JP6002186B2 - 立形回転電機および振動防止方法 - Google Patents

立形回転電機および振動防止方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6002186B2
JP6002186B2 JP2014175356A JP2014175356A JP6002186B2 JP 6002186 B2 JP6002186 B2 JP 6002186B2 JP 2014175356 A JP2014175356 A JP 2014175356A JP 2014175356 A JP2014175356 A JP 2014175356A JP 6002186 B2 JP6002186 B2 JP 6002186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
cooler cover
stator
cooler
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014175356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016052169A (ja
Inventor
裕史 川添
裕史 川添
康範 新村
康範 新村
明彦 銅坂
明彦 銅坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2014175356A priority Critical patent/JP6002186B2/ja
Priority to CN201510540013.2A priority patent/CN105375672B/zh
Publication of JP2016052169A publication Critical patent/JP2016052169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6002186B2 publication Critical patent/JP6002186B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、回転軸を垂直にして設置される立形回転電機およびその振動防止方法に関する。
従来の典型的な立形回転電機は、回転子、固定子、およびこれらを収納するフレームを有する。また、回転子および固定子の冷却のための冷却用気体を冷却するための冷却器が設けられている例がある(特許文献1)。冷却器は、冷却器カバーに収納されている。冷却器カバーはフレームとともに密閉空間を形成し、この密閉空間内を冷却用気体が循環する。
実開昭63−109559号公報
図7は、従来例の立形回転電機の立断面図である。また、図8は、従来例の立形回転電機の冷却器カバーを取外した状態を示す概念的鳥瞰図である。回転電機は回転子10、固定子20を有し、ロータシャフト11以外は基本的にフレーム41に収納されている。また、冷却器51を収納する冷却器カバー53がフレーム41に接続されている。
冷却用気体がフレーム41と冷却器カバー53内の密閉空間を循環するために、フレーム41と冷却器カバー53が接続する部分には、冷却用気体の通路を確保するための開口41a、41bおよび41cが形成されている。フレームの冷却器用カバーと接続する側面は冷却気体が通るため、上から順に上部の連通開口41a、中央の連通開口41cおよび下部の連通開口41bが形成されていることにより、構造強度上は欠損部を有している。この結果、フレーム41においては、図8に示す一方の水平方向であるy方向の剛性に比べて、他の水平方向であるx方向および鉛直方向であるy方向の剛性が低くなる。
また、冷却器カバー53の剛性は、フレーム41の剛性に比べて低い。このため、フレーム41の連通開口41a、41bおよび41cが形成された側面に冷却器カバー53が取り付けられていることは、フレーム41の剛性の低下を補償するほどの効果をもたらさない。このため、立形回転電機の現地据付け後に、固有振動数が回転周波数に近づいて共振が発生するという問題を生ずることがあった。一方、回転電機の製作完了後に固有振動数の調整を行うことは困難であった。
そこで、本発明は、固有振動数が回転周波数に近づいており共振が発生することが判明した場合に、容易に立形回転電機の固有振動数を調整し共振による振動を防止することを可能とすることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る立形回転電機は、鉛直な回転軸まわりに回転可能に軸支されたロータシャフトと、そのロータシャフトに固定された回転子鉄心とを有する回転子と、前記ロータシャフトの軸方向の前記回転子鉄心の上方に配設され、前記回転子を支持する上部軸受と、前記ロータシャフトの軸方向の前記回転子鉄心の下方に配設され、前記ロータシャフトを支持する下部軸受と、前記回転子鉄心の径方向外側に配されて固定子鉄心と前記固定子鉄心に巻回された固定子コイルとを有する固定子と、前記回転子鉄心および前記固定子を収納し、据付基礎に支持されて鉛直上方に延びて連通開口が形成された開口側面を有するフレームと、前記フレームに固定支持され前記上部軸受を支持する上部軸受ブラケットと、前記フレームに固定支持されて前記下部軸受を支持する下部軸受ブラケットと、前記フレームの前記開口側面を塞ぐように前記フレームに接続されて、前記フレーム、前記上部軸受ブラケットおよび前記下部軸受ブラケットとともに密閉空間を形成する冷却器カバーであって、前記フレーム内を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器を内蔵し前記フレームと連通する冷却器カバーと、前記フレームと前記冷却器カバーとの接続部において前記フレームと前記冷却器カバーとに挟まれるように設けられ、前記密閉空間を構成する部分となりかつ前記連通開口に対応した開口を有して平面的に広がった補強部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る立形回転電機は、鉛直な回転軸まわりに回転可能に軸支されたロータシャフトと、そのロータシャフトに固定された回転子鉄心とを有する回転子と、前記ロータシャフトの軸方向の前記回転子鉄心の上方に配設され、前記回転子を支持する上部軸受と、前記ロータシャフトの軸方向の前記回転子鉄心の下方に配設され、前記ロータシャフトを支持する下部軸受と、前記回転子鉄心の径方向外側に配されて固定子鉄心と前記固定子鉄心に巻回された固定子コイルとを有する固定子と、前記回転子鉄心および前記固定子を収納し、据付基礎に支持されて鉛直上方に延びて連通開口が形成された開口側面を有するフレームと、前記フレームに固定支持され前記上部軸受を支持する上部軸受ブラケットと、前記フレームに固定支持されて前記下部軸受を支持する下部軸受ブラケットと、前記フレームの前記開口側面を塞ぐように前記フレームに接続されて、前記フレーム、前記上部軸受ブラケットおよび前記下部軸受ブラケットとともに密閉空間を形成する冷却器カバーであって、前記フレーム内を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器を内蔵し前記フレームと連通する冷却器カバーと、前記フレームと前記冷却器カバーとの接続部において前記フレームと前記冷却器カバーとに挟まれるように設けられ、前記密閉空間を構成する部分となりかつ前記連通開口に対応した開口を有して平面的に広がった取外し可能な調整用枠と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る振動防止方法は、立形回転電機およびこの立形回転電機に結合される結合対象回転機器の据付け後の組合せ試験において振動が発生した場合にこれを回避して振動の発生を防止する振動防止方法であって、前記立形回転電機は、回転子鉄心および固定子を収納するフレームと、前記回転子鉄心および固定子を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器を内包し前記フレームと互いに連通しかつ前記フレームとともに密閉空間を形成する冷却器カバーとを有しており、当該振動防止方法は、前記フレームから前記冷却器カバーを取り外す冷却器カバー取外しステップと、前記冷却器カバー取外しステップの後に、前記冷却器カバーとの接続用の開口部に補強部材を取付けることにより前記密閉空間を形成し前記フレームを構造強度上補強する補強部材取付けステップと、前記補強部材を取付けた前記フレームに前記冷却器カバーを取り付ける冷却器カバー取付けステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る振動防止方法は、立形回転電機およびこの立形回転電機に結合される結合対象回転機器の据付け後の組合せ試験において振動が発生した場合にこれを回避して振動の発生を防止する振動防止方法であって、前記立形回転電機は、回転子鉄心および固定子を収納するフレームと、前記回転子鉄心および固定子を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器を内包し前記フレームと互いに連通しかつ前記フレームとともに密閉空間を形成する冷却器カバーと、前記フレームと前記冷却器カバーの間に設けられて前記フレームと前記冷却器カバーを結合させ前記密閉空間の一部を構成する取外し可能な調整用枠とを有しており、当該振動防止方法は、前記フレームと前記冷却器カバーの相対位置を保持しながら前記調整用枠を取り外す調整用枠取外しステップと、前記調整用枠取外しステップの後に、前記調整用枠を取り外した後の空間に補強部材を取付けることにより前記密閉空間の一部を形成し前記フレームを構造強度上補強する補強部材取付けステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、固有振動数が回転周波数に近づいており共振が発生することが判明した場合に、容易に立形回転電機の固有振動数を調整し共振による振動を防止することが可能となる。
第1の実施形態に係る立形回転電機の立断面図である。 第1の実施形態に係る立形回転電機の補強部材の正面図である。 第1の実施形態に係る立形回転電機の効果を説明するグラフである。 第1の実施形態に係る振動防止方法の手順を示すフロー図である。 第2の実施形態に係る立形回転電機の立断面図である。 第2の実施形態に係る振動防止方法の手順を示すフロー図である。 従来例の立形回転電機の立断面図である。 従来例の立形回転電機の冷却器カバーを取外した状態を示す概念的鳥瞰図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る立形回転電機および振動防止方法について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る立形回転電機の立断面図である。立形回転電機100は、回転子10、固定子20、上部軸受31、下部軸受32、フレーム41、冷却器51および冷却器51の外側を包囲する冷却器カバー53を有する。立形回転電機100は支持台6を有し、支持台6を介して据付基礎5に支持されている。また、立形回転電機100は、結合部11aにおいて結合対象の回転機器(図示せず)と結合する。ここで結合対象の回転機器は、たとえば立形回転電機100が電動機の場合のポンプ、立形回転電機100が発電電動機の場合のポンプ水車などである。
回転子10は、ロータシャフト11および回転子鉄心12を有する。ロータシャフト11は、上部を上部軸受31によって、また下部を下部軸受32によって回転可能に軸支されている。上部軸受31は鉛直下方に作用するスラスト力を受けるスラスト軸受を兼ねている。固定子20は、固定子鉄心21および固定子コイル22を有する。
上部軸受31の外側部分は、フレーム41に固定支持された上部軸受ブラケット42に固定支持されている。また、下部軸受32の外側部分は、フレーム41に固定支持された下部軸受ブラケット43に固定支持されている。
フレーム41、上部軸受ブラケット42、下部軸受ブラケット43、および冷却器カバー53は、密閉空間45を形成している。回転子10のロータシャフト11の回転子鉄心12の上方および下方には軸回りを回転する内扇ファン15が取り付けられている。内扇ファン15は、密閉空間45内の冷却用気体を駆動して、冷却用気体を密閉空間45内で循環させる。
フレーム41内には、内扇ファン15と内扇ファン15の径方向外側に設けられて雰囲気を仕切る仕切り板44が、軸方向に2か所設けられている。仕切り板44は、水平に設けられ、中央に円形の貫通孔が形成されている。この内扇ファン15と仕切り板44が鉛直方向に2か所設けられていることにより、フレーム41内は、上下に3つの区画に分割されている。
すなわち、密閉空間45のうちフレーム41内の最上部、すなわち上側の内扇ファン15および仕切り板44と上部軸受ブラケット42に挟まれた上部空間45bと、下側の内扇ファン15および仕切り板44と下部軸受ブラケット43に挟まれた下部空間45cと、上側と下側それぞれの内扇ファン15および仕切り板44に挟まれた中央空間45aに分割される。密閉空間45はさらにカバー空間45dを有する。
内扇ファン15が回転することによって、密閉空間45内の冷却用気体が密閉空間内を循環する。すなわち、中央空間45a内の冷却用気体が、内扇ファン15に吸い込まれ、上部空間45bおよび下部空間45cに圧送される。
上部空間45bに圧送された冷却用気体は、上部の連通開口41aよりカバー空間45d内に流入する。同様に、下部空間45cに圧送された冷却用気体は、下部の連通開口41bよりカバー空間45d内に流入する。カバー空間45d内に流入した冷却用気体は、冷却器51において冷却された後に、中央の連通開口41cから中央空間45aに流入し、回転子鉄心12および固定子20等を冷却する。
冷却器51は、互いに並列に配されて鉛直方向に延びた複数の伝熱管51aを有する。伝熱管51aの上端および下端はそれぞれ管板に支持されている。伝熱管51aの外側を、被冷却媒体である密閉空間45内の冷却用気体が流れる。
伝熱管51aの内部には外扇ファン54により取り入れられた冷却用媒体としての外気が流れる。外扇ファン54は、たとえば遠心ファンであり、軸を鉛直方向にして上部軸受31の上方のロータシャフト11の端部に取り付けられている。外扇ファン54の上方には、図示しない外気取入れ口が形成されている。
フレーム41と冷却器カバー53に挟まれるようにして、補強部材60が設けられている。補強部材60は、フレーム41、上部軸受ブラケット42、下部軸受ブラケット43、および冷却器カバー53とともに、密閉空間45を形成している。
図2は、補強部材60の正面図である。補強部材60は、枠部61、区切り部62および強化部63を有する。枠部61は、密閉空間45を形成する内外雰囲気の隔壁としての機能を有する。区切り部62は、上部の連通開口41aと中央の連通開口41cの区切り位置、および中央の連通開口41cと下部の連通開口41bの区切り位置に対応する位置に設けられ、枠部61に囲まれた領域を、上部の連通開口41aと中央の連通開口41cの区切り位置、および中央の連通開口41cと下部の連通開口41bの区切り位置で3つの領域に分割している。
中央の連通開口41cに対応する領域には、斜材部が形成されるように強化部63が設けられている。図8で示した座標軸の方向からは、補強部材60は、x方向およびz方向に広がっている。強化部63が設けられていることによって、x方向およびz方向の変形が拘束される。すなわち、フレーム41において、構造強度上の弱い部分である冷却器カバー53との結合部の側面を補強部材60で補強することによって、フレーム41の剛性が方向によらず確保されバランスのとれた状態となっている。
図3は、本実施形態に係る立形回転電機の効果を説明するグラフである。横軸は周波数、縦軸は振幅を示す。立形回転電機100の回転周波数は、二点鎖線で表示されるfnである。破線で示しているのは補強部材60を取付ける前の立形回転電機100の振動の周波数である。この場合、立形回転電機100の回転周波数fn近辺に広がっており、共振が発生する可能性がある領域である。
実線で示す曲線は、補強部材60を取付け後の立形回転電機100の振動の周波数である。この場合、立形回転電機100の剛性が確保されたことによって、振動の周波数は、高い方にシフトしている。この結果、立形回転電機100の回転周波数fnから離れる方向に立形回転電機100の振動の周波数が変化し、共振による振動発生の可能性がなくなっている。
図4は、本実施形態に係る振動防止方法の手順を示すフロー図である。立形回転電機100および結合対象の回転機器の据付けを行う(ステップS01)。この段階で、立形回転電機100と結合対象の回転機器とが結合部において互いに結合される。この状態で、立形回転電機100と結合対象の回転機器との組合せ試験が行われ、振動状態も確認される。ここで、振動が発生した場合(ステップS02)を考える。
フレーム41の振動に起因している場合は、立形回転電機100のフレーム41から冷却器カバー53を冷却器51と一体で取り外す(ステップS03)。この冷却器カバー53を取外した後に、フレーム41の冷却器カバー53との接続部の開口部に補強部材60を取付け固定する(ステップS04)。
次に、冷却器カバー53を冷却器51と一体で取り付ける(ステップS05)。この状態においては、補強部材60の枠部61が密閉空間45を形成する要素の一つとなり、密閉空間45内の流路は、冷却器カバー53の一部を取り外す以前の状態と変わらず、冷却効果が確保される。最後に、組合せ試験によって、振動が回避されたことを確認する(ステップS06)。
なお、ステップS03ないしステップS05は、立形回転電機100を据付けた現地で必ずしも実施する必要はない。設備、環境の整った製作者の向上に持ち帰って実施することで、品質管理等のさらなる徹底を図ることができる。
以上のように、本実施形態は、固有振動数が回転周波数に近づいており共振が発生することが判明した場合に、容易に立形回転電機100の固有振動数を調整し共振を回避し振動を防止することができる。また、そのような状態をあらかじめ回避するために、立形回転電機100の剛性を確保することができる。
[第2の実施形態]
図5は、第2の実施形態に係る立形回転電機を示す立断面図である。本実施形態は第1の実施形態の変形である。第1の実施形態で、補強部材60が設けられている箇所に、本第2の実施形態では、調整用枠53aが設けられている。調整用枠53aは、密閉空間45の一部を形成する要素となっており、フレーム41および冷却器カバー53と結合されている。ただし、フレーム41および冷却器カバー53との結合部分は取り外しが可能である。
調整用枠53aは、後述するように、必要が生じた場合に、冷却器カバー53の全体をフレーム41から取り外すことなく、補強部材60(図2)をフレーム41に取付けるためのものである。このために、補強部材60が占有すべき空間を取外し可能な調整用枠53aで占有するようにしたものである。
図6は、第2の実施形態に係る振動防止方法の手順を示すフロー図である。ステップS01およびステップS02は、第1の実施形態と同様である。
ステップS02で発生した振動が、フレーム41の振動に起因している場合は、立形回転電機100の調整用枠53aを取外す(ステップS13)。調整用枠53aは一体で引き抜いても、あるいは、分解により取り外すことでもよい。この調整用枠53aを取外した後に、その空きスペースに補強部材60を挿入等により設置し、フレーム41と冷却器カバー53との間に補強部材60を取付け固定する(ステップS14)。
この状態においては、補強部材60の枠部61が密閉空間45を形成する要素の一つとなり、密閉空間45内の流路は、冷却器カバー53の一部を取り外す以前の状態と変わらず、冷却効果が確保される。最後に、組合せ試験によって、振動が回避されたことを確認する(ステップS05)。
以上のように、冷却器カバー53の全体をフレーム41から取り外すことなく、補強部材60をフレーム41に取付けることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。また、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
5…据付基礎、6…支持台、10…回転子、11…ロータシャフト、11a…結合部、12…回転子鉄心、15…内扇ファン、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子コイル、31…上部軸受、32…下部軸受、41…フレーム、41a、41b、41c…連通開口、42…上部軸受ブラケット、43…下部軸受ブラケット、44…仕切り板、45…密閉空間、45a…中央空間、45b…上部空間、45c…下部空間、45d…カバー空間、51…冷却器、51a…伝熱管、53…冷却器カバー、53a…調整用枠、54…外扇ファン、60…補強部材、61…枠部、62…区切り部、63…強化部、100…立形回転電機

Claims (4)

  1. 鉛直な回転軸まわりに回転可能に軸支されたロータシャフトと、そのロータシャフトに固定された回転子鉄心とを有する回転子と、
    前記ロータシャフトの軸方向の前記回転子鉄心の上方に配設され、前記回転子を支持する上部軸受と、
    前記ロータシャフトの軸方向の前記回転子鉄心の下方に配設され、前記ロータシャフトを支持する下部軸受と、
    前記回転子鉄心の径方向外側に配されて固定子鉄心と前記固定子鉄心に巻回された固定子コイルとを有する固定子と、
    前記回転子鉄心および前記固定子を収納し、据付基礎に支持されて鉛直上方に延びて連通開口が形成された開口側面を有するフレームと、
    前記フレームに固定支持され前記上部軸受を支持する上部軸受ブラケットと、
    前記フレームに固定支持されて前記下部軸受を支持する下部軸受ブラケットと、
    前記フレームの前記開口側面を塞ぐように前記フレームに接続されて、前記フレーム、前記上部軸受ブラケットおよび前記下部軸受ブラケットとともに密閉空間を形成する冷却器カバーであって、前記フレーム内を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器を内蔵し前記フレームと連通する冷却器カバーと、
    前記フレームと前記冷却器カバーとの接続部において前記フレームと前記冷却器カバーとに挟まれるように設けられ、前記密閉空間を構成する部分となりかつ前記連通開口に対応した開口を有して平面的に広がった補強部材と、
    を備えることを特徴とする立形回転電機。
  2. 鉛直な回転軸まわりに回転可能に軸支されたロータシャフトと、そのロータシャフトに固定された回転子鉄心とを有する回転子と、
    前記ロータシャフトの軸方向の前記回転子鉄心の上方に配設され、前記回転子を支持する上部軸受と、
    前記ロータシャフトの軸方向の前記回転子鉄心の下方に配設され、前記ロータシャフトを支持する下部軸受と、
    前記回転子鉄心の径方向外側に配されて固定子鉄心と前記固定子鉄心に巻回された固定子コイルとを有する固定子と、
    前記回転子鉄心および前記固定子を収納し、据付基礎に支持されて鉛直上方に延びて連通開口が形成された開口側面を有するフレームと、
    前記フレームに固定支持され前記上部軸受を支持する上部軸受ブラケットと、
    前記フレームに固定支持されて前記下部軸受を支持する下部軸受ブラケットと、
    前記フレームの前記開口側面を塞ぐように前記フレームに接続されて、前記フレーム、前記上部軸受ブラケットおよび前記下部軸受ブラケットとともに密閉空間を形成する冷却器カバーであって、前記フレーム内を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器を内蔵し前記フレームと連通する冷却器カバーと、
    前記フレームと前記冷却器カバーとの接続部において前記フレームと前記冷却器カバーとに挟まれるように設けられ、前記密閉空間を構成する部分となりかつ前記連通開口に対応した開口を有して平面的に広がった取外し可能な調整用枠と、
    を備えることを特徴とする立形回転電機。
  3. 立形回転電機およびこの立形回転電機に結合される結合対象回転機器の据付け後の組合せ試験において振動が発生した場合にこれを回避して振動の発生を防止する振動防止方法であって、
    前記立形回転電機は、回転子鉄心および固定子を収納するフレームと、前記回転子鉄心および固定子を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器を内包し前記フレームと互いに連通しかつ前記フレームとともに密閉空間を形成する冷却器カバーとを有しており、
    当該振動防止方法は、
    前記フレームから前記冷却器カバーを取り外す冷却器カバー取外しステップと、
    前記冷却器カバー取外しステップの後に、前記冷却器カバーとの接続用の開口部に補強部材を取付けることにより前記密閉空間を形成し前記フレームを構造強度上補強する補強部材取付けステップと、
    前記補強部材を取付けた前記フレームに前記冷却器カバーを取り付ける冷却器カバー取付けステップと、
    を有することを特徴とする振動防止方法。
  4. 立形回転電機およびこの立形回転電機に結合される結合対象回転機器の据付け後の組合せ試験において振動が発生した場合にこれを回避して振動の発生を防止する振動防止方法であって、
    前記立形回転電機は、回転子鉄心および固定子を収納するフレームと、前記回転子鉄心および固定子を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器を内包し前記フレームと互いに連通しかつ前記フレームとともに密閉空間を形成する冷却器カバーと、前記フレームと前記冷却器カバーの間に設けられて前記フレームと前記冷却器カバーを結合させ前記密閉空間の一部を構成する取外し可能な調整用枠とを有しており、
    当該振動防止方法は、
    前記フレームと前記冷却器カバーの相対位置を保持しながら前記調整用枠を取り外す調整用枠取外しステップと、
    前記調整用枠取外しステップの後に、前記調整用枠を取り外した後の空間に補強部材を取付けることにより前記密閉空間の一部を形成し前記フレームを構造強度上補強する補強部材取付けステップと、
    を有することを特徴とする振動防止方法。
JP2014175356A 2014-08-29 2014-08-29 立形回転電機および振動防止方法 Active JP6002186B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175356A JP6002186B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 立形回転電機および振動防止方法
CN201510540013.2A CN105375672B (zh) 2014-08-29 2015-08-28 立式旋转电机及振动防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175356A JP6002186B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 立形回転電機および振動防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016052169A JP2016052169A (ja) 2016-04-11
JP6002186B2 true JP6002186B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=55377575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014175356A Active JP6002186B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 立形回転電機および振動防止方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6002186B2 (ja)
CN (1) CN105375672B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6531069B2 (ja) * 2016-05-30 2019-06-12 東芝三菱電機産業システム株式会社 全閉形回転電機および冷却器
JP6473121B2 (ja) * 2016-10-28 2019-02-20 東芝三菱電機産業システム株式会社 全閉型回転電機およびその組立方法
CN109286276B (zh) * 2017-07-20 2020-09-29 东芝三菱电机产业系统株式会社 全封闭型旋转电机、管板构造以及管板构造的制造方法
JP6646635B2 (ja) * 2017-08-29 2020-02-14 東芝三菱電機産業システム株式会社 冷却管保護構造および全閉外扇形回転電機
JP6994925B2 (ja) * 2017-12-15 2022-01-14 株式会社日立インダストリアルプロダクツ 回転電機の振動抑制方法
CN108054891A (zh) * 2017-12-19 2018-05-18 卧龙电气集团股份有限公司 一种普通立式变频三相异步电动机
JP6983136B2 (ja) * 2018-10-15 2021-12-17 東芝三菱電機産業システム株式会社 全閉外扇形回転電機および外気ファンセット

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3716732A (en) * 1970-09-21 1973-02-13 Gen Electric Vertical induction motor
JPS5579640U (ja) * 1978-11-27 1980-06-02
JPS608537Y2 (ja) * 1979-12-12 1985-03-26 株式会社日立製作所 立軸形回転電機の通風箱固定装置
JPS63109559U (ja) * 1986-12-27 1988-07-14
JPH07154940A (ja) * 1993-11-26 1995-06-16 Hitachi Ltd 回転電機
JP2004254438A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Toshiba Corp 全閉外扇形回転電機
DE10345605A1 (de) * 2003-09-29 2005-05-04 Siemens Ag Maschinensystem
CN100356662C (zh) * 2004-08-20 2007-12-19 东芝三菱电机产业系统株式会社 全闭外扇型旋转电机
CN201466890U (zh) * 2009-08-05 2010-05-12 南阳防爆集团股份有限公司 低振动低噪声空空冷三相异步电动机
JP5650429B2 (ja) * 2010-04-06 2015-01-07 株式会社荏原製作所 回転電機
CN201813283U (zh) * 2010-09-28 2011-04-27 南阳防爆集团股份有限公司 高压高效增安型三相异步电机
CN101938183A (zh) * 2010-09-30 2011-01-05 南阳防爆集团股份有限公司 矿用隔爆型潜水电机
CN203608028U (zh) * 2013-11-29 2014-05-21 南阳防爆集团股份有限公司 低噪声箱式电机的外风路结构
CN103618404A (zh) * 2013-12-04 2014-03-05 张其锋 一种散热消振的电机

Also Published As

Publication number Publication date
CN105375672B (zh) 2018-03-30
JP2016052169A (ja) 2016-04-11
CN105375672A (zh) 2016-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6002186B2 (ja) 立形回転電機および振動防止方法
JP6717029B2 (ja) 送風装置、および清掃機器
CN110277863B (zh) 风扇电机装置以及风扇电机装置的保护罩
JP6346422B2 (ja) モータ
US9890798B2 (en) Axial fan
CN105811660A (zh) 旋转装置
JP2012039799A (ja) 回転電機および風力発電システム
JP5551252B2 (ja) 電気機械のためのエンド・シールド
US10819170B2 (en) Stator support for a stator of a wind turbine generator, stator,generator, and wind turbine comprising the stator support
JP2016194261A (ja) ファン装置
JP6067141B2 (ja) 回転電機
JP7165008B2 (ja) 給水装置
JP2018074727A (ja) 全閉型回転電機およびその組立方法
JP2013179769A (ja) 回転電機
JP7534161B2 (ja) 回転機器
JP6496773B2 (ja) 送風ファン
JP6568923B2 (ja) 全閉外扇形回転電機
JP6357901B2 (ja) ブロワモータ
JP7438151B2 (ja) 回転電機
JP7168399B2 (ja) モータ及びポンプ装置
US11973397B2 (en) Dynamo-electric machine
JP6960367B2 (ja) 全閉外扇形回転電機および外扇カバー
JP5960193B2 (ja) 発電機および発電装置
JP2023135141A (ja) 回転電機
JP2019086005A (ja) モータベース部に装着されたモータ及び送風ファン

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6002186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250