JP6006566B2 - 発光式誘導棒 - Google Patents

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Description

本発明は、警察官が交通検問や交通事故現場の保安のために行う交通誘導、または民間の警備員等が、道路工事現場の保安のために行う交通誘導等の際に、誘導員としての警察官や警備員等が、誘導対象となる車両等の運転者や歩行者等(被誘導者)に、停止、進行許可、進行方向の指示等の指示を与えて誘導するために用いられる誘導棒のうち、特に夜間の視認性を高めるために自発光可能とした発光式誘導棒に関する。
一般的な発光式誘導棒は、外側面を反射シートで覆った円筒にグリップ部を備え、円筒部にLED等の発光体を内蔵する構造を有し、直径32mm×全長50乃至90cmの棒状で反射シートの色、発光色共に赤色のものが一般的である。誘導員は、グリップ部を把持し、腕を伸ばして誘導棒を水平に保持することで停止を指示したり、大きく左右に揺動させたり旋回させたりすることで進行方向を指示するといった方法で使用している。また、日中は反射シートによる外光の反射により、夜間は自発光により視認性を高めることで、被誘導者の注意を喚起して、交通誘導指示を的確に伝える効果を奏することを意図したものである。
さらに、赤色の他に緑又は青のLED等を内蔵し、グリップ部のスイッチで発光色を切り替えることで、進行許可(青信号)か進行不可(赤信号)かを適宜に表示可能としたものも普及している。
先行技術としては、誘導棒内部に加速度センサや傾斜角度センサを設け、揺動状態では青色を発光させ、保持状態では赤発光させるよう発光色の自動切替機能を備えたものが提案されている(特許文献1乃至特許文献4)。これらは手動による発光色切替操作の煩雑さを解消し、また、誤操作に起因する事故の危険を回避する効果を期待したものである。また、傾斜角度センサが誘導員が持つ誘導棒の持ち角度を検出して、複数の単色の発光体の点滅表示と流れ点灯表示とを自動的に切り替え、発光形態の違いによる誘導効果の向上を図るとともに、不使用状態に対応する下向き時には発光体を消灯させて電池の寿命を延ばす省電力効果を期待したものも提案されている(特許文献5)。
登録実用新案第3061612号公報 特開2000−40401号公報 特開2001―325801号公報 特開2004−186010号公報 特開2004−235143号公報
しかしながら、交通誘導の現場においては、そもそも発光色の切り替えにより被誘導者に的確な誘導指示を伝えることには限界がある。日中であれば誘導棒の発光の視認性は著しく低下し、LED等の発光色の違いによる誘導効果は余り期待できない。一方、夜間であれば発光色の違いは十分に認識されるが、交差点等で各方向から進入してくる車両等の被誘導者に対して、発光色の切り替えで的確な誘導指示を与えることにはやはり限界がある。被誘導者側の立場からは、誘導員による誘導棒の動きに加えて発光色の変化や点滅等の発光形態の変化が加わって情報過多となり、瞬時の視認と判断が重要な交通誘導の現場では、却って誤認や錯誤を生じて危険性を高めるおそれもあり、必ずしも現実的とはいえない。
ここで、交通法規及び全国警備業協会が取りまとめた「交通誘導警備業務の手引き」を参照すれば、交通誘導業務における誘導棒の使用方法は、以下の通り規定されている。
(1)停止の合図(図1参照)
ア)体を、停止を求めようとする車両の方向に正対させる。
イ)誘導灯(棒)を側頭部に沿って垂直に上げた後、車両を注視しながら肘や手首を曲げずに小角度(約30cm幅)に左右に振り、停止の予告を行う。
ウ)誘導灯(棒)を肩の高さまで水平に下ろす。
エ)停止を求めた車両には、発進までの間、停止の合図を継続する。
(2)進行の合図(図2参照)
ア)体を、進行させようとする車両の進行方向に平行にする。
イ)車両を注視しながら誘導灯(棒)を進行させようとする車両の方向へ、両肩の延長線上に水平に向ける。
ウ)進行方向の安全を確認し、誘導灯(棒)を水平の位置から反対方向の下方約45度の位置まで肘や手首を曲げずに下を通って大きく振る。
この場合、誘導灯を振る幅はできるだけ大きく、かつ、わかりやすい速さで行う。
上記の規定に従って交通誘導が行われている現状を考えると、発光色の切り替えによる誘導指示は、多くの被誘導者にとって必ずしも馴染みのある分かりやすい方法とはいえず、却って誘導意図の判別を困難にさせたり、誤認や錯誤を生じさせるおそれがある。誘導員にとっても、誘導棒の揺動・旋回のさせ方次第で発光色が切り替わる機構は、直感的・生理的に把握しずらく、不用意な身体の動きで意図に反した色に発光させて、被誘導者に誤った指示を伝達してしまうおそれもある。かかる発光色の誤発光を防ぐために、たとえば特許文献3に記載の先行技術では、複数の加速度センサを組み合わせて誘導棒の姿勢の検知精度を高める構成が提案されているが、部品点数の増加や回路設計の複雑化等による故障発生確率や製造コストの増大を招くため、やはり現実的とはいえない。また、誘導棒の複数色の発光色の変化が夜間誘導業務に効果的であるとしても、あくまで誘導員の意識的な手動切り替えによる運用が適切である。なお、流れ点灯表示を揺動させる誘導棒に適用した場合、被誘導者の注意を引き過ぎて進行方向の安全確認をおろそかにさせ、視覚を幻惑させるおそれもある。
以上を踏まえれば、発光式誘導棒は、一般人が通常に警戒色として認知している赤色に単色発光するものが好適である。また、交通誘導業務における被誘導者への指示は、「停止の指示」と「進行方向を示した進行許可」の2種類の指示が基本となるが、このうち「停止の指示」においては、被誘導者による早期発見と注意喚起が第一義的に重要であるため、発光式誘導棒は保持状態のままで発光を点滅させることが適切である。一方、「進行方向を示した進行許可」においては、明確な進行方向の指示のために誘導員が発光式誘導棒を揺動又は旋回させるため、かかる揺動・旋回状態においては、発光はむしろ点滅させずに常時点灯状態とすることが適切である。夜間における進行方向指示に当たっては、常時点灯状態の発光式誘導棒を旋回させる際の光の軌跡が明確に視認できる方が有効であり、旋回中に光がむやみに点滅すると却って方向指示が視認しにくくなるからである。
従って、誘導員による指示動作に応じて発光式誘導棒の点灯状態(発光パターン)を自動切替させるには、発光式誘導棒が保持状態にあるか揺動・旋回状態にあるかを検知し、保持状態にある場合は発光を点滅させ、揺動・旋回状態にある場合は常時点灯させるような自動切替機能を備えることが課題となる。
また、発光式誘導棒は、上記の2種類の指示による交通誘導の他にも様々な用途に用いられる。たとえば、工事現場等の侵入防止柵には赤色点滅等を適宜の間隔で設置して夜間の安全性を向上させる場合が多いが、工事現場等の都合により一時的に侵入防止柵等を設けたりレイアウトを変更したりする際に、赤色点滅等の電源配線ができない事情がある場合には、柵に発光式誘導棒を臨時に取り付けて赤色点滅等を代替することも考えられる。また、交通事故等の現場では、事故発生直後における二次事故の防止のために車載発炎筒を点火して路面上に配置することが多いが、発光式誘導棒を点滅状態にして路面上に置きこれを代替あるいは補完することも考えられる。逆に、交通状態が複雑な現場で同時に多数の被誘導者を誘導する必要があるような局面では、発光式誘導棒を常時点灯させた状態で揺動・旋回させることが望ましい。従って、発光式誘導棒は、前記の点灯状態の自動切替機能を作動させずに、点滅・常時点灯のいずれかに固定した状態を任意に選択できる機構も有することが望ましい。
また、発光式誘導棒の電源としては乾電池を用いることが一般的であり、不要時にはこまめに電源を切ることで電池の寿命を保ち、現場での不測の電池切れを防ぐ必要がある。実際には電源の切り忘れによる電池切れが頻発するという問題があるため、たとえば、特許文献5に記載の先行技術では、点灯状態制御のための傾斜センサが、点灯式誘導棒が下方に向いた状態を検知すると、これを不使用状態と判断して消灯する構成を示している。しかし、点灯式誘導棒の傾斜角度に基づく自動の点灯・消灯機構は、機器自体の接触不良等の障害による消灯との区別がつきにくいほか、人間が把持している以上、誘導員の身体の動き次第で頻繁に点灯・消灯を繰り返すこととなり、その動作や保持姿勢を心理的に制約して感覚的な違和感を生じるおそれがある。従って、発光式誘導棒の自動消灯機能は、機器自体の傾斜度の検知に基づくよりも、所定時間を超えて放置された状態を検知した場合に自動消灯させる構成とすることが望ましい。
本発明は、交通法規及び全国警備業協会が取りまとめた「交通誘導警備業務の手引き」に示されている交通誘導業務における交通誘導棒の適正な使用方法に即した使用において、夜間における視認性を向上させ、誘導指示をより的確に被誘導者に伝達し得る発光式誘導棒を提供することを目的とする。そのために、誤認や誤指示を誘発したり故障やコスト増につながりやすい複数の発光色の自動切替機能ではなく、赤色単色発光の点滅/常時点灯の2つの発光パターンを、誘導員の指示動作の基本原則に忠実に従って切り替える自動切替機構を構成とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載した発光式誘導棒は、発光体を備える発光部と、電源部と、発光部の揺動状態を検知して検知信号を発する加速度センサと、揺動状態判断部と発光パターン制御部とから成る制御回路とを有し、前記加速度セン サは、任意に定める所定以上の加速度を検知した場合にのみON状態を、それ以外の場合 はOFF状態を示す検知信号を発し、前記揺動状態判断部は、前記検知信号に基づいて、 任意に定める第1の所定時間内にON状態が複数回発生した場合には発光部が揺動状態に あるものと決定し、OFF状態が任意に定める第2の所定時間を超えて継続した場合には 発光部が保持状態にあるものと決定して制御信号を発し、前記発光パターン制御部は、前 記制御信号に基づいて、保持状態の場合には発光部を点滅させ、揺動状態の場合は発光部 を継続点灯させるよう、発光パターンの遷移を自動切替可能としたことを特徴とする。
発光式誘導棒それ自体は、在来品同様のグリップ部と発光部とからなる円筒棒状体とし、前記発光体としては、LED(発光ダイオード)が好適であり、前記発光部は軽量かつ対衝撃性の高い樹脂製円筒カバーとすることが望ましい。赤色LEDを用いて発光体自体を赤色に発光させても良いが、白色LEDを透光性と外光反射性を有する赤色の発光体自体に収容して赤色に発光させても良い。電源部としては、たとえば乾電池をグリップ部に収容することが適当である。
加速度センサとしては、圧電式、静電容量式等の非機械式センサのほか、近年廉価化が進んだ携帯電話等に用いられる小型の3軸加速度センサを用いても良いが、発光式誘導棒の揺動により生じる所定以上の加速度を検出できるものであれば特に方式は限定されない。具体的には、「進行方向を示した進行許可」を指示するために誘導員が発光式誘導棒を大きく振る(すなわち揺動させる)動作により発光部が円弧を描くことにより生じる発光式誘導棒の軸線に沿った外向きの遠心力による加速度を的確に検知できれば良いため、コイルばねに取り付けた錘が発光式誘導棒の揺動により動くことを利用して接点をON/OFFさせる接触式の簡易な加速度センサを用いることもできる。従って、加速度センサの取り付け位置としては、発光体の先端部に近い位置が好適である。
揺動状態判断部及び発光パターン制御部としてはマイコン(マイクロコンピュータ)を用い、単一の基盤上に設置して制御回路を構成し、グリップ部かそれに近い位置に収容するのが好適である。
ここで、図3を用いて、揺動状態判断部が発光式誘導棒の揺動状態を判断するプロセスについて説明する。接触式の加速度センサを用いた場合は、加速度センサは、任意に定めた所定以上の加速度を検出した場合に、図4上側のグラフの山の如くON状態の検知信号を揺動状態判断部に発する。一方、検出する加速度がゼロ乃至所定未満の場合は、検知信号は発さず、OFF状態となる。なお、前記所定の加速度は任意であるが、前述の「停止の指示」に先立つ「停止の予告」動作として、発光式誘導棒を、まず側頭部に沿って垂直に上げた後に小角度で左右に振った際に生じる加速度よりも大きな値とし、「進行方向を示した進行許可」において、発光式誘導棒を水平の位置から反対方向の下方約45度の位置まで大きく振る際に生じる加速度よりも小さな値に設定することが好適である。これにより、誘導員が通常の状態で発光式誘導棒を把持している状態や、「停止の予告」動作を行う状態においては、加速度センサはOFF状態のままとなる。
揺動状態判断部は、任意に定めた第1の所定時間(T1)及び第2の所定時間(T2)を記憶しており、電源投入による通電の開始後、内蔵クロックによって加速度センサからの検知信号を受信してからの経過時間(t1)を計測し、次の検知信号を受信した時点における経過時間が第1の所定時間よりも小さい場合(T1>t1)、すなわち、第1の所定時間(T1)内に複数の検知信号を受信した場合には、発光式誘導棒が揺動状態にあるものと決定して、発光パターン制御部へ揺動状態を示す制御信号を発する。また、最後の検知信号を受信してからの経過時間(t2)が第2の所定時間(T2)を超えて継続した場合(T2<t2)、すなわち第2の所定時間(T2)を経過しても新たな検知信号を受信しない場合には、発光式誘導棒が保持状態にあるものと決定して、発光パターン制御部への揺動状態を示す制御信号の発信を停止する。一方、発光パターン制御部は、通電開始の初期状態では内蔵するリレー回路により発光体を常時点滅させるが、揺動状態判断部から揺動状態を示す制御信号を受信した場合には常時点灯状態に切り替え、揺動状態を示す制御信号が停止した場合には再び発光体を常時点滅の状態へと切り替える。以上の過程により、発光式誘導棒は、揺動状態では常時点灯し、保持状態では常時点滅するという発光パターンの自動切替(自動切替モード)を行う。実際の交通誘導業務においては、誘導員が「停止の指示」を行う間は、発光体は点滅状態が維持され、「進行方向を示した進行許可」のために発光式誘導棒を大きく振り始めると発光体は常時点灯状態に切り替わる。その後、発光式誘導棒の揺動を止めると間もなく発光体は点滅状態に自動的に復帰する。かかる制御は、マイコンが搭載するメモリに適切な制御プログラムを記憶させることにより容易に実現可能である。
次に、本発明の請求項に記載した発光式誘導棒は、請求項に記載した発光式誘導棒であって、揺動状態判断部が、第2の所定時間の経過後、さらに任意に定める第3の所定時間をも超えてOFF状態が継続した場合には停止信号を発し、発光パターン制御部は停止信号に基づき電源部から発光体への通電を遮断することを特徴とする。
本発明では、揺動状態判断部には第3の所定時間(T3:T3>T2とする。)をも記憶しており、加速度センサから最後の検知信号を受信してからの経過時間(t3)がT3をも超えて継続した場合(T3>t3)、すなわち第3の所定時間を経過してもなお新たな検知信号を受信しない場合には、発光式誘導棒は誘導員の手を離れて放置状態にあるものと決定して停止信号を発し、停止信号を受信した発光パターン制御部は、電源部から発光体への通電を遮断して発光部を消灯する。これにより、第3の所定時間を超えて放置した発光式誘導棒は自動的に消灯して無駄な発光は止まり、内蔵電池の消耗が抑えられるのである。なお、上記の自動消灯機能は、揺動状態判断部からの停止信号に拠らずに、発光パターン制御部が第3の所定時間(T3)を記憶させておき、その内蔵クロックに基づいて揺動状態判断部からの揺動状態を示す信号が停止してからの経過時間(t3)を計測し、これがT3を超えて継続した場合(T3>t3)に電源部から発光体への通電を遮断して発光部を消灯する構成としても良い。いずれの構成も、揺動状態判断部又は発光パターン制御部のいずれかのマイコンが搭載するメモリに適切な制御プログラムを記憶させることにより容易に実現可能である。
次に、本発明の請求項に記載した発光式誘導棒は、請求項1又は2のいずれかに記載した発光式誘導棒であって、さらに、少なくとも発光パターン制御部による発光パターンの遷移の自動切替を有効とするモードと発光体を常時点灯させるモードとの、相互の切り替えを可能とする切替スイッチを有することを特徴とする。
図4は、前記切替スイッチを備えた請求項4に係る発光式誘導棒の機器構成図の一例である。制御回路1は揺動状態判断部2、発光パターン制御部3を備え、振動状態判断部2には加速度センサ2が通信回線で、発光パターン制御部3には発光体3が給電線でそれぞれ接続されている。加速度センサ2は、発光式誘導棒の揺動を検知して検知信号Sを揺動状態判断部2に発し、これを受けた揺動状態判断部2は、図3で説明した揺動状態判断のプロセスにより発光式誘導棒が揺動状態にあると判断して、発光パターン制御部6に制御信号Cを発する。発光パターン制御部6は、制御信号Cを受けない場合は発光体3を常時点滅させ、制御信号Cを受けた場合には常時点灯させるという発光パターンの切り替えを自動的に行う。一方、制御回路1は、切替スイッチ7を介して電源4から給電を受けており、切替スイッチ7は、少なくとも「自動切替P1」、「常時点灯P3」の2つの接点及び回路を有し、上記の自動切替は、切替スイッチの接点が「自動切替P1」に投入されている場合にのみ有効となる。また、図4に記載の切替スイッチ7の如く、さらに「常時点滅P2」の接点及び回路も設ければ、発光体3を継続的に点滅状態とすることができる。
本発明は、発光パターンの遷移の自動切替モード以外に少なくとも常時点灯及び消灯へと手動で任意に切り替える切り替えスイッチを有しているため、誘導員は、「交通誘導警備業務の手引き」に即した通常の使用方法により発光式誘導棒を使用する際には、基本的に切替スイッチを「自動切替P1」に投入して使用する。一方、前述の通り切替スイッチに「常時点滅P2」の接点及び回路をも設けることにより、侵入防止柵等に発光式誘導棒を固定して無人で被誘導者に対して注意喚起を図るのに用いる場合、あるいは、緊急時に車載発炎筒の代替として使用する等の場合には、切替スイッチを「常時点滅P2」に切り替えて使用し、多数の被誘導車両等に連続的に進行方向の指示を与える等の場合には、「常時点灯P3」に切り替えて使用することができる。
なお、自動切替モードにおいて、加速度センサが発光式誘導棒の揺動を検出しない時間がT3を超えて継続して自動消灯した後、再び自動切替モードに復帰させるためは、発光パターン制御部のマイコンに、停止信号による自動消灯の際に電源をOFF状態に戻すようにプログラムしておき、誘導員が切替スイッチを改めて「自動切替P1」に投入することにより再通電させるようにしても良いが、自動消灯後、次に加速度センサが発光式誘導棒の揺動を一度でも検出すれば、切替スイッチの操作がなくても直ちに自動切替モードに復帰するようにマイコンのプログラムを設定しても良い。そうすれば、自動消灯した後に、不意に被誘導者が現れた場合でも、誘導員が発光式誘導棒を大きく振りさえすれば直ちに自動切替モードに復帰して発光体が点滅を開始するので、咄嗟の対応に適応できる。
本発明の請求項1に記載の発光式誘導棒は、「停止の指示」及び「進行方向を示した進行許可」という交通誘導業務における基本的な誘導指示における誘導棒の原則的な使用方法に対応して、赤色単色の発光部の点滅/常時点灯という2つの発光パターンを自動的に切り替え可能としている。誘導者は、発光パターンの切り替えを手動スイッチ等で行う煩雑さから解放されて誘導指示に専念できるので、被誘導者に対してより的確な誘導指示が可能となり、事故防止、安全性向上の効果を高めることができる。特に、発光色の自動切り替えや流れ点灯表示を用いた発光式誘導棒に比べて、「交通誘導警備業務の手引き」に即した使用方法により適合した誘導指示が可能となるため、被誘導者にとっては指示内容の直感的な把握・理解が容易で誤認や錯誤を生じにくく、誘導員にとっても身体の動きに対して自然かつ的確に応答して誤操作や意図に反した作動が起こりにくく、より高い事故防止効果が期待できる。
また、請求項に記載の発光式誘導棒は、所定時間以上放置された場合に自動消灯する構成をさらに有するため、無駄な点灯による電池の消耗を抑制でき、不測の電池切れの防止や電池交換の煩雑さを減らす効果が期待できる。
さらに、請求項に記載の発光式誘導棒は、発光パターンの自動切替モード以外に、点滅/常時点灯へと任意に切り替え可能な切替スイッチをさらに有するので、通常の使用方法以外の各種の使用方法が可能であり、交通誘導現場の多様な要請に柔軟に対応できるという効果が期待できる。
また、本発明に係る発光式誘導棒は、その揺動状態を検知する加速度センサとして、コイルばねを用いた簡易な機械式センサを適用可能であるので、部品点数・部品コストの抑制や構造の簡素化によるコストダウンの効果が期待でき、また、故障が少なく耐久性の高い発光式誘導棒を提供できる。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図5及び図6は、本発明の実施形態の一つに係る発光式誘導棒の試作品をそれぞれ正面及び背面から撮影した写真である。発光式誘導棒10は、グリップ部11、スイッチ部12、発光部13とから構成され、スイッチ部12の両端にグリップ部11及び発光部13をそれぞれ嵌合し、分解可能に一体化して成る。発光部13は、透光性を備えるとともに外側面は外光を乱反射するプリズム加工を施した赤色樹脂製の円筒状カバーであり、先端部はキャップにて封鎖してある。スイッチ部12も赤色樹脂製の略円筒状部材であり、その表面には、内蔵する回路基盤21上に設置した切替スイッチ23及び手元照明スイッチ24を、スイッチ孔を介して手指で押下可能に覆うゴム製のスイッチカバー14を設けている。また、スイッチ部12の裏面には、やはり回路基盤21上に設置した手元照明用ランプ26を、ランプ孔を介して覆う透光性樹脂製のランプカバー15を設けている。なお、グリップ部11は内部に乾電池を収容する電池ホルダ(図示せず)を収めた滑りにくいゴム製としており、電池交換はグリップ部11のみを取り外して行う。切替スイッチ23は、押下のたびに、自動切替モード→点滅→常時点灯→消灯のサイクルを繰り返す循環式スイッチとする。手元照明用ランプ26は、夜間にスイッチ部12の操作の際の視認性を確保するとともに、発光部13を消灯した状態で誘導員が発光式誘導棒10を手放す際に点灯しておくことで、暗闇の中でも最小限の電力消費で発光式誘導棒10の存在位置を容易に確認できるようにするほか、警察官が交通検問時に車両運転者の免許証等を確認する等の際に使用するものである。
図7は発光式誘導棒10を分解して主要構成部品を露出させた状態を撮影した写真である。スイッチ部12の内部には回路基盤21上に所要部品を設置した制御回路20を収容しており、一方、発光部13の内部には加速度センサ33、発光体35、その他所要部品から構成する発光ユニット30を収容している。
図8及び図9は、制御回路20をそれぞれ正面及び背面から拡大撮影した写真である。回路基盤21の表面には切替スイッチ23及び手元照明スイッチ24を、裏面には揺動状態診断部及び発光パターン制御部を構成するマイコン22、及び手元照明用ランプ26を取り付けたランプケース25を設置しており、スイッチ部12を介してグリップ部11の内部に収めた図示しない乾電池からの給電を受けるための給電線27、加速度センサ33との信号通信回線28、発光体35へ配電するための配電線29を配線している。一方、発光ユニット30は、隔壁31に起立する形に取り付けた金属製のステー32を骨格とし、ステー32によって貫通係止した複数(本試作品では7組)の樹脂製の発光体ホルダ34を等間隔に配置して構成している。
図10は、発光ユニット30の先端部を拡大撮影した写真である。ステー32に係止した発光体ホルダ34はその外縁部が発光部13の内側面により接触支持される略スポーク形状とし、組立の際には、発光ユニット30を発光部13内に挿入することにより、各発光体ホルダ34が発光部30の内部の所定位置に安定して固定される。発光体ホルダ34には発光体35としてのLED素子を各3個づつ設置しており、回路基板21から配線した配電線29を3系統に分岐させ、発光体ホルダ34伝いに配線して、各発光体35に配電する。また、ステー32の先端部に加速度センサ33を固定しており、回路基盤21からステー32沿いに配線した信号通信回線28を接続している。なお、制御回路20を構成する所要部品の配置は任意であり、各スイッチ類や手元照明用ランプ等は回路基板21上に設置せず独立に配置しても良い。また、発光体ホルダ34の組数や係止間隔、発光体ホルダ34に設置する発光体35の個数も任意であり、発光部13の全長に応じて適宜設計変更可能とする。
本実施形態に係る発光式誘導棒10の使用においては、所定位置についた誘導員が切替スイッチ23を一回押下することにより回路基板21が乾電池より通電され、マイコン22は初期状態として自動切替モードを選択して発光部13を点滅させる。被誘導車両等が接近するまでの待機中は、誘導員が発光式誘導棒10を連続して大きく揺動させない限り発光部13は点滅状態を継続する。
自動切替モード中に、被誘導車両等の接近を確認し、誘導員が被誘導者に対して「停止の指示」の合図を開始しても発光体13は点滅を継続するが、停止した被誘導車両等に対して「進行方向を示しての進行許可」の合図のために発光式誘導棒10を大きく揺動させ始めると、2度目の揺動時点で発光体13は自動的に常時点灯に切り替わる。誘導が終わり、誘導員が発光式誘導棒10の揺動を止めると、最後の揺動の終了からT2が経過した時点で発光体13は再び点灯状態に戻る。
なお、待機時間が長く点滅が不要な場合には、切替スイッチ23をさらに二回押下すれば消灯するが、そのまま通常に携行したままの時間がT3を経過すれば、マイコン22の揺動状態判断部は発光式誘導棒10が放置状態に入ったと判断して発光パターン制御部に停止信号を発して発光部13を自動消灯させ、電池の消耗を抑制する。
さらに、発光部13が自動消灯した状態で待機中に誘導員が新たな被誘導車両等の接近を確認した場合には、誘導員は切替スイッチ23を押下して発光式誘導棒10の電源を再投入し自動切替モードに復帰させ、必要に応じて「停止の指示」あるいは「進行方向を示しての進行許可」の合図を行う。ここで前述のように、自動消灯後、次に加速度センサが発光式誘導棒10の揺動を検出した場合に直ちに自動切替モードに復帰するスタンバイモードをマイコンのプログラムに設定してある場合は、誘導員が発光式誘導棒10を強く1回振るだけで即座に自動切替モードが再開し、発光体13が点滅を開始する。この場合、誘導員は改めて切替スイッチ23を操作する必要がなく便利である。
なお、自動切替モード中に、誘導員が切替スイッチ23を押下すれば発光体13は揺動の有無に関わりなく点滅状態を維持し、さらに1回押下すれば常時点灯状態を維持するので、誘導現場の状況に応じて適切な発光パターンを即座に選択できる。
以上、本発明に係る発光式誘導棒について実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的又は本発明の技術的思想の範囲内において改良又は変更が可能であり、それらは本発明の技術的範囲に属する。
「交通誘導警備業務の手引き」掲載の交通誘導業務における交通誘導棒の適正な使用方法(停止の合図) 「交通誘導警備業務の手引き」掲載の交通誘導業務における交通誘導棒の適正な使用方法(進行の合図) 本発明に係る発光式誘導棒の機器構成図である。 本発明に係る発光式誘導棒の揺動状態判断部における判断プロセスを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る発光式誘導棒の正面写真である。 本発明の実施形態に係る発光式誘導棒の背面写真である。 本発明の実施形態に係る発光式誘導棒を分解して主要構成部品を露出させた状態を撮影した写真である。 本発明の実施形態に係る発光式誘導棒の制御回路を正面から拡大撮影した写真である。 本発明の実施形態に係る発光式誘導棒の制御回路を背面から拡大撮影した写真である。 本発明の実施形態に係る発光式誘導棒の発光ユニットの先端部を拡大撮影した写真である。
1 制御回路
2 加速度センサ
3 発光体
4 電源
5 揺動状態判断部
6 発光パターン制御部
7 切替スイッチ
S 検知信号
C 制御信号
10 発光式誘導棒
11 グリップ部
12 スイッチ部
13 発光部
14 スイッチカバー
15 ランプカバー
20 制御回路
21 回路基盤
22 マイコン
23 手元照明スイッチ
24 切替スイッチ
25 ランプケース
26 手元照明用ランプ
27 給電線
28 信号通信線
29 配電線
30 発光ユニット
31 隔壁
32 ステー
33 加速度センサ
34 発光体ホルダ
35 発光体

Claims (3)

  1. 発光体を備える発光部と、電源部と、発光部の揺動状態を検知して検知信号を発する加速度センサと、揺動状態判断部と発光パターン制御部とから成る制御回路とを有する携帯可能な発光式誘導棒であって、前記加速度センサは、任意に定める所定以上の加速度を検 知した場合にのみON状態を、それ以外の場合はOFF状態を示す検知信号を発し、前記 揺動状態判断部は、前記検知信号に基づいて、任意に定める第1の所定時間内にON状態 が複数回発生した場合には発光部が揺動状態にあるものと決定し、OFF状態が任意に定 める第2の所定時間を超えて継続した場合には発光部が保持状態にあるものと決定して制 御信号を発し、前記発光パターン制御部は、前記制御信号に基づいて、保持状態の場合に は発光部を点滅させ、揺動状態の場合は発光部を継続点灯させるよう、発光パターンの遷 移を自動切替可能としたことを特徴とする発光式誘導棒。
  2. 揺動状態判断部は、第2の所定時間の経過後、さらに任意に定める第3の所定時間をも超えてOFF状態が継続した場合には停止信号を発し、発光パターン制御部は停止信号に基づき電源部から発光体への通電を遮断することを特徴とする、請求項に記載の発光式誘導棒。
  3. 少なくとも発光パターン制御部による発光パターンの遷移の自動切替を有効とするモードと発光体を常時点灯させるモードとの、相互の切り替えを可能とする切替スイッチを有することを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載の発光式誘導棒。
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