JP2020156264A - 回転電機およびロータシャフト - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機の固定子巻線の冷却を効果的に行う。【解決手段】回転電機201は、ロータシャフト11と回転子鉄心12とを有する回転子10と、固定子鉄心21と固定子巻線22とを有する固定子20と、2つの軸受35と、フレーム110と、第1の軸受ブラケット115、および第2の軸受ブラケット116とを備える。ロータシャフト11には、冷却用気体の流路の回転子鉄心12および固定子鉄心21の上流側空間113bと、回転子鉄心12および固定子鉄心21を挟んで上流側空間113bと反対側の下流側空間113dとを結ぶバイパス流路が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機およびそのロータシャフトに関する。
回転電機は、通常、回転子と、固定子とを備えている。回転子は、通常、回転軸の周りを回転するロータシャフトと、そのロータシャフトの径方向外側に取り付けられた回転子鉄心とを有する。また、固定子は、円筒形状の固定子鉄心と、この固定子鉄心を貫通する固定子コイルを有する。負荷運転時には、固定子コイルで発生する銅損および固定子鉄心で発生する鉄損が主要な熱源となることが多い。
特開平11−4554号公報
固定子コイルは、多くの部材と機械的に接触、あるいは結合しているが、電気的には、絶縁が維持されている必要がある。このため、固定子コイルおよびその周辺の部材には、多くの絶縁材が使用されている。絶縁材は、それぞれの材質等に応じて使用温度に耐熱性能上の制限がある。一方、近年の回転電機の単機容量の増大化とともに、固定子コイルの電流密度は上昇する傾向にある。このため、固定子コイルをはじめ、固定子の各部の冷却が重要である。
回転子鉄心および固定子がフレーム内に収納されている回転電機においては、従来、たとえば、回転子鉄心の軸方向の両側に内扇を設けて、軸方向の両側から回転子鉄心および固定子側に冷却用気体を供給する方式が知られている。この場合は、内扇を2台設置する必要があるため、軸方向の長さが長くなること、および製造コスト増となるという問題がある。
また、内扇を軸方向の一方のみに設置する一方通風の場合には、固定子鉄心の外周部に冷却フィン(ヒダ)を形成することにより放熱面積を大きくして、フレームと固定子鉄心との間の空間を軸方向に流れる冷却風などにより冷却する技術が知られている(特許文献1)。
この一方通風の構成においては、回転子鉄心および固定子鉄心が冷却された場合でも、冷却用気体が回転子鉄心および固定子鉄心それぞれの出口で高温となり、多くの場合に、出口側のコイルエンド、すなわち、固定子巻線の固定子鉄心の軸方向外側の部分の冷却が課題となる。このため、内扇のヘッドおよび容量を大きくする必要があり、回転電機の機械的な損失が増大するという問題がある。
そこで、本発明は、回転電機の固定子巻線の冷却を効果的に行うことを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る回転電機は、軸方向に延びたロータシャフトと前記ロータシャフトに取り付けられた回転子鉄心とを有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に空隙を介して配置された固定子鉄心と前記固定子鉄心内を貫通する固定子巻線とを有する固定子と、前記ロータシャフトの前記回転子鉄心の軸方向の両側のそれぞれの部分において前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、前記回転子鉄心および前記固定子を収納し冷却用気体の流路を構成するフレームと、前記フレームの軸方向の両端に取り付けられて前記軸受をそれぞれ静止支持する第1および第2の軸受ブラケットと、前記冷却用気体を駆動して前記回転子鉄心および前記固定子鉄心を通過させるファンと、を備えた回転電機であって、前記ロータシャフトには、前記冷却用気体の流路の前記回転子鉄心および前記固定子鉄心の上流側空間と、前記回転子鉄心および前記固定子鉄心を挟んで前記上流側空間と反対側の下流側空間とを結ぶバイパス流路が形成されている、ことを特徴とする。
また、本発明に係るロータシャフトは、回転子と、固定子鉄心と固定子巻線とを有する固定子と、2つの軸受と、第1および第2の軸受ブラケットと、冷却用気体を駆動して回転子鉄心および前記固定子鉄心を通過させるファンと、を備えた回転電機の前記回転子のロータシャフトであって、当該ロータシャフトには、前記冷却用気体の流路の前記回転子鉄心および前記固定子鉄心の上流側空間と、前記回転子鉄心および前記固定子鉄心を挟んで前記上流側空間と反対側の下流側空間とを結ぶバイパス流路が形成されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、回転電機の固定子巻線の冷却を効果的に行うことができる。
第1の実施形態に係る回転電機の縦断面図である。 第1の実施形態に係る回転電機のロータシャフトの流入部の部分を示す図1のII−II線矢視部分断面図である。 第1の実施形態に係る回転電機のロータシャフトの流入部の第1の変形例を示す部分断面図である。 第1の実施形態に係る回転電機のロータシャフトの流入部の第2の変形例を示す部分断面図である。 第1の実施形態に係る回転電機のロータシャフトの流入部の第2の変形例のガイドを示す図4のV−V矢視部分正面図である。 第1の実施形態に係る回転電機のロータシャフトの流入部の第2の変形例のガイドを示す図5のVI−VI矢視部分断面図である。 第1の実施形態に係る回転電機のロータシャフトの流出部を示す図1のVII−VII線矢視部分断面図である。 第1の実施形態に係る回転電機のロータシャフトの流出部を示す図7のVIII−VIII線矢視部分断面図である。 第2の実施形態に係る回転電機の縦断面図である。 第3の実施形態に係る回転電機の縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る回転電機および冷却構造について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る回転電機の縦断面図である。回転電機201は、回転子10、固定子20、2つの軸受35、フレーム110および2つの軸受ブラケットを有する。
回転子10は、回転軸方向に延びたロータシャフト11、およびロータシャフト11の径方向外側に取り付けられた回転子鉄心12を有する。ロータシャフト11は、回転子鉄心12を挟んだ軸方向の両側において軸受35によって回転可能に支持されている。
ロータシャフト11の一方の端部には、結合対象と結合するためのカップリング部11zが設けられている。以下、回転電機201において、カップリング部11zの方向を結合側、その反対方向を反結合側と呼ぶ。回転子鉄心12と反結合側の軸受35との間において、ファン118がロータシャフト11に取り付けられている。
固定子20は、固定子鉄心21および固定子巻線22を有する。固定子鉄心21は、円筒状で、空隙18を介して、回転子鉄心12を囲むように回転子鉄心12の径方向外側に配置されている。固定子巻線22は、固定子鉄心21の径方向内側に周方向に互いに間隔をあけて軸方向に形成された複数のスロット(図示しない)を貫通する。固定子巻線22の固定子鉄心21の外側の部分を、コイルエンド22aと呼ぶ。
フレーム110は、回転子鉄心12、固定子20およびファン118を囲むように、これらの径方向の外側に配置されている。
2つの軸受ブラケットは、フレーム110の反結合側の端部に取り付けられた反結合側軸受ブラケット(第1の軸受ブラケット)115と、フレーム110の結合側の端部に取り付けられた結合側軸受ブラケット(第2の軸受ブラケット)116とから構成される。フレーム110、反結合側軸受ブラケット115および結合側軸受ブラケット116は、互いに相俟って空間113を形成する。
ただし、空間113は、外部と連通している。すなわち、反結合側軸受ブラケット115には、外部と連通する吸気口115aが形成されている。また、結合側軸受ブラケット116には、外部と連通する排気口116aが形成されている。なお、吸気口115aには、ファン118の保護のためのメッシュなどの異物混入防止部を設けてもよい。
空間113内において軸方向のファン118と回転子鉄心12との間には、仕切り板111が設けられている。仕切り板111の周縁は、フレーム110の内面に取り付けられている。仕切り板111は、中央にロータシャフト11が貫通するための開口が形成されており、ロータシャフト11との間にはギャップを有する。さらに、その径方向の外側には、複数の通風孔111aが形成されている。複数の通風孔111aは、周方向に互いに間隔をもって配されている。通風孔111aの形状はたとえば、円形、あるいは多角形などでよい。また、複数の通風孔111aは、径方向にも分布して形成されていてもよい。
空間113は、回転子鉄心12および固定子鉄心21内の空間を除くと、軸方向に反結合側から、ファン入口空間113a、ファン118の出口と仕切り板111との間の空間である上流側空間113b、仕切り板111と回転子鉄心12および固定子鉄心21との間の空間である鉄心入口空間113c、および回転子鉄心12を挟んで軸方向の反対側の下流側空間113dに分割される。
ロータシャフト11の内部には、冷却用気体のバイパス流路11p(図2)が形成されている。ここで、冷却用気体は、回転電機201の外部から取り入れる外気である。具体的には、ロータシャフト11の軸中心に沿った軸方向流路11a、軸方向流路11aと上流側空間113bとを連通する流入部11b、および軸方向流路11aと下流側空間113dとを連通する流出部11cが形成されており、これらが、バイパス流路11pの構成要素となっている。
軸方向流路11aは、流入部11bが形成されている軸方向の位置から流出部11cが形成されている軸方向の位置まで延びている。
なお、上述の構成において、仕切り板111は、ファン118により駆動される冷却用気体(外気)が、回転子鉄心12および固定子20側と、ロータシャフト11に形成された流路側とに、特に一方に偏ることなく双方に適切に送られるのであれば、必ずしも設置しなくともよい。
図2は、ロータシャフトの流入部の部分を示す図1のII−II線矢視部分断面図である。ロータシャフト11の軸芯に沿って、バイパス流路11pのうちの軸方向流路11aが形成されている。軸方向流路11aには、バイパス流路11pのうちの流入部11bが形成されている。流入部11bは、放射状に形成された複数の流入孔11mを有する。それぞれの流入孔11mは、ロータシャフト11の径方向外側から軸方向流路11aに向かって直線的に形成されている。
なお、軸方向流路11aは、軸芯に沿って1つの場合には限定されない。たとえば、ロータシャフト11への取り付け物との関係で、全体のバランスを確保するために偏芯させる必要がある場合は、偏芯させてもよい。あるいは、周方向に互いに間隔をあけて複数本で形成されていてもよい。
図3は、ロータシャフトの流入部の第1の変形例を示す部分断面図である。本第1の変形例においては、流入部11bのそれぞれの流入孔11mは、ロータシャフト11の回転軸から径方向外側に向かう方向に放射状に形成されているのではなく、それぞれが軸方向流路11aの断面の接線方向に沿ってロータシャフト11の表面まで延びるように周方向に互いに間隔をおいて形成されている。
流入孔11mは、上流側空間113bからの流入方向がロータシャフト11の軸芯方向から傾いた方向である。すなわち、軸心に向かう方向から回転方向への傾きを正の角度とすると、軸芯に向かう方向、すなわち径方向からの傾き角度Θは、正の角度となっている。また、径方向外側から軸方向流路11aの中心軸に向かっては、周方向には回転方向側に曲がるように形成されている。
流入孔11mがこのように形成されていることによって、上流側空間113bから冷却用気体を受け入れやすくなっている。
図4は、ロータシャフトの流入部の第2の変形例を示す部分断面図である。本第2の変形例は第1の変形例の変形である。本第2の変形例においては、バイパス流路11pは、それぞれの流入孔11mの入口に取り付けられたガイド11gを有する。ガイド11gは、上流側空間113b内の冷却用気体をキャッチして流入孔11m内にガイドする。
図5は、ガイドを示す図4のV−V矢視部分正面図であり、図6は、図5のVI−VI矢視部分断面図である。
ガイド11gは、単なる平板ではなく、冷却用気体をキャッチしやすいように全体として幅方向に中央がへこんだ曲面状に形成されている。このように、上流側空間113bから冷却用気体をさらに受け入れやすくなっている。
図7は、ロータシャフトの流出部の部分を示す図1のVII−VII線矢視部分断面図であり、図8は、図7のVIII−VIII線矢視部分断面図である。前述のように、ロータシャフト11の中心軸に沿って軸方向流路11aが形成されている。バイパス流路11pのうちの流出部11cは、軸方向に透視した場合に、軸方向流路11aの接線方向に沿ってロータシャフト11の径方向外側表面まで延びるように周方向に互いに間隔をおいて形成された複数の流出孔11nを有する。
それぞれの流出孔11nは、軸方向には、図8に示すように回転軸と垂直な面Sから傾いた方向に形成されている。図8では、それぞれの流出孔11nが軸方向に上流側に向かうような方向に傾いているが、コイルエンド22a(図1)の冷却効果をより確保できるのであれば下流側に向かって傾いていてもよい。また、径方向には、流出孔11nは、遠心ファンのような作用をするように形成されている。
すなわち、軸心に向かう方向から回転方向と逆方向への傾きを正の角度とすると、軸芯方向からの傾き角度Φは、正の角度となっている。また、軸方向流路11aの中心軸から見るとから径方向外側に向かって、周方向には回転方向とは逆方向側に曲がるように形成されている。
次に本実施形態に係る回転電機の作用について説明する。
回転電機201が運転中は、回転子10が回転している。すなわち、ロータシャフト11が回転しており、これに取り付けられたファン118も回転している。ファン118の回転動作により、外気が、反結合側軸受ブラケット115に形成された吸気口115aからファン入口空間113aに流入し、ファン118に吸い込まれた後に、ファン118の出口側の上流側空間113bに流入する。
上流側空間113bに流入した外気、すなわち冷却用気体の大部分は、仕切り板111に形成された通風孔111aを通過して、鉄心入口空間113cに流入する。鉄心入口空間113cに流入した冷却用気体は、回転子鉄心12および固定子20を通過しながらこれらを冷却する。回転子鉄心12および固定子20を冷却して温度の上昇した冷却用気体は、下流側空間113dに流出し、さらに結合側軸受ブラケット116に形成された排気口116aから、外部に流出する。
このような冷却用気体の流れの結果、仕切り板111に形成された通風孔111a、回転子鉄心12および固定子20などを通過することによる圧力損失分だけ、下流側空間113d内の圧力が、上流側空間113b内の圧力より低い状態となる。
以上のような冷却用気体の流路に並列に、ロータシャフト11に形成された流路があり、その出口側が置かれている下流側空間113d内の圧力が、入口側が置かれている上流側空間113bの圧力より低くなっている。したがって、上流側空間113bからロータシャフト11内の流路を通過し下流側空間113dに至る冷却用気体の流れが生ずる。すなわち、上流側空間113bに流入した冷却用気体の一部は、ロータシャフト11に形成された流入部11bに流入し、軸方向流路11aを通過した後に、流出部11cから径方向外側に、コイルエンド22a、すなわち固定子巻線22の下流側空間113d内の部分に向かって吹き出す。
流出部11cから下流側空間113d内に吹き出した冷却用気体は、上流側空間113bから吸い込まれロータシャフト11の内部を通過してきただけなので、ほぼ外気の温度程度であり、前述の回転子鉄心12および固定子20を冷却して温度の上昇した冷却用気体に比べて、十分に低い温度である。この結果、下流側のコイルエンド22aについても十分に冷却効果を確保できる。
以上のように、本実施形態に係る回転電機201においては、下流側のコイルエンド22aを含めて、固定子巻線22の冷却を効果的に行うことができる。
[第2の実施形態]
図9は、第2の実施形態に係る回転電機の縦断面図である。本第2の実施形態は、第1の実施形態の変形である。本第2の実施形態に係る回転電機202は、第1の実施形態に係る回転電機201におけるファン118を有しない。本第2の実施形態に係る回転電機202においては、2つの軸受35は、フレーム120内に配されている。このため、反結合側軸受ブラケット(第1軸受ブラケット)121および結合側軸受ブラケット(第2軸受ブラケット)122は、フレーム120内を軸方向に仕切るように固定子20を挟んでフレーム120に取り付けられている。反結合側軸受ブラケット(第1軸受ブラケット)121には、入口通風孔121aが形成されている。また、結合側軸受ブラケット(第2軸受ブラケット)122には出口通風孔122aが形成されている。
フレーム120の端部には、入口端板125および出口端板126が取り付けられている。入口端板125には吸気口125aが形成されている。また、出口端板126には排気口126aが形成されている。
ロータシャフト11の軸方向流路11aへの流入部11dは、入口端板125と反結合側軸受ブラケット(第1軸受ブラケット)121との間の空間に開口している。
本第2の実施形態においては、冷却用気体は、閉ループ内を循環する。その他の点では、第1の実施形態と同様である。
回転電機202の外部には、冷却器301およびファン302が設けられている。回転電機202、冷却器301およびファン302は、外部配管303により接続されている。
回転電機202、冷却器301およびファン302で構成されるシステムの運転状態においては、冷却用気体は、ファン302により駆動され、冷却器301において冷却された後に、外部配管303に接続された入口端板125の吸気口125aから回転電機202に流入する。回転電機202内の冷却用気体の流れは、第1の実施形態と同様である。冷却用気体は回転電機202内を通過した後に出口端板126の排気口126aから流出し、外部配管303を通じて一巡の後に再びファン302に流入する。
なお、図9では、ファン302は、回転電機202とは独立して配されている場合を例にとって示したがこれに限定されない。たとえば、冷却器301をファン302の上流側に配し、かつ、ファン302を回転電機202に取り付けた外気ファンタイプの回転電機であってもよい。
以上のように、本実施形態によれば、内扇方式でない場合でも、第1の実施形態と同様の冷却効果の確保が可能となる。
[第3の実施形態]
図10は、第3の実施形態に係る回転電機の縦断面図である。本第3の実施形態は第1の実施形態の変形である。本第3の実施形態に係る回転電機203においては、フレーム130に、少なくとも一つのフレーム内流路131が形成されている。フレーム内流路131は、フレーム130の内面と外面に挟まれた領域内に断面を有し、軸方向に延びている。フレーム内流路131の結合側軸受ブラケット(第2軸受ブラケット)136側の端部と、フレーム130の内側空間114aとは、流路入口131aを介して連通している。また、フレーム内流路131の反結合側軸受ブラケット(第1軸受ブラケット)135側の端部と、フレーム130の内側空間114bとは、流路入口131bを介して連通している。
反結合側軸受ブラケット135および結合側軸受ブラケット136には、外部と連通する開口は形成されていない。
フレーム130の外表面には、複数のフィン130aが設けられている。なお、図10では、フレーム内流路131の外側にもフィン130aが設けられているような場合を示しているが、多くの例のようにフレーム内流路131の外側にはフィン130aを設けない場合であってもよい。
その他の点では、第1の実施形態と同様である。なお、図10では、ファン118と鉄心との間に図1に示す仕切り板111が示されていないが、設けられていてもよい。
本実施形態のように、回転電機203内で冷却用気体が循環するような形式の場合にも、下流側のコイルエンド22aの冷却を可能とする構成を実現可能である。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、第3の実施形態においてフレーム130の内部にフレーム内流路131を形成する方法に代えて、フレームに冷却器を取り付けて、フレーム内および冷却器内を循環流路とする方式であってもよい。
さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。6これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、11a…軸方向流路、11b…流入部、11c…流出部、11d…流入部、11g…ガイド、11m…流入孔、11n…流出孔、11p…バイパス流路、11z…カップリング部、12…回転子鉄心、18…空隙、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、22a…コイルエンド、35…軸受、110…フレーム、111…仕切り板、111a…通風孔、113…空間、113a…ファン入口空間、113b…上流側空間、113c…鉄心入口空間、113d…下流側空間、114a、114b…内側空間、115…反結合側軸受ブラケット(第1の軸受ブラケット)、115a…吸気口、116…結合側軸受ブラケット(第2の軸受ブラケット)、116a…排気口、118…ファン、120…フレーム、121…反結合側軸受ブラケット(第1軸受ブラケット)、121a…入口通風孔、122…結合側軸受ブラケット(第2軸受ブラケット)、122a…出口通風孔、125…入口端板、125a…吸気口、126…出口端板、126a…排気口、130…フレーム、130a…フィン、131…フレーム内流路、131a…流路入口、131b…流路出口、135…反結合側軸受ブラケット(第1軸受ブラケット)、136…結合側軸受ブラケット(第2軸受ブラケット)、201、202、203…回転電機、301…冷却器、302…ファン、303…外部配管

Claims (10)

  1. 軸方向に延びたロータシャフトと前記ロータシャフトに取り付けられた回転子鉄心とを有する回転子と、
    前記回転子鉄心の径方向外側に空隙を介して配置された固定子鉄心と前記固定子鉄心内を貫通する固定子巻線とを有する固定子と、
    前記ロータシャフトの前記回転子鉄心の軸方向の両側のそれぞれの部分において前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、
    前記回転子鉄心および前記固定子を収納し冷却用気体の流路を構成するフレームと、
    前記フレームの軸方向の両端に取り付けられて前記軸受をそれぞれ静止支持する第1および第2の軸受ブラケットと、
    前記冷却用気体を駆動して前記回転子鉄心および前記固定子鉄心を通過させるファンと、
    を備えた回転電機であって、
    前記ロータシャフトには、前記冷却用気体の流路の前記回転子鉄心および前記固定子鉄心の上流側空間と、前記回転子鉄心および前記固定子鉄心を挟んで前記上流側空間と反対側の下流側空間とを結ぶバイパス流路が形成されている、
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 前記バイパス流路は、
    前記ロータシャフト内で軸方向に形成された少なくとも一つの軸方向流路と、
    前記軸方向流路と前記上流側空間とを連通する流入部と、
    前記軸方向流路と前記下流側空間とを連通する流出部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記流出部は、互いに周方向に間隔を持って形成され、前記軸方向流路から径方向の外側表面に延びて前記下流側空間に連通させる複数の流出孔を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記流入部は、互いに周方向に間隔を持って形成され、径方向外側表面から径方向内側に延びて前記上流側空間と前記軸方向流路を連通させる複数の流入孔を有する、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記ファンは、前記流入部の上流側の部分に取り付けられ、
    前記第1の軸受ブラケットまたは前記フレームには、当該回転電機の外部から前記ファンへの前記冷却用気体を取り入れる吸気口が形成され、
    前記第2の軸受ブラケットには、前記冷却用気体を排出する排気口が形成されている、
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の回転電機。
  6. 前記ファンは、前記フレームの内部において、前記ロータシャフトに取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
  7. 前記ファンは、前記フレームの外側に設けられ、外部の動力により駆動されることを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
  8. 前記ファンは、前記フレームの外部に設けられ、
    前記フレームの外部に設けられ前記冷却用気体を冷却する冷却器と、
    前記冷却用気体を前記フレーム内、前記ファン、および前記冷却器を通過するように導く外部配管と、
    をさらに備え、
    前記第1の軸受ブラケットには、前記外部配管と接続する吸気口が形成され、
    前記第2の軸受ブラケットには、前記外部配管と接続する排気口が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の回転電機。
  9. 前記ファンは、前記ロータシャフトの前記フレーム内における前記流入部の上流側の部分に取り付けられ、
    前記フレームには、前記上流側空間と前記下流側空間とを連通するフレーム内流路が形成され、
    前記フレーム内流路は、前記下流側空間と流路入口で、また、前記上流側空間と流路出口で連通する、
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の回転電機。
  10. 回転子と、固定子鉄心と固定子巻線とを有する固定子と、2つの軸受と、第1および第2の軸受ブラケットと、冷却用気体を駆動して回転子鉄心および前記固定子鉄心を通過させるファンと、を備えた回転電機の前記回転子のロータシャフトであって、
    当該ロータシャフトには、前記冷却用気体の流路の前記回転子鉄心および前記固定子鉄心の上流側空間と、前記回転子鉄心および前記固定子鉄心を挟んで前記上流側空間と反対側の下流側空間とを結ぶバイパス流路が形成されている、ことを特徴とするロータシャフト。
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