JP5176497B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばプリンタや複写機等の画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いたプリンタや複写機等の画像形成装置において、感光体ドラム等の像保持体上を露光する露光部材として、近年、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をライン状に配列した発光素子アレイを用いたものが提案されている。
特許文献1には、画像形成装置のフレームに装着された部材に露光部材の長手方向両端を突き当てることで、像保持体に対する露光部材の位置決めを行う技術が記載されている。また、特許文献2には、像保持体を含み画像形成装置に対して着脱可能なカートリッジ部材に露光部材の長手方向両端部を突き当てることで、像保持体に対する露光部材の位置決めを行う技術が記載されている。
特開2002−14524号公報 特開2000−181165号公報
例えば画像形成装置を基準に露光部材の両端部を位置決めした場合には、像保持体に対する露光部材の取り付け角度にずれが生じやすくなり、結果として形成される画像が斜めになる所謂スキューが生じるおそれがある。一方、例えば像保持体を含むカートリッジ部材を基準に露光部材の両端部を位置決めした場合には、回転する像保持体に軸ぶれが生じた際に露光部材が像保持体に追従して位置決めされてしまうことになり、結果として形成される画像の副走査方向に伸縮が生じるおそれがある。
本発明は、形成される画像のスキューおよび副走査方向の伸縮を抑制することを目的とする。
請求項1記載の発明は、回転する像保持体を有し本体に取り付けられる像保持体モジュールと、前記像保持体を露光する露光部を有する露光部材と、前記像保持体に対する前記露光部材の位置を、前記露光部の光軸方向および当該像保持体の軸線方向の双方に直交する直交方向において位置決めする位置決め手段とを備え、前記位置決め手段は、前記本体に取り付けられた前記像保持体モジュールを基準として前記露光部材の前記軸線方向の一端側を前記直交方向において位置決めし、前記本体を基準として前記露光部材の前記軸線方向の他端側を前記直交方向において位置決めすることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2記載の発明は、前記像保持体モジュールは、前記本体に対し前記軸線方向に沿って前記一端側から抜き差し自在に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3記載の発明は、前記像保持体は、前記軸線方向の前記他端側から回転のための駆動力が伝達されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置である。
請求項4記載の発明は、回転する像保持体を有し本体に取り付けられる像保持体モジュールと、前記像保持体を露光する露光部を有し、前記像保持体の軸線方向に沿って設けられる露光部材と、前記露光部材の前記軸線方向の一端側に設けられ、前記像保持体モジュール側に向けて突出する第1の突出部と、前記露光部材の前記軸線方向の他端側に設けられ、前記像保持体モジュール側に向けて突出する第2の突出部と、前記像保持体モジュールに取り付けられ、前記第1の突出部を、前記露光部の光軸方向および前記軸線方向の双方に直交する直交方向への移動を規制しながら保持する第1の保持部材と、前記本体に取り付けられ、前記第2の突出部を、前記直交方向への移動を規制しながら保持する第2の保持部材とを有する画像形成装置である。
請求項5記載の発明は、前記第1の保持部材は、前記第1の突出部を、前記光軸方向および前記軸線方向への移動を許容しながら保持し、前記第2の保持部材は、前記第2の突出部を、前記光軸方向および前記軸線方向への移動を許容しながら保持することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置である。
請求項1記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、直交方向における像保持体に対する露光部材の位置決めを良好に行うことができ、形成される画像のスキューおよび副走査方向の伸縮を抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、一端側において生じやすくなる画像のスキューをより効果的に抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、他端側において生じやすくなる画像の副走査方向の伸縮をより効果的に抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、直交方向における像保持体に対する露光部材の位置決めを良好に行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を採用しない場合と比較して、軸線方向に沿って本体から像保持体モジュールを抜き差しするのを容易にすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の全体構成の一例を示した図である。同図に示す画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラープリンタであり、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成プロセス部10、画像形成装置1全体の動作を制御する制御部30、例えばパーソナルコンピュータ(PC)3や画像読取装置4等といった外部装置に接続され、これらから受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理部35、各部に電力を供給する主電源36を備えている。
画像形成プロセス部10には、一定の間隔を置いて並列的に配置される4つの画像形成ユニット11Y、11M、11C、11K(以下、総称して単に「画像形成ユニット11」とも称する)が備えられている。各画像形成ユニット11は、回転可能に配置され静電潜像を形成してトナー像を保持する感光体ドラム12、感光体ドラム12の表面を所定電位で一様に帯電する帯電器13、帯電器13によって帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光するLEDプリントヘッド(LPH)14、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像する現像器15、転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16を備えている。なお、本実施の形態における感光体ドラム12は、不図示の回転軸を備え、その軸方向が画像形成装置1のフロント側(図中手前側)からリア側(図中奥側)に向くように配置されている。
さらに、各画像形成ユニット11は、LPH14を、感光体ドラム12を露光する所定位置(以下、「露光位置」とも称する)まで進出させ、また、LPH14を、この所定位置よりも感光体ドラム12から離隔した(離れた)位置(以下、「退避位置」とも称する)に退避させる進退機構17を備えている。ここで、各画像形成ユニット11は、現像器15に収納されるトナーを除いて、略同様に構成されている。そして、各画像形成ユニット11は、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
さらに、画像形成プロセス部10は、各画像形成ユニット11の感光体ドラム12にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト20、各画像形成ユニット11による各色トナー像を中間転写ベルト20に順次転写させる一次転写ロール21、中間転写ベルト20上に転写された重畳トナー像を記録材である用紙に一括転写させる二次転写ロール22、二次転写された画像を用紙上に定着させる定着器45を備えている。
ここで、各画像形成ユニット11において、感光体ドラム12、帯電器13およびクリーナ16は、一体化されたモジュール(以下、感光体モジュールPMと称する:後述する図5を参照)として構成されている。そして、感光体モジュールPMは画像形成装置1に対して着脱自在に構成され、感光体ドラム12の寿命等に応じて交換可能である。なお、感光体モジュールPMは、帯電器13やクリーナ16を含まない感光体ドラム12のみの構成を採用してもよいし、帯電器13やクリーナ16に加えさらに現像器15を一体化した構成を採用してもよい。すなわち、寿命が他の構成要素と比較して短い感光体ドラム12を含んだものであれば、如何なる構成要素との組み合わせによっても感光体モジュールPMを構成することができるが、本実施の形態では、感光体モジュールPMとLPH14とを別体とした構成を前提としている。
また、各画像形成ユニット11において、LPH14および進退機構17も、一体化されたモジュール(以下、露光モジュールEMと称する:後述する図5を参照)として構成されている。そして、この露光モジュールEMも画像形成装置1に対して着脱自在に構成されている。なお、これら感光体モジュールPMおよび露光モジュールEMの詳細な構成については後述する。
この画像形成装置1において、画像形成プロセス部10は、制御部30から供給される各種の制御信号に基づいて画像形成動作を行う。すなわち、制御部30による制御の下で、PC3や画像読取装置4から入力された画像データは、画像処理部35によって画像処理が施され、不図示のインターフェースを介して各画像形成ユニット11に供給される。そして、例えば黒(K)色の画像形成ユニット11Kでは、感光体ドラム12が矢印A方向に回転しながら、帯電器13により所定電位で一様に帯電され、画像処理部35から送信された画像データに基づいて発光するLPH14により露光される。これにより、感光体ドラム12上には、黒(K)色画像に関する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム12上に形成された静電潜像は現像器15により現像され、感光体ドラム12上には黒(K)色のトナー像が形成される。同様に、画像形成ユニット11Y、11M、11Cにおいても、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色トナー像が形成される。
各画像形成ユニット11で形成された各色トナー像は、矢印B方向に移動する中間転写ベルト20上に、一次転写ロール21により順次静電吸引されて、各色トナーが重畳された合成トナー像が形成される。中間転写ベルト20上の合成トナー像は、中間転写ベルト20の移動に伴って二次転写ロール22が配置された領域(二次転写部T)に搬送される。合成トナー像が二次転写部Tに搬送されると、合成トナー像が二次転写部Tに搬送されるタイミングに合わせて用紙が用紙保持部40から二次転写部Tに供給される。そして、二次転写部Tにて二次転写ロール22により形成される転写電界により、合成トナー像は搬送されてきた用紙上に一括して静電転写される。
その後、合成トナー像が静電転写された用紙は、中間転写ベルト20から剥離され、定着器45まで搬送される。定着器45に搬送された用紙上の合成トナー像は、定着器45によって熱および圧力による定着処理を受けて用紙上に定着される。そして、定着画像が形成された用紙は、画像形成装置1の排出部に設けられた排紙積載部41に搬送される。
一方、二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナー(転写残トナー)は、二次転写の終了後に中間転写ベルト20表面からベルトクリーナ25によって除去され、次の画像形成サイクルに備える。このようにして、画像形成装置1での画像形成がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返して実行される。
図2は、露光部材であるLPH14の構成を示した断面図である。このLPH14は、図1に示す画像形成装置1において感光体ドラム12の下方に配置され、下方から感光体ドラム12を露光する。図2に示すように、LPH14は、ハウジング61、LEDアレイ63、LEDアレイ63やLEDアレイ63を駆動する信号生成回路70(後段の図3参照)等を搭載するLED回路基板62、LEDアレイ63からの光を感光体ドラム12表面に結像させるロッドレンズアレイ64、ロッドレンズアレイ64を支持するとともにLEDアレイ63を外部から遮蔽するホルダ65、進退機構17に保持される被保持部66を備えている。なお、本実施の形態では、LEDアレイ63やロッドレンズアレイ64等によって露光部が形成されている。
ハウジング61は、アルミニウム、SUS等の金属のブロックまたは板金で形成され、LED回路基板62を支持している。ロッドレンズアレイ64は、感光体ドラム12の軸方向に沿って配置されるとともに、感光体ドラム12の回転方向に所定の幅を有して形成されている。また、ロッドレンズアレイ64は、正立等倍実像を形成する屈折率分布型レンズを複数並べて構成される。ホルダ65は、長尺状に形成されるとともに感光体ドラム12の軸方向に沿って配置されている。また、ホルダ65は、ハウジング61およびロッドレンズアレイ64を支持し、LEDアレイ63の発光点とロッドレンズアレイ64の焦点面とが一致するように設定されている。さらに、ホルダ65はLEDアレイ63を密閉するように構成されている。これにより、LEDアレイ63に外部からゴミが付着し難い構成を実現している。また、ホルダ65は、幅方向の両側面に、長手方向(感光体ドラム12の軸方向)に沿って配置され、後述するスライド部材67(後段の図10参照)のスライドを案内するガイド溝65aを備えている。さらに、被保持部66は、LPH14の下方において、その長手方向に複数箇所取り付けられている。
LED回路基板62には、図3(LED回路基板62の平面図)に示したように、例えば58個のLEDチップ(CHIP1〜CHIP58)からなるLEDアレイ63が、感光体ドラム12の軸線方向と平行になるように精度よくライン状に配置されている。この場合、各LEDチップ(CHIP1〜CHIP58)に配置された発光素子(LED)の配列の端部境界において、各LEDがLEDチップ同士の連結部で連続的に配置されるように、各LEDチップは交互に千鳥状に配置されている。
また、LED回路基板62には、各LEDチップを駆動する駆動信号を生成する信号生成回路70およびレベルシフト回路74、所定の電圧を出力する3端子レギュレータ71、各LEDチップを構成する各LEDの光量補正データ等を記憶するEEPROM72、制御部30および画像処理部35(図1参照)との間で信号の送受信や主電源36からの電力供給を受けるハーネス73が備えられている。なお、図3に示す信号生成回路70、3端子レギュレータ71、EEPROM72、ハーネス73およびレベルシフト回路74は、必ずしもLED回路基板62に取り付けられている必要はなく、他の基板に取り付けられていてもよい。
ここで、図4は、LEDチップ、信号生成回路70およびレベルシフト回路74の回路構成を示す図である。このLEDチップでは、信号生成回路70およびレベルシフト回路74を介して各種駆動信号が供給される。すなわち、信号生成回路70は、LEDチップに配置された各々のLEDの並びに沿って順次点灯可能状態に設定する転送信号CK1R、CK1Cおよび転送信号CK2R、CK2Cと、画像処理部35(図1参照)からの画像データに基づき各LEDを順次点灯する点灯信号ΦIとを生成する。そして、転送信号CK1R、CK1Cおよび転送信号CK2R、CK2Cをレベルシフト回路74に出力し、点灯信号ΦIをLEDチップに出力する。
レベルシフト回路74は、抵抗R1BとコンデンサC1、および抵抗R2BとコンデンサC2とがそれぞれ並列に接続された構成を有し、それぞれの一端がLEDチップの入力端子に接続され、他端が信号生成回路70の出力端子に接続されている。そして、レベルシフト回路74は、信号生成回路70から出力される転送信号CK1R、CK1Cおよび転送信号CK2R、CK2Cに基づいて転送信号CK1および転送信号CK2を生成し、LEDチップに出力する。
一方、本実施の形態のLEDチップは、例えばスイッチ素子としての128個のサイリスタS1〜S128、発光素子としての128個のLED L1〜L128、128個のダイオードD1〜D128、128個の抵抗R1〜R128、さらには信号ラインΦ1、Φ2に過剰な電流が流れるのを防止する転送電流制限抵抗R1A、R2Aを主な構成要素としている。
そして、各サイリスタS1〜S128のアノード端子A1〜A128は電源ライン55に接続され、電源ラインを介して3端子レギュレータ71(図3参照)から駆動電圧VDD(VSS=+3.3V)が供給される。
一方、サイリスタS1〜S128のゲート端子G1〜G128は、各サイリスタS1〜S128に対応して設けられた抵抗R1〜R128を介して電源ライン56に各々接続され、電源ライン56を介して接地されている。
また、奇数番目のサイリスタS1、S3、…、S127のカソード端子K1、K2、…、K127には、信号生成回路70およびレベルシフト回路74からの転送信号CK1が転送電流制限抵抗R1Aを介して送信される。偶数番目のサイリスタS2、S4、…、S128には、信号生成回路70およびレベルシフト回路74からの転送信号CK2が転送電流制限抵抗R2Aを介して送信される。
さらに、LED L1〜L128のカソード端子は信号生成回路70に接続されて点灯信号ΦIが送信される。
そして、この信号生成回路70は、転送信号CK1R、CK1Cおよび転送信号CK2R、CK2Cをそれぞれ所定のタイミングでハイレベル(以下、「H」と記す)からローレベル(以下、「L」と記す)、また、「L」から「H」に設定する。これにより、レベルシフト回路74から出力される転送信号CK1の電位を「H」から「L」、「L」から「H」に繰り返し設定し、且つ、それに交互して出力される転送信号CK2の電位を「H」から「L」、「L」から「H」に繰り返し設定することで、例えば各LEDチップでは、奇数番目サイリスタS1、S3、…、S127を順次オフ→オン→オフの転送動作を行わせる。また、偶数番目のサイリスタS2、S4、…、S128を順次オフ→オン→オフの転送動作を行わせる。それにより、サイリスタS1〜S128をS1→S2→、…、→S127→S128の順番で順次オフ→オン→オフの転送動作を行わせ、それに同期させて、点灯信号ΦIを出力する。これによって、LED L1〜L128は、L1→L2→、…、→L127→L128の順番で順次点灯される。
その場合に、LPH14からの露光は、形成される画像(静電潜像)に傾きや歪み等が生じないように、感光体ドラム12の軸線に対して平行に行われることが好ましい。そのため、LPH14が画像形成装置1に設置されるに際しては、感光体ドラム12の軸線に対して高精度に位置設定されることが要求される。ここで、感光体ドラム12(像保持体)の軸線とは、本実施の形態の感光体ドラム12のように像保持体が円筒形状である場合には、感光体ドラム12の回転軸の中心線が軸線である。また、例えば像保持体がベルト形状の感光体(ベルト感光体)であって、ベルト感光体の平面部に露光が行われる場合には、ベルト感光体表面の移動方向に直交し、かつ、露光領域におけるベルト感光体表面に平行な方向に向かう線が軸線である。
続いて、画像形成装置1におけるLPH14の位置決め機構について説明する。
図5は、感光体ドラム12を備えた感光体モジュールPM(像保持体モジュール)と、LPH14および進退機構17を備えた露光モジュールEMとが、画像形成装置1に取り付けられた状態を示す斜視図である。なお、図5においては、図面の左側が画像形成装置1のフロント側であって感光体モジュールPMが着脱操作される側であり、図面の右側が画像形成装置1のリア側であって画像形成装置1に取り付けられた駆動モータ(図示せず)からの駆動が感光体ドラム12等に伝達される側である。また、図5は、露光モジュールEMを構成するLPH14が、上述した露光位置にセットされた状態を示している。そして、図6は図5におけるフロント側の拡大図であり、図7は図5におけるリア側の拡大図である。
また、図8は、感光体モジュールPMの構成を示す斜視図である。なお、図8においては、図面の左下側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右上側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。
さらに、図9は露光モジュールEMの構成を、図10は露光モジュールEMにおけるLPH14の構成を、図11は露光モジュールEMにおける進退機構17の構成を、それぞれ示す斜視図である。さらにまた、図12は進退機構17の上面図を示している。ただし、図12は、進退機構17の主要部のみを示している。なお、図9においては、図面の右下側が画像形成装置1のフロント側に、図面の左上側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。また、図10においては、図面の右下側が画像形成装置1のフロント側に、図面の左上側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。さらに、図11においては、図面の右上側が画像形成装置1のフロント側に、図面の左下側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。そして、図12においては、図面の左側が画像形成装置1のフロント側に、図面の右側が画像形成装置1のリア側に、それぞれ対応している。
なお、以下の説明においては、図5等に示すように、LPH14におけるロッドレンズアレイ64の光軸方向をZ方向(第1の方向に対応)と定義する。また、主走査方向すなわち感光体ドラム12の軸方向をX方向(第2の方向に対応)と定義する。さらに、副走査方向すなわちX方向およびZ方向の双方に直交する方向をY方向(第3の方向に対応)と定義する。
まず最初に、図5〜図8を参照しつつ、感光体モジュールPMの構成について説明する。
感光体モジュールPMは、上述した感光体ドラム12、帯電器13およびクリーナ16に加え、これらを保持するためのフロントハウジング81Fおよびリアハウジング81Rをさらに備えている。なお、これらフロントハウジング81Fおよびリアハウジング81Rは、X方向に沿って延び帯電器13やクリーナ16(ともに図示せず)を覆う接続ハウジング81Mと一体化されている。また、感光体モジュールPMにおいて、フロントハウジング81Fのフロント側にはプレート82が取り付けられており、プレート82のフロント側には感光体モジュールPMの着脱操作に用いられるハンドルを備えたカバー83が取り付けられている。そして、プレート82のリア側の下方には、LPH14のY方向の位置決めに使用されるフロント位置決め部材84が取り付けられている。また、このプレート82には複数の穿孔が形成されている。プレート82に設けられた複数の穿孔の一部は、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入して取り付けを行った際に、画像形成装置1のフロント側のフレーム(図示せず)に取り付けられたフロントピン1Fにはめ込まれることで、画像形成装置1に対する感光体モジュールPMのフロント側の位置決めを行う。一方、感光体モジュールPMのリア側において、感光体ドラム12、帯電器13、クリーナ16等には画像形成装置1から駆動力を受けるための被駆動部が形成されている。この被駆動部はカップリング部材等にて構成されており、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入して取り付けを行った際に、画像形成装置1のリア側に設けられた駆動部のカップリング部材にはめ込まれる。また、感光体モジュールPMのリア側において、リアハウジング81Rのリア側にはリング状部材85が取り付けられている。このリング状部材85は、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入して取り付けを行った際に、画像形成装置1のリア側のフレーム(図示せず)にはめ込まれることで、画像形成装置1に対する感光体モジュールPMのリア側の位置決めを行う。
また、感光体モジュールPMにおいて、感光体ドラム12のX方向両端部には円筒状のフロントフランジ121F、リアフランジ121Rがそれぞれ圧入されており、これらフロントフランジ121F、リアフランジ121Rは、それぞれ、カバー83、リング状部材85に回転可能に支持される。そして、これらフロントフランジ121F、121Rには、それぞれフロントボールベアリング(以下、フロントBBと称する)122F、リアボールベアリング(以下、リアBBと称する)122Rが外装されている。なお、本実施の形態において、フロントBB122Fはフロントフランジ121Fに対し圧入によって取り付けられており、リアBB122Rはリアフランジ121Rに対し圧入によって取り付けられている。一方、フロントBB122Fはフロントハウジング81Fに、リアBB122Rはリアハウジング81Rに、それぞれ密着して取り付けられている。したがって、フロントBB122Fはフロントハウジング81Fに、リアハウジング122Rはリアハウジング81Rに、それぞれ固定されている。ここで、フロントBB122Fはフロントハウジング81Fに収容されているが、現像器15(図1参照)と対向する位置およびLPH14と対向する位置には開口が形成されている。一方、リアBB122Rはリアハウジング81Rに収容されているが、フロントハウジング81Fと同様、現像器15(図1参照)と対向する位置およびLPH14と対向する位置には開口が形成されている。したがって、LPH14および現像器15と対向する位置では、フロントBB122FおよびリアBB122Rの外周面が露出している。そして、本実施の形態では、これらフロントBB122FおよびリアBB122Rが、後述するLPH14のZ方向の位置決めに用いられる。また、これらフロントBB122FおよびリアBB122Rは、現像器14(図1参照)を構成する現像ロールの位置決めにも使用される。
次に、図5〜図7および図9〜図12を参照しつつ、露光モジュールEMの構成について説明する。
露光モジュールEMは、上述したようにLPH14および進退機構17を備えており、進退機構17のリア側が画像形成装置1のリア側のフレーム(図示せず)に取り付けられたリア保持部材1Rに保持されることで、画像形成装置1に対する進退機構17のリア側の位置決めを行う。また、進退機構17のフロント側下部には、複数の穿孔が形成された固定用プレート176が取り付けられている。この固定用プレート176に設けられた複数の穿孔の一部は、画像形成装置1のフロント側から露光モジュールEMを挿入して取り付けを行った後、画像形成装置1のフロント側のフレーム(図示せず)にネジ止めされることで、画像形成装置1に対する進退機構17のフロント側の位置決めを行う。ここで、露光モジュールEMでは、このようにして画像形成装置1に進退機構17が固定された状態において、LPH14がZ方向すなわち露光位置と退避位置との間で移動するように構成されている。そして、LPH14が退避位置から露光位置へと移動するに際して、感光体ドラム12に対するLPH14のZ方向の位置決めがなされる。
続いて、主として図10を参照しつつ、LPH14の構成について説明を行う。
LPH14のハウジング61のフロント側には、LPH14のフロント側のZ方向の位置を定める第1フロント位置決めピン611Fと、LPH14のフロント側のX方向およびY方向の位置を定める第2フロント位置決めピン612Fとが取り付けられている。一方、LPH14のハウジング61のリア側には、LPH14のリア側のZ方向の位置を定める第1リア位置決めピン611Rと、LPH14のリア側のX方向およびY方向の位置を定める第2リア位置決めピン612Rとが取り付けられている。なお、本実施の形態では、第2フロント位置決めピン612Fが第1の突出部として、第2リア位置決めピン612Rが第2の突出部として、それぞれ機能している。
ここで、第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611R、第2フロント位置決めピン612F、第2リア位置決めピン612Rは、それぞれ、所定の外径を持った円柱状金属で構成されている。これらのうち、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rは、X方向に延びるハウジング61から感光体モジュールPMと対向する側およびその逆側の両側に向けて突出形成されている。また、これら第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rの先端部は半球状の形状を有している。一方、第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rは、ハウジング61から感光体モジュールPMと対向する側およびその逆側の両側に向けて突出形成されている。また、これら第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rの両先端部は平面状の形状を有している。
さらに、これら第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611R、第2フロント位置決めピン612F、第2リア位置決めピン612Rは、各々の中心軸がLEDチップ(CHIP1〜CHIP58:図3参照)の配列方向と一致するように配列されたロッドレンズアレイ64の配列線と一致するように配置されている。
さらにまた、第1フロント位置決めピン611Fおよび第1リア位置決めピン611Rは、第2フロント位置決めピン612Fおよび第2リア位置決めピン612Rよりもロッドレンズアレイ64に近接して配置されている。
ここで、LPH14には、ロッドレンズアレイ64の清掃に使用するスライド部材67が取り付けられている。このスライド部材67は、X方向(LPH14の長手方向)に沿ってスライド可能に設けられた長尺な部材である。さらに、スライド部材67は、リア側に設けられスライドに伴ってロッドレンズアレイ64の光照射面に接触して光照射面の清掃を行うブレード(図示せず)を支持する支持部67aと、フロント側に設けられ清掃時の進退操作を受ける取っ手67bとをさらに備えている。ブレードは、ウレタンゴムなどの弾性を有する材料にて形成されている。また、支持部67aは、ホルダ65の一側面側から他側面側に跨って配置されている。そして、その内側には図示しないガイドが取り付けられており、ホルダ65に設けられたガイド溝65a(図2参照)にはめ込まれている。そして、LPH14のフロント側には、ハウジング61に対してスライド部材67をスライド可能に支持するスライド保持部材68が装着されている。このように、スライド部材67がX方向に沿ってスライド可能に設けられる結果、支持部67aも、X方向に沿ってスライド可能に設けられることになる。したがって、取っ手67bを用いてスライド部材67をX方向にスライドさせた場合に、ロッドレンズアレイ64の上面にブレードが接触しながら移動することにより、ロッドレンズアレイ64の上面に付着した埃等が取り除かれることになる。なお、例えば画像形成動作を行う場合などにおいて、スライド部材67は、LPH14の最もリア側に配置される。この位置において、支持部67aおよび支持部67aに取り付けられたブレードは、ロッドレンズアレイ64を覆わないようになっている。
今度は、主として図11、図12を参照しつつ、進退機構17の詳細な構成について説明を行う。
進退機構17は、X方向に沿って伸び凹字状の断面を有する筐体171と、筐体171のフロント側に取り付けられ軸を中心にC方向およびD方向に回転するレバー172と、筐体171の内部に取り付けられ、レバー172の動作に連動して筐体171に対して保持部173aをZ方向に昇降させるリンク機構173とを備えている。なお、本実施の形態では、リンク機構173のX方向両端側に設けられた保持部173aにLPH14のハウジング61に設けられた被保持部66(図2参照)を保持させることで、LPH14と進退機構17とを一体化した露光モジュールEMを構成している。また、リンク機構173のX方向両端側に設けられた支持部173bによって、LPH14のハウジング61に設けられた第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611R(図10参照)の下部側を支持している。そして、進退機構17では、レバー172を矢印C方向に倒した際に保持部173aおよび支持部173bがZ方向に移動し、レバー172を矢印D方向に倒した際に保持部173aおよび支持部173bが−Z方向に移動する。したがって、露光モジュールEMにおいて、進退機構17のレバー172を矢印C方向に倒した際には、支持部173bによって第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611RがZ方向に押し出されることによりLPH14が上がる方向(露光位置)に向けて移動し、レバー172を矢印D方向に倒した際には、保持部173aによって被保持部66が−Z方向に引き込まれることによりLPH14が下がる方向(退避位置)に向けて移動する。
また、進退機構17を構成する筐体171のリア側の一側面には、進退機構17にLPH14が取り付けられた際にLPH14に設けられたハーネス73(図3参照)と電気的に接続される中継基板174が取り付けられている。そして、中継基板174のリア側には、画像形成装置1に進退機構17を含む露光モジュールEMを取り付けた際に、中継基板174と画像形成装置1に設けられた給電コネクタ(図示せず)とを接続する受電コネクタ175が装着されている。さらに、進退機構17を構成する筐体171のフロント側の底面下部には、複数の穿孔が形成された固定用プレート176が取り付けられている。一方、進退機構17を構成する筐体171のリア側には、リア保持部材1R(図5参照)への取り付けに使用されるはめ込み部材177が、X方向に突出形成されている。
また、図12に示すように、進退機構17を構成する筐体171の上部側において、フロント側にはフロント規制部材178Fが取り付けられている。なお、図11は、筐体171からフロント規制部材178Fが取り外された状態を示している。フロント規制部材178Fには、Y方向に沿って伸びるU字溝が形成されている。U字溝のX方向の径は、LPH14に設けられた第2フロント位置決めピン612Fの直径よりもわずかに大きく設定されている。このため、進退機構17にLPH14を装着して露光モジュールEMを構成する際に、フロント規制部材178FのU字溝には第2フロント位置決めピン612Fの下部側が挿入されるようになっている。このようなフロント規制部材178Fを設けることにより、第2フロント位置決めピン612Fは、Y方向およびZ方向への移動に対する規制を受けない一方、X方向への移動に対する規制を受けることになる。
図13は、感光体モジュールPMのプレート82(図6参照)に取り付けられる第1の保持部材の一例としてのフロント位置決め部材84の構成を示す斜視図である。このフロント位置決め部材84は、下部側にX方向に向かって開口するU字状の受け溝841aが形成されたブラケット841と、ブラケット841にネジ止めされた板バネ842とを備えている。なお、ネジは、フロント位置決め部材84をプレート82に取り付けるのにも使用される。ここで、ブラケット841の受け溝841aには、画像形成装置1に対して感光体モジュールPMを取り付けた際にLPH14に設けられた第2フロント位置決めピン612Fの上部側が挿入されるようになっている(図6参照)。また、板バネ842は、ブラケット841の受け溝841aに第2フロント位置決めピン612Fが挿入された際に、この第2フロント位置決めピン612FをY方向に押し付けるようになっている。
一方、図14は、画像形成装置1のリア側のフレームに取り付けられる第2の保持部材の一例としてのリア保持部材1Rの構成を示す斜視図である。このリア保持部材1Rは、ブラケット91と、ブラケット91の下側に取り付けられた第1の板バネ92と、ブラケット91の上側にY方向に首振り自在に取り付けられた鉤状のアーム93と、ブラケット91に取り付けられアーム93に接触配置される第2の板バネ94とを備えている。ここで、ブラケット91と第1の板バネ92との間には、露光モジュールEMが画像形成装置1に取り付けられた際に進退機構17の筐体171のリア側に設けられたはめ込み部材177(図11参照)が挿入されるようになっている。また、ブラケット91とアーム93との間には、露光モジュールEMが画像形成装置1に取り付けられた際に第2リア位置決めピン612R(図10参照)の上部側がはまりこむようになっている。そして、第2の板バネ94は、ブラケット91とアーム93との間に第2リア位置決めピン612Rがはまりこんだ際に、この第2リア位置決めピン612RをY方向に押し付けるようになっている。
では、図5〜図14を参照しながら、画像形成装置1に対する露光モジュールEMの装着手順、および、露光モジュールEMが取り付けられた画像形成装置1に対する感光体モジュールPMの装着手順について説明する。
まず、露光モジュールEMおよび感光体モジュールPMが取り付けられていない画像形成装置1に対し、画像形成装置1のフロント側から露光モジュールEMを挿入していく。このとき、露光モジュールEMを構成する進退機構17のレバー172は図9に示した状態となっており、LPH14は進退機構17側に引き込まれている。そして、挿入された露光モジュールEMは、画像形成装置1内に設けられたガイド(図示せず)に沿ってフロント側からリア側に向けて進んでいく。
その後、挿入に伴って露光モジュールEMのリア側が画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1Rにはめ込まれる。具体的に説明すると、進退機構17のリア側に設けられたはめ込み部材177が、リア保持部材1Rのブラケット91と第1の板バネ92との間に挟み込まれ、画像形成装置1に対して進退機構17のリア側が固定される。また、LPH14のリア側に設けられた第2リア位置決めピン612Rが、リア保持部材1Rのブラケット91とアーム93との間に挟み込まれ、第2の板バネ94によりアーム93がY方向に押されることにより、LPH14のリア側のY方向位置が決められる。さらに、進退機構17のリア側に設けられた受電コネクタ175が、画像形成装置1のリア側に設けられた給電コネクタ(図示せず)にはめ込まれ、両者が電気的に接続される。一方、進退機構17のフロント側に設けられた固定用プレート176と画像形成装置1のフロント側のフレームとが対向した状態となり、フロント側のフレームに固定用プレート176がネジ止めされる。このように、進退機構17のリア側が画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1Rに、フロント側が画像形成装置1のフロント側のフレームにそれぞれ固定されることにより、画像形成装置1に対する進退機構17の位置決めがなされる。また、画像形成装置1に固定された進退機構17に設けられたフロント規制部材178Fが、第2フロント位置決めピン612Fを介してLPH14のX方向への移動を規制していることから、LPH14のX方向の位置決めがなされる。
次に、このようにして露光モジュールEMが取り付けられた画像形成装置1に対し、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMを挿入していく。このとき、露光モジュールEMを構成する進退機構17のレバー172は図9に示した状態のままとなっており、LPH14は進退機構17側に引き込まれた状態を維持している。また、レバー172がD方向に倒されているので、レバー172が感光体モジュールPMの挿入を邪魔しないようにもなっている。そして、挿入された感光体モジュールPMは、画像形成装置1内に設けられたガイド(図示せず)に沿ってフロント側からリア側に向けて進んでいく。
その後、挿入に伴って感光体モジュールPMのリア側に設けられたリング状部材85が画像形成装置1のリア側のフレームにはめ込まれ、また、感光体モジュールPMのフロント側に設けられたプレート82の穴に画像形成装置1のフロント側のフレームに設けられたフロントピン1Fがはめ込まれる。さらに、感光体モジュールPMのリア側に設けられた被駆動部(カップリング部材)が、画像形成装置1のリア側に設けられた駆動部(カップリング部材)にはめ込まれる。このように、感光体モジュールPMのリア側が画像形成装置1のリア側フレームに、フロント側が画像形成装置1のフロント側フレームに設けられたフロントピン1Fにそれぞれ固定されることにより、画像形成装置1に対する感光体モジュールPMの位置決めがなされる。
また、感光体モジュールPMの挿入に伴い、感光体モジュールPMのフロント側に設けられたフロント位置決め部材84の受け溝841aに、LPH14のフロント側に設けられた第2フロント位置決めピン612Fが挟み込まれ、板バネ842により第2フロント位置決めピン612FがY方向に押されることにより、LPH14のフロント側のY方向位置が決められる。そして、画像形成装置1のリア側では、既にリア保持部材1Rが、第2リア位置決めピン612Rを介してLPH14のリア側のY方向位置を決めている。このように、画像形成装置1のリア側のフレームに設けられたリア保持部材1RがLPH14の第2リア位置決めピン612RのY方向への移動を規制し、且つ、感光体モジュールPMのプレート82に取り付けられたフロント位置決め部材84がLPH14の第2フロント位置決めピン612FのY方向への移動を規制していることから、LPH14のY方向の位置決めがなされる。
そして、画像形成装置1に感光体モジュールPMがセットされた後、露光モジュールEMの進退機構17のレバー172がC方向に引き上げられる。すると、レバー172の引き上げに連動してリンク機構173が動作し、支持部173bがZ方向に立ち上がる。また、支持部173bがZ方向に立ち上がることにより、支持部173bに支持されたLPH14がZ方向に持ち上がる。このとき、LPH14のフロント側に設けられた第2フロント位置決めピン612Fの下部側は進退機構17の筐体171に取り付けられたフロント規制部材178Fによって、X方向への移動が規制されている。また、第2フロント位置決めピン612Fの上部側は感光体モジュールPMに取り付けられたフロント位置決め部材84によって、第2リア位置決めピン612Rの上部側は画像形成装置1のリア側のフレームに取り付けられたリア保持部材1Rによって、それぞれY方向への移動が規制されている。このため、LPH14は、X方向およびY方向への移動を規制された状態、換言すれば、X方向およびY方向の位置決めがなされた状態で、Z方向に移動する。そして、LPH14がZ方向に持ち上がると、LPH14のフロント側に設けられた第1フロント位置決めピン611Fが感光体モジュールPMのフロント側に設けられたフロントBB122Fに突き当たり、また、LPH14のリア側に設けられた第1リア位置決めピン611Rが感光体モジュールPMのリア側に設けられたリアBB122Rに突き当たる。このように、感光体モジュールPMの感光体ドラム12のX方向両端に設けられたフロントBB122F、リアBB122Rが、第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611Rを介してLPH14のZ方向への移動を規制することから、LPH14のZ方向の位置決めがなされる。
したがって、露光位置にセットされたLPH14は、感光体ドラム12に対し次のように位置決めされることになる。
まず、X方向については、第2フロント位置決めピン612Fの下部側が、画像形成装置1に固定された進退機構17のフロント規制部材178Fに保持されることにより位置決めされる。
また、Y方向については、第2フロント位置決めピン612Fの上部側が画像形成装置1に固定された感光体モジュールPMに設けられたフロント位置決め部材84に、第2リア位置決めピン612Rの上部側が画像形成装置1のリア側のフレームに固定されたリア保持部材1Rに、それぞれ保持されることにより位置決めされる。
さらに、Z方向については、第1フロント位置決めピン611F、第1リア位置決めピン611Rが画像形成装置1に固定された感光体モジュールPMに設けられたフロントBB122F、リアBB122Rにそれぞれ押し付けられることにより位置決めされる。
つまり、感光体ドラム12に対するLPH14のX方向の位置決めは進退機構17を基準としてなされ、また、感光体ドラム12に対するLPH14のZ方向の位置決めはフロント側、リア側ともに感光体モジュールPMを基準としてなされる。これに対し、感光体ドラム12に対するLPH14のY方向の位置決めは、フロント側が感光体モジュールPMを基準として、リア側が画像形成装置1を基準として、それぞれなされる。
ところで、感光体モジュールPMは、上述したように画像形成装置1のフロント側のフレームに設けられたフロントピン1Fや画像形成装置1のリア側のフレームに固定される。ただし、これらの寸法には許容誤差があり、また、感光体モジュールPM自身の寸法にも許容誤差がある。このため、画像形成装置1に感光体モジュールPMを取り付けた際に、中間転写ベルト20の進行方向(Y方向に対応)に対し、感光体ドラム12が傾斜配置されてしまうことが起こり得る。すなわち、画像形成装置1に感光体モジュールPMを取り付けた際に、感光体ドラム12のフロント側とリア側とで、Y方向の位置にずれが生じてしまう。
一方、感光体モジュール12において、感光体ドラム12はフロントフランジ121F、リアフランジ121Rを介してカバー83やリング状部材85に回転可能に保持される。ただし、これらの寸法には許容誤差があり、フロントフランジ121Fやリアフランジ121Rの寸法にも許容誤差がある。また、本実施の形態では、感光体ドラム12のリア側に設けられた被駆動部が、画像形成装置1に設けられた駆動部からカップリング部材等を介して駆動力を受けている。このため、画像形成装置1に感光体モジュールPMを取り付けて感光体ドラム12を回転駆動した際に、感光体ドラム12の軸心がぶれ、中間転写ベルト20の進行方向(Y方向に対応)に対し、感光体ドラム12の位置が変動してしまうことが起こり得る。すなわち、感光体ドラム12の回転状態に応じ、感光体ドラム12のY方向の位置にずれが生じてしまう。なお、軸心のぶれに起因する感光体ドラム12のY方向の位置変動は、感光体ドラム12の一周を周期として生じる。
ここで、LPH14のY方向の位置決めを、フロント側、リア側ともに感光体モジュールPMを基準として行った場合について考えてみる。
例えば中間転写ベルト20に対して感光体モジュールPMがY方向に傾斜して取り付けられた場合、LPH14も、感光体モジュールPMすなわち感光体ドラム12の傾斜に応じてフロント側、リア側のY方向の位置決めがなされることになる。したがって、このようにしてLPH14のY方向の位置決めを行った場合には、LPH14によって感光体ドラム12に形成される静電潜像にスキューが生じにくくなる。ただし、感光体ドラム12に形成された静電潜像を現像して得られた画像を中間転写ベルト20に転写した際、中間転写ベルト20上の転写像にはスキューが生じる。
また、軸心がぶれた状態で感光体ドラム12が回転することにより、感光体ドラム12のY方向位置が周期的に変動した場合、LPH14も、感光体モジュールPMすなわち感光体ドラム12のY方向の位置の変動に追従してフロント側、リア側のY方向の位置決めがなされることになる。すると、LPH14によって感光体ドラム12に形成された静電潜像を現像して得られた画像を中間転写ベルト20に転写した際、中間転写ベルト20上の転写像には副走査方向への伸縮が生じる。ここで、図15には感光体ドラム12の片側の軸心がおおきくぶれた場合に用紙上に形成される画像の伸縮の一例を示す。本来用紙に対して平行になるはずの画像が図15に示したように感光体ドラム12の1回転を周期として伸縮する。
次に、LPH14のY方向の位置決めを、フロント側、リア側ともに感光体モジュールPMではなく画像形成装置1のフレームを基準として行った場合について考えてみる。
例えば中間転写ベルト20に対して感光体ドラム12がY方向に傾斜して取り付けられた場合、LPH14は、感光体モジュールPMすなわち感光体ドラム12の傾斜とは無関係にフロント側、リア側の位置決めがなされることになる。したがって、このようにしてLPH14のY方向の位置決めを行った場合には、LPH14によって感光体ドラム12に形成される静電潜像にスキューが生じる。そして、感光体ドラム12に形成された静電潜像を現像して得られた画像を中間転写ベルト20に転写した際、中間転写ベルト20上の転写像にはさらなるスキューが生じることになってしまう。
また、図16に示すように軸心がぶれた状態で感光体ドラム12が回転することにより、感光体ドラム12のY方向位置が周期的に変動した場合、LPH14は、感光体モジュールPMすなわち感光体ドラム12のY方向の位置の変動に追従せずにフロント側、リア側のY方向の位置決めがなされる。すると、LPH14によって感光体ドラム12に形成された静電潜像を現像して得られた画像を中間転写ベルト20に転写した際、中間転写ベルト20上の転写像には副走査方向への伸縮が生じやすくなる。図16には、軸心がふれて感光体ドラム12のY方向位置が周期的に変動した場合の感光体ドラム12の軌跡を表す。ここで、図16(a)は軸心がぶれていない場合、(b)は軸心がぶれた場合の感光体ドラム12の動きである。感光体ドラム12の軸心がぶれた状態で回転した場合、(1)、(2)、(3)、(4)、(1)…の軌跡を描く。
これに対し、本実施の形態では、LPH14のY方向の位置決めを、フロント側は感光体モジュールPMを基準として、また、リア側は画像形成装置1のリア側のフレームを基準として、それぞれ行っている。このため、例えばLPH14のY方向の位置決めをフロント側、リア側ともに感光体モジュールPMを基準とした場合と比較して、回転する感光体ドラム12の軸心のぶれに起因する転写像の副走査方向への伸縮を抑制することができる。また、例えばLPH14のY方向の位置決めをフロント側、リア側ともに画像形成装置1のフレームを基準とした場合と比較して、感光体ドラム12のY方向への傾きのずれに起因する転写像のスキューを抑制することができる。
ここで、図17を参照しつつ、中間転写ベルト20に対し感光体ドラム12のみが傾いた場合と感光体ドラム12およびLPH14が同じ量だけ傾いた場合とでのスキューの違いを述べる。図17(a)は中間転写ベルト20に対し特に感光体ドラム12、LPH14ともに傾きがない場合、図17(b)は中間転写ベルト20に対し感光体ドラム12およびLPH14が同じ量だけ傾いた場合、図17(c)は中間転写ベルト20に対し感光体ドラム12だけが傾いた場合を示している。
図17(a)に示す状態では、感光体ドラム12、LPH14とも傾きがないためスキューは生じない。図17(b)において、E点は感光体ドラム12のリア側のLPH14の露光ポイント、F点はフロント側の露光ポイントであり、G点はリア側の中間転写ベルト20にトナー(図示せず)が転写されるリア側転写ポイント、H点はフロント側の中間転写ベルト20にトナーが転写されるフロント側転写ポイントである。図17(b)に示す状態では、感光体ドラム12およびLPH14が傾いた量だけスキューが発生する。図17(c)において、I点は感光体ドラム12のリア側のLPH14の露光ポイント、J点はフロント側の露光ポイントであり、K点はリア側の中間転写ベルト20にトナーが転写されるリア側転写ポイント、M点はリア側の中間転写ベルト20にトナーが転写されるフロント側転写ポイントである。ここで、L点は、リア側のLPH14の露光ポイントI点が感光体ドラム12の回転に伴ってリア側の転写ポイントK点に到達したときの、フロント側露光ポイントJ点の到達位置である。図17(c)に示す状態でのスキュー量は、図17(b)を用いて説明したようにまず点Kと点Mとの傾き分が発生し、更に点Lから点Mに移動する時間で中間転写ベルト20が移動するため、L点からM点に移動している時間で移動する中間転写ベルト20の移動分だけスキューが発生する。すなわち図17(b)に示した場合と比べて2倍のスキューが発生する。
続いて、図18を参照しつつ、取り付け方法の違いによる副走査方向の伸縮量の違いについて説明する。図18(a)は感光体ドラム12に対しLPH14が副走査方向に追従して移動する場合、図18(b)は感光体ドラム12に対しLPH14が副走査方向に追従して移動しない場合をそれぞれ示している。ここで、N点は露光ポイントであり、O点は感光体ドラム12が回転して感光体ドラム12が図16(b)において(1)から(3)に移動した場合の転写ポイントである。なお、P点は感光体ドラム12の軸心がぶれない場合の転写ポイントと仮定する。軸心のぶれがあると本来P点で中間転写ベルト20に転写されるものがO点で転写されるため、O−Pの距離傾きが生じる。この現象が感光体ドラム12の軸心がぶれる周期で発生するため、感光体ドラム12の回転周期で副走査方向の画像の伸縮が発生する。この例では、転写がはやくされると定義する。図18(b)に示す状態では本来正規の位置で軸心ぶれがない場合に比べ(図示せず)、感光体ドラム12が図16(b)に示す(1)の位置にあるため、感光体ドラム12上での露光ポイントQ点が軸心がぶれていない仮定での露光ポイントU点に対してU−Qの距離だけ、ずれて露光される。そのため露光ポイントQ点は露光ポイントU点が感光体ドラム12が回転して転写ポイントV点に達する時間でS点までしか到達しない。すなわち転写までの時間がおくれる。そのため図17(a)で説明した転写がはやくされる分を相殺することになり副走査方向の伸縮を小さくすることができる。
特に、本実施の形態における画像形成装置1は、複数の画像形成ユニット11を並べて配置した所謂タンデム方式を採用しており、各画像形成ユニット11で形成された各色画像を中間転写ベルト20上に精度良く重ね合わせることが要求される。これに対し、本実施の形態では、各画像形成ユニット11における感光体ドラム12に対し、上述した手法を用いて対応するLPH14のY方向位置を位置決めするようにしたので、各画像形成ユニット11における転写像のスキューや副走査方向の伸縮が抑制され、結果として中間転写ベルト20上での各色画像の重ね合わせの精度が高まることになる。
ここで、本実施の形態では、画像形成装置1のフロント側から感光体モジュールPMの抜き差しが行われるためにフロント側の部品点数が多くなっており、その分、リア側よりもフロント側の許容誤差が大きく設定されている。したがって、感光体モジュールPMのY方向位置は、リア側よりもフロント側の方がずれやすい。このため、本実施の形態では、LPH14のフロント側のY方向の位置を、感光体モジュールPMを基準として位置決めすることにより、フロント側で発生しやすいスキューの抑制を図っている。
また、本実施の形態では、画像形成装置1のリア側から感光体ドラム12等の駆動が行われているために、フロント側よりリア側で感光体ドラム12が回転する際の軸心のぶれが起きやすい。このため、本実施の形態では、LPH14のリア側のY方向の位置を、画像形成装置1のフレームを基準として位置決めすることにより、リア側で発生しやすい転写像の副走査方向への伸縮の抑制を図っている。
なお、本実施の形態では、感光体モジュールPMを画像形成装置1のフロント側からX方向に抜き差しするように構成していたが、これに限られるものではなく、例えば画像形成装置1の上部側からZ方向に抜き差しするように構成してもよい。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成の一例を示す図である。 LPHの構成を示した断面図である。 LED回路基板の平面図である。 LEDチップ、信号生成回路およびレベルシフト回路の回路構成を示す図である。 感光体モジュールおよび露光モジュールが画像形成装置に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図5におけるフロント側の拡大図である。 図5におけるリア側の拡大図である。 感光体モジュールの構成を示す斜視図である。 露光モジュールの構成を示す斜視図である。 露光モジュールにおけるLPHの構成を示す斜視図である。 露光モジュールにおける進退機構の構成を示す斜視図である。 露光モジュールにおける進退機構の上面図である。 フロント位置決め部材の構成を示す斜視図である。 リア保持部材の構成を示す斜視図である。 用紙上での副走査方向の伸縮の一例を表す図である。 軸心がふれた場合の感光体ドラムの軌跡を表す図である。 取り付け方法の違いによるスキュー量を説明する図である。 取り付け方法の違いによる副走査方向の伸縮量を説明する図である。
符号の説明
1…画像形成装置、1F…フロントピン、1R…リア保持部材、10…画像形成プロセス部、11(11Y、11M、11C、11K)…画像形成ユニット、12…感光体ドラム、13…帯電器、14…LEDプリントヘッド(LPH)、15…現像器、16…クリーナ、17…進退機構、PM…感光体モジュール、EM…露光モジュール、611F…第1フロント位置決めピン、611R…第1リア位置決めピン、612F…第2フロント位置決めピン、612R…第2リア位置決めピン

Claims (5)

  1. 回転する像保持体を有し本体に取り付けられる像保持体モジュールと、
    前記像保持体を露光する露光部を有する露光部材と、
    前記像保持体に対する前記露光部材の位置を、前記露光部の光軸方向および当該像保持体の軸線方向の双方に直交する直交方向において位置決めする位置決め手段とを備え、
    前記位置決め手段は、
    前記本体に取り付けられた前記像保持体モジュールを基準として前記露光部材の前記軸線方向の一端側を前記直交方向において位置決めし、
    前記本体を基準として前記露光部材の前記軸線方向の他端側を前記直交方向において位置決めすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像保持体モジュールは、前記本体に対し前記軸線方向に沿って前記一端側から抜き差し自在に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記像保持体は、前記軸線方向の前記他端側から回転のための駆動力が伝達されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 回転する像保持体を有し本体に取り付けられる像保持体モジュールと、
    前記像保持体を露光する露光部を有し、前記像保持体の軸線方向に沿って設けられる露光部材と、
    前記露光部材の前記軸線方向の一端側に設けられ、前記像保持体モジュール側に向けて突出する第1の突出部と、
    前記露光部材の前記軸線方向の他端側に設けられ、前記像保持体モジュール側に向けて突出する第2の突出部と、
    前記像保持体モジュールに取り付けられ、前記第1の突出部を、前記露光部の光軸方向および前記軸線方向の双方に直交する直交方向への移動を規制しながら保持する第1の保持部材と、
    前記本体に取り付けられ、前記第2の突出部を、前記直交方向への移動を規制しながら保持する第2の保持部材と
    を有する画像形成装置。
  5. 前記第1の保持部材は、前記第1の突出部を、前記光軸方向および前記軸線方向への移動を許容しながら保持し、
    前記第2の保持部材は、前記第2の突出部を、前記光軸方向および前記軸線方向への移動を許容しながら保持することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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