JP5992003B2 - ケース - Google Patents
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Description
上述のような角部の構造を有するケースを形成することにより、その角部が手に当たっても痛い思いをすることはなく、しかも角部に孔が形成されていない見栄えの良好なケースを得ることができる。
ケースとしては、合成樹脂を材料として作製することができ、この場合、溶着によって重なり合った面を接合することができる。
たとえば、紙などでケースを作製する場合、第2の折り目に沿って第3の面に切れ目を形成し、第6から続く第7の面を折り曲げて切れ目に挿入することにより、箱型を保つことができる。
前記第2の介在片(50)は、前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設されるとともに第1の襠部片(30)に重なるように配置される第2の襠部片(50)である。
ボックス12は、前胴部46と、後胴部26と、右側の襠部及び左側の襠部(第2の襠部片50及び第1の襠部片30)と、底部22と、開口部112とを備える。
ボックス12は、例えば、図6に示すような板材20を用いて形成される。
板材20は、例えば、ポリプロピレン等の比較的弾力性を有する合成樹脂シートを、トムソン加工等によって成形することにより形成される。
更に、このケース10の角部の構造は、第4の折り目44を介して折り曲げられた状態で前記第1の面22と連結され、前記第2の面26に対向するように配置される第5の面46と、第5の折り目48を介して折り曲げられた状態で前記第5の面46と連結され、前記第3の面30の外側に配置される第6の面50とを備える。
更に、このケース10の角部の構造は、前記第1の折り目24が形成された部分において前記第1の面22及び前記第2の面26の端部に連続して形成される第1の切欠き部42と、及び前記第5の折り目48が形成された部分において前記第5の面46及び前記第6の面50の端部に連続して形成される第2の切欠き部52とを含む。
更に、前記第4の面40は、前記第3の折り目38の近傍において対向する前記第2の面26と前記第5の面46の内側の幅方向を塞ぐように配置されている。
この隅部の構造は、前記第1の折り目24、前記第2の折り目28及び前記第3の折り目38の端部に形成される角部と、前記第3の折り目38、前記第4の折り目44及び前記第5の折り目48の端部に形成される別の角部とを含む。
そして、前記第2の切欠き部52は、ボックス12の前記別の角部において前記第5の折り目48から前記第6の面50の端部に続く円弧状の空隙部と、前記第5の折り目48から前記第4の折り目44に続く円弧状の空隙部とで形成される。
第2の面26は、ケース10の第1の囲繞面26を構成している。
第3の面30は、ケース10の第1の介在片30を構成している。
第4の面40は、ケース10の角部被覆片40を構成している。
第5の面46は、ケース10の第2の囲繞面46を構成している。
第6の面50は、ケース10の第2の介在片50を構成している。
この実施の形態のケース10においては、基面22は、底部22を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第1の囲繞面26は、後胴部26を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第1の介在片30は、第1の襠部片30を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第2の囲繞面46は、前胴部46を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第2の介在片50は、第2の襠部片50を構成している。
前記第1の介在片30は、前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設されるボックス12の第1の襠部片30を構成する。
前記第2の介在片50は、前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設されるとともに第1の襠部片30に重なるように配置されるボックス12の第2の襠部片50を構成する。
前記第2の切欠き部52は、ボックス12の別の角部において前記第5の折り目48から前記第6の面50の端部に続く直線状の空隙部と、前記第5の折り目48から前記第4の折り目44に続く直線状の空隙部とにより形成されてもよい。
板材20は、その中央部に略長方形状の第1の面22を含む。第1の面22は、幅方向の一方端側に、第1の折り目24を介して第2の面26が連設されるように直線状の端縁を形成される。
第2の面26は、第1の面22と略々同じ長さを備える平面視略長方形状である。
第2の面26は、略長方形状に形成されるが、第1の面22の反対側の端部において、その端部が外側に向かって傾斜するように形成される。
第3の面30は、第2の折り目28からみて、第1の面22の幅と略同じ幅であって、第2の面26と略同じ長さを備える平面視略長方形状である。第3の面30は、第2の面26と第5の面46との間を塞ぐように形成され、第2の折り目28に沿って長い略長方形状に形成される。
第3の面30の長手方向の一端側は、第1の面22とは反対側における第2の面26の端部より外側に突出して形成される。この第2の面26の外側端部(第1の折り目24とは反対側)より外側に突出した部分に向かって、第2の面26の端部の外側に向かって傾斜した部分が連設される。
第1の切欠き部42は、第1の折り目24を挟んで、第2の面26の第3の面30側端から第1の面22の第4の面40側端にのびる。
第5の面46は、第1の面22の幅より大きく、第2の面26の幅より小さい幅を有する長方形状に形成される。
第5の面46は、第1の面22及び第2の面26の長さより第3の面30の厚み分長い、長さを有している。
第6の面50は、第5の折り目48からの幅が、第3の面30の幅と略同じ幅となるように形成される。
第5の面46は、第1の面22に対向する端部側において、第6の面50の長さが変化するように形成される。つまり、第5の折り目48側において、第6の面50の長さは、第5の面46の幅に略等しく、第5の折り目48から遠ざかるにつれてその長さが徐々に短くなるように傾斜して形成され、先端側においては一定の長さを保つように形成される。
第6の面50は、第3の面30と対向する端縁が、第2の切欠き部52を介して第4の折り目44と連続して直線状にのび、第1の面22の長手方向の端縁と直交する。
第2の切欠き部52は、例えば半円形に形成されてもよく、三角形などの形状に形成されてもよい。
第2の切欠き部52は、第5の折り目48を挟んで、第5の面46の第4の折り目44側端から第6の面50の第3の面30側端にのびる。
第3の面30は、第2の面26の幅方向にのび、第4の面40は、第1の面22の幅方向にのび、第6の面50は第5の面46の幅方向にのびる。
第3の面30と第4の面40と第6の面50とは並列される。
第2の折り目28と第5の折り目48とは、直線状にのび、第2の折り目28は第1の折り目24と直交し、第5の折り目48は第4の折り目44と直交する。
第3の折り目38は、第1の折り目24と平行にのび、第2の折り目28と直交する。
更に、ボックス12は、前記第1の介在片30と第3の折り目38を介して折り曲げられた状態で連設されるとともに、前記第1の囲繞面26が折り曲げられた側において前記基面22に重なるように配置される角部被覆片40と、第4の折り目44を介して折り曲げられた状態で前記基面22と連設され、前記第1の囲繞面26に対向する位置に配置される第2の囲繞面46と、第5の折り目48を介して折り曲げられた状態で前記第2の囲繞面46と連結され、前記第1の介在片30の外側に配置される第2の介在片50とを備える。
ボックス12は、前記第1の折り目24が形成された部分において前記基面22及び前記第1の囲繞面26の端部に連続して形成される第1の切欠き部42と、前記第5の折り目48が形成された部分において前記第2の囲繞面46及び前記第2の介在片50の端部に連続して形成される第2の切欠き部52とを含む。
ボックス12は、前記角部被覆片40は、前記第3の折り目38の近傍において前記第1の切欠き部42及び前記第2の切欠き部52を内側から塞ぐように配置される。前記第1の折り目24、前記第2の折り目28及び前記第3の折り目38の端部に形成される角部と、前記第3の折り目38、前記第4の折り目44及び前記第5の折り目48の端部に形成される別の角部とを含む。
前記第2の切欠き部52は、前記別の角部において前記第5の折り目48から前記第2の介在片50の端部に続く円弧状の空隙部と前記第5の折り目48から前記第4の折り目44に続く円弧状の空隙部とで形成される。
前記第2の切欠き部52は前記別の角部において前記第5の折り目48から前記第2の介在片50の端部に続く直線状の空隙部と前記第5の折り目48から前記第4の折り目44に続く直線状の空隙部とで形成されてもよい。
このとき、第1の折り目24が折り曲げられた第4の面40の外側に配置されているため、第4の面40の外面に正確に接触するように、第1の面22が配置される。そのため、第1の面22が湾曲することなく、第4の面40の外側に配置される。また、第2の折り目28において、第3の面30を折り曲げたとき、第4の面40の第1の切欠き部42側の端部が第2の面26に当接される。
ここで、矩形の孔36は、第2の折り目28を挟んで第2の面26と第3の面30とにわたって形成されているため、第4の面40とは反対側において、第2の折り目28で折り曲げられた第2の面26及び第3の面30に連なる貫通孔54が形成される。
そのため、第1の切欠き部42が配置された角部は、尖った状態とならず、丸みを帯びた形状となる。このとき、第4の面40の端部が第2の面26に当接されているため、第1の切欠き部42の内側に第4の面40が存在し、第1の切欠き部42が配置された部分に、ボックス12の内側に通じる貫通孔が形成されない。
すなわち、第5の折り目48は、第3の面30の外側面に位置して、第6の面50は、第3の面30の外側面に配設される。
そのため、第2の切欠き部52が配置された角部は尖った状態とならず、丸みを帯びた形状となる。このとき、第3の面30及び第4の面40の端部が第5の面46に当接されているため、第2の切欠き部52の内側に第3の面30及び第4の面40が存在し、第2の切欠き部52が配置された部分に、ボックス12の内側に通じる貫通孔が形成されない。
なお、板材20の材質によっては、接着剤による接着などによって、第3の面30と第6の面50とが接合されてもよい。
また、板材20が紙などで形成されている場合、第2の折り目28に沿って第3の面30に切れ目を形成し、第6の面50の外側に更に第6の折り目を介して第7の面を形成し、第6の折り目で折り曲げた第7の面を第3の面30に形成した切れ目に挿入することにより、ボックス12が形成されてもよい。
第2の面26は、ケース10の第1の囲繞面26を構成している。
第3の面30は、ケース10の第1の介在片30を構成している。
第4の面40は、ケース10の角部被覆片40を構成している。
第5の面46は、ケース10の第2の囲繞面46を構成している。
第6の面50は、ケース10の第2の介在片50を構成している。
この実施の形態のケース10においては、基面22は、底部22を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第1の囲繞面26は、後胴部26を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第1の介在片30は、第1の襠部片30を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第2の囲繞面46は、前胴部46を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第2の介在片50は、第2の襠部片50を構成している。
第6の面50は、第5の面46の長手方向における両端に左右一対並設されており、対称形で、左右に形成された一方の第5の折り目48と他方の第5の折り目48とにおいて、一方の第6の面50と他方の第6の面50と折り曲げられて対向する。
第4の面40は、第3の面30の長手方向における第1の面22側に突設されており、第3の折り目38において折り曲げられて、第3の面30が第2の折り目28で折り曲げられることにより、第1の面22の内側に位置させられる。
第4の面40及び第3の折り目38は、第2の面26の長手方向における両端に左右一対並列された第3の面30に、それぞれ形成されている。
第1の切欠き部42は、第1の折り目24の長手方向における両端に一対形成され、第2の切欠き部52は、第4の折り目44の長手方向における両端に一対形成されている。
第2の折り目28は、第2の面26及び第3の面30を内側にして谷折りされる。
第5の折り目48は、第5の面46及び第6の面50を内側にして谷折りされる。
例えば、ボックス12を溶着によって所定の形状に成形するのではなく、溶着に代わる差し込み構造によって箱形に成形しても良い。
第2の介在片50との境界において折り曲げられた状態で連結して形成される挿入片を、前記切れ目に挿入することにより箱型が保持される。
前記連結部本体126は、ボックス12の第2の囲繞面46又は第1の囲繞面26に固定される領域を有している。
前記開閉部材114は、前記蓋部120と連結部122と開閉可動部124と連結部本体126と挟持部128とを合成樹脂により一体成型されてなる。
ボックス12は、第2の囲繞面46と第1の囲繞面26と第2の介在片50と第1の介在片30と基面22とにより囲まれた胴部(収容部)に、被収納物Xを収納する。
第1の挟持部128Aと第2の挟持部128Bとは、左右対称に形成されている。
前記挟持部128は、第2の囲繞面46と第1の囲繞面26との間に形成された襠部を構成する第2の介在片50及び第1の介在片30の開口部112の領域(開閉部材を固定する領域116)を、表側と内側との間に跨って挟み、固定されるように形成されている。
挟持部128は、ボックス12の内側に接合固定されて内側を支持する内側支持部140と、ボックス12の外側に接合固定されて外側を支持する外側支持部142と、前記内側支持部140と外側支持部142との間に架け渡された架設部144とを備える。
前記内側支持部140及び外側支持部142は、連結部122に屈曲部146を介して連設されている。
前記支持固定部150は、ボックス12の襠部を構成する第2の介在片50及び第1の介在片30の開口部112の領域に固定された状態を維持させるための嵌合部152及び係合部158を備える。
内側支持部140は、突起160を備える。突起160は、孔36に嵌合して固定される。
而して、ボックス12は、開閉部材114の連結部122により保型され、且つ、挟持部128により開口部112の端縁を覆われて指等が当たっても痛くないように構成される。
以下、蓋部材14について、図22〜図27に基づいて説明する。
蓋部材14の隅部の構造においては、前記基面22は、天面であり、前記第1の囲繞面26は前記天面22の一端縁より垂設される第1の垂面であり、前記第2の囲繞面46は前記天面22の他端縁より垂設される第2の垂面である。前記第1の介在片30は、前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設される第1の襠部片30であり、前記第2の介在片50は前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設されるとともに第1の襠部片30に重なるように配置される第2の襠部片50である。
12 ボックス
14 蓋部材
20 板材
22 第1の面,基面,底部
24 第1の折り目
26 第2の面,第1の囲繞面,後胴部
28 第2の折り目
30 第3の面,第1の介在片,第1の襠部片
32 孔
34 孔
36 孔
38 第3の折り目
40 第4の面,角部被覆片
42 第1の切欠き部
44 第4の折り目
46 第5の面,第2の囲繞面,前胴部
48 第5の折り目
50 第6の面,第2の介在片,第2の襠部片
52 第2の貫通孔
54 貫通孔
112 開口部
114 開閉部材
116 開閉部材を固定する領域
120 蓋部
122 連結部
124 開閉可動部
126 連結部本体
128 挟持部
128A 第1の挟持部
128B 第2の挟持部
130 前蓋部
132 右側蓋部
134 左側蓋部
136 天部
140 内側支持部
142 外側支持部
144 架設部
146 屈曲部
150 支持固定部
152 嵌合部
158 係合部
160 突起
X 被収納物
Claims (5)
- 基面(22)と、
前記基面(22)に第1の折り目(24)を介して折り曲げられた状態で連設される第1の囲繞面(26)と、
前記第1の囲繞面(26)に第2の折り目(28)を介して折り曲げられた状態で連設されるとともに前記基面(22)に対して折り曲げられた位置に配置され、前記基面(22)及び前記第1の囲繞面(26)の端部に配置される第1の介在片(30)と、
前記第1の介在片(30)と第3の折り目(38)を介して折り曲げられた状態で連設されるとともに、前記第1の囲繞面(26)が折り曲げられた側において前記基面(22)に重なるように配置される角部被覆片(40)と、
前記基面(22)に第4の折り目(44)を介して折り曲げられた状態で連設され、前記第1の囲繞面(26)に対向する位置に配置される第2の囲繞面(46)と、
前記第2の囲繞面(46)に第5の折り目(48)を介して折り曲げられた状態で連設され、前記第1の介在片(30)の外側に配置される第2の介在片(50)と、
前記第1の折り目(24)が形成された部分において前記基面(22)及び前記第1の囲繞面(26)の端部に連続して形成される第1の切欠き部(42)と、
前記第5の折り目(48)が形成された部分において前記第2の囲繞面(46)及び前記第2の介在片(50)の端部に連続して形成される第2の切欠き部(52)とを含み、
基面(22)と第1の囲繞面(26)と第1の介在片(30)と角部被覆片(40)と第2の囲繞面(46)と第2の介在片(50)とは、板材で形成され、
第3の折り目(38)は、第1の折り目(24)に対して、板材(20)の厚み分だけ第1の介在片(30)側にずれて形成され、且つ、第1の折り目(24)を挟んで、基面(22)及び第1の囲繞面(26)にわたって、第1の切欠き部(42)が形成され、
第1の切欠き部(42)は、第1の折り目(24)を挟んで、第1の囲繞面(26)の第1の介在片(30)側端から基面(22)の角部被覆片(40)側端にのび、
第5の折り目(48)は、第2の折り目(28)に対して、板材(20)の厚み分だけ第2の介在片(50)側にずれて形成され、且つ、基面(22)側において、第5の折り目(48)の両側にわたって、第2の囲繞面(46)及び第2の介在片(50)の端部に、第2の切欠き部(52)が形成され、
第2の切欠き部(52)は、第5の折り目(48)を挟んで、第2の囲繞面(46)の第4の折り目(44)側端から第2の介在片(50)の第1の介在片(30)側端にのび、
角部被覆片(40)は、基面(22)の内側面よりやや第1の囲繞面(26)側に位置して基面(22)の内側面上に配設され、
第1の切欠き部(42)は、第1の折り目(24)の第1の介在片(30)及び角部被覆片(40)側の端部において、基面(22)と第1の囲繞面(26)の両方にわたって形成され、且つ、基面(22)と角部被覆片(40)とが重なり、第1の囲繞面(26)及び第1の介在片(30)が集合した角部に配置され、
第2の切欠き部(52)は、第5の折り目(48)の角部被覆片(40)側の端部において、第2の囲繞面(46)と第2の介在片(50)の両方にわたって形成され、且つ、基面(22)と角部被覆片(40)とが重なった部分、第1の介在片(30)と第2の介在片(50)とが重なった部分及び第2の囲繞面(46)が集合した角部に配置され、
第1の折り目(24)及び第4の折り目(44)を介して、第1の囲繞面(26)と第2の囲繞面(46)とは基面(22)を挟んで対向し、第2の折り目(28)を介して第1の介在片(30)は第1の囲繞面(26)に直交し、第5の折り目(48)を介して第2の介在片(50)は第2の囲繞面(46)に直交し、第3の折り目(38)を介して角部被覆片(40)は基面(22)側に位置し、前記介在片(50)は、前記囲繞面(26)と前記囲繞面(46)との間において前記囲繞面(26)と前記囲繞面(46)との端部を塞ぐように立設された箱形であり、
前記角部被覆片(40)は前記第3の折り目(38)の近傍において前記第1の切欠き部(42)及び前記第2の切欠き部(52)を内側から塞ぐように配置され、
前記第1の折り目(24)、前記第2の折り目(28)及び前記第3の折り目(38)の端部に形成される角部と、前記第3の折り目(38)、前記第4の折り目(44)及び前記第5の折り目(48)の端部に形成される別の角部を形成され、
角部被覆片(40)の端部が第1の囲繞面(26)に当接され、第1の切欠き部42の内側に角部被覆片(40)が存在し、第1の切欠き部42が配置された部分に、箱形の内側に通じる貫通孔が形成されないで、且つ第1の介在片(30)及び角部被覆片(40)の端部が第2の囲繞面(46)に当接され、第2の切欠き部52の内側に第1の介在片(30)及び角部被覆片(40)が存在し、第2の切欠き部52が配置された部分に、箱形の内側に通じる貫通孔が形成されない、ケース。 - 前記基面(22)、前記第1の囲繞面(26)、前記第1の介在片(30)、前記角部被覆片(40)、前記第2の囲繞面(46)及び前記第2の介在片(50)は合成樹脂で形成され、前記第1の介在片(30)と前記第2の介在片(50)とを接合して箱型に形成された、請求項1に記載のケース。
- 前記第2の折り目(28)に沿って前記第1の介在片(30)に切れ目が形成されるとともに、前記第2の介在片(50)に折り曲げられた状態で連設して形成される挿入片を含み、前記挿入片を前記切れ目に挿入することにより箱型が保持される、請求項1に記載のケース。
- 前記基面(22)は底面または天面であり、前記第1の囲繞面(26)は前記基面(22)の一端縁より立設される第1の胴面または前記天面(22)の一端縁より垂設される第1の垂面であり、前記第2の囲繞面(46)は前記基面(22)の他端縁より立設される第2の胴面または前記天面(22)の他端縁より垂設される第2の垂面であり、前記第1の介在片(30)は前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設される第1の襠部片または前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設される第1の襠部片であり、前記第2の介在片(50)は前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設されるとともに第1の襠部片に重なるように配置される第2の襠部片または前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設されるとともに第1の襠部片に重なるように配置される第2の襠部片である、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のケース。
- 前記第1の切欠き部(42)は前記角部において前記第1の折り目(24)の端部において前記第1の折り目(24)から前記基面(22)の端部に続く円弧状または直線状の空隙部と前記第1の折り目(24)から前記第2の折り目(28)に続く円弧状または直線状の空隙部とで形成され、前記第2の切欠き部(52)は前記別の角部において前記第5の折り目(48)から前記第2の介在片(50)の端部に続く円弧状または直線状の空隙部と前記第5の折り目(48)から前記第4の折り目(44)に続く円弧状または直線状の空隙部とで形成される、請求項1に記載のケース。
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