JP6006845B2 - 配線ボックス - Google Patents
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Description
図1に示すように、配線ボックス10は、壁Wを構築する壁材W1に形成された縦長楕円状の貫通孔Waに壁W表から挿入されて壁W裏に配置されるとともに壁材W1に取り付けられるものであり、金属材料(不燃材料)製のボックス本体11と、ボックス本体11に取り付けられる可撓性を有するステンレス製のシート材41とからなる。
図1及び図2に示すように、ボックス本体11は、矩形板状の底壁12と、この底壁12の周縁から立設された四つの側壁12a〜12dとから前面(一面)に開口13を有する有底四角箱状に形成されている。そして、底壁12及び側壁12a〜12dによりボックス本体11の周壁が形成されるとともに、底壁12及び側壁12a〜12dにより収容部Sが囲み形成されている。なお、以下の説明において、図1の上下に対向する側壁を上側壁12a及び下側壁12bとし、図1の左右に対向する側壁を右側壁12c及び左側壁12dとする。
図5に示すように、シート材41は四角枠状をなすとともに、左右方向に沿って平行に延びる上鍔部41a及び下鍔部41bと、上鍔部41a及び下鍔部41bの右端部(一端部)同士を繋ぐ右鍔部41cと、上鍔部41a及び下鍔部41bの左端部(他端部)同士を繋ぐ左鍔部41dとを有する。右鍔部41c及び左鍔部41dは上下方向に沿って互いに平行に延びている。そして、上鍔部41a、下鍔部41b、右鍔部41c及び左鍔部41dによりシート材41の内側に開口41eが形成されている。
まず、図6(a)及び(b)に示すように、ノック部14aを除去してケーブル挿通孔14を開口し、ケーブル挿通孔14に、熱膨張性耐熱ゴムにより有蓋円筒状に形成された耐火ブッシング51を配設する。耐火ブッシング51は、外周面全周に亘って形成された装着用溝51aにケーブル挿通孔14の縁部を引っ掛けることで、ケーブル挿通孔14に取り付けられる。続いて、壁W裏に配設されたケーブルCを壁W表に引っ張り出して、ケーブルCを、ボックス本体11の底壁12の外面側から耐火ブッシング51に形成された挿通孔51bを介してボックス本体11内に引き込む。ここで、耐火ブッシング51の挿通孔51b周りは薄肉に形成されるとともに、貫通孔51bの孔径はケーブルCの外径よりも小さくなっている。よって、ケーブルCが挿通孔51bを通過すると、耐火ブッシング51における挿通孔51b周りが変形してケーブルCに密着するようになっている。
火災等の発生時、貫通孔Waを介して火炎、煙、有毒ガス等が壁W裏側に向かって流入する。しかし、上記構成の配線ボックス10は金属製からなるため燃焼し難く、壁W裏に火炎、煙、有毒ガス等が流入してしまうことが阻止される。また、シート材41が壁W表側から貫通孔Wa周りを覆うように壁材W1の前面に当接しているため、配線ボックス10と貫通孔Waとの間の隙間を介して火炎、煙、有毒ガス等の流入が阻止されている。さらには、火炎等の熱により耐火ブッシング51が加熱される。その結果、耐火ブッシング51がケーブルCに向けて膨張し、ケーブル挿通孔14とケーブルCとの間の隙間が埋められるため、ケーブル挿通孔14を介した壁W裏への火炎、煙、有毒ガス等の流入が阻止される。
(1)配線ボックス10は、金属製のボックス本体11を備え、ボックス本体11は、壁W表側から貫通孔Wa周りを覆うように壁材W1の前面に当接するシート材41及び当接片21を有する。さらに、ボックス本体11には、シート材41及び当接片21に向けて移動して当接片21と共に壁材W1を挟持する挟持片31を有している。よって、貫通孔Waに壁W表から配線ボックス10を挿入するとともに、挟持片31と当接片21とで壁材W1を挟持することで、配線ボックス10を壁W裏に固定することができる。そして、この金属製の配線ボックス10により壁W裏に火炎、煙、有毒ガス等が流入してしまうことを阻止することができ、貫通孔Wa周りを覆うように壁材W1の前面に当接するシート材41により、配線ボックス10と貫通孔Waとの間の隙間を介した火炎、煙、有毒ガス等の流入を阻止することができる。その結果、耐火性能をより一層向上させることができる。
○ 実施形態において、配線ボックス10は、金属材料(不燃材料)製のボックス本体11と、ボックス本体11に取り付けられる可撓性を有するステンレス製のシート材41とから構成されていたが、これに限らない。例えば、図11に示すように、配線ボックス80のボックス本体81は金属材料(不燃材料)製であるとともに、矩形板状の底壁82と、この底壁82の周縁から立設された四つの側壁82a〜82dとから前面(一面)に開口83を有する有底四角箱状に形成されている。そして、底壁82及び側壁82a〜82dによりボックス本体81の周壁が形成されている。なお、以下の説明において、図11の上下に対向する側壁を上側壁82a及び下側壁82bとし、図11の左右に対向する側壁を右側壁82c及び左側壁82dとする。
○ 実施形態において、シート材41は可撓性を有していなくてもよい。
○ 実施形態において、シート材41がボックス本体11と一体的に形成されていてもよい。つまり、シート材41とボックス本体11とが別体でなくてもよい。
○ 実施形態において、シート材41における配線器具保持枠62よりも外方へ突出している部位が、化粧カバー取付板66と壁材W1との間で挟持されていなくてもよい。また、化粧カバー取付板66がシート材41全体を覆うようにして配線器具保持枠62に取り付けられるようにしてもよい。
(イ)前記ボックス本体にはケーブルが挿通されるケーブル挿通孔が設けられるとともに、前記ケーブル挿通孔には、熱膨張性耐熱ゴムにより形成された耐火ブッシングが配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の配線ボックス。
Claims (3)
- 壁材に形成された貫通孔に壁表から挿入されて壁裏に配置されるとともに前記壁材に取り付けられる配線ボックスであって、
底壁と、該底壁の周縁から立設される側壁とからなる周壁により前面に開口を有する有底箱状に形成された不燃材料製のボックス本体を備え、
前記ボックス本体は、前記周壁の前面に形成されて壁表側から前記貫通孔周り全周を覆うように前記壁材の前面に当接する当接部と、
前記当接部に向けて移動可能に支持されるとともに壁裏側に配置され、前記当接部と共に前記壁材を挟持する挟持片とを有し、
前記当接部は、前記挟持片と共に前記壁材を挟持する強度を有し、前記ボックス本体の前記側壁の開口側の縁部から延びる第1当接部と、前記第1当接部と別体であり、前記周壁の前面に配置されて壁表側から前記貫通孔周り全周を覆うように前記壁材の前面に当接する第2当接部とからなることを特徴とする配線ボックス。 - 前記第2当接部は、壁に設置される配線器具及び化粧プレートの設置状態に影響のない厚さで形成され、前記化粧プレートと前記壁材とで挟持されることを特徴とする請求項1に記載の配線ボックス。
- 壁表側に取り付けられる配線器具及び化粧プレートと前記壁材との間で前記当接部が挟持されることを特徴とする請求項1に記載の配線ボックス。
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