JP2003145838A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003145838A
JP2003145838A JP2001351607A JP2001351607A JP2003145838A JP 2003145838 A JP2003145838 A JP 2003145838A JP 2001351607 A JP2001351607 A JP 2001351607A JP 2001351607 A JP2001351607 A JP 2001351607A JP 2003145838 A JP2003145838 A JP 2003145838A
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Yasuhisa Daiho
靖尚 大朋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムの同一場所に潜像を描くことに
よるパターンメモリ防止、トナー消費量を長手で均一消
費、ドラム削れの均一性を簡易かつ安価に達成する。 【解決手段】 給紙位置をずらす装置、給紙位置が変更
したことを判断する手段、およびずらし位置に対応して
レーザーの照射範囲を変更する制御手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特にレーザー光源から発光された光変調されたレー
ザー光を感光体または静電記録媒体等の像担持面に導光
して、その面上に例えば静電潜像からなる画像情報を形
成する、複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミ
リ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8、図9、図10はそれぞれ、従来の
プロセスカートリッジを挿入した画像形成装置の概略断
面図、レーザーを照射して画像を形成している斜視図、
感光体ドラム、給紙カセット22、及び記録媒体の長手
関係図を示している。以下、これらの図面を使って従来
のプロセスカートリッジを挿入した画像形成装置につい
て説明する。
【0003】1は被帯電体であり、例えば電子写真装置
の回転ドラム型感光体(以下、感光体ドラムと記す)と
する。この感光体ドラムは矢示の時計方向に所定のプロ
セススピード(周速度)で回転駆動される。
【0004】そして2は帯電ローラであり、基材である
導電性芯金2aと、その外周に一体に形成した堆積固有
抵抗の低い導電性ゴムからなる弾性層2bと、そのロー
ラ部の外周に形成した高抵抗表面層(高抵抗層)2cと
を備える。即ち、基材の被覆層としては、弾性層2bと
表面層2cとを有する。
【0005】さらに装置としては、2aの両端部を導電
性軸受3で回転自由に軸受保持させてローラ長手方向を
感光体ドラム1の母線方向に略平行にして感光体ドラム
面に接触させ、ローラ両端部の軸受3を夫々導電性加圧
バネ4で感光体ドラム方向へ移動可能に付勢することで
帯電ローラ2を感光体ドラム1に所定の加圧力をもって
当接させてある。
【0006】5は帯電ローラ2に対してバイアス電圧を
印加する電源であり、この電源10により帯電ローラ2
に対して導電性加圧バネ4・導電性軸受3・導電性芯金
2aを介して、例えば1〜2KV程度の電流電圧VD
C、或いは直流電圧と、交流電圧VACとの重畳電圧V
DC+VACのバイアス電圧が印加され、感光体ドラム
1上に均一に静電荷が載せられる。
【0007】次に、均一に静電荷が載せられた感光体ド
ラム1上にパソコン等から伝送された画像情報に対応し
てレーザー光12が照射され、レーザー光が照射された
部分にのみ電荷が感光体ドラム1内の電荷発生層から発
生し、感光体ドラム1上の電荷と打ち消しあうことによ
り静電潜像が描かる。この際、帯電後、レーザーが照射
されない部分に於いては−650V位、帯電後、レーザ
ーが照射された部分に関しては−200V位になってい
る。この潜像に向かって現像ローラ6から現像剤が印加
バイアス(DC:−350V、AC:1600V)によ
り飛翔し、可視化した画像が形成される。この現像剤に
より可視化した画像は給紙装置20から送られてきた紙
等の記録媒体に転写ローラ8の位置で転写され、不図示
の定着装置にて記録媒体に現像剤が定着される。
【0008】この際、記録媒体、感光体ドラム1等の長
手方向(記録媒体の進行方向と垂直方向)の相対位置は
常に同じであり、基本的にずれることが無いように設計
されている(図10)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は画像形成装置の高速化、プロセスカートリッジの大容
量化、又は感光体ドラムの長寿命化とともに、同一感光
体ドラムで短時間に、同一画像が大量に連続印字される
機会が多くなっているのは周知の事実である。
【0010】かかる場合、上述のように記録媒体、感光
体ドラムの長手方向(記録媒体の進行方向と垂直方向)
がずれることはないため、特に図9のように、縦線(記
録媒体の進行方向と平行な線)がふくまれる画像が大量
に連続印字されると、その縦線部分の電荷発生層、又は
電荷移動層等が劣化することにより、パターンメモリと
呼ばれるものが発生する。これは感光体ドラム1上の長
手方向に於いて、同一部分のみが特に帯電とレーザー照
射を繰り返されることにより、その部分が十分に帯電し
なかったり、逆に電位が落ちずに画像上に弊害が発生す
る現象である。このパターンメモリはひどいものになる
と、白を印字しようとする場合にも、その部分に電位が
載らず、トナーが現像されてしまい、黒が印字されるこ
とになる。
【0011】また、同一画像を大量に印刷した場合、印
字部分以外はトナーが消費されないため、トナー劣化が
促進しやすい。
【0012】更に、記録媒体端部が感光体ドラム表面上
の同じ位置を繰り返して摺擦するため、記録媒体端部位
置における感光体ドラム削れは他の部分の削れよりも大
きいという問題がある。
【0013】本発明の目的は上記のような技術的課題を
画像品質(記録媒体に対する印字領域の位置)を変えず
に解決することのできる画像形成装置を提供することで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明にかか
る帯電装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置によ
って達成される。
【0015】第1の本発明によれば、変調された光ビー
ムを感光体に走査露光することにより、感光体上に静電
潜像を形成し、該静電潜像に現像剤を付着させることに
より可視化した後に現像剤を転写剤に転写し、しかる後
に現像剤を前記転写材上に定着する構成の画像形成装置
に於いて、前記光ビームの走査露光の書き出し位置を変
更する手段と、前記転写材の搬送時に搬送方向に対して
垂直方向に転写材位置を変更する位置変更手段と、前記
書き出し位置の変更手段と、転写材位置の変更手段を所
定のタイミングで同期して変更させる制御手段と、を有
することを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0016】第2の本発明によれば、第1の発明に記載
の画像形成装置において、書き出し位置変更手段によっ
て変更される前後の感光体表面上の書き出し位置の変位
量と、転写材位置の変更手段によって変更される転写材
位置の搬送方向に垂直方向の転写材の変位量とが、等し
いことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0017】第3の本発明によれば、第1の発明に記載
の画像形成装置において、前記光ビームは半導体レーザ
ー光であり、前記半導体レーザーを回転するポリゴンミ
ラーに反射させることにより、回転する感光体ドラム上
を走査する構成であることを特徴とする画像形成装置が
提供される。
【0018】第4の本発明によれば、所定のタイミング
が給紙カセット着脱時であること特徴とする第2の発明
に記載の画像形成装置が提供される。
【0019】第5の本発明によれば、所定のタイミング
がドラム駆動時間に従うこと特徴とする第2の発明に記
載の画像形成装置が提供される。
【0020】第6の本発明によれば、所定のタイミング
がレーザー露光時間に従うこと特徴とする第2の発明に
記載の画像形成装置が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明の実
施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明に従う画像形成装置の一例の
概略構成図を示している。本例の画像形成装置は転写式
電子写真プロセス利用のレーザービームプリンタであ
る。
【0023】感光体ドラム1はアルミニウム等の接地さ
れた導電材製のドラム基体1aの外周面に有機光導電体
層(OPC)からなる感光体層1b(厚さ、例えば20
μm程度)を形成した直径30mmのもので、矢示の時
計方向に所定のプロセススピード(周速度)、例えば2
00mm/secで回転駆動される。感光体層としては
セレン、アモルファスシリコン、ZnO等も使用可能で
ある。
【0024】2は接触帯電部材としての帯電ローラであ
り、例えば材料として基材(芯材)である鉄等からなる
導電性芯金2aを、その外周に一体に形成した弾性層で
あるEPDM(エチレンプロピレンジエンの3元共重合
体)導電性ゴムローラ部2bと、さらにその外周に形成
したエピクロルヒドリンゴムを主体とした塗布層である
抵抗層とからなる。即ち、帯電部材は感光体ドラムに近
づくにつれて基材、弾性層、抵抗層を備える。該帯電ロ
ーラ2は、図1に示すようにその芯金1aの両端部を導
電性軸受3で回転自由に軸受保持させてローラ長手方向
を感光ドラム1の母線方向に略平行にして感光体ドラム
面に接触させ、ローラ両端側の軸受3を夫々導電性加圧
バネ4で感光ドラム方向へ移動可能に付勢することで帯
電ローラ2を感光体ドラム1に所定の加圧力をもって当
接させてある。帯電ローラ2は本例の場合は感光体ドラ
ム1の回転駆動に伴ない従動回転する。
【0025】この帯電ローラ2の芯金2aには電源10
により負の直流電圧と交流電圧の重畳電圧である振動電
圧(直流電圧−600Vとピーク間電圧1400VPP
〜2000VPP)が印加される。このとき、帯電ロー
ラ2により負の帯電を受けた回転感光体ドラム1面に、
レーザースキャナ12から出力される、目的の画像情報
の時系列電気デジタル画素信号に対応して一定の印字密
度Ddpiで画像変調されたレーザー光5による走査露
光がなされることにより露光部分の電位が減衰して感光
体ドラム1面に静電潜像が形成される。その潜像面に現
像器6の現像スリーブ4より負に帯電されたトナーが供
給されて潜像が反転現像される。
【0026】一方、給紙手段21からガイド7を介して
転写材Pが、感光体ドラム1と転写部材としての転写ロ
ーラ8との当接ニップ部(転写部)へ感光体ドラム1面
のトナー像とタイミングを合わせて給送され、転写ロー
ラ8に電源10から印加されているトナーの帯電極性と
逆極性の転写バイアスにより感光体ドラム1面側のトナ
ー像が転写材P面側へ順次に転移(転写)されていく。
【0027】転写部を通った転写材Pは感光体ドラム1
面から分離されて不図示の定着手段へ導入されて像定着
を受け、画像形成物(プリント)として出力される。
【0028】転写材分離後の感光体ドラム1面はクリー
ニング装置9により転写残りトナー等の付着汚染物の除
去を受けて清浄面化されて繰り返して作像に供される。
【0029】尚、11は制御部(CPU)である。ま
た、20は給紙カセットが所定の位置から移動したとき
に反応するセンサ20であり、これは遠赤外線センサ、
光学式のセンサ、又は電気的な導通をとることにより、
所定の位置から移動したことを判断するセンサ等、ま
た、接触式でも非接触式でもよく、給紙カセット22が
所定の位置から移動したことが判断できれば良い。
【0030】次に、実際に給紙カセット22を脱着した
際に給紙位置をずらし、これに対応してレーザーの照射
範囲をずらす実施形態について図2〜図7を用いて説明
する。
【0031】まず、実際に給紙カセット22を脱着した
際に給紙位置をずらし、これに対応してレーザーの照射
範囲をずらすシーケンスについて図7のシーケンスチャ
ートを中心に説明する。
【0032】給紙カセット22が所定の位置から離れた
こと(図5AからBに給紙カセット22が移動、又はD
からCに給紙カセット22が移動)をセンサ20が検知
し(STEP101)、CPUが給紙ローラ23が駆動
しているか否か、かつ給紙カセット止め24が初期位置
にあるか否かを判断する(STEP102)。そして給
紙ローラ23が駆動している時にはSTEP102に戻
り、給紙ローラ23が駆動していないときは次のステッ
プに進み(STEP103)、給紙カセット止め24が
初期位置(L位置)にあるか否かを判断する(STEP
104)。給紙カセット止め24が初期位置(L位置)
にある 場合はCPUが電源に指令を出し、給紙カセッ
ト止め24をモーター26を一定数、回転させることに
よりL位置に移し(STEP105)、レーザー照射範
囲をY(図2)の範囲にし(STEP106)、終了す
る(STEP109)。給紙カセット止め24がM位置
にある 場合はCPUが電源に指令を出し、給紙カセッ
ト止め24をモーター26を一定数、逆回転させること
によりM位置に戻し(STEP107)、レーザー照射
範囲をX(図2)の範囲にし(STEP108)、終了
する(STEP109)。
【0033】次に、感光体ドラム1、レーザー照射範
囲、給紙カセット22、給紙カセット止め24、給紙ロ
ーラ23の長手位置について、図2を使って説明する。
【0034】感光体ドラム1、給紙ローラ23は長手方
向には動かない。給紙カセット止め24の初期位置は点
線で示された所にあり、それに当接させた点線の給紙カ
セット22も初期状態を示す。ここで、上記シーケンス
に基づき、カセット止めが図面に向かって右方向に動か
す。それに応じてレーザーの照射範囲もX(図2)から
Y(図2)の範囲にずらし、一点鎖線で示された範囲に
レーザーを照射することになる。本実施形態に於いて給
紙カセット22の長手方向のずらし距離は5mmとし、
レーザー照射範囲の長手方向のずらし距離も5mmとす
る。これにより、例えば感光体ドラム1上のa位置のレ
ーザー被爆量が多い画像パターンを大量に流す場合にも
給紙カセット22の脱着時に感光体ドラム1上のb位置
にずらすことができ、給紙位置やレーザー照射範囲をず
らさない従来の構成では、起こりうるパターンメモリを
防止することが可能となる。
【0035】尚、給紙カセット止め24を移動する機構
は図3又は図4に示したとおり、先にねじが取り付けら
れているモーター26と、そのねじを受けるねじ受けを
有する給紙カセット止め24がねじを通じて結びついて
おり、そのねじがモーター26の回転に従って回転し、
給紙カセット止め24が図面に向かって左右に動くこと
により位置が変わる。
【0036】これにより、同一感光体ドラムで短時間
に、同一画像が大量に連続印字される場合に生じやすい
パターンメモリの発生を防止することができ、さらに感
光体ドラム1に対して記録媒体の幅が狭いものばかりを
使用すると、印字領域外部においてトナーが消費されな
いためことによるトナー劣化が促進を防止し、記録媒体
端部の感光体ドラム削れの緩和を図ることができる画像
形成装置を提供することができる。
【0037】(実施形態2)本実施形態に於いては、通
常のユーザーが画像をプリントアウトする場合にパソコ
ン上で画像の内容、枚数等を設定する事に鑑みて発明し
たものである。本実施形態は画像形成装置本体、感光体
ドラム1、レーザー照射範囲、給紙カセット22、給紙
カセット止め24、給紙ローラ23の長手位置、給紙カ
セット22のずらし手段および機構に関して実施形態1
と同様である。
【0038】本実施形態を図11のシーケンスチャート
及び図12のブロック図、及び感光体ドラム1、レーザ
ー照射範囲、給紙カセット22、給紙カセット止め2
4、給紙ローラ23の長手位置関係を表した図2を使用
して説明する。本実施形態では感光体ドラムの寿命は2
0000枚である。
【0039】プリンタドライバ25上で印刷画像が10
00枚以上設定され、かつ1000枚以上印字されてい
る場合(STEP201)、CPUが給紙カセット22
が脱着されているか否か、かつ給紙カセット止め24が
初期位置にあるか否かを判断する(STEP202)。
そして給紙カセット22が脱着されていない時にはST
EP202に戻り、給紙カセット22が脱着されている
ときは次のステップに進み(STEP203)、給紙カ
セット止め24が初期位置(L位置)にあるか否かを判
断する(STEP204)。給紙カセット止め24が初
期位置(L位置)にある場合はCPUが電源に指令を出
し、給紙カセット止め24をモーター26を一定数、回
転させることによりL位置に移し(STEP205)、
レーザー照射範囲をY(図2)の範囲にし(STEP2
06)、終了する(STEP209)。給紙カセット止
め24がM位置にある場合はCPUが電源に指令を出
し、給紙カセット止め24を、モーター26を一定数逆
回転させることによりM位置に戻し(STEP20
7)、レーザー照射範囲をX(図2)の範囲にし(ST
EP208)、終了する(STEP209)。
【0040】これにより、同一感光体ドラムで短時間
に、同一画像が大量に連続印字される場合に生じやすい
パターンメモリの発生を防止することができ、さらに感
光体ドラム1に対して記録媒体の幅が狭いものばかりを
使用すると、印字領域外部においてトナーが消費されな
いことによるトナー劣化の促進を防止し、記録媒体端部
の感光体ドラム削れの緩和を図ることができる画像形成
装置を提供することができる。
【0041】(実施形態3)本実施形態は画像形成装置
本体、感光体ドラム1、レーザー照射範囲、給紙カセッ
ト22、給紙カセット止め24、給紙ローラ23の長手
位置、給紙カセット22のずらし手段および機構に関し
て実施形態1と同様である。本実施形態を図13のシー
ケンスチャート及び図14のブロック図、感光体ドラム
1、レーザー照射範囲、給紙カセット22、給紙カセッ
ト止め24、給紙ローラ23の長手位置関係を表した図
2を使用して説明する。尚、本実施形態における図14
のCPUは少なくとも画像形成装置のレーザーが照射し
た感光体上長手方向の単位長さ(1dot)当たりの総
露光時間の値をそれぞれ記録する手段を有し、その総露
光時間の内の最大値が50n分(n=1,2・・・)で
あるかを判断できるものである。
【0042】これにより、総露光時間の内の最大値が5
0n分(n=1,2・・・)になった場合 (STEP
301)、CPUが給紙カセット22が脱着されている
か否か、かつ給紙カセット止め24が初期位置にあるか
否かを判断する(STEP302)。そして給紙カセッ
ト22が脱着されていない時にはSTEP302に戻
り、給紙カセット22が脱着されているときは次のステ
ップに進み(STEP303)、給紙カセット止め24
が初期位置(L位置)にあるか否かを判断する(STE
P304)。給紙カセット止め24が初期位置(L位
置)にある場合はCPUが電源に指令を出し、給紙カセ
ット止め24をモーター26を一定数、回転させること
によりL位置に移し(STEP305)、レーザー照射
範囲をY(図2)の範囲にし(STEP306)、CP
Uに記録された総露光時間をリセットし(STEP30
9)終了する(STEP310)。給紙カセット止め2
4がM位置にある場合はCPUが電源に指令を出し、給
紙カセット止め24を、モーター26を一定数逆回転さ
せることによりM位置に戻し(STEP307)、レー
ザー照射範囲をX(図2)の範囲にし(STEP30
8)、CPUに記録された総露光時間をリセットし(S
TEP309)終了する(STEP310)。
【0043】これにより、同一感光体ドラムで短時間
に、同一画像が大量に連続印字される場合に生じやすい
パターンメモリの発生を防止することができ、さらに感
光体ドラム1に対して記録媒体の幅が狭いものばかりを
使用すると、記録媒体の幅の外部におけるトナーが消費
されないことによるトナー劣化の促進を防止し、記録媒
体端部の感光体ドラム削れの緩和を図ることができる画
像形成装置を提供することができる。更に、本実施形態
においては上記目的を達成しつつ、条件出しにCPUに
記録されている総露光時間を利用することにより低コス
ト化を図ることが可能である。
【0044】(実施形態4)本実施形態は画像形成装置
本体、感光体ドラム1、レーザー照射範囲、給紙カセッ
ト22、給紙カセット止め24、給紙ローラ23の長手
位置、給紙カセット22のずらし手段および機構に関し
て実施形態1と同様である。本実施形態を図15のシー
ケンスチャート及び図16のブロック図及び、感光体ド
ラム1、レーザー照射範囲、給紙カセット22、給紙カ
セット止め24、給紙ローラ23の長手位置関係を表し
た図2を使用して説明する。尚、本実施形態におけるド
ラム回転スピードは200rpmとなっており、図16
のCPUは少なくとも過去1時間のドラム回転数を記録
する手段及び、過去1時間の回転数が11400回転以
上か否かを判断できる手段を有している。
【0045】過去1時間のドラム回転数が11400回
転以上(ドラムの稼働率が95%以上)になった場合
(STEP401)、CPUが給紙カセット22が脱着
されているか否か、かつ給紙カセット止め24が初期位
置にあるか否かを判断する(STEP402)。そして
給紙カセット22が脱着されていない時にはSTEP4
02に戻り、給紙カセット22が脱着されているときは
次のステップに進み(STEP403)、給紙カセット
止め24が初期位置(L位置)にあるか否かを判断する
(STEP404)。給紙カセット止め24が初期位置
(L位置)にある場合はCPUが電源に指令を出し、給
紙カセット止め24をモーター26を一定数、回転させ
ることによりL位置に移し(STEP405)、レーザ
ー照射範囲をY(図2)の範囲にし(STEP40
6)、終了する(STEP409)。給紙カセット止め
24がM位置にある 場合はCPUが電源に指令を出
し、給紙カセット止め24を、モーター26を一定数逆
回転させることによりM位置に戻し(STEP40
7)、レーザー照射範囲をX(図2)の範囲にし(ST
EP408)、終了する(STEP409)。
【0046】これにより、同一感光体ドラムで短時間
に、同一画像が大量に連続印字される場合に生じやすい
パターンメモリの発生を防止することができ、条件出し
に、CPUに記録されている過去1時間のドラム回転数
を利用することにより低コスト化を図ることが可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第一に
同一感光体ドラムで短時間に同一画像が大量に連続印字
される場合に生じやすいパターンメモリの発生を防止す
ることができ、さらに感光体ドラムに対して幅が狭い記
録媒体の使用に起因した記録媒体の幅の外部におけるト
ナーが消費されないことによるトナー劣化の促進を防止
でき、記録媒体端部の感光体ドラム削れの緩和を図るこ
とができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のプロセスカートリッジを
画像形成装置に装着した断面図である。
【図2】本発明の実施形態1の感光体ドラム1、レーザ
ー照射範囲、給紙カセット、給紙カセット止め、給紙ロ
ーラの長手位置の関係図である。
【図3】本発明の実施形態1の給紙カセット止め部の斜
視図である。
【図4】本発明の実施形態1の給紙カセット止め部の断
面図である。
【図5】本発明の実施形態1の給紙カセット全体の断面
図である。
【図6】本発明の実施形態1のブロック図である。
【図7】本発明の実施形態1のシーケンスチャートであ
る。
【図8】従来例のプロセスカートリッジを画像形成装置
に装着した断面図である。
【図9】従来例の感光ドラムまわりの斜視図である。
【図10】従来例の感光体ドラム、レーザー照射範囲、
給紙カセット、給紙カセット止め、給紙ローラの長手位
置の関係図である。
【図11】本発明の実施形態2のシーケンスチャートで
ある。
【図12】本発明の実施形態2のブロック図である。
【図13】本発明の実施形態3のシーケンスチャートで
ある。
【図14】本発明の実施形態3のブロック図である。
【図15】本発明の実施形態4のシーケンスチャートで
ある。
【図16】本発明の実施形態4のブロック図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電ローラ 2a 芯金 2b 導電性弾性層 2c 抵抗層 3 帯電ローラ軸受け 4 導電性加圧バネ 5 レーザー光 6 現像ローラ 7 紙搬送ガイド 8 転写ローラ 9 クリーナー容器 10 電源 11 CPU(制御部) 12 レーザースキャナ 13 プロセスカートリッジ枠体 14 ガイド 20 センサー 21 給紙手段 22 給紙カセット 23 給紙ローラ 24 給紙カセット止め 25 プリンタドライバ 26 モーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BB28 BB37 BB40 CB47 CB55 CB57 CB59 EA00 2H076 AB05 AB12 AB16 AB67 5C051 AA02 CA07 DB22 DB24 DB30 DC07 DE26 FA01 5C072 AA03 BA13 HA02 HA12 HB08 XA05 5C074 AA15 BB02 CC01 CC26 DD15 EE06 EE08 GG12 GG15 HH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調された光ビームを感光体に走査露光
    することにより、感光体上に静電潜像を形成し、該静電
    潜像に現像剤を付着させることにより可視化した後に現
    像剤を転写剤に転写し、しかる後に現像剤を前記転写材
    上に定着する構成の画像形成装置に於いて、前記光ビー
    ムの走査露光の書き出し位置を変更する手段と、 前記転写材の搬送時に搬送方向に対して垂直方向に転写
    材位置を変更する位置変更手段と、 前記書き出し位置の変更手段と、転写材位置の変更手段
    を所定のタイミングで同期して変更させる制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、書き出し位置変更手段によって変更される前後の感
    光体表面上の書き出し位置の変位量と、転写材位置の変
    更手段によって変更される転写材位置の搬送方向に垂直
    方向の転写材の変位量とが、 等しいことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記光ビームは半導体レーザー光であり、前記半導
    体レーザーを回転するポリゴンミラーに反射させること
    により、回転する感光体ドラム上を走査する構成である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 所定のタイミングが給紙カセット着脱時
    であること特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 所定のタイミングがドラム駆動時間に従
    うこと特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 所定のタイミングがレーザー露光時間に
    従うこと特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011191694A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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