JP6531069B2 - 全閉形回転電機および冷却器 - Google Patents

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Description

本発明は、全閉形回転電機および冷却器に関する。
全閉形回転電機においては、回転電機内の回転子鉄心、あるいは固定子巻線や固定子鉄心等は、内扇により循環駆動される空気などの冷却用気体により冷却される。
また、冷却用気体が除去した熱は、冷却器によって冷却される。冷却器は、複数本の冷却管を有する。それぞれの冷却管内を冷却媒体である外気が流れ、外気は、外扇により送られる。内部を循環する冷却用気体は、冷却管の外側を流れ、冷却管内の外気により除熱される。
それぞれの冷却管は、通常、直管であり、両端を管板により固定され、管板を貫通して両端で開放している(特許文献1参照)。
特開2016−052169号公報
管板では複数の冷却管が貫通するため、管板には、複数の貫通孔が形成されている。貫通孔の配置は、たとえば、縦方向、横方向に整列した正方配置、あるいは、三角配列(千鳥配置)などがある。
管板の貫通孔の形成には、通常、孔抜き加工機としては、タレットパンチプレスが用いられる。タレットパンチプレスでは、孔開け箇所をプレス部に設定することにより所定の位置に貫通孔を形成していくことが可能であり、効率的に貫通孔を形成することができる。
冷却器の停止時と運転時の温度差の増加、冷却管の口径の増加、本数の増加、ピッチの減少などの条件の変化により、管板の板厚を増加させる必要が生ずる場合がある。
一方、タレットパンチプレスは、厚板の穴あけ加工には不向きであり、管板の板厚が、タレットパンチプレスの能力の限界の板厚を超えた場合には、タレットパンチプレスによる加工に比べて加工工程が増加し、加工時間も増加する。
具体的には、まず、レーザによる孔開けを行う。この際、最終的な貫通孔よりも径の小さな貫通孔を形成する。次に、ドリルにより、最終の貫通孔よりわずかに径の小さな貫通孔を形成する。最後に、管板の孔開け専用のNC機での最終加工を行う。このように、順次、加工を行うため、タレットパンチプレスによる加工に比べて、大幅に時間を要する。
そこで、本発明は、全閉形回転電機の冷却器の管板について、タレットパンチプレスの能力の限界の板厚を超えた場合でも、効率的に孔開け加工を行うことを可能とすることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る全閉形回転電機は、回転軸方向に延びて回転可能に軸支されたロータシャフトと前記ロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心とを有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に設けられた円筒状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心内を前記回転軸方向に貫通する固定子巻線とを有する固定子と、前記回転子鉄心と前記固定子とを収納するフレームと、前記ロータシャフトを回転可能に軸支する2つの軸受と、前記軸受をそれぞれ固定支持し前記フレームに接続する軸受ブラケットと、前記回転子および前記固定子を冷却する冷却用気体を冷却する複数の冷却管と、前記冷却管の両端を支持する2つの管板構造と、前記冷却管を収納し、前記フレーム、前記軸受ブラケットおよび前記管板構造と相まって閉空間を形成する冷却器カバーと、を有する冷却器と、を備え、前記2つの管板構造のそれぞれは、広がり方向に同一形状、同一寸法の複数の板要素を有し、前記複数の板要素のそれぞれは、互いに同一個所に複数の貫通孔が形成され、互いにすべての貫通孔が一致するように重ね合わされて、互いに密着して対向する面同士が重なるように複数個所で接合され、前記貫通孔の少なくとも一方の隣接する貫通孔に対向する側の端部には開口部に向かって広がったテーパ部が形成され、互いに対向する前記貫通孔の前記テーパ部を除く部分の径は互いに同一であり、前記冷却管は、前記回転軸方向に前記テーパ部が設けられた位置で径が広がっている、ことを特徴とする。
また、本発明に係る冷却器は、全閉形回転電機の回転子および固定子を冷却する冷却用気体を冷却する複数の冷却管と、前記冷却管の両端を支持する2つの管板構造と、前記冷却管を収納し、フレーム、軸受ブラケットおよび前記管板構造と相まって閉空間を形成する冷却器カバーと、を備える冷却器であって、前記2つの管板構造のそれぞれは、広がり方向に同一形状、同一寸法の複数の板要素を有し、前記複数の板要素のそれぞれは、互いに同一個所に複数の貫通孔が形成され、互いにすべての貫通孔が一致するように重ね合わされて、互いに密着して対向する面同士が重なるように複数個所で接合され、前記貫通孔の少なくとも一方の隣接する貫通孔に対向する側の端部には開口部に向かって広がったテーパ部が形成され、互いに対向する前記貫通孔の前記テーパ部を除く部分の径は互いに同一であり、前記冷却管は、回転軸方向に前記テーパ部が設けられた位置で径が広がっている、ことを特徴とする。
本発明によれば、全閉形回転電機の冷却器の管板について、孔抜き加工機の能力の限界の板厚を超えた場合でも、効率的に孔開け加工を行うことが可能となる。
実施形態に係る全閉形回転電機の構成を示す立断面図である。 実施形態に係る管板構造の構成を示す斜視図である。 実施形態に係る管板構造の内側板要素と外側板要素との接合を示す正面図である。 実施形態に係る管板構造における冷却管の拡管前の状態を示す縦断面図である。 実施形態に係る管板構造における冷却管の拡管後の状態を示す縦断面図である。 実施形態に係る管板構造の製造方法の手順を示すフロー図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る全閉形回転電機および冷却器について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
図1は、実施形態に係る全閉形回転電機の構成を示す立断面図である。
全閉形回転電機200は、回転子10、固定子20、2つの軸受30、フレーム40、および冷却器100を有する。
回転子10は、ロータシャフト11と、ロータシャフト11の径方向外側に設けられた回転子鉄心12を有する。ロータシャフト11は、両側を回転可能に軸支され、軸方向に水平に延びている。回転子鉄心12は、強磁性体製で中央に開口を有する円板状の鋼板が軸方向に積層された構造である。ロータシャフト11には回転子鉄心12を挟んだ軸方向の両側にそれぞれ内扇51が取り付けられている。
固定子20は、回転子10の径方向外側に設けられて、軸方向に延びた円筒状である。固定子20は、固定子鉄心21と固定子巻線22を有する。固定子鉄心21は、強磁性体製で中央に開口を有する円板状の鋼板が軸方向に積層された積層構造である。積層構造中には、軸方向に1か所あるいは複数個所に固定子ダクト(図示せず)が設けられている。固定子ダクトは、図示しないスペーサによって軸方向に間隙が形成された部分であって、固定子20の内側から全周にわたって径方向に冷却用気体が流出する流路となる。
回転子鉄心12の径方向外側に対向する固定子鉄心21の内側面には周方向に互いに間隔をおいて軸方向に延びた図示しないスロットが形成されている。それぞれのスロット内および固定子鉄心21の軸方向の両外側には固定子巻線22が設けられている。
2つの軸受30は、回転子鉄心12をはさんでロータシャフト11の軸方向の両側を回転可能に支持している。それぞれの軸受30は、たとえば、転がり軸受あるいはすべり軸受である。軸受30は、それぞれ軸受ブラケット45に固定支持されている。
回転子鉄心12および固定子20は、フレーム40および両側の軸受ブラケット45により形成された空間内に収納されている。また、フレーム40の上部には、冷却器100が設けられている。
冷却器100は、複数の冷却管130、2つの管板構造120、および冷却器カバー110を有する。
冷却器カバー110は、冷却管130を収納している。フレーム40と冷却器カバー110とは、1つの冷却器入口側開口101、2つの冷却器出口側開口102によって連通している。冷却器入口側開口101は、軸方向には固定子鉄心21の上方に形成されている。また、2つの冷却器出口側開口102は、冷却器入口側開口101を挟んで、軸方向の両側に形成されている。
フレーム40内には仕切り板42が設けられている。仕切り板42は、円形の開口が形成された板状であり、固定子鉄心21の軸方向両側の端部に取り付けられている。固定子鉄心21の径方向外側の雰囲気と、軸方向外側の雰囲気は、仕切り板42により隔離されている。
複数の冷却管130は、軸方向に延び、互いに平行に配列されている。冷却管130は、両端を管板構造120により支持されている。冷却管130の両端のそれぞれは管板構造120を貫通し、冷却管130の内部は外部に開放されている。
フレーム40、2つの軸受ブラケット45、冷却器カバー110、2つの管板構造120、および複数の冷却管130は、互いに相俟って閉空間40aを形成している。
ロータシャフト11の、カップリング部11aと反対側(反カップリング側)の端部の近傍には、外扇140が設けられている。外扇140は、外扇カバー145内に収納されている。外扇カバー145は、外扇140を収納するとともに、反カップリング側の軸受ブラケット45および管板構造120を覆っている。外扇カバー145には、外気取り入れ孔145aが形成されている。
外扇140が回転すると、外気取り入れ孔145aから外扇カバー145に流入した外気は、外扇140を通過し、管板構造120を貫通して開口となっている各冷却管130の管内を通過して、反対側の管板構造120を貫通する端部のそれぞれの開口から外側に流出する。
閉空間40a内のたとえば空気などの冷却用気体は、2台の内扇51により駆動され、閉空間内40aを循環する。すなわち、2つの冷却器出口側開口102からフレーム40内に流入した冷却用気体は、内扇51を通過し、回転子鉄心12および固定子20側に圧送される。回転子鉄心12および固定子20を冷却しながら、冷却用気体は、固定子鉄心21に形成された固定子ダクトを径方向外側に流れ、冷却器入口側開口101から冷却器100に流入する。冷却管130の外側を通過しながら冷却された冷却用気体は、冷却器出口側開口102から再びフレーム40内に流入する。
図2は、実施形態に係る管板構造の構成を示す斜視図である。また、図3は、実施形態に係る管板構造の内側板要素と外側板要素との接合を示す正面図である。
管板構造120は、平板であって広がり方向に同じ形状、寸法の複数の板要素を有する。今、板要素が2枚の場合とすると内側板要素121と外側板要素122を有する。内側板要素121には、正方格子状に配列された複数の貫通孔121aが形成されている。同様に、図2では表示されていないが、外側板要素122にも、同様に正方格子状に配列され、複数のそれぞれが内側板要素121に形成された貫通孔と同一径の貫通孔122a(図4)が形成されている。正方格子の広がり方向について、複数の貫通孔122aのそれぞれの中心位置は、複数の貫通孔121aのそれぞれの中心位置に対応して同一箇所に形成されている。
なお、貫通孔121a、122bの配置は、正方格子状には限定されない。たとえば、三角配列、あるいは、熱交換器としての性能上必要なその他の配列でもよい。
内側板要素121の板厚と外側板要素122の板厚との合計値は、タレットパンチプレスの孔開け能力を超えているが、内側板要素121、外側板要素122それぞれの板厚は、タレットパンチプレスなどの孔抜き加工機により孔開け可能な板厚であり、タレットパンチプレスなどの孔抜き加工機により孔開けされたものである。なお、内側板要素121、外側板要素122それぞれの板厚は異なっていてもよい。
内側板要素121と外側板要素122は、広い面同士が重ねあわされている。内側板要素121と外側板要素122は、広がり方向についての4隅を、ノックピン120aで相互に固定されている。また、正方格子状に並んだ箇所で、内側板要素121と外側板要素122とはスポット溶接され、それぞれのスポット溶接点120bのスポット溶接部123(図4)で互いに接合している。スポット溶接点120bの位置は、貫通孔121aの縦方向および横方向の各ピッチの中央である。
なお、内側板要素121と外側板要素122は、スポット溶接による接合には限定されない。たとえば、全面的あるいは部分的に接着剤により接合されていてもよい。あるいは、ずれが生じなければ、ボルトとナットによる結合により内側板要素121と外側板要素122を接合してもよい。この場合は、接合部がずれないように、リーマボルトを用いてもよい。
板の面外方向の力に対する曲げ剛性Dは、D=Et/[12(1−ν)]で与えられる。ここで、Eはヤング率、νはポアソン比、tは板厚である。すなわち、板厚の3乗に比例する。今、板厚tの板2枚の剛性を、板厚2tの板の剛性を比較すれば、その比は、次のように、4分の1に低下する。
(2枚の場合/板厚2倍の場合)=2(t/(2t=1/4
これは、2枚の板が相互に拘束することなく互いに自由に摺動する場合である。2枚の板の間が、たとえば接着剤などで完全に接着している場合には、ほとんど1枚の板の挙動に近くなる。したがって、正方格子状にスポット溶接部123で互いに接合し、4隅をノックピン120aで互いに固定されている本実施形態の場合は、内側板要素121と外側板要素122の挙動が互いに完全に自由という状態から、互いにある程度拘束された状態へと変化していることが期待される。すなわち、内側板要素121と外側板要素122の全体の剛性は、一体の場合の1/4までは低下せずに、これよりは1に近づく方向に改善されていると考えられる。
したがって、内側板要素121と外側板要素122の全体の剛性の、内側板要素121と外側板要素122の板厚の合計値の板厚を有する1枚の板の剛性に対する比の値をK(<1)とすれば、たとえば、必要板厚が剛性確保から決定されるような場合には、計算上必要な板厚tnに対して、複数の管板の合計の板厚tsを、ts=tn/K以上とすることにより、必要な強度を確保することができる。
図4は、冷却管の拡管前の状態を示す縦断面図である。内側板要素121の貫通孔121aの少なくとも1方の面の側にはテーパ部121bが形成されている。また、外側板要素122の貫通孔122aの少なくとも内側板要素121側にはテーパ部122bが形成されている。それぞれのテーパ部は、開口部に向かって広がっている。すなわち、表面に近くなるほど径が大きくなるように形成されている。図4では、内側板要素121の両面側に、テーパ部121bが形成されている場合を示している。
このように、冷却管130が貫通する内側板要素121および外側板要素122には、冷却管130の径方向外側に広がっている部分が形成される。この広がっている部分は、内側板要素121の外面と外側板要素122の内面の境界付近(図4のA部)と、内側板要素121の内面側(図のB部)である。
図5は、冷却管の拡管後の状態を示す縦断面図である。図4のA部での冷却管130の拡管により拡管部130aが形成される。また、図4のB部での冷却管130の拡管により拡管部130bが形成される。
特に、拡管部130aは、この一か所で、冷却管130の軸方向外側への移動(図5の右側方向)と、軸方向内側への移動(図5の左側方向)の両方を拘束している。
また、拡管部130bは、拡管部130aと隣接することによって、内側板要素121が、相対的に冷却管130側、すなわち径方向内側に突出した状態となっており、同様に、冷却管130の軸方向外側への移動と軸方向内側への移動の両方を拘束している。
この結果、冷却管130が内側板要素121および外側板要素122としっかり接合される。したがって、たとえば、回転電機あるいは冷却用気体の流れによる振動源がある場合であっても、振動を助長したり、騒音を発生したりすることがない。
なお、拡管部130aのみでも十分に拘束機能が確保されていれば、拡管部130bを形成せずに、拡管部130aのみの形成であってもよい。あるいは、両側の管板構造120にそれぞれ設けられていれば、拡管部130bのみの形成であってもよい。
図6は、実施形態に係る管板構造の製造方法の手順を示すフロー図である。
まず、各板要素のそれぞれに、孔抜き加工機で必要な数の孔の孔開け加工を行う(ステップS01)。すなわち板要素が2枚の場合は、内側板要素121に必要な数の貫通孔121aを形成し、外側板要素122に必要な数の貫通孔122aを形成する。次に、各板要素に形成した貫通孔のそれぞれにテーパ部を形成する(ステップS02)。
次に内側板要素121と外側板要素122とを重ねて、4隅にノックピン用の孔を形成し、それぞれにノックピン120aを挿入する(ステップS03)。さらに、各板要素121、122同士を複数個所で互いに接合させる(ステップS04)。接合は、たとえばスポット溶接あるいはリーマボルト等による。この段階で、それぞれの管板構造120が形成される。
次に、冷却器100の組立て段階で、各冷却管130の拡管を行う(ステップS05)。すなわち、2つの管板構造120を対向させ、冷却器カバー110と結合する。この後、各冷却管130を管板構造120の貫通孔121a、122aに挿入し、軸方向の位置決めを行う。次に、それぞれの冷却管130の拡管を行い、拡管部130a、130bを形成する。
以上のように、全閉形回転電機の冷却器の管板についてタレットパンチプレスなどの孔抜き加工機の能力の限界の板厚を超えた場合でも、効率的に孔開け加工を行い、かつ必要な板厚の管板を得ることが可能となる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、実施形態においては、管板構造が2枚の管板を有する場合を示したが、これに限定されない。必要に応じて、さらに3枚以上の場合であってもよい。また、実施形態では、横置き型の場合を例にとって示したが、縦置き型の場合であってもよい。
さらに、実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、11a…カップリング部、12…回転子鉄心、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、30…軸受、40…フレーム、40a…閉空間、42…仕切り板、45…軸受ブラケット、51…内扇、100…冷却器、101…冷却器入口側開口、102…冷却器出口側開口、110…冷却器カバー、120…管板構造、120a…ノックピン、120b…スポット溶接点、121…内側板要素(板要素)、121a…貫通孔、121b…テーパ部、122…外側板要素(板要素)、122a…貫通孔、122b…テーパ部、123…スポット溶接部、130…冷却管、130a、130b…拡管部、140…外扇、145…外扇カバー、145a…外気取り入れ孔、200…全閉形回転電機

Claims (4)

  1. 回転軸方向に延びて回転可能に軸支されたロータシャフトと前記ロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心とを有する回転子と、
    前記回転子鉄心の径方向外側に設けられた円筒状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心内を前記回転軸方向に貫通する固定子巻線とを有する固定子と、
    前記回転子鉄心と前記固定子とを収納するフレームと、
    前記ロータシャフトを回転可能に軸支する2つの軸受と、
    前記軸受をそれぞれ固定支持し前記フレームに接続する軸受ブラケットと、
    前記回転子および前記固定子を冷却する冷却用気体を冷却する複数の冷却管と、前記冷却管の両端を支持する2つの管板構造と、前記冷却管を収納し、前記フレーム、前記軸受ブラケットおよび前記管板構造と相まって閉空間を形成する冷却器カバーと、を有する冷却器と、
    を備え、
    前記2つの管板構造のそれぞれは、広がり方向に同一形状、同一寸法の複数の板要素を有し、
    前記複数の板要素のそれぞれは、互いに同一個所に複数の貫通孔が形成され、互いにすべての貫通孔が一致するように重ね合わされて、互いに密着して対向する面同士が重なるように複数個所で接合され、
    前記貫通孔の少なくとも一方の隣接する貫通孔に対向する側の端部には開口部に向かって広がったテーパ部が形成され、
    互いに対向する前記貫通孔の前記テーパ部を除く部分の径は互いに同一であり、
    前記冷却管は、前記回転軸方向に前記テーパ部が設けられた位置で径が広がっている、
    ことを特徴とする全閉形回転電機。
  2. 前記接合は、スポット溶接により行われたものであることを特徴とする請求項1に記載の全閉形回転電機。
  3. 前記接合は、接着剤により前記2つの管板構造が互いに対向する面の全面にわたって行われたものであることを特徴とする請求項1に記載の全閉形回転電機。
  4. 全閉形回転電機の回転子および固定子を冷却する冷却用気体を冷却する複数の冷却管と、
    前記冷却管の両端を支持する2つの管板構造と、
    前記冷却管を収納し、フレーム、軸受ブラケットおよび前記管板構造と相まって閉空間を形成する冷却器カバーと、
    を備える冷却器であって、
    前記2つの管板構造のそれぞれは、広がり方向に同一形状、同一寸法の複数の板要素を有し、
    前記複数の板要素のそれぞれは、互いに同一個所に複数の貫通孔が形成され、互いにすべての貫通孔が一致するように重ね合わされて、互いに密着して対向する面同士が重なるように複数個所で接合され、
    前記貫通孔の少なくとも一方の隣接する貫通孔に対向する側の端部には開口部に向かって広がったテーパ部が形成され、
    互いに対向する前記貫通孔の前記テーパ部を除く部分の径は互いに同一であり、
    前記冷却管は、回転軸方向に前記テーパ部が設けられた位置で径が広がっている、
    ことを特徴とする冷却器
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