JP4116885B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プロセスを用いた複写機、ファクシミリ及びプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オフィス等において汎用されている複写機やプリンタ等の画像形成装置には、一般に電子写真プロセスが採用されている。図8はこの様な複写機(画像形成装置)の画像形成部周辺を示す模式図である。
【0003】
画像形成部は、電子写真プロセスによって記録紙115に所定のトナー像を形成する部分であり、感光性を有する感光体ドラム301の周囲に、その回転方向に沿って順に、ドラム面を均一帯電する帯電ユニット302、ドラム面に潜像を形成する露光ユニット303、潜像を顕在化する現像ユニット304、ドラム面の画像を記録用紙に転写する転写ユニット305、残留トナーを除去するクリーナー306、及び残留電荷を除去する除電ユニット307を備えている。
【0004】
感光体ドラム301へは、離れた位置のモータから回転駆動力が供給されている。このモータは感光体ドラムだけでなく用紙搬送部等にもその駆動力を提供し、感光体ドラム301へはモータの回転力を複数のギヤーを介して減速調整し、感光体ドラムの回転軸に伝達する様にしている。
【0005】
露光ユニットは機械走査方式と固体走査方式に大別され、機械走査方式はレーザ光束をポリゴンミラー等の各種ミラーによって機械的に偏向して感光体ドラム表面を走査するものである。一方固体走査方式は、光源自体や光源の前に置かれたシャッタをアレイ化し、これを感光体ドラム表面に対峙し定置させ、発光素子(光源自体或いは各シャッタ)のそれぞれに画像データを配分することにより光を点滅させて、この光を結像レンズを介して感光体ドラム表面に照射するものである。
【0006】
図示例は固体走査方式の露光ユニット303であり、感光体ドラム301の像形成表面に対峙して発光素子アレイ313と結像レンズ323が配置されている。
【0007】
ところで最近、画像形成装置に対して画質向上の要請が高い。高画質を得るためには、露光ユニット303から感光体ドラム301表面への光照射を解像度良く行う必要があり、この為には感光体ドラム301に対する露光ユニット303の位置を高い精度で設置することを要する。
【0008】
そこで従来では、LEDヘッド等の露光ユニットと感光体ドラムとを共通の支持部材により支え、これによってLEDヘッドと感光体ドラムとの相対位置を設定する様にしたものが提案されている(従来例(1)、例えば特許文献1参照)。
【0009】
しかし単なる支持部材では、感光体ドラムの回転によって支持部材との接触面が摺擦されて、相対位置が安定しないことから、感光体ドラムの外周にベアリングを用いたものも提案されている(従来例(2))。
【0010】
図9は従来例(2)の露光ユニット(LEDヘッド62)と感光体ドラム301を表す側面図である。この従来例(2)は、感光体ドラム301の外周をボールベアリング61で支持し、LEDヘッド62の保持ホルダ63から突出する軸63aを、コイルバネ64の付勢力によってボールベアリング61の外周に当接させる(当接箇所65)ものである。従来例(2)においては、ボールベアリング61の外周面が回転しないので当接箇所65は摺擦されず、従って摩耗等が起こらないから、LEDヘッド62と感光体ドラム301表面間の寸法が経時的に変化することがないという利点を有する(特許文献2参照)。
【0011】
【特許文献1】
特開平9−95013号公報
【特許文献2】
特開平9−329941号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述の様に従来例(2)によればLEDヘッドと感光体ドラム表面間の寸法が経時変化することなく、高精度に維持できるものの、ボールベアリングが感光体ドラム外周に取り付けられる構造であるから、ボールベアリングとして大径のものが必要であり、この様な大型ベアリングは高価であるからコストが嵩む問題がある。加えて感光体ドラム表面に対してボールベアリングのボールが直接接触するので、ボールベアリングに使用されるグリスが感光体ドラム表面を汚染する虞、また逆にトナーがボールベアリングに侵入してベアリング機能を低下する懸念が高まる。この懸念等を払拭するにはシール性の非常に優れたベアリングを用いれば良いのであるが、更にコスト上昇と大型化をもたらす。
【0013】
殊にタンデム型カラー複写機の場合では感光体ドラムを4つ有するから、これら感光体ドラムの両側にそれぞれ大型ベアリングを設けると、合計8個必要となり、非常にコスト高となってしまう。
【0014】
他方、高画質を得るためには、感光体ドラム301を滑らかに回転させることも重要である。感光体ドラムは現像ユニットやクリーナー,通紙等による外力を受けながら回転しているが、上述の様に感光体ドラムへの回転駆動力は、離れて配置されたモータからギヤーや継ぎ手を介して伝達される構成であるから、上記通紙等による外力が作用すると、ギヤーの偏心やバックラッシュを生じ易く、また継ぎ手等のクリアランスによっても速度変動を起こし易い。そして速度変動が生じると画像が乱されることになる。
【0015】
特にタンデム型カラー複写機の様に複数の画像形成部を有する装置の場合では、各感光体ドラムの回転が高精度に行われないと、色ズレやジッタを発生する虞があり、一層高精度に回転速度を保持することが求められる。
【0016】
そこで本発明においては、高コストとなることなく、小型で且つ高画質を得ることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像形成装置は、感光体ドラムに対向配置される固体走査方式の露光ユニットを備えた画像形成装置において、出力軸が突出されたモータと、前記感光体ドラムの一方側と前記露光ユニットの一方側とを共通に支持する第1の支持部材と、前記感光体ドラムの他方側と前記露光ユニットの他方側とを共通に支持する第2の支持部材とを備え、前記出力軸が、前記感光体ドラムの一方側の回転支持軸に直結され、前記第1の支持部材による前記感光体ドラムの支持が、前記出力軸に対して転がり軸受けを介してなされ、前記第2の支持部材による前記感光体ドラムの支持が、前記感光体ドラムの他方側の回転支持軸に対して転がり軸受けを介してなされ、前記露光ユニットは、その両側に前記感光体ドラムに向かって突出するピンを有し、前記第1の支持部材には、前記ピンの先端を嵌挿可能な穴部が形成され、前記第2の支持部材には、前記ピンを受ける溝部が、前記感光体ドラムの回転軸方向に向かって形成されたものであることを要旨とする。
【0018】
前述の様に従来ではモータと感光体ドラムに間にギヤー等が介在するので、これらギヤー等の歪みやクリアランスが速度変動の原因となっていたが、本発明ではギヤー等を介さずにモータの出力軸が直接ドラムの回転支持軸に連結されているから、モータの駆動力が乱されることなく感光体ドラムに伝えられ、感光体ドラムは速度変動を殆ど生じずに回転することとなる。
【0019】
そして第1,第2の支持部材による感光体ドラムに対する支持は、回転支持軸や出力軸に取り付けられる転がり軸受けを介したものであり、この様な軸に取り付けられる転がり軸受けとしては比較的小型のもので済むから、コストが低減される。また小型の転がり軸受けであれば高シール性のものであってもあまり高価ではなく、従ってシール性に優れた転がり軸受けを採用して、転がり軸受けからのグリスの漏れや転がり軸受け内部へのトナー侵入を防止することも可能となる。
【0020】
また、出力軸側についてはピンを穴部に嵌挿させ、他方側については溝によってピンを受ける様にすれば、露光ユニットと第1,第2の支持部材とに寸法のバラツキがあっても、溝におけるピンの受け位置がずれることで上記寸法バラツキを吸収することができる。
【0021】
加えて画像形成装置が前記感光体ドラム及び前記露光ユニットを複数有し、それぞれに前記第1の支持部材と前記第2の支持部材が備えられてなるものである場合には、感光体ドラムのそれぞれに対して前記モータを備えることが好ましい。これにより個々の感光体ドラムをそれぞれ高精度に回転させることができ、色ズレ等を防止することができる。
【0022】
更に本発明において前記第1の支持部材が画像形成装置の本体フレームに取り付けられたものであることが好ましい。これにより本体フレームに対して第1の支持部材が安定し、その結果、この第1の支持部材が支持する感光体ドラム及び露光ユニットの位置が本体フレームに対して安定する。
【0023】
更に前記ピンを前記第1,第2の支持部材に向かって付勢する弾性材(例えばバネ)を備えたものであることが好ましく、これにより第1,第2の支持部材による露光ユニットの支持が一層安定する。
【0024】
【発明の実施の形態】
先ず本発明の一実施形態に係る画像形成装置として複写機の全体について説明する。
【0025】
図1は本複写機の一例を示す全体断面図である。この複写機は、複写機本体の下部に配設された給紙部100と、この給紙部100の側方及び上方に配設された用紙搬送部200と、この用紙搬送部200の上方に配設された画像形成部300と、この画像形成部300よりも排出側に配設された定着部400と、これらの画像形成部300および定着部400の上方に配設された画像読取部500を備えている。
【0026】
給紙部100は、給紙カセット111に積層載置された転写用紙115の束を、給紙ローラ112の回転動作によって最上位置の転写用紙115から1枚ずつ用紙搬送部200に給紙するようになっている。用紙搬送部200は、給紙部100から給紙された用紙115を、各種ローラ対202,203によって画像形成部300に向けて搬送し、さらに画像形成部300から定着部400において画像形成がなされた転写用紙115を排出ローラ対205によって排出トレイ204上に排出するようになっている。
【0027】
画像形成部300は、前述の様に電子写真プロセスによって用紙115に所定のトナー像を形成するものであり、回転可能に軸支された感光体ドラム301と、この感光体ドラム301の周囲に、帯電ユニット302、露光ユニット303、現像ユニット304、転写ユニット305、クリーナー306および除電ユニット307を備えている。
【0028】
上記露光ユニット303は固体走査方式のものであり、感光体ドラム301の像形成表面に対峙して発光素子アレイ313と結像レンズ323が配置されている。そして発光素子アレイ313には用紙搬送幅方向(感光体ドラム301の幅方向)に発光素子が複数列べて配置されている。尚固体走査方式の露光ユニットとしてはLED光学系やLCS光学系等があり、LED光学系は光源としてLEDを用い、このLEDからの光を直接結像レンズ323で集光するものであり、LCS光学系は光源として蛍光ランプを用い、この前に液晶シャッタパネルを置いて、液晶シャッタパネルを介した光を結像レンズ323で集光するものである。
【0029】
定着部400は、画像形成部300においてトナー像が転写された用紙115を、加熱ローラ401と加圧ローラ402によって挟んで加熱し、転写用紙115上にトナー像を定着させる。
【0030】
画像読取部500は、コンタクトガラス501上に載置された原稿に、露光ランプから光を照射し、その反射光を反射鏡を介してCCDラインセンサ等からなる光電変換部に導くことにより、原稿の画像情報を読み取るものである。なお、この画像情報が露光ユニット303に伝えられ、感光体ドラム301表面を露光する。
【0031】
図2,3は感光体ドラムと露光ユニット及びその周辺を表す斜視図であり、図2は感光体ドラム及び露光ユニットの一方側付近を示し、図3は他方側付近を示す図である。また図4は感光体ドラム及び露光ユニットの一方側付近における用紙搬送方向と直交する方向の断面図で、図5は感光体ドラム及び露光ユニットの他方側付近における用紙搬送方向と直交する方向の断面図である。更に図6は図5に示すA−A線断面図である。また図7は、感光体ドラム及び露光ユニットの支持の仕方を説明する為の概略図である。
【0032】
図2,4,7に示す様にモータ11はボルト26によって取付板31を介して複写機の本体フレーム21に取り付けられている。モータ11から突出する出力軸12は、第1の回転支持軸13に形成された挿入穴13aに差し込まれ、接着剤による接着と共に、取付ピン16が第1の回転支持軸13と出力軸12を貫いて差し込まれることにより固定されており、従ってモータ11の回転が直に第1の回転支持軸13に伝えられる。また第1の回転支持軸13は感光体ドラム301の側面に対して圧入により固定されており、第1の回転支持軸13に伝えられた回転力により感光体ドラム301が回転する。尚上記モータ11は減速機構が内蔵されたものであり、所定の回転速度に定速で回転可能なものである。
【0033】
出力軸12には小型のボールベアリング(転がり軸受け)17が取り付けられており、このボールベアリング17を介して第1の支持部材14が接続されている。尚ボールベアリング17はシール性に優れたものである。
【0034】
上記第1の支持部材14は複写機の本体フレーム21に直接固定されており、安定して位置している。
【0035】
一方露光ユニット(LEDヘッドユニット)303の一方端近傍にはピン19が突出して設けられており、このピン19の先部分と等サイズの穴部18が、第1の支持部材14に形成されている。ピン19の先部分を穴部18に挿嵌することにより、第1の支持部材14に対して露光ユニット303が位置固定される。また露光ユニット303の端近傍にはコイルバネ22が設けられ、このコイルバネ22の一方端が取付板32に当接し、他方端が露光ユニット303の端近傍部分に当接することによって、露光ユニット303の取付ピン19が第1の支持部材14に向かって付勢され、第1の支持部材14に対して露光ユニット303が安定的に支持される。
【0036】
尚上述の様に第1の支持部材14は本体フレーム21に固定されているので、感光体ドラム301及び露光ユニット303の一方側の位置が、本体フレーム21に対して安定している。尚モータ11も本体フレーム21に取付板31を介して固定されているので、このモータ11の出力軸12から回転支持軸13を介してつながっている感光体ドラム301、及び第1の支持部材14を介してつながっている露光ユニット303の一方側の位置が、本体フレーム21に対して一層安定する。
【0037】
他方図3,5に示す様に、感光体ドラム部301の他方側側面に対しても第2の回転支持軸23が圧入固定されており、この第2の回転支持軸23に取り付けられた小型のボールベアリング(転がり軸受け)27を介して第2の支持部材24が取り付けられている。尚ボールベアリング27もシール性に優れたものである。
【0038】
第2の支持部材24には、感光体ドラム回転軸方向(用紙搬送方向と直交する方向)の溝部28が形成されおり、ピン29の先端を受けることができる様になっている。上記ピン29は露光ユニット303の他方端近傍から突出して設けられたものであり、このピン29をコイルバネ25の付勢力で第2の支持部材24に向かって押し付けることにより、露光ユニット303が第2の支持部材24に対して安定的に支持される。尚コイルバネ25の一方端が取付板32に当接し、その他方端が露光ユニット303の端近傍部分に当接することによって、露光ユニット303に付勢力が作用している。
【0039】
第2の支持部材24は本体フレーム21に固定されており、従ってこの第2の支持部材24に支持される感光体ドラム301の他方側と露光ユニット303の他方側も本体フレーム21に対して安定することとなる。
【0040】
以上の様に感光体ドラム301と露光ユニット303はその一方側部分において第1の支持部材14によって共通に支持され、他方側部分において第2の支持部材24によって共通に支持されているから、感光体ドラム301と露光ユニット303の相対位置関係が高精度に位置決めされる。そして回転する感光体ドラム301に対する第1,第2の支持部材14,24の支持は、軸に取り付けられた小型のベアリング17,27を介してなされているから、回転による摩耗等が生じず、位置精度が永続的に保たれ、しかもこのベアリング17,27は小型であるから、コスト低減が図れる。
【0041】
また感光体ドラム303はギヤー等を介さずにモータ11から直接駆動力を受けるので、回転の速度変動が殆ど生じない。
【0042】
加えて露光ユニット303一方側の第1の支持部材14ではピン19と穴部18を嵌合させ、露光ユニット303他方側の第2の支持部材24では、ピン29を溝部28に嵌める構造であるから、溝部28における様々な位置でピン29を受けることができ、従って感光体ドラム301と露光ユニット303の幅方向の寸法精度を厳密に行わなくても良く、よって製造コストが低減する。
【0043】
なお上記実施形態では感光体ドラム301と露光ユニット303をそれぞれ1個ずつ有する画像形成装置の例を示したが、これらをそれぞれ2個以上有する画像形成装置に適用しても良く、この様に複数の画像形成部を有する装置はよりコスト低減の効果が高い。具体的に述べると、例えばタンデム型カラー複写機の様に画像形成部を4つ有する装置の場合に、これら画像形成部の4組の感光体ドラム301と露光ユニット303に対してそれぞれ第1の支持部材14と第2の支持部材24を設け、これら第1,第2の支持部材14,24の感光体ドラム301への支持を、前述の様に第1,第2の回転支持軸13,23、或いはモータ出力軸12と第2の回転支持軸23に対して行えば、いずれの支持も比較的安価な小型のボールベアリング17,27(転がり軸受け)を介して行うことができ、従来の様に高価な大型のベアリングを8個(4つの感光体ドラムの両側に設けるので4×2個となる)使用する場合に比べて、コストが非常に低減される。
【0044】
また上記実施形態では第1の支持部材14を出力軸12に対して小型ベアリング17を介して取り付ける構成を示したが、第1の回転支持軸13に対して小型ベアリングを介して取り付ける様にしても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上の様に本発明に係る画像形成装置によれば、転がり軸受けを軸に取り付ける構成としたので、小型の転がり軸受けを使用することができ、従って低コスト化を図るができ、しかも感光体ドラム回転による摺擦等も生じず、感光体ドラムに対する露光ユニットの位置精度が良好に保たれる。加えてモータの駆動が直接感光体ドラムに伝えられるから、感光体ドラムは殆ど回転変動を生じない。その結果、高画質の画像を形成することができる。また、出力軸側についてはピンを穴部に嵌挿させ、他方側については溝によってピンを受ける様にすれば、露光ユニットと第1,第2の支持部材とに寸法のバラツキがあっても、溝におけるピンの受け位置がずれることで上記寸法バラツキを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る複写機(画像形成装置)の一例を示す全体断面図。
【図2】 本発明の一実施形態に係る複写機の感光体ドラムと露光ユニットの一方側、及びその周辺を表す斜視図。
【図3】 本発明の一実施形態に係る複写機の感光体ドラムと露光ユニットの他方側、及びその周辺を表す斜視図。
【図4】 感光体ドラム及び露光ユニットの一方側付近における用紙搬送方向と直交する方向の断面図。
【図5】 感光体ドラム及び露光ユニットの他方側付近における用紙搬送方向と直交する方向の断面図。
【図6】 図5に示すA−A線断面図。
【図7】 感光体ドラム及び露光ユニットの支持の仕方を説明する為の概略図。
【図8】 複写機(画像形成装置)の画像形成部周辺を示す模式図。
【図9】 従来例(2)の露光ユニットと感光体ドラムを表す側面図。
【符号の説明】
11 モータ
12 出力軸
13 第1の回転支持軸
14 第1の支持部材
15 ドラム部
17,27 ボールベアリング
18 穴部
19,29 ピン
21 本体フレーム
22,25 コイルバネ
23 第2の回転支持軸
24 第2の支持部材
28 溝部
301 感光体ドラム
303 露光ユニット

Claims (4)

  1. 感光体ドラムに対向配置される固体走査方式の露光ユニットを備えた画像形成装置において、
    出力軸が突出されたモータと、
    前記感光体ドラムの一方側と前記露光ユニットの一方側とを共通に支持する第1の支持部材と、
    前記感光体ドラムの他方側と前記露光ユニットの他方側とを共通に支持する第2の支持部材とを備え、
    前記出力軸が、前記感光体ドラムの一方側の回転支持軸に直結され、
    前記第1の支持部材による前記感光体ドラムの支持が、前記出力軸に対して転がり軸受けを介してなされ、
    前記第2の支持部材による前記感光体ドラムの支持が、前記感光体ドラムの他方側の回転支持軸に対して転がり軸受けを介してなされ、
    前記露光ユニットは、その両側に前記感光体ドラムに向かって突出するピンを有し、
    前記第1の支持部材には、前記ピンの先端を嵌挿可能な穴部が形成され、
    前記第2の支持部材には、前記ピンを受ける溝部が、前記感光体ドラムの回転軸方向に向かって形成されたものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記感光体ドラム及び前記露光ユニットを複数有し、それぞれに前記第1の支持部材と前記第2の支持部材が備えられてなる画像形成装置であり、前記感光体ドラムのそれぞれに対して前記モータを備えた請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の支持部材が画像形成装置の本体フレームに取り付けられたものである請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ピンを前記第1,第2の支持部材に向かって付勢する弾性材を備えたものである請求項に記載の画像形成装置。
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