JP4166919B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、詳細には、発光素子アレイを光源とする光書込部と感光体との位置出しを適正に行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を利用した複写機、プリンタ及びファクシミリ装置等の画像形成装置においては、一様に帯電された感光体上に、光書込部で画像データにより変調された書込光を照射して、感光体上に静電潜像を形成し、この静電潜像の形成された感光体に現像部によりトナーを供給して感光体を現像する。画像形成装置は、この感光体上のトナー像を転写部で記録紙に転写した後、定着部で記録紙上に転写したトナー画像を加熱・加圧して定着させ、感光体表面に残留したトナーをクリーニング部でクリーニングブレードにより掻き取る等の方法により回収している。
【0003】
そして、従来、光書込部は、光源としてレーザを出射するLD(Laser Diode )とポリゴンモータにより回転駆動するポリゴンミラーを用いたレーザビーム走査光学系を用いたもの、あるいは、光源として発光素子をアレイ状に配列した発光素子アレイ方式が一般に用いられている。
【0004】
レーザ光ビーム走査方式では、比較的焦点深度に余裕があり、感光体との距離の位置出しは、さほどの高精度を要求されない。
【0005】
ところが、発光素子アレイ方式では、一般に結像光学素子としてセルフォックレンズアレイが用いられており、このセルフォックレンズアレイの焦点距離が短いため、焦点深度が浅く、感光体との位置変動に対する余裕が少ない。
【0006】
したがって、発光素子アレイ方式の光書込部では、感光体表面と光書込部の距離が少しでもずれると、光源の感光体表面への書込スポットがぼやけ、画像品質が悪化するという問題があった。また、画像形成の密度が600dpi、1200dpiと高くなるほど、高精度な位置出しが要求される。
【0007】
そこで、従来、光学像の照射により静電潜像が形成される円筒状のドラムと、該ドラムの回転軸方向に配列された発光素子アレイと、該発光素子アレイから発射された光を前記ドラム上に結像する光学手段と、前記光学手段を各々の相対向する辺部で狭持する、該辺と垂直方向に幅を有する第1及び第2の支持体と、前記第1及び第2の支持体の背面上に設けられた前記発光素子アレイを保持する手段と、該第1の支持体の他方の一辺を前記ドラムの回転軸と平行またはほぼ平行になるように支持する手段と、前記第2の支持体の前記ドラムの回転軸と平行またはほぼ平行な他方の一辺であって、前記ドラムの静電潜像形成領域外と対向する部分に取り付けられたトラッキングロールとを具備し、該トラッキングロールを前記ドラム表面と接触するようにしたことを特徴とする書込み用発光素子取付装置が提案されている(特許第2576474号公報参照)。
【0008】
すなわち、この従来の書込み用発光素子取付装置は、具体的には、発光素子アレイを支持するフレームの片側を揺動可能な支点で支持し、他方側に、図6に示すように、感光体100に両端で接する一対のガイドコロ101、102を設け、ガイドコロ101、102が感光体100の両端の表面に接して回転することで、発光素子部と感光体100の表面の距離を一定にしようとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の書込み用発光素子取付装置は、感光体の回転軸芯に対して感光体の表面が偏芯しており、感光体が回転することで表面の位置が上下するような場合には、ガイドコロが追従して感光体表面と発光素子部とを一定の距離に維持することができる。ところが、上記従来の書込み用発光素子取付装置にあっては、図6に示したように、感光体100の両端の表面にガイドコロ101、102を接して回転させて、感光体100の両端を基準にして位置出しを行っているため、感光体100の両端と中央部で径が異なり、図6に示すように、感光体100の中央部が膨らんでいる場合、感光体100の中央部が細っている場合及び両端と中央部で感光体100の真円度が異なる場合には、中央部の形状の変化に追従することができず、感光体100の表面と発光素子部との距離に変動が発生して、画像品質が悪化するという問題があった。
【0010】
そこで、請求項1記載の発明は、光源としての発光素子アレイと当該発光素子アレイから出射された光を感光体上に結像させる光学手段とが一体的に収納された光書込部を支持部材で支持し、当該支持部材を感光体の軸方向と平行な軸心を有するとともに所定の弾性を有し感光体表面に当接する弾性ローラ状部材に係合させるとともに、弾性ローラ状部材及び支持部材を付勢手段で感光体方向に所定圧力で付勢することにより、弾性ローラ状部材で光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持し、画像品質を向上させることのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0011】
請求項2記載の発明は、弾性ローラ状部材として、帯電部の帯電ローラを用いることにより、弾性ローラ状部材を新たに追加することなく、帯電ローラを利用して、容易かつ安価に光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持し、画像品質を向上させることのできる安価な画像形成装置を提供することを目的としている。
【0012】
請求項3記載の発明は、弾性ローラ状部材として、現像部の現像ローラを用いることにより、弾性ローラ状部材を新たに追加することなく、帯電ローラを利用して、容易かつ安価に光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持し、画像品質を向上させることのできる安価な画像形成装置を提供することを目的としている。
【0013】
請求項4記載の発明は、光書込部の発光素子アレイとして、LED(Light Emitting Diode)アレイを用いることにより、小型で高光出力のLEDアレイから書込光を出射させ、より一層画像品質が良好で小型の画像形成装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の画像形成装置は、回転駆動され帯電部で一様に帯電された感光体に、光書込部から画像データで変調した書込光を照射して静電潜像を形成し、当該静電潜像の形成され感光体上に現像部でトナーを供給して現像し、当該感光体上に形成されたトナー像を転写部で記録紙に転写してトナー画像を形成し、前記光書込部が、光源としての発光素子アレイと、当該発光素子アレイから出射された光を前記感光体上に結像させる光学手段と、が一体的に収納された画像形成装置であって、前記感光体の軸方向と平行な軸心を有するととも所定の弾性を有し当該感光体表面に当接する弾性ローラ状部材と、一端を装置本体に対して揺動可能に支持され前記光書込部を支持するとともに他端で前記弾性ローラ状部材に係合された支持部材と、前記弾性ローラ状部材及び前記支持部材を前記感光体方向に弾性ローラ状部材表面のほぼ全巾が感光体に当接する所定圧力で付勢する付勢手段と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0015】
上記構成によれば、光源としての発光素子アレイと当該発光素子アレイから出射された光を感光体上に結像させる光学手段とが一体的に収納された光書込部を支持部材で支持し、当該支持部材を感光体の軸方向と平行な軸心を有するとともに所定の弾性を有し感光体表面に当接する弾性ローラ状部材に係合させるとともに、弾性ローラ状部材及び支持部材を付勢手段で感光体方向に所定圧力で付勢するので、弾性ローラ状部材で光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持することができ、画像品質を向上させることができる。
【0016】
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記帯電部は、帯電ローラを有し、前記弾性ローラ状部材は、当該帯電ローラであってもよい。
【0017】
上記構成によれば、弾性ローラ状部材として、帯電部の帯電ローラを用いているので、弾性ローラ状部材を新たに追加することなく、帯電ローラを利用して、容易かつ安価に光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持することができ、画像品質を安価に向上させることができる。
【0018】
また、例えば、請求項3に記載するように、前記現像部は、現像ローラを有し、前記弾性ローラ状部材は、当該現像ローラであってもよい。
【0019】
上記構成によれば、弾性ローラ状部材として、現像部の現像ローラを用いているので、弾性ローラ状部材を新たに追加することなく、帯電ローラを利用して、容易かつ安価に光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持することができ、画像品質を安価に向上させることができる。
【0020】
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記発光素子アレイは、LEDアレイであってもよい。
【0021】
上記構成によれば、光書込部の発光素子アレイとして、LEDアレイを用いているので、小型で高光出力のLEDアレイから書込光を出射させることができ、より一層画像品質を向上させることができるとともに、小型化することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0023】
図1〜図4は、本発明の画像形成装置の第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、帯電ローラを用いてLEDアレイ書込ユニットと感光体との位置出しを行うもので、請求項1、請求項2及び請求項4に対応するものである。
【0024】
図1は、本発明の画像形成装置の第1の実施の形態を適用した画像形成装置1の要部拡大正面図である。
【0025】
図1において、画像形成装置1は、感光体ドラム(感光体)2の周囲に、帯電ローラ(帯電部)3、LEDアレイ書込ユニット(光書込部)4、現像部5、転写部6及びクリーニング部7等が配設されており、感光体ドラム2は、図1において、時計方向に回転駆動される。
【0026】
画像形成装置1は、回転駆動される感光体ドラム2表面に帯電ローラ3により一様な電荷を付与して帯電し、一様に帯電した感光体ドラム2に、LEDアレイ書込ユニット4から画像に応じた光照射を行って、感光体ドラム2上に静電潜像を形成する。画像形成装置1は、静電潜像を形成した感光体ドラム2を現像部5でトナーを供給して、感光体ドラム2表面にトナー像を形成し、コロナチャージャ方式の転写部6で感光体ドラム2と転写部6との間に搬送した記録紙8に感光体ドラム2表面からトナー画像を転写させる。
【0027】
画像形成装置1は、トナー画像の転写された記録紙8を図示しない定着部に搬送して、定着部で記録紙8を加熱・加圧してトナー画像を記録紙8に定着させた後、廃止トレイ上に排出する。
【0028】
また、画像形成装置1は、トナー像を記録紙8に転写した感光体ドラム2をクリーニング部7に搬送し、クリーニング部7のクリーニングブレード9で、感光体ドラム2上に残留しているトナーを除去して、感光体ドラム2をクリーニングした後、帯電ローラ3により帯電させて、再度、画像形成に供する。
【0029】
上記現像部5は、現像容器10内部に、金属の軸の周りにゴム状の弾性体の配された現像ローラ11、スポンジローラ等で形成された補給ローラ12及び規制ブレード13等が配設されており、補給ローラ12で現像ローラ11の表面にトナーを供給して、現像ローラ11の表面に付着したトナーを規制ブレード13で均一な薄層にした後、感光体ドラム2にトナーを供給する。
【0030】
また、帯電ローラ3(弾性ローラ状部材)は、金属の軸の周りにゴム状の弾性体を形成した弾性体ローラであり、所定の弾性を有している。
【0031】
そして、上記LEDアレイ書込ユニット4は、ユニット筐体14内に発光素子アレイとしてのLEDアレイが収納されており、ユニット筐体14の感光体2側の面に結像光学系としてセルフォックレンズアレイ15が配設されている。なお、本実施の形態では、発光素子アレイとしてLEDアレイを用いており、蛍光体ドットアレイ及び液晶シャッターと光源を用いるもの等を利用することもできるが、LEDアレイが小型でありかつ光出力が高い点で有利である。
【0032】
LEDアレイ書込ユニット4は、LEDアレイから画像データで変調されて出射された書込光をセルフォックレンズアレイ15で感光体2上に照射し、感光体2表面に静電潜像を形成する。
【0033】
このLEDアレイ書込ユニット4は、その長手方向両端部が一対の支持部材16にネジ等で固定されて支持されており、支持部材16は、その基端部が板バネ17を介して画像形成装置1の本体フレーム18等に固定され、その自由端部が帯電ローラ3の軸部3aに支持されている。この支持部材16は、図2に示すように、LEDアレイ書込ユニット4の長手方向両端部に一対配設されてLEDアレイ書込ユニット4の長手方向両端部を支持し、それぞれの支持部材16が板バネ17を介して本体フレーム18に固定されているとともに、帯電ローラ3の軸部3aの両端に回転可能に取り付けられることで、帯電ローラ3の軸部3aを回転可能に支持している。
【0034】
また、支持部材16は、それぞれ図1に示すスプリング(付勢手段)19により感光体2方向に付勢され、スプリング19は、その一端が本体フレーム18に固定され、その他端部が支持部材16の帯電ローラ3側の端部に取り付けられて、支持部材16の帯電ローラ3側の端部を感光体2方向に所定の押圧力で付勢している。したがって、帯電ローラ3は、支持部材16の帯電ローラ3側の端部がスプリング19により感光体2方向に付勢されることで、常に感光体2に適当な加圧力で接触する。
【0035】
すなわち、支持部材16は、板バネ17を介して本体フレーム18に対して位置決めされて固定されることで、LEDアレイ書込ユニット4の位置決めを行うとともに、帯電ローラ3の軸部3aの両端部を回転可能に支持して、スプリング19により感光体2方向に付勢されて、帯電ローラ3が感光体2上を感光体2と接触して回転することで、感光体2とLEDアレイ書込ユニット4との距離を一定に保っている。
【0036】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態は、帯電ローラ3にLED書込ユニット4を支持させることで、感光体2とLEDアレイ書込ユニット4との距離を一定に保っているところにその特徴がある。
【0037】
すなわち、画像形成装置1は、帯電ローラ3により一様に帯電された感光体2に画像データにより変調された書込光をLEDアレイ書込ユニット4から照射して感光体2表面に静電潜像を形成し、静電潜像の形成された感光体に現像部5でトナーを供給してトナー像を形成する。このトナー像を形成した感光体2を転写部6で転写部6と感光体2の間に搬送されてきた記録紙8に転写し、図示しない定着部で記録紙8上のトナー画像を記録紙8に定着させる。また、転写の完了した感光体2をクリーニング部7でクリーニングして、帯電ローラ3で再度帯電させて、次の画像形成に供する。
【0038】
そして、LEDアレイ書込ユニット4は、支持部材16に固定されており、支持部材16が、板バネ17を介して本体フレーム18に対して位置決めされて固定されることで、LEDアレイ書込ユニット4の位置決めを行うとともに、帯電ローラ3の軸部3aの両端部を回転可能に支持して、スプリング19により感光体2方向に付勢されている。そして、帯電ローラ3は、金属の軸の周りにゴム状の弾性体を形成した弾性体ローラであり、所定の弾性を有している。
【0039】
したがって、所定の弾性を有する帯電ローラ3がスプリング19の加圧力で感光体2に押しつけられつつ、感光体2上を感光体2と接触して回転することで、例えば、図3に示すように、感光体2がその中央部が膨らんでいる場合にも、また、図4に示すように、感光体2がその中央部が窪んでいる場合にも、感光体2の形状に合わせて追随し、これに合わせて支持部材16が板バネ17が微少に撓んで、LEDアレイ書込ユニット4が感光体2の形状に合わせて、位置移動して、感光体2とLEDアレイ書込ユニット4との距離が一定に保持される。すなわち、図3に示すように、感光体2の中央部の径が端部よりも太い場合には、帯電ローラ3は、感光体2との接触部のうち、中央部が大きく圧縮変形し、端部がわずかに変形する状態となり、感光体2の幅方向(軸方向)の全域に対して適性な距離を保つことができる。また、図4に示すように、感光体2の中央部の径が端部よりも細い場合には、転写ローラ3は、感光体2との接触部のうち、両端部分が大きく圧縮変形し、中央部が僅かに変形して、感光体2の幅方向の全域に対して適性な距離を保つことができる。
【0040】
その結果、結像光学素子として焦点距離の短いセルフォックレンズアレイ15を用い、焦点深度が浅くて、感光体2との位置変動に対する余裕が少ない場合でも、LEDアレイ書込ユニット4と感光体2表面との距離を常に一定に保つことができ、画像品質を向上させることができる。
【0041】
図5は、本発明の画像形成装置の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、現像ローラを用いてLEDアレイ書込ユニットと感光体との位置出しを行うもので、請求項3及び請求項4に対応するものである。
【0042】
なお、本実施の形態は、上記第1の実施の形態の画像形成装置と同様の画像形成装置に適用したものであり、本実施の形態の説明において、上記第1の実施の形態の画像形成装置1と同様の構成部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0043】
図5は、本発明の画像形成装置の第2の実施の形態を適用した画像形成装置20の要部拡大正面図である。
【0044】
図5において、画像形成装置20は、上記第1の実施の形態の画像形成装置1と同様に、感光体ドラム2の周囲に、帯電ローラ3、LEDアレイ書込ユニット4、現像部5、転写部6及びクリーニング部7等が配設されており、感光体ドラム2は、図5において、時計方向に回転駆動される。
【0045】
LEDアレイ書込ユニット4は、LEDアレイ書込ユニット4の長手方向両端部に配設された支持部材21にその両端部がネジ等で固定されて支持されている。
【0046】
支持部材21は、その基端部が本体フレーム18等に設けられたピン22に、当該ピン22を揺動中心として揺動可能に支持されており、その他端部である自由端部が弾性ローラ状部材としての現像ローラ11の軸部11aの両端部に回動可能に係合されて支持されている。支持部材21は、スプリング23により感光体2方向に付勢され、スプリング23は、その一端が本体フレーム18に固定され、その他端部が支持部材21の感光体2と反対側の面に取り付けられて、支持部材21を感光体2方向に所定の押圧力で付勢している。したがって、現像ローラ11は、支持部材21がスプリング23により感光体2方向に付勢されることで、常に感光体2に適当な加圧力で接触する。そして、現像ローラ11は、上述のように、金属の軸の周りにゴム状の弾性体の配されており、所定の弾性を有している。
【0047】
すなわち、支持部材21は、ピン22介して本体フレーム18に対して位置決めされて固定されることで、LEDアレイ書込ユニット4の位置決めを行うとともに、現像ローラ11の軸部11aの両端部に回転可能に係合して、スプリング23により感光体2方向に付勢されて、現像ローラ11が感光体2上を感光体2と接触して回転することで、感光体2とLEDアレイ書込ユニット4との距離を一定に保っている。
【0048】
したがって、所定の弾性を有する現像ローラ11がスプリング23の加圧力で感光体2に押しつけられつつ、感光体2上を感光体2と接触して回転することで、図3及び図4に示したように、感光体2がその中央部が膨らんでいる場合にも、また、感光体2がその中央部が窪んでいる場合にも、感光体2の形状に合わせて追随し、これに合わせて支持部材21がピン22を中心として微少に揺動して、LEDアレイ書込ユニット4が感光体2の形状に合わせて、位置移動して、感光体2とLEDアレイ書込ユニット4との距離が一定に保持される。
【0049】
その結果、結像光学素子として焦点距離の短いセルフォックレンズアレイ15を用い、焦点深度が浅くて、感光体2との位置変動に対する余裕が少ない場合でも、LEDアレイ書込ユニット4と感光体2表面との距離を常に一定に保ち、画像品質を向上させることができる。
【0050】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0051】
例えば、上記実施の形態においては、LEDアレイ書込ユニット4の位置出し用ローラとして、転写ローラ3あるいは現像ローラ11を利用しているが、これらに限るものではなく、例えば、新たに弾性ローラ状部材を配設してもよい。
【0052】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の画像形成装置によれば、光源としての発光素子アレイと当該発光素子アレイから出射された光を感光体上に結像させる光学手段とが一体的に収納された光書込部を支持部材で支持し、当該支持部材を感光体の軸方向と平行な軸心を有するとともに所定の弾性を有し感光体表面に当接する弾性ローラ状部材に係合させるとともに、弾性ローラ状部材及び支持部材を付勢手段で感光体方向に所定圧力で付勢するので、弾性ローラ状部材で光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持することができ、画像品質を向上させることができる。
【0053】
請求項2記載の発明の画像形成装置によれば、弾性ローラ状部材として、帯電部の帯電ローラを用いているので、弾性ローラ状部材を新たに追加することなく、帯電ローラを利用して、容易かつ安価に光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持することができ、画像品質を安価に向上させることができる。
【0054】
請求項3記載の発明の画像形成装置によれば、弾性ローラ状部材として、現像部の現像ローラを用いているので、弾性ローラ状部材を新たに追加することなく、帯電ローラを利用して、容易かつ安価に光書込部と感光体表面との位置出しを行って、感光体中央部の形状如何に関わらず、光書込部と感光体表面の距離を常に一定に維持することができ、画像品質を安価に向上させることができる。
【0055】
請求項4記載の発明の画像形成装置によれば、光書込部の発光素子アレイとして、LEDアレイを用いているので、小型で高光出力のLEDアレイから書込光を出射させることができ、より一層画像品質を向上させることができるとともに、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態を適用した画像形成装置の要部概略構成図。
【図2】図1のLEDアレイ書込ユニット及び支持部材部分の平面図。
【図3】図1の感光体の中央部が膨らんでいる場合の帯電ローラと感光体との接触状態を示す正面図。
【図4】図1の感光体の中央部が窪んでいる場合の帯電ローラと感光体との接触状態を示す正面図。
【図5】本発明の画像形成装置の第2の実施の形態を適用した画像形成装置の要部概略構成図。
【図6】従来の感光体の位置出し方法を示す感光体部分の正面図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 感光体ドラム
3 帯電ローラ 3a 軸部
4 LEDアレイ書込ユニット 5 現像部
6 転写部 7 クリーニング部
8 記録紙 9 クリーニングブレード
10 現像容器 11 現像ローラ
11a 軸部 12 補給ローラ
13 規制ブレード 14 ユニット筐体
15 セルフォックレンズアレイ 16 支持部材
17 板バネ 18 本体フレーム
20 画像形成装置 21 支持部材
22 ピン 23 スプリング

Claims (4)

  1. 回転駆動され帯電部で一様に帯電された感光体に、光書込部から画像データで変調した書込光を照射して静電潜像を形成し、当該静電潜像の形成され感光体上に現像部でトナーを供給して現像し、当該感光体上に形成されたトナー像を転写部で記録紙に転写してトナー画像を形成し、
    前記光書込部が、
    光源としての発光素子アレイと、当該発光素子アレイから出射された光を前記感光体上に結像させる光学手段と、が一体的に収納された画像形成装置であって、
    前記感光体の軸方向と平行な軸心を有するととも所定の弾性を有し当該感光体表面に当接する弾性ローラ状部材と、
    一端を装置本体に対して揺動可能に支持され前記光書込部を支持するとともに他端で前記弾性ローラ状部材に係合された支持部材と、
    前記弾性ローラ状部材及び前記支持部材を前記感光体方向に弾性ローラ状部材表面のほぼ全巾が感光体に当接する所定圧力で付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記帯電部は、帯電ローラを有し、前記弾性ローラ状部材は、当該帯電ローラであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記現像部は、現像ローラを有し、前記弾性ローラ状部材は、当該現像ローラであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記発光素子アレイは、LEDアレイであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
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