JP6006656B2 - 熱間プレス製品の成形方法および熱間プレス製品の製造方法 - Google Patents

熱間プレス製品の成形方法および熱間プレス製品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱間プレス製品の成形方法および熱間プレス製品の製造方法に係り、特に、熱間プレス製品になる材料に設けられている位置決め穴と、金型に設けられている位置決めピンとを係合させて、金型に対する材料の位置決めを行い、金型によって材料を熱間プレスするものに関する。
従来の熱間プレスは、図16(a)で示すように、位置決め用の穴(位置決め穴)301をあけた板状の材料303を加熱し、この加熱した材料303を、位置決め用のピン305が設けられている金型307に位置決めして設置している。上記位置決めは、下型307Aのピン305を材料303の穴301に貫通させることでなされている。
続いて、図16(b),(c)で示すように、上型307Bを下降して下型307Aと上型307Bとで材料を挟み込んで押圧し熱間プレスをして材料を成形している。
続いて、図16(c)で示すように、上型307Bを下死点に位置させた状態を維持して、材料303を急速冷却し材料303に焼き入れ処理を施している。
この後、上型307Bを下型307Aから離して、材料303から成形された熱間プレス製品311を金型307から取り出している。
上型307Bが下死点に位置している状態では、上型307Bが下型307Aに最も近づいており、下型307Aと上型307Bとで挟まれている材料303は、熱間プレス製品311の形状になっている。
なお、上記従来の技術に関連する文献としてたとえば特許文献1を掲げることができる。
特開2008−221284号公報
ところで、上記従来の熱間プレスでは、材料303の金型307への位置決めを正確に行うために、材料303の穴301の内径と金型307のピン305の外径とを同じ寸法にしてある。すなわち、加熱された材料303を金型307に位置決め設置した状態では、ピン305と穴301とは、ごく僅かの隙間(たとえば50μm程度の隙間)しか存在しない状態になっている。
材料303の金型307への位置決め後、金型307で材料303をプレス成形し、上型307Bを下死点に位置させた状態を維持して、材料303を急速冷却し材料303に焼き入れ処理を施すと、材料303の温度が下がることで穴301の内径が収縮してしまう。
そして、成形され焼き入れ処理が施された材料303(熱間プレス製品311)を金型307(下型307A)から取り出すときに、穴301がピン305にひっかかり、穴301とこの周辺部分が変形してしまうという問題がある。
なお、材料303の金型307への位置決めをより正確に行うために、穴301とピン305の個数を多くすると、上記問題は一層顕著になる。
たとえば、細長い材料で、長手方向の一端部に1つの位置決め穴301を設け、長手方向の他端部に他の1つの位置決め穴301を設けた形態では、材料が焼き入れ処理により冷却されることで、穴301の内径の収縮だけでなく穴301のピッチも小さくなり、上記問題が一層顕著になる。
また、熱間プレス製品311の金型307からの取り出しを容易にするために、穴301の内径をピン305の外径に対して大きくすると、加熱された材料303を金型307に位置決め設置した状態で、ピン305と穴301とが大きな隙間を有する状態になり、材料のガタツキが大きくなり、材料303の正確な位置決めをすることができなくなる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、位置決め穴をあけた材料を加熱しこの加熱した材料の位置決め穴を金型の位置決めピンに係合させて金型に位置決め設置し金型を用いて材料を成形するとともに、材料に焼き入れ処理を施すことで生成される熱間プレス製品の成形方法および熱間プレス製品の製造方法において、成形され焼入れ処理がなされた材料(熱間プレス製品)を金型から取り出すとき、位置決め穴が位置決めピンにひっかかり、位置決め穴とこの周辺部分が変形してしまうことを防ぐことができるものを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、金型に設けられている位置決めピンと、加熱した材料に設けられている位置決め穴とを係合させることで、前記材料を位置決めして前記金型に設置する位置決め設置工程と、前記位置決め設置工程で前記材料を位置決めして前記金型に設置した後、前記金型を用いて前記材料をプレス成形し、このプレス成形をするときに、前記材料における前記位置決め穴の周辺部位を張り出し成形することで前記位置決め穴を拡張するプレス・穴拡張工程とを有し、前記プレス・穴拡張工程において、前記位置決め穴の周辺部位を底のある円錐台形状に張り出し成形する熱間プレス製品の成形方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の熱間プレス製品の成形方法において、前記位置決め穴が複数設けられており、前記プレス・穴拡張工程において、前記複数の位置決め穴の周辺部位を底のある円錐台形状に張り出し成形する熱間プレス製品の成形方法である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の熱間プレス製品の成形方法において、前記熱間プレス製品は、天板部と側板部とを備えて構成されており、前記天板部に、前記位置決め穴が形成されており、前記プレス・穴拡張工程は、前記材料を前記天板部と前記側板部との境界で曲げて前記側板部を成形するときに前記成形途中の側板部と前記金型とを係合させて、前記張り出し成形の際に必要な前記材料の保持を行う熱間プレス製品の成形方法である。
請求項4に記載の発明は、位置決め穴とこの位置決め穴のまわりに張り出し成形部を備えた熱間プレス製品の製造方法において、前記張り出し成形部は、底のある円錐台形状に成形されており、前記熱間プレス製品の温度が常温に戻ることによって収縮する前記位置決め穴の内径が、前記張り出し成形部によって拡大している熱間プレス製品の製造方法である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の熱間プレス製品の製造方法において、前記位置決め穴とこの位置決め穴のまわりの張り出し成形部とを複数設けた熱間プレス製品の製造方法である。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の熱間プレス製品の製造方法において、前記熱間プレス製品は、天板部と第1の側板部と第2の側板部とを備えて構成されており、前記第1の側板部は、前記天板部の一方の端部から前記天板部の厚さ方向の一方の側に突出しており、前記第2の側板部は、前記天板部の他方の端部から前記天板部の厚さ方向の前記一方の側に突出している熱間プレス製品の製造方法である。
本発明によれば、位置決め穴をあけた材料を加熱しこの加熱した材料の位置決め穴を金型の位置決めピンに係合させて金型に位置決め設置し金型を用いて材料を成形するとともに、材料に焼き入れ処理を施すことで生成される熱間プレス製品の成形方法および熱間プレス製品製造方法において、成形され焼入れ処理がなされた材料(熱間プレス製品)を金型から取り出すとき、位置決め穴が位置決めピンにひっかかり、位置決め穴とこの周辺部分が変形してしまうことを防ぐことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る熱間プレス製品の斜視図である。 (a)は図1におけるII矢視図であり、(b)は(a)におけるIIB矢視図であり、(c)は(a)におけるIIC矢視図であり、(d)は(a)におけるIID−IID断面図であり、(e)は(a)におけるIIE−IIE断面図である。 本発明の実施形態に係る熱間プレス製品を板状の材料から成形するときにおける、位置決め穴の内径等の変化を示す図である。 金型を用いた本発明の実施形態に係る熱間プレス製品の成形方法を示す図であり、(b)は(a)におけるIVB−IVB断面を示す図である。 金型を用いた本発明の実施形態に係る熱間プレス製品の成形方法を示す図であり、(b)は(a)におけるVB−VB断面を示す図である。 金型を用いた本発明の実施形態に係る熱間プレス製品の成形方法を示す図である。 金型を用いた本発明の実施形態に係る熱間プレス製品の成形方法を示す図であり、(b)は(a)におけるVIIB−VIIB断面を示す図である。 金型を用いた本発明の実施形態に係る熱間プレス製品の成形方法を示す図であり、(b)は(a)におけるVIIIB−VIIIB断面を示す図である。 金型を用いた本発明の実施形態に係る熱間プレス製品の成形方法を示す図であり、(b)は(a)におけるIXB−IXB断面を示す図である。 変形例に係る熱間プレス製品の斜視図である。 (a)は図10におけるXI矢視図であり、(b)は(a)におけるXIB矢視図であり、(c)は(a)におけるXIC矢視図であり、(d)は(a)におけるXID−XID断面図であり、(e)は(a)におけるXIE−XIE断面図である。 (a)は変形例に係る熱間プレス製品の斜視図であり、(b)は(a)におけるXIIB矢視図であり、(c)は(b)におけるXIIC−XIIC断面を示す図である。 変形例に係る金型を用いた熱間プレス製品の成形方法を示す図である。 変形例に係る金型を用いた熱間プレス製品の成形方法を示す図である。 変形例に係る金型を用いた熱間プレス製品の成形方法を示す図である。 従来の金型を用いた熱間プレス製品の成形方法を示す図である。
本発明の実施形態に係る熱間プレス製品(熱間プレス成形品)1は、車両用のバンパリインフォースメント、車両用ドアのインパクトプロテクションビーム、センターピラーリインフォースメント等、車両に使用されるものであるが、これに限られることなく車両以外の別のものに使用してもよい。
熱間プレス製品1は、たとえば平板状の金属の材料(高張力鋼板等)を熱間プレスすることで生成されるものであり、図1や図2で示すように、たとえば円形状に形成されている位置決め穴3(3A,3B)とこの位置決め穴(位置決め用の穴;穴)3のまわりに張り出し成形部(凹部)5(5A,5B)を備えて構成されている。
た、熱間プレス製品1では、この温度が常温に戻ることによって収縮する位置決め穴3の内径が、張り出し成形部5によって拡大している。また、張り出し成形部5により位置決め穴3のピッチの収縮が妨げられている。
図3を用いて詳しく説明する。(a)は常温の材料7を示しており、(b)はAc3点以上(たとえば900℃程度)まで加熱した材料7を示しており、(c)は常温の熱間プレス製品1を示している。
図3(b)で示す位置決め穴3の内径d2は、材料7の温度が上昇していることで、図3(a)で示す位置決め穴3の内径d1よりも大きくなっている。一方、図3(c)で示す位置決め穴3の内径d3は、張り出し成形部5が形成されていないとすると、熱間プレス製品1が常温に戻っているので、図3(b)で示す位置決め穴3の内径d2よりも小さく、図3(a)で示す位置決め穴3の内径d1とほぼ等しくなっているはずである。
しかし、図3(c)で示すように、張り出し成形部5を位置決め穴3のまわりに形成してあることで、図3(c)で示す位置決め穴3の内径d3は、図3(a)で示す位置決め穴3の内径d1よりも大きくなっているのである。すなわち、穴3の内径が拡大しているのである。
なお、図3(b)で示す一対の位置決め穴3のピッチP2は、図3(a)で示す一対の位置決め穴3のピッチP1よりも大きくなっており、図3(c)で示す一対の位置決め穴3のピッチP3は、張り出し成形部5により位置決め穴3のピッチの収縮が妨げられるため、図3(a)で示すピッチP1よりも大きく、図3(b)で示す一対の位置決め穴3のピッチP2よりも小さくなっている。
熱間プレス製品1について例を掲げてさらに詳しく説明する。
説明の便宜のために、熱間プレス製品1や金型27等の一方向を長手方向とし、この長手方向に対して直交する他の一方向を横方向とし、長手方向と横方向とに対して直交する方向を高さ方向とする。
熱間プレス製品1は、図1や図2で示すように、天板部9と第1の側板部11と第2の側板部13とを備えて構成されている。
矩形状の第1の側板部11は、矩形状の天板部9の横方向の一方の端部曲がり端部15から天板部9の厚さ方向で一方の側(下側)に突出している。
矩形状の第2の側板部13は、矩形状の天板部9の横方向の他方の端部曲がり端部17から天板部9の厚さ方向で一方の側(下側;第1の側板部11と同じ側)に突出している。
また、熱間プレス製品1には、天板部9と一対の側板部11,13とに加えて、一対の矩形状のフランジ部19,21を備えて構成されている。各フランジ部19,21のそれぞれは、各側板部11,13それぞれの端部23,25で曲がり、各端部23,25のそれぞれから、横方向に突出している。
すなわち、天板部9と一対の側板部11,13と一対のフランジ部19,21とを備えた熱間プレス製品1をこの長手方向から見ると、熱間プレス製品1は「ハット;hat」状になっている(図2(b)、(d)参照)。
さらには、熱間プレス製品1をこの長手方向から見ると、天板部9が横方向に延びており、一対の側板部のうちの一方の側板部11が、天板部9の横方向の一端部15から高さ方向(下側)に延びており、一対の側板部のうちの他方の側板部13も、天板部9の横方向の他端部17から高さ方向(一方の側板部11と同じ下側)に延びている。
なお、一対の側板部11,13のそれぞれは、天板部9に対して完全直交してはおらず、天板部9と側板部11,13との交差角度は鈍角になっている。したがって、一対の側板部11,13間の距離(横方向における距離)は、天板部9から離れるにしたがって(下側に至るにしたがって)次第に大きくなっている。
また、熱間プレス製品1をこの長手方向から見ると、一対のフランジ部のうちの一方のフランジ部19は、一方の側板部11の端部(天板部9とは反対側に位置している下側の端部)23から横方向で天板部9から離れる側(他方の側板部13から離れる側)に延びており、一対のフランジ部のうちの他方のフランジ部21は、他方の側板部13の端部(天板部9とは反対側に位置している下側の端部)25から横方向で天板部9から離れる側(一方の側板部11から離れる側)に延びている。また、天板部9と各フランジ部19,21はこの厚さ方向が高さ方向になっている。
位置決め穴3(3A,3B)は、たとえば複数(図1や図2で示すものでは2つ)設けられている。張り出し成形部5(5A,5B)も、各位置決め穴3の数に応じて、たとえば複数(図1や図2で示すものでは2つ)設けられている。張り出し成形部5が形成されている天板部9の部位は、下側に凹んでいる。また、張り出し成形部5は、円錐台状の凹部で形成されており、下側に向かうにしたがって、径が次第に小さくなっている。
一方の張り出し成形部5Aは、横方向では、天板部9の各端部15,17から離れて天板部9の中央に配置されており、長手方向では、一端側に配置されている。他方の張り出し成形部5Bも、横方向では、天板部9の各端部15,17から離れて天板部9の中央に配置されており、長手方向では、他端側に配置されている。
位置決め穴3は、張り出し成形部5の中央に設けられていて、張り出し成形部5の底部をこの厚さ方向で貫通している。また、位置決め穴3の内径は、張り出し成形部5の底部の径よりも小さくなっている。
熱間プレス製品1をプレス成形する金型27は、図4等で示すように、たとえば、下型27Aと上型27Bとを備えて構成されている。
下型27Aは、本体部29と凸部31とを備えて構成されている。本体部29はたとえば矩形な板状に形成されている。凸部31は、たとえば、脚台形柱状に形成されている。
凸部31は、本体部29の横方向の中央部で上側に突出し、本体部29の長手方向の全長にわたって設けられている。凸部31における脚台形柱の高さ方向が、本体部29の高さ方向と一致している。また、凸部31の横方向の寸法は、本体部29から離れるにしたがって(上側に向かうにしたがって)次第に小さくなっている。
凸部31の平面状の上面には、円錐台状の凹部35(35A,35B)が形成されている。凹部35は、横方向では、凸部31の中央部に位置しており、長手方向では、凸部31の一端部側と他端部側とに位置している。凹部35の径は、凸部31の上面の幅方向の寸法よりも小さくなっている。
金型27の位置決めピン33(33A,33B)は、下型27Aに一体的に設けられている。つまり、位置決めピン33は固定されている。位置決めピン33を分割構造とし、ボルト等で固定してもよい。位置決めピン33は、たとえば、先端部がテーパ状になっている円柱状に形成されており、凸部31の中央で凸部31の凹部35の底面から上方に向かって突出している。位置決めピン33の外径は、凹部35の底面の径よりも小さくなっている。
これにより、位置決めピン33の周囲(環状の周囲)は、凸部31の平面状の上面よりも下方に凹んでいることになる。位置決めピン33は、高さ方向では、凸部31の平面状の上面よりも上側に突出している
上型27Bは、たとえば直方体状に形成された本体部37を備えて構成されている。本体部37には、凹部39が形成されており、凹部39には、この底面から下方に突出している凸部41(41A,41B)が形成されており、凸部41には、凹部43が形成されている。
そして、上型27Bが下死点に位置すると、図8で示すように、下型27Aの凸部31が上型27Bの凹部39に入り込み、上型27Bの凸部41が下型27Aの凹部35に入り込み、下型27Aの位置決めピン33が、上型27Bの凹部43に入り込み、上型27Bと下型27Aとの間に、材料7の厚さ程度の間隙が形成されるようになっている。
なお、材料7に熱間焼入れ処理等をするために、金型27に材料を加熱するためのヒータや材料を冷却するための冷却部(水路等)が設けられていることもある。
次に、材料7を成形するものの例示である金型27を用いた熱間プレス製品1の成形方法について説明する。
まず、図4で示すように、上型27Bが上昇し下型27Aから離れている状態において、金型27に設けられている位置決めピン33と、熱間プレス加工をするために加熱した板状の材料7に設けられている位置決め穴(径が位置決めピン33の径と等しいかごく僅かに大きい穴)3とを係合させることで(位置決めピン33を材料7の穴3に貫通させることで)、材料7を位置決めして金型27(下型27A)に設置する(図5参照;位置決め設置工程)。
つまり、加熱した材料7の位置決め穴3の内径は、金型27の位置決めピン33の外径とほぼ等しくなっており、各位置決め穴3A,3Bのピッチは、各位置決めピン33A,33Bのピッチとほぼ等しくなっている。これにより、金型27に対する材料7のガタツキがほぼ無くなっている。
位置決め設置工程で材料7を位置決めして金型27に設置した後、金型27を用いて(上型27Bを下型27Aに相対的に近づけて上型27Bと下型27Aとで材料7を挟み込んで押圧し)材料7をプレス成形する。また、このプレス成形をするときに、材料7における位置決め穴3の周辺部位を張り出し成形することで位置決め穴3を拡張する(図6〜図8参照;プレス・穴拡張工程)。
プレス・穴拡張工程での材料7の温度は、次の焼き入れのため500℃を超えており、材料7に熱間プレス加工がなされるようになっている。
位置決め穴3の周辺部位を張り出し成形することによる位置決め穴3の拡張は、材料7が冷却されて収縮し位置決め穴3が位置決めピン33に食いついて材料7が位置決めピン33からはずれなくなることを防止するために、もしくは、はずれ難くなることを防止するために、なされるのであり、穴3の拡張によって、たとえば、位置決め穴3の内径が位置決めピン33の外径よりも大きくなる。
プレス・穴拡張工程で材料7をプレス成形するとともに位置決め穴3の周辺部位を張り出し成形した後(張り出し成形部5を形成した後)、金型27で材料7を押圧した状態を維持したまま、材料7を冷却して材料7に焼き入れ処理を施す(焼き入れ工程)。このとき、張り出し成形部5により位置決め穴3のピッチの収縮が妨げられている。また、張り出し成形部5が位置決め穴3が拡張した後の位置決めとしても機能する。
なお、金型27で材料7を押圧した状態では、従来と同様に、たとえば、上型27Bが下死点に位置しており、上型27Bが下型27Aに最も近づいており、下型27Aと上型27Bとで挟まれている材料7が、熱間プレス製品1の形状になっている。また、焼き入れ処理をし材料7(熱間プレス製品1)が常温になることで、位置決め穴3の内径が小さくなり、また、各位置決め穴3A,3Bのピッチが小さくなっても、位置決め穴3は、位置決めピン33と隙間を有する状態となっている。
焼き入れ工程で材料7に焼き入れ処理を施した後、上型27Bを下型27Aから相対的に離すことで金型27による材料7の挟み込みが無くなり、成形された材料7が金型27から解放される。この開放された材料7を金型27から取り出すことで、熱間プレス製品1が得られる(図8、図9参照)。
熱間プレス製品1は、上述したように、天板部9と一対の側板部11,13とに加えて、一対の側板部11,13の各端部23,25で曲がって各端部23,25のそれぞれから突出している一対のフランジ部19,21を備えて構成されている。
ここで、プレス・穴拡張工程についてさらに詳しく説明する。プレス・穴拡張工程では、材料7を天板部9と側板部11,13との端部(境界)15,17で曲げて側板部11,13を成形し、また、材料7を側板部11,13とフランジ部19,21との端部(境界23,25で曲げてフランジ部19,21を成形するときに(側板部11,13とフランジ部19,21との成形途中で;側板部11,13とフランジ部19,21とが完全に成形されてはいないがほぼ成形されたときに)成形途中の側板部11,13とフランジ部19,21を金型27に係合させて、張り出し成形部5を形成する張り出し成形の際に必要な材料7の保持を行うようになっている(図6、図7参照)。
さらに説明すると、材料7のプレス成形をする途中では、上型27Bを下降して上型27Bを下型27Aに近づけることで、材料7が曲げられ、まず、一対の側板部11,13と一対のフランジ部19,21との成形が開始される(図6参照)。すなわち、天板部9と側板部11,13との境界15,17での曲げと、側板部11,13とフランジ部19,21との境界23,25での曲げとが開始される。
下型27Aに対して上型27Bをさらに近づけると、天板部9と一対の側板部11,13と一対のフランジ部19,21とがほぼ成形されて材料7が概ね「ハット」状になる(図7参照)。このときには、天板部9(たとえば、位置決め穴3の周辺の部位)は上型27Bと下型27Aとによって挟まれておらず、張り出し成形はなされていない。
下型27Aに対して上型27Bさらに近づけると、上型27Bと下型27Aとで位置決め穴3周辺の張り出し成形が開始される(図7〜図8参照)。
張り出し成形がなされるときには、天板部9と側板部11,13との一対の境界(曲げ部)15,17が下型27Aのエッジ45に当接しており、一対の側板部11,13が下型27Aの凸部31を挟み込んでいる形態になっており、側板部11,13とフランジ部19,21との一対の境界(曲げ部)23,25が上型27Bのエッジ47に当接しているとともに、フランジ部19,21の先端部(側板部11,13とは反対側の端部)49が下型27Aの本体部29に当接している。そして、側板部11,13とフランジ部19,21とが下型27Aと上型27Bとで挟み込まれて、材料7が金型27とほぼ一体化している状態になっていて、張り出し成形に必要な材料7の保持がなされている。
また、張り出し成形とともに、上型27Bと下型27Aとによる側板部11,13とフランジ部19,21との成形(天板部9と側板部11,13との境界15,17の曲げや、側板部11,13とフランジ部19,21との境界23,25の曲げ)もさらになされる。
そして、下型27Aに対して上型27Bを最終位置まで近づけると(上型27Bが下死点に達すると)、張り出し成形部5を成形する張り出し成形と側板部11,13の成形とフランジ部19,21の成形とがほぼ同時に完了し、熱間プレス製品1の成形が終了する。
なお、熱間プレス製品1がフランジ部19,21を備えていない場合であっても、同様にして張り出し成形がなされる。
すなわち、プレス・穴拡張工程において、材料7を天板部9と側板部11,13との境界15,17で曲げて側板部11,13を成形するときに成形途中の側板部11,13を金型27に係合させて、張り出し成形部5を形成する張り出し成形の際に必要な材料7の保持がなされる。
熱間プレス製品1によれば、プレス・穴拡張工程で位置決め用の穴3の内径が拡張されるので、熱間プレス製品1を金型27から取り出すとき、穴3と位置決めピン(ピン33との間に隙間が形成され、熱間プレス製品1を金型27から取り出すことが容易になり、穴3がピン33にひっかかり穴3とピン33との間にカジリや食いつきが生じて穴3とこの周辺部分が変形してしまうことを防ぐことができる。
また、熱間プレス製品1によれば、材料7を金型27に位置決め設置した状態では、穴3の内径とピン33の外径とがお互いにほぼ等しくなっており、金型27に対して材料7が移動しないので(ガタツキが無いので)、熱間プレス製品1の位置決め用の穴3の位置精度が向上している。そして、プレス・穴拡張工程では、張り出し成形部5が位置決め穴3が拡張した後の位置決めとしても機能し、位置精度が向上している。
また、熱間プレス製品1によれば、プレス・穴拡張工程で、材料7を天板部9と側板部11,13との境界15,17で曲げて側板部11,13を成形するとき等に、成形途中の側板部11,13やフランジ部19,21が金型27に係合して張り出し成形の際に必要な材料7の保持を行うので、下型27Aに対して上型27Bを相対的に移動する簡素な構成の金型27により、張り出し成形で材料7の位置決め穴3の内径を拡張するときにおける材料7の拘束力を確実に得ることができる。
また、熱間プレス製品1によれば、位置決め穴3が複数設けられ、その各々の位置決め穴3のまわりに張り出し成形部5が設けてあるので、位置決め穴3のピッチの収縮が妨げられ、穴ピッチ収縮による穴3とピン33との間のカジリや食いつきを防ぐことができる。また、位置決め穴3を材料の両端に設けるなど位置決め穴3のピッチを大きくとることができ、位置精度が向上する。
なお、上記説明では、熱間プレス製品1の天板部9、側板部11,13、フランジ部19,21は、矩形な平板状に形成されているが、必ずしもこの形状になっている必要はない。すなわち、天板部9、側板部11,13、フランジ部19,21の少なくともいずれかが、曲率半径の大きな曲面状になっていてもよい。この場合において、曲率半径が一定であってもよいし、変化していてもよい。
また、各側板部11,13の突出長さがお互いに異なっていてもよいし、各フランジ部19,21の突出長さがお互いに異なっていてもよいし、各境界(図1等参照)15,17,23,25は直線ではなくて曲線状になっていてもよい。
さらに、天板部9、側板部11,13、フランジ部19,21の少なくともいずれかに、位置決め用の穴以外の穴や、座等が形成されていてもよいし、天板部9や側板部が長手方向で連続的に形成されておらず、断続的に形成されていてもよい(たとえば、位置決め穴3の近く等の一部にのみに形成されていてもよい)し、側板部11,13やフランジ部19,21の長さ(天板部9等からの突出長さ)が次第に変化していてもよい。
ところで、熱間プレス製品1において、図10、図11で示すように、一方の位置決め穴3Aを円形状にしたままで、他方の位置決め穴3Bを長穴(長円状の穴)にしてもよい。この場合、長穴3Bは、長穴3Bと一方の円形状の穴3Aとをお互いにむすぶ方向(たとえば長手方向)に長くなっており、張り出し成形部5Bも、長穴3Bにあわせて長円状になっている。なお、金型27の位置決めピン33は、円柱状になっている。
また、熱間プレス製品1を、図12で示すように、円形状の天板部9と円錐台側面状の側板部11と環状のフランジ部19とを備えた「ハット状」に形成してもよい。この場合、位置決め穴3と張り出し成形部5とは、熱間プレス製品1の中央に1つだけ形成されている。
また、図13で示すように、金型27の上型27Bを、上型本体51と張り出し部成形体53とに分離してもよい。そして、まず、図13(b)で示すように、側板部11,13とフランジ部19,21との成形後、下型27Aと上型本体51とで材料7の天板部9を挟み込んでおき、張り出し部成形体53で張り出し成形部5を成形してもよい。
また、図14、図15で示すように、金型27の下型27Aに凹部35に代えて凸部55を設け、上型27Bに凸部41に代えて凹部57を設けた構成であってもよい。
これによって熱間プレス製品は、図示してはいないが、張り出し成形部が上側に凸状になっている、すなわち、天板部に形成されている張り出し成形部が、側板部とは反対側に突出している。
1 熱間プレス製品
3 位置決め穴
5 張り出し成形部
7 材料
9 天板部
11、13 側板部
15、17 境界
27 金型
33 位置決めピン

Claims (6)

  1. 金型に設けられている位置決めピンと、加熱した材料に設けられている位置決め穴とを係合させることで、前記材料を位置決めして前記金型に設置する位置決め設置工程と、
    前記位置決め設置工程で前記材料を位置決めして前記金型に設置した後、前記金型を用いて前記材料をプレス成形し、このプレス成形をするときに、前記材料における前記位置決め穴の周辺部位を張り出し成形することで前記位置決め穴を拡張するプレス・穴拡張工程と、
    を有し、
    前記プレス・穴拡張工程において、前記位置決め穴の周辺部位を底のある円錐台形状に張り出し成形することを特徴とする熱間プレス製品の成形方法。
  2. 請求項1に記載の熱間プレス製品の成形方法において、
    前記位置決め穴が複数設けられており、
    前記プレス・穴拡張工程において、前記複数の位置決め穴の周辺部位を底のある円錐台形状に張り出し成形することを特徴とする熱間プレス製品の成形方法。
  3. 請求項1に記載の熱間プレス製品の成形方法において、
    前記熱間プレス製品は、天板部と側板部とを備えて構成されており、
    前記天板部に、前記位置決め穴が形成されており、
    前記プレス・穴拡張工程は、前記材料を前記天板部と前記側板部との境界で曲げて前記側板部を成形するときに前記成形途中の側板部と前記金型とを係合させて、前記張り出し成形の際に必要な前記材料の保持を行うことを特徴とする熱間プレス製品の成形方法。
  4. 位置決め穴とこの位置決め穴のまわりに張り出し成形部を備えた熱間プレス製品の製造方法において、
    前記張り出し成形部は、底のある円錐台形状に成形されており、
    前記熱間プレス製品の温度が常温に戻ることによって収縮する前記位置決め穴の内径が、前記張り出し成形部によって拡大していることを特徴とする熱間プレス製品の製造方法
  5. 請求項4に記載の熱間プレス製品の製造方法において、
    前記位置決め穴とこの位置決め穴のまわりの張り出し成形部とを複数設けたことを特徴とする熱間プレス製品の製造方法
  6. 請求項4に記載の熱間プレス製品の製造方法において、
    前記熱間プレス製品は、天板部と第1の側板部と第2の側板部とを備えて構成されており、
    前記第1の側板部は、前記天板部の一方の端部から前記天板部の厚さ方向の一方の側に突出しており、
    前記第2の側板部は、前記天板部の他方の端部から前記天板部の厚さ方向の前記一方の側に突出していることを特徴とする熱間プレス製品の製造方法
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