JP2009237368A - 露光装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照射部材での共振の発生を抑制し、かつ、照射部材と被照射部材との距離変動を抑える。
【解決手段】露光モジュールEMは、感光体モジュールPMに設けられX方向に伸びる感光体ドラム12に対向配置されるLPH14と、LPH14をZ方向に進出させることでLPH14をZ方向に位置決めする進退機構17とを備える。LPH14のリア側は、画像形成装置のフレームに取り付けられたリア保持部材1RによってY方向の位置決めがなされ、LPH14のフロント側は、画像形成装置に取り付けられた感光体モジュールPMのフロント位置決め部材によってY方向の位置決めがなされる。そして、LPH14のX方向中央部に取り付けられた第3位置決めピン613が、進退機構17に取り付けられた押し当て部材178および押し付けばね179によってX方向に挟み込まれることで、LPH14のX方向の位置決めがなされる。
【選択図】図15

Description

本発明は、露光装置および画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いたプリンタや複写機等の画像形成装置において、感光体ドラム等の像保持体に光を照射する照射部材として、近年、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をライン状に配列した発光素子アレイを用いたものが提案されている。
公報記載の技術として、例えば照射部材の主走査方向両端に像保持体に対する位置決め部材をそれぞれ設け、この照射部材の主走査方向両端部および主走査方向中央部を像保持体に向けて押す部材を設けることで、照射部材に設けられた各位置決め部材を像保持体に突き当てるようにした技術が提案されている(特許文献1、2参照)。
また、LEDプリントヘッドをその両端部及び軸方向に所定の間隔を設けられたバネによって、感光体ドラムに対して押し付けるように付勢し、共振の発生を抑制する技術が提案されている(特許文献3参照)。
特開2000−255100号公報 特開2002−311662号公報 特開2006−195129号公報
本発明は、照射部材での共振の発生を抑制し、かつ、照射部材と被照射部材との距離変動を抑えることを目的とする。
請求項1記載の発明は、回転する像保持体の軸線方向である第1方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射する照射部材と、前記照射部材の前記第1方向の一端側にて前記像保持体と接触して、当該照射部材と当該像保持体との前記第2方向の位置決めを行う第1位置決め手段と、前記照射部材の前記第1方向の他端側にて前記像保持体と接触して、当該照射部材と当該像保持体との前記第2方向の位置決めを行う第2位置決め手段と、前記照射部材の前記第1方向の一端側にて前記第1位置決め手段と前記像保持体とが離れないように当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第1付与部材と、前記照射部材の前記第1方向の他端側にて前記第2位置決め手段と前記像保持体とが離れないように当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第2付与部材と、前記第1付与部材と前記第2付与部材との間において、前記照射部材に前記第1方向に沿う力を付与する第3付与部材とを含む露光装置である。
請求項2記載の発明は、前記第3付与部材は、前記第1付与部材と前記第2付与部材とのほぼ中央部において、前記照射部材に前記第1方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項1記載の露光装置である。
請求項3記載の発明は、前記照射部材を前記第2方向に移動させることにより前記第1位置決め手段および前記第2位置決め手段にて当該照射部材を前記像保持体に対して所定の露光位置に位置決めし、当該照射部材を当該第2方向とは逆方向に移動させて当該照射部材を当該露光位置から退避させる進退機構をさらに含み、前記進退機構は、前記第1乃至第3付与部材を支持する支持部材を備え、前記進退機構による進退動作は、前記支持部材が前記第2方向に移動するのに連動して前記第1および第2付与部材が移動し、前記照射部材に前記第2方向に沿う力を付与することによって、当該照射部材が移動されて前記露光位置に位置決めされることで行われるとともに、前記第3付与部材は前記進退動作に連動して前記第2方向に移動されることを特徴とする請求項1または2記載の露光装置である。
請求項4記載の発明は、前記第3付与部材は、前記照射部材に接触して当該照射部材を前記第1方向に押す弾性体を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の露光装置である。
請求項5記載の発明は、前記弾性体は前記照射部材を前記第1方向以外の方向には押さないことを特徴とする請求項4記載の露光装置である。
請求項6前記照射部材は、前記第1付与部材と前記第2付与部材との間で突出する突出部材を有し、前記弾性体は前記突出部材を押すことを特徴とする請求項4または請求項5記載の露光装置である。
請求項7記載の発明は、前記第3付与部材によって前記第1方向に押された前記突出部材の前記第1方向への位置を規制する位置規制部材をさらに含むことを特徴とする請求項4記載の露光装置である。
請求項8記載の発明は、前記照射部材は、前記第1付与部材と前記第2付与部材との間で突出する突出部材をさらに有し、前記突出部材は、前記第3付与部材に接触するとともに、少なくとも前記支持部材が前記第2方向に移動しているときには、前記支持部材と前記突出部材とは非接触であることを特徴とする請求項3項記載の露光装置である。
請求項9記載の発明は、回転する像保持体の軸線方向である第1方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射する照射部材と、前記照射部材の前記第1方向の一端側にて前記像保持体に対する当該照射部材の位置決めを行う第1位置決め手段と、前記照射部材の前記第1方向の他端側にて前記像保持体に対する当該照射部材の位置決めを行う第2位置決め手段と、前記照射部材の前記第1方向の一端側にて当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第1付与部材と、前記照射部材の前記第1方向の他端側にて当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第2付与部材と、前記第1付与部材と前記第2付与部材との間において、前記照射部材から突出する突出部材を前記第1方向において両側から挟み込むことで当該照射部材の当該第1方向における位置決めを行う第3位置決め手段とを含む露光装置である。
請求項10記載の発明は、前記第3位置決め手段は、前記第1付与部材と前記第2付与部材との間のほぼ中央部において、前記突出部材を挟み込むことを特徴とする請求項9記載の露光装置である。
請求項11記載の発明は、回転する像保持体を有し本体に取り付けられる像保持体モジュールと、前記像保持体を露光する露光器を有し前記本体に取り付けられる露光モジュールとを備え、前記露光器は、前記像保持体の軸線方向である第1方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射する照射部材と、前記照射部材の前記第1方向の一端側から前記第2方向に突出して形成され、前記像保持体モジュールの当該第1方向の一端側に突き当てられて当該照射部材と前記像保持体との第2方向の位置決めをする第1突出部材と、前記照射部材の前記第1方向の他端側から前記第2方向に突出し、前記像保持体モジュールの当該第1方向の他端側に突き当てられて当該照射部材と前記像保持体との第2方向の位置決めをする第2突出部材と、前記照射部材の前記第1方向の一端側にて当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第1付与部材と、前記照射部材の前記第1方向の他端側にて当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第2付与部材と、前記照射部材における前記第1突出部材の形成位置と前記第2突出部材の形成位置との間において、当該照射部材に前記第1方向に沿う力を付与する第3付与部材とを含むことを特徴とする画像形成装置である。
請求項12記載の発明は、前記第3付与部材は、前記照射部材における前記第1突出部材の形成位置および前記第2突出部材の形成位置の間のほぼ中央部において、当該照射部材に前記第1方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置である。
請求項13記載の発明は、前記露光モジュールは、前記照射部材を前記第2方向に移動させて前記第1突出部材および前記第2突出部材を前記像保持体に突き当てることにより当該照射部材を当該像保持体に対して所定の露光位置に位置決めし、当該照射部材を当該第2方向とは逆方向に移動させて当該照射部材を当該露光位置から退避させる進退機構をさらに含み、前記進退機構は、前記第1乃至第3付与部材を有する支持部材を備え、前記進退機構による進退動作は、前記支持部材が前記第2方向に移動するのに連動して移動する前記第1および第2付与部材が、前記照射部材を押して露光位置へ移動させることで行われるとともに、前記第3付与部材は当該進退動作に連動して前記第2方向に移動されることを特徴とする請求項11または12記載の画像形成装置である。
請求項14記載の発明は、前記照射部材に前記第3付与部材とは逆方向の力を付与することで当該照射部材の前記第1方向における位置決めを行う逆付与部材をさらに含むことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項1記載の発明によれば、照射部材での共振の発生を抑制し、かつ、照射部材と像保持体との距離変動を抑えることができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、照射部材での共振の発生をさらに抑制することが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、付与部材が照射部材の進退動作を妨げることを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、照射部材に対する第1方向に沿う力の付与を簡易な構成で行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、照射部材が第1方向以外の方向に変位し、照射部材と像保持体との距離が変動するのを抑制することができる。
請求項6記載の発明によれば、簡易な構成で突出部材を押すことができる。
請求項7記載の発明によれば、さらに像保持体に対する照射部材の第1方向の位置決めを行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、突出部材から付与される力によって、照射部材が第2方向に位置変動し、照射部材と被照射部材との距離が変動するのを抑制することができる。
請求項9記載の発明によれば、照射部材での共振の発生を抑制し、かつ、照射部材と被照射部材との距離変動を抑えるとともに像保持体に対する照射部材の第1方向の位置決めを行うことができる。
請求項10記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、照射部材での共振の発生をさらに抑制することが可能になる。
請求項11記載の発明によれば、照射部材での共振の発生を抑制し、かつ、照射部材と被照射部材との距離変動を抑えることができる。
請求項12記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、照射部材での共振の発生をさらに抑制することが可能になる。
請求項13記載の発明によれば、付与部材が照射部材の進退動作を妨げることを抑制することができる。
請求項14記載の発明によれば、さらに像保持体に対する照射部材の第1方向の位置決めを行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の全体構成の一例を示した図である。同図に示す画像形成装置1は、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成プロセス部10、画像形成装置1全体の動作を制御する制御部30、例えばパーソナルコンピュータ(PC)3や画像読取装置4等といった外部装置に接続され、これらから受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理部35、各部に電力を供給する主電源36を備えている。
画像形成プロセス部10には、一定の間隔で配置される4つの画像形成ユニット11Y、11M、11C、11K(以下、総称して単に「画像形成ユニット11」とも称する)が備えられている。各画像形成ユニット11は、回転可能に配置され静電潜像を形成してトナー像を保持する被照射体あるいは像保持体の一例としての感光体ドラム12、感光体ドラム12の表面を所定電位で一様に帯電する帯電器13、帯電器13によって帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光するLEDプリントヘッド(LPH)14、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像する現像器15、転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16を備えている。なお、本実施の形態における感光体ドラム12は、不図示の回転軸を備え、その軸方向が画像形成装置1のフロント側(図中手前側)からリア側(図中奥側)に向くように配置されている。
さらに、各画像形成ユニット11は、LPH14を、感光体ドラム12を露光する所定位置(以下、「露光位置」とも称する)まで進出させ、また、LPH14を、この所定位置よりも感光体ドラム12から離隔した(離れた)位置(以下、「退避位置」とも称する)に退避させる進退機構17を備えている。ここで、各画像形成ユニット11は、現像器15に収納されるトナーを除いて、略同様に構成されている。そして、各画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kは、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
さらに、画像形成プロセス部10は、各画像形成ユニット11の感光体ドラム12にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト20、各画像形成ユニット11による各色トナー像を中間転写ベルト20に順次転写させる一次転写ロール21、中間転写ベルト20上に転写された重畳トナー像を記録材である用紙に一括転写させる二次転写ロール22、二次転写された画像を用紙上に定着させる定着器45を備えている。
ここで、各画像形成ユニット11において、感光体ドラム12、帯電器13およびクリーナ16は、一体化されたモジュール(以下、感光体モジュールPMと称する:後述する図5を参照)として構成されている。そして、感光体モジュールPMは画像形成装置1に対して着脱自在に構成され、感光体ドラム12の寿命等に応じて交換される。なお、感光体モジュールPMは、感光体ドラム12を含んでいれば如何なる構成要素との組み合わせでもかまわないが、本実施の形態では、少なくとも感光体モジュールPMとLPH14とが別体であることを前提としている。
また、各画像形成ユニット11において、LPH14および進退機構17も、一体化されたモジュール(以下、露光モジュールEMと称する:後述する図5を参照)として構成されている。そして、この露光モジュールEMも画像形成装置1に対して着脱自在に構成されている。なお、これら感光体モジュールPMおよび露光モジュールEMの詳細な構成については後述する。
この画像形成装置1では、制御部30による制御の下、PC3や画像読取装置4から入力された画像データが、画像処理部35によって画像処理が施され、不図示のインターフェースを介して各画像形成ユニット11に供給される。そして、例えば黒(K)色の画像形成ユニット11Kでは、感光体ドラム12が矢印A方向に回転しながら、帯電器13により所定電位で一様に帯電され、画像処理部35から送信された画像データに基づいて発光するLPH14により露光される。これにより、感光体ドラム12上には、黒(K)色画像に関する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム12上に形成された静電潜像は現像器15により現像され、感光体ドラム12上には黒(K)色のトナー像が形成される。同様に、画像形成ユニット11Y、11M、11Cにおいても、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色トナー像が形成される。
各画像形成ユニット11で形成された各色トナー像は、矢印B方向に移動する中間転写ベルト20上に順次転写され、各色トナーが重畳された合成トナー像となる。中間転写ベルト20上の合成トナー像は、中間転写ベルト20の移動に伴って二次転写ロール22が配置された領域(二次転写部T)に搬送される。合成トナー像が二次転写部Tに搬送されると、合成トナー像が二次転写部Tに搬送されるタイミングに合わせて用紙が用紙保持部40から二次転写部Tに供給される。そして、二次転写部Tにて二次転写ロール22により形成される転写電界により、合成トナー像は搬送されてきた用紙上に一括して静電転写される。
その後、合成トナー像が静電転写された用紙は、中間転写ベルト20から剥離され、定着器45まで搬送される。定着器45に搬送された用紙上の合成トナー像は、定着器45によって熱および圧力による定着処理を受けて用紙上に定着される。そして、定着画像が形成された用紙は、画像形成装置1の排出部に設けられた排紙積載部41に搬送される。一方、二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナー(転写残トナー)は、二次転写の終了後に中間転写ベルト20表面からベルトクリーナ25によって除去され、次の画像形成サイクルに備える。
図2は、露光器の一例としてのLPH14の構成を示した断面図である。このLPH14は、図1に示す画像形成装置1において感光体ドラム12の下方に配置され、下方から感光体ドラム12を露光する。図2に示すように、LPH14は、ハウジング61、LEDアレイ63、LEDアレイ63やLEDアレイ63を駆動する信号生成回路70(後段の図3参照)等を搭載するLED回路基板62、LEDアレイ63からの光を感光体ドラム12表面に結像させるロッドレンズアレイ64、ロッドレンズアレイ64を支持するとともにLEDアレイ63を外部から遮蔽するホルダ65、進退機構17に保持される被保持部66を備えている。
ハウジング61は、アルミニウム、SUS等の金属のブロックまたは板金で形成され、LED回路基板62を支持している。ロッドレンズアレイ64は、感光体ドラム12の軸方向に沿って配置されるとともに、感光体ドラム12の回転方向に所定の幅を有して形成されている。また、ロッドレンズアレイ64は、屈折率分布型レンズを複数並べて構成される。ホルダ65は、長尺状に形成されるとともに感光体ドラム12の軸方向に沿って配置されている。また、ホルダ65は、ハウジング61およびロッドレンズアレイ64を支持し、LEDアレイ63の発光点とロッドレンズアレイ64の焦点面とが一致するように設定されている。さらに、ホルダ65はLEDアレイ63を密閉するように構成されて、後述するスライド部材67(後段の図10参照)の移動を案内するガイド溝65aを備えている。さらに、被保持部66は、LPH14の下方において、その長手方向両端側にそれぞれ取り付けられている。
図3は、LED回路基板62の平面図を示している。
LED回路基板62には、例えば58個のLEDチップ(CHIP1〜CHIP58)からなるLEDアレイ63が、感光体ドラム12の軸線方向と平行になるように精度よくライン状に配置されている。なお、本実施の形態では、LED基板62およびLEDアレイ63によって、照射部材が構成されている。この場合、各LEDチップ(CHIP1〜CHIP58)に配置された発光素子の一例としてのLEDの配列の端部境界において、各LEDがLEDチップ同士の連結部で連続的に配置されるように、各LEDチップは交互に千鳥状に配置されている。また、LED回路基板62には、各LEDチップの駆動信号を生成する信号生成回路70およびレベルシフト回路74、所定の電圧を出力する3端子レギュレータ71、各LEDチップを構成する各LEDの光量補正データ等を記憶するEEPROM72、制御部30および画像処理部35(図1参照)との間で信号の送受信や主電源36からの電力供給を受けるハーネス73が備えられている。
ここで、図4は、LEDチップ(CHIP)、信号生成回路70およびレベルシフト回路74の回路構成を示す図である。このLEDチップには、信号生成回路70およびレベルシフト回路74を介して各種駆動信号が供給される。すなわち、信号生成回路70は、LEDチップに配置された各々のLEDの並びに沿って順次点灯可能状態に設定する転送信号CK1R、CK1Cおよび転送信号CK2R、CK2Cと、画像処理部35(図1参照)からの画像データに基づき各LEDを順次点灯する点灯信号ΦIとを生成する。そして、転送信号CK1R、CK1Cおよび転送信号CK2R、CK2Cをレベルシフト回路74に出力し、点灯信号ΦIをLEDチップに出力する。レベルシフト回路74は、抵抗R1BとコンデンサC1、および抵抗R2BとコンデンサC2とがそれぞれ並列に接続された構成を有し、それぞれの一端がLEDチップの入力端子に接続され、他端が信号生成回路70の出力端子に接続されている。そして、レベルシフト回路74は、信号生成回路70から出力される転送信号CK1R、CK1Cおよび転送信号CK2R、CK2Cに基づいて転送信号CK1および転送信号CK2を生成し、LEDチップに出力する。
一方、本実施の形態のLEDチップは、例えばスイッチ素子としての128個のサイリスタS1〜S128、発光素子としての128個のLED L1〜L128、128個のダイオードD1〜D128、128個の抵抗R1〜R128、さらには信号ラインΦ1、Φ2に過剰な電流が流れるのを防止する転送電流制限抵抗R1A、R2Aを主な構成要素としている。そして、各サイリスタS1〜S128のアノード端子A1〜A128は電源ライン55に接続され、電源ラインを介して3端子レギュレータ71(図3参照)から駆動電圧VDD(VSS=+3.3V)が供給される。一方、サイリスタS1〜S128のゲート端子G1〜G128は、各サイリスタS1〜S128に対応して設けられた抵抗R1〜R128を介して電源ライン56に各々接続され、電源ライン56を介して接地されている。
また、奇数番目のサイリスタS1、S3、…、S127のカソード端子K1、K2、…、K127には、信号生成回路70およびレベルシフト回路74からの転送信号CK1が転送電流制限抵抗R1Aを介して送信される。偶数番目のサイリスタS2、S4、…、S128には、信号生成回路70およびレベルシフト回路74からの転送信号CK2が転送電流制限抵抗R2Aを介して送信される。さらに、LED L1〜L128のカソード端子は信号生成回路70に接続されて点灯信号ΦIが送信される。
そして、この信号生成回路70は、転送信号CK1R、CK1Cおよび転送信号CK2R、CK2Cをそれぞれ所定のタイミングでハイレベル(以下、「H」と記す)からローレベル(以下、「L」と記す)、また、「L」から「H」に設定する。これにより、レベルシフト回路74から出力される転送信号CK1の電位を「H」から「L」、「L」から「H」に繰り返し設定し、且つ、それに交互して出力される転送信号CK2の電位を「H」から「L」、「L」から「H」に繰り返し設定することで、例えば各LEDチップでは、奇数番目サイリスタS1、S3、…、S127を順次オフ→オン→オフの転送動作を行わせる。また、偶数番目のサイリスタS2、S4、…、S128を順次オフ→オン→オフの転送動作を行わせる。それにより、サイリスタS1〜S128をS1→S2→、…、→S127→S128の順番で順次オフ→オン→オフの転送動作を行わせ、それに同期させて、点灯信号ΦIを出力する。これによって、LED L1〜L128は、L1→L2→、…、→L127→L128の順番で順次点灯される。
その場合に、LPH14からの露光は、形成される画像(静電潜像)に傾きや歪み等が生じないように、感光体ドラム12の軸線に対して平行に行われることが好ましい。そのため、画像形成装置1にLPH14を取り付ける際に、感光体ドラム12の軸線に対して高精度に位置設定されることが要求される。ここで、感光体ドラム12(像保持体)の軸線とは、本実施の形態の感光体ドラム12のように像保持体が円筒形状である場合には、感光体ドラム12の回転軸の中心線が軸線である。また、例えば像保持体がベルト形状の感光体(ベルト感光体)であって、ベルト感光体の平面部に露光が行われる場合には、ベルト感光体表面の移動方向に直交し、かつ、露光領域におけるベルト感光体表面に平行な方向に向かう線が軸線である。
続いて、画像形成装置1におけるLPH14の位置決め機構について説明する。
図5は、感光体ドラム12を備えた感光体モジュールPM(像保持体モジュール)と、LPH14および進退機構17を備えた露光モジュールEMとが、画像形成装置1に取り付けられた状態を示す斜視図である。また、図5は、露光モジュールEMを構成するLPH14が、上述した露光位置にセットされた状態を示している。そして、図6は図5におけるフロント側の拡大図であり、図7は図5におけるリア側の拡大図である。また、図8は、感光体モジュールPMの構成を示す斜視図である。さらに、図9は露光モジュールEMの構成を、図10、図11は露光モジュールEMにおけるLPH14の構成を、図12は露光モジュールEMにおける進退機構17の構成を、それぞれ示す斜視図である。
なお、以下の説明においては、図5等に示すように、LPH14におけるロッドレンズアレイ64の光軸方向をZ方向(第2方向に対応)と定義する。また、主走査方向すなわち感光体ドラム12の軸方向をX方向(第1方向の方向に対応)と定義する。さらに、副走査方向すなわちX方向およびZ方向の双方に直交する方向をY方向と定義する。
まず最初に、図5〜図8を参照しつつ、感光体モジュールPMの構成について説明する。
感光体モジュールPMは、上述した感光体ドラム12、帯電器13およびクリーナ16に加え、これらを保持するためのフロントハウジング81Fおよびリアハウジング81Rをさらに備えている。なお、これらフロントハウジング81Fおよびリアハウジング81Rは、帯電器13やクリーナ16(ともに図示せず)を覆う接続ハウジング81Mと一体化されている。また、感光体モジュールPMにおいて、フロントハウジング81Fのフロント側に取り付けられたプレート82のフロント側には感光体モジュールPMの着脱操作に用いられるハンドルを備えたカバー83が取り付けられている。一方、プレート82のリア側の下方には、LPH14のY方向の位置決めに使用されるフロント位置決め部材84が取り付けられている。また、感光体モジュールPMのリア側において、感光体ドラム12、帯電器13、クリーナ16等には画像形成装置1から駆動力を受けるための被駆動部が形成されている。この被駆動部はカップリング部材等にて構成されている。また、リアハウジング81Rのリア側にはリング状部材85が取り付けられている。
また、感光体モジュールPMにおいて、感光体ドラム12のX方向両端部には円筒状のフロントフランジ121F、リアフランジ121Rがそれぞれ圧入されており、これらフロントフランジ121F、リアフランジ121Rは、それぞれ、カバー83、リング状部材85に回転可能に支持される。そして、これらフロントフランジ121F、121Rには、それぞれフロントボールベアリング(以下、フロントBBと称する)122F、リアボールベアリング(以下、リアBBと称する)122Rが外装されている。ここで、フロントBB122Fはフロントハウジング81Fに収容されているが、LPH14と対向する位置には開口が形成されている。一方、リアBB122Rはリアハウジング81Rに収容されているが、フロントハウジング81Fと同様、LPH14と対向する位置には開口が形成されている。したがって、LPH14および現像器15と対向する位置では、フロントBB122FおよびリアBB122Rの外周面が露出している。
次に、図5〜図7および図9〜図12を参照しつつ、露光モジュールEMの構成について説明する。
露光モジュールEMは、上述したようにLPH14および進退機構17を備えており、進退機構17を操作することによりLPH14が進退機構17に対しZ方向あるいは−Z方向に移動するように構成されている。
続いて、主として図10および図11を参照しつつ、LPH14の構成について説明を行う。なお、図11では、後述するスライド部材67等の記載を省略している。
LPH14のハウジング61のフロント側には、LPH14のフロント側のZ方向の位置を定める第1突出部材の一例としての第1フロント位置決めピン611Fと、LPH14のフロント側のY方向の位置を定める第2フロント位置決めピン612Fとが取り付けられている。一方、LPH14のハウジング61のリア側には、LPH14のリア側のZ方向の位置を定める第2突出部材の一例としての第1リア位置決めピン611Rと、LPH14のリア側のY方向の位置を定める第2リア位置決めピン612Rとが取り付けられている。また、LPH14のハウジング61のフロント側とリア側との間すなわちX方向の中央部近傍には、LPH14のX方向の位置を定める突出部材の一例としての第3位置決めピン613が取り付けられている。
なお、これら各位置決めピン(突出部材)は、照射部材と一体に形成されたものでも、別体として形成され接続されたものでも、さらに照射部材に対して着脱可能に形成されたものであっても構わない。
ここで、第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611R、第2フロント位置決めピン612F、第2リア位置決めピン612R、第3位置決めピン613は、それぞれ、円柱状の金属で構成されている。これらのうち、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rは、X方向に延びるハウジング61からZ方向に向けて突出形成されている。また、これら第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rの先端部は半球状の形状を有している。一方、第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rは、ハウジング61からZ方向および−Z方向の両側に向けて突出形成されている。他方、第3位置決めピン613は、X方向に延びるハウジング61の底面中央部から、−Z方向に向けて突出形成される。
さらに、これら第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611R、第2フロント位置決めピン612F、第2リア位置決めピン612R、第3位置決めピン613は、各々の中心軸がLEDチップ(CHIP1〜CHIP58:図3参照)の配列方向と一致するように配列されたロッドレンズアレイ64の配列線と一致するよう、X方向に並べて配置されている。
また、本実施の形態において、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rは、第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rよりもロッドレンズアレイ64に近接して配置されている。すなわち、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rは、X方向において第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rの内側に配置される。そして、第3位置決めピン613は、X方向において第2フロント位置決めピン612Fと第2リア位置決めピン612Rとの間に配置される。
ここで、LPH14には、ロッドレンズアレイ64の清掃に使用するスライド部材67が取り付けられている。このスライド部材67は、スライドに伴ってロッドレンズアレイ64の光照射面に接触するブレード(図示せず)を支持する支持部67aと、フロント側に設けられた取っ手67bとを備えている。また、支持部67aは、ホルダ65に設けられたガイド溝65a(図2参照)にはめ込まれている。そして、LPH14のフロント側には、スライド部材67をスライド可能に支持するスライド保持部材68が装着されている。
今度は、主として図9、図12を参照しつつ、進退機構17の詳細な構成について説明を行う。なお、図12では、後述する中継基板174および受電コネクタ175の記載を省略している。
進退機構17は、X方向に沿って伸び凹字状の断面を有する筐体171と、筐体171のフロント側に取り付けられ軸を中心にC方向およびD方向に回転するレバー172と、筐体171の内部に取り付けられ、レバー172の動作に連動して筐体171に対して第1の支持体173a、第2の支持体173bおよび第3の支持体173cをZ方向に昇降させるリンク機構173とを備えている。ここで、第1の支持体173aおよび第2の支持体173bは進退機構17のX方向両端にそれぞれ設けられており、第3の支持体173cは進退機構17のX方向中央部に設けられている。また、2つの第1の支持体173aは、2つの第2の支持体173bよりも内側に配置され、第3の支持体173cは2つの第1の支持体173aよりも内側に配置される。そして、支持部材の一例としての第3の支持体173cの上部には、逆付与部材の一例としての押し当て部材178と、この押し当て部材178に対しX方向に並べて配置された第3付与部材の一例としての押し付けばね179とが、ねじ178aあるいはねじ179aによって固定されている。本実施の形態において、押し当て部材178は金属あるいは樹脂からなるブロック材にて構成され、押し付けばね179は金属製の板バネにて構成される。また、これら押し当て部材178と押し付けばね179とによって、第3位置決め手段が構成されている。さらに、進退機構17のフロント側に設けられた第2の支持体173bが第1付与部材として、リア側に設けられた第2の支持体173bが第2付与部材として、それぞれ機能している。
また、進退機構17を構成する筐体171のリア側の一側面には、LPH14に設けられたハーネス73(図3参照)と電気的に接続される中継基板174と、この中継基板174のリア側に一体化して設けられ、中継基板174と画像形成装置1に設けられた給電コネクタ(図示せず)とを接続する受電コネクタ175が装着されている。さらに、進退機構17を構成する筐体171のリア側には、はめ込み部材177がX方向に突出形成されている。
図13は、図6に示す感光体モジュールPMのプレート82に取り付けられるフロント位置決め部材84の構成を示す斜視図である。このフロント位置決め部材84は、下部側にX方向に向かって開口するU字状の受け溝841aが形成されたブラケット841と、ブラケット841にネジ止めされた板バネ842とを備えている。なお、ネジは、フロント位置決め部材84をプレート82に取り付けるのにも使用される。
一方、図14は、図7に示す画像形成装置1のリア側のフレームに取り付けられるリア保持部材1Rの構成を示す斜視図である。このリア保持部材1Rは、ブラケット91と、ブラケット91の下側に取り付けられた第1の板バネ92と、ブラケット91の上側にY方向に首振り自在に取り付けられた鉤状のアーム93と、ブラケット91に取り付けられアーム93に接触配置される第2の板バネ94とを備えている。
では、図5〜図14を参照しながら、画像形成装置1に対する露光モジュールEMの装着手順、および、露光モジュールEMが取り付けられた画像形成装置1に対する感光体モジュールPMの装着手順について説明する。
まず、露光モジュールEMおよび感光体モジュールPMが取り付けられていない画像形成装置1に対し、画像形成装置1のフロント側から露光モジュールEMを挿入していく。このとき、露光モジュールEMを構成する進退機構17のレバー172は図9に示すD方向に倒された状態となっており、LPH14は進退機構17側に引き込まれている。
その後、挿入に伴って露光モジュールEMのリア側が画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1Rにはめ込まれる。具体的に説明すると、進退機構17のリア側に設けられたはめ込み部材177が、リア保持部材1Rのブラケット91と第1の板バネ92との間に挟み込まれ、画像形成装置1に対して進退機構17のリア側が固定される。また、LPH14のリア側に設けられた第2リア位置決めピン612Rが、リア保持部材1Rのブラケット91とアーム93との間に挟み込まれ、第2の板バネ94によりアーム93がY方向に押されることにより、LPH14のリア側のY方向位置が決められる。さらに、進退機構17のリア側に設けられた受電コネクタ175が、画像形成装置1のリア側に設けられた給電コネクタ(図示せず)にはめ込まれ、両者が電気的に接続される。一方、進退機構17のフロント側に設けられた固定用プレート176と画像形成装置1のフロント側のフレームとが対向した状態となり、フロント側のフレームに固定用プレート176がネジ止めされる。このように、進退機構17のリア側が画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1Rに、フロント側が画像形成装置1のフロント側のフレームにそれぞれ固定されることにより、画像形成装置1に対する進退機構17の位置決めがなされる。
次に、このようにして露光モジュールEMが取り付けられた画像形成装置1に対し、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入していく。このとき、露光モジュールEMを構成する進退機構17のレバー172は図9に示すD方向に倒されたままとなっており、LPH14は進退機構17側に引き込まれた状態を維持している。また、レバー172がD方向に倒されているので、レバー172が感光体モジュールPMの挿入を邪魔しないようにもなっている。
その後、挿入に伴って感光体モジュールPMのリア側に設けられたリング状部材85が画像形成装置1のリア側のフレームにはめ込まれ、また、感光体モジュールPMのフロント側に設けられたプレート82の穴に画像形成装置1のフロント側のフレームに設けられたフロントピン1Fがはめ込まれる。さらに、感光体モジュールPMのリア側に設けられた被駆動部が、画像形成装置1のリア側に設けられた駆動部にはめ込まれる。このように、感光体モジュールPMのリア側が画像形成装置1のリア側フレームに、フロント側が画像形成装置1のフロント側フレームに設けられたフロントピン1Fにそれぞれ固定され、画像形成装置1に対する感光体モジュールPMの位置決めがなされる。
また、感光体モジュールPMの挿入に伴い、感光体モジュールPMのフロント側に設けられたフロント位置決め部材84の受け溝841aに、LPH14のフロント側に設けられた第2フロント位置決めピン612Fが挟み込まれ、板バネ842により第2フロント位置決めピン612FがY方向に押されることにより、LPH14のフロント側のY方向位置が決められる。そして、上述したように画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1RがLPH14の第2リア位置決めピン612RのY方向への移動を規制し、且つ、感光体モジュールPMのプレート82に取り付けられたフロント位置決め部材84がLPH14の第2フロント位置決めピン612FのY方向への移動を規制していることから、LPH14のY方向の位置決めがなされる。
一方、露光モジュールEMにおいては、画像形成装置1に固定された進退機構17に設けられた押し当て部材178および押し付けばね179が、第3位置決めピン613を介してLPH14のX方向への移動を規制していることから(後述する図16参照)、LPH14のX方向の位置決めがなされる。
続いて、図15を参照しながら、感光体モジュールPMの感光体ドラム12に対する露光モジュールEMのLPH14のZ方向位置決めについて説明する。
ここで、図15(a)は、画像形成装置1に対して露光モジュールEMおよび感光体モジュールPMが取り付けられた状態を示している。このとき、露光モジュールEMでは、上述したように進退機構17のレバー172がD方向に倒されており、LPH14は進退機構17側に引き込まれた待避位置に置かれる。
そして、図15(a)に示すように画像形成装置1に露光モジュールEMおよび感光体モジュールPMがセットされた後、図15(b)に示すように露光モジュールEMの進退機構17のレバー172がC方向に引き上げられる。すると、レバー172の引き上げに連動してリンク機構173が動作し、第1の支持体173a、第2の支持体173b、第3の支持体173c(図12参照)および第3の支持体173cに取り付けられた押し当て部材178および押し付けばね179がZ方向に立ち上がる。そして、第2の支持体173bがZ方向に立ち上がることにより、第2の支持体173bに支持された第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rを介してLPH14がZ方向に持ち上がる。
このとき、LPH14のX方向中央部に設けられた第3位置決めピン613は、進退機構17に設けられた押し当て部材178および押し付けばね179によって、X方向への移動が規制されている。また、LPH14の第2フロント位置決めピン612Fはフロント位置決め部材84によって、第2リア位置決めピン612Rはリア保持部材1Rによって、それぞれY方向への移動が規制されている。このため、LPH14は、X方向およびY方向への移動を規制された状態でZ方向に移動する。
そして、LPH14がZ方向に持ち上がると、図15(c)に示すように、LPH14のフロント側(一端側)に設けられた第1フロント位置決めピン611Fが感光体モジュールPMに設けられたフロントBB122Fに突き当たり、また、LPH14のリア側(他端側)に設けられた第1リア位置決めピン611Rが感光体モジュールPMに設けられたリアBB122Rに突き当たる。このようにしてLPH14のZ方向への移動が規制されることでLPH14のZ方向の位置決めがなされ、LPH14が露光位置にセットされる。このように、本実施の形態では、第1フロント位置決めピン611FとフロントBB122Fとが第1位置決め手段として機能し、また、第1リア位置決めピン611RとリアBB122Rとが第1位置決め手段として機能している。
ここで、図16は、露光モジュールEMにおけるLPH14の第3位置決めピン613と進退機構17の押し当て部材178および押し付けばね179との位置関係を示す斜視図である。
図16に示すように、進退機構17においてX方向に並べて配置された押し当て部材178と押し付けばね179との間に、LPH14の第3位置決めピン613が挟み込まれている。これにより、第3位置決めピン613は、押し付けばね179によって押し当て部材178に所定の力で押し付けられている。これにより、LPH14のX方向位置は、第3位置決めピン613および押し当て部材178によって固定される。
そして、押し付けばね179が第3位置決めピン613をX方向に押し付けを行うように設けられているため、この押し付けばね179によってLPH14がY方向あるいはZ方向に変位しようとするのが抑制され、その結果、感光体ドラム12とLPH14との間の距離変動が抑えられる。
また、本実施の形態では、LPH14に設けられた第3位置決めピン613と進退機構17に設けられた第3の支持体173cとの間に所定の隙間が形成されており、しかも、進退機構17による接離動作に伴って第3の支持体173cも昇降する。このため、進退機構17によるLPH14のZ方向あるいは−Z方向への移動動作において、第3位置決めピン613と押し当て部材178および押し付けばね179とは接触することがなく、所定の隙間が形成された状態を維持する。また、押し当て部材178および押し付け部材179も、ハウジング61とは接触することがなく、所定の隙間が形成された状態を維持する。これにより、感光体ドラム12に対しLPH14を露光位置に固定した状態において、LPH14は、X方向両端側に設けられた第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611RからZ方向の力を受けるものの、第3位置決めピン613、押し当て部材178および押し付けばね179からはZ方向の力を受けないようになっている。
このように、感光体ドラム12に対するLPH14のX方向の位置決めは進退機構17を基準としてなされ、また、感光体ドラム12に対するLPH14のZ方向の位置決めはフロント側、リア側ともに感光体モジュールPMを基準としてなされる。これに対し、感光体ドラム12に対するLPH14のY方向の位置決めは、フロント側が感光体モジュールPMを基準として、リア側が画像形成装置1を基準として、それぞれなされる。
ところで、このようなLPH14は、一般的な構造体と同様に固有振動数を有しており、LPH14に入力される振動の周波数がこの固有振動数に近い場合には共振が発生する。特にこの種のLPH14では、例えば100〜250Hzの帯域で共振が生じた場合に、感光体ドラム12に上に形成される静電潜像(画像)に生じるむらやすじが目立つようになってしまう。
本実施の形態では、感光体ドラム12に対するLPH14のX方向の位置決めをLPH14のX方向中央部、具体的には、Z方向の位置決めに用いられる第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rの内側で行うことで、100〜250Hzの帯域におけるLPH14の応答倍率を低減させている。
では次に、本発明者が行った実験について説明する。図17は、実験において本実施の形態に係る露光モジュールEMの比較対象となる露光モジュールEM’の構成を説明するための図であり、ここではフロント側を拡大して示している。なお、図示はしていないが、この露光モジュールEM’において、LPH14は第3位置決めピン613を備えておらず、進退機構17は押し当て部材178および押し付けばね179を備えていない。一方、露光モジュールEM’の進退機構17を構成する筐体171の上部側において、フロント側にフロント押し当て部材180が取り付けられる。フロント押し当て部材180には、Y方向に沿って伸び、第2フロント位置決めピン612Fの直径よりもわずかに大きい径を有するU字溝が形成される。そして、進退機構17にLPH14を装着して露光モジュールEM’を構成する際に、フロント押し当て部材180のU字溝には第2フロント位置決めピン612Fが挿入される。このようなフロント押し当て部材180を設けることにより、第2フロント位置決めピン612Fは、Y方向およびZ方向への移動に対する規制を受けない一方、X方向への移動に対する規制を受けることになる。
ここで、フロント押し当て部材180は、筐体171にねじ止めにより固定されており、LPH14に設けられた第2フロント位置決めピン612Fよりもフロント側で第1フロント位置決めピン611Fを保持している。つまり、この露光モジュールEM’では、本実施の形態に係る露光モジュールEMとは異なり、第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rの外側に設けられた第1フロント位置決めピン611Fとフロント押し当て部材180とによって、LPH14のX方向位置決めがなされる。
したがって、本実施の形態に係る露光モジュールEMと比較対象となる露光モジュールEM’とでは、Y方向およびZ方向については同様の位置決め手法を採用しているが、X方向については異なる位置決め手法を採用していることになる。
続いて、実験の手法について説明する。本実施の形態に係る露光モジュールEM、比較対象となる露光モジュールEM’のそれぞれを、感光体モジュールPMに対し露光位置にセットし、外部から100〜250Hzの周波数の振動を順次入力し、各周波数に対するLPH14の応答特性を調べた。
ここで、LPH14は、X方向、Y方向およびZ方向においてそれぞれ異なる応答特性を有している。
また、例えばLPH14にY方向の振動が生じた場合、感光体ドラム12に形成される静電潜像(画像)には、振動に応じた副走査方向ずれ(Y方向のずれ)が発生する。このような副走査方向ずれは、隣接する主走査方向ライン同士の間隔の増減を招き、結果として画像にすじとなって現れることになる。
さらに、例えばLPH14にZ方向の振動が生じた場合、LPH14のロッドレンズアレイ64と感光体ドラム12との距離が振動に応じて変化し、ロッドレンズアレイ64の焦点位置が感光体ドラム12上からずれてしまうことになるため、感光体ドラム12に形成される静電潜像(画像)には、振動に応じた露光光のスポット径の変動が発生する。このようなスポット径の変動が生じると、隣接する主走査方向ライン同士での濃度の増減を招き、結果として画像にむらやすじとして現れることになる。
なお、本実施の形態では、像保持体として曲面を有する感光体ドラム12を用いているため、LPH14にY方向の振動が生じた場合においても、感光体ドラム12とLPH14との距離には変化が生し、上述した露光光のスポット径が変動する。
そこで、この実験においては、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14および比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14について、Y方向の応答特性とZ方向の応答特性とを調べた。
図18(a)は、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14および比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14の、Y方向の応答特性を示している。なお、図18(a)において、横軸は入力した振動の周波数であり、縦軸は入力した振動に対するY方向の応答倍率を示している。また、図18(a)では、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14の応答特性を実線で、比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14の応答特性を破線で、それぞれ示している。なお、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14の応答特性を実線で、比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14の応答特性を破線で示すことについては、以下の説明においても同様である。図18(a)に示すように、比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14では、170〜180Hz付近に共振のピークが存在している。これに対し、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14では、このピークは消えてなくなり、また、100〜250Hzの帯域において顕著なピークはなくなっている。
また、図18(b)は、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14および比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14の、Z方向の応答特性を示している。なお、図18(b)において、横軸は入力した振動の周波数であり、縦軸は入力した振動に対するZ方向の応答倍率を示している。図18(b)に示すように、比較対象となる露光モジュール露光モジュールEM’のLPH14では、130〜140Hz付近に共振のピークが存在している。これに対し、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14では、このピークは消えてなくなり、代わりに200〜210Hz付近に共振のピークが存在している。ただし、後者における応答倍率の大きさは、前者の半分以下まで低減されている。
以上の結果から、本実施の形態に係る露光モジュールEMのように、LPH14のX方向中央部でLPH14のX方向位置決めを行うことで、画質上問題となるLPH14の共振、具体的には、100〜250Hzの帯域でのY方向およびZ方向の共振が抑制されることが理解される。
この理由については次のようなことが考えられる。本実施の形態に係る露光モジュールEMでは、LPH14のX方向中央部に取り付けられた第3位置決めピン613を、進退機構17のX方向中央部に取り付けられた押し当て部材178および押し付けばね179で挟み込み、X方向に押さえつけている。このとき、押し当て部材178と第3位置決めピン613との間、および、第3位置決めピン613と押し付けばね179との間には、それぞれ摩擦力が働く。したがって、このような摩擦力がY方向およびZ方向への振動に対する抵抗となり、その結果として100〜250Hzの帯域におけるY方向およびZ方向の応答倍率を低減しているものと考えられる。
なお、本実施の形態では、進退機構17の第3の支持体173cに押し当て部材178をねじ178aで固定するようにしていたが、これに限られるものではない。
図19は、第3位置決めピン613を位置決めするための他の構成例を示す斜視図である。例えば同図に示すように、押し当て部材178に代えて第3の支持体173cの一部を折り曲げて構成した折り曲げ部173dを設け、この折り曲げ部173dと押し付けばね179との間に第3位置決めピン613を挟み込むように構成してもよい。
<実施の形態2>
図20は、本実施の形態が適用される露光モジュールEMを構成する進退機構17の構成を示す斜視図である。なお、この進退機構17とともに露光モジュールEMを構成するLPH14の構成は実施の形態1と同じであり、また、感光体モジュールPMの構成も実施の形態1と同じである。
本実施の形態の進退機構17では、第3の支持体173cに押し付けばね179のみが取り付けられており、押し当て部材178は取り付けられていない。また、この進退機構17のフロント側には、後述する図21(a)、(c)に示すように押し当て部材あるいは逆付与部材として機能するフロント押し当て部材180が取り付けられているが、図20ではその記載を省略している。
図21は、感光体モジュールPMの感光体ドラム12に対し本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14が露光位置にセットされた状態を示す図である。ここで、図21(a)は感光体モジュールPMおよび露光モジュールEMをY方向から見た側面図を、図21(b)は第3位置決めピン613および押し付けばね179周辺の拡大図を、図21(c)は感光体モジュールPMおよび露光モジュールEMのフロント側の拡大図を、それぞれ示している。
ここで、進退機構17に設けられるフロント押し当て部材180は、実施の形態1で比較対象として用いた露光モジュールEM’に設けられていたものと同じものを用いている。すなわち、このフロント押し当て部材180は、Y方向に沿って延びるU字溝を備えており、このU字溝にLPH14の第2フロント位置決めピン612Fが保持される。
本発明者は、実施の形態1と同様に、本実施の形態に係る露光モジュールEM、比較対象となる露光モジュールEM’のそれぞれを、感光体モジュールPMに対し露光位置にセットし、外部から100〜250Hzの周波数の振動を順次入力し、各周波数に対するLPH14の応答特性を調べた。ここで比較対象となる露光モジュールEM’は実施の形態1で説明したものと同じものである。
図22(a)は、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14および比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14の、Y方向の応答特性を示している。なお、図22(a)において、横軸は入力した振動の周波数であり、縦軸は入力した振動に対するY方向の応答倍率を示している。図22(a)に示すように、比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14では、170〜180Hz付近に共振のピークが存在している。これに対し、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14では、このピークは消えてなくなり、代わりに200〜210Hz付近に共振のピークが存在している。ただし、後者における応答倍率の大きさは、前者の3分の1以下まで低減されている。
また、図22(b)は、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14および比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14の、Z方向の応答特性を示している。なお、図22(b)において、横軸は入力した振動の周波数であり、縦軸は入力した振動に対するZ方向の応答倍率を示している。図22(b)に示すように、比較対象となる露光モジュール露光モジュールEM’のLPH14では、130〜140Hz付近に共振のピークが存在している。これに対し、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14では、このピークは消えてなくなり、代わりに190〜200Hz付近および230〜240Hz付近に共振のピークが存在している。ただし、後者における応答倍率の大きさは、前者の3分の1から5分の1以下まで低減されている。
以上の結果から、本実施の形態に係る露光モジュールEMのように、LPH14のX方向中央部および端部の両部位によってLPH14のX方向位置決めを行った場合にも、画質上問題となるLPH14の共振、具体的には、100〜250Hzの帯域でのY方向およびZ方向の共振が抑制されることが理解される。
なお、本実施の形態では、進退機構17に設けられた押し付けばね179を用いてLPH14に設けられた第3位置決めピン613をX方向に押すようにしていたが、これに限られるものではない。
図23は、第3位置決めピン613にX方向の押し付け力を付与するための他の構成例を示す斜視図である。例えば同図に示すように、押し付けばね179に代えてスポンジ状の第1弾性部材181および第2弾性部材182を第3の支持体173c上にX方向に並べて配置し、これら第1弾性部材181と第2弾性部材182との間に第3位置決めピン613を挟み込むように構成してもよい。
<実施の形態3>
図24は、本実施の形態が適用される露光モジュールEMを構成する進退機構17の構成を示す斜視図である。なお、この進退機構17とともに露光モジュールEMを構成するLPH14の構成は実施の形態1と同じであり、また、感光体モジュールPMの構成も実施の形態1と同じである。
本実施の形態の進退機構17では、第3の支持体173cに押し当て部材178のみが取り付けられており、押し付けばね179は取り付けられていない。また、この進退機構17のフロント側には、後述する図25(b)、(c)に示すようにフロント押し付け部材183が取り付けられているが、図24ではその記載を省略している。なお、本実施の形態では、押し当て部材178が第3付与部材として機能し、フロント押し付け部材183が押し当て部材あるいは逆付与部材として機能している。
図25は、感光体モジュールPMの感光体ドラム12に対し本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14が露光位置にセットされた状態を示す図である。ここで、図25(a)は感光体モジュールPMおよび露光モジュールEMをY方向から見た側面図を、図25(b)は第3位置決めピン613および押し当て部材178周辺の拡大図を、図25(c)は感光体モジュールPMおよび露光モジュールEMのフロント側の拡大図を、それぞれ示している。
ここで、進退機構17に設けられるフロント押し付け部材183は、筐体171にねじ止めにより固定されており、LPH14のハウジング61のフロント側端面を押す板ばね183aを備えている。なお、フロント押し付け部材183は、実施の形態2等で説明したフロント押し当て部材180とは異なり、第2フロント位置決めピン612Fを保持するための構成は備えていない。
本発明者は、実施の形態1と同様に、本実施の形態に係る露光モジュールEM、比較対象となる露光モジュールEM’のそれぞれを、感光体モジュールPMに対し露光位置にセットし、外部から100〜250Hzの周波数の振動を順次入力し、各周波数に対するLPH14の応答特性を調べた。ここで比較対象となる露光モジュールEM’は実施の形態1で説明したものと同じものである。
図26(a)は、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14および比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14の、Y方向の応答特性を示している。なお、図26(a)において、横軸は入力した振動の周波数であり、縦軸は入力した振動に対するY方向の応答倍率を示している。図26(a)に示すように、比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14では、170〜180Hz付近に共振のピークが存在している。これに対し、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14では、このピークは消えてなくなり、代わりに140Hz付近および200〜210Hz付近に共振のピークが存在している。ただし、後者における応答倍率の大きさは、前者の4分の1以下まで低減されている。
また、図26(b)は、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14および比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14の、Z方向の応答特性を示している。なお、図26(b)において、横軸は入力した振動の周波数であり、縦軸は入力した振動に対するZ方向の応答倍率を示している。図26(b)に示すように、比較対象となる露光モジュールEM’のLPH14では、130〜140Hz付近に共振のピークが存在している。これに対し、本実施の形態に係る露光モジュールEMのLPH14では、このピークは消えてなくなり、代わりに170〜180Hz付近および200〜210Hz付近に共振のピークが存在している。ただし、後者における応答倍率の大きさは、前者の5分の1以下まで低減されている。
以上の結果から、本実施の形態に係る露光モジュールEMのように、LPH14のX方向中央部および端部の両部位によってLPH14のX方向位置決めを行った場合にも、画質上問題となるLPH14の共振、具体的には、100〜250Hzの帯域でのY方向およびZ方向の共振が抑制されることが理解される。
なお、実施の形態1〜3では、LPH14のX方向の位置決めを行う部材として第3位置決めピン613を用いていたが、この部材の形状はピン形状に限られない。例えば図27に示すように、LPH14のハウジング61のX方向中央部底面に、板状の位置決め底板614を取り付けるようにしてもよい。また、実施の形態1〜3では、LPH14のX方向の位置決めを行う部材としてLPH14のハウジング61のX方向中央部底面に第3位置決めピン613を取り付けていたが、この部材の取り付け位置は底面に限られない。例えば図28(a)に示すように、LPH14のハウジング61のX方向中央部側面に、板状の位置決め側板615を取り付けるようにしてもよい。そして、この場合には、例えば図28(b)に示すように、進退機構17にLPH14を取り付けて露光モジュールEMを構成する際に、位置決め側板615に押し付けばね179が当たるよう、第3の支持体173cに対する押し付けばね179の取り付け位置を設定すればよい。さらに、実施の形態1〜3では、LPH14のX方向の位置決めを行う部材としてLPH14のハウジング61から突出する第3位置決めピン613を用いていたが、この部材の形状は凸状のものに限られない。例えば図29(a)に示すように、LPH14のハウジング61のX方向中央部底面に矩形状の穴616を設けるとともに、例えば図29(b)に示すようにこの穴616の内部に壁面を設けるようにしてもよい。この場合には、例えば図29(b)に示すように、進退機構17にLPH14を取り付けて露光モジュールEMを構成する際に、穴616の内側に形成された壁面に押し付けばね179が当たるよう、第3の支持体173cに対する押し付けばね179の取り付け位置を設定すればよい。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成の一例を示す図である。 LPHの構成を示した断面図である。 LED回路基板の平面図である。 LEDチップ、信号生成回路およびレベルシフト回路の回路構成を示す図である。 感光体モジュールおよび露光モジュールが画像形成装置に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図5におけるフロント側の拡大図である。 図5におけるリア側の拡大図である。 感光体モジュールの構成を示す斜視図である。 露光モジュールの構成を示す斜視図である。 露光モジュールにおけるLPHを斜め上方から見たときの斜視図である。 露光モジュールにおけるLPHを斜め下方から見たときの斜視図である。 露光モジュールにおける進退機構の構成を示す斜視図である。 フロント位置決め部材の構成を示す斜視図である。 リア保持部材の構成を示す斜視図である。 感光体ドラムに対するLPHのZ方向位置決めの手順を説明するため図である。 LPHの第3位置決めピンと進退機構の押し当て部材および押し付けばねとの位置関係を示す図である。 比較対象となる露光モジュールの構成を説明するための図である。 (a)は実施の形態1に係るLPHおよび比較対象となるLPHのY方向の応答特性を示す図であり、(b)は、Z方向の応答特性を示す図である。 第3位置決めピンを位置決めするための他の構成例を示す図である。 実施の形態2が適用される露光モジュールを構成する進退機構の構成を示す斜視図である。 感光体モジュールの感光体ドラムに対し実施の形態2に係る露光モジュールのLPHが露光位置にセットされた状態を示す図である。 (a)は実施の形態2に係るLPHおよび比較対象となるLPHのY方向の応答特性を示す図であり、(b)は、Z方向の応答特性を示す図である。 第3位置決めピンにX方向の押し付け力を付与するための他の構成例を示す斜視図である。 実施の形態3が適用される露光モジュールを構成する進退機構の構成を示す斜視図である。 感光体モジュールの感光体ドラムに対し実施の形態3に係る露光モジュールのLPHが露光位置にセットされた状態を示す図である。 (a)は実施の形態3に係るLPHおよび比較対象となるLPHのY方向の応答特性を示す図であり、(b)は、Z方向の応答特性を示す図である。 X方向の位置決め部材の他の例を説明するための図である。 X方向の位置決め部材の他の例を説明するための図である。 X方向の位置決め部材の他の例を説明するための図である。
符号の説明
1…画像形成装置、1F…フロントピン、1R…リア保持部材、10…画像形成プロセス部、11(11Y、11M、11C、11K)…画像形成ユニット、12…感光体ドラム、13…帯電器、14…LEDプリントヘッド(LPH)、15…現像器、16…クリーナ、17…進退機構、178…押し当て部材、179…押し付けばね、611F…第1フロント位置決めピン、611R…第1リア位置決めピン、612F…第2フロント位置決めピン、612R…第2リア位置決めピン、613…第3位置決めピン、PM…感光体モジュール、EM…露光モジュール

Claims (14)

  1. 回転する像保持体の軸線方向である第1方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射する照射部材と、
    前記照射部材の前記第1方向の一端側にて前記像保持体と接触して、当該照射部材と当該像保持体との前記第2方向の位置決めを行う第1位置決め手段と、
    前記照射部材の前記第1方向の他端側にて前記像保持体と接触して、当該照射部材と当該像保持体との前記第2方向の位置決めを行う第2位置決め手段と、
    前記照射部材の前記第1方向の一端側にて前記第1位置決め手段と前記像保持体とが離れないように当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第1付与部材と、
    前記照射部材の前記第1方向の他端側にて前記第2位置決め手段と前記像保持体とが離れないように当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第2付与部材と、
    前記第1付与部材と前記第2付与部材との間において、前記照射部材に前記第1方向に沿う力を付与する第3付与部材と
    を含む露光装置。
  2. 前記第3付与部材は、前記第1付与部材と前記第2付与部材とのほぼ中央部において、前記照射部材に前記第1方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記照射部材を前記第2方向に移動させることにより前記第1位置決め手段および前記第2位置決め手段にて当該照射部材を前記像保持体に対して所定の露光位置に位置決めし、当該照射部材を当該第2方向とは逆方向に移動させて当該照射部材を当該露光位置から退避させる進退機構をさらに含み、
    前記進退機構は、前記第1乃至第3付与部材を支持する支持部材を備え、
    前記進退機構による進退動作は、前記支持部材が前記第2方向に移動するのに連動して前記第1および第2付与部材が移動し、前記照射部材に前記第2方向に沿う力を付与することによって、当該照射部材が移動されて前記露光位置に位置決めされることで行われるとともに、
    前記第3付与部材は前記進退動作に連動して前記第2方向に移動されることを特徴とする請求項1または2記載の露光装置。
  4. 前記第3付与部材は、前記照射部材に接触して当該照射部材を前記第1方向に押す弾性体を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の露光装置。
  5. 前記弾性体は前記照射部材を前記第1方向以外の方向には押さないことを特徴とする請求項4記載の露光装置。
  6. 前記照射部材は、前記第1付与部材と前記第2付与部材との間で突出する突出部材を有し、
    前記弾性体は前記突出部材を押すことを特徴とする請求項4または請求項5記載の露光装置。
  7. 前記第3付与部材によって前記第1方向に押された前記突出部材の前記第1方向への位置を規制する位置規制部材をさらに含むことを特徴とする請求項4記載の露光装置。
  8. 前記照射部材は、前記第1付与部材と前記第2付与部材との間で突出する突出部材をさらに有し、
    前記突出部材は、前記第3付与部材に接触するとともに、
    少なくとも前記支持部材が前記第2方向に移動しているときには、前記支持部材と前記突出部材とは非接触であることを特徴とする請求項3項記載の露光装置。
  9. 回転する像保持体の軸線方向である第1方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射する照射部材と、
    前記照射部材の前記第1方向の一端側にて前記像保持体に対する当該照射部材の位置決めを行う第1位置決め手段と、
    前記照射部材の前記第1方向の他端側にて前記像保持体に対する当該照射部材の位置決めを行う第2位置決め手段と、
    前記照射部材の前記第1方向の一端側にて当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第1付与部材と、
    前記照射部材の前記第1方向の他端側にて当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第2付与部材と、
    前記第1付与部材と前記第2付与部材との間において、前記照射部材から突出する突出部材を前記第1方向において両側から挟み込むことで当該照射部材の当該第1方向における位置決めを行う第3位置決め手段と
    を含む露光装置。
  10. 前記第3位置決め手段は、前記第1付与部材と前記第2付与部材との間のほぼ中央部において、前記突出部材を挟み込むことを特徴とする請求項9記載の露光装置。
  11. 回転する像保持体を有し本体に取り付けられる像保持体モジュールと、
    前記像保持体を露光する露光器を有し前記本体に取り付けられる露光モジュールとを備え、
    前記露光器は、
    前記像保持体の軸線方向である第1方向に沿って設けられた複数の発光素子を備え、当該複数の発光素子にて当該複数の発光素子から当該像保持体へと向かう第2方向に光を照射する照射部材と、
    前記照射部材の前記第1方向の一端側から前記第2方向に突出して形成され、前記像保持体モジュールの当該第1方向の一端側に突き当てられて当該照射部材と前記像保持体との第2方向の位置決めをする第1突出部材と、
    前記照射部材の前記第1方向の他端側から前記第2方向に突出し、前記像保持体モジュールの当該第1方向の他端側に突き当てられて当該照射部材と前記像保持体との第2方向の位置決めをする第2突出部材と、
    前記照射部材の前記第1方向の一端側にて当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第1付与部材と、
    前記照射部材の前記第1方向の他端側にて当該照射部材に前記第2方向に沿う力を付与する第2付与部材と、
    前記照射部材における前記第1突出部材の形成位置と前記第2突出部材の形成位置との間において、当該照射部材に前記第1方向に沿う力を付与する第3付与部材と
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記第3付与部材は、前記照射部材における前記第1突出部材の形成位置および前記第2突出部材の形成位置の間のほぼ中央部において、当該照射部材に前記第1方向に沿う力を付与することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記露光モジュールは、前記照射部材を前記第2方向に移動させて前記第1突出部材および前記第2突出部材を前記像保持体に突き当てることにより当該照射部材を当該像保持体に対して所定の露光位置に位置決めし、当該照射部材を当該第2方向とは逆方向に移動させて当該照射部材を当該露光位置から退避させる進退機構をさらに含み、
    前記進退機構は、前記第1乃至第3付与部材を有する支持部材を備え、
    前記進退機構による進退動作は、前記支持部材が前記第2方向に移動するのに連動して移動する前記第1および第2付与部材が、前記照射部材を押して露光位置へ移動させることで行われるとともに、
    前記第3付与部材は当該進退動作に連動して前記第2方向に移動されることを特徴とする請求項11または12記載の画像形成装置。
  14. 前記照射部材に前記第3付与部材とは逆方向の力を付与することで当該照射部材の前記第1方向における位置決めを行う逆付与部材をさらに含むことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項記載の画像形成装置。
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