JP2023135141A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換器カバーに必要な強度を低く抑えることができる新規な構成の回転電機を得る。【解決手段】回転電機は、壁を有した筐体と、熱交換器カバーと、筐体の外側で壁に重ねられ、熱交換器カバーに覆われた台と、台に対して壁とは反対側に位置して台に固定され、熱交換器カバーに覆われた熱交換器と、を備える。台は、熱交換器から漏れる冷却液を受ける液受部を有し、熱交換器カバーを介さずに壁に固定されている。【選択図】図5

Description

本発明は、回転電機に関する。
従来、筐体と、筐体に収容された回転子と、筐体に収容された固定子と、筐体に収容された内扇と、筐体の上壁に重ねられた熱交換器カバーと、熱交換器カバーに収容された熱交換器と、熱交換器を熱交換器カバーに固定する台と、を備えた、回転電機が知られている。
特開2020-72595号公報
この種の回転電機には、熱交換器から漏れる冷却液を受ける液受部が台に設けられたものがある。上記従来技術では、液受部を有した台が熱交換器カバーに固定されているので、熱交換器カバーに必要な強度が大きくなってしまう。
本発明の課題の一つは、熱交換器カバーに必要な強度を低く抑えることができる新規な構成の回転電機を得ることである。
本発明の実施形態の回転電機は、壁を有し、第1の空間が内部に設けられた筐体と、前記第1の空間に面して前記筐体に収容された固定子と、前記第1の空間に面して前記筐体に収容された回転子と、前記筐体に収容され、前記回転子と一体に回転する内扇と、前記筐体の外側に位置し前記壁を覆い前記筐体に固定され、前記第1の空間と通じた第2の空間が内部に設けられ、前記第2の空間と前記第1の空間との間で気体が循環する熱交換器カバーと、前記筐体の外側で前記壁に重ねられ、前記熱交換器カバーに覆われた台と、前記台に対して前記壁とは反対側に位置して前記台に固定され、前記熱交換器カバーに覆われ、内部を通る冷却液と前記第2の空間の気体との間で熱交換を行う熱交換器と、を備え、前記台は、前記熱交換器から漏れる前記冷却液を受ける液受部を有し、前記熱交換器カバーを介さずに前記壁に固定されている。
本発明の実施形態の回転電機によれば、熱交換器カバーに必要な強度を低く抑えることができる新規な構成の回転電機を得ることができる。
図1は、実施形態の回転電機の構成を概略的に示す図である。 図2は、実施形態の回転電機の一部の分解斜視図である。 図3は、実施形態の回転電機の一部の分解正面図である。 図4は、実施形態の回転電機の一部の平面図である。 図5は、実施形態の台および熱交換器の一部の正面図である。 図6は、実施形態の排出部の断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
図1は、実施形態の回転電機1の構成を概略的に示す図である。図2は、実施形態の回転電機1の一部の分解斜視図である。図3は、実施形態の回転電機1の一部の分解正面図である。
図1~図3に示されるように、回転電機1は、回転子10、固定子20、二つの軸受32、熱交換器41、台45、励磁機50、二つの内扇15、および収容体100を備える。回転電機1は、一例として、ブラシレス回転電機(発電機)である。なお、回転電機1は、ブラシレス回転電機に限られない。
図1に示されるように、収容体100は、筒状のフレーム30、二つの軸受ブラケット34、励磁機カバー61、および熱交換器カバー42を有する。フレーム30、軸受ブラケット34、励磁機カバー61および熱交換器カバー42は、互いに固定されている。フレーム30および軸受ブラケット34は、筐体35を構成している。
筐体35の内部には、回転子10、固定子20、および内扇15が収容されている、熱交換器カバー42の内部には、熱交換器41および台45が収容されている。また、筐体35の内部には、第1の空間100aが設けられ、熱交換器カバー42の内部には、第1の空間100aと通じた第2の空間100bが設けられている。回転子10、固定子20、および内扇15は、第1の空間100aに面し、熱交換器41および台45は、第2の空間100bに面している。
筐体35の上壁35aには、一つの通気口43と、二つの通気口44とが設けられている。二つの通気口44の間に通気口43が位置している。第1の空間100aと第2の空間100bとは、通気口43,44を介して通じており、第1の空間100aと第2の空間100bとの間で気体(以後、冷却用気体とも称する)が循環する。上壁35aは、壁の一例であり、通気口43は、第2の通気口の一例であり、通気口44は、第1の通気口の一例である。
図1に示されるように、フレーム30は、回転子鉄心12および固定子20を囲むようにこれらの外側に配されている。フレーム30の軸方向の両側の端部にはそれぞれ軸受ブラケット34が取り付けられている。軸受ブラケット34は、それぞれ軸受32を支持する。
回転子10は、シャフト11と、回転子鉄心12と、回転子巻線13と、を有する。シャフト11は、回転中心軸Ax回りに回転可能に、二つの軸受32を介して筐体35の軸受ブラケット34に支持されている。以後、軸方向、径方向、および周方向は、特に言及しない限り、シャフト11(すなわち回転中心軸Ax)の軸方向、径方向、および周方向である。
回転子鉄心12は、筐体35に収容されシャフト11に固定されている。回転子鉄心12は、シャフト11に対して径方向外側に位置している。回転子鉄心12は、シャフト11と一体に回転する。回転子巻線13は、回転子鉄心12に固定されている。詳細には、回転子巻線13は、回転子鉄心12内を軸方向に貫通した状態で回転子鉄心12に固定されている。
シャフト11には、回転子鉄心12と二つの軸受32との間のそれぞれにおいて、内扇15が固定されている。すなわち、シャフト11に二つの内扇15が軸方向に間隔を空けて固定されている。二つの内扇15は、シャフト11と一体に回転する。内扇15の径方向の外側には、仕切り板15aが設けられている。内扇15は、内扇15および仕切り板15aの軸方向の外側すなわち軸受32側の収容体100内の冷却用気体を、吸い込み、回転子鉄心12および固定子20側に、すなわち軸方向に送風する。
固定子20は、固定子鉄心21と、固定子巻線22と、を有し、筐体35に収容されている。固定子鉄心21は、シャフト11の径方向に回転子鉄心12と対向する。固定子鉄心21は、シャフト11の外周面11aと空隙18を介して回転子鉄心12の径方向の外側に位置している。固定子鉄心21は、円筒形状である。固定子巻線22は、固定子鉄心21内を貫通した状態で固定子鉄心21に固定されている。
図1~図3に示されるように、熱交換器カバー42は、筐体35の外側に位置している。熱交換器カバー42は、筐体35の上壁35aに重ねられ、上壁35aを覆っている。熱交換器カバー42は、筐体35に固定されている。例えば、熱交換器カバー42の固定部42f(図2、図3)が、筐体35の固定部35b(図2、図3)にUボルト等の固定具によって固定されている。熱交換器カバー42は、例えば板部材の組み合わせによって構成されている。熱交換器カバー42の下端部には、開口部42a(図2)が設けられている。開口部42aは、第2の空間100bの下端部である。開口部42aが上壁35aに面している。また、図2および図3に示されるように、縦壁42bには、開口部42cと、点検口42dとが設けられている。点検口42dは、蓋42e(図3)によって閉じられる。
図1に示されるように、熱交換器41は、熱交換器カバー42内に収納されている。熱交換器41は、台45を介して筐体35の上壁35aに固定されている。熱交換器41は、回転子10および固定子20を冷却する冷却用気体を冷却する。
図2および図3に示されるように、熱交換器41は、フレーム41aと、フレーム41aに支持された冷却管(不図示)と、を有する。フレーム41aの縦壁41bには、流入口41cと流出口41dとが設けられている。流入口41cおよび流出口41dは、熱交換器カバー42の開口部42c(図2)に面している。熱交換器41における流入口41cおよび流出口41dの周囲の部分と、熱交換器カバー42の開口部42cの周囲の部分との間の空間は、仕切り部材75によって、第2の空間100bと仕切られている。当該配空間には、流入口41cと流出口41dとに接続される外部配管が挿入される。流入口41cは、冷却管の一端部と接続され、流出口41dは、冷却管の他端部と接続されている。冷却管は、例えば複数の管が接続されて一本化された構成である。熱交換器41では、流入口41cに流入した水等の冷却液が、冷却管の内部を流れ、流出口41dから流出する。仕切り部材75は、塞ぎ部材とも称される。
図4は、実施形態の回転電機1の一部の平面図である。図5は、実施形態の台45および熱交換器41の一部の正面図である。図6は、実施形態の排出部85の断面図である。
図4に示されるように、台45は、上壁35aの厚さ方向の一方側から見て、二つの通気口44の間に位置して通気口43と重ねられている。すなわち、台45は、通気口43に面している。台45は、通気口43の上側に位置した状態で上壁35aの外面に重ねられている。また、二つの通気口44の並び方向すなわち軸方向および鉛直方向と直交する方向における台45の長さ(奥行)は、同方向での熱交換器41の長さよりも短い。台45は、載置台とも称される。
図5に示されるように、台45は、台本体81と、熱交換器41から漏れる冷却液を受ける液受部82と、を有する。冷却液の漏れは、例えば、熱交換器41における冷却管における管のつなぎ目等で発生しうる。
台本体81は、例えば、四角枠状に形成されている。台本体81は、上壁35aに重ねられ、ボルト等の固定具72によって上壁35aに固定さている。固定具72は、熱交換器カバー42を介さずに台本体81を上壁35aに固定している。このような固定構造によって、台45は、熱交換器カバー42を介さずに上壁35aに固定されている。換言すると、台45と熱交換器カバー42は、別々に筐体35に固定されている。つまり、台45と熱交換器カバー42とは、分離されている。また、台本体81には、熱交換器41が固定されている。熱交換器41は、台本体81の上面に載置された状態でボルト等の固定具71によって台本体81に固定されている。固定具71は、熱交換器カバー42を介さずに熱交換器41を台本体81に固定している。
図5および図6に示されるように、液受部82は、台本体81に固定(支持)されている。液受部82は、熱交換器41の下側に位置している。液受部82は、複数の液受部材83と、タンク84と、を有する。
液受部材83は、板部83a,83bを有する。板部83aは、熱交換器41側から上壁35a側に向かって延びるととともに鉛直方向に対して傾斜している。板部83bは、板部83aの下端部から熱交換器41側に向かって延びるとともに、鉛直方向に対して傾斜している。板部83bは、板部83bに対して曲げられている。また、図6に示されるように、液受部材83における板部83a,83bが接続された曲部(下縁部)は、タンク84に向かうにつれて鉛直方向の下方に向かうように、鉛直方向に対して傾斜している。この液受部材83の曲部における下端部は、タンク84の入口84aに接続されている。熱交換器41で冷却液が漏れた場合、冷却液は、液受部材83に落下して、液受部材83によってタンク84に案内され、タンク84の入口84aからタンク84に流入する。
図6に示されるように、タンク84は、入口84aと出口84bを有する。タンク84は、冷却液を貯留可能である。タンク84の出口84bには、排出部85が接続されている。
排出部85は、液受部82のタンク84と熱交換器カバー42とに亘っている。換言すると、排出部85は、タンク84と熱交換器カバー42とに接続されている。排出部85は、タンク84内の冷却液を熱交換器カバー42の外部に排出する。具体的には、排出部85は、パイプ85aと、一対の接続部85b,85cと、を有する。一対の接続部85b,85cは、パイプ85aの両端部に設けられている。接続部85bは、パイプ85aの一端部をタンク84の出口84bに接続している。接続部85cには、外部配管(不図示)が接続可能である。
図1に示されるように、励磁機50は、回転整流器51、励磁回転部52、励磁固定部53、励磁回転部54、および励磁固定部55を有する。励磁機50は、収容体100の励磁機カバー61に収容されている。回転整流器51、励磁回転部52は、シャフト11に固定され、シャフト11と一体に回転する。励磁固定部53は、励磁回転部52の径方向の外側で励磁回転部52と径方向に互に対向するように収容体100の励磁機カバー61に固定されている。励磁回転部54および励磁固定部55は、それぞれ、鉄心および鉄心に固定された巻線を有する。
励磁回転部54は、シャフト11に固定され、シャフト11と一体に回転する。励磁固定部55は、励磁回転部54の径方向の内側に、励磁回転部54と径方向に互いに対向するように収容体100に固定されている。
励磁機50では、励磁回転部52がシャフト11と一体に回転すると、励磁固定部55の巻線59に電流(三相交流電流)が発生する。この電流は、励磁制御装置(不図示)によって直流に変換された後、励磁固定部53に入力される。このとき、励磁回転部52が、シャフト11と一体に回転していることにより、励磁回転部52の巻線に電流(直流電流)が発生する。この電流は、回転子10の回転子巻線13に入力される。このとき、回転子10が回転しているので、固定子20の固定子巻線22に電流が発生する。この電流は、端子箱(不図示)から外部に出力される。励磁回転部54および励磁固定部55は、交流発電用回転部および交流発電用固定子とも称される。励磁回転部52および励磁固定部53は、それぞれ交流励磁用回転部および励磁用固定部とも称される。
励磁機50は、励磁機カバー61内に収納されている。励磁機カバー61内の空間は、分岐管62により熱交換器カバー42内の第2の空間100bと連通している。また、励磁機カバー61内の空間は、戻り管63により筐体35内の第1の空間100aと連通している。
次に、このように構成された回転電機1に生じる気流を説明する。図1中には、気流の向きが矢印で示されている。
図1に示されるように、シャフト11の回転に伴い、内扇15が回転し、筐体35内の第1の空間100aの冷却用気体を駆動する。冷却用気体は、内扇15により、軸方向の両外側から回転子鉄心12および固定子20の方向に送られ、回転子鉄心12、回転子巻線13、固定子鉄心21および固定子巻線22を冷却しながら通過した後、固定子20の径方向に押し出される。
固定子20の径方向に押し出された冷却用気体は、通気口43から熱交換器カバー42内の第2の空間100bに流入する。熱交換器カバー42内の第2の空間100bに流入した冷却用気体は、熱交換器41で冷却された後に、熱交換器41から流出し、2つの通気口44から筐体35内の第1の空間100aに流入する。それぞれ第1の空間100aに流入した冷却用気体は、再び、内扇15に流入する。
また、熱交換器41より流出した冷却用気体の一部は、分岐管62に流入し、励磁機カバー61内に流入し、励磁機カバー61内を通過した後、戻り管63からフレーム30内に戻り、一方の通気口44からフレーム30内に流入した冷却用気体と合流する。励磁機カバー61内に流入した冷却用気体は、励磁機50の各部を冷却する。
次に、回転電機1の製造方法における筐体35、熱交換器カバー42、熱交換器41、台45の組立手順(組立方法)を説明する。まずは、筐体35の上壁35aに台45を固定具72によって固定する。次に、台45に熱交換器41を固定具71によって固定する。次に、熱交換器カバー42を筐体35に固定具によって固定する。
以上のように、本実施形態では、回転電機1は、筐体35と、固定子20と、回転子10と、内扇15と、熱交換器カバー42と、台45と、熱交換器41と、を備える。筐体35は、上壁35a(壁)を有し、第1の空間100aが内部に設けられている。固定子20は、第1の空間100aに面して筐体35に収容されている。回転子10は、第1の空間100aに面して筐体35に収容されている。内扇15は、筐体35に収容され、回転子10と一体に回転する。熱交換器カバー42は、筐体35の外側に位置し上壁35aを覆い筐体35に固定されている。熱交換器カバー42は、第1の空間100aと通じた第2の空間100bが内部に設けられ、第2の空間100bと第1の空間100aとの間で気体が循環する。台45は、筐体35の外側で上壁35aに重ねられ、熱交換器カバー42に覆われている。熱交換器41は、台45に対して上壁35aとは反対側に位置して台45に固定されている。熱交換器41は、熱交換器カバー42に覆われ、内部を通る冷却液と第2の空間100bの気体との間で熱交換を行う。台45は、熱交換器41から漏れる冷却液を受ける液受部82を有し、熱交換器カバー42を介さずに上壁35aに固定されている。
このような構成によれば、台45が熱交換器カバー42を介さずに上壁35aに固定されているので、熱交換器カバー42に必要な強度を低く抑えることができる。よって、熱交換器カバー42に補強部材等を設ける必要が無いので、熱交換器カバー42ひいては回転電機1の簡素化を図ることができる。また、熱交換器カバー42に台45を支持する構成を設ける必要が無いので、熱交換器カバー42の簡素化を図ることができる。したがって、上記構成によれば、回転電機1の質量およびコストを低減することができる。
また、上壁35aには、第1の空間100aと第2の空間100bとに通じた二つの通気口44(第1の通気口)と、二つの通気口44の間に位置し、第1の空間100aと第2の空間100bとに通じた通気口43(第2の通気口)と、が設けられている。台45は、上壁35aの厚さ方向の一方側から見て、二つの通気口44の間に位置して通気口43と重ねられている。
このような構成によれば、台45が、上壁35aの厚さ方向の一方側から見て、二つの通気口44の間に位置しているので、台45が二つの通気口44と重ねられた構成に比べて、台45の小型化を図ることができる。
また、回転電機1は、液受部82と前記熱交換器カバー42とに接続され、液受部82の冷却液を熱交換器カバー42の外部に排出する排出部85を備える。
このような構成によれば、排出部85が設けられているので、液受部82の一部を熱交換器カバー42まで延ばす必要が無い。よって、液受部82の小型化を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…回転電機、10…回転子、15…内扇、20…固定子、35…筐体、35a…上壁(壁)、41…熱交換器、42…熱交換器カバー、43…通気口(第2の通気口)、44…通気口(第1の通気口)、45…台、85…排出部、100a…第1の空間、100b…第2の空間。

Claims (3)

  1. 壁を有し、第1の空間が内部に設けられた筐体と、
    前記第1の空間に面して前記筐体に収容された固定子と、
    前記第1の空間に面して前記筐体に収容された回転子と、
    前記筐体に収容され、前記回転子と一体に回転する内扇と、
    前記筐体の外側に位置し前記壁を覆い前記筐体に固定され、前記第1の空間と通じた第2の空間が内部に設けられ、前記第2の空間と前記第1の空間との間で気体が循環する熱交換器カバーと、
    前記筐体の外側で前記壁に重ねられ、前記熱交換器カバーに覆われた台と、
    前記台に対して前記壁とは反対側に位置して前記台に固定され、前記熱交換器カバーに覆われ、内部を通る冷却液と前記第2の空間の気体との間で熱交換を行う熱交換器と、
    を備え、
    前記台は、前記熱交換器から漏れる前記冷却液を受ける液受部を有し、前記熱交換器カバーを介さずに前記壁に固定された、
    回転電機。
  2. 前記壁には、前記第1の空間と前記第2の空間とに通じた二つの第1の通気口と、前記二つの第1の通気口の間に位置し、前記第1の空間と前記第2の空間とに通じた第2の通気口と、が設けられ、
    前記台は、前記壁の厚さ方向の一方側から見て、前記二つの第1の通気口の間に位置して前記第2の通気口と重ねられた、
    請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記液受部と前記熱交換器カバーとに亘り、前記液受部の前記冷却液を前記熱交換器カバーの外部に排出する排出部を備えた、
    請求項1または2に記載の回転電機。
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