JP4483805B2 - 現像カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
カラー画像を形成するためのカラーレーザプリンタには、通常、各色毎のトナーが収容されている複数の現像カートリッジが、着脱自在に装着されている。
各現像カートリッジは、その筐体内に、各色毎のトナーを収容するトナー収容室と、トナーを担持する現像ローラと、現像ローラに圧接される層厚規制ブレードと、トナー収容室に収容されているトナーを現像ローラに供給する供給ローラとを備えている。
現像カートリッジでは、トナー収容室に収容されているトナーが、供給ローラによって現像ローラに供給され、現像ローラに供給されたトナーが、層厚規制ブレードと現像ローラとの間に進入した時に、現像ローラ上に薄層として担持される。
そして、現像カートリッジは、カラーレーザプリンタの本体ケーシングに装着されると、現像ローラが、感光層を備える感光体と対向するように配置され、現像ローラに担持されるトナーによって、その感光層に形成される静電潜像が現像される。
その後、各色毎に現像されたトナー像が、用紙上に重ねて転写されることによって、用紙上にカラー画像が形成される。
このようなカラーレーザプリンタには、本体ケーシング側に、各現像ローラに現像バイアスを印加するための電極が、各現像ローラに対応して設けられている。すなわち、各電極は、現像カートリッジが本体ケーシングに装着された時に、各現像ローラのローラ軸の軸端部と対向するように配置され、その軸端部と圧接できるように撓み変形可能に設けられている。また、各電極は、本体ケーシング内に設けられる高圧電源と接続されている。
そして、各現像カートリッジが本体ケーシングに装着されると、各現像ローラのローラ軸の軸端部が各電極と対向して、各電極が撓んで各軸端部と接触され、これによって、高圧電源と各軸端部とが各電極を介して電気的に接続されることにより、高圧電源からの現像バイアスが、各現像ローラに印加されている。
特開平4−337758号公報
しかるに、各電極は、撓み変形可能なように、板ばねなどから形成されているため、各現像カートリッジの着脱時に、着脱される現像カートリッジとの接触によって変形してしまい、各現像ローラのローラ軸の軸端部との間で接触不良を生じる場合がある。
しかし、各電極は、本体ケーシングにおける内部に配置されているため、ユーザ側において修理することが困難で、メーカ側に修理の依頼をしなければならず、そのための多大な手間が不可避となる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、たとえ、画像形成装置本体から現像カートリッジ現像ローラへの電気的な接続部分に損傷を生じても、ユーザ側において簡単に対応することのできる、現像カートリッジおよび画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置に着脱自在に装着される現像カートリッジにおいて、前記現像カートリッジの筐体と、前記筐体に回転可能に支持され、バイアスにより作用する現像ローラと、前記現像ローラを駆動するための動力が入力される動力入力部と、前記画像形成装置本体に設けられたバイアス供給部に接続される第1接点部、前記現像ローラの軸に接続される第2接点部、および、前記第1接点部と前記第2接点部とを接続する接続部を有する導電部材とを備え、当該現像カートリッジの着脱方向は、前記現像ローラの前記軸と垂直な方向であり、前記動力入力部は、前記筐体の幅方向の一方側端部に配置され、前記導電部材は、前記筐体の幅方向において、前記動力入力部が配置される一方側端部と反対側の他方側端部に配置され、前記第1接点部は、前記第2接点部に対して、前記現像カートリッジの装着方向の下流側に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジの画像形成装置本体に対する着脱時に、導電部材が画像形成装置本体との接触によって変形し、それによって、導電部材とバイアス供給部との間に接触不良が生じた場合には、メーカ側に修理を依頼せずとも、ユーザ側において新たな現像カートリッジに交換すればよく、簡単かつ短時間に対応することができる。
また、第1接点部が、第2接点部に対して現像カートリッジの装着方向の流側に配置される、つまり、第1接点部と第2接点部とが現像カートリッジの装着方向における同じ位置に配置されないので、画像形成装置本体側において、バイアス供給部を最適の位置に配置して、その最適の位置に配置されたバイアス供給部に対応させて、第1接点部を配置することができる。そのため、装置設計の自由度を高めて、適切な装置設計を実現することができる。
さらに、動力入力部から現像ローラに動力が入力されると、現像カートリッジの筐体は、その動力入力部が配置される筐体の幅方向の一方側端部と反対側の他方側端部が、画像形成装置本体側に押圧されるようになる。そのため、その他方側端部に配置される導電部材と画像形成装置本体に設けられるバイアス供給部とを、より確実に接続することができる。
た、請求項に記載の発明は、画像形成装置であって、本体ケーシングと、前記本体ケーシングに着脱自在に装着される、請求項1に記載の現像カートリッジを備えることを特徴としている。
た、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記現像カートリッジの装着を案内するための傾斜部が形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジの装着時には、傾斜部が現像カートリッジと当接され、それによって、導電部材が筐体の幅方向の内側方向に案内される。そのため、導電部材の損傷を防止しつつ、現像カートリッジの円滑な装着を確保することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の発明において、前現像ローラによって現像される現像剤像を担持する像担持体と、前記現像カートリッジを、現像時において前記像担持体と接触させる接触位置と、非現像時において前記像担持体と離間させる離間位置とに、水平移動させるための接離手段とを備え、前記バイアス供給部は、前記現像カートリッジが接触位置にある時に、前記第1接点部と接触され、前記現像カートリッジが離間位置にある時に、前記第1接点部と接触しないように配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像時には、現像カートリッジが接触位置に移動され、第1接点部がバイアス供給部と接触される。また、非現像時には、現像カートリッジが離間位置に移動され、第1接点部がバイアス供給部から離間される。そのため、非現像時において、現像ローラにバイアスが印加されることが防止されるので、現像ローラの確実な作動を確保することができ、安全性の向上を図ることができる。
請求項に記載の発明は、請求項ないしのいずれかに記載の発明において、前記バイアス供給部が、前記導電部材が未装着時よりも前記筐体の幅方向における内側方向に移動された状態で、前記第1接点部と接触するように配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが画像形成装置本体に装着されると、第1接点部が、筐体の幅方向における内側方向に移動された状態で、その反力によりバイアス供給部に押圧されて接触される。そのため、第1接点部とバイアス供給部との確実な接続を確保することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項ないしのいずれかに記載の発明において、前記現像カートリッジの着脱を案内するためのガイド部が設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジは、ガイド部で案内されるようにして、画像形成装置本体に着脱される。そのため、現像カートリッジの円滑な着脱を確保することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記ガイド部には、前記現像カートリッジの着脱時に、前記現像カートリッジの前記第1接点部と摺動するガイド面が設けられており、前記ガイド面は、前記バイアス供給部と面一に形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジの装着時には、第1接点部がガイド面を、筐体の幅方向における内側方向に移動された状態で摺動して、そのまま、バイアス供給部と接触される。そのため、第1接点部とバイアス供給部との確実な接続を確保することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記ガイド部には、前記現像カートリッジの着脱時に、前記現像カートリッジの前記第1接点部と摺動するガイド面が設けられており、前記ガイド面は、前記バイアス供給部よりも、前記筐体の幅方向において内側方向に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジの装着時には、第1接点部がガイド面を、筐体の幅方向における内側方向に移動された状態で摺動して、その後、筐体の幅方向における外側方向に移動してバイアス供給部と接触される。そのため、第1接点部とバイアス供給部との確実な接続を確保することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項ないしのいずれかに記載の発明において、前記第1接点部を清掃するための清掃部が設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、第1接点部が、清掃部によって清掃されるので、第1接点部に付着した汚れを清掃することができる。そのため、第1接点部とバイアス供給部との確実な接続を確保することができる。
請求項1に記載の発明によれば、導電部材と接続部との間に接触不良が生じた場合には、メーカ側に修理を依頼せずとも、ユーザ側において新たな現像カートリッジに交換すればよく、簡単かつ短時間に対応することができる。また、装置設計の自由度を高めて、適切な装置設計を実現することができる。さらに、動力入力部が配置される一方側端部と反対側の他方側端部に配置される導電部材と画像形成装置本体に設けられるバイアス供給部とを、より確実に接続することができる。
請求項に記載の発明によれば、導電部材と接続部との間に接触不良が生じた場合には、メーカ側に修理を依頼せずとも、ユーザ側において新たな現像カートリッジに交換すれば、簡単かつ短時間に対応することができる。
請求項に記載の発明によれば、導電部材の損傷を防止しつつ、現像カートリッジの円滑な装着を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、現像ローラの確実な作動を確保することができ、安全性の向上を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、第1接点部とバイアス供給部との確実な接続を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、現像カートリッジの円滑な着脱を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、第1接点部がガイド面を、筐体の幅方向における内側方向に移動された状態で摺動して、そのまま、バイアス供給部と接触される。そのため、第1接点部とバイアス供給部との確実な接続を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、第1接点部がガイド面を、筐体の幅方向における内側方向に移動された状態で摺動して、その後、筐体の幅方向における外側方向に移動してバイアス供給部と接触される。そのため、第1接点部とバイアス供給部との確実な接続を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、第1接点部に付着した汚れを清掃することができる。そのため、第1接点部とバイアス供給部との確実な接続を確保することができる。
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ1の一実施形態を示す要部側断面図である。このカラーレーザプリンタ1は、画像形成装置本体としての本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。なお、以下の説明では、図1において、左側をカラーレーザプリンタ1の前側、右側を後側と呼ぶことにする。
本体ケーシング2の後壁には、その下端部がヒンジを介して回転可能に支持されるリヤカバー2aが、開閉自在に設けられている。
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6、給紙トレイ6の一方側端部(後側端部)に設けられる給紙ローラ7、給紙ローラ7に対して用紙3の搬送方向下流側に設けられる搬送ローラ8および搬送ローラ8に対して用紙の搬送方向下流側に設けられるレジストローラ9を備えている。給紙トレイ6には、用紙3が積層状にスタックされている。そして、給紙トレイ6の最上位にある用紙3は、給紙ローラ7の回転によって1枚毎に給紙される。給紙された用紙3は、搬送ローラ8によってレジストローラ9に搬送され、レジストローラ9によって、レジスト後に、画像形成部5の転写位置(後述する第3中間転写体支持ローラ25と転写ローラ13との間)に搬送される。
画像形成部5は、スキャナユニット10、プロセス部11、中間転写ベルト機構部12、転写ローラ13および定着部14を備えている。
スキャナユニット10は、中間転写ベルト機構部12の下方であって、本体ケーシング2内の中央部に配置されている。このスキャナユニット10は、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。そして、このスキャナユニット10では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームを、ポリゴンミラー、反射鏡およびレンズを介して通過あるいは反射させて、後述する感光ベルト機構部16の感光ベルト20の表面上に高速走査にて照射させている。
プロセス部11は、複数(4つ)の現像カートリッジ15、感光ベルト機構部16などを備えている。
4つの現像カートリッジ15は、各色毎に、イエローのトナーが収容されるイエロー現像カートリッジ15Y、マゼンタのトナーが収容されるマゼンタ収容カートリッジ15M、シアンのトナーが収容されるシアン現像カートリッジ15Cおよびブラックのトナーが収容されるブラック現像カートリッジ15Kのそれぞれが、本体ケーシング2内の後側において、上下方向において互いに所定間隔を隔てて下から上に向かって並列状に順次配置されている。
各現像カートリッジ15は、それぞれ、現像ローラ17、図示しない層厚規制ブレード、供給ローラおよびトナー収容部などを備えている。
各現像カートリッジ15は、図示しないソレノイドによって回転駆動される接離手段としてのカム74(図16参照)によって、現像時において現像ローラ17を感光ベルト20と接触させる接触位置(図17参照)と、非現像時において現像ローラ17を感光ベルト20と離間させる離間位置(図16参照)とに、水平方向前後方向に移動可能に構成されている。
また、各現像カートリッジ15は、リヤカバー2aをオープンとした状態(仮想線で示す状態)において、本体ケーシング2から水平方向前後方向に着脱自在とされている。これによって、必要に応じて、各現像カートリッジ15の交換が可能とされている。
各現像カートリッジ15のトナー収容部には、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色の現像剤としての正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが、それぞれ収容されている。このような重合トナーは、懸濁重合法あるいは乳化重合法によって製造されているため、略球形をなし、流動性が極めて良好である。
各現像ローラ17は、後で詳述するが、金属製の接続部としてのローラ軸17a(図2参照)と、そのローラ軸17a(図2参照)の周りに、導電性のゴム材料からなる円筒状の弾性部材からなるローラ部17b(図2参照)が被覆されている。また、各現像ローラ17は、後述するように、各現像カートリッジ15の筐体32の前側の開口部33において、回転自在に支持されている。そして、各現像ローラ17は、後で詳述するが、本体ケーシング2内に設けられる図示しないモータから動力が伝達されることにより、回転駆動される。また、各現像ローラ17には、後で詳述するが、本体ケーシング2内に設けられ
る図示しない高圧電源から、現像時において、現像バイアスが印加される。
そして、トナー収容部に収容されているトナーは、供給ローラの回転によって現像ローラ17に供給され、供給ローラと現像ローラ17との間で正に摩擦帯電される。次いで、現像ローラ17上に供給されたトナーは、現像ローラ17の回転に伴なって、層厚規制ブレードと現像ローラ17の間に進入して、一定の厚さの薄層として現像ローラ17上に担持される。
感光ベルト機構部16は、4つの現像カートリッジ15の前側側方に対向配置されている。この感光ベルト機構部16は、第1感光ベルトローラ18、第2感光ベルトローラ19、像担持体としての感光ベルト20およびスコロトロン型帯電器21を備えている。
第1感光ベルトローラ18は、最下位に位置するイエロー現像カートリッジ15Yと対向配置されている。第2感光ベルトローラ19は、第1感光ベルトローラ18の垂直方向上方で、最上位に位置するブラック現像カートリッジ15Kと対向配置されている。感光ベルト20は、第1感光ベルトローラ18および第2感光ベルトローラ19の間に巻回されている。この感光ベルト20は、表層がアルミ蒸着されたPET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂からなるエンドレスベルトからなり、その表面に正極性の帯電特性を有する有機感光層を備えている。
そして、図示しないモータの駆動により、第2感光ベルトローラ19が回転駆動され、第1感光ベルトローラ18が従動することにより、感光ベルト20が、これら第1感光ベルトローラ18および第2感光ベルトローラ19の間を周回移動(反時計周りに周回移動)される。
スコロトロン型帯電器21は、第1感光ベルトローラ18の近傍であって、感光ベルト20の移動方向における第2感光ベルトローラ19との対向部分よりも下流側、かつ、スキャナユニット10による感光ベルト20の露光部分よりも上流側において、感光ベルト20に接触しないように、所定間隔を隔てて対向配置されている。このスコロトロン型帯電器21は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させるスコロトロン型の帯電器であり、感光ベルト20の表面を一様に帯電させるように構成されている。
そして、感光ベルト20の表面は、スコロトロン型帯電器21により一様に正帯電された後、スキャナユニット10からのレーザービームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、静電潜像が形成された感光ベルト20に、特定の現像カートリッジ15の現像ローラ17を接触させることにより、現像ローラ17上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ベルト20に対向して接触する時に、感光ベルト20の表面上に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ベルト20の表面のうち、レーザービームの高速走査により露光され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、反転現像が達成される。これによって、特定の現像カートリッジ15に収容されているトナーの、単色のトナー像が、感光ベルト20上に担持される。
中間転写ベルト機構部12は、第1中間転写ベルトローラ23、第2中間転写ベルトローラ24、第3中間転写ベルトローラ25および中間転写ベルト26を備えている。
第1中間転写ベルトローラ23は、感光ベルト20および中間転写ベルト26を挟んで第2感光ベルトローラ19と対向配置されている。第2中間転写ベルトローラ24は、第1中間転写ベルトローラ23の下方であって、次に述べる第3中間転写ベルトローラ25に対して後側側方に配置されている。第3中間転写ベルトローラ25は、第1中間転写ベルトローラ23に対して、斜め前側下方に配置され、後述する転写ローラ13と中間転写ベルト26とを挟んで対向配置されている。中間転写ベルト26は、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂からなるエンドレス
ベルトから形成されている。
そして、これら第1中間転写ベルトローラ23、第2中間転写ベルトローラ24、第3中間転写ベルトローラ25が、略三角形状に配置され、その周りに中間転写ベルト26が巻回されている。
そして、この中間転写ベルト機構部12では、第1中間転写ベルトローラ23に、図示しないモータからの動力が伝達されることにより、第1中間転写ベルトローラ23が回転駆動され、第2中間転写ベルトローラおよび第3中間転写ベルトローラが従動されることにより、中間転写ベルト26が、これら第1中間転写ベルトローラ23、第2中間転写ベルトローラ24および第3中間転写ベルトローラ25の間を周回移動(時計方向に周回移動)するように構成されている。
これによって、中間転写ベルト26は、第1中間転写ベルトローラ23において、感光ベルト20と対向接触し、その接触部分(ニップ部分)において、感光ベルト20と同方向に移動される。また、第1中間転写ベルトローラ23には、感光ベルト20から中間転写ベルト26にトナーを移動させる方向のバイアス(明記せず)が印加されている。
そして、感光ベルト20上に担持された単色のトナー像は、中間転写ベルト26と対向した時に、第1中間転写ベルトローラ23に印加されたバイアス(明記せず)により中間転写ベルト26側に移動し、その中間転写ベルト26において重ね合わされ、この動作が順次繰り返されることにより、カラー像が形成される。
より具体的には、図示しないソレノイドによって回転駆動されるカム74(図17参照)により、イエロー現像カートリッジ15Yを水平方向前方の接触位置に移動させて、イエロー現像カートリッジ15Yの現像ローラ17を、静電潜像が形成された感光ベルト20に接触させ、同じくカム74(図16参照)により、マゼンタ現像カートリッジ15M、シアン現像カートリッジ15Cおよびブラック現像カートリッジ15Kを水平方向後方の離間位置に移動させて、感光ベルト20から離間させることによって、まず、イエロー現像カートリッジ15Yに収容されるイエローのトナーのみによって感光ベルト20上に、イエローのトナー像が形成される。次いで、イエローのトナー像は、感光ベルト20の移動により、中間転写ベルト26と対向した時に、中間転写ベルト26の表面に転写される。
次いで、上記と同様にして、再び、感光ベルト20上に静電潜像が形成されると、次に、マゼンタ現像カートリッジ15Mを、カム74(図17参照)により水平方向前方の接触に移動させて、上記と同様に、マゼンタ現像カートリッジ15Mの現像ローラ17を、感光ベルト20に接触させ、イエロー現像カートリッジ15Y、シアン現像カートリッジ15Cおよびブラック現像カートリッジ15Kを、カム74(図16参照)により水平方向後方の離間位置に移動させて、感光ベルト20から離間させることにより、マゼンタ現像カートリッジ15Mに収容させるマゼンタのトナーのみによって感光ベルト20にマゼンタのトナー像が形成されると、そのマゼンタのトナー像は、上記と同様にして、感光ベルト20の移動により、そのマゼンタのトナー像が中間転写ベルト26と対向した時に、既にイエローのトナー像が転写されている、中間転写ベルト26上に重ねて転写される。
このような同様の動作が、シアン現像カートリッジ15Cに収容されるシアンのトナーおよびブラック現像カートリッジ15Kに収容されるブラックのトナーによって繰り返され、これによって、中間転写ベルト26上にカラー像が形成される。
転写ローラ13は、中間転写ベルト26の表面と接触および離間するように、中間転写ベルト機構部12の第3中間転写ベルトローラ25と中間転写ベルト26を挟んで対向する位置に回転可能に配置されている。この転写ローラ13は、中間転写ベルト26上に単色のトナー像が重ね合わされている間は離間され、カラー像を用紙3に転写する時に、中間転写ベルト26の表面と接触するように、移動可能に構成されている。また、この転写ローラ13には、転写時において転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト26上に形成されたカラー像は、用紙3が中間転写ベルト26と転写ローラ13の間を通る間に、中間転写ベルト26の表面と接触する転写位置に配置された転写ローラ13によって、用紙3に一括転写される。
定着部14は、転写ローラ13の上方に配置され、加熱ローラ27と、その加熱ローラ27を押圧する押圧ローラ28と、加熱ローラ27および押圧ローラ28の下流側に設けられる1対の搬送ローラ29とを備えている。
加熱ローラ27は、外層がシリコンゴム、内層が金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、画像形成部5の転写位置において、用紙3上に転写されたカラー像を、用紙3が加熱ローラ27と押圧ローラ28との間を通過する間に熱定着させるようにしている。
そして、定着部14においてカラー像が熱定着された用紙3は、搬送ローラ29によって1対の排紙ローラ30に搬送される。排紙ローラ30に送られた用紙3は、その排紙ローラ30によって本体ケーシング2の上部に形成される排紙トレイ31上に排紙される。
次に、このカラーレーザプリンタ1の各プロセス部11に備えられる現像カートリッジ15を、図2ないし図6を参照して詳述する。
図2において、現像カートリッジ15は、略矩形ボックス状の筐体32を備えている。この筐体32は、その前側に、開口部33が形成され、その両側壁34および35に、現像ローラ17のローラ軸17aを支持するための軸支持部36が形成されている。また、一方の側壁35には、現像カートリッジ15の着脱方向(水平方向前後方向)に沿って、略細長矩形状の収容溝部37が形成されている。
この収容溝部37は、図3に示すように、筐体32における現像カートリッジ15の着脱方向と直交する幅方向(以下、単に幅方向という。)内側に凹状に窪むように形成されており、互いに連続する第1凹部38と第2凹部39とを備えている。
第1凹部38は、収容溝部37の前側において、後述する導電部材43の接続部46を収容できるように形成されている。
第2凹部39は、収容溝部37の後側において、後述する導電部材43の第1接点部44を収容できるように、第1凹部38よりも筐体32の幅方向内側に窪むように形成されている。
また、この筐体32の前側の開口部33には、現像ローラ17が回転自在に支持されている。より具体的には、図2に示すように、この現像ローラ17は、ローラ軸17aがローラ部17bよりも、軸方向両外方に突出するように形成されている。そして、そのローラ軸17aの両端部が、筐体32の各軸支持部36にそれぞれ挿通されることにより、開口部33において、その前面が露出する状態で回転可能に支持されている。なお、ローラ軸17aの一方側端部には、後述する入力ギヤ53と噛合する動力入力部としての駆動ギヤ40が設けられている。
また、ローラ軸17aの他方側端部は、その軸端面41が、後述する導電部材43の第2接点部45と接触できるように露出されている。
そして、この現像ローラ17には、現像ローラ17に現像バイアスを印加するための導電部材43が設けられている。導電部材43は、本体ケーシング2側に設けられているバイアス供給部(接続部)としての後述する本体側接点部56に接続される第1接点部44と、現像ローラ17のローラ軸17aの軸端面41に接続される第2接点部45と、第1接点部44と第2接点部45とを接続する接続部46とを備えている。
接続部46と第2接点部45とは、金属製の板ばね材などから一体的に形成されている。接続部46は、筐体32の収容溝部37の第1凹部38に収容可能な略細長矩形状に形成されている。第2接点部45は、接続部46の前端部から、一旦、筐体32の幅方向外側に略V字状に屈曲され、再び、接続部46と平行するように屈曲されることにより、形成されている。なお、接続部46の後端部には、筐体32の幅方向内側に凹状に窪む凹部47が形成されている。
また、第1接点部44は、図3に示すように、接続部46の後端部に形成されている凹部47において、接続部46とは別部材として設けられている。この第1接点部44は、平面視において略U字状をなし、金属または導電性樹脂などから形成されている。このように第1接点部44を、接続部46と別部材として形成すれば、第1接点部44を、後述する本体側接点部56と確実に接続できる適宜の材料および形状で形成して、本体側接点部56との確実な接続を確保することができる。
なお、第1接点部44の遊端部は、現像カートリッジ15の装着時において、現像カートリッジ15の円滑な装着を案内するために、本体ケーシング2に対して傾斜する湾曲状の傾斜部48として形成されている。
そして、導電部材43は、収容溝部37内に配置され、接続部46の長手方向途中が2つのピン49により、第1凹部44に固定されることにより、第1接点部44が第2凹部39に受け入れられ、第2接点部45がローラ軸17aの軸端面41と接続する状態で、筐体32の一方側の側壁35に取り付けられている。
このような導電部材43の取り付けによって、第1接点部44は、第2接点部45に対して現像カートリッジ15の装着方向の流側(現像カートリッジ15の後側)に配置され、第2凹部39内において、接続部46の弾性力に基づく撓み変形によって、幅方向内側に向かって揺動可能とされている。
このように、第1接点部44を、第2接点部45に対して現像カートリッジ15の装着方向の流側に配置すれば、第1接点部44と第2接点部45とが現像カートリッジ15の装着方向における同じ位置に配置されないので、後述するカートリッジ装着部50側において、本体側接点部56を最適の位置に配置して、その最適の位置に配置された本体側接点部56に対応させて、第1接点部44を配置することができる。そのため、装置設計の自由度を高めて、適切な装置設計を実現することができる。
また、このような導電部材43の取り付けによって、第2接点部45がローラ軸17aの軸端面41と接続されるので、第2接点部45の摩耗を低減することができ、ローラ軸17aと第2接点部45との間の確実な接続を長期にわたって確保することができる。
次に、この各現像カートリッジ15の本体ケーシング2に対する着脱について、図3および図4を参照して説明する。
図3において、この現像カートリッジ15が装着される本体ケーシング2には、現像カートリッジ15を受け入れるための現像カートリッジ装着部50が形成されている。
現像カートリッジ装着部50は、現像カートリッジ15の幅方向において、現像カートリッジ15の幅に対応する間隔を隔てて対向配置される、ガイド部としての、左側側壁51および右側側壁52を備えている。さらに、現像カートリッジ15の上下方向の厚みに対応する間隔を隔てて対向配置される上下壁面(図示せず)も備えている。
現像カートリッジ装着部50の左側側壁51は、略平坦状の面一に形成されており、その前端部には、現像ローラ17を回転駆動するための入力ギヤ53が設けられている。
この入力ギヤ53には、本体ケーシング2内に設けられる図示しないモータからの動力が伝達されるように構成されている。また、この入力ギヤ53は、現像カートリッジ15が本体ケーシング2に装着された時に、現像ローラ17のローラ軸17aに設けられる駆動ギヤ40と噛合するように配置されている(図5参照)。
また、右側側壁52は、その後端部において、後端縁部に向かうに従がって幅方向外側に拡がる傾斜部54と、その傾斜部54の前端部から略平坦状の面一に形成されるガイド面としての摺動面55とを備えている。
摺動面55における着脱方向途中には、次に述べる本体側接点部56を受け入れる略矩形状の凹部57が、幅方向外側に向かって窪むように形成されている。
そして、この凹部57に本体側接点部56が埋設されている。本体側接点部56は、略矩形板状をなし、摺動面55と幅方向において略同一位置となる、すなわち、摺動面55と面一となるように、凹部57に埋設されている。
なお、この本体側接点部56には、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧電源からの現像バイアスが印加されるように構成されている。
そして、現像カートリッジ15を装着するには、現像カートリッジ15の筐体32を、現像カートリッジ装着部50に対向させて、水平方向前方に向かって挿入すればよい。このような装着において、現像カートリッジ15の装着前には、図2および図3に示されるように、第1接点部44は、接続部46の弾性力によって、筐体32の幅方向において、筐体32の側壁35から外側に向かって突出する未装着位置に配置されている。そして、図3に示される状態から、現像カートリッジ15が現像カートリッジ装着部50に挿入されると、まず、第1接点部44の傾斜部48が、本体ケーシング2の傾斜部54と当接され、これによって、現像カートリッジ装着部50に対する現像カートリッジ15の装着が進むにつれて、第1接点部44が、接続部46の弾性力に抗して、徐々に筐体32の幅方向内側に移動され、第2凹部39内に収容されるようになる。
次いで、第1接点部44は、摺動面55と対向状に摺動した後、そのまま、図4に示されるように、本体側接点部56に接触する装着位置において、本体側接点部56と接続される。
また、このように、第1接点部44が装着位置に配置された状態においては、駆動ギヤ40と入力ギヤ53とが噛合される。
そして、このようにして装着された後、現像時において、図示しないモータからの動力が入力ギヤ53に伝達されると、図5に示すように、入力ギヤ53が矢印方向(反時計方向)に回転駆動され、その入力ギヤ53に噛合する駆動ギヤ40が矢印方向(時計方向)に回転駆動される。そうすると、駆動ギヤ40の駆動力により、現像カートリッジ15の他方側の側壁34の前側が、矢印で示すような後方に向かう力を受け、これによって、図6の点線で示すように、現像カートリッジ15が、その反対側の一方側の側壁35の後側が、右側側壁52に向かう力を受ける。そのため、現像カートリッジ15は、現像時においては、一方側の側壁35の後側が右側側壁52にやや傾斜した状態となる。
また、このようにして装着された状態において、現像時には、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧電源からの現像バイアスが、本体接点部56から第1接点部44、接続部46および第2接点部45を介して、回転駆動される現像ローラ17のローラ軸17aに印加される。
また、現像カートリッジ15を取り外すには、上記した反対の動作、すなわち、現像カートリッジ15の筐体32を、現像カートリッジ装着部50から、水平方向後方に引き抜けばよい。そうすると、第1接点部44は、再び、図2および図3に示されるように、接続部46の弾性力によって、筐体32の幅方向において、筐体32の側壁35から外側に向かって突出する未装着位置に配置される。
そして、このような現像カートリッジ15の装着においては、まず、第1接点部44の傾斜部48と、右側側壁52の傾斜部54とが当接され、それによって、第1接点部44が筐体32の幅方向の内側方向に案内される。そのため、第1接点部44の損傷を防止しつつ、現像カートリッジ15の円滑な装着を確保することができる。
次いで、第1接点部44は、摺動面55と対向状に摺動しながら、その摺動面55によって本体側接点部56まで案内される。そのため、この摺動面55によって円滑な装着(着脱)を確保することができる。そして、このカートリッジ装着部50では、摺動面55と本体側接点部56とが面一に形成されているので、第1接点部44は、その摺動面55を摺動した後、幅方向に移動することなく、そのまま本体側接点部56と接触される。そのため、第1接点部44と本体側接点部56との確実な接続を確保することができる。
そして、第1接点部44と本体側接点部56とが接触された状態では、第1接点部44は、接続部46の弾性力に抗して筐体32の幅方向内側に移動されているので、その接続部46の弾性力の反力によって本体側接点部56に押圧されている。そのため、第1接点部44と本体側接点部56との確実な接続を確保することができる。
つまり、この現像カートリッジ15では、現像カートリッジ15の装着時には、第1接点部44が、接続部46の弾性力に抗して筐体32の幅方向内側に移動され、接続部46の弾性力の反力によって、装着位置において本体側接点部56と確実に接続される。また、脱離時には、第1接点部44が接続部46の弾性力により筐体32の幅方向外側に移動され、未装着位置においてフリー状態となる。そして、この現像カートリッジ15では、このような着脱時に、導電部材43が右側側壁52との接触によって変形し、それによって、第1接点部44と本体側接点部56との間に接触不良が生じる場合がある。
しかし、このカラーレーザプリンタ1では、このように導電部材43が変形しても、新たな現像カートリッジ15に交換すれば、新たな導電部材43によって、再び、第1接点部44と本体側接点部56との間の良好な接触を確保することができる。したがって、このような現像カートリッジ15を備えるカラーレーザプリンタ1では、第1接点部44と本体側接点部56との間に接触不良が生じても、メーカ側に修理を依頼せずとも、ユーザ側において簡単かつ短時間に対応することができる。
なお、第1接点部44における未装着位置と装着位置との間の幅方向の移動量は、1mm〜5mmの範囲内であることが好適である。第1接点部42の移動量が、この範囲内にあれば、適切な押圧力で、第1接点部42を本体側接点部56に対して押圧させることができる。
さらに、この現像カートリッジ15では、現像時において現像ローラ17が回転駆動されると、上記したように、現像カートリッジ15の一方側の側壁35の後側が、右側側壁52に向かう力を受けるので、その一方側の側壁35の後側に配置されている第1接点部44が、右側側壁52に設けられる本体側接点部56に向けて押圧されるようになる。そのため、導電部材とバイアス供給部との確実な接続を図ることができる。
また、このような現像カートリッジ15においては、たとえば、図7および図8に示すように、装着時において、第1接点部44を、右側側壁52の摺動面55と非接触の状態で本体側接点部56まで案内するためのガード部材58を設けてもよい。
このガード部材58は、図7および図8に示すように、第1接点部44とは別部材として形成されており、第1接点部44の上下両側を覆うような状態で、接続部46の凹部47に設けられている。より具体的には、2つのガード部材58は、図8に示すように、第1接点部42を上下方向に挟み、その第1接点部42の周端縁よりも、さらに筐体32の幅方向外側に突出するように設けられている。
なお、このようなガード部材58を設ける場合には、本体側接点部56を、図8の仮想線で示すように、摺動面55から幅方向内側に少し突出するようにして設けておく。
そして、このようなガード部材58を設ければ、現像カートリッジ15の着脱時には、図8に示すように、2つのガード部材58が右側側壁52の摺動面55と摺動するので、第1接点部44は、その摺動面55と非接触の状態で着脱される。そして、装着位置においては、その本体側接点部56と良好に接続される。これによって、現像カートリッジ15の着脱時に、第1接点部44が摺動面55と接触して汚れることを防止することができ、確実な接続を確保することができる。
また、この現像カーリッジ15では、たとえば、図9に示すように、さらに、第1接点部44を保護するための第1カバー部59を設けてもよい。
図9において、この第1カバー部59は、第1接点部42を上下方向に挟むガード部材58を、さらに上下方向から挟むような状態で、筐体32の一方側の側壁35から幅方向外側に向かって突出形成されている。より具体的には、2つの第1カバー部59は、2つのガード部材58よりも厚く形成されており、第1接点部44およびガード部材58が未装着位置に配置される状態において、それらガード部材58の周端縁よりも、筐体32の幅方向外側にやや突出するように設けられている。
このような第1カバー部59を設けることによって、現像カートリッジ15の未装着時において、現像カートリッジ15を、たとえば、第1接点部44を机などの設置面に対向させて載置したような場合などにおいて、第1カバー部59によって、第1接点部44を保護することができる。そのため、第1接点部44の損傷を防止して、装着時における本体側接点部56との接続の信頼性を高めることができる。
なお、上記の実施形態では、第1接点部44を、接続部46および第2接点部45と別部材として形成したが、たとえば、図10および図11に示すように、第1接点部44を、接続部46および第2接点部45と同じ板ばね材から一体的に形成してもよい。
すなわち、図10および図11において、導電部材43は、第1接点部44、接続部46および第2接点部45が同じ板ばね材から一体的に形成されており、第1接点部44は、接続部46の後端部が、筐体32の幅方向外側に向かって、傾斜部48が形成されるような平面視略台形状に屈曲形成されることにより形成されている。
そして、このような実施形態においても、装着時において、第1接点部44を、右側側壁52の摺動面55と非接触の状態で本体側接点部56まで案内するためのガード部材60を設けてもよい。
このガード部材60は、たとえば、第1接点部44における平面視略台形として突出される突出面61に、上下方向に所定間隔を隔ててピン状に2つ突出形成されている。
そして、このようなガード部材60を設ける場合には、本体側接点部56を、図11の仮想線で示すように、摺動面55から幅方向内側に少し突出させ、かつ、第1接点部44が対向した状態において、2つのガード部材60の間に配置される大きさとして形成しておく。
そして、このようなガード部材60を設ければ、上記と同様に、現像カートリッジ15の着脱時には、図11に示すように、2つのガード部材60が右側側壁52の摺動面55と摺動するので、第1接点部44は、その摺動面55と非接触の状態で着脱される。そして、装着位置においては、その本体側接点部56と良好に接続される。これによって、現像カートリッジ15の着脱時に、第1接点部44が摺動面55と接触して汚れることを防止することができ、確実な接続を確保することができる。
また、この現像カーリッジ15では、たとえば、図12に示すように、第2接点部45を保護するための第2カバー部62を設けてもよい。
図12において、この第2カバー部62は、筐体32の一方側の側壁35の前側に設けられている。この第2カバー部62は、一方側の側壁35と対向する側が開口される略矩形ボックス状の本体カバー部63と、その本体カバー部63の前側において略半円筒形状に形成される軸カバー部64とが一体的に形成されている。
そして、この第2カバー部62は、軸カバー部64によって、ローラ軸17aの軸端面41と第2接点部45が接続されている接続部分を覆う状態で、本体カバー部63が、その第2接点部45に連続する接続部46の前側を覆いながら、筐体32の一方側の側壁35に取り付けられている。
ローラ軸17aの軸端面41と第2接点部45との接続部分においては、ローラ軸17aの円滑な回転を確保すべく、通常、潤滑剤が塗布されており、そのような潤滑剤が、現像カートリッジ15の着脱時にユーザの手に付着するおそれがある。
しかし、このような第2カバー部62を設けることによって、それら接続部分が、被覆されるので、ユーザの手に潤滑剤が付着することを防止することができる。そのため、現像カートリッジ15の円滑な着脱作業を確保することができる。
また、この現像カーリッジ15では、たとえば、図13に示すように、筐体32の一方側の側壁35に、現像カーリッジ15の着脱を案内するためのガイド部材65を設けてもよい。
図13において、このガイド部材65は、一方側の側壁35と対向する側が開口され、側壁35の前後方向長さと略同じ長さの略細長矩形ボックス状に形成されている。このガイド部材65は、その幅方向外側の側面に、着脱方向全体にわたるガイド面66が、幅方向内側に凹状に窪むようにして形成されている。
また、このガイド部材65における第1接点部44と対向する位置には、未装着位置に配置される第1接点部44を、ガイド面66から幅方向外側に突出させるための開口部67が形成されている。
また、このガイド部材65における前端部には、ローラ軸17aの軸端面41と第2接点部45との接続部分を覆う軸カバー部68が形成されている。
そして、このガイド部材65は、筐体32の一方側の側壁35に、導電部材43を含む側壁35の前後方向すべてを覆うようにして、取り付けられている。
これによって、ローラ軸17aおよび導電部材43がガイド部材65内に配置され、第1接点部45の先端部が開口部67から突出するように配置される。つまり、未装着時には、第2接点部45および接続部46が、ガイド面66に対して、筐体32の幅方向内側に配置される一方、第1接点部44の先端部が、開口部67を介して、ガイド面66に対して筐体32の幅方向外側に配置される。
また、このようなガイド部材65を取り付ける場合には、図13に示すように、カートリッジ装着部50の右側側壁52の摺動面55を、凹状に窪むガイド面66に嵌合するように凸状に形成しておき、また、本体接点部56を、その凸状に形成された摺動面55から、幅方向外側に向かって窪むように配置しておく。
そして、このような現像カートリッジ15の着脱時には、凹状に形成されたガイド面66と凸状に形成された摺動面55をと嵌合させてスライド移動させれば、ガイド面66と摺動面55との摺動により、現像カートリッジ15の着脱を良好に案内することができる。
なお、現像カートリッジ15が装着位置に配置された状態では、第1接点部44の先端部が、ガイド面66に対して筐体32の幅方向外側に配置されているので、摺動面55に対して窪むように配置されている本体側接点部56と確実に接続される。
そして、このようなガイド部材65を設ければ、現像カートリッジ15の未装着時には、ガイド面66に対して、ローラ軸17a、第2接点部45および接続部46が筐体32の幅方向内側に、第1接点部44の先端部が筐体32の幅方向外側に、それぞれ配置されるので、装置の小型化および薄型化を図ることができる。
また、第1接点部44が、ガイド面66の開口部67からその先端部が突出するように設けられていると、ユーザの手が不用意に第1接点部44に接触することを防止することができる。そのため、第1接点部44の変形を防止することができ、第1接点部44および導電部材43の変形を防止することができる。
また、このカラーレーザプリンタ1では、カートリッジ装着部50の右側側壁52において、図14に示すように、摺動面55の前側に、幅方向外側に窪む凹状の受け部69を形成し、その受け部69の受け面72に、本体側接点部56を埋設してもよい。これによって、摺動面55は、本体側接点部56よりも、筐体32の幅方向内側に配置される。
このような受け面72を形成すれば、現像カートリッジ15の装着時には、第1接点部44は、摺動面55と対向状に摺動した後、受け部69と対向した時に、図15に示すように、接続部46の弾性力によって、筐体32の幅方向外側に移動され、受け面72に埋設される本体側接点部56に接触される。これによって、装着状態における第1接点部44の着脱方向(前後方向)の移動が規制されるので、第1接点部44と本体側接点部56との確実な接続を確保することができる。さらに、本体側接点部56が、摺動面55から内側に配置されているため、ユーザの手が不用意に本体側接点部56に接触することを防止できる。
また、たとえば、図14に示すように、筐体32の一方側の側壁35に、摺動面55を清掃するためのクリーニング部材73を設けてもよい。より具体的には、このクリーニング部材73は、たとえば、フェルトなどからなるシート部材として構成され、一方側の側壁35における第1接点部44と水平方向において重なる収容溝部37から、筐体32の幅方向外側に突出するようにして設けられている。
このようなクリーニング部材73を設ければ、現像カートリッジ15の着脱時においては、摺動面55における第1接点部44が摺動する摺動部分に、このクリーニング部材73が接触して、その摺動部分が清掃されるので、第1接点部44に汚れなどが付着することを防止することができる。そのため、第1接点部44と本体側接点部56との確実な接続を確保することができる。
また、このようなクリーニング部材73は、第1接点部44を清掃するための清掃部として、たとえば、右側側壁52の摺動面55に設けてもよい。右側側壁52の摺動面55に設ける場合には、現像カートリッジ15の着脱時において、摺動面55における第1接点部44との対向位置に設ければよい。
このようにしてクリーニング部材73を設ければ、現像カートリッジ15の着脱時においては、第1接点部44にクリーニング部材73が接触して、第1接点部44が直接清掃されるので、第1接点部44に付着した汚れを清掃することができる。そのため、第1接点部44と本体側接点部56との確実な接続を確保することができる。
また、このカラーレーザプリンタ1では、現像カートリッジ15が、図示しないソレノイドによって回転駆動されるカム74(図16参照)により、現像時において現像ローラ17を感光ベルト20と接触させる接触位置と、非現像時において現像ローラ17を感光ベルト20と離間させる離間位置とに、水平方向前後方向に移動されるが、このような場合において、たとえば、図16に示すように、本体接点部56を、現像カートリッジ15が接触位置にある時に、第1接点部44と接触され、現像カートリッジ15が離間位置にある時に、第1接点部44と接触しないように配置してもよい。
このような配置は、より具体的には、たとえば、図16に示すように、右側側壁52において、摺動面55の前側に、幅方向外側に窪む凹状の受け部69を形成し、その受け部69の受け面72から、前壁70および後壁71を幅方向内側に拡がる傾斜面として形成する。そして、その受け部63の前壁70に、本体側接点部56を埋設すればよい。
そして、現像カートリッジ15を装着すると、非現像時には、図16に示すように、現像カートリッジ15は離間位置に配置され、この時、第1接点部44は、摺動接触部分としての先端部44aおよび後側側部44bが、それぞれ受け面72および後壁71に接触する状態となる。また、現像時には、図17に示すように、図示しないソレノイドによりカム74が回転駆動され、現像カートリッジ15は接触位置に配置される。この時、第1接点部44は、その先端部44aおよび接続接触部分としての前側側部44cが、それぞれ受け面72および前壁71の本体側接点部56に接触する状態となる。
なお、実際には、現像カートリッジ15は、図示しないばねによって、常には後側に付勢されており、接触位置から再びカム74が回転駆動されると、図示しないばねの付勢力によって、現像カートリッジ15が離間位置に移動される。
このような配置によると、現像時には、現像カートリッジ15が接触位置に移動され、第1接点部44が本体側接点部56と接触される。一方、非現像時には、現像カートリッジ15が接離間位置に移動され、第1接点部44が本体側接点部56から離間される。そのため、非現像時において、現像ローラ17に現像バイアスが印加されることを防止できるので、現像ローラ17の確実な作動を確保することができ、安全性の向上を図ることができる。
また、図16および図17に示す実施形態では、現像カートリッジ15の着脱時には、第1接点部44の先端部44aが、摺動面55と対向状に摺動しながら着脱される。
そして、装着状態において、非現像時には、第1接点部44の先端部44aおよび後側側部44bが、それぞれ受け面72および後壁71に接触され、現像時には、第1接点部44の先端部44aおよび前側側部44cが、それぞれ受け面72および前壁71の本体側接点部56に接触される。つまり、このような配置によれば、本体側接点部56と接触される第1接点部44の前側側部44cは、非現像位置(離間位置)から現像位置(接触位置)への移動、および、現像位置(接触位置)から非現像位置(離間位置)への移動にともなう摺動により、受け面72とは接触せず、現像時にのみ、前壁71の本体側接点部56に接触される。
そのため、現像カートリッジ15の摺動に伴なう第1接点部44の前側側部44cへの汚れの付着を防止することができ、第1接点部44と本体側接点部56との確実な接続を確保することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、その他の実施形態にも適用することができる。
本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタに備えられる現像カートリッジの斜視図である。 図2に示す現像カートリッジの未装着状態を示す要部拡大平面図である。 図2に示す現像カートリッジの装着状態を示す要部拡大平面図である。 図4に示す現像カートリッジの要部側面図である。 図4に示す現像カートリッジの装着状態を示す要部拡大平面図(駆動状態)である。 現像カートリッジの第1接点部の他の実施形態(ガード部材が設けられている態様)の要部斜視図である。 図7に示す第1接点部の縦断面図である。 現像カートリッジの第1接点部の他の実施形態(第1カバー部が設けられている態様)の縦断面図である。 現像カートリッジの第1接点部の他の実施形態(第1接点部が接続部と一体的に形成され、その第1接点部にガード部材が設けられている態様)の要部斜視図である。 図10に示す第1接点部の縦断面図である。 現像カートリッジの他の実施形態(第2カバー部が設けられている態様)である。 現像カートリッジの他の実施形態(ガイド部材が設けられている態様)である。 図2に示す現像カートリッジの未装着状態を示す他の実施形態(受け部の受け面に本体側接点部が埋設されている態様の要部拡大平面図である。 図2に示す現像カートリッジの装着状態を示す他の実施形態(受け部の受け面に本体側接点部が埋設されている態様)の要部拡大平面図である。 図2に示す現像カートリッジの非現像状態を示す他の実施形態(受け部の前壁に本体側接点部が埋設されている態様)の要部拡大平面図である。 図2に示す現像カートリッジの現像状態を示す他の実施形態(受け部の前壁に本体側接点部が埋設されている態様)の要部拡大平面図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
15 現像カートリッジ
17 現像ローラ
17a ローラ軸
20 感光ベルト
32 筐体
34 他方側の側壁
35 一方側の側壁
40 駆動ギヤ
43 導電部材
44 第1接点部
45 第2接点部
46 接続部
48 第1接点部の傾斜部
51 左側側壁
52 右側側壁
54 右側側壁の傾斜部
55 摺動面
56 本体側接点部
73 クリーニング部材
74 カム

Claims (9)

  1. 画像形成装置に着脱自在に装着される現像カートリッジにおいて、
    前記現像カートリッジの筐体と、
    前記筐体に回転可能に支持され、バイアスにより作用する現像ローラと、
    前記現像ローラを駆動するための動力が入力される動力入力部と、
    前記画像形成装置本体に設けられたバイアス供給部に接続される第1接点部、前記現像ローラの軸に接続される第2接点部、および、前記第1接点部と前記第2接点部とを接続する接続部を有する導電部材とを備え、
    当該現像カートリッジの着脱方向は、前記現像ローラの前記軸と垂直な方向であり、
    前記動力入力部は、前記筐体の幅方向の一方側端部に配置され、
    前記導電部材は、前記筐体の幅方向において、前記動力入力部が配置される一方側端部と反対側の他方側端部に配置され、
    前記第1接点部は、前記第2接点部に対して、前記現像カートリッジの装着方向の上流側に配置されていることを特徴とする、現像カートリッジ。
  2. 本体ケーシングと、
    前記本体ケーシングに着脱自在に装着される、請求項1に記載の現像カートリッジとを備えることを特徴とする、画像形成装置。
  3. 前記現像カートリッジの装着を案内するための傾斜部が形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像ローラによって現像される現像剤像を担持する像担持体と、
    前記現像カートリッジを、現像時において前記像担持体と接触させる接触位置と、非現像時において前記像担持体と離間させる離間位置とに、水平移動させるための接離手段とを備え、
    前記バイアス供給部は、前記現像カートリッジが接触位置にある時に、前記第1接点部と接触され、前記現像カートリッジが離間位置にある時に、前記第1接点部と接触しないように配置されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記バイアス供給部が、前記導電部材が未装着時よりも前記筐体の幅方向における内側方向に移動された状態で、前記第1接点部と接触するように配置されていることを特徴とする、請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記現像カートリッジの着脱を案内するためのガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記ガイド部には、前記現像カートリッジの着脱時に、前記現像カートリッジの前記第1接点部と摺動するガイド面が設けられており、
    前記ガイド面は、前記バイアス供給部と面一に形成されていることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記ガイド部には、前記現像カートリッジの着脱時に、前記現像カートリッジの前記第1接点部と摺動するガイド面が設けられており、
    前記ガイド面は、前記バイアス供給部よりも、前記筐体の幅方向において内側方向に配置されていることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1接点部を清掃するための清掃部が設けられていることを特徴とする、請求項2ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
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