JP5997076B2 - エレベータ及びこれに備えられるテールコード制振装置 - Google Patents

エレベータ及びこれに備えられるテールコード制振装置 Download PDF

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本発明は、エレベータと、一端がエレベータの乗りかごに接続されたテールコードの制振装置とに関する。
エレベータは、昇降路内に設置された乗りかごと、一端が乗りかごに結索されたワイヤロープを巻上げ又は繰出しして乗りかごを昇降させる巻上げ機と、巻上げ機の駆動制御を行うエレベータ制御装置と、エレベータ制御装置から乗りかごへの電源の供給、及びエレベータ制御装置と乗りかごとの間の信号の授受を行うテールコードを備えている。テールコードの一端は乗りかごに接続され、他端は昇降路の高さ方向の中間位置に設置された中継ボックスに接続される。
テールコードは、地震や風による建物の揺れ或いは乗りかごの駆動及び停止などの様々な要因によって動揺する。従来の一般的なエレベータにおいては、テールコードが昇降路内に吊り下げられており、しかもテールコードの動揺を抑制するための手段が備えられていない。このため、建物の揺れ等に応じてテールコードが動揺した場合、昇降路内に配置された機器類にテールコードが衝突しやすく、機器類の故障やテールコードの断線等の発生が懸念される。特に、テールコードの揺れ幅は、テールコードが長いほど大きくなるので、高層用のエレベータにおいてこのような不都合が生じやすくなる。
従来、このような問題を解決するため、昇降路に沿って昇降路ダクトと呼ばれるテールコードの挿通路を建物に形成すると共に、昇降路と昇降路ダクトとを連通する隙間に昇降路ダクトから昇降路へのテールコードの飛び出しを防止するためのコード止め部材を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1の要約書参照。)。特許文献1に記載のエレベータは、昇降路ダクトによってテールコードの動揺を抑制することができるので、テールコードの動揺に起因する機器類の故障やテールコードの断線等を防止することができる。
特開2005−145614号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエレベータは、昇降路に沿って昇降路ダクトを建物に形成しなくてはならないので、建物の建設コストが高価になるばかりでなく、エレベータの設置スペースが大きくなって、その分、有効利用可能な他のスペースが狭くなる。また、昇降路ダクト内へのテールコードの挿通には多大の労力を要するため、エレベータの据え付け作業性が悪くなる。
本発明は、このような従来技術の実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、エレベータの設置スペースを拡大せず、かつエレベータの据え付け作業性を悪化させずにテールコードの動揺を確実に抑制できるテールコード制振装置と、当該制振装置を備えたエレベータとを提供することにある。
本発明は、上述の課題を解決するため、エレベータに関しては、昇降路内に設置された乗りかごと、前記乗りかごを昇降駆動する巻上げ機と、前記巻上げ機の駆動制御を行うエレベータ制御装置と、前記乗りかごと前記エレベータ制御装置を電気的に接続するテールコードとを備えたエレベータにおいて、前記昇降路の壁面又は前記昇降路の壁面に固定された構造物に、前記テールコードを挿通可能な内幅を有するコの字形に形成された前記テールコードの保持枠と、前記保持枠を構成する2枚の側板部の内側に配置され、前記乗りかごの昇降に追従して変位する前記テールコードにより開閉操作されて、前記保持枠内に入った前記テールコードの前面側を閉止する開閉部材を備えた1乃至複数個のテールコード制振装置を取り付けたことを特徴とする。
また、本発明は、上述の課題を解決するため、テールコードの制振装置に関しては、テールコードを挿通可能な内幅を有するコの字形に形成された前記テールコードの保持枠と、前記保持枠を構成する2枚の側板部の内側に配置され、乗りかごの昇降に追従して変位するテールコードにより開閉操作されて、前記保持枠内に入った前記テールコードの前面側を閉止する開閉部材を備えることを特徴とする。
本発明によると、昇降路の壁面又は昇降路の壁面に固定された構造物に1乃至複数個のテールコード制振装置を取り付けるので、建物にテールコード制振用の昇降路ダクトを形成する必要がなく、建物の建設コストの上昇及びエレベータの設置スペースの拡大を防止することができる。また、本発明のテールコード制振装置は、保持枠に、テールコードの折り返し部により開操作されると共に、折り返し部の通過後は保持枠を自動的に閉止する開閉部材を備えたので、保持枠を昇降路内の適所に備えるだけでテールコードの保持を自動的に行うことができ、エレベータの据え付け作業を容易化することができる。
第1実施形態に係るエレベータの構成を示す昇降路の縦断面図である。 第2実施形態に係るエレベータの構成を示す昇降路の横断面図である。 実施例1に係るテールコード制振装置の斜視図である。 実施例1に係るテールコード制振装置の正面図である。 実施例1に係るテールコード制振装置のテールコード保持状態を示す斜視図である。 実施例2に係るテールコード制振装置の斜視図である。 実施例2に係るテールコード制振装置の動作説明図である。 実施例3に係るテールコード制振装置の構成及び動作を示す正面図である。
以下、本発明に係るエレベータの実施形態を、図を用いて説明する。
第1実施形態に係るエレベータ1Aは、図1に示すように、昇降路2の壁面に、複数個(図1の例では5個)のテールコード制振装置3を、それぞれ所定の間隔を隔てて縦一列に取り付けたことを特徴とする。その他の部分に関しては、公知に属する一般的なエレベータと同様に構成される。
即ち、昇降路2内には、昇降路2の壁面に固定された図示しない案内レールを介して乗りかご4が設置され、乗りかご4は、ワイヤロープ5を介して巻上げ機6に連結されている。巻上げ機6は、エレベータ制御装置7によって駆動が制御され、乗りかご4を昇降路2に沿って昇降させる。乗りかご4とエレベータ制御装置7は、テールコード8を介して電気的に接続されている。テールコード8は、乗りかご4を建物の最下階と最上階の間で運転可能な長さを有しており、一端が乗りかご4に接続されると共に、他端が昇降路2の高さ方向の中間位置に設置された中継ボックス9に接続されている。中継ボックス9とエレベータ制御装置7は、昇降路2の壁面に沿って配線された固定ケーブル10を介して接続されており、これにより、エレベータ制御装置7から乗りかご4への電源の供給及びエレベータ制御装置7と乗りかご4との間の信号の送受信が可能になる。テールコード制振装置3の設定数及び設定間隔は、テールコード8の全長や揺動しやすさ等を考慮して定められる。
第2実施形態に係るエレベータ1Bは、昇降路2の壁面にテールコード制振装置3を直接取り付ける構成に代えて、図2に示すように、昇降路2の壁面に沿って配置された高剛性の構造物にテールコード制振装置3を取り付けたことを特徴とする。図2の例では、昇降路2の壁面に固定された乗りかご4の案内レール11にブラケット12が一体に形成されており、このブラケット12にテールコード制振装置3が取り付けられている。なお、図2に記載の符号13は、乗りかご4に設けられたガイド部材を示しており、昇降路2の壁面に固定された案内レール11に係合される。
次に、本発明に係るテールコード制振装置3の実施形態を、実施例毎に図を用いて説明する。
実施例1に係るテールコード制振装置3Aは、図3〜図5に示すように、基板部21及び当該基板部21の左右両側辺から同一方向に起立された2枚の側板部22からなるコの字形の保持枠23と、側板部22の内面に取り付けられたヘの字形の開閉部材24と、側板部22の内面と開閉部材24の曲折部25との間に設けられ、開閉部材24を常時開方向に付勢する蝶ばね26とから構成されている。
基板部21には、1乃至複数個(図4の例では2個)のボルト貫通孔21aが開設されており、保持枠23は、該ボルト貫通孔21aに貫通された図示しないボルトを用いて、昇降路2の壁面、又は昇降路2の壁面に固定されたブラケット12等の構造物に固定される。また、2枚の側板部22の内面の間隔は、テールコード8の幅よりも大きく設定され、テールコード8を挿通できるようになっている。
開閉部材24は、図3〜図5に示すように、曲折部25を介してその下方部分が、テールコード8によって押圧操作される操作部27になっており、また、曲折部25を介してその上方部分が、保持枠23内に入ったテールコード8の前方に移動して保持枠23内からのテールコード8の脱落を防止する脱落防止部28となっている。脱落防止部28の横幅は操作部27の横幅よりも小さく形成されており、脱落防止部28は操作部27の幅方向の中間位置に形成される。このように構成された本例の開閉部材24は、操作部27がテールコード8の通過経路上に配置され、かつ脱落防止部28が保持枠23内に入ったテールコード8の前方に移動可能であるようにして、保持枠23を構成する側板部22の内面に取り付けられる。
蝶ばね26は、開閉部材24に形成された曲折部25の付近に備えられ、一端が操作部27の外面に固定又は当接されると共に、他端が側板部22の内面に固定又は当接されている。したがって、蝶ばね26は、図3及び図4に示すように、脱落防止部28の外面を側板部22の内面に当接させ、操作部27を保持枠23内に突出させる方向に開閉部材24を付勢している。
以下、実施例1に係るテールコード制振装置3Aの動作について説明する。
保持枠23にテールコード8が保持されていない状態においては、図3及び図4に示すように、蝶ばね26の弾性力により、開閉部材24の脱落防止部28が保持部23の側板部22に当接され、開閉部材24の操作部27が保持枠23内に突出されている。乗りかご4の下降に伴ってテールコード8の折り返し部8aが下降し、下降してきたテールコード8の折り返し部8aが保持枠23内に入ると、保持枠23内に突出されている開閉部材24の操作部27にテールコード8の折り返し部8aが当接し、その力によって、開閉部材24が蝶ばね26の弾性力に抗して逆方向に回動される。これにより、図5に示すように、開閉部材24の操作部27が保持枠23の側板部22に当接する方向に旋回されると共に、開閉部材24の脱落防止部28が保持枠23内に入ったテールコード8の前面側に旋回する。保持枠23内にテールコード8が入っている間は、開閉部材24の操作部27がテールコード8の側辺部により押圧されるため、保持枠23の側板部22に当接する方向に旋回され続け、開閉部材24の脱落防止部28は保持枠23内に入ったテールコード8の前面側に旋回されたままの状態となる。したがって、保持枠23からのテールコード8の脱落を確実に防止できる。
一方、保持枠23内にテールコード8が保持されている状態から、乗りかご4の上昇に伴ってテールコード8の折り返し部8aが上昇し、上昇してきたテールコード8の折り返し部8aが保持枠23の設定位置を超えると、テールコード8との係合が解除されるため、開閉部材24が蝶ばね26の弾性力によって付勢方向に旋回し、図4及び図5の状態に戻る。したがって、保持枠23からのテールコード8の離脱を円滑に行うことができる。
実施例2に係るテールコード制振装置3Bは、図6及び図7に示すように、基板部31、当該基板部31の左右両側辺から同一方向に起立された2枚の側板部32及び側板部32の先端から外向きに折り返された開閉部材設定部33からなる略コの字形の保持枠34と、開閉部材設定部33の外面に旋回可能に取り付けられたアーム状の開閉部材35と、開閉部材設定部33と開閉部材35との間に設けられ、開閉部材35を常時水平位置に保持するコイルばね36と、開閉部材35の外側に配置され、開閉部材設定部33に固着された補強部材37とから構成されている。
開閉部材35は、図6及び図7(a),(c)に示すように、基端部の中央が連結ピン38を介して開閉部材設定部33に揺動自在に連結され、基端部の上辺と開閉部材設定部33との間に張設されたコイルばね36によって水平に保持されている。その他については、実施例1に係るテールコード制振装置3Aと同じであるので、対応する部分に同一の符号を付して説明を省略する。
以下、実施例2に係るテールコード制振装置3Bの動作について説明する。
保持枠34にテールコード8が保持されていない状態においては、図6及び図7(a)に示すように、コイルばね36の弾性力により、開閉部材35の先端部が保持枠34の開口部内に突出されている。乗りかご4の下降に伴ってテールコード8の折り返し部8aが下降し、下降してきたテールコード8の折り返し部8aが保持枠34内に入ると、図7(b)に示すように、保持枠34の開口部内に突出されている開閉部材35にテールコード8の折り返し部8aが当接し、その力によって、開閉部材35の先端部が連結ピン38を中心としてコイルばね36の弾性力に抗して下向きに回動される。テールコード8の折り返し部8aがさらに下降し、開閉部材35を通過すると、開閉部材35は、コイルばね36の弾性力により、元の水平状態に戻る。これにより、保持枠34からのテールコード8の脱落を確実に防止できる。
一方、保持枠34内にテールコード8が保持されている状態から、乗りかご4の上昇に伴ってテールコード8の折り返し部8aが上昇し、上昇してきたテールコード8の折り返し部8aが保持枠34内に入ると、保持枠34の開口部内に突出されている開閉部材35にテールコード8の折り返し部8aが当接し、その力によって、開閉部材35の先端部が連結ピン38を中心として上向きに回動される。テールコード8の折り返し部8aがさらに上昇し、開閉部材35を通過すると、開閉部材35は、コイルばね36の弾性力により、元の水平状態に戻る。これにより、保持枠34からのテールコード8の離脱を円滑に行うことができる。
本実施例に係るテールコード制振装置3Bは、実施例1に係るテールコード制振装置3Aと同様の効果を有するほか、開閉部材35の外面側に補強部材37を設けたので、開閉部材35の変形を防止でき、耐久性に優れる。
実施例3に係るテールコード制振装置3Cは、図8に示すように、基板部41及び当該基板部41の左右両側辺から同一方向に起立された2枚の側板部42からなるコの字形の保持枠43と、側板部42の外面に一端が固着されたくの字形の弾性板からなる開閉部材44とから構成されている。
側板部42には、開閉部材44の先端側を挿通可能な透孔45が開設されており、開閉部材44の一端は、当該透孔45の上部または下部に固定されている。また、くの字形に曲折された開閉部材44の中央部分は、透孔45を貫通して、2枚の側板部42の中間部に突設されている。その他については、実施例1に係るテールコード制振装置3A及び実施例2係るテールコード制振装置3Bと同じであるので、対応する部分に同一の符号を付して説明を省略する。
以下、実施例2に係るテールコード制振装置3Cの動作について説明する。
保持枠43にテールコード8が保持されていない状態においては、図8に実線で示すように、開閉部材44の中央部が保持枠43内に突出されている。乗りかご4の下降に伴ってテールコード8の折り返し部8aが下降し、下降してきたテールコード8の折り返し部8aが保持枠43内に入ると、保持枠43内に突出されている開閉部材44にテールコード8の折り返し部8aが当接し、その力によって、図8に破線で示すように開閉部材44が弾性変形され、開閉部材44は透孔45を通って側板部42の外側に退避される。テールコード8の折り返し部8aがさらに下降し、開閉部材44を通過すると、開閉部材44は、自身の弾性力により、保持枠43内に突出する。これにより、保持枠43からのテールコード8の脱落を確実に防止できる。
一方、保持枠31内にテールコード8が保持されている状態から、乗りかご4の上昇に伴ってテールコード8の折り返し部8aが上昇し、上昇してきたテールコード8の折り返し部8aが保持枠43内に入ると、保持枠43内に突出されている開閉部材44にテールコード8の折り返し部8aが当接し、その力によって、開閉部材44が弾性変形され、開閉部材44は透孔45を通って側板部42の外側に退避される。テールコード8の折り返し部8aがさらに上昇し、開閉部材44を通過すると、開閉部材44は、自身の弾性力により、保持枠43内に再度突出する。これにより、保持枠44からのテールコード8の離脱を円滑に行うことができる。
本実施例に係るテールコード制振装置3Cは、実施例1に係るテールコード制振装置3Aと同様の効果を有するほか、開閉部材44自身に弾性を付与したので、他の特別なばね部材を必要とせず、安価に実施することができる。
1…エレベータ、2…昇降路、3A,3B,3C…テールコード制振装置、4…乗りかご、5…ワイヤロープ、6…巻上げ機、7…エレベータ制御装置、8…テールコード、9…中継ボックス、10…固定ケーブル、11…案内レール、12…ブラケット、13…ガイド部材、21…基板部、21a…ボルト貫通孔、22…側板部、23…保持枠、24…開閉部材、25…曲折部、26…蝶ばね、27…操作部、28…脱落防止部、31…基板部、32…側板部、33…開閉部材設定部、34…保持枠、35…開閉部材、36…イルばね、37…補強部材、38…連結ピン、41…基板部、42…側板部、43…保持枠、44…開閉部材、45…透孔。

Claims (4)

  1. 昇降路内に設置された乗りかごと、前記乗りかごを昇降駆動する巻上げ機と、前記巻上げ機の駆動制御を行うエレベータ制御装置と、前記乗りかごと前記エレベータ制御装置を電気的に接続するテールコードとを備えたエレベータにおいて、
    前記昇降路の壁面又は前記昇降路の壁面に固定された構造物に、前記テールコードを挿通可能な内幅を有するコの字形に形成された前記テールコードの保持枠と、前記保持枠を構成する2枚の側板部の内側に配置され、前記乗りかごの昇降に追従して変位する前記テールコードにより開閉操作されて、前記保持枠内に入った前記テールコードの前面側を閉止する開閉部材を備えた1乃至複数個のテールコード制振装置を取り付けたことを特徴とするエレベータ。
  2. 請求項1に記載のエレベータにおいて、
    前記テールコード制振装置として、前記保持枠と、前記保持枠を構成する2枚の側板部の内面に旋回可能に取り付けられ、前記テールコードによって旋回操作されるヘの字形の開閉部材と、前記開閉部材をその曲折部を中心として一方向に付勢するばね部材とからなるものを用いたことを特徴とするエレベータ。
  3. 請求項1に記載のエレベータにおいて、
    前記テールコード制振装置として、前記保持枠と、前記保持枠を構成する2枚の側板部に一端が固定されて、前記2枚の側板部の内側に配置され、前記テールコードによって弾性変形されるくの字形のばね材からなる前記開閉部材とからなるものを用いたことを特徴とするエレベータ。
  4. テールコードを挿通可能な内幅を有するコの字形に形成された前記テールコードの保持枠と、前記保持枠を構成する2枚の側板部の内側に配置され、乗りかごの昇降に追従して変位するテールコードにより開閉操作されて、前記保持枠内に入った前記テールコードの前面側を閉止する開閉部材を備えることを特徴とするテールコード制振装置。
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