JP2014033584A - 回転電機の風冷構造 - Google Patents
回転電機の風冷構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014033584A JP2014033584A JP2012174150A JP2012174150A JP2014033584A JP 2014033584 A JP2014033584 A JP 2014033584A JP 2012174150 A JP2012174150 A JP 2012174150A JP 2012174150 A JP2012174150 A JP 2012174150A JP 2014033584 A JP2014033584 A JP 2014033584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- casing
- air
- stator
- rotating electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
【課題】回転電機の冷却に大規模な熱交換器の設置を必要とせずに、従来の外皮冷却方式を併用しつつ高い冷却性能と機内温度分布の緩和が図れるように改良した回転電機の風冷構造を提供する。
【解決手段】固定子鉄心1に固定子コイル2を巻装した固定子、および回転子3を包囲したケーシング6に対し、その外周面側と、ケーシング内方の機内側とに分けて冷却空気の通風経路を形成し、各通風経路にはそれぞれ別系統の送風源から冷却空気流A,Bを送風して固定子および回転子の発生熱を外方に放熱するようにした風冷式の回転電機において、ケーシング6の外周面側の通風経路に送風する冷却空気流Aと、機内側の通風経路に送風する冷却空気流Bを互いに逆方向に向流させて送風する。
【選択図】 図1
【解決手段】固定子鉄心1に固定子コイル2を巻装した固定子、および回転子3を包囲したケーシング6に対し、その外周面側と、ケーシング内方の機内側とに分けて冷却空気の通風経路を形成し、各通風経路にはそれぞれ別系統の送風源から冷却空気流A,Bを送風して固定子および回転子の発生熱を外方に放熱するようにした風冷式の回転電機において、ケーシング6の外周面側の通風経路に送風する冷却空気流Aと、機内側の通風経路に送風する冷却空気流Bを互いに逆方向に向流させて送風する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、永久磁石式の汎用モータ、風力発電装置の発電機などに適用する回転電機の風冷構造に関する。
周知のように頭記の回転電機には、運転性能の保障、固定子コイルなどに使用する絶縁材の寿命確保、および回転子に搭載した永久磁石(希土類磁石)に対する熱減磁の耐性確保などのほか、小型・軽量化の面から高い冷却性能(固定子および回転子の温度上昇抑制、さらには温度分布の均一化)が要求され、その冷却方式として従来では次記のような各種の風冷方式が知られている。
(1)固定子鉄心に固定子コイルを巻装した固定子、および該固定子の内周側に間隙を隔てて対向する回転子を包囲したケーシング(全閉型)に対し、該ケーシングの外周面に軸方向に延在する多数枚の冷却フィンを布設するとともに、回転子の軸上には外扇を設け、この外扇を介して前記冷却フィンに外気流を送風して固定子および回転子に発生する熱(銅損、鉄損、機械損)を外方に放熱するようにした外皮冷却方式(例えば、特許文献1参照)。
(2)前記の外皮冷却方式と、回転軸上に設けた内扇を介してケーシング内方の機内空気を循環する送風方式を組み合わせた冷却方式(例えば、特許文献2)。
(3)そのほか、機外側に付設した熱交換器を経由してケーシング内方の機内空気を強制循環送風する冷却方式(例えば、特許文献3参照)。
(1)固定子鉄心に固定子コイルを巻装した固定子、および該固定子の内周側に間隙を隔てて対向する回転子を包囲したケーシング(全閉型)に対し、該ケーシングの外周面に軸方向に延在する多数枚の冷却フィンを布設するとともに、回転子の軸上には外扇を設け、この外扇を介して前記冷却フィンに外気流を送風して固定子および回転子に発生する熱(銅損、鉄損、機械損)を外方に放熱するようにした外皮冷却方式(例えば、特許文献1参照)。
(2)前記の外皮冷却方式と、回転軸上に設けた内扇を介してケーシング内方の機内空気を循環する送風方式を組み合わせた冷却方式(例えば、特許文献2)。
(3)そのほか、機外側に付設した熱交換器を経由してケーシング内方の機内空気を強制循環送風する冷却方式(例えば、特許文献3参照)。
ところで、前記した従来の冷却方式には次記のような課題がある。すなわち、
(1)外皮冷却方式(特許文献1)において、ケーシングの外周面に沿って軸方向に送風される外気流は、冷却フィンとの熱交換によって冷却フィンの風下側領域を流れる冷却空気流の温度が風上側(流入側に近い領域)を流れる冷却空気に比べて上昇し、このために風下側の領域では放熱性能が低下して回転電機内部の発熱源(固定子および回転子)における軸方向の温度分布に大きな勾配が生じることになる。
(1)外皮冷却方式(特許文献1)において、ケーシングの外周面に沿って軸方向に送風される外気流は、冷却フィンとの熱交換によって冷却フィンの風下側領域を流れる冷却空気流の温度が風上側(流入側に近い領域)を流れる冷却空気に比べて上昇し、このために風下側の領域では放熱性能が低下して回転電機内部の発熱源(固定子および回転子)における軸方向の温度分布に大きな勾配が生じることになる。
このために、回転電機の設計で、前記温度分布の高温領域を基準に固定子コイルには耐熱性の高い絶縁材を採用したり永久磁石には熱減磁に強い高保磁力の永久磁石を採用するか、ケーシングの外周面に送風する外気風量を増量するなどして所要の性能保障を図ることが必要となるが、このような設計では機器材料がオーバースペックとなって、性能とコストを両立させる限界設計が困難となる。
(2)前記の外皮冷却方式と機内空気を循環する送風方式(特許文献2)を組み合わせて機内の発熱部に近い部位に機内の空気を循環通風させるようにすれば、ケーシングの外周側に送風する外気流と機内発熱部との間の伝熱性が改善されてトータル的に放熱性能が向上するものの、特許文献2のようにケーシングの外周側に送風する外気流に対して、機内側で循環送風する空気流を同じ方向に並流する送風方式では軸方向に沿った機内温度分布の不均一性が依然として緩和されず、発熱源である固定子および回転子の温度分布には大きな温度勾配が残ってしまう。
(3)また、機外側に設けた熱交換器を経由してケーシング内方の機内空気を強制循環送風する冷却方式(特許文献3)を採用するには、回転電機に発生する全損失を放熱するに要する容量の熱交換器が必要となって大形化するほか、コストも増加する。
(2)前記の外皮冷却方式と機内空気を循環する送風方式(特許文献2)を組み合わせて機内の発熱部に近い部位に機内の空気を循環通風させるようにすれば、ケーシングの外周側に送風する外気流と機内発熱部との間の伝熱性が改善されてトータル的に放熱性能が向上するものの、特許文献2のようにケーシングの外周側に送風する外気流に対して、機内側で循環送風する空気流を同じ方向に並流する送風方式では軸方向に沿った機内温度分布の不均一性が依然として緩和されず、発熱源である固定子および回転子の温度分布には大きな温度勾配が残ってしまう。
(3)また、機外側に設けた熱交換器を経由してケーシング内方の機内空気を強制循環送風する冷却方式(特許文献3)を採用するには、回転電機に発生する全損失を放熱するに要する容量の熱交換器が必要となって大形化するほか、コストも増加する。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、回転電機の全損失に対応する大規模な熱交換器の設置を必要とせずに、従来の外皮冷却方式を併用しつつ高い冷却性能と機内温度分布の緩和が図れるように改良し、特に風力発電装置に適用する風力発電機などに好適な回転電機の風冷構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明によれば、固定子鉄心に固定子コイルを巻装した固定子、および該固定子の内周側に間隙を隔てて対向する回転子を包囲したケーシングに対し、その外周面側と、ケーシング内方の機内側とに分けて冷却空気の通風経路を形成し、各通風経路にはそれぞれ別系統の送風源から冷却空気を送風して固定子および回転子の発生熱を外方に放熱するようにした風冷式の回転電機において、
前記ケーシングの外周面側の通風経路に送風する冷却空気流と、機内側の通風経路に送風する冷却空気流の向きを互いに逆方向に送風するものとし(請求項1)、具体的には次記のような態様で構成する。
(1)ケーシングの外周面には軸方向に多数枚の冷却フィンを布設して外周面側の通風経路を形成し、該通風経路には回転子の軸上に設けた外扇を介して送風する外気流、もしくはケーシング周域を通る自然風を通風する(請求項2)。
(2)ケーシングの機内側には軸方向に沿って固定子および回転子を経由する通風経路を形成し、該通風経路には送風ファンを介して冷却空気を強制通風する(請求項3)。
(3)前記の回転電機は、風車と連結してナセルに搭載した直接駆動式の風力発電機であり、そのケーシングの外周側通風経路に布設した冷却フィンには風車のブレードを通過した自然風を通風し、機内側の通風経路には別置の送風ファンを介してナセル側から冷却空気を前記自然風と逆方向に押し込み送風する(請求項4)。
前記ケーシングの外周面側の通風経路に送風する冷却空気流と、機内側の通風経路に送風する冷却空気流の向きを互いに逆方向に送風するものとし(請求項1)、具体的には次記のような態様で構成する。
(1)ケーシングの外周面には軸方向に多数枚の冷却フィンを布設して外周面側の通風経路を形成し、該通風経路には回転子の軸上に設けた外扇を介して送風する外気流、もしくはケーシング周域を通る自然風を通風する(請求項2)。
(2)ケーシングの機内側には軸方向に沿って固定子および回転子を経由する通風経路を形成し、該通風経路には送風ファンを介して冷却空気を強制通風する(請求項3)。
(3)前記の回転電機は、風車と連結してナセルに搭載した直接駆動式の風力発電機であり、そのケーシングの外周側通風経路に布設した冷却フィンには風車のブレードを通過した自然風を通風し、機内側の通風経路には別置の送風ファンを介してナセル側から冷却空気を前記自然風と逆方向に押し込み送風する(請求項4)。
上記のように、ケーシングの内側と外側とに分けて二系統の通風経路を形成した上で、ケーシングの外周面側の通風経路に送風する冷却空気流と、機内側の通風経路に送風する冷却空気流の向きを互いに逆方向に送風することにより、高い冷却性能を発揮して機内の固定子および,回転子の発生熱を効率よく外方に放熱しつつ、軸方向に沿った温度分布の勾配を緩和して回転電機の発熱部の温度上昇を許容範囲に抑制することができる。また、機内発熱部における温度分布が均一化することで適正な限界設計を容易に達成できる。
また、当該回転電機を風力発電装置の風車で直接駆動する風力発電機に適用し、そのケーシング外周側の通風経路に布設した冷却フィンには風車のブレードを通過した自然風を通風し、機内側の通風経路には別置の送風ファンを介してナセル側から冷却空気を前記の自然風と逆方向に押し込み送風するようにした請求項3の風冷構造によれば、機内発熱部に対する放熱性能の向上、および軸方向の温度分布緩和を図るとともに、自然風をケーシング外周側に送風する冷却空気の送風源に利用することにより、低コストで高い冷却性能を発揮できる。
以下、本発明による回転電機の風冷構造を図1,図2,図3に示す各実施例に基づいて説明する。
なお、図示の各実施例において、1は回転電機の固定子鉄心、2は固定子コイル、3は回転子、4は回転軸、5は回転子3を回転軸4に支持するスパイダー、6は固定子と,回転子との組立体を包囲するケーシング(外枠)、7は回転軸4をケーシング6に軸支する軸受、8はケーシング6の外周面上に分散して軸方向に布設した冷却フィン、9は回転軸4の軸上に設けた外扇(アウターファン)、10はファンカバー、11はケーシング6における前記外扇9と反対側の端面(エンドブラケット)に配置して該ブラケットに開口した冷却空気導入口から機内に冷却空気を押込み送風する別置送風ファン、12は別置送風ファン11に接続した熱交換器、13は通風ダクト、14はケーシング6の機内側に布設して前記冷却空気導入口と流出口との間を仕切る円筒状の通風仕切部材である。また、図3において、15は風力発電装置の風車、15a,15bは風車15のハブ,ブレード、16はナセル、17はナセル16に搭載して風車15のハブ15aに連結した直接駆動式の風力発電機(永久磁石形の同期発電機)である。
まず、全閉型回転電機に適用する本発明の実施例1の風冷構造を図1に示す。この実施例では、ケーシング6の外周面上に布設した冷却フィン8に沿って軸方向に形成した外周側の通風経路には、回転電機の外扇8を介して周囲から取り込んだ外気流(矢印A)を図面に向かって右から左へ向かう方向に送風する。
一方、ケーシング6の機内側には、熱交換器12,別置送風ファン11を経てケーシング6の内方に押込み送風した冷却空気流(矢印B)を、図示のように固定子鉄心1と回転子3との間の空隙、および固定子鉄心1に穿設した軸方向の通風穴1aを通る通風経路に沿って前記の冷却空気流Aと逆方向に送風する。なお、固定子鉄心1、固定子コイル2および回転子3を通流した前記冷却空気流Bは、ケーシング6の右端に達したところで回転子3の内周側に反転し、スパイダー5の壁面に開口した通風穴5aを通り抜けた後に通風ダクト13および熱交換器12を経て再び別置送風ファン11に戻って機内に強制循環送風される。
上記のようにケーシング6の外周側と、機内側との二手に分けて各独立した外気流Aと冷却空気流Bを通風することにより、回転電機の運転に伴って機内の固定子および回転子に発生した損失熱の一部は固定子鉄心1の外周面からケーシング6を経て冷却フィン8に伝熱し、ここに通風する外気流Aと熱交換して外方に熱放散される。また、残りの損失熱は機内を循環する冷却空気流Bに熱移送され、熱交換器12を経て外方に放熱される。なお、前記熱交換器12は回転電機の全損失に対応する容量より小さくてよく、特許文献3に開示されている冷却方式のように全損失を放熱する熱交換器に比べて小型化できる。
また、前記の風冷構造において、ケーシング6を挟んでその内外通風経路に通風する外気流Aおよび冷却空気流Bは、それぞれ風上側から風下側に向かって温度が上昇するが、ここで外気流Aと、固定子および回転子に沿って機内側に通風する冷却空気流Bの流れ方向を互いに逆向きに向流させるようにすると、外気流Aの風上側(低温)には冷却空気流Bの風下側(高温)が対向し、外気流Aの風下側(高温)には冷却空気流Bの風上側(低温)が対向することになる。
一方、ケーシング6の壁を貫流して機内側から外周面側に移動する熱流束は、ケーシング6の壁を挟んだ内外側の温度差に依存する。これにより回転電機の機内発熱部における温度分布が均一化して軸方向に沿った温度勾配が緩和される。なお、この温度分布の緩和は熱流体解析のシミュレーションによっても確認されている。
次に開放形の回転電機に適用する実施例2の風冷構造を図2に示す。この実施例では先記実施例1における熱交換器12を省略し、周囲から取り込んだ外気を別置送風ファン11を介してケーシング6の内方に循環送風し、機内の固定子および回転子を通風した後にケーシング6の左端面に開口した排気口を通じて外方に放出するようにしている。
この実施例でも、外気流Aと、固定子および回転子に沿って機内側に通風する冷却空気流Bの流れ方向を互いに逆向きに向流させることで、軸方向に沿った温度勾配の緩和に関し、実施例1と同様な効果を発揮できる。
次に、風力発電装置の風力発電機に適用した実施例を図3に示す。図において、15は風車、16はナセル、17は風車15のハブ15aに直結してナセル16に搭載した直接駆動式の風力発電機(永久磁石式同期発電機)である。なお、風車15のブレード15bは大径でその回転速度は、高々1分間当たり数十回転(RPM)である。
この風力発電機17について、そのケーシング6の外周面には先記の各実施例と同様に冷却フィン8を軸方向に沿って布設し、ここに風車15のブレード15bを通過した自然風Cを図示矢印方向に通風するようにしている。また、ケーシング6の後面側(風車15と反対側)には実施例2(図2参照)と同様に別置送風ファン11を配備し、ナセル16側から取り込んだ冷却空気流Bを機内の固定子および回転子に沿って図示矢印方向に通風するようにしている。
この構成により、風力発電機17の発熱部(固定子および回転子)からケーシング6の壁を介して直接伝熱、ないしは機内側の冷却空気流Bを介して冷却フィン8に伝熱する損失熱を、自然風Cと冷却空気流Bを介して外方に放熱することかできる。しかも、自然風Cの通風方向と機内の冷却空気流Bとの通風方向を先記の各実施例と同様に逆向きに向流させることで、風力発電機17の軸方向に沿った温度分布の勾配を緩和して限界設計を容易に達成することができる。
なお、この実施例3では送風ファン11を介して機内に強制送風した冷却空気流Bを排気口を通じてナセル16側に放流するようにしているが、先記実施例1と同様に送風ファン11に熱交換器を組合せ、この熱交換器をナセル16の外側後端に配置して自然風Cにより周囲に熱放散させるようにすることもできる。
1:固定子鉄心
2:固定子コイル
3:回転子
4:回転軸
6:ケーシング
8:冷却フィン
9:外扇
11:機内送風用の別置送風ファン
12:熱交換器
13:通風ダクト
14:機内の通風仕切ガイド
15:風車
15a:ハブ
15b:ブレード
16:ナセル
17:風力発電機
2:固定子コイル
3:回転子
4:回転軸
6:ケーシング
8:冷却フィン
9:外扇
11:機内送風用の別置送風ファン
12:熱交換器
13:通風ダクト
14:機内の通風仕切ガイド
15:風車
15a:ハブ
15b:ブレード
16:ナセル
17:風力発電機
Claims (4)
- 固定子鉄心に固定子コイルを巻装した固定子、および該固定子の内周側に間隙を隔てて対向する回転子を包囲したケーシングに対し、その外周面側と、ケーシング内方の機内側とに分けて冷却空気の通風経路を形成し、各通風経路にはそれぞれ別系統の送風源から冷却空気を送風して固定子および回転子の発生熱を外方に放熱するようにした風冷式の回転電機において、
前記ケーシングの外周面側の通風経路に送風する冷却空気流と、機内側の通風経路に送風する冷却空気流の向きを互いに逆方向に送風することを特徴とする回転電機の風冷構造。 - 請求項1に記載の回転電機の風冷構造において、ケーシングの外周面には軸方向に多数枚の冷却フィンを布設して外周面側の通風経路を形成し、該通風経路には回転子の軸上に設けた外扇を介して送風する外気流、もしくはケーシング周域の自然風を通風することを特徴とする回転電機の風冷構造。
- 請求項1または2に記載の回転電機の風冷構造において、ケーシングの機内側には固定子および回転子を経由する通風経路を形成し、該通風経路には送風ファンを介して冷却空気を強制通風することを特徴とする回転電機の風冷構造。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回転電機の風冷構造において、当該回転電機が風車と連結してナセルに搭載した直接駆動式の風力発電機であり、そのケーシングの外周側通風経路に布設した冷却フィンには風車のブレードを通過した自然風を通風し、機内側の通風経路には別置の送風ファンを介してナセル側から冷却空気を前記自然風と逆方向に押し込み送風することを特徴とする回転電機の風冷構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012174150A JP2014033584A (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | 回転電機の風冷構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012174150A JP2014033584A (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | 回転電機の風冷構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014033584A true JP2014033584A (ja) | 2014-02-20 |
Family
ID=50283000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012174150A Pending JP2014033584A (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | 回転電機の風冷構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014033584A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2950430A1 (en) | 2014-05-21 | 2015-12-02 | Hitachi Ltd. | Electrical machine system and wind power generating system |
KR20160123207A (ko) * | 2015-04-15 | 2016-10-25 | 신장 골드윈드 사이언스 앤 테크놀로지 컴퍼니., 리미티드. | 직접구동식 영구자석 풍력발전기 시스템 및 이의 실링 시너지 드라이 제어 방법 |
CN106374660A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-02-01 | 南京磁谷科技有限公司 | 一种隔离转子磁悬浮电机的转子回流风冷结构 |
WO2017148288A1 (zh) * | 2016-03-02 | 2017-09-08 | 新疆金风科技股份有限公司 | 风力发电机系统及流体输运装置 |
CN109756074A (zh) * | 2017-11-08 | 2019-05-14 | 西门子歌美飒可再生能源公司 | 操作风力涡轮发电机冷却系统 |
CN110474454A (zh) * | 2018-05-10 | 2019-11-19 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 电动汽车的轮毂驱动装置 |
JP2020156264A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 回転電機およびロータシャフト |
WO2021042848A1 (zh) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 西安中车永电捷力风能有限公司 | 一种风力发电机闭式冷却结构 |
CN114382666A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-22 | 江苏高创风电设备有限公司 | 一种风力发电机组风冷散热用冷却设备 |
JPWO2023275962A1 (ja) * | 2021-06-29 | 2023-01-05 | ||
JP2023016010A (ja) * | 2021-07-20 | 2023-02-01 | ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト | 電気機械 |
CN117767657A (zh) * | 2024-02-22 | 2024-03-26 | 南方电网调峰调频发电有限公司 | 发电电动机及其通风冷却系统 |
US12170474B2 (en) | 2022-08-15 | 2024-12-17 | Rolls-Royce Corporation | Electric machine having rotor hub with shaped passages for cooling |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5252005U (ja) * | 1975-10-13 | 1977-04-14 | ||
JP2001008411A (ja) * | 1999-06-16 | 2001-01-12 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 全閉外扇形永久磁石回転電機の冷却方法 |
JP2001526357A (ja) * | 1997-12-08 | 2001-12-18 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 風力発電設備及び風力発電設備の発電機の冷却方法 |
JP2002013467A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-18 | Mitsubishi Electric Corp | 風力発電装置 |
JP2003143809A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-16 | Toshiba Transport Eng Inc | 車両用全閉外扇形電動機 |
JP2008286115A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 風力発電装置 |
US20100061853A1 (en) * | 2008-09-11 | 2010-03-11 | General Electric Company | System for heating and cooling wind turbine components |
JP2011155720A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Hitachi Ltd | 全閉型電動機 |
-
2012
- 2012-08-06 JP JP2012174150A patent/JP2014033584A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5252005U (ja) * | 1975-10-13 | 1977-04-14 | ||
JP2001526357A (ja) * | 1997-12-08 | 2001-12-18 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 風力発電設備及び風力発電設備の発電機の冷却方法 |
JP2001008411A (ja) * | 1999-06-16 | 2001-01-12 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 全閉外扇形永久磁石回転電機の冷却方法 |
JP2002013467A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-18 | Mitsubishi Electric Corp | 風力発電装置 |
JP2003143809A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-16 | Toshiba Transport Eng Inc | 車両用全閉外扇形電動機 |
JP2008286115A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 風力発電装置 |
US20100061853A1 (en) * | 2008-09-11 | 2010-03-11 | General Electric Company | System for heating and cooling wind turbine components |
JP2011155720A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Hitachi Ltd | 全閉型電動機 |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2950430A1 (en) | 2014-05-21 | 2015-12-02 | Hitachi Ltd. | Electrical machine system and wind power generating system |
KR20160123207A (ko) * | 2015-04-15 | 2016-10-25 | 신장 골드윈드 사이언스 앤 테크놀로지 컴퍼니., 리미티드. | 직접구동식 영구자석 풍력발전기 시스템 및 이의 실링 시너지 드라이 제어 방법 |
KR101724895B1 (ko) | 2015-04-15 | 2017-04-07 | 신장 골드윈드 사이언스 앤 테크놀로지 컴퍼니., 리미티드. | 직접구동식 영구자석 풍력발전기 시스템 및 이의 실링 시너지 드라이 제어 방법 |
US10359028B2 (en) | 2016-03-02 | 2019-07-23 | Xinjiang Goldwind Science & Technology Co., Ltd. | Air-cooled wind power generator system and fluid cooling device |
WO2017148288A1 (zh) * | 2016-03-02 | 2017-09-08 | 新疆金风科技股份有限公司 | 风力发电机系统及流体输运装置 |
CN106374660A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-02-01 | 南京磁谷科技有限公司 | 一种隔离转子磁悬浮电机的转子回流风冷结构 |
CN109756074B (zh) * | 2017-11-08 | 2021-10-08 | 西门子歌美飒可再生能源公司 | 操作风力涡轮发电机冷却系统 |
CN109756074A (zh) * | 2017-11-08 | 2019-05-14 | 西门子歌美飒可再生能源公司 | 操作风力涡轮发电机冷却系统 |
US11146143B2 (en) | 2017-11-08 | 2021-10-12 | Siemens Gamesa Renewable Energy A/S | Operating a wind turbine generator cooling system |
CN110474454A (zh) * | 2018-05-10 | 2019-11-19 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 电动汽车的轮毂驱动装置 |
JP2020156264A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 回転電機およびロータシャフト |
JP7038074B2 (ja) | 2019-03-22 | 2022-03-17 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 回転電機およびロータシャフト |
WO2021042848A1 (zh) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 西安中车永电捷力风能有限公司 | 一种风力发电机闭式冷却结构 |
WO2023275962A1 (ja) * | 2021-06-29 | 2023-01-05 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
JPWO2023275962A1 (ja) * | 2021-06-29 | 2023-01-05 | ||
JP2023016010A (ja) * | 2021-07-20 | 2023-02-01 | ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト | 電気機械 |
JP7518131B2 (ja) | 2021-07-20 | 2024-07-17 | ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト | 電気機械 |
US12237741B2 (en) | 2021-07-20 | 2025-02-25 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Drive machine for a motor vehicle having a fluid-distributing chamber |
CN114382666A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-22 | 江苏高创风电设备有限公司 | 一种风力发电机组风冷散热用冷却设备 |
US12170474B2 (en) | 2022-08-15 | 2024-12-17 | Rolls-Royce Corporation | Electric machine having rotor hub with shaped passages for cooling |
CN117767657A (zh) * | 2024-02-22 | 2024-03-26 | 南方电网调峰调频发电有限公司 | 发电电动机及其通风冷却系统 |
CN117767657B (zh) * | 2024-02-22 | 2024-05-14 | 南方电网调峰调频发电有限公司 | 发电电动机及其通风冷却系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014033584A (ja) | 回転電機の風冷構造 | |
AU2017370503B2 (en) | Motor rotor support frame and motor | |
JP5629828B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6059906B2 (ja) | アキシャルギャップ型回転電機 | |
CN206023440U (zh) | 一种叶轮一体的磁悬浮电机纯风冷散热结构 | |
KR101714477B1 (ko) | 무인항공로봇의 동력원용 유선형 블레이드를 가지는 외전형 모터 | |
KR20150026882A (ko) | 액시얼 갭형 발전기 | |
US20200116133A1 (en) | Cooling arrangement | |
JP5834433B2 (ja) | アウターロータ形回転電機 | |
CN204334189U (zh) | 具有三风扇全循环冷却风路系统的三相异步电动机 | |
EP2536006A1 (en) | Vertical shaft disc-type outer rotor electric machine and cooling structure thereof | |
CN102780319A (zh) | 一种隔爆型电动机的导风结构 | |
WO2018196003A1 (en) | Motor ventilation structure and motor | |
JP6638427B2 (ja) | アウターロータ型回転電機 | |
JP2008220054A (ja) | 車両駆動用全閉型電動機 | |
JPWO2008059687A1 (ja) | 回転電動機 | |
CN104682623B (zh) | 串激电机 | |
CN208209735U (zh) | 一种内置散热的无铁芯盘式电机 | |
CN208539671U (zh) | 一种自冷却电机转子 | |
JP2014158342A (ja) | 回転電機 | |
JP4891656B2 (ja) | 車両用全閉形電動機 | |
CN113193688A (zh) | 一种自带外冷却结构的ip55工业吊扇电机 | |
JP7075836B2 (ja) | 内扇ファンを備えた電動機 | |
JP5724301B2 (ja) | 発電機の冷却構造 | |
JP2016213936A (ja) | 回転電機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150713 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160419 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161025 |