JP2016085328A - 光書込ヘッド位置決め機構、プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents

光書込ヘッド位置決め機構、プロセスユニット及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】潜像担持体に対する光書込ヘッドの主走査方向又は副走査方向の位置決め機構を設けると大型化するといった課題がある。【解決手段】潜像を担持する潜像担持体2と前記潜像担持体2を露光して潜像を形成する光書込ヘッド4との間に設けられて、前記潜像担持体2に対する前記光書込ヘッド4の距離方向の位置を決めるスペーサ部材21を備える光書込ヘッド位置決め機構において、前記スペーサ部材21によって、前記潜像担持体2に対する前記光書込ヘッド4の主走査方向と副走査方向の少なくとも一方の位置決めを行う。【選択図】図2

Description

本発明は、潜像担持体に対する光書込ヘッドの位置を決める光書込ヘッド位置決め機構、これを備えるプロセスユニット及び画像形成装置に関する。
感光体ドラム等の潜像担持体を露光して潜像を形成する露光装置として、LEDあるいは有機EL素子等から成る光書込ヘッドを用いた画像形成装置が知られている。斯かる画像形成装置では、潜像担持体に対する光書込ヘッドの位置を高精度に決めることが要求されるため、一般的に、潜像担持体に対する光書込ヘッドの位置を決める光書込ヘッド位置決め機構が設けられている。
例えば、特許文献1には、感光体と画像書込ヘッドとの間の距離を規制する第一位置規制機構と、感光体の回転方向(副走査方向)に対する画像書込ヘッドの位置を規制する第二位置規制機構と、感光体の軸方向(主走査方向)に対する画像書込ヘッドの位置を規制する第三位置規制機構とを備える画像書込装置の構成が開示されている。
具体的には、図11に示すように、第一位置規制機構は、画像書込ヘッド300のヘッド本体301の長手方向両側部近傍に感光体200に向かって突出するように設けられた一対の被位置規制ピン400a,400bを有する。これらの被位置規制ピン400a,400bは感光体200を回転支持する軸受け部材500a,500bに接触するように配置されており、両者の接触によって感光体200と画像書込ヘッド300との間の距離が規制される。
第二位置規制機構は、上記第一位置規制機構の被位置規制ピン400a,400bよりもヘッド本体301の長手方向端部側に設けられた被位置規制ピン600a,600bと、感光体200側とは反対方向に突出する被位置規制ピン600cとを有する。また、これらの被位置規制ピン600a,600b,600cに対応するプロセスカートリッジの位置には、位置規制ホルダ700a,700b,700cが設けられている。そして、各被位置規制ピン600a,600b,600cが対応する位置規制ホルダ700a,700b,700cに嵌め込まれることによって、感光体200の回転方向に対する画像書込ヘッド300の位置の規制が行われる。
第三位置規制機構は、ヘッド本体301の長手方向一側部近傍に感光体200側とは反対方向に突出するように設けられた被位置規制ピン800を有する。また、この被位置規制ピン800に対応するプロセスカートリッジの位置には、位置規制板900が設けられている。そして、被位置規制ピン900が位置規制版900の位置規制孔に挿入されることによって、感光体200の軸方向に対する画像書込ヘッド300の位置の規制が行われる。
ところで、上記図11に示す従来の構成では、第二位置規制機構及び第三位置規制機構の各被位置規制ピン600a,600b,600c,900が、第一位置規制機構の被位置規制ピン400a,400bよりもヘッド本体301の長手方向端部側に配置されている。このため、斯かる構成では、第二位置規制機構及び第三位置規制機構の各被位置規制ピン600a,600b,600c,900を配置する分だけヘッド本体301を長く形成する必要があり、装置全体が大型化するといった課題がある。
上記課題を解決するため、本発明は、潜像を担持する潜像担持体と前記潜像担持体を露光して潜像を形成する光書込ヘッドとの間に設けられて、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの距離方向の位置を決めるスペーサ部材を備える光書込ヘッド位置決め機構において、前記スペーサ部材によって、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの主走査方向と副走査方向の少なくとも一方の位置決めを行うことを特徴とする。
本発明によれば、潜像担持体に対する光書込ヘッドの距離方向の位置を決めるスペーサ部材によって、潜像担持体に対する光書込ヘッドの主走査方向と副走査方向の少なくとも一方の位置決めも行えるので、斯かる位置決めを行う部材を別途配置する必要がない。これにより、装置の小型化を図れるようになる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 本実施形態に係る光書込ヘッド位置決め機構の構成を示す図である。 (a)は、スペーサ部材の斜視図、(b)は、スペーサ部材の側面図である。 (a)は、スペーサ部材の斜視図、(b)は、スペーサ部材の側面図である。 位置決め凸部の変形例を示す図である。 (a)は、位置決め凹部に位置決め凸部を挿入した状態の断面正面図、(b)は、その断面側面図である。 位置決め凹部の開口縁に傾斜面を設けた例を示す図である。 比較例に係る光書込ヘッド位置決め機構の構成を示す図である。 一方のスペーサ部材のみに位置決め凸部を設けた構成を示す図である。 光書込ヘッドに位置決め凸部を設け、スペーサ部材に位置決め凹部を設けた構成を示す図である。 従来の光書込ヘッド位置決め機構の構成を示す図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。まず、図1を参照して、画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置は、モノクロ用画像形成装置である。斯かる画像形成装置の装置本体(画像形成装置本体)100には、作像ユニットとしてのプロセスユニット1が着脱可能に装着されている。プロセスユニット1は、表面に画像を担持する潜像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2の外周面を露光して静電潜像を形成する露光手段としての光書込ヘッド4と、感光体2上の潜像を顕像化(可視画像化)する現像手段としての現像ローラ5と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード6等を備える。
以上に述べた感光体2、帯電ローラ3、光書込ヘッド4、現像ローラ5、クリーニングブレード6は、いずれもプロセスユニット1の支持体に一体的に設けられている。このため、プロセスユニット1を装置本体100に対して着脱することで、これらの部品が一度に交換可能となっている。
また、感光体2と対向する位置に、感光体2上の画像を用紙に転写する転写手段としての転写ローラ7が配置されている。転写ローラ7は、プロセスユニット1を装置本体100に装着した状態で感光体2と当接可能な位置に配置されており、両者の当接部により転写ニップが形成される。また、転写ローラ7には、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されるようになっている。
装置本体100の下部には給紙装置8が配置されている。給紙装置8は、記録媒体としての用紙を収容する給紙カセット9と、給紙カセット9に収容されている用紙を給送する給紙ローラ10と、給紙ローラ10との間にニップを形成して重なった用紙を分離する分離パッド11等を備えている。なお、用紙には、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等も含まれる。また、用紙以外の記録媒体として、OHPシートやOHPフィルム、布帛等を用いることも可能である。
給紙装置8から繰り出された用紙は、装置本体100内に設けられた搬送路に沿って、図の点線矢印で示す方向に搬送される。この搬送路において、給紙ローラ10よりも用紙搬送方向下流側であって、転写ローラ7よりも用紙搬送方向上流側には、搬送タイミングを計って用紙を転写ニップへ搬送する一対のタイミングローラ12が配置されている。
また、搬送路において、転写ローラ7よりも用紙搬送方向下流側には、用紙に転写された画像を定着させる定着装置13が配置され、さらにその下流側には、用紙を装置外へ排出する一対の排紙ローラ16が配置されている。定着装置13は、ハロゲンランプ等の発熱源によって加熱される定着ローラ14と、この定着ローラ14に対して所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ15とを備えており、両ローラ14,15の当接箇所において定着ニップが形成されている。また、装置本体100の上部には、排紙ローラ16によって装置外に排出された用紙を載置する排紙トレイ17が設けられている。
続けて、図1を参照しつつ、本実施形態に係る画像形成装置の作像動作について説明する。
作像動作が開始されると、感光体2が回転駆動され、帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。そして、読取装置又はコンピュータ等からの画像情報に基づいて、光書込ヘッド4から、感光体2の表面に光が照射されて、感光体2の帯電面に静電潜像が形成される。このように形成された感光体2上の静電潜像に、現像ローラ5からトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、給紙ローラ10が回転駆動を開始し、給紙カセット9に収容されている用紙のうち、最上位の用紙のみが搬送路に送り出される。送り出された用紙は、タイミングローラ12によって搬送が一旦停止される。その後、所定のタイミングでタイミングローラ12の回転駆動が開始され、感光体2上のトナー画像が転写ニップに達するタイミングに合わせて、用紙が転写ニップへ搬送される。
このとき、転写ローラ7には、感光体2上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、転写ニップにおいて転写電界が形成されている。そして、この転写電界によって、感光体2上のトナー画像が用紙上に転写される。なお、用紙に転写しきれなかった感光体2上の残留トナーは、クリーニングブレード6によって除去される。
トナー画像が転写された用紙は、定着装置13へと搬送され、定着ローラ14と加圧ローラ15との間の定着ニップを通過することにより加熱及び加圧されて、用紙上のトナー画像が定着される。そして、用紙は、排紙ローラ16によって装置外に排出され、排紙トレイ17上に載置される。
ところで、光書込ヘッド4は、発光素子としてLEDあるいは有機EL素子を用いている。斯かる発光素子は、その焦点深度は浅い(100μm程度)ため、感光体2に対する光書込ヘッド4の位置を高精度に決める必要がある。そのため、プロセスユニット1には、感光体2に対して光書込ヘッド4を位置決めする光書込ヘッド位置決め機構が設けられている。以下、光書込ヘッド位置決め機構について説明する。
図2は、本実施形態に係る光書込ヘッド位置決め機構の構成を示す図である。
図2に示すように、光書込ヘッド位置決め機構20は、感光体2と光書込ヘッド4との間に設けられるスペーサ部材21を備える。スペーサ部材21は、感光体2の主走査方向(軸方向)の両端部側に1つずつ配置されている。各スペーサ部材21は、感光体2の回転する表面に接触した状態で配置され、保持部材などによって感光体2に対して主走査方向(軸方向)及び副走査方向(回転方向)に位置決めされた状態で保持されている。
また、各スペーサ部材21には、光書込ヘッド4を位置決めするための位置決め凸部22が設けられている。一方、光書込ヘッド4には、スペーサ部材21の位置決め凸部22が挿入される位置決め凹部23が設けられている。位置決め凹部23は、光書込ヘッド4のレンズアレイ4aと発光基板とを保持する保持部材としてのヘッドフレーム4bの長手方向(主走査方向)の両端部側に1つずつ設けられている。
図3において、(a)は、感光体の駆動力が伝達される一端部側(図2において右側)に配置されるスペーサ部材の斜視図、(b)は、同スペーサ部材の側面図である。また、図4において、(a)は、感光体の上記一端部とは反対の他端部側(図2において左側)に配置されるスペーサ部材の斜視図、(b)は、同スペーサ部材の側面図である。なお、図3に示すスペーサ部材21には位置決め凸部22が2つ設けられ、図4に示すスペーサ部材21には位置決め凸部22が1つ設けられているが、各スペーサ部材21における位置決め凸部22の個数はこれに限定されるものではない。
図3及び図4において、各スペーサ部材21の下方を向く面は、感光体2の表面に接触する感光体側接触面(潜像担持体側接触面)21aである。本実施形態では、感光体側接触面21aは、感光体2の表面形状に倣って円弧状に形成され、感光体2に対して安定姿勢で接触できるように形成されている。
図3及び図4に示すように、各位置決め凸部22は、円形断面のピンで構成されている。また、各位置決め凸部22は、位置決め凹部23の底面と接触する先端面であるところの平坦な第1接触面22aと、位置決め凹部23の側面と接触する円柱状の第2接触面22bと、位置決め凹部23に対する挿入方向(図の上方)に向かって縮径する円錐状の傾斜面22cとを有する。
なお、位置決め凸部22を、図5に示すような四角形断面、あるいはそれ以外の断面形状の部材で構成してもよい。また、傾斜面22cを、図5に示すような平坦面で構成してもよい。要するに、傾斜面22cは、位置決め凹部23に対する位置決め凸部22の挿入方向に向かって互いに近づくように傾斜する面であればよい。また、本実施形態では、位置決め凹部23を位置決め凸部22と同等あるいはそれよりも若干大きい径の円形断面の孔としているが、位置決め凸部22と同様に位置決め凹部23も、その断面形状を円形外の断面形状にしてもよい。
図6において、(a)は、位置決め凹部に位置決め凸部を挿入した状態の断面正面図、(b)は、その断面側面図である。
図6(a)(b)に示すように、スペーサ部材21が感光体2上に設置され、スペーサ部材21の位置決め凸部22が光書込ヘッド4の位置決め凹部23に挿入された状態で、光書込ヘッド4はバネ等の付勢手段によって感光体2側へ付勢される。これにより、位置決め凸部22の先端面である第1接触面22aが、位置決め凹部23の底面23aに対して確実に接触する。このように、位置決め凸部22が位置決め凹部23に挿入された状態で、位置決め凸部22の第1接触面22aが位置決め凹部23の底面23aに接触することで、感光体2に対する光書込ヘッド4の距離方向の位置決めがなされる。また、位置決め凸部22の第2接触面22bが位置決め凹部23の側面23bに接触することで、感光体2に対する光書込ヘッド4の主走査方向と副走査方向の位置決めがなされる。
また、本実施形態では、位置決め凸部22を位置決め凹部23に挿入する際、位置決め凸部22の傾斜面22cが位置決め凹部23の開口縁に摺接することで、位置決め凸部22を円滑に挿入することができる。
なお、図7に示す例のように、位置決め凹部23の開口縁に、同様の機能を有する傾斜面23cを設けてもよい。また、傾斜面を、位置決め凹部23の開口縁と位置決め凸部22の先端部の両方に設けてもよい。
ここで、本実施形態に係る光書込ヘッド位置決め機構の効果について、比較例と比較しつつ説明する。
図8は、比較例に係る光書込ヘッド位置決め機構の構成を示す図である。
この比較例では、スペーサ部材21に、上記本発明の実施形態のような位置決め凸部が設けられていない。その代りに、感光体2を支持するプロセスユニット1の筐体1aに別の位置決め凸部24を設けている。しかしながら、比較例のように、位置決め凸部24を主走査方向においてスペーサ部材21よりも外側に配置すると、これに対応する位置に位置決め凹部25を配置しなければならないため、ヘッドフレーム4bを主走査方向に長くする必要がある。
これに対し、上記本発明の実施形態では、図2に示すように、スペーサ部材21に位置決め凸部22を設けているので、位置決め凸部をプロセスユニット1の筐体1aに設ける必要がない。すなわち、本発明の実施形態では、主走査方向においてスペーサ部材21よりも外側に位置決め凸部を配置しないので、ヘッドフレーム4bを主走査方向に伸ばす必要がない。このため、ヘッドフレーム4bを、一方の端部側でLa、他方の端部側でLb、合せてLa+Lb分だけ比較例よりも短くすることができ、小型化を図れる。
図2に示す実施形態では、一対のスペーサ部材21の両方に位置決め凸部22を設けているが、図9に示す例のように、一方のスペーサ部材21のみに位置決め凸部22を設けてもよい。この場合、図8に示す比較例に比べてヘッドフレーム4bの長さをLb分だけ短くすることができる。
また、図10に示すように、上述の実施形態とは反対に、光書込ヘッド4に位置決め凸部26を設け、スペーサ部材21にこの位置決め凸部26を挿入する位置決め凹部27を設けてもよい。この場合も、上述の実施形態と同様の位置決め効果を奏することが可能である。また、位置決め凸部又は位置決め凹部は、感光体2に対する光書込ヘッド4の主走査方向と副走査方向いずれか一方の位置決めを行うものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
また、本発明を適用可能な画像形成装置は、図1に示すようなモノクロ画像形成装置に限らない。本発明は、複数の感光体2上の画像を、中間転写ベルト(中間転写体)を介して用紙に間接的に転写する間接転写方式のカラー画像形成装置や、複数の感光体2上の画像を、搬送ベルト(搬送体)で搬送される用紙に直接的に転写する直接転写方式のカラー画像形成装置などにも適用可能である。また、本発明を適用可能な画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等も含まれる。
また、上述の実施形態では、潜像担持体としてドラム状の感光体2を用いた画像形成装置について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、例えば、無端ベルト状の感光体、所謂、感光体ベルトを用いた画像形成装置にも適用可能である。より具体的には、感光体ベルトの架張ローラ(バックアップローラ)に感光体ベルトを介してスペーサ部材を当接させ、このスペーサ部材により感光体ベルトに対して光書込ヘッドの位置を決める光書込ヘッド位置決め機構を備えた画像形成装置にも適用可能である。
1 プロセスユニット
2 感光体(潜像担持体)
4 光書込ヘッド
20 光書込ヘッド位置決め機構
21 スペーサ部材
21a 感光体側接触面
22 位置決め凸部
22a 第1接触面
22b 第2接触面
22c 傾斜面
23 位置決め凹部
23a 底面
23b 側面
23c 傾斜面
26 位置決め凸部
27 位置決め凹部
特開2010−256561号公報

Claims (10)

  1. 潜像を担持する潜像担持体と前記潜像担持体を露光して潜像を形成する光書込ヘッドとの間に設けられて、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの距離方向の位置を決めるスペーサ部材を備える光書込ヘッド位置決め機構において、
    前記スペーサ部材によって、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの主走査方向と副走査方向の少なくとも一方の位置決めを行うことを特徴とする光書込ヘッド位置決め機構。
  2. 前記スペーサ部材は、前記潜像担持体の回転する表面とこれに対向する前記光書込ヘッドの面にそれぞれ接触して配置される請求項1に記載の光書込ヘッド位置決め機構。
  3. 前記スペーサ部材は、前記光書込ヘッドに設けられた位置決め凹部に挿入可能な位置決め凸部を有し、
    前記位置決め凹部の底面に対する前記位置決め凸部の接触により、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの距離方向の位置決めを行い、
    前記位置決め凹部の側面に対する前記位置決め凸部の接触により、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの主走査方向と副走査方向の少なくとも一方の位置決めを行う請求項1又は2に記載の光書込ヘッド位置決め機構。
  4. 前記光書込ヘッドは、前記スペーサ部材に設けられた位置決め凹部に挿入可能な位置決め凸部を有し、
    前記位置決め凹部の底面に対する前記位置決め凸部の接触により、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの距離方向の位置決めを行い、
    前記位置決め凹部の側面に対する前記位置決め凸部の接触により、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの主走査方向と副走査方向の少なくとも一方の位置決めを行う請求項1又は2に記載の光書込ヘッド位置決め機構。
  5. 前記位置決め凸部の先端部と前記位置決め凹部の開口縁の少なくとも一方に、前記位置決め凹部に対する前記位置決め凸部の挿入方向に向かって互いに近づくように傾斜する傾斜面を設ける請求項3又は4に記載の光書込ヘッド位置決め機構。
  6. 前記光書込ヘッドは、LED又は有機EL素子を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の光書込ヘッド位置決め機構。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の光書込ヘッド位置決め機構を備えることと特徴とするプロセスユニット。
  8. 光書込ヘッドの露光により潜像が形成される潜像担持体と、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの位置を決める光書込ヘッド位置決め機構とを備え、
    前記光書込ヘッド位置決め機構として、請求項1から6のいずれか1項に記載の光書込ヘッド位置決め機構を備える請求項7に記載のプロセスユニット。
  9. 請求項1から6のいずれか1項に記載の光書込ヘッド位置決め機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 光書込ヘッドと、前記光書込ヘッドの露光により潜像が形成される潜像担持体と、前記潜像担持体に対する前記光書込ヘッドの位置を決める光書込ヘッド位置決め機構とを備え、
    前記光書込ヘッド位置決め機構として、請求項1から6のいずれか1項に記載の光書込ヘッド位置決め機構を備える請求項9に記載の画像形成装置。
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