JP7210373B2 - 回転電機 - Google Patents

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本発明の実施形態は、回転電機に関する。
一般に、水車発電機等の回転電機は、冷却ガスが機内を循環する通風冷却構造を有する。図15に、通風冷却構造を有する水車発電機の構造の一例を示す。図15に示されるように、水車発電機には定速機(図15の左側)と可変速機(図15の右側)とがあり、それぞれ構造が異なる。以下では、可変速機の構造に関して説明する。
図15の右側に示されるように、可変速機は、発電機100と水車200とから構成され、発電機100は回転子1と固定子2とを備えている。回転子1は、例えば、図16に示されるように回転軸0に回転子スポークを介して結合される回転子鉄心に回転子巻線5が配設され、当該回転子巻線5の回転子軸方向の両端部には回転子鉄心から突出する回転子巻線端部6がある。この回転子巻線端部6は網目状に形成される。
このように回転子鉄心から回転子巻線端部6が突出する巻線形回転子においては、回転電機の運転による回転子1の回転に伴い、回転子巻線端部6および当該回転子巻線端部6を支持する巻線端部支え構造も回転し、ファン効果を生み出す。すなわち、巻線端部支え構造の内径側の冷却ガスが巻線端部支え構造および回転子巻線端部6を通って外径側へ流れ、回転子巻線端部6を冷却した後、固定子2側に導かれて固定子巻線端部等を冷却する。当該冷却ガスは、固定子2側に配置される冷却器を経由して機内を循環する。
なお、可変速機は、主として揚水発電に用いられ、回転を反転して電動機運転も行うため、発電機の通風にかかわる構造も正逆回転両方向に対応する構造とする必要がある。
特開2013-110902号公報 米国特許第2012/0068569号明細書 米国特許第号明細書第2012/0112601号明細書 米国特許第号明細書第2013/0187493号明細書 特許第4299962号公報
回転子巻線端部を支持する巻線端部支え構造は、様々な方式が知られているが、回転子から突出した構造物が回転し、ファン効果を生み出すという作用は各方式で共通する。
巻線端部支え構造の回転によるファン効果は大きいものの、その一方で、回転子巻線端部等で発生する発熱量は鉄心内部の発熱量と比較して小さいのに回転子巻線端部等に必要以上の風量の冷却ガスが流れることから、多大な風損により回転電機の運転効率が低下する。
本発明が解決しようとする課題は、冷却ガスの流路もしくは風量を適正化することで風損を低減し運転効率を向上させることが可能な回転電機を提供することにある。
実施形態によれば、回転子および固定子を備え、前記回転子の回転によって冷却ガスが回転子側から固定子側へ流れて更に固定子側の冷却器を通って機内を循環する回転電機であって、前記回転子の回転子鉄心から回転子軸方向に突出する回転子巻線端部と前記固定子の固定子鉄心から固定子軸方向に突出する固定子巻線端部との間に配置され、前記回転子巻線端部を通過した冷却ガスの一部を前記固定子巻線端部側へ通す通風孔を有する通風仕切り板を機内に備えた、回転電機が提供される。
本発明によれば、冷却ガスの流路もしくは風量を適正化することで風損を低減し回転電機の運転効率を向上させることが可能になる。
第1の実施形態に係る回転電機を周方向に見たときの概略構成の一例を示す図。 同実施形態に係る通風仕切り板17を構成する部材の一例を示す図。 第2の実施形態に係る通風仕切り板17を回転子巻線端部6側から見た形状を示す平面図。 同実施形態に係る通風仕切り板17の一部の断面形状を示す断面図。 第3の実施形態に係る通風仕切り板17を回転子巻線端部6側から見た形状を示す平面図。 同実施形態に係る通風仕切り板17の一部の断面形状を示す断面図。 第4の実施形態に係る通風仕切り板17を回転子巻線端部6側から見た形状を示す平面図。 同実施形態に係る通風仕切り板17の一部の断面形状を示す断面図。 第5の実施形態に係る通風仕切り板17を回転子巻線端部6側から見た形状を示す平面図。 同実施形態に係る通風仕切り板17の一部の断面形状を示す断面図。 第6の実施形態に係る回転電機を周方向に見たときの概略構成の一例を示す図。 同実施形態に係る防風板23を回転子巻線端部6側(もしくは巻線端部支え構造24側)から見た形状を示す平面図。 第7の実施形態に係る回転電機を周方向に見たときの概略構成の一例を示す図。 同実施形態に係る防風板23を回転子巻線端部6側(もしくは巻線端部支え構造24側)から見た形状を示す平面図。 通風冷却構造を有する水車発電機(定速機と可変速機のうち、特に可変速機)の構造の一例を示す図。 可変速機における回転子1の概略構成を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
最初に、図1および図2を参照して、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る回転電機を周方向に見たときの概略構成の一例を示す図である。なお、図1においては、前述した図15及び図16と共通する要素に同一の符号を付している。
図1に示す回転電機は、大別して、回転軸である主軸に結合された回転子1と、固定子2とからなる。
回転子1は、回転軸に回転子スポーク3を介して結合された回転子鉄心4を備える。この回転子鉄心4の外周面には、回転子巻線5を埋設するために回転子軸方向に形成された複数の溝部が備えられ、これら複数の溝部に埋設された複数の回転子巻線5は図示しない楔により固定されている。また、回転子巻線5の回転子軸方向の端部には回転子鉄心4から突出する回転子巻線端部6がある。
巻線端部支え構造24は、支持環支え部12、支持環13、Uボルト7等を含み、回転子鉄心4から回転子軸方向に突出する回転子巻線端部6を固定している。具体的には、回転子鉄心4から回転子軸方向に突出する回転子巻線端部6の内周側に、周方向に間隔をおいて支持環支え部12が設けられ、回転子巻線端部6と支持環支え部12との間には複数の支持環13が回転子軸方向に積層されている。巻線端部6の外周側からは、例えばU形状を成すUボルト7により、回転子巻線端部6が支持環13と共に挟み込まれる形で挿し込まれ、支持環13の内径側にて図示しないナット等を用いて固定される。
このように回転子巻線端部6がUボルト7により支持環13に固定され、この支持環13の内径側が回転軸の周方向にわたって回転子鉄心4の端部に固定された支持環支え部12に固定されていることから、回転子巻線端部6は回転子1が回転したときに作用する遠心力に対しての抗力を備えている。
固定子2は、固定子フレーム8により支持される固定子鉄心9を有する。この固定子鉄心9の内周面には、固定子巻線10を埋設するために固定子軸方向に形成された複数の溝部が備えられ、これら複数の溝部に埋設された複数の固定子巻線10は図示しない楔により固定されている。固定子フレーム8は、回転子巻線端部6に対して回転子軸方向に対向して設けられる防風板23と連結している。また、固定子巻線10の固定子軸方向の端部には、固定子鉄心9から突出する固定子巻線端部11がある。
特に本実施形態では、回転子巻線端部6が配置されている空間と固定子巻線端部11が配置されている空間とを仕切る円筒状の通風仕切り板17が機内に設けられる。具体的には、通風仕切り板17は、回転子巻線端部6に接触しないように回転子巻線端部6と固定子巻線端部11との間に配置され、例えば、上端が固定子フレーム8に取り付けられると共に、下端が固定子鉄心9の支持部材に取り付けられて固定される。この通風仕切り板17は、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスの一部を固定子巻線端部11側へ通す複数の通風孔18を有する。
図2に、通風仕切り板17を構成する部材の一例を示す。図2の例では、円筒状をなす通風仕切り板17の一部分のみが例示されている。このような部材を複数組み合わせることにより、円筒状の通風仕切り板17が構成される。なお、図2は一例を示したものであり、これに限定されるものではない。例えば1つの部材だけで円筒状の通風仕切り板17を実現してもよい。
図2に示されるように、通風仕切り板17に備えられる個々の通風孔18は、例えば固定子軸方向および周方向に配列するように配置される。通風仕切り板17は、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通って流れてくる冷却ガスに対して圧力損失を生じさせるほか、当該通風仕切り板17の複数の通風孔18を通過する冷却ガスに対しても圧力損失を生じさせ、当該通風孔18を通過する冷却ガスの流れを抑制する。複数の通風孔18を通過する冷却ガスに生じる圧力損失や流量は、当該通風孔18の総開口面積(もしくは開口率)に依存する。よって、例えば各通風孔18の大きさや数を適宜調整することにより、所望の圧力損失や流量を達成することができる。
回転電機の運転状態にあっては、回転子1、固定子2のそれぞれに設けられた回転子巻線5、固定子巻線10は、通電され、ジュール熱により加熱される。また、回転子鉄心4、固定子鉄心9が発熱する。回転子巻線5、固定子巻線10には絶縁が施されているが、絶縁材料の温度上限が厳しく設定されているため、高温となった冷却ガスを機内に設けた冷却器15で冷却水等と熱交換して温度を下げると共に、冷却ガスを循環させて機内を冷却する。
図1中の符号A,B,C,Dは、それぞれ、回転電機の機内を循環して各部を冷却する冷却ガスの流路を表している。
回転子1が回転すると、回転子1が回転することによるファン効果により、冷却ガスが流れる流路Aが形成される。すなわち、冷却器15により冷却された冷却ガスは、回転子1の回転子スポーク3の内部に導かれ、回転子鉄心4内に流入して、回転子鉄心4および回転子巻線5を冷却し、回転子1と固定子2とで形成されるエアギャップ16に導かれた後、固定子鉄心9内に流入し、固定子鉄心9および固定子巻線10を冷却し、冷却器15に至る、という流れで機内を循環する。
また、回転子1が回転することにより、巻線端部支え構造24の内径側の冷却ガスは、当該巻線端部支え構造24のファン効果により、回転子巻線端部6を通って流れ、回転子巻線端部6を冷却した後、その外径側へ流出する。流出した冷却ガスの中には、通風仕切り板17の通風孔18へ流入するもののほか、通風孔18へ流入せずに、回転子巻線端部6と防風板23との隙間等を通って巻線端部支え構造24の内径側へ戻るものや、回転子鉄心4と固定子鉄心9との間のエアギャップ16へ導かれるものがある。
通風仕切り板17の通風孔18を通った冷却ガスは、流路Bを形成する。すなわち、通風仕切り板17の通風孔18を通った冷却ガスは、固定子2側の固定子巻線端部11を経由して、固定子側に配置される冷却器15に至る。冷却器15を通って熱交換した冷却ガスは、流路Aに合流する。
通風仕切り板17は、流路Bを流れる冷却ガスの流量が所定の適正値となるように通風孔18の開口率が予め設定されている。そのため、流路Bを流れる冷却ガスは、必要以上の流量とはならず、適切な流量になる。
このように複数の通風孔18を備えた通風仕切り板17を設けることにより、流路Bを流れる冷却ガスの流量を減少させ、流路Bに冷却ガスが余分に流れることを防ぐことができ、固定子巻線端部11で発生する風損を低減することができるとともに、結果的に巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通って流れる冷却ガスの流量を減少させることができ、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6で発生する風損を低減することができる。
例えば、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスの一部は、流路Bを流れずに(すなわち、冷却器15による冷却が行われずに)、回転子巻線端部6と防風板23との隙間を通って巻線端部支え構造24の内径側へ戻り、再び巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通って循環する流路Cを形成したり、流路Aと合流する流路Dを形成したりすることがある。しかし、本実施形態では回転子巻線端部6と固定子巻線端部11との間に通風仕切り板17を配置したことにより、流路Cの形成および流路Dの形成が抑制される。
具体的には、回転子巻線端部6と固定子巻線端部11との間に通風仕切り板17を配置したことにより、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスが通風仕切り板17に当たり、その際に当該冷却ガスに対して一定の圧力損失を生じさせる。その結果、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスのうち、流路Cを通じて回転子巻線端部6と防風板23との隙間を通って巻線端部支え構造24の内径側へ流れる冷却ガスの流量や、巻線端部支え構造24の内径側から巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通って流れる冷却ガスの流量は減少し、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6で発生する風損は低減される。また、流路Dを通じて流路Aの冷却ガスと合流する冷却ガス(冷却器15による冷却が行われていない冷却ガス)の流量も減少することから、高温の冷却ガスが回転子スポーク3の内部に導かれて回転子巻線5が過熱されることも抑制される。
第1の実施形態によれば、回転子巻線端部6と固定子巻線端部11との間に通風仕切り板17を配置したことにより、流路Bを流れる冷却ガスの流量を減少させることができることから、固定子巻線端部11で発生する風損を低減することができ、また、流路Cを流れる冷却ガスの流量を減少させることができることから、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6で発生する風損を低減させることができ、また、流路Dを流れる冷却ガスの流量を減少させることができることから、高温の冷却ガスが回転子スポーク3の内部に導かれて回転子巻線5が過熱されることを抑制することもできる。その結果、回転電機の運転効率を向上させることが可能になる。
(第2の実施形態)
次に、図3および図4を参照して、第2の実施形態について説明する。
以下では、第1の実施形態と共通する部分の説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第1の実施形態で参照した各図は、第2の実施形態においても適宜参照する。
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、通風仕切り板17が、回転子巻線端部6側の表面に、冷却ガスの旋回流れを打ち消す複数のスワールブレーカ(旋回流れ防止部)19を備えている点にある。
図3は、第2の実施形態に係る通風仕切り板17を回転子巻線端部6側から見た形状を示す平面図である。また、図4は、同実施形態に係る通風仕切り板17の一部の断面形状を示す断面図である。図3および図4の中の矢印Rは、回転子1の回転方向を表している。
通風仕切り板17に備えられるスワールブレーカ19は、例えば通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面において個々の通風孔18の入口側を取り囲むように配置された円筒形状の部材であり、回転子巻線端部6の回転に伴って発生する冷却ガスの旋回流れを打ち消す。
このように構成された回転電機の運転状態にあっては、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスは、回転子1のR方向の回転により旋回しながら通風仕切り板17に向かって流出する。その際に、冷却ガスは旋回していることから、その一部が通風孔18へ向かう途中でスワールブレーカ19に衝突する。そのため、通風孔18へ向かう冷却ガスの流れが堰き止められる作用が生じ、スワールブレーカ19が無い場合に比べると通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面において冷却ガスの圧力損失が発生する。
その結果、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスのうち、流路Cを通じて回転子巻線端部6と防風板23との隙間を通って巻線端部支え構造24の内径側へ流れる冷却ガスの流量や、巻線端部支え構造24の内径側から巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通って流れる冷却ガスの流量はより一層減少し、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6で発生する風損はより一層低減される。また、流路Dを通じて流路Aの冷却ガスと合流する冷却ガス(冷却器15による冷却が行われていない冷却ガス)の流量もより一層減少することから、高温の冷却ガスが回転子スポーク3の内部に導かれて回転子巻線5が過熱されることもより一層抑制される。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られることに加え、通風孔18の入口側で発生する冷却ガスの圧力損失により、流路Cを流れる冷却ガスの流量をより一層減少させることができることから、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6で発生する風損をより一層低減させることができ、また、流路Dを流れる冷却ガスの流量をより一層減少させることができることから、高温の冷却ガスが回転子スポーク3の内部に導かれて回転子巻線5が過熱されることをより一層抑制することができる。これにより、回転電機の運転効率をより一層向上させることが可能になる。
(第3の実施形態)
次に、図5および図6を参照して、第3の実施形態について説明する。
以下では、第2の実施形態と共通する部分の説明を省略し、第2の実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第1および第2の実施形態で参照した各図は、第3の実施形態においても適宜参照する。
第3の実施形態が第2の実施形態と異なる点は、通風仕切り板17に備えられるスワールブレーカ19’が、個々の通風孔18を取り囲むように円筒状に配置されているのではなく、通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面において固定子軸方向に延在するように配置されている点にある。
図5は、第3の実施形態に係る通風仕切り板17を回転子巻線端部6側から見た形状を示す平面図である。また、図6は、同実施形態に係る通風仕切り板17の一部の断面形状を示す断面図である。図5および図6の中の矢印Rは、回転子1の回転方向を表している。
通風仕切り板17に備えられるスワールブレーカ19’は、例えば通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面において一定の距離をおいて並列に配置された板状の部材である。各スワールブレーカ19’は、回転子巻線端部6の回転に伴って発生する冷却ガスの旋回流れを打ち消す。
このように構成された回転電機の運転状態にあっては、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスは、回転子1のR方向の回転により旋回しながら通風仕切り板17に向かって流出する。その際に、冷却ガスは旋回していることから、その一部が通風孔18へ向かう途中でスワールブレーカ19’に衝突する。そのため、通風孔18へ向かう冷却ガスの流れが堰き止められる作用が生じ、スワールブレーカ19’が無い場合に比べると通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面において冷却ガスの圧力損失が発生する。
その結果、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスのうち、流路Cを通じて回転子巻線端部6と防風板23との隙間を通って巻線端部支え構造24の回転子内径側へ流れる冷却ガスの流量や、巻線端部支え構造24の回転子内径側から巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通って流れる冷却ガスの流量はより一層減少し、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6で発生する風損はより一層低減される。また、流路Dを通じて流路Aの冷却ガスと合流する冷却ガス(冷却器15による冷却が行われていない冷却ガス)の流量もより一層減少することから、高温の冷却ガスが回転子スポーク3の内部に導かれて回転子巻線5が過熱されることもより一層抑制される。
第3の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果が得られることに加え、スワールブレーカ19’の構造が単純であるため、製作を用意なものとすることができる。また、スワールブレーカ19’が通風仕切り板17の強度を高める部材としての機能をも併せ持つため、より信頼性の高い回転電機を提供することができる。
(第4の実施形態)
次に、図7および図8を参照して、第4の実施形態について説明する。
以下では、第3の実施形態と共通する部分の説明を省略し、第3の実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第1乃至第3実施形態で参照した各図は、第4の実施形態においても適宜参照する。
第4の実施形態が第3の実施形態と異なる点は、通風仕切り板17が、当該通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面に対するスワールブレーカ19’の取り付け角度を可変にする角度可変機構22をさらに備えている点にある。
図7は、第4の実施形態に係る通風仕切り板17を回転子巻線端部6側から見た形状を示す平面図である。また、図8は、同実施形態に係る通風仕切り板17の一部の断面形状を示す断面図である。図7および図8の中の矢印Rは、回転子1の回転方向を表している。
通風仕切り板17に備えられるスワールブレーカ19’は、例えば通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面に対する取り付け角度を変更可能にする回動可能なヒンジ等の角度可変機構22を備えている。
角度可変機構22は、スワールブレーカ19’を回動可能に通風仕切り板17に締め付けるボルト等の締付け部材を備え、例えば当該締付け部材を緩めることによりスワールブレーカ19’を通風仕切り板17の表面上で所定の範囲内で回動させることができ、また、スワールブレーカ19’を任意の取り付け角度にして当該締付け部材を締め付けることによりスワールブレーカ19’を冷却ガスの風圧に対して動かないように固定させることができる。
このような構成において、例えば回転子1の回転するR方向側(回転方向進み側)にスワールブレーカ19’を倒した場合、スワールブレーカ19’に衝突した冷却ガスは、通風孔18に向かう流れが誘発されるため、冷却ガスが通風孔18に流入しやすくなり、通風孔18の入口側における冷却ガスの圧力損失が軽減される。一方、回転子1の回転するR方向の反対側(回転方向遅れ側)に倒した場合は、冷却ガスの流れが通風孔18から遠ざかる方向に転向するため、通風孔18の入口側における冷却ガスの圧力損失が増加する。
このようにスワールブレーカ19’の取り付け角度は可変であるため、通風孔18の入口側における冷却ガスの圧力損失を変えることができ、また、前述の流路Bを流れる冷却ガスの流量を変えることができる。
第4の実施形態によれば、第3の実施形態と同様の効果が得られることに加え、角度可変機構22によりスワールブレーカ19’の取り付け角度を可変とすることによって通風孔18の入口側での冷却ガスの圧力損失を調整することができるため、冷却ガス流路Bの流量を必要最小限とすることができ、回転子巻線端部6で発生する風損を抑制してより運転効率の高い回転電機を提供することができる。
(第5の実施形態)
次に、図9および図10を参照して、第5の実施形態について説明する。
以下では、第4の実施形態と共通する部分の説明を省略し、第4の実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第1乃至第4実施形態で参照した各図は、第5の実施形態においても適宜参照する。
第5の実施形態が第4の実施形態と異なる点は、通風仕切り板17が、当該通風仕切り板17の固定子巻線端部11側の表面に、通風孔18を通過する冷却ガスの流出方向を定める機構をさらに備えている点にある。
図9は、第5の実施形態に係る通風仕切り板17を回転子巻線端部6側から見た形状を示す平面図である。また、図10は、同実施形態に係る通風仕切り板17の一部の断面形状を示す断面図である。図9および図10の中の矢印Rは、回転子1の回転方向を表している。
通風仕切り板17に備えられる流出方向調整機構22’は、例えば固定子巻線端部11側の表面において個々の通風孔18の出口側を取り囲むように配置された円筒形状の部材であり、通風孔18を通過する冷却ガスの流出方向を定める。各通風孔18における冷却ガスの流出方向は、通風仕切り板17の表面の法線方向を一律に向くように定めても良いが、これに限らず、例えば各通風孔18を通過する冷却ガスがそれぞれ固定子巻線端部11における所望の部位に向けて流出されるように、通風孔18毎に冷却ガスの流出方向が異なる方向を向くように定めてもよい。また、通風孔18毎に冷却ガスの流出方向の変更を可能にする可変機構をさらに設けてもよい。
回転電機の運転状態にあっては、固定子巻線端部11は、回転電機端部の漏れ磁束の影響により、固定子鉄心9に近い部位ほど発生する発熱が大きくなるが、本実施形態では流出方向調整機構22’により各通風孔18から流出する冷却ガスを例えば固定子巻線端部11の発熱が大きく部位に向けて流出させることで固定子巻線端部11の冷却を行う。
第5の実施形態によれば、第4の実施形態と同様の効果が得られることに加え、流出方向調整機構22’により、冷却ガスを固定子巻線端部11に集中的に供給することができるため、固定子巻線端部11をより効率的に冷却することができ、より運転効率の高い回転電機を提供することができる。
(第6の実施形態)
次に、図11および図12を参照して、第6の実施形態について説明する。
以下では、第1の実施形態と共通する部分の説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第1の実施形態で参照した各図は、第6の実施形態においても適宜参照する。
第6の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、防風板23が、回転子巻線端部6側(もしくは巻線端部支え構造24側)の表面に、冷却ガスの旋回流れを打ち消す複数のスワールブレーカ(旋回流れ防止部)20を備えている点にある。
図11は、第6の実施形態に係る回転電機を周方向に見たときの概略構成の一例を示す図である。また、図12は、同実施形態に係る防風板23を回転子巻線端部6側(もしくは巻線端部支え構造24側)から見た形状を示す平面図である。
防風板23に備えられるスワールブレーカ20は、例えば通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面において、回転子周方向に一定の距離をおいて並列に配置され、それぞれが回転子径方向に延在するように放射状に配置された複数の板状の部材である。各スワールブレーカ20は、巻線端部支え構造24の外径側から冷却ガスが回転子巻線端部6と防風板23との隙間を通って巻線端部支え構造24の回転子内径側へ流れる際に、回転子巻線端部6の回転に伴って発生する冷却ガスの旋回流れを打ち消す。
このように構成された回転電機の運転状態にあっては、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスは、回転子巻線端部6と防風板23との隙間を通って巻線端部支え構造24の回転子内径側へ流れるが、その際に、冷却ガスは旋回していることから、その一部が巻線端部支え構造24の回転子内径側へ向かう途中でスワールブレーカ20に衝突する。そのため、冷却ガスの流れが堰き止められる作用が生じ、スワールブレーカ20が無い場合に比べると通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面において冷却ガスの圧力損失が発生する。その結果、流路Cや流路Dに流れる冷却ガスの流量が減少する。
第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られることに加え、スワールブレーカ20により発生する冷却ガスの圧力損失により、流路Cを流れる冷却ガスの流量をより一層減少させることができることから、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6で発生する風損をより一層低減させることができ、また、流路Dを流れる冷却ガスの流量をより一層減少させることができることから、高温の冷却ガスが回転子スポーク3の内部に導かれて回転子巻線5が過熱されることをより一層抑制することができる。これにより、回転電機の運転効率をより一層向上させることが可能になる。
(第7の実施形態)
次に、図13および図14を参照して、第7の実施形態について説明する。
以下では、第6の実施形態と共通する部分の説明を省略し、第6の実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第6の実施形態で参照した各図は、第7の実施形態においても適宜参照する。
第7の実施形態が第6の実施形態と異なる点は、複数のスワールブレーカ20に加えてさらに、冷却ガスが防風板23に沿って回転子径方向に流れるのを阻害する複数の仕切り板21を備えている点にある。
図13は、第7の実施形態に係る回転電機を周方向に見たときの概略構成の一例を示す図である。また、図14は、同実施形態に係る防風板23を回転子巻線端部6側(もしくは巻線端部支え構造24側)から見た形状を示す平面図である。
防風板23に備えられる仕切り板21は、防風板23の回転子巻線端部側(もしくは巻線端部支え構造24側)の表面において回転子周方向に延在するように円弧状に配置された板状の部材であり、冷却ガスが防風板23に沿って仕切り板21に流れるのを複数段にわたって阻害する。
このように構成された回転電機の運転状態にあっては、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6を通った冷却ガスは、回転子巻線端部6と防風板23との隙間を通って巻線端部支え構造24の回転子内径側へ流れるが、その際に、冷却ガスは旋回していることから、その一部が巻線端部支え構造24の回転子内径側へ向かう途中でスワールブレーカ20に衝突し、さらに仕切り板21により仕切り板21へ向かう流れが阻害される。そのため、冷却ガスの流れが堰き止められる大きな作用が生じ、スワールブレーカ20が無い場合に比べると通風仕切り板17の回転子巻線端部6側の表面においてより大きな圧力損失が発生する。その結果、流路Cや流路Dに流れる冷却ガスの流量がより一層減少する。
第7の実施形態によれば、第6の実施形態と同様の効果が得られることに加え、スワールブレーカ20および仕切り板21により発生するより大きな圧力損失により、流路Cを流れる冷却ガスの流量をより一層減少させることができることから、巻線端部支え構造24および回転子巻線端部6で発生する風損をより一層低減させることができ、また、流路Dを流れる冷却ガスの流量をより一層減少させることができることから、高温の冷却ガスが回転子スポーク3の内部に導かれて回転子巻線5が過熱されることをより一層抑制することができる。これにより、回転電機の運転効率をより一層向上させることが可能になる。
以上詳述したように、少なくともいずれかの実施形態によれば、冷却ガスの流路もしくは風量を適正化することで風損を低減し回転電機の運転効率を向上させることが可能になる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…回転子、2…固定子、3…回転子スポーク、4…回転子鉄心、5…回転子巻線、6…回転子巻線端部、7…Uボルト、8…固定子フレーム、9…固定子鉄心、10…固定子巻線、11…固定子巻線端部、12…支持環支え部、13…支持環、14…サドル、15…冷却器、16…エアギャップ、17…通風仕切り板、18…通風孔、19,19’,20…スワールブレーカ、21…仕切り板、22…角度可変機構、22’…流出方向調整機構、23…防風板、24…巻線端部支え構造。

Claims (9)

  1. 回転子および固定子を備え、前記回転子の回転によって冷却ガスが回転子側から固定子側へ流れて更に固定子側の冷却器を通って機内を循環する回転電機であって、
    前記回転子の回転子鉄心から回転子軸方向に突出する回転子巻線端部と前記固定子の固定子鉄心から固定子軸方向に突出する固定子巻線端部との間に配置され、前記回転子巻線端部を通過した冷却ガスの一部を前記固定子巻線端部側へ通す通風孔を有する通風仕切り板を機内に備えた、回転電機。
  2. 前記通風仕切り板の回転子巻線端部側の面に設けられ、冷却ガスの旋回流れを打ち消す第1のスワールブレーカをさらに備えた、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記第1のスワールブレーカは、前記通風仕切り板の回転子巻線端部側の表面において前記通風孔を取り囲むように配置された円筒形状の部材である、請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記第1のスワールブレーカは、前記通風仕切り板の回転子巻線端部側の表面において固定子軸方向に延在するように配置された複数の板状の部材である、請求項2に記載の回転電機。
  5. 前記通風仕切り板は、当該通風仕切り板の回転子巻線端部側の表面に対する前記第1のスワールブレーカの取り付け角度の変更を可能にする角度可変機構を備えている、請求項4に記載の回転電機。
  6. 前記通風仕切り板の固定子側の面に設けられ、前記通風孔を通過する冷却ガスの流出方向を定める流出方向調整機構をさらに備えた、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記回転子巻線端部に対して回転子軸方向に対向して設けられる防風板の表面に設けられ、当該防風板と前記回転子巻線端部との間を通る冷却ガスの旋回流れを打ち消す第2のスワールブレーカをさらに備えた、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 前記第2のスワールブレーカは、前記防風板の回転子側の表面において回転子径方向に延在するように配置された複数の板状の部材である、請求項7に記載の回転電機。
  9. 前記防風板の回転子巻線端部側の表面において回転子周方向に延在するように配置され、冷却ガスが前記防風板に沿って回転子径方向に流れるのを阻害する仕切り板をさらに備えた、請求項8に記載の回転電機。
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