JP5991262B2 - 露光装置および画像形成装置 - Google Patents

露光装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5991262B2
JP5991262B2 JP2013093115A JP2013093115A JP5991262B2 JP 5991262 B2 JP5991262 B2 JP 5991262B2 JP 2013093115 A JP2013093115 A JP 2013093115A JP 2013093115 A JP2013093115 A JP 2013093115A JP 5991262 B2 JP5991262 B2 JP 5991262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
lph
image forming
forming apparatus
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013093115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014213541A (ja
Inventor
敬一 三上
敬一 三上
直之 多田
直之 多田
誠一 高山
誠一 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2013093115A priority Critical patent/JP5991262B2/ja
Priority to US14/103,053 priority patent/US9146473B2/en
Priority to CN201410040348.3A priority patent/CN104122771B/zh
Publication of JP2014213541A publication Critical patent/JP2014213541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5991262B2 publication Critical patent/JP5991262B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2002Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image
    • G03F7/2012Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image using liquid photohardening compositions, e.g. for the production of reliefs such as flexographic plates or stamps

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Description

本発明は、露光装置および画像形成装置に関する。
従来技術として、像保持体に静電潜像を形成する露光部材と、露光部材の一面を支持しており、露光部材の複数方向の振動の発生時に露光部材との間で摩擦力を発生させる支持部材とを有する露光装置が知られている(特許文献1参照)。
また、従来技術として、LPHに設けられた振動抑制ピンに、ガイド部材によって回転する振動抑制バネを突き当てることで、LPHの共振を抑制する技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2009−214340号公報 特開2011−79242号公報
本発明は、像保持体に対する露光部材の位置変動を抑制しながら、露光部材の固有振動数を調整することを目的とする。
請求項に係る発明は、回転する像保持体の軸線方向である第1方向に沿って並ぶ複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射して当該像保持体を露光する露光部材と、前記露光部材に接触する接触部を有し、当該接触部を介して当該露光部材を前記第2方向に押すことで、当該露光部材を前記像保持体に突き当てる突当部材と、前記露光部材と前記突当部材との間に設けられ、当該露光部材と当該突当部材とが接離する方向に弾性変形可能な弾性部材とを備える露光装置である。
請求項に係る発明は、前記弾性部材は、前記複数の発光素子よりも前記第1方向の両端部側に設けられることを特徴とする請求項記載の露光装置である。
請求項に係る発明は、前記露光部材には、前記第2方向に沿って前記突当部材側に突出し、当該突当部材の前記接触部に接触する第1突出部と、当該第2方向に沿って前記像保持体側に突出する第2突出部とが形成され、前記突当部材は、前記接触部を介して前記露光部材の前記第1突出部を押すことで、当該露光部材の前記第2突出部を前記像保持体に突き当て、前記弾性部材は、前記突当部材の前記接触部および前記露光部材の前記第1突出部に近接して設けられることを特徴とする請求項1または2記載の露光装置である。
請求項4に係る発明は、回転する像保持体と、前記像保持体の軸線方向である第1方向に沿って並ぶ複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射して当該像保持体を露光する露光部材と、前記露光部材に接触する接触部を有し、当該接触部を介して当該露光部材を前記第2方向に押すことで、当該露光部材を前記像保持体に突き当てる突当部材と、前記露光部材と前記突当部材との間に設けられ、当該露光部材と当該突当部材とが接離する方向に弾性変形可能な弾性部材とを備える画像形成装置である。
請求項に係る発明によれば、像保持体に対する露光部材の位置変動を抑制しながら、露光部材の固有振動数を調整することができる。
請求項に係る発明によれば、本構成を採用しない場合と比較して、露光部材における撓みの発生を抑制することができる。
請求項に係る発明によれば、本構成を採用しない場合と比較して、像保持体に対する露光部材の突き当て力の変動を抑制することができる。
請求項4に係る発明によれば、像保持体に対する露光部材の位置変動を抑制しながら、露光部材の固有振動数を調整することができる。
本実施の形態が適用される画像形成装置の構成の一例を示した図である。 LPHの構成を示した断面図である。 感光体ドラムを備えた感光体モジュールと、LPHおよび進退機構を備えた露光モジュールとが、画像形成装置に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図3におけるフロント側の拡大図である。 図3におけるリア側の拡大図である。 感光体モジュールの構成を示す斜視図である。 露光モジュールの構成を示す斜視図である。 露光モジュールにおけるLPHの構成を示す斜視図である。 図8に示したLPHをY方向から見た側面図である。 (a)は、図9におけるXA部の拡大図であり、(b)は、図9におけるXB部の拡大図である。 露光モジュールにおける進退機構の構成を示す斜視図である。 進退機構に設けられたフロント規制部材を説明するための図である。 進退機構に設けられた昇降部材の構成を示す斜視図である。 昇降部材の正面図である。 進退機構に設けられたカムの構成を示す斜視図である。 (a)は進退機構をZ方向からみた上面図、(b)は進退機構をY方向からみた側面図、(c)は(a)のA−A断面図である。 進退機構におけるリンク機構の主要部を示す斜視図である。 進退機構における昇降部材、フロントカムおよびフロントコイルバネの位置関係を示す斜視図である。 露光モジュールのフロント側をY方向から見た正面図である。 図19におけるXX−XX断面図である。 露光モジュールのリア側をY方向から見た正面図である。 図21におけるXXII−XXII断面図である。 バネ部材の構成を示す斜視図である。 感光体モジュールのプレートに取り付けられるフロント位置決め部材の構成を示す斜視図である。 画像形成装置のリア側のフレームに取り付けられるリア保持部材の構成を示す斜視図である。 露光位置、待機位置および退避位置における進退機構の状態を示す図である。 進退機構のフロント側の状態を説明するための図である。 進退機構のリア側の状態を説明するための図である。 露光モジュールに取り付けるバネ部材のバネ定数とLPHの固有振動数との関係を示した図である。 他の形態に係る露光モジュールのフロント側を−Y方向に沿って見た正面図である。 他の形態に係る露光モジュールのリア側を−Y方向に沿って見た正面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の構成の一例を示した図である。同図に示す画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラープリンタであり、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成プロセス部10、画像形成装置1全体の動作を制御する制御部30、例えばパーソナルコンピュータ(PC)3や画像読取装置4等といった外部装置に接続され、これらから受信された画像データに対して画像処理を施す画像処理部35、各部に電力を供給する主電源36を備えている。
画像形成プロセス部10には、一定の間隔を置いて並列的に配置される4つの画像形成ユニット11Y、11M、11C、11K(以下、総称して単に「画像形成ユニット11」とも称する)が備えられている。各画像形成ユニット11は、回転可能に配置され静電潜像を形成してトナー像を保持する像保持体の一例としての感光体ドラム12、感光体ドラム12の表面を帯電する帯電器13、帯電器13によって帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光する露光部材の一例としてのLEDプリントヘッド(LPH)14、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像する現像器15、転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16を備えている。なお、本実施の形態における感光体ドラム12は、不図示の回転軸を備え、その軸方向が画像形成装置1のフロント側(図中手前側)からリア側(図中奥側)に向くように配置されている。
さらに、各画像形成ユニット11は、LPH14を、感光体ドラム12を露光する露光位置まで進出させ、また、LPH14を、この露光位置よりも感光体ドラム12から離隔した退避位置に退避させる進退機構17を備えている。ここで、各画像形成ユニット11は、現像器15に収納されるトナーを除いて、同じ構成を有している。そして、各画像形成ユニット11は、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
さらに、画像形成プロセス部10は、各画像形成ユニット11の感光体ドラム12にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト20、各画像形成ユニット11による各色トナー像を中間転写ベルト20に順次転写させる一次転写ロール21、中間転写ベルト20上に転写された重畳トナー像を記録材である用紙に一括転写させる二次転写ロール22、二次転写された画像を用紙上に定着させる定着器45を備えている。
ここで、各画像形成ユニット11において、感光体ドラム12、帯電器13およびクリーナ16は、一体化されたモジュール(以下、感光体モジュールPMと称する:後述する図3を参照)として構成されている。そして、感光体モジュールPMは画像形成装置1に対して着脱自在に構成され、感光体ドラム12の寿命等に応じて交換される。なお、感光体モジュールPMは、帯電器13やクリーナ16を含まない感光体ドラム12のみの構成を採用してもよいし、帯電器13やクリーナ16に加えさらに現像器15を一体化した構成を採用してもよい。すなわち、寿命が他の構成要素と比較して短い感光体ドラム12を含んだものであれば、如何なる構成要素との組み合わせによっても感光体モジュールPMを構成してよいが、本実施の形態では、感光体モジュールPMとLPH14とを別体とした構成を前提としている。
また、各画像形成ユニット11において、LPH14および進退機構17も、一体化されたモジュール(以下、露光モジュールEMと称する:後述する図3を参照)として構成されている。そして、露光装置の一例としての露光モジュールEMも画像形成装置1に対して着脱自在に構成されている。なお、これら感光体モジュールPMおよび露光モジュールEMの詳細な構成については後述する。
この画像形成装置1において、画像形成プロセス部10は、制御部30から供給される各種の制御信号に基づいて画像形成動作を行う。すなわち、制御部30による制御の下で、PC3や画像読取装置4から入力された画像データは、画像処理部35によって画像処理が施され、不図示のインターフェースを介して各画像形成ユニット11に供給される。そして、例えば黒(K)色の画像形成ユニット11Kでは、感光体ドラム12が矢印A方向に回転しながら、帯電器13により予め決められた電位に帯電され、画像処理部35から送信された画像データに基づいて発光するLPH14により露光される。これにより、感光体ドラム12上には、黒(K)色画像に関する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム12上に形成された静電潜像は現像器15により現像され、感光体ドラム12上には黒(K)色のトナー像が形成される。同様に、画像形成ユニット11Y、11M、11Cにおいても、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色トナー像が形成される。
各画像形成ユニット11で形成された各色トナー像は、矢印B方向に移動する中間転写ベルト20上に、一次転写ロール21により順次静電吸引されて、各色トナーが重畳された合成トナー像が形成される。中間転写ベルト20上の合成トナー像は、中間転写ベルト20の移動に伴って二次転写ロール22が配置された領域(二次転写部T)に搬送される。合成トナー像が二次転写部Tに搬送されると、合成トナー像が二次転写部Tに搬送されるタイミングに合わせて用紙が用紙保持部40から二次転写部Tに供給される。そして、二次転写部Tにて二次転写ロール22により形成される転写電界により、合成トナー像は搬送されてきた用紙上に一括して静電転写される。
その後、合成トナー像が静電転写された用紙は、中間転写ベルト20から剥離され、定着器45まで搬送される。定着器45に搬送された用紙上の合成トナー像は、定着器45によって熱および圧力による定着処理を受けて用紙上に定着される。そして、定着画像が形成された用紙は、画像形成装置1の排出部に設けられた排紙積載部41に搬送される。
一方、二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナー(転写残トナー)は、二次転写の終了後に中間転写ベルト20表面からベルトクリーナ25によって除去され、次の画像形成サイクルに備える。このようにして、画像形成装置1での画像形成がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返して実行される。
図2は、LPH14の構成を示した断面図である。このLPH14は、図1に示す画像形成装置1において感光体ドラム12の下方に配置され、下方から感光体ドラム12を露光する。図2に示すように、LPH14は、ハウジング61、LEDアレイ63、LEDアレイ63やLEDアレイ63を駆動する信号生成回路(不図示)等を搭載するLED回路基板62、LEDアレイ63からの光を感光体ドラム12表面に結像させるロッドレンズアレイ64、ロッドレンズアレイ64を支持するとともにLEDアレイ63を外部から遮蔽するホルダ65を備えている。
ハウジング61は、アルミニウム、SUS等の金属のブロックまたは板金で形成され、LED回路基板62を支持している。ロッドレンズアレイ64は、感光体ドラム12の軸方向に沿って配置されるとともに、感光体ドラム12の回転方向に幅を有して形成されている。また、ロッドレンズアレイ64は、正立等倍実像を形成する屈折率分布型レンズを複数並べて構成される。ホルダ65は、長尺状に形成されるとともに感光体ドラム12の軸方向に沿って配置されている。また、ホルダ65は、ハウジング61およびロッドレンズアレイ64を支持し、LEDアレイ63の発光点とロッドレンズアレイ64の焦点面とが一致するように設定されている。さらに、ホルダ65はLEDアレイ63を密閉するように構成されている。これにより、LEDアレイ63に外部からゴミが付着し難い構成を実現している。また、ホルダ65は、幅方向の両側面に、長手方向(感光体ドラム12の軸方向)に沿って配置され、後述するスライド部材67(後段の図8参照)のスライドを案内するガイド溝65aを備えている。
LED回路基板62には、複数のLEDチップからなるLEDアレイ63が、感光体ドラム12の軸線方向と平行になるように精度よくライン状に配置されている。この場合、各LEDチップに配置された発光素子(LED)の配列の端部境界において、各LEDがLEDチップ同士の連結部で連続的に配置されるように、各LEDチップは交互に千鳥状に配置されている。これにより、LED回路基板62には、複数の発光素子(LED)が配置されることになる。
続いて、画像形成装置1におけるLPH14の位置決め機構について説明する。
図3は、感光体ドラム12を備えた感光体モジュールPMと、LPH14および進退機構17を備えた露光モジュールEMとが、画像形成装置1に取り付けられた状態を示す斜視図である。なお、図3においては、図面の左側が画像形成装置1のフロント側であって感光体モジュールPMが着脱操作される側であり、図面の右側が画像形成装置1のリア側であって画像形成装置1に取り付けられた駆動モータ(図示せず)からの駆動が感光体ドラム12等に伝達される側である。また、図3は、露光モジュールEMを構成するLPH14が、上述した露光位置にセットされた状態を示している。そして、図4は図3におけるフロント側の拡大図であり、図5は図3におけるリア側の拡大図である。
また、図6は感光体モジュールPMの構成を示す斜視図である。なお、図6においては、図面の左下側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右上側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。
さらに、図7は、露光モジュールEMの構成を示す斜視図である。なお、図7においては、図面の右下側が画像形成装置1のフロント側に、図面の左上側が画像形成装置1のリア側にそれぞれ対応している。
また、図8は、露光モジュールEMにおけるLPH14の構成を示す斜視図である。なお、図8においては、図面の右下側が画像形成装置1のフロント側に、図面の左上側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。
さらに、図9は、図8に示したLPH14をY方向から見た側面図である。また、図10は、LPH14の構成を詳細に説明するための図であり、図10(a)は、図9におけるXA部の拡大図であり、図10(b)は、図9におけるXB部の拡大図である。なお、図9および図10(a)(b)においては、図面の左側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。
また、図11は、露光モジュールEMにおける進退機構17の構成を示す斜視図である。さらに、図12は、進退機構17に設けられたフロント規制部材178F(後述)を説明するための図である。なお、図11においては、図面の右上側が画像形成装置1のフロント側に、図面の左下側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。また、図12におちえは、図面の左側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右側が画像形成装置1のリア側にそれぞれ対応している。
また、図13は、進退機構17に設けられた昇降部材306(後述)の構成を示す斜視図であり、図14は、昇降部材306の正面図である。さらに、図15は、進退機構17に設けられたカム305(フロントカム305F、リアカム305R:後述)の構成を示す斜視図である。
なお、図13においては、図面の左上側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右下側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。また、図14においては、図面の左側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。さらに、図15においては、図面の左側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。
また、図16(a)は進退機構17をZ方向からみた上面図、図16(b)は進退機構17をY方向からみた側面図、図16(c)は図16(a)のA−A断面図である。さらに、図17は進退機構17におけるリンク機構173(後述)の主要部を示す斜視図である。そして、図18は、進退機構17における昇降部材306、フロントカム305Fおよびフロントコイルバネ304F(後述)の位置関係を示す斜視図である。ただし、図18は、進退機構17が露光位置に設定される場合の位置関係を示している。
なお、図16においては、図面の右側が画像形成装置1のフロント側に、図面の左側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。また、図17においては、図面の左下側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右上側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。さらに、図18においては、図面の左上側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右下側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。
また、図19および図20は、露光モジュールEM(図3参照)のフロント側の詳細な構成を示す図である。図19は、露光モジュールEMのフロント側をY方向から見た正面図であり、図20は、図19におけるXX−XX断面図である。
さらに、図21および図22は、露光モジュールEMのリア側の詳細な構成を示す図である。図21は、露光モジュールEMのリア側をY方向から見た正面図であり、図22は、図21におけるXXII−XXII断面図である。
なお、図19〜図22においては、露光モジュールEMを構成するLPH14が、上述した露光位置にセットされた状態を示している。
さらにまた、図23は、バネ部材70(後述)の構成を示す斜視図である。
以下の説明においては、図3等に示すLPH14におけるロッドレンズアレイ64の光軸方向をZ方向(第2方向に対応)と呼ぶ。また、主走査方向すなわち感光体ドラム12の軸方向をX方向(第1方向に対応)と呼ぶ。さらに、副走査方向すなわちX方向およびZ方向の双方に直交する方向をY方向(第3方向に対応)と呼ぶ。
最初に、図3〜図6を参照しつつ、感光体モジュールPMの構成について説明する。
感光体モジュールPMは、上述した感光体ドラム12、帯電器13およびクリーナ16に加え、これらを保持するためのフロントハウジング81Fおよびリアハウジング81Rをさらに備えている。なお、これらフロントハウジング81Fおよびリアハウジング81Rは、X方向に沿って伸び帯電器13やクリーナ16(ともに図1参照)を覆う接続ハウジング81Mと一体化されている。
また、感光体モジュールPMにおいて、フロントハウジング81Fのフロント側にはプレート82が取り付けられており、プレート82のフロント側には感光体モジュールPMの着脱操作に用いられるハンドルを備えたカバー83が取り付けられている。そして、プレート82のリア側の下方には、LPH14のY方向の位置決めに使用されるフロント位置決め部材84が取り付けられている。また、このプレート82には複数の穿孔が形成されている。プレート82に設けられた複数の穿孔の一部は、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入して取り付けを行った際に、画像形成装置1のフロント側のフレーム(図示せず)に取り付けられたフロントピン1Fにはめ込まれることで、画像形成装置1に対する感光体モジュールPMのフロント側の位置決めを行う。
一方、感光体モジュールPMのリア側において、感光体ドラム12、帯電器13、クリーナ16等には画像形成装置1から駆動力を受けるための被駆動部が形成されている。この被駆動部はカップリング部材等にて構成されており、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入して取り付けを行った際に、画像形成装置1のリア側に設けられた駆動部のカップリング部材にはめ込まれる。また、感光体モジュールPMのリア側において、リアハウジング81Rのリア側にはリング状部材85が取り付けられている。このリング状部材85は、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入して取り付けを行った際に、画像形成装置1のリア側のフレーム(図示せず)にはめ込まれることで、画像形成装置1に対する感光体モジュールPMのリア側の位置決めを行う。
また、感光体モジュールPMにおいて、感光体ドラム12のX方向両端部には円筒状のフロントフランジ121F、リアフランジ121Rがそれぞれ圧入されており、これらフロントフランジ121F、リアフランジ121Rは、それぞれ、カバー83、リング状部材85に回転可能に支持される。そして、これらフロントフランジ121F、121Rには、それぞれ、フロントボールベアリング(以下、フロントBBと称する)122F、リアボールベアリング(以下、リアBBと称する)122Rが外装されている。
なお、本実施の形態において、フロントBB122Fはフロントフランジ121Fに対してわずかな隙間をもって取り付けられており、リアBB122Rはリアフランジ121Rに対してわずかな隙間をもって取り付けられている。一方、フロントBB122Fはフロントハウジング81Fに、リアBB122Rはリアハウジング81Rに、それぞれ密着して取り付けられている。したがって、フロントBB122Fはフロントハウジング81Fに、リアハウジング122Rはリアハウジング81Rに、それぞれ固定されている。
ここで、フロントBB122Fはフロントハウジング81Fに収容されているが、現像器15(図1参照)と対向する位置およびLPH14と対向する位置には開口が形成されている。一方、リアBB122Rはリアハウジング81Rに収容されているが、フロントハウジング81Fと同様、現像器15(図1参照)と対向する位置およびLPH14と対向する位置には開口が形成されている。したがって、LPH14および現像器15と対向する位置では、フロントBB122FおよびリアBB122Rの外周面が露出している。そして、本実施の形態では、これらフロントBB122FおよびリアBB122Rが、後述するLPH14のZ方向の位置決めに用いられる。また、これらフロントBB122FおよびリアBB122Rは、現像器15(図1参照)を構成する現像ロールの位置決めにも使用される。
次に、図3〜図5および図7〜図18を参照しつつ、露光モジュールEMの構成について説明する。
露光モジュールEMは、上述したようにLPH14および進退機構17を備えており、進退機構17のリア側が画像形成装置1のリア側のフレーム(図示せず)に取り付けられたリア保持部材1Rに保持されることで、画像形成装置1に対する進退機構17のリア側の位置決めを行う。また、進退機構17のフロント側下部には、複数の穿孔が形成された固定用プレート176が取り付けられている。この固定用プレート176に設けられた複数の穿孔の一部は、画像形成装置1のフロント側から露光モジュールEMを挿入して取り付けを行った後、画像形成装置1のフロント側のフレーム(図示せず)にネジ止めされることで、画像形成装置1に対する進退機構17のフロント側の位置決めを行う。この露光モジュールEMでは、このようにして画像形成装置1に進退機構17が固定された状態において、進退機構17により、LPH14がZ方向すなわち露光位置と退避位置との間で移動するように構成されている。そして、LPH14が退避位置から露光位置へと移動するに際して、感光体ドラム12に対するLPH14のZ方向の位置決めがなされる。
続いて、主として図8〜図10を参照しつつ、露光モジュールEMにおけるLPH14の構成について説明を行う。
LPH14のハウジング61のフロント側には、LPH14のフロント側のZ方向の位置を定める第1フロント位置決めピン611Fと、LPH14のフロント側のX方向およびY方向の位置を定める第2フロント位置決めピン612Fとが取り付けられている。一方、LPH14のハウジング61のリア側には、LPH14のリア側のZ方向の位置を定める第1リア位置決めピン611Rと、LPH14のリア側のX方向およびY方向の位置を定める第2リア位置決めピン612Rとが取り付けられている。
ここで、第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611R、第2フロント位置決めピン612F、第2リア位置決めピン612Rは、それぞれ、円柱状の金属棒で構成されている。これらのうち、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rは、X方向に伸びるハウジング61から感光体モジュールPMと対向する側(Z方向)およびその逆側(−Z方向)の両側に向けて突出形成されている。
本実施の形態では、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rのうち、ハウジング61から感光体モジュールPMと対向する側(Z方向)に突出する部分が第2突出部を構成し、その逆側(−Z方向)に突出する部分が第1突出部を構成する。
また、これら第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rの先端部は半球状の形状を有している。一方、第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rも、ハウジング61から感光体モジュールPMと対向する側(Z方向)およびその逆側(−Z方向)の両側に向けて突出形成されている。ただし、これら第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rの両先端部は平面状の形状を有している。
さらに、これら第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611R、第2フロント位置決めピン612F、第2リア位置決めピン612Rは、各々の中心軸がLEDチップの配列方向に沿って配列されたロッドレンズアレイ64の配列線の上となる部位に配置されている。そして、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rは、第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rよりもロッドレンズアレイ64に近接して配置されている。
ここで、LPH14には、ロッドレンズアレイ64の清掃に使用するスライド部材67が取り付けられている。このスライド部材67は、X方向(LPH14の長手方向)に沿って移動するように設けられた長尺な部材である。さらに、スライド部材67は、リア側に設けられスライドに伴ってロッドレンズアレイ64の光照射面に接触して光照射面の清掃を行うブレード(図示せず)を支持する支持部67aと、フロント側に設けられ清掃時の進退操作を受ける取っ手67bとをさらに備えている。ブレードは、ウレタンゴムなどの弾性を有する材料にて形成されている。また、支持部67aは、ホルダ65の一側面側から他側面側に跨って配置されている。そして、その内側には図示しないガイドが取り付けられており、ホルダ65に設けられたガイド溝65a(図2参照)にはめ込まれている。そして、LPH14のフロント側には、ハウジング61に対してスライド部材67をスライド可能に支持するスライド保持部材68が装着されている。このように、スライド部材67がX方向に沿ってスライド可能に設けられる結果、支持部67aも、X方向に沿ってスライド可能に設けられることになる。したがって、取っ手67bを用いてスライド部材67をX方向にスライドさせた場合に、ロッドレンズアレイ64の上面にブレードが接触しながら移動することにより、ロッドレンズアレイ64の上面に付着した埃等が取り除かれることになる。なお、例えば画像形成動作を行う場合などにおいて、スライド部材67は、LPH14の最もリア側に配置される。この位置において、支持部67aおよび支持部67aに取り付けられたブレードは、ロッドレンズアレイ64を覆わないようになっている。
さらに、LPH14のハウジング61のフロント側には、フロント板状部材51Fが取り付けられている。一方、LPH14のハウジング61のリア側には、リア板状部材51Rが取り付けられている。
ここで、フロント板状部材51Fおよびリア板状部材51Rは、それぞれ、ステンレス鋼等からなる板金を折り曲げることで形成されている。
フロント板状部材51Fは、X方向に延びる第1フロント延伸部511Fと、第1フロント延伸部511FのX方向下流側の端部から−Z方向に延びる第2フロント延伸部512Fと、第2フロント延伸部512FのZ方向上流側の端部から−X方向に延びる第3フロント延伸部513Fとを有している。
ここで、フロント板状部材51Fは、第1フロント延伸部511FのX方向上流側の端部がボルト(図示せず)によりハウジング61のフロント側に固定されることで、ハウジング61に対して取り付けられている。
また、本実施の形態のフロント板状部材51Fでは、第1フロント延伸部511Fと第3フロント延伸部513Fとは、互いに対向するように設けられている。この例では、第1フロント延伸部511Fと比較して、第3フロント延伸部513FのX方向に沿った長さが長く形成されている。そして、第3フロント延伸部513FのX方向上流側の端部は、ハウジング61のフロント側から−Z方向に突出して設けられる第1フロント位置決めピン611Fの先端部に対向している。
リア板状部材51Rは、X方向に延びる第1リア延伸部511Rと、第1リア延伸部511RのX方向下流側の端部から−Z方向に延びる第2リア延伸部512Rと、第2リア延伸部512RのZ方向上流側の端部からX方向に延びる第3リア延伸部513Rとを有している。
ここで、リア板状部材51Rは、第1リア延伸部511RのX方向上流側の端部がボルト(図示せず)によりハウジング61のリア側に固定されることで、ハウジング61に対して取り付けられている。
また、本実施の形態のリア板状部材51Rでは、第3リア延伸部513RのX方向下流側の端部が、ハウジング61のリア側から−Z方向に突出して設けられる第1リア位置決めピン611Rの先端部に対向している。
今度は、主として図11〜図18を参照しつつ、露光モジュールEMにおける進退機構17の詳細な構成について説明を行う。
進退機構17は、X方向に沿って伸びY−Z平面において凹字状の断面を有する筐体171と、筐体171のフロント側に取り付けられ軸を中心にC方向およびD方向に回転するレバー172と、筐体171の内部に取り付けられ、レバー172の動作に連動して筐体171に対して保持部173aおよび支持部173bをZ方向に昇降させるリンク機構173とを備えている。ここで、保持部173aおよび支持部173bは、図13に示す昇降部材306に設けられており、リンク機構173はこの昇降部材306を昇降させるように構成されている。
なお、本実施の形態では、リンク機構173のX方向両端側に設けられた保持部173aにLPH14のハウジング61の−Z方向側の端面をえぐって形成された被保持部(図示せず)を保持させることで、LPH14と進退機構17とを一体化した露光モジュールEMを構成している。また、リンク機構173のX方向両端側に設けられた支持部173bによって、LPH14のハウジング61に設けられた第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611R(図8参照)の下部側を支持している。そして、進退機構17では、レバー172を矢印C方向に倒した際に保持部173aおよび支持部173bがZ方向に移動し、レバー172を矢印D方向に倒した際に保持部173aおよび支持部173bが−Z方向に移動する。
したがって、露光モジュールEMにおいて、進退機構17のレバー172を矢印C方向に倒した際には、支持部173bによって第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611RがZ方向に押し出されることによりLPH14が上がる方向(露光位置)に向けて移動し、レバー172を矢印D方向に倒した際には、保持部173aによって被保持部(図示せず)が−Z方向に引き込まれることによりLPH14が下がる方向(退避位置)に向けて移動する。
また、進退機構17を構成する筐体171のリア側の一側面には、進退機構17にLPH14が取り付けられた際にLPH14と電気的に接続される中継基板174が取り付けられている。そして、中継基板174のリア側には、画像形成装置1に進退機構17を含む露光モジュールEMを取り付けた際に、中継基板174と画像形成装置1に設けられた給電コネクタ(図示せず)とを接続する受電コネクタ175が装着されている。さらに、進退機構17を構成する筐体171のフロント側の底面下部には、複数の穿孔が形成された固定用プレート176が取り付けられている。一方、進退機構17を構成する筐体171のリア側には、リア保持部材1R(図3参照)への取り付けに使用されるはめ込み部材177が、X方向に突出形成されている。
また、図12に示すように、進退機構17を構成する筐体171の上部側において、フロント側にはフロント規制部材178Fが取り付けられている。なお、図11は、筐体171からフロント規制部材178Fが取り外された状態を示している。フロント規制部材178Fには、Y方向に沿って伸びるU字溝が形成されている。このU字溝のX方向の径は、LPH14に設けられた第2フロント位置決めピン612Fの直径よりもわずかに大きく設定されている。このため、進退機構17にLPH14を装着して露光モジュールEMを構成する際に、フロント規制部材178FのU字溝には第2フロント位置決めピン612Fの下部側が挿入されるようになっている。このようなフロント規制部材178Fを設けることにより、第2フロント位置決めピン612Fは、Y方向およびZ方向への移動に対する規制を受けない一方、X方向への移動に対する規制を受けることになる。
次に、主として図13および図14を参照しつつ、進退機構17に設けられた昇降部材306の構成について説明する。
位置決め部材または突当部材の一例としての昇降部材306は、例えば金属板に打ち抜き加工および折り曲げ加工を施して構成されており、X方向に伸びて形成されている。また、昇降部材306のフロント側の上部には保持部173aおよび接触部の一例としての支持部173bがそれぞれ独立して設けられている。一方、昇降部材306のリア側の上部には保持部173aおよび支持部173bが一体的に設けられている。
また、昇降部材306のフロント側の支持部173bよりもX方向側(リア側)には、Y方向に突出するフロントピン306Faが取り付けられている。さらに、昇降部材306のフロント側においてフロントピン306FaよりもX方向側(リア側)には、Z方向に向かって伸び且つX方向に傾斜するフロント長穴306Fbが形成されている。ここで、フロントピン306Faは、そのリア側に隣接するフロント長穴306Fbに対し、そのZ方向長さの中央となる位置に取り付けられている。
さらに、昇降部材306のフロント側においてフロント長穴306Fbよりもリア側には、−Y方向に向かって突出するフロント突き出し部306Fcが折り曲げ形成されている。
一方、昇降部材306のリア側の支持部173bよりも−X方向側(フロント側)には、上記フロントピン306Faと同じくY方向に突出するリアピン306Raが取り付けられている。また、昇降部材306のリア側においてリアピン306RaよりもX方向側(リア側)には、Z方向に向かって伸び且つX方向に傾斜するリア長穴306Rbが形成されている。ここで、リアピン306Raは、そのリア側に隣接するリア長穴306Rbに対し、そのZ方向高さの中央となる位置に取り付けられている。
さらに、昇降部材306のリア側においてリア長穴306Rbよりもリア側には、―Y方向に向かって突出するリア突き出し部306Rcが折り曲げ形成されている。
なお、本実施の形態では、昇降部材306に設けられるフロント長穴306Fbおよびリア長穴306Rbが、それぞれ直線状に伸びた形状を有している。ここで、直線状とは、昇降部材306に設けられた穴の長手方向が、一方向(この例ではZ方向に向かってX方向に傾斜する方向)に伸びていることをいう。
続いて、主として図15〜図18を参照しつつ、進退機構17に設けられたリンク機構173の構成について説明する。
リンク機構173は、第1リンク部材301、第2リンク部材302、センターコイルバネ303、フロントコイルバネ304F、リアコイルバネ304R、フロントカム305F、リアカム305Rおよび昇降部材306を備えている。なお、図16ではフロント規制部材172Fの記載を省略しており、図17では昇降部材306の記載を省略している。
ここで、フロントカム305Fおよびリアカム305Rに用いられるカム305は、本体に対しY方向に貫通して形成される軸用開口3051と、軸用開口3051よりも−X方向側(フロント側)において、本体に対しY方向に貫通して形成されるピン用開口3052と、軸用開口3051よりも−Z方向側(下部側)において、本体に対しY方向に貫通して形成される突起用開口3053と、軸用開口3051よりも−X方向側(フロント側)且つ−Z方向側(下部側)において、本体に対しY方向に貫通して形成されるバネ用開口3054とを備えている。
また、レバー172にはY方向および−Y方向に伸びる軸172aが回転可能に挿入されており、このレバー172は軸172aを介して筐体171のフロント側に取り付けられている。また、レバー172にはY方向に伸びる軸172bが回転可能に挿入されており、この軸172bが、X方向に伸びる第1リンク部材301のフロント側の端部に取り付けられている。さらに、第1リンク部材301のリア側の端部にはY方向に伸びる軸301aが形成されており、この軸301aが、X方向に伸びる第2リンク部材302のフロント側の端部に回転可能に取り付けられる。なお、第2リンク部材302のY−Z面における断面はL字状となっている。
そして、第2リンク部材302のフロント側の側面には、X方向に長い第1フロント長穴302Faおよび第2フロント長穴302Fbが形成されている。ここで、第1フロント長穴302Faは、第2フロント長穴302FbよりもZ方向側(上部側)に形成される。また、第2リンク部材302のリア側の側面にも、X方向に長い第1リア長穴302Raおよび第2リア長穴302Rbが形成されている。ここで、第1リア長穴302Raは、第2リア長穴302RbよりもZ方向側(上部側)に形成される。
また、センターコイルバネ303は、筐体171のX方向中央部にX方向に沿って設けられており、そのフロント側のフックが第2リンク部材302に、また、リア側のフックが筐体171に、それぞれ取り付けられている。
さらに、フロントコイルバネ304Fおよびフロントカム305Fは第2リンク部材302のフロント側に、また、リアコイルバネ304Rおよびリアカム305Rは第2リンク部材302のリア側に、それぞれ取り付けられている。
これらのうち、フロントコイルバネ304Fは、筐体171のフロント側にX方向に沿って設けられており、そのフロント側のフックが筐体171に、また、リア側のフックがフロントカム305Fのバネ用開口3054に、それぞれ取り付けられている。
一方、リアコイルバネ304Rは、筐体171のフロント側にX方向に沿って設けられており、そのフロント側のフックが筐体171に、また、リア側のフックがリアカム305Rのバネ用開口3054に、それぞれ取り付けられている。
また、フロントカム305Fは、Y方向に伸びフロントカム305Fの軸用開口3051に取り付けられたフロント軸305Faを備えている。このフロント軸305Faは、フロントカム305FのY方向側および−Y方向側の両方に突出して形成されている。そして、フロント軸305FaのY方向側は、第2リンク部材302に設けられた第1フロント長穴302Faを介して筐体171のY方向端部側の壁面に取り付けられている。一方、フロント軸305Faの−Y方向側は、昇降部材306に設けられたフロント長穴306Fbを介して筐体171の−Y方向端部側の壁面に取り付けられている。ここで、フロント軸305Faは、フロントカム305Fの軸用開口3051および筐体171の各壁面に設けられた軸用開口(図示せず)に挿入されている。また、フロント軸305Faの両端は、筐体171の各壁面に対し、回転が許容されるように取り付けられている。これにより、フロントカム305Fは、筐体171に対しフロント軸305Faを中心に回転可能となっている。
また、フロントカム305Fに設けられたピン用開口3052には、昇降部材306に設けられたフロントピン306Faが挿入されている。ここで、ピン用開口3052は、フロントピン306Faよりもわずかに大きい内径を有しており、フロントピン306Faは、フロントカム305のピン用開口3052に対し隙間を有した状態で取り付けられている。
さらに、フロントカム305Fに設けられた突起用開口3053には、フロントカム305FからY方向側に突出するフロント突起部305Fbが取り付けられている。そして、このフロント突起部305Fbは、第2リンク部材302に設けられた第2フロント長穴302Fbおよび筐体171のY方向端部側の壁面に形成された長穴(図示せず)を介して、筐体171のY方向外側まで突出している。ここで、筐体171のY方向端部側の壁面に形成された長穴は、筐体171におけるフロント軸305Faの取付位置を中心とした円弧状の形状を有している。
そして、フロントカム305Fに設けられたバネ用開口3054には、上述したようにフロントコイルバネ304Fのリア側のフックが取り付けられている。
次に、リアカム305Rは、Y方向に伸びリアカム305Rの軸用開口3051に取り付けられたリア軸305Raを備えている。このリア軸305Raは、リアカム305RのY方向側および−Y方向側の両方に突出して形成されている。そして、リア軸305RaのY方向側は、第2リンク部材302に設けられた第1リア長穴302Raを介して筐体171のY方向端部側の側面に取り付けられている。一方、リア軸305Raの−Y方向側は、昇降部材306に設けられたリア長穴306Rbを介して筐体171の−Y方向端部側の壁面に取り付けられている。ここで、リア軸305Rは、リアカム305Rの軸用開口3051および筐体171の各壁面に設けられた軸用開口(図示せず)に挿入されている。また、リア軸305Raの両端は、筐体171の各壁面に対し、回転が許容されるように取り付けられる。これにより、リアカム305Rは、筐体171に対しリア軸305Raを中心に回転可能となっている。
また、リアカム305Rに設けられたピン用開口3052には、昇降部材306に設けられたリアピン306Raが挿入されている。ここで、ピン用開口3052は、リアピン306Raよりもわずかに大きい内径を有しており、リアピン306Raは、リアカム305Rのピン用開口3052に対し隙間を有した状態で取り付けられている。
さらに、リアカム305Rに設けられた突起用開口3053には、リアカム305RからY方向側に突出するリア突起部305Rbが取り付けられている。そして、このリア突起部305Rbは、第2リンク部材302に設けられた第2リア長穴302Rbおよび筐体171のY方向端部側の壁面に形成された長穴(図示せず)を介して、筐体171のY方向外側まで突出している。ここで、筐体171のY方向端部側の壁面に形成された長穴は、筐体171におけるリア軸205Raの取付位置を中心とした円弧状の形状を有している。
そして、リアカム305Rに設けられたピン用開口3052には、上述したようにリアコイルバネ304Rのリア側のフックが取り付けられている。
なお、昇降部材306のフロント側およびリア側には、−Y方向側に折り曲げ部が形成されたフロント板バネおよびリア板バネ(ともに図示せず)が取り付けられている。これらフロント板バネおよびリア板バネは、昇降部材306に形成されたフロント突き出し部306Fcおよびリア突き出し部306Rcとともに、筐体171に対する昇降部材306のY方向位置を規制するのに用いられている。
続いて、主として図10、図19〜図23を参照しつつ、露光モジュールEMのより詳細な構成について説明する。
上述したように、LPH14と進退機構17とを一体化した露光モジュールEMのフロント側では、進退機構17のリンク機構173(図11参照)に設けられた支持部173bによって、LPH14のハウジング61に設けられた第1フロント位置決めピン611Fを支持している。
また、上述したように、LPH14におけるハウジング61のフロント側には、第1フロント位置決めピン611Fの下端部に対向するように、フロント板状部材51Fが設けられている。具体的には、LPH14のフロント側においては、第1フロント位置決めピン611Fの下端部とフロント板状部材51Fにおける第3フロント延伸部513Fとが対向している。
したがって、露光モジュールEMのフロント側では、LPH14のフロント板状部材51Fにおける第3フロント延伸部513Fと、進退機構17の昇降部材306に設けられる支持部173bとが対向する。
そして、本実施の形態の露光モジュールEMでは、フロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと、昇降部材306の支持部173bとを挟むように、バネ部材70が取り付けられている。
さらに、上述したように、露光モジュールEMのリア側では、進退機構17の昇降部材306に設けられた支持部173bによって、LPH14のハウジング61に設けられた第1リア位置決めピン611Rを支持している。
また、上述したように、LPH14におけるハウジング61のリア側には、第1リア位置決めピン611Rの下端部に対向するように、リア板状部材51Rが設けられている。具体的には、LPH14のリア側においては、第1リア位置決めピン611Rの下端部とリア板状部材51Rにおける第3リア延伸部513Rとが対向している。
したがって、露光モジュールEMのリア側では、LPH14のリア板状部材51Rにおける第3リア延伸部513Rと、進退機構17の昇降部材306に設けられる支持部173bとが対向する。
そして、本実施の形態の露光モジュールEMでは、リア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと、昇降部材306の支持部173bとを挟むように、バネ部材70が取り付けられている。
バネ部材70の構成について、図23を参照して説明する。
本実施の形態のバネ部材70は、移動規制部材または弾性部材の一例であって、第1板状部71と、第1板状部71に対向して配置される第2板状部72と、第1板状部71の一端と第2板状部72の一端とを接続する第3板状部73とを備え、全体としては断面コの字状の形状を有している。本実施の形態におけるバネ部材70は、ステンレス鋼等により形成された板金に対し、打ち抜き加工および曲げ加工等を施すことにより形成することができる。
なお、図23には、押圧力等によって弾性変形していない通常状態のバネ部材70を示している。
第1板状部71は、矩形状および平坦状に形成されるとともに、第3板状部73に接続される一端側から、第3板状部73と接続される側とは反対の他端側に向けて、第2板状部72との間隔が狭くなるように設けられている。さらに、第1板状部71の他端側には、第2板状部72から離れる方向に折れ曲がった第1折り曲げ部71aが形成されている。
第2板状部72は、矩形状および平坦状に形成されるとともに、第3板状部73に接続される一端側から、第3板状部73と接続される側とは反対の他端側に向けて、第1板状部71との間隔が狭くなるように設けられている。さらに、第2板状部72の他端側には、第1板状部71から離れる方向に折れ曲がった第2折り曲げ部72aが形成されている。
ここで、通常状態のバネ部材70において、第1板状部71の一端側と第2板状部72の一端側との距離(すなわち、第3板状部73の高さ)は、LPH14と進退機構17とが一体化された露光モジュールEMにおけるフロント板状部材51Fと支持部173bとの距離およびリア板状部材51Rと支持部173bとの距離よりも大きく設定されている。
また、通常状態のバネ部材70において、第1板状部71の第1折り曲げ部71aと第2板状部72の第2折り曲げ部72aとの距離は、フロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと支持部173bとの距離およびリア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと支持部173bとの距離よりも小さく設定されている。
また、第1板状部71には、第1板状部71を構成する板金を、第1折り曲げ部71aが形成される他端側から第3板状部73に接続される一端側に向けてU字状に切り欠くことで形成された切欠き部74が設けられている。
ここで、切欠き部74の幅は、LPH14に設けられる第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611R(ともに図8参照)の径よりも大きく形成されている。
続いて、主に図10、図19〜図23を参照して、露光モジュールEMに対するバネ部材70の取り付け方法、および、露光モジュールEMに取り付けられたバネ部材70の状態等について説明する。
本実施の形態の露光モジュールEMでは、互いに対向するフロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと昇降部材306の支持部173bとに対して、Y方向の下流側からバネ部材70を取り付け、同様に、互いに対向するリア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと昇降部材306の支持部173bとに対して、Y方向の下流側からバネ部材70を取り付けている。
上述したように、第1板状部71の第1折り曲げ部71aと第2板状部72の第2折り曲げ部72aとの距離は、フロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと支持部173bとの距離も小さく設定されている。したがって、フロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと昇降部材306の支持部173bとに対してバネ部材70を取り付けるに際して、まずバネ部材70を第1板状部71と第2板状部72との間隔を広げるように変形させる。
そして、第1板状部71と第2板状部72との間にフロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと昇降部材306の支持部173bとが挿入されるように、バネ部材70を−Y方向に移動させて取り付ける。
なおバネ部材70をフロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと昇降部材306とに取り付けるに際して、支持部173bに支持される第1フロント位置決めピン611Fは、バネ部材70の第1板状部71に設けられた切欠き部74に入り込む。
これにより、露光モジュールEMにおいて、第1フロント位置決めピン611Fに近接させてバネ部材70を取り付けることが可能になる。
ここで、露光モジュールEMに対してバネ部材70を取り付け、バネ部材70でフロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと昇降部材306の支持部173bとを挟んだ状態では、バネ部材70の第1板状部71における第1折り曲げ部71aが支持部173bに接し、第2板状部72における第2折り曲げ部72aが第3フロント延伸部513Fに接している。
この状態において、第1板状部71の第1折り曲げ部71aと第2板状部72の第2折り曲げ部72aとの距離は、バネ部材70が弾性変形していない通常状態よりも大きくなっている。したがって、この状態においてバネ部材70では、第1板状部71と第2板状部72との間隔が狭まる方向に弾性力が働いている。これにより、露光モジュールEMでは、フロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fと昇降部材306の支持部173bとの距離が狭まる方向に力がかかっている。
この結果、露光モジュールEMのフロント側では、進退機構17に対するLPH14の移動が規制されることになる。特に、この例では、第1板状部71と第2板状部72との間隔が狭まる方向(すなわちZ方向)に弾性力が働くバネ部材70を、−Y方向に沿って取り付けている。したがって、この例においては、進退機構17に対するLPH14のZ方向およびY方向に沿った移動を規制することができる。
同様に、リア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと昇降部材306の支持部173bとに対してバネ部材70を取り付けるに際しては、まずバネ部材70を第1板状部71と第2板状部72との間隔を広げるように変形させる。
そして、第1板状部71と第2板状部72との間にリア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと昇降部材306の支持部173bとが挿入されるように、バネ部材70を−Y方向に移動させて取り付ける。
バネ部材70をリア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと昇降部材306の支持部173bとに取り付けるに際して、支持部173bに支持される第1リア位置決めピン611Rは、バネ部材70の第1板状部71に設けられた切欠き部74に入り込む。
これにより、露光モジュールEMにおいて、第1リア位置決めピン611Rに近接させてバネ部材70を取り付けることが可能になる。
ここで、露光モジュールEMに対してバネ部材70を取り付け、バネ部材70でリア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと昇降部材306の支持部173bとを挟んだ状態では、バネ部材70の第1板状部71における第1折り曲げ部71aが支持部173bに接し、第2板状部72における第2折り曲げ部72aが第3リア延伸部513Rに接している。
この状態において、第1板状部71の第1折り曲げ部71aと第2板状部72の第2折り曲げ部72aとの距離は、バネ部材70が弾性変形していない通常状態よりも大きくなっている。したがって、この状態においてバネ部材70では、第1板状部71と第2板状部72との間隔が狭まる方向に弾性力が働いている。これにより、露光モジュールEMでは、リア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと昇降部材306の支持部173bとの距離が狭まる方向に力がかかっている。
この結果、露光モジュールEMのリア側では、進退機構17に対するLPH14の移動が規制されることになる。特に、この例では、第1板状部71と第2板状部72との間隔が狭まる方向(すなわちZ方向)に弾性力が働くバネ部材70を、−Y方向に沿って取り付けている。したがって、この例においては、進退機構17に対するLPH14のZ方向およびY方向に沿った移動を規制することができる。
このように、本実施の形態では、露光モジュールEMの第1フロント位置決めピン611Fに近接する位置および第1リア位置決めピン611Rに近接する位置に、バネ部材70を取り付けている。これにより、露光モジュールEMの第1フロント位置決めピン611Fに近接する位置および第1リア位置決めピン611Rに近接する位置において、LPH14と進退機構17との接触力が、バネ部材70を設けない場合から変更される。また、露光モジュールEMの第1フロント位置決めピン611Fに近接する位置および第1リア位置決めピン611Rに近接する位置において、進退機構17に対するLPH14の移動が規制されることになる。
これにより、本実施の形態の露光モジュールEMでは、LPH14の固有振動数を調整することができる。
なお、バネ部材70を設けることによるLPH14の固有振動数の調整等については後段にて説明する。
図24は、感光体モジュールPMのプレート82(図4参照)に取り付けられるフロント位置決め部材84の構成を示す斜視図である。このフロント位置決め部材84は、下部側にX方向に向かって開口するU字状の受け溝841aが形成されたブラケット841と、ブラケット841にネジ止めされた板バネ842とを備えている。なお、ネジは、フロント位置決め部材84をプレート82に取り付けるのにも使用される。ここで、ブラケット841の受け溝841aには、画像形成装置1に対して感光体モジュールPMを取り付けた際にLPH14に設けられた第2フロント位置決めピン612Fの上部側が挿入されるようになっている(図4参照)。また、板バネ842は、ブラケット841の受け溝841aに第2フロント位置決めピン612Fが挿入された際に、この第2フロント位置決めピン612FをY方向に押し付けるようになっている。
一方、図25は、画像形成装置1のリア側のフレームに取り付けられるリア保持部材1Rの構成を示す斜視図である。このリア保持部材1Rは、ブラケット91と、ブラケット91のフロント下側に取り付けられた金属製の第1の板バネ92と、ブラケット91の上側にY方向に首振り自在に取り付けられた鉤状のアーム93と、ブラケット91に取り付けられアーム93に接触配置される金属製の第2の板バネ94と、ブラケット91に対して第1の板バネ92、アーム93および第2の板バネ94を固定するネジ95とを備えている。なお、第2の板バネ94の自由端側には、樹脂等からなる摺動部材94aが取り付けられている。ここで、ブラケット91と第1の板バネ92との間には、露光モジュールEMが画像形成装置1に取り付けられた際に、進退機構17の筐体171のリア側に設けられたはめ込み部材177(図11参照)が挿入されるようになっている。また、ブラケット91とアーム93との間には、露光モジュールEMが画像形成装置1に取り付けられた際にLPH14の第2リア位置決めピン612R(図8参照)の上部側がはまりこむようになっている。そして、第2の板バネ94は、ブラケット91とアーム93との間に第2リア位置決めピン612Rがはまりこんだ際に、この第2リア位置決めピン612RをY方向に押し付けるようになっている。そして、第2の板バネ94に設けられた摺動部材94aは、第2リア位置決めピン612Rが挿入された状態において、LPH14が退避位置と露光位置との間を移動する際の第2リア位置決めピン612Rとアーム93との間に発生する摩擦力を軽減する。
また、ブラケット91の下方には、Y方向およびZ方向に傾斜して形成され、露光モジュールEMの挿入時にはめ込み部材177を案内する筐体案内部91aが形成されている。さらに、ブラケット91の下方には、露光モジュールEMが挿入された際に進退機構17に取り付けられた中継基板174(図7参照)を保持する基板保持部91bが形成されている。なお、基板保持部91bのフロント側にもZ方向への傾斜面が形成されており、挿入されてくる中継基板174を案内するようになっている。
では、図3〜図25を参照しながら、画像形成装置1に対する露光モジュールEMの装着手順、および、露光モジュールEMが取り付けられた画像形成装置1に対する感光体モジュールPMの装着手順について説明する。
まず、露光モジュールEMおよび感光体モジュールPMが取り付けられていない画像形成装置1に対し、画像形成装置1のフロント側から露光モジュールEMを挿入していく。このとき、露光モジュールEMを構成する進退機構17のレバー172は、図7においてD方向に倒されることにより筐体171とほぼ水平な状態となっており、LPH14は進退機構17側に引き込まれている。そして、挿入された露光モジュールEMは、画像形成装置1内に設けられたガイド(図示せず)に沿ってフロント側(一端側)からリア側(他端側)に向けて進んでいく。
その後、挿入に伴って露光モジュールEMのリア側が画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1Rにはめ込まれる。具体的に説明すると、進退機構17のリア側に設けられたはめ込み部材177が、リア保持部材1Rのブラケット91と第1の板バネ92との間に挟み込まれ、画像形成装置1に対して進退機構17のリア側が固定される。また、LPH14のリア側に設けられた第2リア位置決めピン612Rが、リア保持部材1Rのブラケット91とアーム93との間に挟み込まれ、第2の板バネ94によりアーム93がY方向に押されることにより、LPH14のリア側のY方向位置が決められる。さらに、進退機構17のリア側に設けられた受電コネクタ175が、画像形成装置1のリア側に設けられた給電コネクタ(図示せず)にはめ込まれ、両者が電気的に接続される。一方、進退機構17のフロント側に設けられた固定用プレート176と画像形成装置1のフロント側のフレーム(図示せず)とが対向した状態となり、フロント側のフレームに固定用プレート176がネジ止めされる。このように、進退機構17のリア側が画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1Rに、フロント側が画像形成装置1のフロント側のフレームにそれぞれ固定されることにより、画像形成装置1に対する進退機構17の位置決めがなされる。また、画像形成装置1に固定された進退機構17に設けられたフロント規制部材178Fが、第2フロント位置決めピン612Fを介してLPH14のX方向への移動を規制していることから、LPH14のX方向の位置決めがなされる。
次に、このようにして露光モジュールEMが取り付けられた画像形成装置1に対し、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入していく。このとき、露光モジュールEMを構成する進退機構17のレバー172はD方向に倒されたままとなっており、LPH14は進退機構17側に引き込まれた状態を維持している。このとき、レバー172がD方向に倒されているので、レバー172が感光体モジュールPMの挿入を邪魔しないようにもなっている。そして、挿入された感光体モジュールPMは、画像形成装置1内に設けられたガイド(図示せず)に沿ってフロント側からリア側に向けて進んでいく。
その後、挿入に伴って感光体モジュールPMのリア側に設けられたリング状部材85が画像形成装置1のリア側のフレーム(図示せず)にはめ込まれ、また、感光体モジュールPMのフロント側に設けられたプレート82の穴に画像形成装置1のフロント側のフレーム(図示せず)に設けられたフロントピン1Fがはめ込まれる。さらに、感光体モジュールPMのリア側に設けられた被駆動部(カップリング部材)が、画像形成装置1のリア側に設けられた駆動部(カップリング部材)にはめ込まれる。このように、感光体モジュールPMのリア側が画像形成装置1のリア側のフレームに、フロント側が画像形成装置1のフロント側のフレームに設けられたフロントピン1Fにそれぞれ固定されることにより、画像形成装置1に対する感光体モジュールPMの位置決めがなされる。
また、感光体モジュールPMの挿入に伴い、感光体モジュールPMのフロント側に設けられたフロント位置決め部材84の受け溝841aに、LPH14のフロント側に設けられた第2フロント位置決めピン612Fが挟み込まれ、板バネ842により第2フロント位置決めピン612FがY方向に押されることにより、LPH14のフロント側のY方向位置が決められる。そして、画像形成装置1のリア側では、既にリア保持部材1Rが、第2リア位置決めピン612Rを介してLPH14のリア側のY方向位置を決めている。このように、画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1RがLPH14の第2リア位置決めピン612RのY方向への移動を規制し、且つ、感光体モジュールPMのプレート82に取り付けられたフロント位置決め部材84がLPH14の第2フロント位置決めピン612FのY方向への移動を規制していることから、LPH14のY方向の位置決めがなされる。
そして、画像形成装置1に感光体モジュールPMがセットされた後、露光モジュールEMの進退機構17のレバー172がC方向に引き上げられ、レバー172が筐体171に対してほぼ垂直となった状態で、画像形成装置1に設けられた固定部材(図示せず)により固定される。すると、レバー172の引き上げに連動してリンク機構173が動作し、保持部173aおよび支持部173bがZ方向に立ち上がる。また、保持部173aおよび支持部173bがZ方向に立ち上がることにより、支持部173bに支持されたLPH14がZ方向に持ち上がる。このとき、LPH14のフロント側に設けられた第2フロント位置決めピン612Fの下部側は進退機構17の筐体171に取り付けられたフロント規制部材178Fによって、X方向への移動が規制されている。また、第2フロント位置決めピン612Fの上部側は感光体モジュールPMに取り付けられたフロント位置決め部材84によって、第2リア位置決めピン612Rの上部側および下部側は画像形成装置1のリア側のフレームに取り付けられたリア保持部材1Rによって、それぞれY方向への移動が規制されている。このため、LPH14は、X方向およびY方向への移動を規制された状態、換言すれば、X方向およびY方向の位置決めがなされた状態で、Z方向に移動する。このとき、LPH14は、Y方向にはバネ力による押しつけを受けているが、X方向にはバネ力による押しつけを受けていない。このため、LPH14は、X方向、Y方向の両方向にバネ力による押しつけを受けている場合と比較して、少ない力でZ方向に持ち上がることになる。
そして、LPH14がZ方向に持ち上がると、LPH14のフロント側に設けられた第1フロント位置決めピン611Fが感光体モジュールPMのフロント側に設けられたフロントBB122Fに突き当たり、また、LPH14のリア側に設けられた第1リア位置決めピン611Rが感光体モジュールPMのリア側に設けられたリアBB122Rに突き当たる。このように、感光体モジュールPMの感光体ドラム12のX方向両端に設けられたフロントBB122F、リアBB122Rが、第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611Rを介してLPH14のZ方向への移動を規制することから、LPH14のZ方向の位置決めがなされる。
したがって、露光位置にセットされたLPH14は、感光体ドラム12に対し次のように位置決めされることになる。
まず、X方向については、第2フロント位置決めピン612Fの下部側が画像形成装置1に固定された進退機構17のフロント規制部材178Fに保持されることにより位置決めされる。
また、Y方向については、第2フロント位置決めピン612Fの上部側が画像形成装置1に固定された感光体モジュールPMに設けられたフロント位置決め部材84に、第2リア位置決めピン612Rの上部側および下部側が画像形成装置1のリア側のフレームに固定されたリア保持部材1Rに、それぞれ保持されることにより位置決めされる。
さらに、Z方向については、第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611Rが画像形成装置1に固定された感光体モジュールPMに設けられたフロントBB122F、リアBB122Rにそれぞれ押し付けられることにより位置決めされる。
つまり、感光体ドラム12に対するLPH14のX方向の位置決めはフロント側、リア側ともに進退機構17を基準としてなされ、また、感光体ドラム12に対するLPH14のZ方向の位置決めはフロント側、リア側ともに感光体モジュールPMを基準としてなされる。これに対し、感光体ドラム12に対するLPH14のY方向の位置決めは、フロント側が感光体モジュールPMを基準として、リア側が画像形成装置1を基準として、それぞれなされる。
なお、画像形成装置1からの感光体モジュールPMおよび露光モジュールEMの取り外しは、上述した手順とは逆に行われる。すなわち、画像形成装置1に設けられた固定部材(図示せず)によるロックを外すことにより、まず、進退機構17に設けられたレバー172を図9においてD方向に回転させる。次いで、画像形成装置1のリア側からフロント側に向けて感光体モジュールPMを引き抜く。その後、ネジ等を取り外した後、画像形成装置1のリア側からフロント側に向けて露光モジュールEMを引き抜く。
ところで、本実施の形態では、露光モジュールEMの進退機構17に設けられたレバー172を手動で操作することにより、LPH14を退避位置あるいは露光位置へと移動させている。ただし、本実施の形態の進退機構17は、通常は、LPH14が退避位置と露光位置の間に存在する待機位置におかれるようになっている。なお、待機位置では、図8や図9等に示したように、レバー172が斜めになる。これは、例えば露光位置にセットされたLPH14を退避位置へと退避させる際、レバー172を回転させるのに強い力が必要となるのを回避するためである。また、露光位置にセットされたLPH14に対するZ方向への押しつけを解除する際の衝撃が大きくなるのを回避するためでもある。
図26は、露光位置、待機位置および退避位置における進退機構17の状態を示す図である。ここで、図26(a)は露光位置での状態を、図26(b)は待機位置での状態を、図26(c)は退避位置での状態を、それぞれ示している。ただし、図26においては、進退機構17に設けられる昇降部材306の記載を省略している。
また、図27は、進退機構17のフロント側の状態を説明するための図であり、図27(a)は、退避位置に設定を行った場合における進退機構17のフロント側の状態を示しており、図27(b)は、露光位置に設定を行った場合における進退機構17のフロント側の状態を示している。さらに、図28は、進退機構17のリア側の状態を説明するための図であり、図28(a)は、退避位置に設定を行った場合における進退機構17のリア側の状態を示しており、図28(b)は、露光位置に設定を行った場合における進退機構17のリア側の状態を示している。ただし、図27および図28においては、第1リンク部材301や第2リンク部材302の記載を省略している。
では最初に、図26(b)を参照しながら、待機位置に設定を行った場合における進退機構17の状態について説明する。
進退機構17において、第2リンク部材302は、センターコイルバネ303により、筐体171に対しX方向(リア側)に引っ張られている。すると、第2リンク部材302の第2フロント長穴302Fbのフロント側端部にフロント突起部305Fbが突き当たることにより、フロントカム305Fには、フロント軸305Faを中心に図中反時計方向に回転しようとする力が付与される。また、第2リンク部材302の第2リア長穴302Rbのフロント側端部にリア突起部305Rbが突き当たることにより、リアカム305Rにも、リア軸305Raを中心に図中反時計方向に回転しようとする力が付与される。
一方、フロントカム305Fは、フロントコイルバネ304Fにより、筐体171に対し−X方向(フロント側)に引っ張られている。これにより、フロントカム305Fには、フロント軸305Faを中心に図中時計方向に回転しようとする力が付与される。また、リアカム305Rも、リアコイルバネ304Rにより、筐体171に対し−X方向(フロント側)に引っ張られている。これにより、リアカム305Rにも、リア軸305Raを中心に図中時計方向に回転しようとする力が付与される。
その結果、センターコイルバネ303の力とフロントコイルバネ304Fおよびリアコイルバネ304Rの力とが釣り合う位置で、フロントカム305Fおよびリアカム305Rが静止することになる。このとき、昇降部材306(図示せず)は、フロントピン306Faがフロントカム305Fに設けられたピン用開口3052の−Z方向側の内壁面によって押され、且つ、リアピン306Raがリアカム305Rに設けられたピン用開口3052の内壁面によって押される。すると、昇降部材306のフロント側、リア側にそれぞれ設けられた保持部173aおよび支持部173bは、筐体171に対し第1の高さに設定された状態で停止する。なお、このとき、フロント側の保持部173aおよびリア側の保持部173aのZ方向の高さは同じとなっており、また、フロント側の支持部173bおよびリア側の支持部173bのZ方向の高さも同じとなっている。
また、このとき、フロントカム305Fのフロント軸305Faは、昇降部材306に設けられたフロント長穴306Fbの略中央に位置し、且つ、第2リンク部材302に設けられた第1フロント長穴302Faの略中央に位置する。一方、リアカム305Rのリア軸305Raも、昇降部材306に設けられたフロント長穴306Fbの略中央に位置し、且つ、第2リンク部材302に設けられた第2リア長穴302Rbの略中央に位置する。
その結果、待機位置では、フロントカム305Fのフロント軸305Faと昇降部材306のフロントピン306Faとが、X方向に沿って並んだ状態で静止することになる。また、待機位置では、リアカム305Rのリア軸305Raと昇降部材306のリアピン306Raとが、X方向に沿って並んだ状態で静止することになる。
そして、この状態では、第1リンク部材301を介して第2リンク部材302と連結されるレバー172が、軸172aを中心としてX方向およびZ方向に対し、それぞれ傾斜(約45°)した状態で静止することになる。
次に、図26、図27および図28を参照しながら、待機位置から露光位置に設定を変更した場合における進退機構17の動作および露光位置に設定を行った場合における進退機構17の状態について説明する。
待機位置から露光位置へとLPH14(図示せず)を移動させる際、レバー172はC方向に操作される。すると、レバー172は、軸172aを中心に回転し、この回転に伴ってレバー172に設けられた軸172bもC方向に回転する。これに伴い、軸172bに取り付けられた第1リンク部材301が−X方向(フロント側)に引っ張られる。第1リンク部材301がフロント側に引っ張られると、軸301aを介して第1リンク部材301と連結される第2リンク部材302は、センターコイルバネ303の圧縮力に抗して−X方向に移動する。さらに、第2リンク部材302が−X方向(フロント側)に移動するのに伴い、第2リンク部材302に設けられた第1フロント長穴302Fa、第2フロント長穴302Fb、第1リア長穴302Raおよび第2リア長穴302Rbも−X方向(フロント側)に移動する。
このとき、フロントカム305Fは、フロントコイルバネ304Fによって−X方向(フロント側)に引っ張られており、また、フロントカム305Fに取り付けられたフロント突起部305Fbが突き当たっていた第2リンク部材302の第2フロント長穴302Fbが−X方向(フロント側)に移動している。このため、フロントカム305Fは、フロント突起部305Fbが第2フロント長穴302Fbのフロント側端部に突き当たった状態を維持しつつ、フロント軸305Faを中心に図中時計方向に回転する。
一方、リアカム305Rも、リアコイルバネ304Rによって−X方向(フロント側)に引っ張られており、また、リアカム305Rに取り付けられたリア突起部305Rbが突き当たっていた第2リンク部材302の第2リア長穴302Rbが−X方向(フロント側)に移動している。このため、リアカム305Rは、リア突起部305Rbが第2リア長穴302Rbのフロント側端部に突き当たった状態を維持しつつ、リア軸305Raを中心に図中時計方向に回転する。
なお、この間、フロントカム305Fおよびリアカム305Rは、第2リンク部材302の−X方向(フロント側)への移動に伴い、同じ角度ずつ時計方向に回転していく。
このようなフロントカム305Fおよびリアカム305Rの回転動作に伴い、昇降部材306では、フロントピン306Faがフロントカム305Fに設けられたピン用開口3052の−Z方向側の内壁面によって押され、且つ、リアピン306Raがリアカム305Rに設けられたピン用開口3052の−Z方向側の内壁面によって押される。
このようにしてフロントピン306Faおよびリアピン306RaがZ方向に押されることから、これらフロントピン306Faおよびリアピン306Raが取り付けられた昇降部材306は、Z方向に押し上げられる。
具体的には、昇降部材306は、待機位置から、フロント側、リア側にそれぞれ設けられた保持部173aおよび支持部173bがそれぞれ水平に保たれた状態を維持しつつ、Z方向側に上昇し、上述した第1の位置よりも筐体171から離れた第2の位置まで移動して停止する。なお、このとき、フロント側の保持部173aおよびリア側の保持部173aのZ方向の高さは同じとなっており、また、フロント側の支持部173bおよびリア側の支持部173bのZ方向の高さも同じとなっている。
また、このとき、フロントカム305Fのフロント軸305Faは、昇降部材306に設けられたフロント長穴306Faの中央よりも−Z方向側(下側)に位置し、且つ、第2リンク部材302に設けられた第1フロント長穴302FaのX方向側(リア側)に位置する。一方、リアカム305Rのリア軸305Raも、昇降部材306に設けられたリア長穴306Raの中央よりも−Z方向側(下側)に位置し、且つ、第2リンク部材302に設けられた第2リア長穴302RaのX方向側(リア側)に位置する。
その結果、露光位置では、フロントカム305Fのフロント軸305Faに対し、昇降部材306のフロントピン306Faが、待機位置のときよりもZ方向に移動した状態で静止することになる。また、露光位置では、リアカム305Rのリア軸305Raに対し、昇降部材306のリアピン306Raが、待機位置のときよりもZ方向に移動した状態で静止することになる。
そして、この状態では、第1リンク部材301を介して第2リンク部材302と連結されるレバー172が、Z方向に直立した状態で静止することになる。
続いて、図26、図27および図28を参照しながら、待機位置から退避位置に設定を変更した場合における進退機構17の動作および退避位置に設定を行った場合における進退機構17の状態について説明する。
待機位置から退避位置へとLPH14を移動させる際、レバー172はD方向に操作される。すると、レバー172は、軸172aを中心に回転し、この回転に伴ってレバー172に設けられた軸172bもD方向に回転する。これに伴い、軸172bに取り付けられた第1リンク部材301がX方向(リア側)に押し込まれる。第1リンク部材301がリア側に押し込まれると、軸301aを介して第1リンク部材301と連結される第2リンク部材302は、第2フロント長穴302Fbのフロント側端部に接触するフロント突起部305Fbおよびフロントカム305Fを介してフロントコイルバネ304Fから受ける圧縮力、および、第2リア長穴302Rbのフロント側端部に接触するリア突起部205Rbおよびリアカム305Rを介してリアコイルバネ304Rから受ける圧縮力に抗してX方向に移動する。
このとき、フロントカム305Fは、フロント突起部305Fbが第2リンク部材302の第2フロント長穴302Fbに突き当たった状態を維持しつつ、フロント軸305Faを中心に図中反時計方向に回転する。
一方、リアカム305Rも、リア突起部305Rbが第2リンク部材302の第2リア長穴302Rbに突き当たった状態を維持しつつ、リア軸305Raを中心に図中反時計方向に回転する。
なお、この間、フロントカム305Fおよびリアカム305Rは、第2リンク部材302のX方向(リア側)への移動に伴い、同じ角度ずつ反時計方向に回転していく。
このようなフロントカム305Fおよびリアカム305Rの回転動作に伴い、昇降部材306では、フロントピン306Faがフロントカム305Fに設けられたピン用開口3052のZ方向側の内壁面によって押され、且つ、リアピン306Raがリアカム305Rに設けられたピン用開口3052のZ方向側の内壁面によって押される。
このようにしてフロントピン306Faおよびリアピン306Raが−Z方向に押されることから、これらフロントピン306Faおよびリアピン306Raが取り付けられた昇降部材306は、−Z方向に押し下げられる。
これにより、昇降部材306は、待機位置から、フロント側、リア側にそれぞれ設けられた保持部173aおよび支持部173bがそれぞれ水平に保たれた状態を維持しつつ、−Z方向に下降し、上述した第1の位置よりも筐体171に近づいた第3の位置まで移動して停止する。
また、このとき、フロントカム305Fのフロント軸305Faは、昇降部材306に設けられたフロント長穴306Faの中央部よりもZ方向側(上側)に位置し、且つ、第2リンク部材302に設けられた第1フロント長穴302Faの−X方向側(フロント側)に位置する。一方、リアカム305Rのリア軸305Raも、昇降部材306に設けられたリア長穴306Raの中央よりもZ方向側(上側)に位置し、且つ、第2リンク部材302に設けられた第1リア長穴302Raの−X方向側(フロント側)に位置する。
その結果、退避位置では、フロントカム305Fのフロント軸305Faに対し、昇降部材306のフロントピン306Faが、待機位置のときよりも−Z方向に移動した状態で静止することになる。また、退避位置では、リアカム305Rのリア軸305Raに対し、昇降部材306のリアピン306Raが、待機位置のときよりも−Z方向に移動した状態で静止することになる。
そして、この状態では、第1リンク部材301を介して第2リンク部材302と連結されるレバー172が、−X方向に寝た状態で静止することになる。
ところで、本実施の形態の露光モジュールEMに設けられるLPH14は、一般的な構造体と同様に固有振動数を有している。そして、LPH14に入力される振動の周波数が、LPH14自身が有する固有振動数に近い場合には、LPH14が共振する現象が発生する。そして、LPH14が上述した露光位置に設定された場合に、LPH14に共振が発生した場合には、感光体モジュールPMの感光体ドラム12に形成される静電潜像およびその後に形成されるトナー像にむらやすじが生じやすくなる懸念がある。
したがって、感光体ドラム12に形成される静電潜像等にむらやすじが生じるのを抑制するためには、LPH14における共振の発生を抑制することが好ましい。
ここで、LPH14に入力される振動は、例えば画像形成装置1の装置本体の振動等に由来する。したがって、LPH14における共振の発生を抑制するためには、例えば画像形成装置1の装置本体から発せられる振動の周波数とLPH14が有する固有振動数とが異なるように設定すればよい。
本実施の形態の露光モジュールEMでは、LPH14のフロント板状部材51Fと進退機構17の支持部173bとを挟むようにバネ部材70を設け、また、LPH14のリア板状部材51Rと進退機構17の支持部173bとを挟むようにバネ部材70を設けている。これにより、LPH14の進退機構17に対するZ方向およびY方向の自由度を規制し、LPH14の固有振動数を調整している。
ここで、図29は、露光モジュールEMに取り付けるバネ部材70のバネ定数とLPH14の固有振動数との関係を示した図である。図29において、実線は、バネ部材70のバネ定数とLPH14におけるZ方向の振動数との関係を示しており、破線は、バネ部材70のバネ定数とLPH14におけるY方向の振動数との関係を示している。なお、図29においてバネ定数が0の場合とは、露光モジュールEMにバネ部材70を取り付けていない場合に対応する。
図29に示すように、露光モジュールEMに対してバネ部材70を取り付けることで、バネ部材70を取り付けない場合と比較して、LPH14のZ方向の固有振動数およびY方向の固有振動数を高く調整することが可能になる。
また、LPH14のZ方向の固有振動数およびY方向の固有振動数を高く調整することが可能になることで、例えば画像形成装置1の装置本体から発せられる振動の周波数を、LPH14が有する固有振動数と比較して低く設定することが容易になる。そして、画像形成装置1の装置本体から発せられる振動の周波数をLPH14が有する固有振動数よりも低く設定した場合に、LPH14の固有振動数を高く調整することで、本構成を採用しない場合と比較して、画像形成装置1の装置本体から発せられる振動の周波数とLPH14が有する固有振動数との差を大きくすることが可能になる。
この結果、本構成を採用しない場合と比較して、例えば画像形成装置1の装置本体等の振動によるLPH14の共振の発生を抑制することが可能になる。
また、本実施の形態では、図29に示すように、露光モジュールEMに取り付けるバネ部材70のバネ定数を変化させることで、LPH14のZ方向の固有振動数とY方向の固有振動数との差を調整することができる。図29に示す例では、バネ部材70のバネ定数が50N/mmの場合に、LPH14のZ方向の固有振動数とY方向の固有振動数との差が10Hzとなり、LPH14のZ方向の固有振動数とY方向の固有振動数との差が最も小さくなっている。
このように、LPH14のZ方向の固有振動数とY方向の固有振動数との差を調整することで、例えば画像形成装置1の装置本体から発せられる振動の周波数を、LPH14が有するZ方向の固有振動数とY方向の固有振動数との双方から離れた値に設定することがより容易になる。
この結果、例えば画像形成装置1の装置本体から入力される振動によってLPH14に生じる共振の発生をより抑制することが可能になる。
ここで、本実施の形態では、上述したように、露光状態において、昇降部材306のフロント側に設けられた支持部173bによりLPH14の第1フロント位置決めピン611Fが持ち上げられ、第1フロント位置決めピン611Fの上端が感光体モジュールPMのフロント側に設けられたフロントBB122F(図6参照)に突き当たることで、LPH14のフロント側におけるZ方向の位置決めがなされる。
同様に、昇降部材306のリア側に設けられた支持部173bによりLPH14の第1リア位置決めピン611Rが持ち上げられ、第1リア位置決めピン611Rの上端が感光体モジュールPMのリア側に設けられたリアBB122R(図6参照)に突き当たることで、LPH14のリア側における位置決めがなされる。
すなわち、本実施の形態においては、感光体モジュールPMに対するLPH14のZ方向の位置は、感光体モジュールPMのフロントBB122Fに対する第1フロント位置決めピン611Fの突き当て力、およびリアBB122Rに対する第1リア位置決めピン611Rの突き当て力によって定められている。
ここで、本実施の形態では、バネ部材70は、LPH14に設けられるフロント板状部材51Fの第3フロント延伸部513Fまたはリア板状部材51Rの第3リア延伸部513Rと、進退機構17に設けられる昇降部材306の支持部173bとを挟んで設けられる。
したがって、バネ部材70は、LPH14と進退機構17との接触状態を変化させるものであって、バネ部材70は、フロントBB122Fに対する第1フロント位置決めピン611Fの突き当て力、およびリアBB122Rに対する第1リア位置決めピン611Rの突き当て力を変化させるものではない。
これにより、本実施の形態では、感光体モジュールPMに対するLPH14のZ方向に対する位置が変化するのを抑制しながら、LPH14の固有振動数を調整することが可能となっている。
また、上述したように、露光状態において、昇降部材306による感光体モジュールPMに対するLPH14の押し上げ力は、フロントコイルバネ304Fおよびリアコイルバネ304Rによる引っ張り力に対応している。
本実施の形態の露光モジュールEMにおいて、バネ部材70のバネ定数を、フロントコイルバネ304Fおよびリアコイルバネ304Rのバネ定数よりも大きく設定することが好ましい。これにより、バネ部材70によるLPH14と進退機構17との接触力を変更するに際して、フロントコイルバネ304Fおよびリアコイルバネ304Rによる引っ張り力の影響を小さくでき、バネ部材70によるLPH14の固有振動数の調整をより有効にすることが可能になる。
ところで、バネ部材70を例えば露光モジュールEMにおける軸方向(X方向)の中央部に取り付けた場合には、バネ部材70の弾性力がLPH14の軸方向中央部に働くことになるため、LPH14が撓む懸念がある。
これに対し、本実施の形態では、バネ部材70の第1板状部71に切欠き部74を設けている。そして、バネ部材70を露光モジュールEMに取り付けるに際して、バネ部材70の切欠き部74に第1フロント位置決めピン611Fまたは第1リア位置決めピン611Rを入り込ませることで、露光モジュールEMにおいてバネ部材70を第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rに近接して取り付けている。
これにより、本実施の形態では、本構成を採用しない場合と比較して、LPH14に撓みが発生するのを抑制することができる。
なお、上述した例では、フロント板状部材51Fおよびリア板状部材51Rを設けるとともに、バネ部材70としてクリップ状の形状のものを用い、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rの下方(−Z方向)にバネ部材70が位置するように設けた。しかし、バネ部材70の形態としてはこれに限られない。
図30および図31は、本発明の他の形態について説明するための図である。図30は、他の形態に係る露光モジュールEMのフロント側を−Y方向に沿って見た正面図であり、図31は、他の形態に係る露光モジュールEMのリア側を−Y方向に沿って見た正面図である。なお、図30および図31に示す形態では、LPH14に設けられるフロント板状部材51Fおよびリア板状部材51Rを除いて、図10〜図22等に示した露光モジュールEMと同様の構成を有している。
図30に示すように、この例においてフロント板状部材51Fは、X方向に延びる第1フロント延伸部511Fと、第1フロント延伸部511FのX方向下流側の端部から−Z方向に延びる第2フロント延伸部512Fと、第2フロント延伸部512FのZ方向上流側の端部からX方向に折れ曲がるとともに断面V字状のフロント板バネ部52Fとを有している。
この例では、フロント板状部材51Fにおけるフロント板バネ部52Fが昇降部材306の保持部173aに下方側から接触する。そして、フロント板状部材51Fのフロント板バネ部52Fが弾性力によって保持部173aを−Z方向に押すことで昇降部材306に対して−Z方向に向かう力が付与される。
これにより、LPH14の第1フロント位置決めピン611Fの下端と進退機構17における昇降部材306の支持部173bとの接触力が大きくなる。これにより、進退機構17に対するLPH14の移動が規制されることになる。
また、図31に示すように、この例においてリア板状部材51Rは、X方向に延びる第1リア延伸部511Rと、第1リア延伸部511RのX方向下流側の端部から−Z方向に延びる第2リア延伸部512Rと、第2リア延伸部512RのZ方向上流側の端部からX方向に折れ曲がるとともに断面V字状のリア板バネ部52Rとを有している。
この例では、リア板状部材51Rにおけるリア板バネ部52Rが昇降部材306の保持部173aに下方側から接触する。そして、リア板状部材51Rのリア板バネ部52Rが弾性力によって保持部173aを−Z方向に押すことで、昇降部材306に対して−Z方向に向かう力が付与される。
これにより、LPH14の第1リア位置決めピン611Rの下端と進退機構17における昇降部材306の支持部173bとの接触力が大きくなる。これにより、進退機構17に対するLPH14の移動が規制されることになる。
このように、図30および図31に示す例においても、露光モジュールEMの第1フロント位置決めピン611Fに近接する位置および第1リア位置決めピン611Rに近接する位置において、LPH14と進退機構17との接触力を大きくし、進退機構17に対するLPH14の移動を規制している。これにより、露光モジュールEMにおいて、LPH14の固有振動数を調整することが可能になる。
なお上述した例では、バネ部材70やフロント板状部材51Fにおけるフロント板バネ部52F、リア板状部材51Rにおけるリア板バネ部52R等のような板バネを用いて、LPH14と進退機構17との接触力を変更させ、LPH14の固有振動数を調整している。しかし、LPH14の固有振動数を調整するための部材としては、板バネに限られない。
例えば、昇降部材306における支持部173bと、LPH14の第3フロント延伸部513Fまたは第3リア延伸部513Rとが引き合うように、支持部173bと第3フロント延伸部513Fまたは第3リア延伸部513Rとの間に引張バネ等の弾性部材を設けても構わない。また、例えば、昇降部材306における支持部173bと、LPH14の第3フロント延伸部513Fまたは第3リア延伸部513Rとが互いに離れるような力が付与されるように、支持部173bと第3フロント延伸部513Fまたは第3リア延伸部513Rとの間に圧縮バネ等の弾性部材を設けても構わない。
1…画像形成装置、10…画像形成プロセス部、12…感光体ドラム、14…LEDプリントヘッド(LPH)、17…進退機構、51F…フロント板状部材、51R…リア板状部材、70…バネ部材、173…リンク機構、173a…保持部、173b…支持部、306…昇降部材、611F…第1フロント位置決めピン、611R…第1リア位置決めピン、PM…感光体モジュール、EM…露光モジュール

Claims (4)

  1. 回転する像保持体の軸線方向である第1方向に沿って並ぶ複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射して当該像保持体を露光する露光部材と、
    前記露光部材に接触する接触部を有し、当該接触部を介して当該露光部材を前記第2方向に押すことで、当該露光部材を前記像保持体に突き当てる突当部材と、
    前記露光部材と前記突当部材との間に設けられ、当該露光部材と当該突当部材とが接離する方向に弾性変形可能な弾性部材と
    を備える露光装置。
  2. 前記弾性部材は、前記複数の発光素子よりも前記第1方向の両端部側に設けられることを特徴とする請求項記載の露光装置。
  3. 前記露光部材には、前記第2方向に沿って前記突当部材側に突出し、当該突当部材の前記接触部に接触する第1突出部と、当該第2方向に沿って前記像保持体側に突出する第2突出部とが形成され、
    前記突当部材は、前記接触部を介して前記露光部材の前記第1突出部を押すことで、当該露光部材の前記第2突出部を前記像保持体に突き当て、
    前記弾性部材は、前記突当部材の前記接触部および前記露光部材の前記第1突出部に近接して設けられることを特徴とする請求項1または2記載の露光装置。
  4. 回転する像保持体と、
    前記像保持体の軸線方向である第1方向に沿って並ぶ複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射して当該像保持体を露光する露光部材と、
    前記露光部材に接触する接触部を有し、当該接触部を介して当該露光部材を前記第2方向に押すことで、当該露光部材を前記像保持体に突き当てる突当部材と、
    前記露光部材と前記突当部材との間に設けられ、当該露光部材と当該突当部材とが接離する方向に弾性変形可能な弾性部材と
    を備える画像形成装置。
JP2013093115A 2013-04-25 2013-04-25 露光装置および画像形成装置 Active JP5991262B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013093115A JP5991262B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 露光装置および画像形成装置
US14/103,053 US9146473B2 (en) 2013-04-25 2013-12-11 Exposure device and image forming apparatus
CN201410040348.3A CN104122771B (zh) 2013-04-25 2014-01-27 曝光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013093115A JP5991262B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 露光装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014213541A JP2014213541A (ja) 2014-11-17
JP5991262B2 true JP5991262B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=51768240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013093115A Active JP5991262B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 露光装置および画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9146473B2 (ja)
JP (1) JP5991262B2 (ja)
CN (1) CN104122771B (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7000046B2 (ja) 2017-06-16 2022-01-19 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
JP6900250B2 (ja) * 2017-06-16 2021-07-07 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
JP2019003110A (ja) 2017-06-16 2019-01-10 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
JP2019003111A (ja) 2017-06-16 2019-01-10 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
JP7005182B2 (ja) 2017-06-16 2022-01-21 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
WO2018230746A1 (ja) * 2017-06-16 2018-12-20 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
JP6949570B2 (ja) * 2017-06-16 2021-10-13 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
JP2019003113A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
EP3640036B1 (en) 2017-06-16 2023-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Optical print head, image formation device, and optical print head manufacturing method
JP7039189B2 (ja) 2017-06-16 2022-03-22 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
US10496003B2 (en) * 2017-09-04 2019-12-03 Fuji Xerox Co., Ltd. Exposure device
JP7020006B2 (ja) * 2017-09-07 2022-02-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置、及び画像形成装置用ユニット
JP2020062764A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 キヤノン株式会社 光プリントヘッドおよび光プリントヘッドを備える画像形成装置
JP7171379B2 (ja) * 2018-11-19 2022-11-15 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
KR20200133126A (ko) * 2019-05-17 2020-11-26 삼성전자주식회사 소스 용기용 잔류물 제거 장치
JP7313986B2 (ja) * 2019-09-05 2023-07-25 東芝テック株式会社 画像形成装置
JP2021092664A (ja) 2019-12-10 2021-06-17 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
US11036178B1 (en) 2020-02-07 2021-06-15 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Exposure device of image forming apparatus
US10877431B1 (en) 2020-03-18 2020-12-29 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62286769A (ja) * 1986-06-04 1987-12-12 Nec Corp Ledヘツド位置決め機構
JPH0752447A (ja) * 1993-08-18 1995-02-28 Rohm Co Ltd Ledヘッドの位置決め機構
JP2007156092A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Sharp Corp 画像形成装置及び画像形成装置の調整方法
JP5250969B2 (ja) * 2006-12-08 2013-07-31 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、露光装置および像保持体ユニット
JP2009214340A (ja) 2008-03-07 2009-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 露光装置及び画像形成装置
JP4645690B2 (ja) * 2008-06-30 2011-03-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびその製造方法
US8289359B2 (en) * 2008-06-30 2012-10-16 Brother Kogyo Kabshiki Kaisha Image forming apparatus and method of manufacturing the same
JP5402209B2 (ja) * 2009-04-23 2014-01-29 富士ゼロックス株式会社 画像書込装置及びこれを用いた画像記録装置
JP2011079242A (ja) 2009-10-07 2011-04-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN104122771B (zh) 2019-06-07
CN104122771A (zh) 2014-10-29
JP2014213541A (ja) 2014-11-17
US20140320834A1 (en) 2014-10-30
US9146473B2 (en) 2015-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5991262B2 (ja) 露光装置および画像形成装置
JP5621221B2 (ja) 画像形成装置および露光装置
JP4983476B2 (ja) 画像形成装置および現像装置
JP5402209B2 (ja) 画像書込装置及びこれを用いた画像記録装置
JP5186891B2 (ja) 画像形成装置
JP5250969B2 (ja) 画像形成装置、露光装置および像保持体ユニット
JP6056533B2 (ja) 画像形成装置および露光装置
US11042103B2 (en) Image forming apparatus having optical print head
JP2009119756A (ja) 画像形成装置およびプリントヘッド
JP2011079242A (ja) 画像形成装置
US20150023693A1 (en) Image forming apparatus
JP2015121679A (ja) 画像形成装置
JP6988080B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP5251079B2 (ja) 画像形成装置および像保持体モジュール
JP4915425B2 (ja) 画像形成装置
JP5167901B2 (ja) 露光装置、画像形成装置
JP5272674B2 (ja) 画像形成装置
JP2008284841A (ja) 画像形成装置
JP7003646B2 (ja) 発光装置、画像読取装置、画像形成装置
JP6518527B2 (ja) 除電用発光素子の支持構造、除電装置及び画像形成装置
JP6922207B2 (ja) 画像形成装置
JP7209235B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP6919188B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP2024006687A (ja) 画像形成装置
JP5454093B2 (ja) 露光装置収容機構及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5991262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350