JP2001325801A - 筒状誘導灯装置 - Google Patents
筒状誘導灯装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動により点灯色を自動的に切り替える筒状
誘導灯装魔を提供する。 【解決手段】 赤色発光灯部および緑色発光灯部を有す
る筒状誘導灯装置において発光色切り替え回路7を具備
し、発光色切り替え回路7は発光色切り替え揺動スイッ
チS2 および発光色切り替えスイッチS3 を有し、発光
色切り替え揺動スイッチS2 の一方の接点を介して赤色
発光灯部を駆動し、発光色切り替え揺動スイッチS2 の
他方の接点を介して緑色発光灯部を駆動する筒状誘導灯
装置。
誘導灯装魔を提供する。 【解決手段】 赤色発光灯部および緑色発光灯部を有す
る筒状誘導灯装置において発光色切り替え回路7を具備
し、発光色切り替え回路7は発光色切り替え揺動スイッ
チS2 および発光色切り替えスイッチS3 を有し、発光
色切り替え揺動スイッチS2 の一方の接点を介して赤色
発光灯部を駆動し、発光色切り替え揺動スイッチS2 の
他方の接点を介して緑色発光灯部を駆動する筒状誘導灯
装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筒状誘導灯装置
に関し、特に、回転振動させることにより点灯色を自動
的に切り替える主に交通誘導に使用する筒状誘導灯装置
に関する。
に関し、特に、回転振動させることにより点灯色を自動
的に切り替える主に交通誘導に使用する筒状誘導灯装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図4を参照して説明する。図4
(a)は筒状誘導灯装置の正面図、図4(b)は図4
(a)における縦断面図である。図4において、1は発
光筒部、10は発光筒基部、101は把持部、6は支持
棒、61は緑色発光灯体導線、63は赤色発光灯体導
線、3は電池を示す。L1は緑色発光灯体、L3 は赤色
発光灯体である。これら発光灯体としては、一般に電力
消費の小さい発光ダイオードが使用される。S1 は電源
スイッチ、S2 は切り替えスイッチを示す。
(a)は筒状誘導灯装置の正面図、図4(b)は図4
(a)における縦断面図である。図4において、1は発
光筒部、10は発光筒基部、101は把持部、6は支持
棒、61は緑色発光灯体導線、63は赤色発光灯体導
線、3は電池を示す。L1は緑色発光灯体、L3 は赤色
発光灯体である。これら発光灯体としては、一般に電力
消費の小さい発光ダイオードが使用される。S1 は電源
スイッチ、S2 は切り替えスイッチを示す。
【0003】特に、図4(b)を参照するに、赤色発光
灯体L3 および緑色発光灯体L1 は赤色発光灯体および
緑色発光灯体を軸方向に交互に配列して支持棒4に取り
付けられている。そして、赤色発光灯体L3 は、赤色発
光灯体導線50により電源スイッチS1 および切り替え
スイッチS2 を介して電池70に接続している。緑色発
光灯体L1 も、同様に、緑色発光灯体導線60により電
源スイッチS1 および切り替えスイッチS2 を介して電
池70に接続している。
灯体L3 および緑色発光灯体L1 は赤色発光灯体および
緑色発光灯体を軸方向に交互に配列して支持棒4に取り
付けられている。そして、赤色発光灯体L3 は、赤色発
光灯体導線50により電源スイッチS1 および切り替え
スイッチS2 を介して電池70に接続している。緑色発
光灯体L1 も、同様に、緑色発光灯体導線60により電
源スイッチS1 および切り替えスイッチS2 を介して電
池70に接続している。
【0004】ここで、電源スイッチS1 をonにした状
態で、切り替えスイッチS2 を切り替え接続することに
より、赤色発光灯体L3 或いは緑色発光灯体L1 の何れ
か一方を一括点灯することができる。
態で、切り替えスイッチS2 を切り替え接続することに
より、赤色発光灯体L3 或いは緑色発光灯体L1 の何れ
か一方を一括点灯することができる。
【0005】
【発明が解決1しようとする課題】筒状誘導灯装置は、
把持部101の近傍の発光筒基部10に取り付け固定さ
れる切り替えスイッチS2 を誘導員が切り替え操作する
ことにより必要に応じた赤色発光灯体L3 或は緑色発光
灯体L1 を切り替え点灯している。以上の通り、筒状誘
導灯装置は誘導員が手動により切り替え操作するもので
あるところから、誘導員が、万が一、発光色の切り替え
を忘れた場合、運転者に誘導合図を誤認識される恐れが
生じ、大変に危険である。
把持部101の近傍の発光筒基部10に取り付け固定さ
れる切り替えスイッチS2 を誘導員が切り替え操作する
ことにより必要に応じた赤色発光灯体L3 或は緑色発光
灯体L1 を切り替え点灯している。以上の通り、筒状誘
導灯装置は誘導員が手動により切り替え操作するもので
あるところから、誘導員が、万が一、発光色の切り替え
を忘れた場合、運転者に誘導合図を誤認識される恐れが
生じ、大変に危険である。
【0006】そして、発光色は、予め所定の色を発光す
る発光ダイオードの如き発光灯体が発光筒部1に固定的
に取り付けられている。図示される発光灯体は、赤色発
光灯体L3および緑色発光灯体L1 の2色の発光灯体が
具備され、更に、必要に応じて黄色発光灯体を追加して
3通りの発光色で誘導をするが、何れにしても、使用者
が用途に応じて発光色の組み合わせを変更する構成を採
用していない。この発明は、発光色の切り替えを自動的
に実施する構成を採用して操作性を向上すると共に、発
光灯体をこれが固定された円筒体毎に一括して交換する
ことにより発光色を変更し、発光色の組み合わせを変更
し、発光灯体の保守点検を実施する筒状誘導灯装置を提
供するものである。
る発光ダイオードの如き発光灯体が発光筒部1に固定的
に取り付けられている。図示される発光灯体は、赤色発
光灯体L3および緑色発光灯体L1 の2色の発光灯体が
具備され、更に、必要に応じて黄色発光灯体を追加して
3通りの発光色で誘導をするが、何れにしても、使用者
が用途に応じて発光色の組み合わせを変更する構成を採
用していない。この発明は、発光色の切り替えを自動的
に実施する構成を採用して操作性を向上すると共に、発
光灯体をこれが固定された円筒体毎に一括して交換する
ことにより発光色を変更し、発光色の組み合わせを変更
し、発光灯体の保守点検を実施する筒状誘導灯装置を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1:赤色発光灯部
および緑色発光灯部を有する筒状誘導灯装置において発
光色切り替え回路7を具備し、発光色切り替え回路7は
発光色切り替え揺動スイッチS2 および発光色切り替え
スイッチS3 を有し、発光色切り替え揺動スイッチS2
の一方の接点を介して赤色発光灯部を駆動し、発光色切
り替え揺動スイッチS2 の他方の接点を介して緑色発光
灯部を駆動する筒状誘導灯装置を構成した。
および緑色発光灯部を有する筒状誘導灯装置において発
光色切り替え回路7を具備し、発光色切り替え回路7は
発光色切り替え揺動スイッチS2 および発光色切り替え
スイッチS3 を有し、発光色切り替え揺動スイッチS2
の一方の接点を介して赤色発光灯部を駆動し、発光色切
り替え揺動スイッチS2 の他方の接点を介して緑色発光
灯部を駆動する筒状誘導灯装置を構成した。
【0008】そして、請求項2:請求項1に記載される
筒状誘導灯装置において、更に、黄色発光灯部を具備
し、発光色切り替え回路7は、発光色切り替え揺動スイ
ッチS 2 の一方の接点を介して黄色発光部を駆動する黄
色発光部駆動経路を形成し、ディレイ回路72が接続さ
れ、予め設定された時定数の間、黄色発光部を駆動する
筒状誘導灯装置を構成した。また、請求項3:請求項1
および請求項2の内の何れかに記載される筒状誘導灯装
置において、発光色切り替え揺動スイッチS2 の揺動部
は水銀、金属小球その他の導電性揺動部材の揺動に応答
するものである筒状誘導灯装置を構成した。
筒状誘導灯装置において、更に、黄色発光灯部を具備
し、発光色切り替え回路7は、発光色切り替え揺動スイ
ッチS 2 の一方の接点を介して黄色発光部を駆動する黄
色発光部駆動経路を形成し、ディレイ回路72が接続さ
れ、予め設定された時定数の間、黄色発光部を駆動する
筒状誘導灯装置を構成した。また、請求項3:請求項1
および請求項2の内の何れかに記載される筒状誘導灯装
置において、発光色切り替え揺動スイッチS2 の揺動部
は水銀、金属小球その他の導電性揺動部材の揺動に応答
するものである筒状誘導灯装置を構成した。
【0009】更に、請求項4:請求項1および請求項2
の内の何れかに記載される筒状誘導灯装置において、発
光色切り替え揺動スイッチS2 の揺動部は、筒状誘導灯
装置の中心軸に直交する平面において互いに90゜の角
度をなして底板12の上面に位置決め固定される第1の
加速度計41および第2の加速度計42の出力の和と設
定値の比較結果を出力するものである筒状誘導灯装置を
構成した。ここで、請求項5:請求項1ないし請求項4
の内の何れかに記載される筒状誘導灯装置において、発
光筒部1は発光筒基部10と、発光灯体L1 、L2 、L
3に対応する筒体11および発光色切り替え揺動スイッ
チS2 の揺動部を収容する筒体11より成り、発光色切
り替え回路7は発光筒基部10内に収容され、発光灯体
L1 、L2 、L3 と発光色切り替え揺動スイッチS2 の
揺動部とを電線ケーブル51を介して発光色切り替え回
路7に接続した筒状誘導灯装置を構成した。
の内の何れかに記載される筒状誘導灯装置において、発
光色切り替え揺動スイッチS2 の揺動部は、筒状誘導灯
装置の中心軸に直交する平面において互いに90゜の角
度をなして底板12の上面に位置決め固定される第1の
加速度計41および第2の加速度計42の出力の和と設
定値の比較結果を出力するものである筒状誘導灯装置を
構成した。ここで、請求項5:請求項1ないし請求項4
の内の何れかに記載される筒状誘導灯装置において、発
光筒部1は発光筒基部10と、発光灯体L1 、L2 、L
3に対応する筒体11および発光色切り替え揺動スイッ
チS2 の揺動部を収容する筒体11より成り、発光色切
り替え回路7は発光筒基部10内に収容され、発光灯体
L1 、L2 、L3 と発光色切り替え揺動スイッチS2 の
揺動部とを電線ケーブル51を介して発光色切り替え回
路7に接続した筒状誘導灯装置を構成した。
【0010】そして、請求項6:請求項5に記載される
筒状誘導灯装置において、発光筒基部10の上端部には
発光筒螺合部102が形成され、筒体結合リング2はそ
の下端部内周面に雌ネジ部21が形成されると共に上端
部内周面に嵌合周溝22が形成されており、フランジ1
21が外周全周に亘って形成される底板12はその上面
に発光灯体が固定されると共にその下面には接続コネク
タ5が位置決め固定され、この接続コネクタ5には電線
ケーブル51が下側から接続固定されており、円筒体1
1の上端部外周面には筒体結合雄ネジ部111が形成さ
れると共に円筒体11の下部は底板12を接合固定して
閉塞されており、揺動部収容円筒体13の下部は底板1
2を接合固定して閉塞されており、底板12のフランジ
121と筒体結合リング2の嵌合周溝22とを嵌合一体
化しておき、最下の発光灯体を取り付けた底板12の接
続コネクタ5に接続する電線ケーブル51の導電線52
の下側コネクタプラグ53を発光色切り替え回路7の対
応するところに接続した状態で、筒体結合リング2の雌
ネジ部21を発光筒螺合部102に螺合し、次の発光灯
体を取り付けた底板12の接続コネクタ5に接続する電
線ケーブル51の導電線52の下側コネクタプラグ53
を直前の発光灯体の底板12の接続コネクタ5の対応す
るところに接続した状態で、筒体結合リング2の雌ネジ
部21を直前の発光灯体の円筒体11の筒体結合雄ネジ
部111に螺合し、揺動部を取り付けた底枝12の接続
コネクタ5に接続する電線ケーブル51の導電線52の
下側コネクタプラグ53を直前の発光灯体の底板12の
接続コネクタ5の対応するところに接続した状態で、筒
体結合リング2の雌ネジ部21を直前の発光灯一体の円
筒体11の筒体結合雄ネジ部111に螺合した筒状誘導
灯装置を構成した。
筒状誘導灯装置において、発光筒基部10の上端部には
発光筒螺合部102が形成され、筒体結合リング2はそ
の下端部内周面に雌ネジ部21が形成されると共に上端
部内周面に嵌合周溝22が形成されており、フランジ1
21が外周全周に亘って形成される底板12はその上面
に発光灯体が固定されると共にその下面には接続コネク
タ5が位置決め固定され、この接続コネクタ5には電線
ケーブル51が下側から接続固定されており、円筒体1
1の上端部外周面には筒体結合雄ネジ部111が形成さ
れると共に円筒体11の下部は底板12を接合固定して
閉塞されており、揺動部収容円筒体13の下部は底板1
2を接合固定して閉塞されており、底板12のフランジ
121と筒体結合リング2の嵌合周溝22とを嵌合一体
化しておき、最下の発光灯体を取り付けた底板12の接
続コネクタ5に接続する電線ケーブル51の導電線52
の下側コネクタプラグ53を発光色切り替え回路7の対
応するところに接続した状態で、筒体結合リング2の雌
ネジ部21を発光筒螺合部102に螺合し、次の発光灯
体を取り付けた底板12の接続コネクタ5に接続する電
線ケーブル51の導電線52の下側コネクタプラグ53
を直前の発光灯体の底板12の接続コネクタ5の対応す
るところに接続した状態で、筒体結合リング2の雌ネジ
部21を直前の発光灯体の円筒体11の筒体結合雄ネジ
部111に螺合し、揺動部を取り付けた底枝12の接続
コネクタ5に接続する電線ケーブル51の導電線52の
下側コネクタプラグ53を直前の発光灯体の底板12の
接続コネクタ5の対応するところに接続した状態で、筒
体結合リング2の雌ネジ部21を直前の発光灯一体の円
筒体11の筒体結合雄ネジ部111に螺合した筒状誘導
灯装置を構成した。
【0011】また、請求項7:請求項6に記載される筒
状誘導灯装置において、発光灯部は筒体11を光を透過
する無色透光材料により構成し、発光灯体を放射しよう
とする色に対応する色光を発光する発光灯体により構成
した筒状誘導灯装置を構成した。 更に、請求項8:請求項6に記載される筒状誘導灯装置
において、発光灯部は発光灯体を白色光を発光する発光
灯体により構成し、筒体11を放射しようとする色の色
光を透過する有色透光材料により構成した筒状誘導灯装
置を構成した。
状誘導灯装置において、発光灯部は筒体11を光を透過
する無色透光材料により構成し、発光灯体を放射しよう
とする色に対応する色光を発光する発光灯体により構成
した筒状誘導灯装置を構成した。 更に、請求項8:請求項6に記載される筒状誘導灯装置
において、発光灯部は発光灯体を白色光を発光する発光
灯体により構成し、筒体11を放射しようとする色の色
光を透過する有色透光材料により構成した筒状誘導灯装
置を構成した。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1を参
照して説明する。図1(a)は筒状誘導灯装置の全体の
正面図であり、図1(b)は図1(a)における縦断面
図である。1は発光筒部の全体を示し、発光筒基部1
0、3本の円筒体11、および揺動部収容円筒体13よ
り成り、筒体相互間は後で説明される筒体結合リング2
により結合される。円筒体11の上端部外周面には筒体
結合雄ネジ部111が形成されている。円筒体11の下
部は底板12により閉塞される。底板12の外周には全
周に亘ってフランジ121が形成されている。101は
発光筒基部10の一部を構成する把持部である。発光筒
基部10の外側には電源スイッチS1 が取付けられてい
る。発光筒基部10の上端部には発光筒螺合部102が
突出形成され、外周面は雄ネジ部が形成されている。そ
して、発光筒基部10内には、発光色切り替え揺動スイ
ッチS2 および発光色切り替えスイッチS3 を含む図3
の発光色切り替え回路が収容されている。この発光色切
り替えスイッチS3 としては、一般的なリレースイッ
チ、アナログスイッチ、トランジスタスイッチにより構
成することができる。把持部101には電池3が収容さ
れている。最上部の円筒体11には赤色発光灯体L3 が
収容固定され、中間の円筒体11には黄色発光灯体L 2
が収容固定され、最下部の円筒体11には緑色発光灯体
L1 が収容固定されている。発光筒部1の最先端の揺動
部円筒体13には、発光色切り替え揺動スイッチS2 の
揺動部である第1の加速度計41および第2の加速度計
42が底板12に固定して収容されている。ここで、第
1の加速度計41および第2の加速度計42は1軸加速
度計より成り、筒状誘導灯装置の中心軸に直交する平面
において互いに90゜の角度をなして底板12の上面に
位置決め固定されている。
照して説明する。図1(a)は筒状誘導灯装置の全体の
正面図であり、図1(b)は図1(a)における縦断面
図である。1は発光筒部の全体を示し、発光筒基部1
0、3本の円筒体11、および揺動部収容円筒体13よ
り成り、筒体相互間は後で説明される筒体結合リング2
により結合される。円筒体11の上端部外周面には筒体
結合雄ネジ部111が形成されている。円筒体11の下
部は底板12により閉塞される。底板12の外周には全
周に亘ってフランジ121が形成されている。101は
発光筒基部10の一部を構成する把持部である。発光筒
基部10の外側には電源スイッチS1 が取付けられてい
る。発光筒基部10の上端部には発光筒螺合部102が
突出形成され、外周面は雄ネジ部が形成されている。そ
して、発光筒基部10内には、発光色切り替え揺動スイ
ッチS2 および発光色切り替えスイッチS3 を含む図3
の発光色切り替え回路が収容されている。この発光色切
り替えスイッチS3 としては、一般的なリレースイッ
チ、アナログスイッチ、トランジスタスイッチにより構
成することができる。把持部101には電池3が収容さ
れている。最上部の円筒体11には赤色発光灯体L3 が
収容固定され、中間の円筒体11には黄色発光灯体L 2
が収容固定され、最下部の円筒体11には緑色発光灯体
L1 が収容固定されている。発光筒部1の最先端の揺動
部円筒体13には、発光色切り替え揺動スイッチS2 の
揺動部である第1の加速度計41および第2の加速度計
42が底板12に固定して収容されている。ここで、第
1の加速度計41および第2の加速度計42は1軸加速
度計より成り、筒状誘導灯装置の中心軸に直交する平面
において互いに90゜の角度をなして底板12の上面に
位置決め固定されている。
【0013】この実施例は、円筒体11を光を透過する
無色透光材料により構成し、発光灯体自体を緑色発光灯
体L1 、黄色発光灯体L2 、或いは赤色発光灯体L3 に
より構成して、発光灯体自体の発光する色の光を放射す
る発光灯部を構成している。ここで、第1の加速度計4
1および第2の加速度計42の固定位置関係を説明して
おく。第1の加速度計41および第2の加速度計42の
両出力についてみるに、筒状誘導灯装圏が鉛直状態で静
止している場合、何れの加速度計もその入力軸が鉛直方
向と直交しているので加速度信号を出力することはな
い。そして、筒状誘導灯装置が水平状態で静止している
場合、一方の加速度計41或いは42の入力軸が鉛直面
内において鉛直方向とθ゜の角度をなしているものとす
ると、直交する2個の加速度計の出力信号の和Gは絶対
値で、 G=g{cosθ+cos(90−θ)} =g(cosθ+sinθ) となる。Gは、θ=0゜でgの値をとり、θ=45゜で
g(cos45+sin45)=√2(g)の値をと
り、θ=90゜でgの値をとる。今度は、筒状誘導灯装
置を鉛直軸に対してこの水平状態から徐々に傾斜させて
行くと、両加速度計の出力信号の鉛直軸に対する射影は
徐々に単調減少して最終的には0になる。
無色透光材料により構成し、発光灯体自体を緑色発光灯
体L1 、黄色発光灯体L2 、或いは赤色発光灯体L3 に
より構成して、発光灯体自体の発光する色の光を放射す
る発光灯部を構成している。ここで、第1の加速度計4
1および第2の加速度計42の固定位置関係を説明して
おく。第1の加速度計41および第2の加速度計42の
両出力についてみるに、筒状誘導灯装圏が鉛直状態で静
止している場合、何れの加速度計もその入力軸が鉛直方
向と直交しているので加速度信号を出力することはな
い。そして、筒状誘導灯装置が水平状態で静止している
場合、一方の加速度計41或いは42の入力軸が鉛直面
内において鉛直方向とθ゜の角度をなしているものとす
ると、直交する2個の加速度計の出力信号の和Gは絶対
値で、 G=g{cosθ+cos(90−θ)} =g(cosθ+sinθ) となる。Gは、θ=0゜でgの値をとり、θ=45゜で
g(cos45+sin45)=√2(g)の値をと
り、θ=90゜でgの値をとる。今度は、筒状誘導灯装
置を鉛直軸に対してこの水平状態から徐々に傾斜させて
行くと、両加速度計の出力信号の鉛直軸に対する射影は
徐々に単調減少して最終的には0になる。
【0014】以上の通り、地球上においては静止物体に
加わる加速度は重力加速度gのみであり、直交する第1
の加速度計41と第2の加速度計42の出力信号の和は
静止時においては、θ=45゜における√2(g)が最
大であり、9.8m/s2 (cos45+sin45)
=13. 86m/s2 を超えることはない。従って、演
算増幅器の出力反転レベルを13. 86m/s2 以上に
設定する。これら2個の加速度計である第1の加速度計
41および第2の加速度計42の出力する加速度信号は
後で説明される発光色切り替え回路7内の演算増幅器7
13に入力して加算する。
加わる加速度は重力加速度gのみであり、直交する第1
の加速度計41と第2の加速度計42の出力信号の和は
静止時においては、θ=45゜における√2(g)が最
大であり、9.8m/s2 (cos45+sin45)
=13. 86m/s2 を超えることはない。従って、演
算増幅器の出力反転レベルを13. 86m/s2 以上に
設定する。これら2個の加速度計である第1の加速度計
41および第2の加速度計42の出力する加速度信号は
後で説明される発光色切り替え回路7内の演算増幅器7
13に入力して加算する。
【0015】以下、筒状誘導灯装置の詳細について説明
する。図2は発光筒部の一部を構成する円筒体11およ
び収容される電気素子を説明する斜視図である。筒体結
合リング2はその下端部内周面に雌ネジ部21が形成さ
れ、上端部内周面に嵌合周溝22が形成されている。緑
色発光灯体L1 についてみると、灯体L1 は実施例にお
いては4個が底板12の上面に位麿決め固定されてい
る。そして、この底板12の下面にはそのほぼ中心に接
続コネクタ5が位置決め固定されている。4個の緑色発
光灯体L1 が接続コネクタ5に接続されたところで、底
板12の上面に対して円筒体11の下側開口端周縁部を
接合固定する。次いで、円筒体11が一体接合された底
板12のフランジ121を筒体結合リング2の嵌合周溝
22に圧入して両者を一体化する。圧入したところで、
フランジ121は嵌合周溝22に遊嵌状態にあり、この
状態において筒体結合リング2は揺動部収容円筒体13
に関して回動することができる。更に、接続コネクタ5
に下側からコネクタプラグ53を挿入接続して電線ケー
ブル51を電気機械的に結合した状態にしておく。
する。図2は発光筒部の一部を構成する円筒体11およ
び収容される電気素子を説明する斜視図である。筒体結
合リング2はその下端部内周面に雌ネジ部21が形成さ
れ、上端部内周面に嵌合周溝22が形成されている。緑
色発光灯体L1 についてみると、灯体L1 は実施例にお
いては4個が底板12の上面に位麿決め固定されてい
る。そして、この底板12の下面にはそのほぼ中心に接
続コネクタ5が位置決め固定されている。4個の緑色発
光灯体L1 が接続コネクタ5に接続されたところで、底
板12の上面に対して円筒体11の下側開口端周縁部を
接合固定する。次いで、円筒体11が一体接合された底
板12のフランジ121を筒体結合リング2の嵌合周溝
22に圧入して両者を一体化する。圧入したところで、
フランジ121は嵌合周溝22に遊嵌状態にあり、この
状態において筒体結合リング2は揺動部収容円筒体13
に関して回動することができる。更に、接続コネクタ5
に下側からコネクタプラグ53を挿入接続して電線ケー
ブル51を電気機械的に結合した状態にしておく。
【0016】黄色発光灯体L2 および赤色発光灯体L3
についても、緑色発光灯体L1 の場合と同様に、円筒体
11および底板12に取り付け収容され、電線ケーブル
51が電気機械的に結合される。発光色切り替え揺動ス
イッチS2 の揺動部を形成する第1の加速度計41およ
び第2の加速度計42は1軸加速度計より成り、上述し
た通り、筒状誘導灯装置の中心軸に直交する平面におい
て互いに90゜の角度をなして底板12の上面に位置決
め固定されている。そして、この底板12の下面にはそ
のほぼ中心に接続コネクタ5が位置決め固定されてい
る。次いで、第1の加速度計41および第2の加速度計
42が接続コネクタ5に接続されたところで、底板12
の上面に対して揺動部収容円筒体13の開口端周縁部を
接合固定する。ここで、揺動部収容円筒体13が一体接
合された底板12のフランジ121を筒体結合リング2
の嵌合周溝22に圧入して両者を一体化する。圧入した
ところで、フランジ121は嵌合周溝22に遊嵌状態に
あり、この状態において筒体結合リング2は揺動部収容
円筒体13に関して回動することができる。更に、接続
コネクタ5に下側からコネクタプラグ53を挿入接続し
て電線ケーブル51を電気機械的に結合した状態にして
おく。
についても、緑色発光灯体L1 の場合と同様に、円筒体
11および底板12に取り付け収容され、電線ケーブル
51が電気機械的に結合される。発光色切り替え揺動ス
イッチS2 の揺動部を形成する第1の加速度計41およ
び第2の加速度計42は1軸加速度計より成り、上述し
た通り、筒状誘導灯装置の中心軸に直交する平面におい
て互いに90゜の角度をなして底板12の上面に位置決
め固定されている。そして、この底板12の下面にはそ
のほぼ中心に接続コネクタ5が位置決め固定されてい
る。次いで、第1の加速度計41および第2の加速度計
42が接続コネクタ5に接続されたところで、底板12
の上面に対して揺動部収容円筒体13の開口端周縁部を
接合固定する。ここで、揺動部収容円筒体13が一体接
合された底板12のフランジ121を筒体結合リング2
の嵌合周溝22に圧入して両者を一体化する。圧入した
ところで、フランジ121は嵌合周溝22に遊嵌状態に
あり、この状態において筒体結合リング2は揺動部収容
円筒体13に関して回動することができる。更に、接続
コネクタ5に下側からコネクタプラグ53を挿入接続し
て電線ケーブル51を電気機械的に結合した状態にして
おく。
【0017】ここで、図3を参照して筒状誘導灯装置の
発光色切り替え回路7を説明する。発光色切り替え回路
7のコンパレータ71は主として演算増幅器713によ
り構成される。第1の加速度計41および第2の加速度
計42の出力する加速度信号は第1の入力抵抗711お
よび第2の入力抵抗712を介して反転入力に入力して
加算される。抵抗714および抵抗715は演算増幅器
713の出力反転レベルを設定する抵抗である。発光色
切り替え揺動スイッチS2 は、第1の加速度計41およ
び第2の加速度計42の出力する加速度信号の加算値が
設定値を超えたことによりコンパレータ71の発生する
出力に対応して駆動される。赤色発光灯体L3 は発光色
切り替え揺動スイッチS2 の可動接点、メーク接点o
n、赤色発光灯体L3 を含む赤色発光灯体L3 駆動経路
により駆動される。黄色発光灯体L 2 は、発光色切り替
え揺動スイッチS2 の可動接点、ブレーク接点off、
発光色切り替えスイッチS3 の可動接点、メーク接点o
n、黄色発光灯体L2 を含む黄色発光灯体駆動径路によ
り駆動される。緑色発光灯体L1 は発光色切り替え揺動
スイッチS2 の可動接点、ブレーク接点off、発光色
切り替えスイッチS3の可動接点、ブレーク接点of
f、緑色発光灯体L1 を含む緑色発光灯体駆動径路によ
り駆動される。発光色切り替えスイッチS3 は、発光色
切り替え揺動スイッチS2 の可動接点、ブレーク接点o
ff、スイッチングトランジスタ73、発光色切り替え
スイッチS3 を含む発光色切り替えスイッチS3 駆動経
路により駆動される。スイッチングトランジスタ73の
制御電極にはディレイ回路72が接続され、その抵抗R
およびコンデンサCで規定される時定数経過後にスイッ
チングトランジスタ73の導通を遮断して発光色切り替
えスイッチS3 を緩放スイッチとするものである。ディ
レイ回路72としては、CR時定数を使用する時定数回
路の他に、ワンショット回路、カウンタを使用すること
ができる。
発光色切り替え回路7を説明する。発光色切り替え回路
7のコンパレータ71は主として演算増幅器713によ
り構成される。第1の加速度計41および第2の加速度
計42の出力する加速度信号は第1の入力抵抗711お
よび第2の入力抵抗712を介して反転入力に入力して
加算される。抵抗714および抵抗715は演算増幅器
713の出力反転レベルを設定する抵抗である。発光色
切り替え揺動スイッチS2 は、第1の加速度計41およ
び第2の加速度計42の出力する加速度信号の加算値が
設定値を超えたことによりコンパレータ71の発生する
出力に対応して駆動される。赤色発光灯体L3 は発光色
切り替え揺動スイッチS2 の可動接点、メーク接点o
n、赤色発光灯体L3 を含む赤色発光灯体L3 駆動経路
により駆動される。黄色発光灯体L 2 は、発光色切り替
え揺動スイッチS2 の可動接点、ブレーク接点off、
発光色切り替えスイッチS3 の可動接点、メーク接点o
n、黄色発光灯体L2 を含む黄色発光灯体駆動径路によ
り駆動される。緑色発光灯体L1 は発光色切り替え揺動
スイッチS2 の可動接点、ブレーク接点off、発光色
切り替えスイッチS3の可動接点、ブレーク接点of
f、緑色発光灯体L1 を含む緑色発光灯体駆動径路によ
り駆動される。発光色切り替えスイッチS3 は、発光色
切り替え揺動スイッチS2 の可動接点、ブレーク接点o
ff、スイッチングトランジスタ73、発光色切り替え
スイッチS3 を含む発光色切り替えスイッチS3 駆動経
路により駆動される。スイッチングトランジスタ73の
制御電極にはディレイ回路72が接続され、その抵抗R
およびコンデンサCで規定される時定数経過後にスイッ
チングトランジスタ73の導通を遮断して発光色切り替
えスイッチS3 を緩放スイッチとするものである。ディ
レイ回路72としては、CR時定数を使用する時定数回
路の他に、ワンショット回路、カウンタを使用すること
ができる。
【0018】次に、筒状誘導灯装置の組み立でついて説
明する。発光色切り替え回路7は発光筒基部10に収容
固定され、これに対して電源スイッチS1 、発光色切り
替え揺動スイッチS2 、発光色切り替えスイッチS3 、
および電池3を接続される。更に、第1の加速度計41
および第2の加速度計42、緑色発光灯体L1 、黄色発
光灯体L2 、赤色発光灯体L3 を接続するが、以下、こ
れについて説明する。緑色発光灯体L1 を取り付けた底
板12の接続コネクタ5に接続する電線ケーブル51の
5本の導電線52の下側コネクタプラグ53を、それぞ
れ、発光色切り替え回路7の対応するところに接続した
状態で筒体結合リング2の雌ネジ部21を発光筒螺合部
102に螺合する。そして、黄色発光灯体L2 を取り付
けた底板12の接続コネクタ5に接続する電線ケーブル
51の5本の導電線52の下側コネクタプラグ53を、
緑色発光灯体L1 の底板12の接続コネクタ5の対応す
るところに工具を使用して接続し、この状態で黄色発光
灯体L2 の筒体結合リング2の雌ネジ部21を緑色発光
灯体L1 の筒体結合雄ネジ部111に螺合する。更に、
赤色発光灯体L3 を取り付けた底板12の接続コネクタ
5に接続する電線ケーブル51の5本の導電線52の下
側コネクタプラグ53を黄色発光灯体L2 の底板12の
接続コネクタ5の対応するところに工具を使用して接続
し、この状態で赤色発光灯体L3 の筒体結合リング2の
雌ネジ部21を黄色発光灯体L2 の筒体結合雄ネジ部1
11に螺合する。最後に、第1の加速度計41および第
2の加速度計42を取り付けた底板12の接続コネクタ
5に接続する電線ケーブル51の5本の導電線52の下
側コネクタプラグ53を、赤色発光灯体L3 の底板12
の接続コネクタ5の対応するところに工具を使用して接
続し、この状態で加速度計の筒体結合リング2の雌ネジ
部21を赤色発光灯体L3 の筒体結合雄ネジ部111に
螺合する。
明する。発光色切り替え回路7は発光筒基部10に収容
固定され、これに対して電源スイッチS1 、発光色切り
替え揺動スイッチS2 、発光色切り替えスイッチS3 、
および電池3を接続される。更に、第1の加速度計41
および第2の加速度計42、緑色発光灯体L1 、黄色発
光灯体L2 、赤色発光灯体L3 を接続するが、以下、こ
れについて説明する。緑色発光灯体L1 を取り付けた底
板12の接続コネクタ5に接続する電線ケーブル51の
5本の導電線52の下側コネクタプラグ53を、それぞ
れ、発光色切り替え回路7の対応するところに接続した
状態で筒体結合リング2の雌ネジ部21を発光筒螺合部
102に螺合する。そして、黄色発光灯体L2 を取り付
けた底板12の接続コネクタ5に接続する電線ケーブル
51の5本の導電線52の下側コネクタプラグ53を、
緑色発光灯体L1 の底板12の接続コネクタ5の対応す
るところに工具を使用して接続し、この状態で黄色発光
灯体L2 の筒体結合リング2の雌ネジ部21を緑色発光
灯体L1 の筒体結合雄ネジ部111に螺合する。更に、
赤色発光灯体L3 を取り付けた底板12の接続コネクタ
5に接続する電線ケーブル51の5本の導電線52の下
側コネクタプラグ53を黄色発光灯体L2 の底板12の
接続コネクタ5の対応するところに工具を使用して接続
し、この状態で赤色発光灯体L3 の筒体結合リング2の
雌ネジ部21を黄色発光灯体L2 の筒体結合雄ネジ部1
11に螺合する。最後に、第1の加速度計41および第
2の加速度計42を取り付けた底板12の接続コネクタ
5に接続する電線ケーブル51の5本の導電線52の下
側コネクタプラグ53を、赤色発光灯体L3 の底板12
の接続コネクタ5の対応するところに工具を使用して接
続し、この状態で加速度計の筒体結合リング2の雌ネジ
部21を赤色発光灯体L3 の筒体結合雄ネジ部111に
螺合する。
【0019】筒状誘導灯装置の動作を説明する。先ず、
電源スイッチS1を押圧操作してこれを導通する。これ
により電池3から電源スイッチS1 、発光色切り替え揺
動スイッチS2 のブレーク接点off、発光色切り替え
スイッチS3 のブレーク接点off、赤色発光灯体L3
を経由する駆動回路が形成されて赤色発光灯体L3 が点
灯する。以上の赤色発光灯体L3 が点灯した状態におい
て、筒状誘導灯装置に誘導員により回転振動操作が加え
られると、筒状誘導灯装置には本来的に加えられている
重力加速度の他に回転振動せしめられることによる加速
度が加算され、第1の加速度計41および第2の加速度
計42の出力する加速度信号の和は13. 86m/s2
を超える。この時、演算増幅器713の出力はHレベル
となり、発光色切り替え揺動スイッチS2 は付勢されて
可動接点はメーク接点onに接触し、緑色発光灯体L1
が点灯するに到る。
電源スイッチS1を押圧操作してこれを導通する。これ
により電池3から電源スイッチS1 、発光色切り替え揺
動スイッチS2 のブレーク接点off、発光色切り替え
スイッチS3 のブレーク接点off、赤色発光灯体L3
を経由する駆動回路が形成されて赤色発光灯体L3 が点
灯する。以上の赤色発光灯体L3 が点灯した状態におい
て、筒状誘導灯装置に誘導員により回転振動操作が加え
られると、筒状誘導灯装置には本来的に加えられている
重力加速度の他に回転振動せしめられることによる加速
度が加算され、第1の加速度計41および第2の加速度
計42の出力する加速度信号の和は13. 86m/s2
を超える。この時、演算増幅器713の出力はHレベル
となり、発光色切り替え揺動スイッチS2 は付勢されて
可動接点はメーク接点onに接触し、緑色発光灯体L1
が点灯するに到る。
【0020】ここで、筒状誘導灯装置に対する誘導員に
よる回転振動操作が中止され、筒状誘導灯装圏が静止状
態となると、第1の加速度計41および第2の加速度計
42の出力する加速度信号の和は13. 86m/s2 以
下となり、演算増幅器713の出力はLレベルとなり、
発光色切り替え揺動スイッチS2 は消勢する。第1の発
光色切り替え揺動スイッチS2 が消勢することによりそ
の可動接点はブレーク接点offに接触して、発光色切
り替えスイッチS3 はスイッチングトランジスタ73を
介して電池3により付勢される。この付勢状態はスイッ
チングトランジスタ73の制御電極に接続されるディレ
イ回路72のRC時定数回路により決まる時定数の間だ
け保持され、メーク接点onを介して黄色発光灯体L2
が時定数の間だけ点灯するに到る。時定数経過後、発光
色切り替えスイッチS3 が消勢することにより、黄色発
光灯体L2 は消灯すると共に、ブレーク接点offを介
して赤色発光灯体L3 が点灯することとなる。ここで、
発光色切り替え揺動スイッチS2 および発光色切り替え
スイッチS3 を含む何処に故障が発生しても、これらス
イッチの両ブレーク接点offを介して赤色発光灯体L
3 が点灯し、フェイルセイフを満足する。
よる回転振動操作が中止され、筒状誘導灯装圏が静止状
態となると、第1の加速度計41および第2の加速度計
42の出力する加速度信号の和は13. 86m/s2 以
下となり、演算増幅器713の出力はLレベルとなり、
発光色切り替え揺動スイッチS2 は消勢する。第1の発
光色切り替え揺動スイッチS2 が消勢することによりそ
の可動接点はブレーク接点offに接触して、発光色切
り替えスイッチS3 はスイッチングトランジスタ73を
介して電池3により付勢される。この付勢状態はスイッ
チングトランジスタ73の制御電極に接続されるディレ
イ回路72のRC時定数回路により決まる時定数の間だ
け保持され、メーク接点onを介して黄色発光灯体L2
が時定数の間だけ点灯するに到る。時定数経過後、発光
色切り替えスイッチS3 が消勢することにより、黄色発
光灯体L2 は消灯すると共に、ブレーク接点offを介
して赤色発光灯体L3 が点灯することとなる。ここで、
発光色切り替え揺動スイッチS2 および発光色切り替え
スイッチS3 を含む何処に故障が発生しても、これらス
イッチの両ブレーク接点offを介して赤色発光灯体L
3 が点灯し、フェイルセイフを満足する。
【0021】以上の実施例において、筒体11は円筒体
とされているが、これを4角筒体或いは6角筒体の如き
角筒体をも含む一般的な筒体により構成することができ
る。筒体11を角筒体とした場合、角筒体11と筒体結
合リング2とを螺合することはできないが、両者の相互
に結合されるべきところに周知慣用の係合凸部或いは嵌
合凹部を形成することにより、角筒体11と筒体結合リ
ング2を両者の弾性により相互に結合することができ
る。
とされているが、これを4角筒体或いは6角筒体の如き
角筒体をも含む一般的な筒体により構成することができ
る。筒体11を角筒体とした場合、角筒体11と筒体結
合リング2とを螺合することはできないが、両者の相互
に結合されるべきところに周知慣用の係合凸部或いは嵌
合凹部を形成することにより、角筒体11と筒体結合リ
ング2を両者の弾性により相互に結合することができ
る。
【0022】そして、先の実施例は、筒体11を光を透
過する無色透光材料により構成し、発光灯体L自体を緑
色発光灯体L1 、黄色発光灯体L2 、或いは赤色発光灯
体L 3 により構成して、発光灯体L自体の発光する色を
放射する発光灯部を構成している。これに対して、この
発光灯部は、発光灯体Lは白色光を発光する発光灯体に
より構成し、放射しようとする色の光線を透過する有色
透光材料により筒体11を構成した発光灯部とすること
ができる。即ち、図示される実施例において、緑色発光
灯体L1 、黄色発光灯体L2 、および赤色発光灯体L3
をすべて白色発光灯体に置換する。そして、赤色発光灯
体L3 を収容していた筒体11を赤色透光材料より成る
筒体11に置換し、緑色発光灯体L1 を収容していた筒
体11を緑色透光材料より成る筒体11に置換し、黄色
発光灯体L2 を収容していた筒体11を黄色透光材料よ
り成る筒体11に置換する。
過する無色透光材料により構成し、発光灯体L自体を緑
色発光灯体L1 、黄色発光灯体L2 、或いは赤色発光灯
体L 3 により構成して、発光灯体L自体の発光する色を
放射する発光灯部を構成している。これに対して、この
発光灯部は、発光灯体Lは白色光を発光する発光灯体に
より構成し、放射しようとする色の光線を透過する有色
透光材料により筒体11を構成した発光灯部とすること
ができる。即ち、図示される実施例において、緑色発光
灯体L1 、黄色発光灯体L2 、および赤色発光灯体L3
をすべて白色発光灯体に置換する。そして、赤色発光灯
体L3 を収容していた筒体11を赤色透光材料より成る
筒体11に置換し、緑色発光灯体L1 を収容していた筒
体11を緑色透光材料より成る筒体11に置換し、黄色
発光灯体L2 を収容していた筒体11を黄色透光材料よ
り成る筒体11に置換する。
【0023】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明によれ
ば、揺動スイッチにより発光色の切り替え操作を自動的
に実行することができる。そして、発光灯の発光色毎に
各別の筒体に収容固定した単位の筒体を組み立てて筒状
誘導灯装置を構成するものであるので、誘導員により簡
単、確実に用途に応じた筒状誘導灯装置の発光色の種類
組み合わせを変更設定することができる。
ば、揺動スイッチにより発光色の切り替え操作を自動的
に実行することができる。そして、発光灯の発光色毎に
各別の筒体に収容固定した単位の筒体を組み立てて筒状
誘導灯装置を構成するものであるので、誘導員により簡
単、確実に用途に応じた筒状誘導灯装置の発光色の種類
組み合わせを変更設定することができる。
【図1】実施例を説明する図。
【図2】図1の一部の拡大斜視図。
【図3】実施例の回路図。
【図4】従来例を説明する図。
7 発光色切り替え回路 S2 発光色切り替え揺動スイッチ S3 発光色切り替えスイッチ
Claims (8)
- 【請求項1】 赤色発光灯部および緑色発光灯部を有す
る筒状誘導灯装置において、 発光色切り替え回路を具備し、 発光色切り替え回路は発光色切り替え揺動スイッチおよ
び発光色切り替えスイッチを有し、 発光色切り替え揺動スイッチの一方の接点を介して赤色
発光灯部を駆動し、 発光色切り替え揺動スイッチの他方の接点を介して緑色
発光灯部を駆動することを特徴とする筒状誘導灯装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載される筒状誘導灯装置に
おいて、 更に、黄色発光灯部を具備し、 発光色切り替え回路は、発光色切り替え揺動スイッチの
一方の接点を介して黄色発光部を駆動する黄色発光部駆
動経路を形成し、ディレイ回路が接続され、予め設定さ
れた時定数の間、黄色発光部を駆動することを特徴とす
る筒状誘導灯装置。 - 【請求項3】 請求項1および請求項2の内の何れかに
記載される筒状誘導灯装置において、 発光色切り替え揺動スイッチの揺動部は水銀、金属小球
その他の導電性揺動部材の揺動に応答するものであるこ
とを特徴とする筒状誘導灯装置。 - 【請求項4】 請求項1および請求項2の内の何れかに
記載される筒状誘導灯装置において、 発光色切り替え揺動スイッチの揺動部は、筒状誘導灯装
置の中心軸に直交する平面において互いに90゜の角度
をなして底板の上面に位置決め固定される第1の加速度
計および第2の加速度計の出力の和と設定値の比較結果
を出力するものであることを特徴とする筒状誘導灯装
置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の内の何れかに
記載される筒状誘導灯装置において、 発光筒部は発光筒基部と、発光灯体に対応する筒体およ
び発光色切り替え揺動スイッチの揺動部を収容する筒体
とより成り、 発光色切り替え回路は発光筒基部内に収容され、 発光灯体と発光色切り替え揺動スイッチの揺動部とを電
線ケーブルを介して発光色切り替え回路に接続したこと
を特徴とする筒状誘導灯装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載される筒状誘導灯装置に
おいて、 発光筒基部の上端部には発光筒螺合部が形成され、 筒体結合リングはその下端部内周面に雌ネジ部が形成さ
れると共に上端部内周面に嵌合周溝が形成されており、 フランジが外周全周に亘って形成される底板はその上面
に発光灯体が固定されると共にその下面には接続コネク
タが位置決め固定され、この接続コネクタには電線ケー
ブルが下側から接続固定されており、 円筒体の上端部外周面には筒体結合雄ネジ部が形成され
ると共に円筒体の下部は底板を接合固定して閉塞されて
おり、 揺動部収容円筒体の下部は底板を接合固定して閉塞され
ており、 底板のフランジと筒体結合リングの嵌合周溝とを嵌合一
体化しておき、 最下の発光灯体を取り付けた底板の接続コネクタに接続
する電線ケーブルの導電線の下側コネクタプラグを発光
色切り替え回路の対応するところに接続した状態で、筒
体結合リングの雌ネジ部を発光筒螺合部に螺合し、 次の発光灯体を取り付けた底板の接続コネクタに接続す
る電線ケーブルの導電線の下側コネクタプラグを直前の
発光灯体の底板の接続コネクタの対応するところに接続
した状態で、筒体結合リングの雌ネジ部を直前の発光灯
体の円筒体の筒体結合雄ネジ部に螺合し、 揺動部を取り付けた底枝の接続コネクタに接続する電線
ケーブルの導電線の下側コネクタプラグを直前の発光灯
体の底板の接続コネクタの対応するところに接続した状
態で、筒体結合リングの雌ネジ部を直前の発光灯一体の
円筒体の筒体結合雄ネジ部に螺合したことを特徴とする
筒状誘導灯装置。 - 【請求項7】 請求項5および請求項6に記載される筒
状誘導灯装置において、 発光灯部は、筒体を光を透過する無色透光材料により構
成し、発光灯体を放射しようとする色に対応する色光を
発光する発光灯体により構成したことを特徴とする筒状
誘導灯装置。 - 【請求項8】 請求項5および請求項6に記載される筒
状誘導灯装置において、 発光灯部は、発光灯体を白色光を発光する発光灯体によ
り構成し、筒体を放射しようとする色の色光を透過する
有色透光材料により構成したことを特徴とする筒状誘導
灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000143339A JP2001325801A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 筒状誘導灯装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000143339A JP2001325801A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 筒状誘導灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=18650177
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000143339A Withdrawn JP2001325801A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 筒状誘導灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001325801A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1389709A1 (de) * | 2002-08-12 | 2004-02-18 | Zweibrüder Optoelectronics GmbH | Stabförmige Lampe |
DE102006014716A1 (de) * | 2006-03-30 | 2007-10-04 | Autohaus Gratzke Gmbh | Multifunktionslampe |
JP2014021798A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Jwin Co Ltd | 発光式誘導棒 |
EP2387691A4 (en) * | 2009-01-16 | 2015-11-25 | Mag Instr Inc | PORTABLE LIGHTING DEVICES |
-
2000
- 2000-05-16 JP JP2000143339A patent/JP2001325801A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1389709A1 (de) * | 2002-08-12 | 2004-02-18 | Zweibrüder Optoelectronics GmbH | Stabförmige Lampe |
DE102006014716A1 (de) * | 2006-03-30 | 2007-10-04 | Autohaus Gratzke Gmbh | Multifunktionslampe |
EP2387691A4 (en) * | 2009-01-16 | 2015-11-25 | Mag Instr Inc | PORTABLE LIGHTING DEVICES |
JP2014021798A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Jwin Co Ltd | 発光式誘導棒 |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |