103からのTS同期信号に同期して受信バッファ部108から1TSパケット単位で読み出しを開始する。このとき、受信バッファ部108から出力されるTSデータの出力データレートは、復調部103から出力される受信TS(TS_A)のデータレートと同一になるよう制御されるため、S602に示すように受信バッファ部108の一次記憶されたTSデータ量は一定値となり(S602)、この状態が受信バッファ部108の正常時の定常状態となる。
通常、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量は、第1の所定データ量付近の一定量で推移するはずであるが、何らかの影響で伝送路からのTS入力のデータレートが増大したり、不具合が発生したりするなど、受信バッファ部108内のTSデータ量がS603のように増加する異常が発生する場合がある。このような受信バッファ部108内のTSデータ量が増加する異常状態を放置すると、受信バッファ部108から読み出されるTSデータに欠落が生じるなど、パケット送受信装置100が正常に動作しない恐れがある。本実施の形態では、このような異常が発生したときに、受信バッファ部108内のTSデータ量を正常時の定常状態へ回復させることができるようにパケット送受信装置100を制御するものである。
受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が増加し、第2の所定データ量以上に達したことを検出すると、復調部103からのTS同期信号がアクティブになるのを待たずに読み出しタイミング信号を常にアクティブとし、受信バッファ部108から1TSパケット単位でTSデータの読み出しを開始する(S604)。この間、受信バッファ部108からから出力されるTSデータは、定常状態と異なりTSパケット間隔を詰めた連続出力となり、定常状態よりも少し高いデータレートで出力される。
次に、受信バッファ読み出し制御部109は、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量が減少し、第3の所定データ量未満まで減少したことを検出すると、再び復調部103からのTS同期信号に同期して受信バッファ部108から1TSパケット単位で読み出しを開始する(S605)。これによりS605に示したように、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量は再び一定値となり、受信バッファ部108は定常状態に回復される。
上述のように、本実施の形態におけるパケット送受信装置によれば、実施の形態1と同様に、ジッタの影響を受ける伝送路110を経由したTSパケットが受信バッファ部108に一次記憶され、受信バッファ読み出し制御部109がTSパケットの先頭が復調部103から出力されたタイミングで受信バッファ部108からTSパケットを出力するようタイミング制御を行っている。その結果、パケット送受信装置100から出力されるTSパケットの先頭位置の間隔は、復調部103で復調されたTSパケット、即ち放送局側が送信したTSパケットの先頭位置の間隔と同一となり、伝送路110上で発生したジッタの影響を除去することができる。
さらに、本実施の形態のパケット送受信装置によれば、受信バッファ読み出し制御部109が、受信バッファ部108に一次記憶されたTSデータ量を常に監視し、受信バッファ部108に一次記憶されたデータ量がオーバフロー付近に達した異常状態の発生を検知し、受信バッファ部108からの通常のTSデータ読み出しデータレートよりも少し高いデータレートで出力するように制御するようにしたので、受信バッファ部108のバッファレベルを定常状態のデータ量まで回復することができる。
また、受信バッファ読み出し制御部109は、異常発生時に受信バッファ部108内のデータ量を定常状態へ回復を行うときに、復調部103からのTS同期信号がアクティブになるのを待たずに受信バッファ部108に一次記憶されているTSパケットを出力するので、TSパケットを連続して出力することができ、通常時のTSデータ読み出しデータレートよりも高いデータレートで出力することができる。
通常、復調部103から出力されるTSデータにおいて、TSパケットが伝送される期間とTSパケットが伝送されない期間との比は、188:16或いは188:20である。異常状態の回復処理(図5のS505)におけるTSデータのデータレートは、定常時のデータレートの1.08倍〜1.11倍に設定される。このような通常より少し高いデータレートでTSデータが伝送され期間、このTSデータを受信するB/E部130において、PCRリカバリ部131に影響を与えることになる。例えば、PCRリカバリ部131で安定したシステムクロックが生成できない場合が生じる。安定したシステムクロックが生成できないと、デコード部133から出力される映像にブロックノイズが発生したり、映像がフリーズしたりするなどユーザの視聴に違和感を与える恐れがある。しかしながら、異常状態の回復処理におけるTSデータのデータレートは、定常状態のデータレートと急激なレート差とはならないように設定できるので(1.08〜1.11倍)、システムクロックの変化を極力小さくしてユーザの視聴に大きな違和感を与えないようにすることができる。
なお、本実施の形態においては、第2の所定データ量をオーバフローとなるデータ量の80%に設定しているが、受信バッファ部の一次記憶容量、伝送路で発生するジッタの量などに基づいて第2の所定データ量は適宜設定することができる。
また、本実施の形態においては、TSパケットを受信バッファから読み出すクロック信号、即ちTSパケット伝送クロックは、復調部103から出力されるTSクロック信号としたが、TSクロックの周波数をこれより少し高めにした別のクロック信号を使用することにより受信バッファ部からのTSデータ読み出しを早くするように制御してもよい。
また、TSパケットの読み出しタイミング信号を復調部103からのTSクロックに同期した信号とすることで、完全にPCR位置まで放送局側と同期させることができる。
11 RF入力信号、12 RF信号、 13 TSクロック信号ライン、 14 TS同期信号ライン、 100 パケット送受信装置、 101 送信部、 102 チューナ、 103 復調部、 104 送信バッファ部、 105 パケット送信部、 106 受信部、107 パケット受信部、 108 受信バッファ部、 109 110 伝送路、 受信バッファ読み出し制御部、 120 デスクランブル装置、 121 パケット受信部、 122 受信バッファ部、 123 限定受信モジュール部、 124 送信バッファ部、 125 パケット送信部、 130 B/E部、 131 PCRリカバリ部、 132 Demux部、 133 デコード部

Claims (4)

  1. 放送信号を復調して得られたTSパケットのデータに基づく信号を送信する送信手段及び該送信手段から送信された信号に対して特定の処理がなされた後の信号を受信する受信手段を有する送受信装置であって、
    前記送信手段は、
    前記データを含んで構成されるTSデータ、前記データの開始位置を示すTS同期信号、前記データの有効区間を示すTS有効信号、及び、前記TSデータの伝送用クロックであるTSクロックの各信号を出力する復調部と、
    該復調部から出力された前記TSデータを、伝送路を介して前記特定の処理を行う特定処理部に送出する送出部と、を備え、
    前記受信手段は、
    前記特定処理部で前記特定の処理がなされたTSデータを、前記伝送路を介して受信する受信部と、
    該受信部で受信され、前記特定の処理がなされたTSデータを記憶する受信バッファ部と、を備え、
    更に、前記受信バッファ部に記憶された前記特定の処理がなされたTSデータが予め定められた第一のデータ量以上存在する場合に、前記復調部から出力された前記TS同期信号に同期したタイミング信号を生成し、該タイミング信号に基づき、前記特定の処理がなされたTSデータを前記受信バッファ部から前記TS同期信号に同期して読み出す制御部を備えたことを特徴とする送受信装置。
  2. 制御部は、
    受信バッファ部に記憶されたTSデータのデータ量を監視し、
    前記受信バッファ部に記憶されたTSデータのデータ量が、予め定められた第二のデータ量以上となった場合には、
    タイミング信号をアクティブとして、前記受信バッファ部からの前記TSデータの読み出しを開始し、
    前記受信バッファ部に記憶されたTSデータのデータ量が、予め定められ、前記第二のデータ量よりも小さい第三のデータ量以下になった場合には、
    前記TSデータを前記受信バッファ部からTS同期信号に同期して読み出すことを特徴とする請求項1に記載の送受信装置。
  3. 制御部は、
    受信バッファ部に記憶されたTSデータのデータ量を監視し、
    前記TSデータのデータ量が、予め定められた第二のデータ量以上となった場合には、
    タイミング信号をアクティブとして、TSクロックのレートよりも高いレートの周期に同期させて前記受信バッファ部からの前記TSデータの読み出しを開始し、
    前記TSデータのデータ量が、予め定められ前記第二のデータ量よりも小さい第三のデータ量以下になった場合には、
    TS同期信号に同期して前記TSデータを前記受信バッファ部から前記TSクロックに同期して読み出すことを特徴とする請求項1に記載の送受信装置。
  4. 放送信号を復調して得られたTSパケットのデータに基づく信号を送信する送信手段及び該送信手段から送信された信号に対してデスクランブル処理がなされた信号を受信する受信手段を有する送受信装置並びに前記デスクランブル処理を行うデスクランブル装置を備えたデスクランブルシステムであって、
    前記送受信装置は、
    前記データを含んで構成されるTSデータ、前記データの開始位置を示すTS同期信号、前記データの有効区間を示すTS有効信号、及び、前記TSデータの伝送用クロックであるTSクロックの各信号を出力する復調部、並びに、
    該復調部から出力された前記TSデータを、伝送路を介して前記デスクランブル処理を行う前記デスクランブル装置に送出する送出部を備えた送信手段と、
    前記デスクランブル装置で前記デスクランブル処理がなされたTSデータを、前記伝送路を介して受信する受信部、及び、
    該受信部で受信され、前記デスクランブル処理がなされたTSデータを記憶する受信バッファ部を備えた受信手段と、
    前記受信バッファ部に記憶された前記デスクランブル処理がなされたTSデータが予め定められた第一のデータ量以上存在する場合に、前記復調部から出力された前記TS同期信号に同期したタイミング信号を生成し、該タイミング信号に基づき、前記デスクランブル処理がなされたTSデータを前記受信バッファ部から前記TS同期信号に同期して読み出す制御部とを備え
    たことを特徴とするデスクランブルシステム。
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