JP5992003B2 - ケース - Google Patents

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Description

この発明は、ケースに関し、特にたとえば、カードケースなどとして用いることができるケースの角部の構造に関する。
図28は、従来のカードケースの一例を示す斜視図である。カードケース1は、底面2と、底面2の両側で対向する2つの側面3と、2つの側面3の両側を塞ぐようにして対向する2つの端面4と、底面2の反対側開口部を開閉するための蓋部材5とを含む。
このようなカードケース1を作製するために、図29に示すような展開図を有する板材が準備される。図29に示す板材において、点線は折り目を示している。この展開図において、カードケース1の底面2となる面の両側に、折り目を介して側面3となる面が形成される。さらに、側面3となる面には、折り目を介して端面4となる面が形成される。また、底面2となる面には、端面4となる面と同じ向きに、端面4に重なって配置されるフラップ面6が折り目を介して形成される。また、側面3となる面の一方には、底面2となる面に対向して、折り目を介して蓋部材5となる面が形成される。
このような板材を用いて、底面2となる面の周囲の側面3となる面及びフラップ面6が同じ向きに折り曲げられる。次に、端面4となる面が、折り曲げられたフラップ面6に重なるように折り曲げられる。したがって、底面2となる面の一端側において、フラップ面6と2つの端面4となる面が重なり合った状態となり、底面2となる面の他端側においても同様の構成が形成される。このような状態で、重なり合った2つの端面4となる面を接着することにより、カードケース1が作製される。このようなカードケース1では、フラップ面6が形成されていることにより、底面2と端面4との間に隙間が形成されない(特許文献1参照)。
特開2000−325129号公報
しかしながら、このような従来のカードケースでは、底面と側面と端面との間に形成される角部が尖った状態となり、カードケースを持ったときに、この角部が手に当たって痛い思いをすることがある。そこで、カードケースの角部を削って丸みを持たせることにより、尖った角部をなくすことができる。しかしながら、カードケースの角部を削ると、角部に孔が形成され、見た目においても不細工なケースとなってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、丸みを帯びているにもかかわらず孔が形成されていない角部の構造を有するケースを提供することである。
この発明は、基面(22)、前記基面(22)と第1の折り目(24)を介して折り曲げられた状態で連結される第1の囲繞面(26)、前記第1の囲繞面(26)と第2の折り目(28)を介して折り曲げられた状態で連結されるとともに前記基面(22)に対して折り曲げられた位置に配置され、前記基面(22)及び前記第1の囲繞面(26)の端部に配置される第1の介在片(30)、前記第1の介在片(30)と第3の折り目(38)を介して折り曲げられた状態で連結されるとともに、前記第1の囲繞面(26)が折り曲げられた側において前記基面(22)に重なるように配置される角部被覆片(40)、前記基面(22)と第4の折り目(44)を介して折り曲げられた状態で連結され、前記第1の囲繞面(26)に対向する位置に配置される第2の囲繞面(46)、前記第2の囲繞面(46)と第5の折り目(48)を介して折り曲げられた状態で連結され、前記第1の介在片(30)の外側に配置される第2の介在片(50)、前記第1の折り目(24)が形成された部分において前記基面(22)及び前記第1の囲繞面(26)の端部に連続して形成される第1の切欠き部(42)、前記第5の折り目(48)が形成された部分において前記第2の囲繞面(46)及び前記第2の介在片(50)の端部に連続して形成される第2の切欠き部(52)を含み、前記角部被覆片(40)は前記第3の折り目(38)の近傍において前記第1の切欠き部(42)及び前記第2の切欠き部(52)を内側から塞ぐように配置され、前記第1の折り目(24)、前記第2の折り目(28)及び前記第3の折り目(38)の端部に形成される角部と前記第3の折り目(38)、前記第4の折り目(44)及び前記第5の折り目(48)の端部に形成される別の角部とを含むケースである。
上述のような角部の構造を有するケースを形成することにより、その角部が手に当たっても痛い思いをすることはなく、しかも角部に孔が形成されていない見栄えの良好なケースを得ることができる。
このようなケースにおいて、前記基面(22)、前記第1の囲繞面(26)、前記第1の介在片(30)、前記角部被覆片(40)、前記第2の囲繞面(46)及び前記第2の介在片(50)は合成樹脂で形成され、前記第1の介在片(30)と前記第2の介在片(50)とを接合して箱型に形成されている構成とすることができる。
ケースとしては、合成樹脂を材料として作製することができ、この場合、溶着によって重なり合った面を接合することができる。
また、第2の折り目に沿って第3の面に切れ目が形成されるとともに、第6の面に折り曲げられた状態で連結して形成される第7の面を含み、第7の面を切れ目に挿入することにより箱型が保持されてもよい。
たとえば、紙などでケースを作製する場合、第2の折り目に沿って第3の面に切れ目を形成し、第6から続く第7の面を折り曲げて切れ目に挿入することにより、箱型を保つことができる。
また、前記基面(22)は、底面であり、前記第1の囲繞面(26)は、前記基面(22)の一端縁より立設される第1の胴面であり、前記第2の囲繞面(46)は前記基面(22)の他端縁より立設される第2の胴面である。
前記第1の介在片(30)は、前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設される第1の襠部片(30)である。
前記第2の介在片(50)は、前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設されるとともに第1の襠部片(30)に重なるように配置される第2の襠部片(50)である。
また、前記基面(22)は天面であり、前記第1の囲繞面(26)は前記天面(22)の一端縁より垂設される第1の垂面であり、前記第2の囲繞面(46)は前記天面(22)の他端縁より垂設される第2の垂面であり、前記第1の介在片(30)は前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設される第1の襠部片(30)であり、前記第2の介在片(50)は前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設されるとともに第1の襠部片(30)に重なるように配置される第2の襠部片(50)とすることができる。
この発明によれば、孔が形成されず、尖った角部を有しない角部の構造を得ることができる。このような角部の構造を用いてケースを作製すれば、角部が手に当たっても痛みを感じることなく、良好な外観を有するケースを得ることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明の角部の構造を用いたケースの一例を示す斜視図である。 図1図示ケースの閉扉状態の斜視図解図である。 図1図示ケースの開扉状態の正面図解図である。 (A)は図1図示ケースの開扉状態の側面図解図であり、(B)は図1図示ケースの閉蓋状態の側面図解図である。 図1図示ケースの閉蓋状態の正面図解図である。 図1図示ケースの展開図である。 図6のA部拡大図である。 図6に示す板材の第2の面を折り曲げた状態を示す斜視図である。 図8に示す状態から第4の面を折り曲げた状態を示す斜視図である。 図9に示す状態から第3の面を折り曲げた状態を示す斜視図である。 図10に示す状態から第5の面を折り曲げた状態を示す斜視図である。 図11に示す状態から第6の面を折り曲げた状態を示す斜視図である。 図6に示す板材を折り曲げて形成したボックスの正面図である。 図13に示すボックスの側面図である。 図13b部の拡大図解図である。 図14C−C線拡大断面図である 蓋部を構成する開閉部材の平面図解図である。 蓋部を構成する開閉部材の底面図解図である。 蓋部を構成する開閉部材の正面図解図である。 蓋部を構成する開閉部材の背面図解図である。 開閉部材のボックスへの取り付け方法を示す側面図解図である。 本発明にかかる角部の構造を適用した蓋部材の正面図解図である。 図22図示蓋部材の組み立て方法を示す斜視図解図である。 図22図示蓋部材の組み立て方法を示す斜視図解図である。 図22図示蓋部材の組み立て方法を示す斜視図解図である。 図22図示蓋部材の組み立て方法を示す斜視図解図である。 図22図示蓋部材の組み立て方法を示す斜視図解図である。 従来のケースの一例を示す斜視図である。 図28に示す従来のケースの展開図である。
図1は、この発明にかかる角部の構造を用いたケースの一例を示す図解図である。ケース10は、ボックス12と蓋部材14とを含む。
ボックス12は、前胴部46と、後胴部26と、右側の襠部及び左側の襠部(第2の襠部片50及び第1の襠部片30)と、底部22と、開口部112とを備える。
ボックス12は、例えば、図6に示すような板材20を用いて形成される。
板材20は、例えば、ポリプロピレン等の比較的弾力性を有する合成樹脂シートを、トムソン加工等によって成形することにより形成される。
この発明にかかるケース10の角部の構造は、第1の面22と、第1の折り目24を介して折り曲げられた状態で前記第1の面22と連結される第2の面26と、第2の折り目24を介して折り曲げられた状態で前記第2の面26と連結されるとともに前記第1の面22に対して折り曲げられた位置に配置され、前記第1の面22及び前記第2の面26の端部に配置される第3の面30と、第3の折り目38を介して折り曲げられた状態で前記第3の面30と連結されるとともに、前記第2の面26が折り曲げられた側において前記第1の面22に沿うように配置される第4の面40とを備える。
更に、このケース10の角部の構造は、第4の折り目44を介して折り曲げられた状態で前記第1の面22と連結され、前記第2の面26に対向するように配置される第5の面46と、第5の折り目48を介して折り曲げられた状態で前記第5の面46と連結され、前記第3の面30の外側に配置される第6の面50とを備える。
更に、このケース10の角部の構造は、前記第1の折り目24が形成された部分において前記第1の面22及び前記第2の面26の端部に連続して形成される第1の切欠き部42と、及び前記第5の折り目48が形成された部分において前記第5の面46及び前記第6の面50の端部に連続して形成される第2の切欠き部52とを含む。
更に、前記第4の面40は、前記第3の折り目38の近傍において対向する前記第2の面26と前記第5の面46の内側の幅方向を塞ぐように配置されている。
この隅部の構造は、前記第1の折り目24、前記第2の折り目28及び前記第3の折り目38の端部に形成される角部と、前記第3の折り目38、前記第4の折り目44及び前記第5の折り目48の端部に形成される別の角部とを含む。
前記第1の切欠き部42は、ボックス12の前記角部において前記第1の折り目24の端部において前記第1の折り目24から前記第1の面22の端部に続く円弧状の空隙部と前記第1の折り目24から前記第2の折り目28に続く円弧状の空隙部とで形成されている。
そして、前記第2の切欠き部52は、ボックス12の前記別の角部において前記第5の折り目48から前記第6の面50の端部に続く円弧状の空隙部と、前記第5の折り目48から前記第4の折り目44に続く円弧状の空隙部とで形成される。
第1の面22は、ケース10の基面22を構成している。
第2の面26は、ケース10の第1の囲繞面26を構成している。
第3の面30は、ケース10の第1の介在片30を構成している。
第4の面40は、ケース10の角部被覆片40を構成している。
第5の面46は、ケース10の第2の囲繞面46を構成している。
第6の面50は、ケース10の第2の介在片50を構成している。
この実施の形態のケース10においては、基面22は、底部22を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第1の囲繞面26は、後胴部26を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第1の介在片30は、第1の襠部片30を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第2の囲繞面46は、前胴部46を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第2の介在片50は、第2の襠部片50を構成している。
前記基面22は、ボックス12の底面を構成し、前記第1の囲繞面26は、前記基面22の一端縁より立設されるボックス12の第1の胴面を構成し、前記第2の囲繞面46は前記基面22の他端縁より立設されるボックス12の第2の胴面を構成する。
前記第1の介在片30は、前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設されるボックス12の第1の襠部片30を構成する。
前記第2の介在片50は、前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設されるとともに第1の襠部片30に重なるように配置されるボックス12の第2の襠部片50を構成する。
前記第1の切欠き部42は、ボックス12の角部において前記第1の折り目24の端部において前記第1の折り目24から前記第1の面22の端部に続く直線状の空隙部と前記第1の折り目24から前記第2の折り目28に続く直線状の空隙部とで形成されてもよい。
前記第2の切欠き部52は、ボックス12の別の角部において前記第5の折り目48から前記第6の面50の端部に続く直線状の空隙部と、前記第5の折り目48から前記第4の折り目44に続く直線状の空隙部とにより形成されてもよい。
板材20は、ボックス12を展開した状態において、ボックス12を分解した状態におけるその全体の外形を備えた、平板状である。
板材20は、その中央部に略長方形状の第1の面22を含む。第1の面22は、幅方向の一方端側に、第1の折り目24を介して第2の面26が連設されるように直線状の端縁を形成される。
第2の面26は、第1の面22と略々同じ長さを備える平面視略長方形状である。
第2の面26は、略長方形状に形成されるが、第1の面22の反対側の端部において、その端部が外側に向かって傾斜するように形成される。
第2の面26は、長手方向の一端側に、第2の折り目28を介して第3の面30が連設されるように直線状の端縁を形成される。
第3の面30は、第2の折り目28からみて、第1の面22の幅と略同じ幅であって、第2の面26と略同じ長さを備える平面視略長方形状である。第3の面30は、第2の面26と第5の面46との間を塞ぐように形成され、第2の折り目28に沿って長い略長方形状に形成される。
第3の面30の長手方向の一端側は、第1の面22とは反対側における第2の面26の端部より外側に突出して形成される。この第2の面26の外側端部(第1の折り目24とは反対側)より外側に突出した部分に向かって、第2の面26の端部の外側に向かって傾斜した部分が連設される。
第3の面30の突出する端部側において、第3の面30の幅が若干狭くなるように、第3の面30の外側部分(第2の面26とは反対側)においてゆるやかに幅が小さくなるように形成される。第3の面30の幅が狭くなった部分において、第3の面の長手方向に沿って2つの円形の孔32、34が形成される。ここで、第3の面30の先端側の孔32は、内側の孔34より小径に形成される。さらに、第2の折り目28形成部において、第2の面26の外端部側に、矩形の孔36が形成される。矩形の孔36は、第2の折り目28を挟んで第2の面26と第3の面30の両方にわたって形成される。この場合、矩形の孔36は、第2の面26側において、開口部の面積が大きくなるように形成される。
さらに、第3の面30の長手方向の他端側、つまり第1の面22側には、第3の折り目38を介して、第4の面40が連設されるように形成される。したがって、第4の面40の幅は、第3の面の幅と同様に、第1の面22の幅と略同じ幅となるように形成される。第4の面40は、第1の面22の幅方向の中間部まで延びるように形成される。なお、第4の面40は、第1の面22と切り離された平面視長方形状であって、第1の面22及び第6の面50とは連結されていない。
第3の折り目8は、第1の折り目24に対して、板材20の厚み分だけ第3の面30側にずれて形成される。また、第1の折り目24を挟んで、第1の面22及び第2の面26にわたって、第1の切欠き部42が形成される。第1の切欠き部42は、例えば半円形に形成されるが、三角形などの形に形成されてもよい。
第1の切欠き部42は、第1の折り目24を挟んで、第2の面26の第3の面30側端から第1の面22の第4の面40側端にのびる。
第1の面22の幅方向の端部のうちの第2の面26とは反対側の端部には、第4の折り目44を介して第5の面46が、連設されるように形成される。
第5の面46は、第1の面22の幅より大きく、第2の面26の幅より小さい幅を有する長方形状に形成される。
第5の面46は、第1の面22及び第2の面26の長さより第3の面30の厚み分長い、長さを有している。
さらに、第5の面46の長手方向の一端側には、第5の折り目48を介して第6の面50が連設されるように形成される。
第6の面50は、第5の折り目48からの幅が、第3の面30の幅と略同じ幅となるように形成される。
第5の面46は、第1の面22に対向する端部側において、第6の面50の長さが変化するように形成される。つまり、第5の折り目48側において、第6の面50の長さは、第5の面46の幅に略等しく、第5の折り目48から遠ざかるにつれてその長さが徐々に短くなるように傾斜して形成され、先端側においては一定の長さを保つように形成される。
第6の面50は、第3の面30と対向する端縁が、第2の切欠き部52を介して第4の折り目44と連続して直線状にのび、第1の面22の長手方向の端縁と直交する。
第5の折り目48は、第2の折り目28に対して、板材20の厚み分だけ第6の面50側(すなわち、第5の面46より離れる側)にずれて形成される。また、第1の面22側において、第5の折り目48の両側にわたって、第5の面46及び第6の面50の端部に、第2の切欠き部52が形成される。
第2の切欠き部52は、例えば半円形に形成されてもよく、三角形などの形状に形成されてもよい。
第2の切欠き部52は、第5の折り目48を挟んで、第5の面46の第4の折り目44側端から第6の面50の第3の面30側端にのびる。
第1の面22と第2の面26と第5の面46とは並列されており、第1の面22を挟んで、第2の面26と第5の面46とは並列される。
第3の面30は、第2の面26の幅方向にのび、第4の面40は、第1の面22の幅方向にのび、第6の面50は第5の面46の幅方向にのびる。
第3の面30と第4の面40と第6の面50とは並列される。
第1の折り目24と第4の折り目44とは、平行にのびる直線である。
第2の折り目28と第5の折り目48とは、直線状にのび、第2の折り目28は第1の折り目24と直交し、第5の折り目48は第4の折り目44と直交する。
第3の折り目38は、第1の折り目24と平行にのび、第2の折り目28と直交する。
第2の折り目28、第3の面30、孔32、34、36、第3の折り目38、第4の面40、第1の切欠き部42、第5の折り目48、第6の面50及び第2の切欠き部52は、第1の面22、第2の面26及び第5の面46の長手方向の両側に対称となるように形成される。
板材20は、第1の折り目24及び第4の折り目44において折り曲げて、第1の囲繞面26と第2の囲繞面46を基面22を挟んで対向させ、第2の折り目28において折り曲げて第1の介在片30を第1の囲繞面26に直交させ、第5の折り目48において折り曲げて第2の介在片50を第2の囲繞面46と直交させ、第3の折り目38において折り曲げて角部被覆片40を基面22側に位置させることによって開口箱形に組み立てることにより、ボックス12が形成される。
この発明にかかるボックス12は、基面22と、第1の折り目24を介して折り曲げられた状態で前記基面22と連結される第1の囲繞面26と、第2の折り目28を介して折り曲げられた状態で前記第1の囲繞面26と連設されるとともに前記基面22に対して折り曲げられた位置に配置され、前記基面22及び前記第1の囲繞面26の端部に配置される第1の介在片30とを備える。
更に、ボックス12は、前記第1の介在片30と第3の折り目38を介して折り曲げられた状態で連設されるとともに、前記第1の囲繞面26が折り曲げられた側において前記基面22に重なるように配置される角部被覆片40と、第4の折り目44を介して折り曲げられた状態で前記基面22と連設され、前記第1の囲繞面26に対向する位置に配置される第2の囲繞面46と、第5の折り目48を介して折り曲げられた状態で前記第2の囲繞面46と連結され、前記第1の介在片30の外側に配置される第2の介在片50とを備える。
ボックス12は、前記第1の折り目24が形成された部分において前記基面22及び前記第1の囲繞面26の端部に連続して形成される第1の切欠き部42と、前記第5の折り目48が形成された部分において前記第2の囲繞面46及び前記第2の介在片50の端部に連続して形成される第2の切欠き部52とを含む。
ボックス12は、前記角部被覆片40は、前記第3の折り目38の近傍において前記第1の切欠き部42及び前記第2の切欠き部52を内側から塞ぐように配置される。前記第1の折り目24、前記第2の折り目28及び前記第3の折り目38の端部に形成される角部と、前記第3の折り目38、前記第4の折り目44及び前記第5の折り目48の端部に形成される別の角部とを含む。
前記基面22、前記第1の囲繞面26、前記第1の介在片30、前記角部被覆片40、前記第2の囲繞面46及び前記第2の介在片50は合成樹脂で形成され、前記第1の介在片30と前記第2の介在片50とが溶着されている。
前記第1の切欠き部42は、前記角部において前記第1の折り目24の端部において前記第1の折り目24から前記基面22の端部に続く円弧状の空隙部と前記第1の折り目24から前記第2の折り目28に続く円弧状の空隙部とで形成されている。
前記第2の切欠き部52は、前記別の角部において前記第5の折り目48から前記第2の介在片50の端部に続く円弧状の空隙部と前記第5の折り目48から前記第4の折り目44に続く円弧状の空隙部とで形成される。
前記第1の切欠き部42は、前記角部において前記第1の折り目24の端部において前記第1の折り目24から前記基面22の端部に続く直線状の空隙部と前記第1の折り目24から前記第2の折り目28に続く直線状の空隙部とで形成されている。
前記第2の切欠き部52は前記別の角部において前記第5の折り目48から前記第2の介在片50の端部に続く直線状の空隙部と前記第5の折り目48から前記第4の折り目44に続く直線状の空隙部とで形成されてもよい。
ここでは、特に、図6に示すA部の拡大図である図7の部分の折り曲げが重要である。この場合、まず、図8に示すように、第1の折り目24において谷折りされて、第2の面26が第1の面22の一方面側に向かって折り曲げて立ち上げられる。したがって、第2の面26、第3の面30及び第4の面40は、第1の面22に対して、略直交するように配置される。
次に、図9に示すように、第3の折り目38において谷折りされて、第4の面40が第3の面30の内側に向かって折り曲げられる。このとき、第3の折り目38は、第1の折り目24に対して、板材20の厚み分だけ第3の面30側にずれて形成されているため、第4の面40は、基面22の内側面よりやや第2の面26側に位置しており、折り曲げられた第4の面40の外面と第1の折り目24とが一直線上に配置される。
次に、図10に示すように、第2の折り目28において、第3の面30が第2の面26の一方面側、つまり第4の面40が折り曲げられた側に向かって折り曲げられて、第4の面40は、基面22の内側面上に配設される。
このとき、第1の折り目24が折り曲げられた第4の面40の外側に配置されているため、第4の面40の外面に正確に接触するように、第1の面22が配置される。そのため、第1の面22が湾曲することなく、第4の面40の外側に配置される。また、第2の折り目28において、第3の面30を折り曲げたとき、第4の面40の第1の切欠き部42側の端部が第2の面26に当接される。
また、第5の折り目48は、第2の折り目28に対して、板材20の厚み分だけ第6の面50側にずれてすなわち立ち上げられた第3の面30の外側面側にずれて形成されているため、折り曲げられた第3の面30の外面と第5の折り目48とは、一直線上に配置される。
ここで、矩形の孔36は、第2の折り目28を挟んで第2の面26と第3の面30とにわたって形成されているため、第4の面40とは反対側において、第2の折り目28で折り曲げられた第2の面26及び第3の面30に連なる貫通孔54が形成される。
また、第1の折り目24の第3の面30及び第4の面40側の端部において、第1の面22と第2の面26の両方にわたって第1の切欠き部42が形成されている。そのために、第1の切欠き部42は、第1の面22と第4の面40とが重なった部分、第2の面26及び第3の面30が集合した角部に配置される。
そのため、第1の切欠き部42が配置された角部は、尖った状態とならず、丸みを帯びた形状となる。このとき、第4の面40の端部が第2の面26に当接されているため、第1の切欠き部42の内側に第4の面40が存在し、第1の切欠き部42が配置された部分に、ボックス12の内側に通じる貫通孔が形成されない。
次に、図11に示すように、第4の折り目44において、第5の面46が第1の面22の一方面側(内面側)、つまり内面側に向けて折り曲げられた第3の面30側に向かって折り曲げられる。それにより、第3の面30の幅方向の端部が第5の面46に当接される。第3の面30は、貫通孔54とは反対側の端縁が第5の面46の内面に当接する。このとき、第5の折り目48は、第2の折り目28に対して、板材20の厚み分だけ第6の面50側にずれて形成されているため、第3の面30の外面に沿って、第5の折り目48が配置される。
すなわち、第5の折り目48は、第3の面30の外側面に位置して、第6の面50は、第3の面30の外側面に配設される。
なお、第5の面46を折り曲げたとき、すなわち第4の折り目44を谷折りして第5の面46を立ち上げたとき、第3の面30の幅広の部分の長さと、折り曲げられた第5の面46の高さとを合わせておくことにより、第3の面30に形成された孔32、34の下方において、第3の面30の幅方向の端部と第5の面46の面とが当接される。
さらに、図12に示すように、第5の折り目48において谷折りして、第6の面50は、第5の面46の一方面側、つまり折り曲げられた第3の面30側に向かって折り曲げられる。このとき、第5の折り目48が折り曲げられた第3の面30の外側に配置されているため、第3の面30の外面に正確に接触するように、第6の面50は、配置される。そのため、第6の面50は、湾曲することなく、第3の面30の外側に配置される。
また、第5の折り目48の第4の面40側の端部において、第5の面46と第6の面50の両方にわたって第2の切欠き部52が形成されている。そのために、第2の切欠き部52は、第1の面22と第4の面40とが重なった部分、第3の面30と第6の面50とが重なった部分及び第5の面46が集合した角部に配置される。
そのため、第2の切欠き部52が配置された角部は尖った状態とならず、丸みを帯びた形状となる。このとき、第3の面30及び第4の面40の端部が第5の面46に当接されているため、第2の切欠き部52の内側に第3の面30及び第4の面40が存在し、第2の切欠き部52が配置された部分に、ボックス12の内側に通じる貫通孔が形成されない。
ここで、第6の面50の長さが第5の折り目48から離れるにしたがって小さく形成されることにより、第3の面30に形成された孔34を確実に露出させることができる。
板材20が合成樹脂で形成される場合、第3の面30と第6の面50との重なり合った部分で溶着されることにより、ボックス12が形成される。
なお、板材20の材質によっては、接着剤による接着などによって、第3の面30と第6の面50とが接合されてもよい。
また、板材20が紙などで形成されている場合、第2の折り目28に沿って第3の面30に切れ目を形成し、第6の面50の外側に更に第6の折り目を介して第7の面を形成し、第6の折り目で折り曲げた第7の面を第3の面30に形成した切れ目に挿入することにより、ボックス12が形成されてもよい。
第1の面22は、ケース10の基面22を構成している。
第2の面26は、ケース10の第1の囲繞面26を構成している。
第3の面30は、ケース10の第1の介在片30を構成している。
第4の面40は、ケース10の角部被覆片40を構成している。
第5の面46は、ケース10の第2の囲繞面46を構成している。
第6の面50は、ケース10の第2の介在片50を構成している。
この実施の形態のケース10においては、基面22は、底部22を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第1の囲繞面26は、後胴部26を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第1の介在片30は、第1の襠部片30を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第2の囲繞面46は、前胴部46を構成している。
この実施の形態のケース10においては、第2の介在片50は、第2の襠部片50を構成している。
第3の面30は、第2の面26の長手方向における両端に左右一対並設されており、対称形で、左右に形成された一方の第2の折り目28と他方の第2の折り目28とにおいて、一方の第3の面30と他方の第3の面30とを折り曲げられ、対向する。
第6の面50は、第5の面46の長手方向における両端に左右一対並設されており、対称形で、左右に形成された一方の第5の折り目48と他方の第5の折り目48とにおいて、一方の第6の面50と他方の第6の面50と折り曲げられて対向する。
第4の面40は、第3の面30の長手方向における第1の面22側に突設されており、第3の折り目38において折り曲げられて、第3の面30が第2の折り目28で折り曲げられることにより、第1の面22の内側に位置させられる。
第4の面40及び第3の折り目38は、第2の面26の長手方向における両端に左右一対並列された第3の面30に、それぞれ形成されている。
第1の切欠き部42は、第1の折り目24の長手方向における両端に一対形成され、第2の切欠き部52は、第4の折り目44の長手方向における両端に一対形成されている。
第1の折り目24及び第4の折り目44は、第1の面22及び第5の面46を内側にして谷折りされる。
第2の折り目28は、第2の面26及び第3の面30を内側にして谷折りされる。
第5の折り目48は、第5の面46及び第6の面50を内側にして谷折りされる。
このようにして得られたボックス12は、図13及び図14に示すように、第1の面22が底面となり、第2の面26が手前側の第1の胴面となり、第5の面46が対向する向こう側の第2の胴面となり、第3の面30と第6の面50とが重なった部分が対向する襠部となった箱状のボックスとなる。ボックス12は、第5の面46で形成される前面が低く、第2の面26で形成される背面が高い形状のものであり、これらの高さの異なる部分における両端面に、2つの円形の孔32、34が形成されている。ここで、端部側の孔32の直径は別の孔34の直径より小さく、さらに、背面から端面にかけて矩形の貫通孔54が形成されている。
なお、第3の面30の幅が孔32、34形成部分において小さく形成され、第6の面50の長さが変化するように形成されていることにより、組み立てられたボックス12の両端面においては、孔32、34に隣接する幅の広い部分に第6の面50が重なり合い、第6の面50の端部は孔32、34が形成された前面側から背面側に向かって徐々に底面側に向かって下がっていき、背面側近傍では底面と平行になるように形成される。
この発明は、前記実施の形態に限らず、この発明の思想に基づき種々変形することができる。
例えば、ボックス12を溶着によって所定の形状に成形するのではなく、溶着に代わる差し込み構造によって箱形に成形しても良い。
ボックス12は、前記第2の折り目28に沿って前記第1の介在片30に細長い切れ目が形成されるとともに、前記第2の介在片50に、前記切れ目に嵌挿できる頭部を備える挿入片を突設する。
第2の介在片50との境界において折り曲げられた状態で連結して形成される挿入片を、前記切れ目に挿入することにより箱型が保持される。
蓋部材14をボックス12に連続する構造としては、図17〜図20に示すように、ボックス12を閉蓋する開閉部材114を用いたものとしてもよい。
ケース10は、平らな合成樹脂シートを折り曲げて箱状に成形され、開閉部材114は、合成樹脂により一体成型され、ボックス12と開閉部材114とは、結合されて、ケース10を構成する。
前記開閉部材114は、前記ケース10のボックス12の開口部112を閉塞(被蓋)する蓋部120と、ボックス12に連結するための連結部122と、前記蓋部120と連結部122とを回転自在に連結する開閉可動部124とを有している。
前記連結部122は、連結部本体126と、前記連結部本体126の右側端及び左側端から外方にのびた挟持部128とを備える。
前記連結部本体126は、ボックス12の第2の囲繞面46又は第1の囲繞面26に固定される領域を有している。
前記開閉部材114は、前記蓋部120と連結部122と開閉可動部124と連結部本体126と挟持部128とを合成樹脂により一体成型されてなる。
ボックス12は、第2の囲繞面46と、前記第2の囲繞面46に対向する第1の囲繞面26と、前記第2の囲繞面46と第1の囲繞面26との間に架設された、ケースの襠部を構成する第2の介在片50及び第1の介在片30と、前記第2の囲繞面46と第1の囲繞面26と第2の介在片50と第1の介在片30とにより囲繞された領域に設けられた基面22とを有している。
ボックス12は、第2の囲繞面46と第1の囲繞面26と第2の介在片50と第1の介在片30と基面22とにより囲まれた胴部(収容部)に、被収納物Xを収納する。
開閉部材114の蓋部120は、前記ボックス12の基面22とは反対側の開口部112を覆う前蓋部130、前記開閉可動部124の両端の領域に続く端縁に設けられた右側蓋部132及び左側蓋部134並びにボックス12の基面22に対向する天部136を有する。
挟持部128は、連結部本体126の右側端から右外方に突き出し設けられた第1の挟持部128Aと、連結部本体126の左側端から左外方に突き出し設けられた第2の挟持部128Bとを備える。
第1の挟持部128Aと第2の挟持部128Bとは、左右対称に形成されている。
前記挟持部128は、第2の囲繞面46と第1の囲繞面26との間に形成された襠部を構成する第2の介在片50及び第1の介在片30の開口部112の領域(開閉部材を固定する領域116)を、表側と内側との間に跨って挟み、固定されるように形成されている。
挟持部128は、ボックス12の内側に接合固定されて内側を支持する内側支持部140と、ボックス12の外側に接合固定されて外側を支持する外側支持部142と、前記内側支持部140と外側支持部142との間に架け渡された架設部144とを備える。
前記内側支持部140及び外側支持部142は、連結部122に屈曲部146を介して連設されている。
挟持部128は、外側支持部142及び内側支持部140をボックス12の襠部に固定するための支持固定部150を備える。
前記支持固定部150は、ボックス12の襠部を構成する第2の介在片50及び第1の介在片30の開口部112の領域に固定された状態を維持させるための嵌合部152及び係合部158を備える。
内側支持部140は、突起160を備える。突起160は、孔36に嵌合して固定される。
挟持部128は、ボックス12の第2の介在片50及び第1の介在片30で構成されるボックス12の蓋部120の開口部112を、内側支持部140と外側支持部142とによって挟持させて開閉部材を固定する領域116に固定される。
而して、ボックス12は、開閉部材114の連結部122により保型され、且つ、挟持部128により開口部112の端縁を覆われて指等が当たっても痛くないように構成される。
この発明にかかる隅部の構造は、ボックス12の底部22に形成するのではなく、例えば、蓋部材14に適用してもよい。
以下、蓋部材14について、図22〜図27に基づいて説明する。
蓋部材14の隅部の構造においては、前記基面22は、天面であり、前記第1の囲繞面26は前記天面22の一端縁より垂設される第1の垂面であり、前記第2の囲繞面46は前記天面22の他端縁より垂設される第2の垂面である。前記第1の介在片30は、前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設される第1の襠部片30であり、前記第2の介在片50は前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設されるとともに第1の襠部片30に重なるように配置される第2の襠部片50である。
10 ケース
12 ボックス
14 蓋部材
20 板材
22 第1の面,基面,底部
24 第1の折り目
26 第2の面,第1の囲繞面,後胴部
28 第2の折り目
30 第3の面,第1の介在片,第1の襠部片
32 孔
34 孔
36 孔
38 第3の折り目
40 第4の面,角部被覆片
42 第1の切欠き部
44 第4の折り目
46 第5の面,第2の囲繞面,前胴部
48 第5の折り目
50 第6の面,第2の介在片,第2の襠部片
52 第2の貫通孔
54 貫通孔
112 開口部
114 開閉部材
116 開閉部材を固定する領域
120 蓋部
122 連結部
124 開閉可動部
126 連結部本体
128 挟持部
128A 第1の挟持部
128B 第2の挟持部
130 前蓋部
132 右側蓋部
134 左側蓋部
136 天部
140 内側支持部
142 外側支持部
144 架設部
146 屈曲部
150 支持固定部
152 嵌合部
158 係合部
160 突起
X 被収納物

Claims (5)

  1. 基面(22)
    前記基面(22)第1の折り目(24)を介して折り曲げられた状態で連設される第1の囲繞面(26)
    前記第1の囲繞面(26)第2の折り目(28)を介して折り曲げられた状態で連設されるとともに前記基面(22)に対して折り曲げられた位置に配置され、前記基面(22)及び前記第1の囲繞面(26)の端部に配置される第1の介在片(30)
    前記第1の介在片(30)と第3の折り目(38)を介して折り曲げられた状態で連設されるとともに、前記第1の囲繞面(26)が折り曲げられた側において前記基面(22)に重なるように配置される角部被覆片(40)
    前記基面(22)第4の折り目(44)を介して折り曲げられた状態で連設され、前記第1の囲繞面(26)に対向する位置に配置される第2の囲繞面(46)
    前記第2の囲繞面(46)第5の折り目(48)を介して折り曲げられた状態で連設され、前記第1の介在片(30)の外側に配置される第2の介在片(50)
    前記第1の折り目(24)が形成された部分において前記基面(22)及び前記第1の囲繞面(26)の端部に連続して形成される第1の切欠き部(42)
    前記第5の折り目(48)が形成された部分において前記第2の囲繞面(46)及び前記第2の介在片(50)の端部に連続して形成される第2の切欠き部(52)を含み、
    基面(22)と第1の囲繞面(26)と第1の介在片(30)と角部被覆片(40)と第2の囲繞面(46)と第2の介在片(50)とは、板材で形成され、
    第3の折り目(38)は、第1の折り目(24)に対して、板材(20)の厚み分だけ第1の介在片(30)側にずれて形成され、且つ、第1の折り目(24)を挟んで、基面(22)及び第1の囲繞面(26)にわたって、第1の切欠き部(42)が形成され、
    第1の切欠き部(42)は、第1の折り目(24)を挟んで、第1の囲繞面(26)の第1の介在片(30)側端から基面(22)の角部被覆片(40)側端にのび、
    第5の折り目(48)は、第2の折り目(28)に対して、板材(20)の厚み分だけ第2の介在片(50)側にずれて形成され、且つ、基面(22)側において、第5の折り目(48)の両側にわたって、第2の囲繞面(46)及び第2の介在片(50)の端部に、第2の切欠き部(52)が形成され、
    第2の切欠き部(52)は、第5の折り目(48)を挟んで、第2の囲繞面(46)の第4の折り目(44)側端から第2の介在片(50)の第1の介在片(30)側端にのび、
    角部被覆片(40)は、基面(22)の内側面よりやや第1の囲繞面(26)側に位置して基面(22)の内側面上に配設され、
    第1の切欠き部(42)は、第1の折り目(24)の第1の介在片(30)及び角部被覆片(40)側の端部において、基面(22)と第1の囲繞面(26)の両方にわたって形成され、且つ、基面(22)と角部被覆片(40)とが重なり、第1の囲繞面(26)及び第1の介在片(30)が集合した角部に配置され、
    第2の切欠き部(52)は、第5の折り目(48)の角部被覆片(40)側の端部において、第2の囲繞面(46)と第2の介在片(50)の両方にわたって形成され、且つ、基面(22)と角部被覆片(40)とが重なった部分、第1の介在片(30)と第2の介在片(50)とが重なった部分及び第2の囲繞面(46)が集合した角部に配置され、
    第1の折り目(24)及び第4の折り目(44)を介して、第1の囲繞面(26)と第2の囲繞面(46)とは基面(22)を挟んで対向し、第2の折り目(28)を介して第1の介在片(30)は第1の囲繞面(26)に直交し、第5の折り目(48)を介して第2の介在片(50)は第2の囲繞面(46)に直交し、第3の折り目(38)を介して角部被覆片(40)は基面(22)側に位置し、前記介在片(50)は、前記囲繞面(26)と前記囲繞面(46)との間において前記囲繞面(26)と前記囲繞面(46)との端部を塞ぐように立設された箱形であり、
    前記角部被覆片(40)は前記第3の折り目(38)の近傍において前記第1の切欠き部(42)及び前記第2の切欠き部(52)を内側から塞ぐように配置され、
    前記第1の折り目(24)、前記第2の折り目(28)及び前記第3の折り目(38)の端部に形成される角部と前記第3の折り目(38)、前記第4の折り目(44)及び前記第5の折り目(48)の端部に形成される別の角部を形成され、
    角部被覆片(40)の端部が第1の囲繞面(26)に当接され、第1の切欠き部42の内側に角部被覆片(40)が存在し、第1の切欠き部42が配置された部分に、箱形の内側に通じる貫通孔が形成されないで、且つ第1の介在片(30)及び角部被覆片(40)の端部が第2の囲繞面(46)に当接され、第2の切欠き部52の内側に第1の介在片(30)及び角部被覆片(40)が存在し、第2の切欠き部52が配置された部分に、箱形の内側に通じる貫通孔が形成されない、ケース。
  2. 前記基面(22)、前記第1の囲繞面(26)、前記第1の介在片(30)、前記角部被覆片(40)、前記第2の囲繞面(46)及び前記第2の介在片(50)は合成樹脂で形成され、前記第1の介在片(30)と前記第2の介在片(50)とを接合して箱型に形成された、請求項1に記載のケース。
  3. 前記第2の折り目(28)に沿って前記第1の介在片(30)に切れ目が形成されるとともに、前記第2の介在片(50)に折り曲げられた状態で連設して形成される挿入片を含み、前記挿入片を前記切れ目に挿入することにより箱型が保持される、請求項1に記載のケース。
  4. 前記基面(22)は底面または天面であり、前記第1の囲繞面(26)は前記基面(22)の一端縁より立設される第1の胴面または前記天面(22)の一端縁より垂設される第1の垂面であり、前記第2の囲繞面(46)は前記基面(22)の他端縁より立設される第2の胴面または前記天面(22)の他端縁より垂設される第2の垂面であり、前記第1の介在片(30)は前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設される第1の襠部片または前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設される第1の襠部片であり、前記第2の介在片(50)は前記第1の胴面と前記第2の胴面との間において前記第1の胴面と前記第2の胴面の端部を塞ぐように立設されるとともに第1の襠部片に重なるように配置される第2の襠部片または前記第1の垂面と前記第2の垂面との間において前記第1の垂面と前記第2の垂面の端部を塞ぐように垂設されるとともに第1の襠部片に重なるように配置される第2の襠部片である、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のケース。
  5. 前記第1の切欠き部(42)は前記角部において前記第1の折り目(24)の端部において前記第1の折り目(24)から前記基面(22)の端部に続く円弧状または直線状の空隙部と前記第1の折り目(24)から前記第2の折り目(28)に続く円弧状または直線状の空隙部とで形成され、前記第2の切欠き部(52)は前記別の角部において前記第5の折り目(48)から前記第2の介在片(50)の端部に続く円弧状または直線状の空隙部と前記第5の折り目(48)から前記第4の折り目(44)に続く円弧状または直線状の空隙部とで形成される、請求項1に記載のケース。
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