JP2011079242A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】像保持体に対して照射部材を位置決めする場合の像保持体と照射部材との距離変動を抑え、且つ、位置決めされた照射部材における共振の発生を抑制する。
【解決手段】感光体ドラム21に設けられたドラム支持部材83の位置決め面に、露光装置23のLPH40に設けられた位置決めピン46を突き当てることで、感光体ドラム21のドラム本体81に対して露光装置23を主走査方向X、副走査方向Yおよび光軸方向Zに位置決めする。また、この動作に連動して、LPH40に設けられた振動抑制ピン47に、ガイド部材90によって回転する振動抑制バネ70が突き当たることで、位置決めがなされたLPH40に対し、主走査方向Xとは逆向きの力がかかり、LPH40の共振が抑制される。
【選択図】図9
【解決手段】感光体ドラム21に設けられたドラム支持部材83の位置決め面に、露光装置23のLPH40に設けられた位置決めピン46を突き当てることで、感光体ドラム21のドラム本体81に対して露光装置23を主走査方向X、副走査方向Yおよび光軸方向Zに位置決めする。また、この動作に連動して、LPH40に設けられた振動抑制ピン47に、ガイド部材90によって回転する振動抑制バネ70が突き当たることで、位置決めがなされたLPH40に対し、主走査方向Xとは逆向きの力がかかり、LPH40の共振が抑制される。
【選択図】図9
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いたプリンタや複写機等の画像形成装置において、感光体ドラム等の像保持体に光を照射する照射部材として、近年、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をライン状に配列した発光素子アレイを用いたものが提案されている。
公報記載の従来技術として、装置本体側に感光体ドラムを取り付けるとともに、装置本体に対して開閉される蓋体側に複数のバネを介してLEDプリントヘッドを取り付け、装置本体に対する蓋体の閉動作に伴って、感光体ドラムに対するLEDプリントヘッドの位置決めを行うようにした技術が存在する(特許文献1参照)。
また、LEDプリントヘッドをその軸方向両端部及びその間に間隔を空けて設けられたバネによって、感光体ドラムに対して押し付けるように付勢し、感光体ドラムにおける共振の発生を抑制する技術が提案されている(特許文献2参照)。
公報記載の従来技術として、装置本体側に感光体ドラムを取り付けるとともに、装置本体に対して開閉される蓋体側に複数のバネを介してLEDプリントヘッドを取り付け、装置本体に対する蓋体の閉動作に伴って、感光体ドラムに対するLEDプリントヘッドの位置決めを行うようにした技術が存在する(特許文献1参照)。
また、LEDプリントヘッドをその軸方向両端部及びその間に間隔を空けて設けられたバネによって、感光体ドラムに対して押し付けるように付勢し、感光体ドラムにおける共振の発生を抑制する技術が提案されている(特許文献2参照)。
本発明は、像保持体に対して照射部材を位置決めする場合の像保持体と照射部材との距離変動を抑え、且つ、位置決めされた照射部材における共振の発生を抑制することを目的とする。
請求項1記載の発明は、回転する像保持体と、回転する前記像保持体の軸線方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該像保持体に向けて光を照射する照射部材と、前記照射部材を前記像保持体から離れた位置より当該像保持体に向けて移動させることにより、当該像保持体に対して当該照射部材を位置決めする位置決め手段と、前記位置決め手段にて前記像保持体に対する位置決めがなされた前記照射部材に対し、前記軸線方向に沿う力を付与する付与手段とを含む画像形成装置である。
請求項2記載の発明は、前記位置決め手段は、前記像保持体の前記軸線方向両端よりも外側において前記照射部材の位置決めを行い、前記付与手段は、前記照射部材の前記軸線方向の中央部に対し当該軸線方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3記載の発明は、前記位置決め手段は、前記像保持体側に設けられた第1の位置決め部材と前記照射部材側に設けられた第2の位置決め部材とを突き当てることで当該像保持体に対する当該照射部材の位置決めを行い、前記付与手段は、前記位置決め手段により前記第1の位置決め部材と前記第2の位置決め部材とが突き当たる前は前記照射部材に対し前記軸線方向に沿う力を付与せず、当該第1の位置決め部材と当該第2の位置決め部材とが突き当たった後に当該照射部材に対し当該軸線方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置である。
請求項4記載の発明は、前記位置決め手段は、前記像保持体に対し、前記照射部材を、前記軸線方向、前記照射部材から出力される光の光軸方向、そして当該軸線方向および当該光軸方向に交差する方向に位置決めすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項3記載の発明は、前記位置決め手段は、前記像保持体側に設けられた第1の位置決め部材と前記照射部材側に設けられた第2の位置決め部材とを突き当てることで当該像保持体に対する当該照射部材の位置決めを行い、前記付与手段は、前記位置決め手段により前記第1の位置決め部材と前記第2の位置決め部材とが突き当たる前は前記照射部材に対し前記軸線方向に沿う力を付与せず、当該第1の位置決め部材と当該第2の位置決め部材とが突き当たった後に当該照射部材に対し当該軸線方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置である。
請求項4記載の発明は、前記位置決め手段は、前記像保持体に対し、前記照射部材を、前記軸線方向、前記照射部材から出力される光の光軸方向、そして当該軸線方向および当該光軸方向に交差する方向に位置決めすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項5記載の発明は、回転する像保持体と、回転する前記像保持体の軸線方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該像保持体に向けて光を照射する照射部材と、前記照射部材を前記像保持体から離れた位置より当該像保持体に向けて移動させることにより、当該像保持体に対して当該照射部材を位置決めする位置決め手段と、前記位置決め手段により前記照射部材を前記像保持体に向けて移動させるのに連動して、前記軸線方向に沿って前記照射部材に加える力を増大させる増大手段とを含む画像形成装置である。
請求項6記載の発明は、前記位置決め手段は、前記像保持体の前記軸線方向両端よりも外側において前記照射部材の位置決めを行い、前記増大手段は、前記照射部材の前記軸線方向の中央部に対し当該軸線方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項6記載の発明は、前記位置決め手段は、前記像保持体の前記軸線方向両端よりも外側において前記照射部材の位置決めを行い、前記増大手段は、前記照射部材の前記軸線方向の中央部に対し当該軸線方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項1記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、像保持体に対して照射部材を位置決めする場合の像保持体と照射部材との距離変動を抑え、且つ、位置決めされた照射部材における共振の発生を抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、位置決めされた照射部材における共振の発生をさらに抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、像保持体に対して照射部材を位置決めする場合の像保持体と照射部材との距離変動をさらに抑えることができる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、より簡易な構成で、像保持体に対する照射部材の各方向の位置決めを行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、像保持体に対して照射部材を位置決めする場合の像保持体と照射部材との距離変動を抑え、且つ、位置決めされた照射部材における共振の発生を抑制することができる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、位置決めされた照射部材における共振の発生をさらに抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、位置決めされた照射部材における共振の発生をさらに抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、像保持体に対して照射部材を位置決めする場合の像保持体と照射部材との距離変動をさらに抑えることができる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、より簡易な構成で、像保持体に対する照射部材の各方向の位置決めを行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、像保持体に対して照射部材を位置決めする場合の像保持体と照射部材との距離変動を抑え、且つ、位置決めされた照射部材における共振の発生を抑制することができる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、位置決めされた照射部材における共振の発生をさらに抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置10の構成を説明するための図である。
この画像形成装置10は、後述する各部を収容する筐体部11と、この筐体部11の上方に設けられ、筐体部11に取り付けられた軸12bを中心に回転することで筐体部11に対して開閉する蓋部12とを備えている。なお、位置決め手段の一例としての蓋部12にはL字状のアーム12aが形成されており、このアーム12aが軸12bに取り付けられるようになっている。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置10の構成を説明するための図である。
この画像形成装置10は、後述する各部を収容する筐体部11と、この筐体部11の上方に設けられ、筐体部11に取り付けられた軸12bを中心に回転することで筐体部11に対して開閉する蓋部12とを備えている。なお、位置決め手段の一例としての蓋部12にはL字状のアーム12aが形成されており、このアーム12aが軸12bに取り付けられるようになっている。
また、画像形成装置10は、回転可能に設けられた感光体ドラム21と、感光体ドラム21を帯電する帯電装置22と、帯電された感光体ドラム21を露光する露光装置23と、帯電され且つ露光されることによって静電潜像が形成された感光体ドラム21をトナーで現像する現像装置24と、感光体ドラム21に現像されたトナー像を記録材Sに転写する転写装置25と、転写後に感光体ドラム21に残存するトナーを清掃する清掃装置26とを備えている。さらに、画像形成装置10は、記録材Sを収容する記録材収容部30と、記録材収容部30に収容される記録材Sを1枚ずつ転写部へと送り出す送り出しロール31と、記録材Sに転写されたトナー像を定着する定着装置32と、定着装置32から送り出された定着済みの記録材Sを外部に排出する排出ロール33とをさらに備えている。なお、本実施の形態では、筐体部11に対して蓋部12を閉じた状態において、蓋部12の上面が、排出ロール33にて排出された記録材Sを積載するための記録材積載部として機能するようになっている。
そして、本実施の形態では、露光装置23が蓋部12の内側に取り付けられている一方、感光体ドラム21等については筐体部11に取り付けられている。このため、筐体部11に対して蓋部12を開いた際に、蓋部12の移動に伴って露光装置23も移動し、外部に露出するようになっている。また、本実施の形態では、筐体部11に対して蓋部12を開いた状態から閉じた状態とする際に、蓋部12の移動に伴って露光装置23も移動し、且つ、筐体部11に対し蓋部12を閉じることで感光体ドラム21に対する露光装置23の位置決めがなされるようになっている。そして、感光体ドラム21に対する露光装置23の位置決めを行うために、筐体部11の内側には、横方向に突出するガイド部材90が取り付けられている。なお、感光体ドラム21に対する露光装置23の位置決め動作については、後で詳細に説明する。
図2(a)は上述した露光装置23の正面図を示している。また、図2(b)は図2(a)をIIB方向からみた露光装置23の側面図を示している。さらに、図2(c)は露光装置23に設けられる振動抑制バネ70の斜視図を示している。
露光装置23は、感光体ドラム21(図1参照)の軸線方向に沿って配列された複数のLED(Light Emitting Diode)を備え、感光体ドラム21を露光するLEDプリントヘッド(以下の説明ではLPHと称する)40と、LPH40の長手方向両端を保持する保持部材50と、LPH40の長手方向両端側にそれぞれ設けられた押し付けバネ60と、保持部材50に取り付けられ、LPH40の振動を抑制するのに用いられる振動抑制バネ70を備えている。
ここで、図3(a)は上述したLPH40の斜視図を示している。また、図3(b)は図3(a)のIIIB−IIIB断面図を示している。以下では、図2および図3を参照しながら、露光装置23の構成についてさらに説明を行う。
また、以下の説明においては、LPH40における長手方向すなわちLEDの配列方向を主走査方向Xと定義する。また、LPH40から出射される光の方向を光軸方向Zと定義する。さらに、主走査方向Xと光軸方向Zとに直交する方向すなわちLPH40と対向する感光体ドラム21(図1参照)の移動方向を副走査方向Yと定義する。ここで、主走査方向Xは後述するように軸線方向に対応しており、したがって副走査方向Yは軸線方向および光軸方向Zに交差する方向に対応している。
照射部材の一例としてのLPH40は、主走査方向Xに沿って延びる本体部41と、本体部41の主走査方向両端部からそれぞれ主走査方向Xあるいはその逆方向に突出する位置決め突出部42とを備えている。また、本体部41の主走査方向Xの中央側には、光軸方向Zに沿った貫通孔が形成されており、その内側には、主走査方向Xに沿って設けられ、光軸方向Zに向かう光を発する複数の発光素子の一例としての複数のLED44を搭載した基板43が配置されている。さらに、本体部41に設けられた貫通孔には、複数のLED44から出射された光を、感光体ドラム21に集光するためのレンズアレイ45が取り付けられている。
また、LPH40の本体部41の主走査方向Xの両端側であって各位置決め突出部42よりも内側には、光軸方向Zに向かう位置決めピン46がそれぞれ取り付けられている。ここで、第2の位置決め部材の一例としての各位置決めピン46は、円柱状の形状を有しており、本体部41の光軸方向Z側およびその逆方向に突出するようになっている。また、各位置決めピン46のうち、光軸方向Zに突出する側の端部の高さは、レンズアレイ45の上面の高さよりも高く設定されている。さらに、各位置決めピン46のうち、光軸方向Zに突出する側の端部の形状は半球状となっている。一方、各位置決めピン46のうち光軸方向Zとは逆側に突出する側の端部の形状は平坦状となっている。
さらに、LPH40の本体部41の主走査方向Xの中央部には、円柱状の形状を有し、光軸方向Zとは逆側に向かって突出するように形成され、上述した振動抑制バネ70とともにLPH40の振動の抑制に用いられる振動抑制ピン47が取り付けられている。そして、本実施の形態では、振動抑制ピン47および振動抑制バネ70が付与手段として機能している。
次に、保持部材50は、コの字状の形状を有し、各突端側にはLPH40の本体部41に設けられた位置決め突出部42がそれぞれ挿入される位置決め開口52が形成された枠体51と、枠体51の主走査方向Xの両端部側であってLPH40に設けられた位置決めピン46と対向する位置からそれぞれ光軸方向Zに向かって突出形成されるボス53と、枠体51の主走査方向Xの中央部から少しずれた位置から光軸方向Zに向かって突出形成される基台部54とを備えている。なお、本実施の形態では、枠体51の背面側(図2(a)において下側)が図1に示す蓋部12に取り付けられるようになっている。
ここで、位置決め開口52の副走査方向Yの長さはLPH40の位置決め突出部42の副走査方向Yの長さよりもわずかに大きく設定され、位置決め開口52の光軸方向Zの長さは、位置決め突出部42の光軸方向Zの長さの数倍程度の大きさに設定される。これにより、LPH40は、保持部材50に対し位置決め開口52の大きさの範囲において光軸方向Zに進退できるように取り付けられていることになる。
また、2本の押し付けバネ60は、それぞれ、その一端が保持部材50のボス53に挿入されており、その他端がLPH40の位置決めピン46に挿入されている。このため、LPH40は、2本の押し付けバネ60を介して保持部材50の枠体51から光軸方向Zに向かって押されるようになっている。その結果、LPH40は、その主走査方向Xの両端側に設けられた各位置決め突出部42が、保持部材50の主走査方向Xの両端側に設けられた位置決め開口52の光軸方向Zの端部に突き当てられることで、その位置が規制されるようになっている。
さらに、振動抑制バネ70は、保持部材50の枠体51に設けられた基台部54に回転可能に取り付けられている。この振動抑制バネ70は、副走査方向Yに沿って延びる支持部79によって基台部54に取り付けられており、この支持部79を中心に回転するようになっている。また、支持部79には、図示しないコイルバネが取り付けられており、振動抑制バネ70は、このコイルバネによって図3(a)において時計方向の力を受け、時計方向に回転するようになっている。また、支持部79には、図示しないストッパも取り付けられており、振動抑制バネ70は、コイルバネにより時計方向の力を受けた場合に、ストッパによって図3(a)に示す位置で停止するようになっている。
本実施の形態において、振動抑制バネ70は、1枚の金属板を折り曲げた板バネによって構成されている。そして、振動抑制バネ70は、支持部79を貫通させるための円形孔71aが形成された基部71と、基部71の一端から延長される延長部72と、延長部72から直角に副走査方向Yに向かって折り曲げられた折れ曲がり部73と、折れ曲がり部73の下方(光軸方向Zの逆側)に設けられ、折れ曲がり部73から主走査方向Xとは反対側に向かって延びる平面部74と、折れ曲がり部73の上方(光軸方向Z側)に設けられ、振動抑制ピン47と対向する側が突出するようにV字状に折り曲げられた凸面部75とを有している。ここで、振動抑制バネ70が図3(a)に示す位置で停止している状態において、振動抑制バネ70の凸面部75とLPH40に設けられた振動抑制ピン47との間には隙間が形成されるようになっている。なお、平面部74には、図1に示す筐体部11に対する蓋部12の閉動作に伴って、筐体部11に設けられたガイド部材90が突き当たるのであるが、この詳細については後述する。
図4(a)は、図1に示す感光体ドラム21の正面図を示している。また、図4(b)は図4(a)をIVB方向からみた感光体ドラム21の側面図を示している。なお、
図4における主走査方向X、副走査方向Yおよび光軸方向Zは、それぞれ、感光体ドラム21に対する露光装置23(図2参照)の位置決めがなされた際の方向を指している。
図4における主走査方向X、副走査方向Yおよび光軸方向Zは、それぞれ、感光体ドラム21に対する露光装置23(図2参照)の位置決めがなされた際の方向を指している。
感光体ドラム21は、円筒状の形状を有しその主走査方向Xの両端には回転軸82がそれぞれ突出して設けられた像保持体の一例としてのドラム本体81と、ドラム本体81の主走査方向Xの両端においてドラム本体81をそれぞれ回転可能に支持するドラム支持部材83とを備えている。なお、各ドラム支持部材83は、回転軸82を支持するためのベアリング84を備えている。
ここで、ドラム本体81の軸線とは、本実施の形態のドラム本体81のように像保持体が円筒形状である場合には、ドラム本体81の回転軸82の中心線が軸線となる。また、例えば像保持体がベルト形状の感光体(ベルト感光体)であって、ベルト感光体の平面部に露光が行われる場合には、ベルト感光体表面の移動方向に直交し、かつ、露光領域におけるベルト感光体表面に平行な方向に向かう線が軸線となる。
また、各ドラム支持部材83には、図1に示したように筐体部11に対して蓋部12を閉じた場合に、蓋部12に設けられた露光装置23のLPH40に設けられた各位置決めピン46(図3参照)が挿入される挿入溝85が設けられている。そして、各挿入溝85の奥側には、各位置決めピン46の先端部が当たることによって感光体ドラム21(より具体的にはドラム本体81)に対するLPH40の位置決めを行う位置決め面86が形成されている。そして、本実施の形態では、各ドラム支持部材83に設けられた挿入溝85および位置決め面86が第1の位置決め部材として機能している。なお、本実施の形態において、LPH40の位置決めとは、ドラム本体81に対するLPH40の主走査方向X、副走査方向Y、および光軸方向Zの位置決めをいう。
では、図1〜図4に加えて図5〜図10も参照しつつ、筐体部11に対する蓋部12の閉動作すなわち感光体ドラム21(より具体的にはドラム本体81)に対する露光装置23(より具体的にはLPH40)の位置決め動作について説明を行う。
ここで、図5は、図1に示す画像形成装置10において、蓋部12を時計方向に回転させることにより筐体部11から開放した状態を示す図である。また、図6は、図5に示す状態から蓋部12を筐体部11側に向けて回転させた状態を示す図である。さらに、図7は、図6に示す状態からさらに蓋部12を筐体部11側に向けて回転させた状態を示す図である。さらにまた、図8は、図7に示す状態からさらに蓋部12を筐体部11側に向けて回転させた状態を示す図である。そして、図9は、図8に示す状態からさらに蓋部12を筐体部11側に向けて回転させることにより、筐体部11に対して蓋部12を閉じた状態を示す図である。なお、図5〜図9は、筐体部11および蓋部12の記載を省略した透視図を示している。
一方、図10(a)は図7に示した状態を露光装置23側からみた図である。また、図10(b)は図8に示した状態および図9に示した状態の中間の状態を露光装置23側からみた図である。さらに、図10(c)は図9に示した状態を露光装置23側からみた図である。
なお、この説明においては、初期の段階で筐体部11に対し蓋部12が開放された状態に設定されており、結果として、図5に示すように感光体ドラム21と露光装置23とが対向せず、離れた状態におかれているものとする。
図5に示すように、初期の状態においては、図示しない蓋部12が図示しない筐体部11から開かれることにより、感光体ドラム21のドラム本体81と露光装置23のLPH40とが対向しない状態におかれる。このとき、露光装置23では、保持部材50の枠体51とLPH40の本体部41との間に取り付けられた各押し付けバネ60が、本体部41を光軸方向Zに押している。一方、初期の状態においては、LPH40に設けられた各位置決めピン46の光軸方向Zの先端部が、他の部材によって押されないようになっている。このため、LPH40は、その主走査方向Xの両端部に設けられた各位置決め突出部42が、保持部材50の枠体51に設けられた各位置決め開口52の光軸方向Z側の端部に当たることによってその移動を規制された状態で停止している。すなわち、初期の状態における露光装置23は、図2(a)に示した状態となっている。したがって、初期の状態においては、LPH40に設けられた振動抑制ピン47と振動抑制バネ70の凸面部75との間に隙間が存在している。また、初期の状態において、筐体部11に設けられたガイド部材90および露光装置23に設けられた振動抑制バネ70の平面部74(図2参照)は、離れた状態となっている。
また、図6に示すように、蓋部12(図1参照)を回転させることに伴い、感光体ドラム21のドラム本体81に対し露光装置23のLPH40が近づいていく。また、筐体部11に設けられたガイド部材90および露光装置23に設けられた振動抑制バネ70の平面部74も、図5に示した状態よりも近づく。ただし、図6に示す状態においても、LPH40に設けられた各位置決めピン46の光軸方向Zの先端部が、他の部材によって押されないようになっているため、露光装置23は、図2(a)に示した状態を維持している。
さらに、図7および図10(a)に示すように、蓋部12(図1参照)をさらに回転させることに伴い、感光体ドラム21のドラム本体81に対し露光装置23のLPH40が近づいていく。特に、この状態では、感光体ドラム21の各ドラム支持部材83に設けられた挿入溝85とLPH40に設けられた各位置決めピン46の光軸方向Zの先端部とがほぼ向かい合うようになる。また、筐体部11に設けられたガイド部材90および露光装置23に設けられた振動抑制バネ70の平面部74も、図6に示した状態よりもさらに近づく。ただし、図7および図10(a)に示す状態においても、LPH40に設けられた各位置決めピン46の光軸方向Zの先端部は、他の部材によって押されないようになっているため、露光装置23は、図2(a)に示した状態を維持している。
続いて、図8に示すように、蓋部12(図1参照)をさらに回転させると、露光装置23のLPH40に設けられた各位置決めピン46の光軸方向Zの先端部が、感光体ドラム21の各ドラム支持部材83に設けられた挿入溝85に挿入され、さらに位置決め面86に突き当たる。また、このとき、露光装置23の枠体51の基台部54に取り付けられた振動抑制バネ70の平面部74に、筐体部11に取り付けられたガイド部材90の外周面が当たる。ただし、振動抑制バネ70の平面部74にガイド部材90の外周面が当たり始めた状態において、振動抑制バネ70の凸面部75は、LPH40に設けられた振動抑制ピン47から離れた状態を維持している。
その後、図10(b)に示すように、蓋部12(図1参照)をさらに回転させると、露光装置23のLPH40に設けられた各位置決めピン46の光軸方向Zの先端部が、筐体部11内で位置が固定された各ドラム支持部材83の位置決め面86から力を受ける。これにより、LPH40は、光軸方向Zとは逆側に押され、保持部材50の枠体51および各押し付けバネ60から受ける力に抗して、保持部材50に対し光軸方向Zとは逆側に移動する。これに伴い、各押し付けバネ60は初期の状態よりも光軸方向Zの長さが縮む。
また、蓋部12の回転と連動して、露光装置23に設けられた振動抑制バネ70の平面部74は、筐体部11に設けられたガイド部材90によって押される。その結果、振動抑制バネ70は、図示しないコイルバネから受ける力に抗して、図10(b)において反時計方向に回転を始める。ただし、図10(b)に示すように、振動抑制バネ70が回転を開始した状態においても、LPH40に設けられた振動抑制ピン47は、振動抑制バネ70の凸面部75から離れた状態を維持している。
そして、図9および図10(c)に示すように、蓋部12(図1参照)をさらに回転させ、筐体部11に対し蓋部12を閉じた状態となるまで移動させると、露光装置23のLPH40に設けられた各位置決めピン46の光軸方向Zの先端部が、筐体部11内で位置が固定された各ドラム支持部材83の位置決め面86からさらなる力を受ける。これにより、LPH40は、光軸方向Zとは逆側に押され、保持部材50の枠体51および各押し付けバネ60から受ける力に抗して、保持部材50に対し光軸方向Zとは逆側に移動して停止する。これに伴い、各押し付けバネ60は図10(b)に示す状態よりも光軸方向Zの長さがさらに縮む。このとき、LPH40は、保持部材50の枠体51に設けられた各位置決め開口52の光軸方向Zとは逆側の端部に当たらない状態で停止している。
また、蓋部12の回転と連動して、露光装置23に設けられた振動抑制バネ70の平面部74は、筐体部11に設けられたガイド部材90によってさらに押される。その結果、振動抑制バネ70は、図示しないコイルバネから受ける力に抗して、さらに反時計方向に回転して停止する。また、LPH40の光軸方向Zの逆方向への移動が完了する前に、ガイド部材90によって反時計方向に回転する振動抑制バネ70の凸面部75の凸部が、LPH40に取り付けられた振動抑制ピン47の外周側面に当たる。そして、筐体部11に対し蓋部12が閉じた状態すなわちLPH40の移動が停止した状態では、LPH40に取り付けられた振動抑制ピン47の側面に、振動抑制バネ70の凸面部75が突き当たった状態を維持している。このとき、振動抑制ピン47には、振動抑制バネ70を介して、主走査方向Xとは逆側に向かう力が加えられている。
このようにして筐体部11に対して蓋部12が閉じられると、感光体ドラム21の主走査方向Xの両端側に設けられたドラム支持部材83の挿入溝85に、LPH40の主走査方向Xの両端側に設けられた位置決めピン46が挿入されることにより、感光体ドラム21のドラム本体81に対するLPH40の本体部41の主走査方向Xおよび副走査方向Yの位置決めがなされる。また、各ドラム支持部材83に設けられた位置決め面86に、各位置決めピン46の先端部が突き当たることにより、感光体ドラム21のドラム本体81に対するLPH40の本体部41の光軸方向Zの位置決めがなされる。
また、感光体ドラム21のドラム本体81に対するLPH40の位置決めがなされるのに伴い、露光装置23では、LPH40の主走査方向Xの中央部に設けられた振動抑制ピン47が、振動抑制バネ70の凸面部75によって主走査方向Xとは逆側に押される。
ところで、本実施の形態で用いたLPH40は、一般的な構造体と同様に固有振動数を有しており、LPH40に入力される振動の周波数がこの固有振動数に近い場合には共振が発生する。特に、本実施の形態で用いたようなLPH40では、例えば100Hz〜250Hzの帯域で共振が発生した場合に、感光体ドラム21のドラム本体81に形成される静電潜像(およびその後形成されるトナー像)に生じるむらやすじが目立つようになってしまう。
これに対し、本実施の形態では、上述したように、ドラム本体81に対してLPH40を位置決めした際に、LPH40に設けられた振動抑制ピン47を、振動抑制バネ70を用いて主走査方向Xとは逆側に押すように構成した。これにより、上述したような100Hz〜250Hzの帯域におけるLPH40の応答倍率を低減させることができ、結果としてLPH40の共振およびこれに伴う画像不良の発生を抑制することができる。なお、この理由は、露光装置23において、保持部材50に取り付けられた振動抑制バネ70とLPH40に設けられた振動抑制ピン47とが接することにより、両者の間に摩擦力が働き、この摩擦力がLPH40を振動させようとする力に対する抵抗になるためであると考えられる。
また、本実施の形態では、図5〜図10を用いて説明したように、感光体ドラム21のドラム本体81に対するLPH40の位置決めを行うに際し、位置決め動作の終了間際までLPH40の振動抑制ピン47に対して振動抑制バネ70を接触させないようにした。このため、位置決め動作においてLPH40が保持部材50に対して光軸方向Zとは逆側に移動する際に、LPH40が振動抑制ピン47を介して振動抑制バネ70から移動に抗する力を受けにくくなっている。したがって、LPH40の位置決めが完了した状態において、LPH40の主走査方向Xの両端側と中央側とで、ドラム本体81とLPH40(レンズアレイ45)との光軸方向Zの距離の変動が生じにくくなり、結果としてLPH40を位置決めした後の像ボケの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、LPH40に設けられた振動抑制ピン47を保持部材50に取り付けられた振動抑制バネ70によって押すことでLPH40の共振を抑制するようにしていたが、これに限られない。
図11は、露光装置23の他の構成を示す図である。この露光装置23の基本構成は図2に示したものと同様であるが、振動抑制バネ70を備えていない代わりに、被挟み込み部材48および挟み込み部材55を備えている点が異なっている。ここで、被挟み込み部材48は例えば金属や樹脂等で構成され、振動抑制ピン47の先端側すなわち光軸方向Zとは逆側の端部に取り付けられている。また、挟み込み部材55は、例えばゴムやスポンジなど被挟み込み部材48よりも柔らかい材料で構成されており、被挟み込み部材48よりも光軸方向Zの逆側に、保持部材50の枠体51に主走査方向Xに並べて取り付けられている。そして、図11に示す例では、被挟み込み部材48および挟み込み部材55が、付与手段として機能している。
図11に示す構成を採用した場合には、筐体部11に対して蓋部12を閉じていく(図1参照)のに伴って、保持部材50に対してLPH40が光軸方向Zとは逆側に移動していくと、LPH40の振動抑制ピン47に取り付けられた被挟み込み部材48が、保持部材50に取り付けられた挟み込み部材55によって挟み込まれるようになる。そして、ドラム本体81(図4参照)に対してLPH40が位置決めされた状態では、LPH40の振動抑制ピン47に取り付けられた被挟み込み部材48が、2つの挟み込み部材55によって主走査方向Xに沿う方向の力を受けることになる。したがって、上述した実施の形態1と同様、位置決めされたLPH40の共振を抑制することができる。
また、筐体部11に対して蓋部12を閉じていく(図1参照)途中の過程では、図11に示したように、2つの挟み込み部材55が被挟み込み部材48を挟まない(接触しない)ようになっているので、位置決め動作に伴うLPH40の光軸方向Zの逆方向への移動を妨げにくくなる。それゆえ、実施の形態1と同様に、LPH40の位置決めが完了した状態において、LPH40の主走査方向Xの両端側と中央側とで、ドラム本体81とLPH40(レンズアレイ45)との光軸方向Zの距離の変動が生じにくくなり、結果としてLPH40を位置決めした後の像ボケの発生を抑制することができる。
一方、図12は、露光装置23のさらに他の構成を示す図である。この露光装置23の基本構成は図2に示したものと同様であるが、振動抑制バネ70を備えていない代わりに、コイルバネ56を備えている点が異なっている。ここで、コイルバネ56の一端は、LPH40の振動抑制ピン47の先端側すなわち光軸方向Zとは逆側の端部に設けられた孔(図示せず)取り付けられている。また、このコイルバネ56の他端は、保持部材50の枠体51に設けられた孔(図示せず)に取り付けられている。そして、コイルバネ56の他端は、振動抑制ピン47からみて主走査方向Xの下流側にずれた位置に取り付けられている。なお、図12に示す状態において、コイルバネ56は、LPH40を光軸方向Xとは逆側に引っ張る力をかけているものとする。そして、図12に示す例では、コイルバネ56が増大手段として機能している。
図12に示した構成を採用した場合には、初期の状態において、コイルバネ56により、振動抑制ピン47を介してLPH40に対し光軸方向Zとは逆側且つ主走査方向Xとは逆側の力がかかる。また、図12に示す構成を採用した場合には、筐体部11に対して蓋部12を閉じていく(図1参照)のに伴って、保持部材50に対してLPH40が光軸方向Zとは逆側に移動していくと、コイルバネ56が枠体51側を軸として主走査方向Xに沿う方向に回転していく。すると、コイルバネ56および振動抑制ピン47を介してLPH40にかかる力において、主走査方向Xとは逆側に向かう成分が徐々に増加していくようになる。そして、ドラム本体81(図4参照)に対してLPH40が位置決めされた状態では、LPH40に取り付けられた振動抑制ピン47が、コイルバネ56によってほぼ主走査方向Xとは逆側に向かう力を受けることになる。したがって、上述した実施の形態1と同様、位置決めされたLPH40の共振を抑制することができる。
また、筐体部11に対して蓋部12を閉じていく(図1参照)途中の過程では、コイルバネ56が、振動抑制ピン47を介してLPH40を光軸方向Zとは逆側に引っ張っているので、位置決め動作に伴うLPH40の光軸方向Zの逆方向への移動を妨げにくくなる。それゆえ、実施の形態1と同様に、LPH40の位置決めが完了した状態において、LPH40の主走査方向Xの両端側と中央側とで、ドラム本体81とLPH40(レンズアレイ45)との光軸方向Zの距離の変動が生じにくくなり、結果としてLPH40を位置決めした後の像ボケの発生を抑制することができる。
なお、上述した説明においては、筐体部11に対して蓋部12を回転させることで、感光体ドラム21のドラム本体81に対する露光装置23のLPH40の位置決めを行っていたが、これに限られない。すなわち、例えばドラム本体81に対しLPH40を光軸方向Zに進退可能に設け、ドラム本体81に対してLPH40を光軸方向Zに進出させることで、ドラム本体81に対するLPH40の位置決めを行うものに対しても、同様に適用できる。
また、上述した説明においては、感光体ドラム21のドラム支持部材83側に第1の位置決め部材としての挿入溝85および位置決め面86を設け、LPH40側に第2の位置決め部材としての位置決めピン46を設けるようにしていたが、これに限られるものではない。すなわち、例えばドラム支持部材83側にピンを設け、LPH40側にこのピンの受けを設けるようにしてもかまわない。
21…感光体ドラム、23…露光装置、40…LPH、41…本体部、42…位置決め突出部、43…基板、44…LED、45…レンズアレイ、46…位置決めピン、47…振動抑制ピン、50…保持部材、60…押し付けバネ、70…振動抑制バネ、81…ドラム本体、82…回転軸、83…ドラム支持部材、84…ベアリング、85…挿入溝、86…位置決め面、90…ガイド部材
Claims (6)
- 回転する像保持体と、
回転する前記像保持体の軸線方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該像保持体に向けて光を照射する照射部材と、
前記照射部材を前記像保持体から離れた位置より当該像保持体に向けて移動させることにより、当該像保持体に対して当該照射部材を位置決めする位置決め手段と、
前記位置決め手段にて前記像保持体に対する位置決めがなされた前記照射部材に対し、前記軸線方向に沿う力を付与する付与手段と
を含む画像形成装置。 - 前記位置決め手段は、前記像保持体の前記軸線方向両端よりも外側において前記照射部材の位置決めを行い、
前記付与手段は、前記照射部材の前記軸線方向の中央部に対し当該軸線方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記位置決め手段は、前記像保持体側に設けられた第1の位置決め部材と前記照射部材側に設けられた第2の位置決め部材とを突き当てることで当該像保持体に対する当該照射部材の位置決めを行い、
前記付与手段は、前記位置決め手段により前記第1の位置決め部材と前記第2の位置決め部材とが突き当たる前は前記照射部材に対し前記軸線方向に沿う力を付与せず、当該第1の位置決め部材と当該第2の位置決め部材とが突き当たった後に当該照射部材に対し当該軸線方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。 - 前記位置決め手段は、前記像保持体に対し、前記照射部材を、前記軸線方向、前記照射部材から出力される光の光軸方向、そして当該軸線方向および当該光軸方向に交差する方向に位置決めすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 回転する像保持体と、
回転する前記像保持体の軸線方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該像保持体に向けて光を照射する照射部材と、
前記照射部材を前記像保持体から離れた位置より当該像保持体に向けて移動させることにより、当該像保持体に対して当該照射部材を位置決めする位置決め手段と、
前記位置決め手段により前記照射部材を前記像保持体に向けて移動させるのに連動して、前記軸線方向に沿って前記照射部材に加える力を増大させる増大手段と
を含む画像形成装置。 - 前記位置決め手段は、前記像保持体の前記軸線方向両端よりも外側において前記照射部材の位置決めを行い、
前記増大手段は、前記照射部材の前記軸線方向の中央部に対し当該軸線方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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2009
- 2009-10-07 JP JP2009233871A patent/JP2011079242A/ja active Pending
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