JP2000335008A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2000335008A JP2000335008A JP15299199A JP15299199A JP2000335008A JP 2000335008 A JP2000335008 A JP 2000335008A JP 15299199 A JP15299199 A JP 15299199A JP 15299199 A JP15299199 A JP 15299199A JP 2000335008 A JP2000335008 A JP 2000335008A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光プリンタヘッドのレンズや感光体ドラム表面
の感光体層が酸化腐食されるのを有効に防止し、かつ光
プリンタヘッドの光を感光体ドラムの表面に正確に照射
させることが可能な高品質の画像形成装置を提供する。 【解決手段】外表面に感光体層を有する感光体ドラム1
と、該感光体ドラム1 の長さ方向に沿って複数個の発光
素子を配列した長尺状の光プリンタヘッド2 とを含んで
成り、前記感光体ドラム1 を軸回りに回転させながら前
記光プリンタヘッド2 の発光素子を選択的に発光させる
ことにより感光体ドラム1 の感光体層に潜像を形成する
画像形成装置において、前記光プリンタヘッド2 に、前
記感光体ドラム1 の回転方向上流側で感光体ドラム外表
面の長さ方向にわたって摺接する長尺状の摺接部材7 を
取着させる。
の感光体層が酸化腐食されるのを有効に防止し、かつ光
プリンタヘッドの光を感光体ドラムの表面に正確に照射
させることが可能な高品質の画像形成装置を提供する。 【解決手段】外表面に感光体層を有する感光体ドラム1
と、該感光体ドラム1 の長さ方向に沿って複数個の発光
素子を配列した長尺状の光プリンタヘッド2 とを含んで
成り、前記感光体ドラム1 を軸回りに回転させながら前
記光プリンタヘッド2 の発光素子を選択的に発光させる
ことにより感光体ドラム1 の感光体層に潜像を形成する
画像形成装置において、前記光プリンタヘッド2 に、前
記感光体ドラム1 の回転方向上流側で感光体ドラム外表
面の長さ方向にわたって摺接する長尺状の摺接部材7 を
取着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真プロセスに
より画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置
に関するものである。
より画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、回転可能に支持
されている感光体ドラムの周囲に、クリーナー、帯電
器、LEDアレイヘッド、現像器、転写器等を感光体ド
ラムの回転方向に順次配置させた構造を有しており、か
かる画像形成装置を用いて記録紙に画像を形成する場合
は、まず感光体ドラムを帯電器のコロナ放電により帯電
させ、該帯電した感光体ドラムにLEDアレイヘッドの
光を照射して所定の潜像を形成するとともに、これを現
像器でもって可視像(トナー像)化し、しかる後、この
トナー像を転写器等を用いて記録紙に転写・定着させる
ことによって行われている。
されている感光体ドラムの周囲に、クリーナー、帯電
器、LEDアレイヘッド、現像器、転写器等を感光体ド
ラムの回転方向に順次配置させた構造を有しており、か
かる画像形成装置を用いて記録紙に画像を形成する場合
は、まず感光体ドラムを帯電器のコロナ放電により帯電
させ、該帯電した感光体ドラムにLEDアレイヘッドの
光を照射して所定の潜像を形成するとともに、これを現
像器でもって可視像(トナー像)化し、しかる後、この
トナー像を転写器等を用いて記録紙に転写・定着させる
ことによって行われている。
【0003】尚、前記クリーナーは、感光体ドラム表面
の残留トナーを除去するためのものであり、ウレタンゴ
ム等から成るクリーニングブレードを備え、このブレー
ドを感光体ドラムの表面に摺接させることによって残留
トナーを掻き取るようになっている。かかるクリーナー
は転写器と帯電器との間に配されていた。
の残留トナーを除去するためのものであり、ウレタンゴ
ム等から成るクリーニングブレードを備え、このブレー
ドを感光体ドラムの表面に摺接させることによって残留
トナーを掻き取るようになっている。かかるクリーナー
は転写器と帯電器との間に配されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像形成装置においては、クリーナーによる残
留トナーの除去が不十分であったり、或いは、クリーニ
ングから露光(LEDアレイヘッドによる光の照射)に
至るプロセスの中で大気中の塵やほこりが感光体ドラム
に付着し、この状態のまま露光や現像のプロセスに入る
ことがある。このような場合、LEDアレイヘッドから
の光を感光体ドラムの表面に正確に照射させることが不
可となり、画像品質の低下を招く。
た従来の画像形成装置においては、クリーナーによる残
留トナーの除去が不十分であったり、或いは、クリーニ
ングから露光(LEDアレイヘッドによる光の照射)に
至るプロセスの中で大気中の塵やほこりが感光体ドラム
に付着し、この状態のまま露光や現像のプロセスに入る
ことがある。このような場合、LEDアレイヘッドから
の光を感光体ドラムの表面に正確に照射させることが不
可となり、画像品質の低下を招く。
【0005】また上述した従来の画像形成装置において
は、帯電器でコロナ放電を発生させた際、オゾン
(O3 )や窒素酸化物(NOx )等が発生することか
ら、これらのガスがLEDアレイヘッドのレンズや感光
体ドラム表面の感光体層の表面に結合してレンズや感光
体層を酸化腐食し、これによっても画像品質が劣化する
という欠点を有していた。
は、帯電器でコロナ放電を発生させた際、オゾン
(O3 )や窒素酸化物(NOx )等が発生することか
ら、これらのガスがLEDアレイヘッドのレンズや感光
体ドラム表面の感光体層の表面に結合してレンズや感光
体層を酸化腐食し、これによっても画像品質が劣化する
という欠点を有していた。
【0006】更に上述した従来の画像形成装置において
は、感光体ドラムを回転させた際、該ドラムの偏心等に
起因してLEDアレイヘッドと感光体ドラムの間の距離
が変動する。この変動により光プリンタヘッドの光を感
光体ドラムの表面に正確に照射・結像させることが不可
となり、感光体ドラム表面の潜像が不鮮明なものとなっ
たり、或いは、印画の白すじや黒すじ等を発生する欠点
を有していた。
は、感光体ドラムを回転させた際、該ドラムの偏心等に
起因してLEDアレイヘッドと感光体ドラムの間の距離
が変動する。この変動により光プリンタヘッドの光を感
光体ドラムの表面に正確に照射・結像させることが不可
となり、感光体ドラム表面の潜像が不鮮明なものとなっ
たり、或いは、印画の白すじや黒すじ等を発生する欠点
を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、本発明の画像形成装置は、外表面に
感光体層を有する感光体ドラムと、該感光体ドラムの長
さ方向に沿って複数個の発光素子を配列した長尺状の光
プリンタヘッドとを含んで成り、前記感光体ドラムを軸
回りに回転させながら前記光プリンタヘッドの発光素子
を選択的に発光させることにより感光体ドラムの感光体
層に潜像を形成する画像形成装置において、前記光プリ
ンタヘッドに、前記感光体ドラムの回転方向上流側で感
光体ドラム外表面の長さ方向にわたって摺接する長尺状
の摺接部材が取着されていることを特徴とするものであ
る。
案出されたもので、本発明の画像形成装置は、外表面に
感光体層を有する感光体ドラムと、該感光体ドラムの長
さ方向に沿って複数個の発光素子を配列した長尺状の光
プリンタヘッドとを含んで成り、前記感光体ドラムを軸
回りに回転させながら前記光プリンタヘッドの発光素子
を選択的に発光させることにより感光体ドラムの感光体
層に潜像を形成する画像形成装置において、前記光プリ
ンタヘッドに、前記感光体ドラムの回転方向上流側で感
光体ドラム外表面の長さ方向にわたって摺接する長尺状
の摺接部材が取着されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】また本発明の画像形成装置は、前記摺接部
材の感光体ドラムと接する部位の硬度をJIS K63
01で30度〜90度になしたことを特徴とするもので
ある。
材の感光体ドラムと接する部位の硬度をJIS K63
01で30度〜90度になしたことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一形態に係る画像形成装置
の構成を示す平面図、図2は感光体ドラム1 と光プリン
タヘッド2 の位置関係を示す側面図、図3は図2の要部
拡大断面図であり、1 は感光体ドラム、2 は光プリンタ
ヘッド、7 は摺接部材である。
の構成を示す平面図、図2は感光体ドラム1 と光プリン
タヘッド2 の位置関係を示す側面図、図3は図2の要部
拡大断面図であり、1 は感光体ドラム、2 は光プリンタ
ヘッド、7 は摺接部材である。
【0011】前記感光体ドラム1 は、アルミニウム等か
ら成る円筒体の外周面上にアモルファスシリコン(a−
Si)等の光導電材料から成る感光体層を被着させた構
造を有しており、図示しない装置本体のハウジングに回
転可能に軸支される。
ら成る円筒体の外周面上にアモルファスシリコン(a−
Si)等の光導電材料から成る感光体層を被着させた構
造を有しており、図示しない装置本体のハウジングに回
転可能に軸支される。
【0012】前記感光体ドラム1 はその外表面に被着さ
せた感光体層に光プリンタヘッド2からの光が照射され
ると、該感光体層に所定の潜像を形成する作用を為す。
せた感光体層に光プリンタヘッド2からの光が照射され
ると、該感光体層に所定の潜像を形成する作用を為す。
【0013】尚、前記感光体ドラム1 は、まず従来周知
の押し出し加工法によってアルミニウム等から成る円筒
体を形成し、該円筒体の外周面に従来周知のプラズマC
VD法等によってa−Siから成る感光体層を被着させ
ることにより製作される。
の押し出し加工法によってアルミニウム等から成る円筒
体を形成し、該円筒体の外周面に従来周知のプラズマC
VD法等によってa−Siから成る感光体層を被着させ
ることにより製作される。
【0014】また、前記感光体ドラム1 の周囲には、そ
の回転方向Aに沿って、クリーナー5 、帯電器6 、光プ
リンタヘッド2 、現像器3 及び転写器4 が順次配設され
ている。
の回転方向Aに沿って、クリーナー5 、帯電器6 、光プ
リンタヘッド2 、現像器3 及び転写器4 が順次配設され
ている。
【0015】前記クリーナー5 は、弾性ゴムから成るク
リーニングブレード5aを有し、該ブレード5aを感光体ド
ラム1 の表面に摺接させておくことで感光体ドラム表面
の残留トナーを除去する作用を為す。
リーニングブレード5aを有し、該ブレード5aを感光体ド
ラム1 の表面に摺接させておくことで感光体ドラム表面
の残留トナーを除去する作用を為す。
【0016】また前記感光体ドラム1 の回転方向Aに沿
って、前記クリーナー5 よりも下流側に配されている帯
電器6 は、感光体ドラム1 の感光体層を帯電させるため
のものであり、このような帯電器6 としてはコロナ帯電
器等が用いられる。
って、前記クリーナー5 よりも下流側に配されている帯
電器6 は、感光体ドラム1 の感光体層を帯電させるため
のものであり、このような帯電器6 としてはコロナ帯電
器等が用いられる。
【0017】尚、この帯電器6 を用いてコロナ放電を発
生させる際、O3 やNOx 等のガスが発生する。
生させる際、O3 やNOx 等のガスが発生する。
【0018】更に前記帯電器6 の下流側に配される光プ
リンタヘッド2 は、感光体ドラム1の長さ方向と略平行
に配列した複数個の発光素子を有しており、発光素子を
図示しない制御部からの画像データに基づいて個々に選
択的に発光させるとともに、該発光した光を感光体ドラ
ム1 の表面に照射させることによって感光体層に所定の
潜像を形成する作用を為す。
リンタヘッド2 は、感光体ドラム1の長さ方向と略平行
に配列した複数個の発光素子を有しており、発光素子を
図示しない制御部からの画像データに基づいて個々に選
択的に発光させるとともに、該発光した光を感光体ドラ
ム1 の表面に照射させることによって感光体層に所定の
潜像を形成する作用を為す。
【0019】このような光プリンタヘッド2 としては、
例えば、複数個のLEDアレイチップ2aと複数個の単レ
ンズ2bとを1対1に対応させて長尺状に形成した300
dpi〜600dpiのLEDアレイヘッド等が使用さ
れる。
例えば、複数個のLEDアレイチップ2aと複数個の単レ
ンズ2bとを1対1に対応させて長尺状に形成した300
dpi〜600dpiのLEDアレイヘッド等が使用さ
れる。
【0020】そして、前記光プリンタヘッド2 の先端部
には、感光体ドラム1 の回転方向上流側で感光体ドラム
外表面の長さ方向にわたって摺接する長尺状の摺接部材
7 が取着されている。
には、感光体ドラム1 の回転方向上流側で感光体ドラム
外表面の長さ方向にわたって摺接する長尺状の摺接部材
7 が取着されている。
【0021】前記摺接部材7 はウレタンゴムや液晶ポリ
マー,テフロン(登録商標),ポリイミド等から成り、
該摺接部材7 は露光プロセスの直前で感光体ドラム1 と
摺接させることにより感光体ドラム表面の残留トナーや
該表面に付着した塵,ほこり等を感光体ドラム1 の表面
から効率良く除去する作用を為す。
マー,テフロン(登録商標),ポリイミド等から成り、
該摺接部材7 は露光プロセスの直前で感光体ドラム1 と
摺接させることにより感光体ドラム表面の残留トナーや
該表面に付着した塵,ほこり等を感光体ドラム1 の表面
から効率良く除去する作用を為す。
【0022】従って、感光体ドラム1 は残留トナーや
塵,ほこり等が殆ど付着されていない良好な状態で露光
や現像のプロセスに入ることとなり、光プリンタヘッド
2 からの光を感光体ドラム1 の表面に正確に照射させて
鮮明でかつ良好な潜像を形成することが可能となる。
塵,ほこり等が殆ど付着されていない良好な状態で露光
や現像のプロセスに入ることとなり、光プリンタヘッド
2 からの光を感光体ドラム1 の表面に正確に照射させて
鮮明でかつ良好な潜像を形成することが可能となる。
【0023】またこの場合、帯電器6 と光プリンタヘッ
ド2 との間には摺接部材7 による仕切りが設けられた形
となり、帯電器6 のコロナ放電に伴って発生したO3 や
NOx 等は光プリンタヘッド2 のレンズ2bに接触するこ
とが少なく、感光体ドラム表面の感光体層に接触する時
間も短くなる。よって、光プリンタヘッド2 のレンズや
感光体ドラム1 の感光体層が前述のO3 やNOx によっ
て酸化腐食されるのが有効に防止され、これによっても
画像品質を良好に維持することができる。
ド2 との間には摺接部材7 による仕切りが設けられた形
となり、帯電器6 のコロナ放電に伴って発生したO3 や
NOx 等は光プリンタヘッド2 のレンズ2bに接触するこ
とが少なく、感光体ドラム表面の感光体層に接触する時
間も短くなる。よって、光プリンタヘッド2 のレンズや
感光体ドラム1 の感光体層が前述のO3 やNOx によっ
て酸化腐食されるのが有効に防止され、これによっても
画像品質を良好に維持することができる。
【0024】更に前記摺接部材7 は感光体ドラム1 の長
手方向に沿って摺接するようになっていることから、こ
れを光プリンタヘッド2 と感光体ドラム1 との間の距離
を規定するための位置決め部材としても機能させること
ができる。従って印画動作に伴って感光体ドラム1 を回
転させた際、該ドラムの偏心等に起因して光プリンタヘ
ッド2 と感光体ドラム1 の間の距離が変動しても、光プ
リンタヘッド2 を図示しないバネ等によって感光体ドラ
ム1 側に付勢しておくことにより、光プリンタヘッド2
と感光体ドラム1 の間の距離を常に一定に保持し、光プ
リンタヘッド2の光を感光体ドラム1 の表面に正確に照
射・結像させることができる。これにより、感光体ドラ
ム1 に形成される潜像を常に鮮明なものとして印画の白
すじや黒すじの発生を確実に防止することが可能であ
る。
手方向に沿って摺接するようになっていることから、こ
れを光プリンタヘッド2 と感光体ドラム1 との間の距離
を規定するための位置決め部材としても機能させること
ができる。従って印画動作に伴って感光体ドラム1 を回
転させた際、該ドラムの偏心等に起因して光プリンタヘ
ッド2 と感光体ドラム1 の間の距離が変動しても、光プ
リンタヘッド2 を図示しないバネ等によって感光体ドラ
ム1 側に付勢しておくことにより、光プリンタヘッド2
と感光体ドラム1 の間の距離を常に一定に保持し、光プ
リンタヘッド2の光を感光体ドラム1 の表面に正確に照
射・結像させることができる。これにより、感光体ドラ
ム1 に形成される潜像を常に鮮明なものとして印画の白
すじや黒すじの発生を確実に防止することが可能であ
る。
【0025】また更に前記摺接部材7 の感光体ドラム1
と接する部位の硬度をJIS K6301で30度〜9
0度の範囲内に設定しておけば、感光体ドラム1 との摺
接による摺接部材7 の磨耗を極小となすことができ、摺
接部材7 を感光体ドラム1 に対して長期にわたり良好に
押圧し続けることが可能である。従って感光体ドラム1
と接する摺動部材7 の先端部の硬度をJIS K630
1で30度〜90度に設定しておくことが好ましい。
尚、かかる摺接部材7 としては厚み2mm〜20mmの
ブレード状に成形加工したウレタンゴム等が使用され
る。
と接する部位の硬度をJIS K6301で30度〜9
0度の範囲内に設定しておけば、感光体ドラム1 との摺
接による摺接部材7 の磨耗を極小となすことができ、摺
接部材7 を感光体ドラム1 に対して長期にわたり良好に
押圧し続けることが可能である。従って感光体ドラム1
と接する摺動部材7 の先端部の硬度をJIS K630
1で30度〜90度に設定しておくことが好ましい。
尚、かかる摺接部材7 としては厚み2mm〜20mmの
ブレード状に成形加工したウレタンゴム等が使用され
る。
【0026】更にまた前記摺接部材7 を感光体ドラム1
に対して比較的強く、具体的には0.1kg/本〜1
0.0kg/本の押圧力でもって押圧するようにしてお
けば、感光体ドラム1 の感光体層に上述のO3 やNOx
が多少結合したとしても、この部分を摺接部材7 で掻き
取って感光体ドラム1 の特性を良好な状態に維持するこ
とができる。従って前記摺接部材7 を感光体ドラム1 に
対して0.1kg/本〜10.0kg/本の押圧力でも
って押圧させておくことが好ましい。
に対して比較的強く、具体的には0.1kg/本〜1
0.0kg/本の押圧力でもって押圧するようにしてお
けば、感光体ドラム1 の感光体層に上述のO3 やNOx
が多少結合したとしても、この部分を摺接部材7 で掻き
取って感光体ドラム1 の特性を良好な状態に維持するこ
とができる。従って前記摺接部材7 を感光体ドラム1 に
対して0.1kg/本〜10.0kg/本の押圧力でも
って押圧させておくことが好ましい。
【0027】そして、前記光プリンタヘッド2 に対し、
感光体ドラム1 の回転方向A下流側には現像器3 が配さ
れる。
感光体ドラム1 の回転方向A下流側には現像器3 が配さ
れる。
【0028】前記現像器3 は、現像剤貯蔵容器と現像ス
リーブとを含んで構成されており、現像剤貯蔵容器内の
現像剤を感光体ドラム表面の静電潜像に応じて付着さ
せ、これを可視像化(トナー像化)する作用を為す。
尚、前記現像剤としては、例えば、導電性磁性キャリア
及び絶縁トナー、磁性絶縁性トナー等の2成分現像剤等
が用いられる。
リーブとを含んで構成されており、現像剤貯蔵容器内の
現像剤を感光体ドラム表面の静電潜像に応じて付着さ
せ、これを可視像化(トナー像化)する作用を為す。
尚、前記現像剤としては、例えば、導電性磁性キャリア
及び絶縁トナー、磁性絶縁性トナー等の2成分現像剤等
が用いられる。
【0029】また前記現像器3 に対して更に下流側に配
される転写器4 は、記録紙を介し感光体ドラム1 と対向
するように配置されており、前述の現像工程によって感
光体ドラム1 上に付着させたトナー像を記録紙上に転写
させる作用を為す。
される転写器4 は、記録紙を介し感光体ドラム1 と対向
するように配置されており、前述の現像工程によって感
光体ドラム1 上に付着させたトナー像を記録紙上に転写
させる作用を為す。
【0030】かくして上述した本形態の画像形成装置
は、感光体ドラム1 を軸回りに回転させながら、まず感
光体ドラム1 を帯電器6 のコロナ放電により帯電させ、
該帯電した感光体ドラム1 に光プリンタヘッド2 の光を
照射して所定の潜像を形成するとともに、これを現像器
3 でもって可視像(トナー像)化し、その後、このトナ
ー像を転写器4 を用いて記録紙に転写させる。そして最
後に記録紙に転写したトナー像を図示しない定着器で加
熱・定着させることによって一連の画像形成が行なわれ
る。
は、感光体ドラム1 を軸回りに回転させながら、まず感
光体ドラム1 を帯電器6 のコロナ放電により帯電させ、
該帯電した感光体ドラム1 に光プリンタヘッド2 の光を
照射して所定の潜像を形成するとともに、これを現像器
3 でもって可視像(トナー像)化し、その後、このトナ
ー像を転写器4 を用いて記録紙に転写させる。そして最
後に記録紙に転写したトナー像を図示しない定着器で加
熱・定着させることによって一連の画像形成が行なわれ
る。
【0031】尚、本発明は上述の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能である。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能である。
【0032】例えば上述の形態においては摺接部材7 を
ブレード状になしたが、これに代えて図4に示す如く摺
接部材7aを円柱状になしても良い。この場合、摺接部材
7aの形状が安定化し、感光体ドラム1 に対する接触面積
を広くとることができるため、摺接部材7aを感光体ドラ
ム1 に長期にわたって良好に摺接させることができると
いう利点がある。
ブレード状になしたが、これに代えて図4に示す如く摺
接部材7aを円柱状になしても良い。この場合、摺接部材
7aの形状が安定化し、感光体ドラム1 に対する接触面積
を広くとることができるため、摺接部材7aを感光体ドラ
ム1 に長期にわたって良好に摺接させることができると
いう利点がある。
【0033】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、光プリ
ンタヘッドの先端部に、感光体ドラムの回転方向上流側
で感光体ドラム外表面の長さ方向にわたって摺接する長
尺状の摺接部材を取着させたことから、該摺接部材でも
って感光体ドラム表面の残留トナーや塵,ほこり等を露
光プロセスの直前で効率良く除去し、光プリンタヘッド
からの光を感光体ドラムの表面に正確に照射させること
ができる。これにより、感光体ドラムの感光体層に鮮明
でかつ良好な潜像を形成することが可能となる。
ンタヘッドの先端部に、感光体ドラムの回転方向上流側
で感光体ドラム外表面の長さ方向にわたって摺接する長
尺状の摺接部材を取着させたことから、該摺接部材でも
って感光体ドラム表面の残留トナーや塵,ほこり等を露
光プロセスの直前で効率良く除去し、光プリンタヘッド
からの光を感光体ドラムの表面に正確に照射させること
ができる。これにより、感光体ドラムの感光体層に鮮明
でかつ良好な潜像を形成することが可能となる。
【0034】また本発明の画像形成装置によれば、帯電
器と光プリンタヘッドとが摺接部材で仕切られているこ
とから、帯電器のコロナ放電に伴って発生したO3 やN
Ox等は光プリンタヘッドのレンズに接触することが少
なく、感光体ドラム表面の感光体層に接触する時間も短
くなる。よって、光プリンタヘッドのレンズや感光体ド
ラムの感光体層が前述のO3 やNOx により酸化腐食さ
れるのが有効に防止され、これによっても画像品質を良
好に維持することができる。
器と光プリンタヘッドとが摺接部材で仕切られているこ
とから、帯電器のコロナ放電に伴って発生したO3 やN
Ox等は光プリンタヘッドのレンズに接触することが少
なく、感光体ドラム表面の感光体層に接触する時間も短
くなる。よって、光プリンタヘッドのレンズや感光体ド
ラムの感光体層が前述のO3 やNOx により酸化腐食さ
れるのが有効に防止され、これによっても画像品質を良
好に維持することができる。
【0035】更に本発明の画像形成装置によれば、前記
摺接部材は感光体ドラムの長手方向に沿って摺接するよ
うになっていることから、これを光プリンタヘッドと感
光体ドラムとの間の距離を規定するための位置決め部材
としても機能させることができる。従って印画動作に伴
って感光体ドラムを回転させた際、該ドラムの偏心等に
起因して光プリンタヘッドと感光体ドラムの間の距離が
変動しても、光プリンタヘッドをバネ等によって感光体
ドラム側に付勢しておくことにより、光プリンタヘッド
と感光体ドラムの間の距離を常に一定に保持し、光プリ
ンタヘッドの光を感光体ドラムの表面に正確に照射・結
像させることができる。これにより、感光体ドラムに形
成される潜像を常に鮮明なものとして印画の白すじや黒
すじ等を確実に防止することが可能である。
摺接部材は感光体ドラムの長手方向に沿って摺接するよ
うになっていることから、これを光プリンタヘッドと感
光体ドラムとの間の距離を規定するための位置決め部材
としても機能させることができる。従って印画動作に伴
って感光体ドラムを回転させた際、該ドラムの偏心等に
起因して光プリンタヘッドと感光体ドラムの間の距離が
変動しても、光プリンタヘッドをバネ等によって感光体
ドラム側に付勢しておくことにより、光プリンタヘッド
と感光体ドラムの間の距離を常に一定に保持し、光プリ
ンタヘッドの光を感光体ドラムの表面に正確に照射・結
像させることができる。これにより、感光体ドラムに形
成される潜像を常に鮮明なものとして印画の白すじや黒
すじ等を確実に防止することが可能である。
【0036】また更に本発明の画像形成装置によれば、
前記摺接部材の感光体ドラムと接する部位の硬度をJI
S K6301で30度〜90度の範囲内に設定してお
けば、感光体ドラムとの摺接による摺接部材の磨耗を極
小となすことができ、摺接部材を感光体ドラムに対して
長期にわたり押圧し続けることが可能である。
前記摺接部材の感光体ドラムと接する部位の硬度をJI
S K6301で30度〜90度の範囲内に設定してお
けば、感光体ドラムとの摺接による摺接部材の磨耗を極
小となすことができ、摺接部材を感光体ドラムに対して
長期にわたり押圧し続けることが可能である。
【図1】本発明の一形態に係る画像形成装置の構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】感光体ドラム1 と光プリンタヘッド2 の位置関
係を示す側面図である。
係を示す側面図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】本発明の他の形態に係る画像形成装置の要部拡
大断面図である。
大断面図である。
1 ・・・感光体ドラム、2 ・・・光プリンタヘッド、7
・・・摺接部材
・・・摺接部材
Claims (2)
- 【請求項1】外表面に感光体層を有する感光体ドラム
と、該感光体ドラムの長さ方向に沿って複数個の発光素
子を配列した長尺状の光プリンタヘッドとを含んで成
り、 前記感光体ドラムを軸回りに回転させながら前記光プリ
ンタヘッドの発光素子を選択的に発光させることにより
感光体ドラムの感光体層に潜像を形成する画像形成装置
において、 前記光プリンタヘッドに、前記感光体ドラムの回転方向
上流側で感光体ドラム外表面の長さ方向にわたって摺接
する長尺状の摺接部材が取着されていることを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】前記摺接部材の感光体ドラムと接する部位
の硬度をJIS K6301で30度〜90度になした
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15299199A JP2000335008A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15299199A JP2000335008A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000335008A true JP2000335008A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15552582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15299199A Pending JP2000335008A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000335008A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7925179B2 (en) | 2007-08-31 | 2011-04-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with dust-proof wall |
JP2021021891A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニングユニット及び画像形成装置 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15299199A patent/JP2000335008A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7925179B2 (en) | 2007-08-31 | 2011-04-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with dust-proof wall |
JP2021021891A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニングユニット及び画像形成装置 |
JP7338301B2 (ja) | 2019-07-30 | 2023-09-05 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニングユニット及び画像形成装置 |
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