JP5992407B2 - アーク消去方法及びアーク消去システム - Google Patents

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Description

本発明は、気体放電チャンバ内のアークの消去方法であって、該気体放電チャンバに電力が供給され、電流が第1の方向に流れるときと、逆の第2の方向に流れるときとの双方の場合において、該気体放電チャンバ内に気体放電が生成され、アークが検出された場合、該気体放電チャンバへの電力供給を中断する、アークの消去方法に関する。
本発明はさらに、電力供給部と気体放電チャンバの電極との間の少なくとも一部区間に給電線を含むアーク消去システムであって、一方向に電流が流れたときと、逆の第2の方向に電流が流れたときとの双方の場合において、該気体放電チャンバ内に気体放電が生成されるように構成されたアーク消去システムに関し、該アーク消去システムはアーク消去装置を有する。
真空プラズマ発生装置としては、種々の電力クラスのものや、種々の出力信号波形を有するものが公知となっている。
ガラス真空コーティングでは、たとえば、出力信号が30〜300kWの電力を有するMF信号である中波帯(MF)発生器が使用される。このMF信号は大抵、10kHz〜200kHzの周波数を有する正弦波信号である。その場合には、出力電圧は数百V〜1000Vを超える場合がある。プラズマを点弧させるためには、この電圧はしばしば、通常動作時よりも格段に高くなることがある。
プラズマ中には、いわゆるアークと称される、短時間の弧絡や比較的長時間維持される弧絡が生じることがあり、このアークは望ましくない。アークは通常、とりわけ発生器の出力端や発生器の別の場所における電圧の降下や低下と電流の上昇とによって検出される。このようなアークが検出された場合には、このアークが可能な限り迅速に消去するかないしは完全に発達しきらないようにしなければならない。
EP1720195A1から、交流電圧とりわけMF交流電圧で動作する気体放電装置におけるアーク消去システムが公知である。このアーク消去システムは、アーク消去装置と、該アーク消去装置を制御するアーク検出装置とを有し、該アーク消去装置は少なくとも1つの制御可能な抵抗を有し、該制御可能な抵抗は、交流電圧源から前記気体放電装置まで繋がっている電気的線路に直列接続で配置されている。前記制御可能な抵抗器としてスイッチが設けられる。これはとりわけIGBTである。アークが検出された場合、スイッチを導通状態に切り替えることにより、スイッチにおいて電気エネルギーを意図的に熱に変換する。その際には、IGBTの空乏層が非常に大きく加熱されてしまうので、その結果、IGBTを破壊することなく対応できるアークの数はごく僅かとなってしまう。
それゆえ本発明の課題は、アーク発生率が上昇しても使用できるアーク消去方法とアーク消去装置とを提供することである。
前記課題は、請求項1に記載の特徴を有する方法と、請求項7に記載の構成を有するアーク消去システムとによって解決される。
本発明では、アークが検出された場合、気体放電チャンバへの給電線および/または気体放電チャンバ内部に存在する残留エネルギーをエネルギー蓄積器へ供給する。このことにより、プラズマプロセスの残留エネルギーを格段に低減することができる。本発明の方法により、非常に迅速かつ高効率なアーク消去を実現することができる。アークエネルギーを非常に大きくかつ迅速に低減することができる。さらに本発明の方法によって、気体放電チャンバの部品の劣化も、気体放電チャンバの電極の駆動制御装置の劣化も軽減することができる。
上記実施形態に代わる、本発明の方法の択一的な実施形態では、アークが検出された場合、少なくとも1つのスイッチを開放することによって気体放電チャンバへの電力供給を遮断し、該スイッチにおける電圧をエネルギー蓄積器の電圧に制限することができる。このようにして、気体放電チャンバへの給電線および/または気体放電チャンバ内部に存在する残留エネルギーをエネルギー蓄積器へ供給することができる。さらに付加的に、出力トランスの漏れインダクタンスまたは出力振動回路のインダクタンスに残った残留エネルギーをエネルギー蓄積器へ供給することもできる。このようにして、この残留エネルギーがアークへ供給されるのが阻止される。
非線形の素子により、前記エネルギー蓄積器からエネルギーが、気体放電チャンバへの給電線および/または気体放電チャンバへ戻るのを低減するか、または遮断することができる。このことにより、気体放電チャンバ内において残留エネルギーが非常に小さい場合にはアークを非常に迅速に消去することができる。アークエネルギーを迅速かつ高効率で低減することができる。
このようにして、気体放電チャンバにおける破壊の程度を低減することができる。スイッチにおける損失電力を低減し、それにより、たとえば2kHzを上回る高いアーク発生率の場合にも本発明の方法を使用できるようになる。
アークが無い動作状態において、すなわち通常動作時に、予め定められた蓄積状態にまでエネルギー蓄積器のチャージを予め行うことができる。このような方法により、アーク消去を迅速化することができる。
また、アーク消去を行った後に、予め定められた蓄積状態になるまでエネルギー蓄積器の放電を行うこともできる。このことにより、次のアークが発生したときにエネルギー蓄積器が十分に残留エネルギーを再び吸収できるようになることが保証される。このことにより、アーク処理の開始時の初期状態は常に同じになる。さらに、このような実施形態によってエネルギー蓄積器の破壊を防止することもできる。
第1の方向に電流が流れることに起因する残留エネルギーも、第2の方向に電流が流れることに起因する残留エネルギーも、もっぱら1つの(同じ)エネルギー蓄積器にのみ供給されるようにすることができる。このようにすると、電流の方向が異なるごとに異なるエネルギー蓄積器を2つ設ける必要がなくなる。このことにより、回路の構成がより簡略化され、高コストの部品の数が低減し、エネルギー蓄積器の事前充電および放電を簡略化することができる。
残留エネルギーをエネルギー蓄積器へ供給することにより、給電線において、とりわけ給電線の線路インダクタンスにおいて、電圧の反転を生じさせることができ、このことにより、アーク消去がより迅速化される。
気体放電への電力の供給を遮断して残留エネルギーをエネルギー蓄積器へ供給するために、該電力の供給を切り替えることは、1つの駆動制御信号のみを用いて行うことができ、こうするためには、2つの電子スイッチを該1つの駆動制御信号によって同時に駆動制御し、とりわけ開放することができる。
前記電子スイッチは、IGBT、MOSFETまたは別の電子スイッチとすることができる。
これら2つのスイッチの構成は同一とすることができる。このことにより、本発明の方法を実施するための回路の構成が簡略化される。高コストの部品の数を低減することができる。始動および監視が簡略化される。
気体放電チャンバへ電力が供給される間は、前記2つの電子スイッチを閉成し、アークが検出されたときにこれらの電子スイッチを開放することができる。このことにより、スイッチにおける損失電力が低減され、この損失電力の低減により、アーク発生率が高くても(>2kHz)本発明の方法を使用することができる。
気体放電チャンバへ電力が供給される間は、少なくとも1つの電子スイッチを閉成し、アークが検出されたときにこの電子スイッチを開放することができる。このことにより、スイッチにおける損失電力が低減する。
本発明のアーク消去システムは、気体放電チャンバへの給電線および/または気体放電チャンバ内に存在するエネルギーを吸収するためのエネルギー蓄積器を備えたアーク消去装置を含む。このようなアーク消去装置により、非常に迅速かつ高効率なアーク消去を実現することができる。アークエネルギーは低減し、気体放電チャンバの部品の劣化は軽減される。
このようなシステムにより、出力振動回路の出力トランスの漏れインダクタンスに残った残留エネルギーをエネルギー蓄積器へ供給することもできる。このようにして、この残留エネルギーがアークへ供給されるのが阻止される。
気体放電チャンバ内の気体放電は、第1の方向に電流を流しても、逆方向に電流を流しても生成される。その際に、気体放電チャンバ内にアークが発生することがある。エネルギー蓄積器を設けることにより、アークにエネルギーが供給され続けるのを阻止することができる。とりわけ、気体放電チャンバからアークエネルギーを取り出してエネルギー蓄積器へ供給することもできる。
前記アーク消去装置は、エネルギー蓄積器から前記給電線と前記気体放電チャンバとへ電力が流れるのを低減または阻止するように設けられた非線形の素子を有することができる。その際にはとりわけ、前記アーク消去装置は少なくとも1つのスイッチを有し、該少なくとも1つのスイッチは、エネルギー供給装置から気体放電チャンバの両電極のうち1つへ繋がっている給電線に直列接続で配されており、アーク検出時には該少なくとも1つのスイッチは駆動制御信号による駆動制御によって開放されるように構成することができる。このことにより回路の構成が簡略化される。スイッチにおける損失を低減することができる。このことにより、アーク頻度の上昇にも対応することができる。
前記スイッチに接続された駆動制御回路を有するアーク検出装置を、前記アーク消去装置に接続して設けることができる。このことにより、アーク持続時間、アーク応答閾値、および、アークに応答するまでの遅延時間を調整することができる。前記駆動制御回路は、周期的または非周期的なパルスにも使用することができ、たとえば予防的なアーク防止にも使用することができる。
前記エネルギー蓄積器はキャパシタを含むことができる。前記エネルギー蓄積器がキャパシタである場合、たとえば前記給電線のインダクタンスに蓄積された残留エネルギーを別のエネルギー蓄積器に、最も迅速に移し替えることができる。有利にはさらにダイオードを設ける。このダイオードにより、回路技術的に非常に簡単に、エネルギーが給電線へ戻るのを阻止することができる。
残留エネルギーの大部分はしばしば、給電線のインダクタンスおよび/または出力振動回路のインダクタンスに蓄積されることが多い。その際には、この残留エネルギーをキャパシタに移し替えるのが特に有利である。残留エネルギーの大部分が、たとえば給電線のキャパシタンスおよび/または気体放電チャンバ等である容量に蓄積される構成の場合には、エネルギー蓄積器をインダクタンスとすることができる。
エネルギー蓄積器の事前充電を行うために直流電圧源を設けることができる。直流電圧は簡単に準備することができる。直流電圧は非常に簡単に、接地電位から直流分離して準備することができ、このことは上述の場合に有利である。直流電圧は非常に簡単に、場合によっては非常に迅速に制御することができ、しばしば気体放電プロセスが異なることが多く、気体放電プロセスのアークの振舞いが異なっても、直流電圧をこの気体放電プロセスに適合することができる。エネルギー蓄積器の事前充電を行うために、整流素子を介して、とりわけダイオードを介して、給電線の接続ノードとエネルギー蓄積器のキャパシタとを接続することができる。このように構成された回路により、エネルギー蓄積器の事前充電、とりわけキャパシタンスの事前充電を簡単に行うことができる。さらに、直流分離された電圧供給部を追加する必要もない。このことにより、キャパシタの電圧がプラズマ処理の電圧に適合される。
前記整流素子に直流電圧制御回路を後置接続することができる。
相互に直列に配置された2つのダイオードと2つのスイッチ装置とを設け、両ダイオードの接続点と両スイッチ装置の接続点との間にエネルギー蓄積器を接続して、前記アーク消去装置を対称的に構成することができる。このことにより、最低限の数の能動部品を有する簡単かつ高速な回路が実現される。より多くの能動部品を必要とする場合には、アークに応答する速度が低下してしまう。
前記スイッチ装置はそれぞれ少なくとも1つのIGBTを有することができる。この少なくとも1つのIGBTには逆並列ダイオードが並列接続され、コレクタとエミッタとの間に接続される。このことにより、パワーエレクトロニクスにおいて幅広く使用される標準的な部品を使用できるようになる。標準的部品は幅広く使用されるので、確実かつ低コストで入手することができる。
スイッチとダイオードとを有するモジュールを設けることができる。このことにより、部品数を低減し、配線のノイズを確実に防止することができる。このことにより、回路全体の信頼性を改善することができる。
さらに、エネルギー蓄積器の事前充電を行うために、接地電位と直流分離された直流電圧源を設けることができる。直流電圧は非常に簡単に準備することができる。直流電圧は非常に簡単に、接地電位から直流分離して準備することができ、このことは上述の場合に有利である。直流電圧は非常に簡単に、場合によっては非常に迅速に制御することができ、気体放電プロセスが部分的に異なっても、直流電圧をこの気体放電プロセスに適合することができる。
前記アーク消去システムは、接地電位との間に直流接続部を有さないように構成することができる。このことにより、アーク消去システムの信頼性を改善することができる。というのもアーク消去システムは、アース電位に対する線路に及ぼされる妨害や、アース接続部に及ぼされる妨害自体に依存しなくなるからである。
プラズマ動作中には前記スイッチを閉成し、アーク消去の場合には開放することができる。このことにより、スイッチにおける損失が低減し、アーク発生率の上昇に対応することができる。
さらに、エネルギー蓄積器の放電を行うために放電装置を設けることができる。このことにより、予め定められた蓄積状態になるまでエネルギー蓄積器の放電を行うことができる。このことにより、残留エネルギーを吸収しなければならないときのエネルギー蓄積器の初期状態が常に同じになることを保証することができる。
所定の電圧値を超えたときにエネルギー蓄積器の放電を行うように放電装置を作動させる電圧監視部を設けることができる。このことにより、エネルギー蓄積器を過電圧から保護することができる。
さらに、予め定められた電圧値を下回った場合、放電装置がエネルギー蓄積器の放電を行うのをデアクティベートする電圧監視部を設けることもできる。このことにより、エネルギー蓄積器における電圧を簡単に制御することができる。このようにして、アーク消去のための事前設定される値を調整することができる。
所定の電流値を超えたときにエネルギー蓄積器の放電を行うように放電装置を作動させる電流監視部を設けることができる。このことにより、エネルギー蓄積器を過電流から保護することができる。
さらに、所定の電流値を下回った場合に放電装置がエネルギー蓄積器の放電を行うのをデアクティベートする電流監視部を設けることもできる。このことにより、エネルギー蓄積器における電流を簡単に制御することができる。このようにして、アーク消去のための事前設定される値を調整することができる。
エネルギー蓄積器から取り出されたエネルギーは、放電装置において熱に変換することができる。このことにより、アーク発生率が低い場合、エネルギー変換を簡単かつ低コストで実現することができる。エネルギー蓄積器から取り出されたエネルギーの少なくとも一部は、前記放電装置に後置接続されたエネルギー変換装置を介して電力供給部へ戻されるように構成することができる。このような実施形態は幾らか面倒になるが、その代わり、少なくとも、エネルギーを熱に変換するのに非常に大きなスペースを必要とすることが多い、アーク発生率が高い用途では、省エネルギーおよび省スペースとなる。というのも、熱変換を行うには大きな表面積に分布させなければならないからである。
前記スイッチに電圧制限回路を設けることができる。これにより、前記スイッチが可能な限りスイッチングモードで動作し、エネルギーがスイッチにおいて熱に変換されるのではなくエネルギー蓄積器に移し替えられることを保証することができる。なおかつ、前記スイッチを過電圧から保護することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明している。この実施例の記載と特許請求の範囲から、本発明の別の特徴および利点が明らかである。図面には、本発明に重要な詳細を示している。個々の特徴は単独で実現することができ、また、本発明の一実施形態において任意の組み合わせで実現することができ、この任意の可能な組み合わせは複数存在する。
図面に本発明の有利な実施例を概略的に示しており、以下の記載にて図面を参照してこれらの実施例を詳細に説明する。
気体放電チャンバに接続された交流電圧気体放電励起システムの第1の実施形態を示す。 前記交流電圧気体放電励起システムの別の択一的な実施形態を示す。 アーク消去装置の一実施例を示す。 アーク消去装置の第2の実施例を示す。 アーク消去装置の第3の実施例を示す。 電圧制限回路を備えたアーク消去システムを示す。 エネルギー変換装置を備えたアーク消去システムを示す。 アーク消去装置における電流および電圧の時間特性を示す。
図1aに交流電圧気体放電励起システム1を示しており、この交流電圧気体放電励起システム1は給電線2を介して気体放電チャンバ5の電極3,4に、とりわけプラズマ装置の電極3,4に接続されている。両電極3,4は気体放電チャンバ5内に配置されており、該気体放電チャンバ5内においてワーク6が処理される。
交流電圧気体放電励起システム1は交流電圧発生器7.1を含み、該交流電圧発生器7.1は配電網接続端子8を有する。前記配電網接続端子8は、単相または多相とすることができる。前記配電網接続端子8には配電網整流器9が接続されている。この配電網整流器9は、たとえばDC/DC変換器等である別の構成要素を含むことができる。この出力端において、いわゆる中間回路直流電圧が出力される。前記配電網整流器9に電圧変換器10が後置接続されており、該電圧変換器10はブリッジ回路11を含む。この電圧変換器10により出力振動回路12が駆動制御される。前記電圧変換器10の出力信号は、当該電圧変換器10を制御する電圧変換器制御部13によって調整される。前記電圧変換器10および出力振動回路12は電力供給部27と見なすことができ、とりわけ交流電圧源または交流電流源と見なすことができる。前記出力振動回路12は、図中に示されているように並列共振回路とするか、または直列共振回路とすることができる。
前記出力振動回路12は、キャパシタ14と、出力トランス16の漏れインダクタンス15とを含む。前記出力トランス16により、直流分離を行うことができる。また、この出力トランス16を電圧調整に用いることもできる。共振周波数を最適に調整できるようにするために、キャパシタ14を調整可能であるように構成することができる。気体放電チャンバ5の電極3まで繋がっている給電線17にアーク消去装置18が直列接続されている。通常動作時には、給電線17,19間と、交流電圧発生器7.1の出力接続端子20とに、5kHz〜500kHzの周波数を有する中波(MF)交流電圧が発生する。
気体放電チャンバ5内に光アーク(Arc)が発生すると、この光アークは、交流電流発生器7.1における電流および/または電圧および/または電力に影響を及ぼす。これらのパラメータのうち1つまたは複数は、たとえば、電圧変換器10と出力振動回路12との間に配置された測定装置21によって測定することができる。しかし、この測定装置21を交流電圧発生器7.1内の別の場所に配置するか、または気体放電チャンバ側に配置することもできる。
測定装置21によって測定された(複数の)前記パラメータに基づき、アークが発生したかまたは発生中であることを、アーク検出装置22が判定することができる。このアーク検出装置22は、アーク消去装置18と同様、アーク消去システム23.1の一部分を成す。アーク検出装置22はさらに、電圧変換制御部13に接続されている。アーク検出装置22はアークを検出した場合、電圧変換器10から出力振動回路12の方向にエネルギーが流れなくなるようにブリッジ回路11を制御するよう、前記電圧変換制御部13に影響を及ぼすことができる。前記アーク消去装置18はエネルギー蓄積器を有し、アークの発生時には、残留エネルギーがたとえば(線路)インダクタンス17.1,19.1,17.4,19.4または気体放電チャンバ5から、このエネルギー蓄積器へ供給される。前記インダクタンス17.1,19.1は出力トランス16の漏れインダクタンスの成分を成すか、または含むことができる。実質的に、前記インダクタンス17.4および19.4が、交流電圧発生器7.1から気体放電チャンバ5の電極3,4までの給電線2を含む線路インダクタンスを成す。
オプションとして、線路19とアーク消去装置18とを接続することができる。この接続は符号24によって示されている。
オプションとして、アーク消去装置18はエネルギー変換装置25を有する。このエネルギー変換装置25は、前記エネルギー蓄積器に供給されたエネルギーを直流電圧パワーに変換し、接続部29を介してこの直流電圧パワーを、交流電圧発生器7.1の直流電圧供給点28へ供給する。前記直流電圧供給点28は、たとえば中間回路直流電圧となることができる。
図1bは基本的に図1aに相当するが、相違点として、アーク消去システム23.2は交流電圧発生器7.2の外部に配置されている。つまり、アーク消去装置18が気体放電チャンバ5への給電線2のうちいずれかの給電線に配置されているということである。その際には、アーク検出装置22.1を交流電圧発生器7.2内に配置し、および/または、アーク検出装置22.2を前記アーク消去システム23.2内に配置することができる。
図2に、対称的に構成されたアーク消去装置18の第1の実施形態を示す。このアーク消去装置18は給電線セグメント17.2,17.3を有する。この実施例では、エネルギー蓄積器30はキャパシタとして構成されている。前記エネルギー蓄積器30は、IGBTとして構成されたスイッチS1と、該スイッチS1に逆並列接続されたダイオードD1とを介して、給電線セグメント17.2に接続されている。さらに前記エネルギー蓄積器30は、IGBTとして構成されたスイッチS2と、該スイッチS2に逆並列接続されたダイオードD2とを介して、給電線セグメント17.3に接続されている。エネルギー蓄積器30の他方の端子は、ダイオードD3を介して給電線セグメント17.2に接続されており、かつ、ダイオードD4を介して給電線セグメント17.3に接続されている。素子S1,D1およびD3は、事前製造されるモジュール31内に配置することができ、素子S2,D2およびD4は、事前製造されるモジュール32内に配置することができる。ダイオードD3,D4は直列接続されている。スイッチS1とダイオードD1とは1つのスイッチ装置を構成し、スイッチS2とダイオードD2とは1つのスイッチ装置を構成する。エネルギー蓄積器30は、ダイオードD3,D4の接続点VP1と、前記2つのスイッチ装置の接続点VP2との間に接続されている。ダイオードD3,D4のカソードは接続点VP1に接続されている。ダイオードD3のアノードは前記給電線セグメント17.2に接続されている。ダイオードD4のアノードは前記給電線セグメント17.3に接続されている。
アークが検出された場合、通常動作時には閉成されているスイッチS1,S2が開放される。このことにより、ダイオードD1,D2とスイッチS1,S2とに電流が流れなくなり、ダイオードD3,D4を介してダイオードD2,D1へ電流が流れる。給電線17,19と気体放電チャンバ5内部とに存在するエネルギーは、エネルギー蓄積器30へチャージされる。非線形の素子であるスイッチS1,S2のスイッチング状態と、ダイオードD1〜D4の配置構成とにより、エネルギー蓄積器30からエネルギーが給電線17,19へ戻ること、特に気体放電チャンバ5へ戻ることが阻止される。この阻止を行うためには、それぞれ1つのスイッチS1またはS2と2つのダイオードD1,D3またはD2,D4を有する、同一構成のモジュール31,32を2つ設けるだけでよい。エネルギーをエネルギー蓄積器30に移し替えることは、交流電圧のどちらの半波が気体放電チャンバ5に現在印加されているかに関係なく、ないしは、気体放電チャンバ5内の電流が流れる方向に関係なく実現される。
スイッチS1,S2を駆動制御するための駆動制御回路33とアーク検出装置22とを接続するか、または、この駆動制御回路33をアーク検出装置22の一部とすることができる。エネルギー蓄積器30の事前充電を行えるようにするため、直流分離された直流電圧源または直流電流源34が当該エネルギー蓄積器30に対して並列に設けられている。さらに、前記エネルギー蓄積器30に対して並列に放電装置37が設けられている。この放電装置37はスイッチ35と抵抗36とを有し、この放電装置37を介してエネルギー蓄積器30の放電を行うことができる。電圧監視部50がエネルギー蓄積器30の充電状態を監視し、予め定められた電圧値を超えた場合には電圧監視部50は放電装置37をアクティベートし、電圧値を下回る場合には電圧監視部50は放電装置37をデアクティベートする。
図3に、アーク消去装置18.1の択一的な実施形態を示す。図2との相違点は、素子S1,S2,D1,D2およびD3,D4が逆向きに組み付けられていることである。
図4に示された実施形態では、アーク消去装置18.2は給電線19に配置されており、さらに、給電線17との接続部を有する。このアーク消去装置18.2は給電線セグメント19.2,19.3を有する。アーク消去装置18との相違点として、アーク消去装置18.2は直流電圧源や直流電流源34を有さない。こうするためには、ダイオードD7と抵抗Rとを介してエネルギー蓄積器30と給電線17とが接続されている。抵抗Rの他に付加的に、電圧制御回路または電流制御回路またはこれらを組み合わせたものを用いることができる。アーク消去装置18.2の利点は、エネルギー蓄積器の充電を行うために、直流分離された電圧供給部を追加する必要がないことである。さらに、エネルギー蓄積器30の電圧がプラズマ処理の電圧に適合される。このことを望まない場合には、抵抗Rを使用する代わりに、電圧制御回路および/または電流制御回路を電流制限のために使用することができる。その場合には、直流分離は不要である。
図5に、アーク消去システム23.3の一実施形態を示す。このアーク消去システム23.3の構成は、図1の構成におけるアーク消去システム23.1としても、図2の構成におけるアーク消去システム23.2としても使用することができる。アーク消去システム23.3は、相互に逆方向に直列接続された2つのスイッチS1,S2を含む。これらのスイッチS1,S2はIGBTとして構成されている。各スイッチS1,S2にそれぞれダイオードD1,D2が並列接続されており、ダイオードD1,D2の各順方向は各スイッチS1,S2と逆方向になるように、ダイオードD1,D2が配置されている。スイッチS1,S2はアーク検出装置22によって駆動制御される。
図5では、各スイッチS1,S2ごとに電圧制限回路40および41も設けられているのが示されている。この電圧制限回路40,41はそれぞれ、2つのツェナーダイオード42,43,44,45を含む。通常動作時には、前記スイッチS1,S2は導通状態に切り替えられている。つまり、スイッチS1とダイオードD2を介して矢印方向38に電流が流れ、スイッチS2とダイオードD1とを介して矢印方向39に電流が流れる。
アークが検出されると、アーク検出部22はスイッチS1,S2を開放するように制御する。このことにより、スイッチS1,S2には矢印方向38にも矢印方向39にも電流が流れることができなくなる。しかし、電圧が所定の値を超えたことを電圧制限回路41が検出すると直ちに、スイッチS1,S2は再び導通状態に切り替えられる。このことは、スイッチ自体を破壊する過電圧からスイッチを保護するのに利用される。通常、スイッチにおける電圧は、キャパシタ30における電圧によって制限され、電圧制限回路40,41が作動しないようにツェナーダイオード42,43,44,45は選定される。しかし、前記回路には内因性のインダクタンスが存在し、順方向動作時にダイオードの空乏層にキャリアが蓄積し、逆方向動作時にはこの蓄積されたキャリアが放出されるので、短時間の間、非常に高いピーク電圧が発生し、このピーク電圧がスイッチを破壊してしまうおそれがある。電圧制限回路40,41が設けられているのはそのためである。スイッチS1,S2を可能な限りスイッチングモードで動作させることにより、熱に変換されるエネルギーが可能な限り少なくなり、エネルギー蓄積器30へ移し替えられるエネルギーが可能な限り多くなるようにする。
図6に、図4の回路を示す。ここでは前記放電装置37を設ける代わりに、種々の素子26a,26b,26cを有するエネルギー変換装置25が設けられており、これらの種々の素子26a,26b,26cは、昇圧コンバータ、降圧コンバータ、直流分離型の別のDC/DCコンバータ、および、非直流分離型の別のDC/DCコンバータのいずれかを構成するように、相互に接続することができる。前記エネルギー変換装置25は放電装置37と異なり、エネルギーを完全に熱に変換するだけではなく、少なくともその一部を電力供給部27または別のエネルギー負荷に供給し戻すことができる。こうするために前記エネルギー変換装置25は、制御される直流電圧または制御される直流電流を生成することができる。交流電圧または交流電流に変換することも可能である。前記接続部29を介して直流電流を、交流電圧発生器7.1の中間回路直流電圧に供給することができる。
図7に、アーク消去装置18,18.1,18.2における電流特性曲線40および電圧特性曲線41を示す。電流特性40は、アーク消去装置18,18.1,18.2へ流れる電流、または、アーク消去装置18,18.1,18.2から流れ出る電流等である電流の時間特性を示している。電流特性曲線40はたとえば、図5に示された矢印38または39の方向に流れる電流である。以下、電流特性曲線40が矢印38の方向に流れる電流であると仮定する。そうすると、電圧特性曲線41は、図5に示されたスイッチS1,S2における電圧Uの電圧特性に相当するということになる。時点t1においてスイッチS1,S2が開放され、これらのスイッチに電流が流れるのが阻止される。矢印38の方向には、ダイオードD3,D2とエネルギー蓄積器30とを介して電流が流れ続ける。D3,D2では、エネルギー蓄積器30における電圧と比較して、ごく僅かな電圧のみが降下する。気体放電チャンバ5への給電線17,19および/または気体放電チャンバ5内部および/または出力振動回路12のインダクタンスに存在する残留エネルギーがエネルギー蓄積器30へ供給され、この残留エネルギーの供給により、エネルギー蓄積器30はさらに充電される。それゆえ、電圧の上昇は僅かのみである。電流は、電圧の印加に起因して迅速に低下する。時点t2において電流の方向が切り替わり、電流はダイオードD4,D1に流れるようになる。スイッチS1,S2における電圧Uは反転し、逆方向に流れる電流を阻止し続ける。時点t3において電流の方向が再び切り替わるが、電流は、ごく僅かな程度に低下するだけである。図中の実施例のように両スイッチが開放状態に維持される場合、両スイッチにおいて、電力供給部27に起因して交流電圧が降下する。

Claims (14)

  1. 気体放電チャンバ(5)内におけるアーク消去方法であって、
    前記気体放電チャンバ(5)へ電力が供給され、該気体放電チャンバ(5)内において、第1の方向に電流が流れたときと、逆の第2の方向に電流が流れたときとの双方において気体放電が生成され、
    アークを検出した場合、前記気体放電チャンバ(5)への電力の供給を遮断する、アークの消去方法において、
    アークを検出した場合、前記気体放電チャンバ(5)への給電線(17,19)内に、および/または前記気体放電チャンバ(5)内に存在する残留エネルギーを一つの電気エネルギー蓄積器(30)へ供給し、および、
    アークを検出した場合、給電線(17,19)内に配置されており、かつ、前記電気エネルギー蓄積器と接続されている2つの半導体スイッチ(S1,S2)を開放することにより、前記気体放電チャンバ(5)への電力の供給を遮断し、
    前記2つの半導体スイッチ(S1,S2)の開放の時、前記2つの半導体スイッチ(S1,S2)の端子間の電圧(U)を、前記電気エネルギー蓄積器(30)の端子間の電圧まで制限する、
    ただし、前記2つの半導体スイッチ(S1,S2)にそれぞれ1つのダイオードD1およびD2が並列接続されており、更に直列に配置された2つのダイオードD3およびD4が設けられており、
    前記電気エネルギー蓄積器(30)は、前記2つのダイオードD3およびD4が自身のカソード端部同士で接続されている接続点(VP1)と前記2つのダイオードD1およびD2が自身のアノード端部同士で接続されている接続点(VP2)との間に接続されており、
    または、
    前記電気エネルギー蓄積器(30)は、前記2つのダイオードD3およびD4が自身のアノード端部同士で接続されている接続点(VP1)と前記2つのダイオードD1およびD2が自身のカソード端部同士で接続されている接続点(VP2)との間に接続されており
    前記ダイオードD3の別の端子と、前記ダイオードD1の別の端子とは、互いに接続され、かつ、前記給電線を通じて、電力供給部に接続され、
    前記ダイオードD4の別の端子と、前記ダイオードD2の別の端子とは、互いに接続され、かつ、前記給電線を通じて、前記気体放電チャンバ(5)に接続されている
    ことを特徴とする、アーク消去方法。
  2. 非線形の素子により、前記電気エネルギー蓄積器(30)から電気エネルギーが、前記気体放電チャンバ(5)への給電線(17,19)および/または前記気体放電チャンバ(5)内へ戻るのを低減または遮断する、
    請求項1記載のアーク消去方法。
  3. アークが発生する前に、所定の蓄積状態まで前記電気エネルギー蓄積器(30)の充電を行う、
    請求項1または2記載のアーク消去方法。
  4. アークの消去を行った後、所定の蓄積状態まで前記電気エネルギー蓄積器(30)の放電を行う、
    請求項1から3までのいずれか1項記載のアーク消去方法。
  5. 前記第1の方向に電流が流れることに起因する残留エネルギーと、前記第2の方向に電流が流れることに起因する残留エネルギーとの双方を、もっぱら1つの前記電気エネルギー蓄積器(30)にのみ供給する、
    請求項1から4までのいずれか1項記載のアーク消去方法。
  6. 前記残留エネルギーを前記電気エネルギー蓄積器(30)へ供給することにより、前記2つの半導体スイッチの端子間に電圧反転を生じさせる、
    請求項1から5までのいずれか1項記載のアーク消去方法。
  7. 電力供給部と気体放電チャンバ(5)の電極(3,4)との間の少なくとも一部区間に給電線(17,19)を含むアーク消去システム(23.1,23.2,23.3)であって、
    前記気体放電チャンバ(5)内において、第1の方向に電流が流れたときと、逆の第2の方向に電流が流れたときとの双方において、気体放電が生成されるように構成されており、
    前記アーク消去システム(23.1,23.2,23.3)はアーク消去装置(18,18.1,18.2)を有する、アーク消去システム(23.1,23.2,23.3)において、
    前記アーク消去装置は、気体放電チャンバ(5)内にアークが発生すると、前記気体放電チャンバへの給電線および/または前記気体放電チャンバ内に存在するエネルギーを吸収するための一つの電気エネルギー蓄積器(30)を有し、
    直列に接続された2つの半導体スイッチ(S1、S2)が設けられており、当該2つの半導体スイッチにはそれぞれ1つのダイオードD1およびD2が並列接続されており、更に直列に配置された2つのダイオードD3およびD4が設けられており、
    前記電気エネルギー蓄積器(30)は、前記2つのダイオードD3およびD4が自身のカソード端部同士で接続されている接続点(VP1)と、前記2つのダイオードD1およびD2が自身のアノード端部同士で接続されている接続点(VP2)との間に接続されており、
    または、
    前記電気エネルギー蓄積器(30)は、前記2つのダイオードD3およびD4が自身のアノード端部同士で接続されている接続点(VP1)と前記2つのダイオードD1およびD2が自身のカソード端部同士で接続されている接続点(VP2)との間に接続されており
    前記ダイオードD3の別の端子と、前記ダイオードD1の別の端子とは、互いに接続され、かつ、前記給電線を通じて、前記電力供給部に接続され、
    前記ダイオードD4の別の端子と、前記ダイオードD2の別の端子とは、互いに接続され、かつ、前記給電線を通じて、前記気体放電チャンバ(5)に接続されている
    ことを特徴とする、アーク消去システム(23.1,23.2,23.3)。
  8. 前記アーク消去装置(18,18.1,18.2)は、前記電気エネルギー蓄積器(30)から前記給電線(17,19)と前記気体放電チャンバ(5)とへ電気エネルギーが流れるのを低減または阻止するように設けられた非線形の素子を有する、
    請求項7記載のアーク消去システム。
  9. 前記アーク消去装置(18,18.1,18.2)は少なくとも1つのスイッチ(S1,S2)を有し、
    前記スイッチ(S1,S2)は、前記電力供給部から前記気体放電チャンバ(5)の前記電極(3,4)のうち1つへ繋がっている給電線(17,19)に直列接続で配されており、
    アークを検出した場合、前記スイッチ(S1,S2)が駆動制御信号による駆動制御によって開放されるように構成されている、
    請求項7または8記載のアーク消去システム。
  10. アークが発生する前に、前記電気エネルギー蓄積器(30)の充電を行うために、ダイオード(D7)を介して、給電線の接続ノード(VP1)と前記電気エネルギー蓄積器(30)のキャパシタとが接続されている、
    請求項7から9までのいずれか1項記載のアーク消去システム。
  11. アークが発生する前に、前記電気エネルギー蓄積器(30)の充電を行うために、接地電位と直流分離された直流電圧源(34)が設けられている、
    請求項7から10までのいずれか1項記載のアーク消去システム。
  12. 前記電気エネルギー蓄積器(30)の放電を行うための放電装置(37)が設けられている、
    請求項7から11までのいずれか1項記載のアーク消去システム。
  13. 前記電気エネルギー蓄積器(30)の電圧が、予め定められた電圧値を下回った場合、前記放電装置(37)が前記電気エネルギー蓄積器(30)の放電を行うことをデアクティベートする電圧監視部(50)が設けられている、
    請求項12記載のアーク消去システム。
  14. 前記電気エネルギー蓄積器(30)から取り出されたエネルギーの少なくとも一部は、前記放電装置(37)に後置接続されたエネルギー変換装置(25)を介して前記電力供給部へ戻されるように構成されている、
    請求項12または13記載のアーク消去システム。
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