JP2005099153A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 感光体1表面に静電潜像を形成する書込装置21と、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4と、トナー像を転写材表面に転写する転写装置6と転写後の像担持体の表面を清掃するクリーニング装置8とを備えた画像形成装置100において、入力された画像信号を数値処理して、予め設定された主走査方向(感光体1軸方向)のブロック毎の画像面積率を検知する画像面積検知手段を設けた
【選択図】 図2
Description
しかし、電子写真方式では、画像が形成された後に感光体に残留するトナーをクリーニングして除去するクリーニング装置が設けられることが多い。また、一方、帯電装置で感光体を帯電させるときに、帯電装置による放電でオゾン、窒素酸化物等が生成される。このオゾンは、高濃度で画像形成装置内に滞留すると感光体表面が酸化され、感光体光感度の低下や帯電能力の劣化を生じさせ、形成画像が悪化する。窒素酸化物は、空気中の水分と反応して硝酸になり、さらに、金属等と反応して金属硝酸塩が生成される。また、放電領域中では、アンモニウムイオンも同時に形成されており、このアンモニウムイオンが窒素酸化物と反応し、化合物が生成される。これらの生成物は低湿環境下では高抵抗であるが、高湿環境下では空気中の水と反応し、感光体表面に硝酸または硝酸塩による薄い膜が形成されて低抵抗となり、画像が流れるような異常画像が発生する。
クリーニング装置へ入る転写残トナーは感光体の研磨剤として働く作用を持っている。したがって、上記付着物を効率よく除去するためには一定量以上のトナー入力が必要である。しかし通常、感光体主走査方向で均一にトナー入力されることはなくまた、トナー入力量が極端に少ないないところが存在する。その場合、帯電生成物および添加剤除去が困難となり、感光体表面への帯電生成物および添加剤の付着により異常画像が発生する。異常画像は感光体表面に帯電生成物および添加剤が付着することで、表面抵抗が低くなり高温高湿環境下で吸湿したときに、画像白抜けとなって顕在化する。
また、特許文献2では、トナー像の形成工程の前に微粒子を付着させる工程を設け、かつ、画像形成サイクルを繰り返す過程で感光体の劣化に応じて感光体表面の研摩、清浄化工程を設ける画像形成方法が開示されている。特許文献3では、感光体に当接した研摩手段を有し、感光体の感光体の研摩手段による研摩速度は0.5〜5μm/104プリントであるカラー画像形成装置が開示されている。しかし、研摩手段等では感光体まで研摩するために感光体の寿命が低下するという問題点がある。
本発明の画像形成装置は、像担持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像手段と、前記トナー像を転写材表面に転写する転写手段と転写後の像担持体の表面を清掃するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、入力された画像信号を数値処理して、予め設定された主走査方向(感光体長手方向)のブロック毎の画像面積率を検知する画像面積検知手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、画像面積検知手段によるブロック毎の画像面積率の検知結果と予め定められる基準面積との比較結果に基づいて、前記像担持体表面に所定量のトナーを付着させるよう制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、前記画像形成装置は、画像形成装置周辺の温湿度を検知する温湿度検知手段を備え、該温湿度検知手段が検知した温湿度と予め定められた温湿度との比較結果に基づいて、前記像担持体表面に所定量のトナーを付着させるよう制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、像担持体と、少なくとも現像手段、帯電手段、クリーニング手段の中から選択される1以上の手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジを備えることを特徴とする。
また、画像面積率が高くトナー消費パターンの入力が不要な部分ではトナー消費を行わないため、無駄なトナー消費をなくすことができる。
さらに、温湿度に応じてトナー消費パターンの付着量を制御することができるので、高温環境下では効率よく主走査方向全域にわたり感光体表面に付着した帯電生成物および添加剤を容易に除去することができる。
一方、低温低湿環境下では無駄なトナー消費をなくすだけでなく、低温低湿環境で発生しやすい感光体表面へのトナー固着を防止することが出来る。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態である構成を示す概略図である。
像担持体である感光体1の周囲は、帯電手段として帯電装置2、露光するためのレーザ光3、現像手段として現像装置4、転写手段として転写装置6、定着手段として定着装置7、クリーニング手段としてクリーニング装置8が配置されている。また、この画像を形成する上部には、原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)23、画像を読みとる読取装置20、感光体1に潜像を形成するレーザ光3を発光させる書込装置21が配置されている。この読取装置20で読みとられた原稿は信号に変えられて図示しない制御部を配置している。この制御部には、画像面積検知手段、トナー量を制御する制御手段、温湿度検知手段が含まれている。
帯電装置2は、芯金の外周に少なくとも弾性層を設けてなる帯電ローラ2aと帯電ローラ2aに接続される図示しない電源を備える。帯電ローラ2aに高電圧を印加して、曲率を有する帯電ローラ2aと感光体1との間に所定の電圧を印加し、感光体1との間でコロナ放電を発生させて感光体1の表面を帯電させるものである。
定着装置7は、ハロゲンランプ等の加熱手段であるヒータを有する定着ローラと、圧接される加圧ローラとを備えている。定着ローラは、芯金表面にシリコーンゴム等の弾性層を100〜500μm、好ましくは400μmの厚みに設け、更にトナーの粘性による付着を防止する目的で、フッ素樹脂等の離型性の良い樹脂表層が形成されている。樹脂表層は、PFAチューブ等で構成され、その厚みは機械的劣化を考慮して10〜50μm程度の厚みが好ましい。定着ローラの外周面には、温度検知手段が設けられ、定着ローラの表面温度を約160〜200℃の範囲の中で、ほぼ一定に保つようにヒータが制御されている。加圧ローラは、芯金表面にテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のようなオフセット防止層が被覆されている。定着ローラと同様に、芯金表面にシリコーンゴム等の弾性層を設けても良い。
この書込装置21は、図3に構成例を示すように、1つのLDによる光源ユニット211と、各光源ユニットからの光ビームを振り分けて偏向走査するポリゴンミラー213と、このポリゴンミラー213を中心にして対応する感光体1の被走査面上に導き結像する光学系の光学部材を備えており、これらの構成部材は1つのハウジング内に収納されている。また、ハウジングの上部と下部にはカバーが設けられており、下部側のカバーには光ビームを通過する開口が設けられ、その開口には防塵ガラス218が取り付けられている。
さらに、レーザ光3の光路には、主走査方向の走査開始位置の光束を取り出すための図示しない同期検知用ミラーが設けられており、同期検知用ミラーで反射された光束は、同期検知器で受光されて走査開始の同期信号が出力される。尚、ポリゴンミラー213によって偏向走査される光ビームの走査方向が主走査対応方向であり、これは感光体1の軸方向である。また、この主走査対応方向に直交する方向が副走査対応方向である。
また、本発明は転写ベルト方式の転写手段を用いているが、このように感光体1と接触する転写手段では、トナー消費パターンを付着させるタイミングでは転写手段を回避させるようにする。
以上説明してきた本発明の画像形成装置100は、感光体1とを少なくとも含み、更に、帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置8から選択される任意の手段とを含んで一体に支持し、画像形成装置100本体に着脱自在に形成したプロセスカートリッジ200にも用いることができる。プロセスカートリッジ200に設けられた感光体1にクリーニング装置8を配備することで、感光体1表面のクリーニングを良好に行い、感光体1表面を効率的に研摩して感光体寿命を低下させることなく、感光体表面に付着した帯電生成物及び添加物を除去し、帯電の均一性を維持する。また、プロセスカートリッジ200の寿命が到来するまで、感光体1の一様帯電性を損なうことはない。
また、本発明の画像形成装置100は、図1の構成に限るものではなく、感光体1上のトナー像を一旦転写されて担持する中間転写体を備える構成や、多色画像を形成するために感光体を複数備える構成であってもよい。また、感光体がドラム状ではなく、ベルト状であっても良い。
2 帯電装置
2a 帯電ローラ
2b クリーニングパッド
3 レーザ光
4 現像装置
6 転写装置
6a 転写バイアスローラ
6b 転写ベルト
6c テンションローラ
7 定着装置
8 クリーニング装置
8a クリーニングブレード
8b 加圧スプリング
8c 回収コイル
8d トナー回収羽根
8e 支持部材
11 転写前露光
20 読取装置
21 書込装置
211 LDユニット
212 シリンダレンズ
213 ポリゴンミラー
214 fθレンズ
215 WTL
216 防塵ガラス
217、218 ミラー
22 ADF
31 温湿度センサ
100 画像形成装置
200 プロセスカートリッジ
Claims (4)
- 像担持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像手段と、前記トナー像を転写材表面に転写する転写手段と転写後の像担持体の表面を清掃するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、
前記画像形成装置は、入力された画像信号を数値処理して、予め設定された主走査方向(感光体長手方向)のブロック毎の画像面積率を検知する画像面積検知手段を設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、画像面積検知手段によるブロック毎の画像面積率の検知結果と予め定められる基準面積との比較結果に基づいて、
前記像担持体表面に所定量のトナーを付着させるよう制御する制御手段とを設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求1又は2に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、画像形成装置周辺の温湿度を検知する温湿度検知手段を備え、
該温湿度検知手段が検知した温湿度と予め定められた温湿度との比較結果に基づいて、
前記像担持体表面に所定量のトナーを付着させるよう制御する制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、
像担持体と、少なくとも現像手段、帯電手段、クリーニング手段の中から選択される1以上の手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジを備える
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003330162A JP2005099153A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005099153A true JP2005099153A (ja) | 2005-04-14 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003330162A Pending JP2005099153A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009122558A (ja) * | 2007-11-18 | 2009-06-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009198697A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2016057429A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
CN105676611A (zh) * | 2014-12-05 | 2016-06-15 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像形成装置 |
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2003
- 2003-09-22 JP JP2003330162A patent/JP2005099153A/ja active Pending
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US9568883B2 (en) | 2014-12-05 | 2017-02-14 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus with a structure for removing residual developer |
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