JP5986761B2 - 物品陳列棚 - Google Patents
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Description
ベース棚は、支柱に係止するのではなく、ベース脚上に載置される。ベース棚の前後方向方向(支柱どうしが隣接する方向に直交する方向)への位置決めのため、互いに隣接する二本の支柱の下端部どうしを連結する下部連結材に係止具を設け、この係止具にベース棚の後端部を係止させることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、係止具が下部連結材に引っかけられているのみであるため、ベース棚とともに係止具が前後に動いてしまう可能性がある。
すなわち、本発明の物品陳列棚は、床面に沿って延び、床面上に間隔を隔てて二本一対で設置されるベース脚と、それぞれのベース脚上に設けられて上方に延び、棚板が装着可能とされた支柱と、互いに隣接する二本の支柱の下端部どうしを連結する下部連結材と、二本一対のベース脚上に設置され、下部連結材側の後端部に、下方に延びる垂下壁を有したベース棚と、を備え、前記下部連結材は、二本一対の前記支柱どうしを結ぶ方向に延びる連結バーと、前記連結バーの両端部に設けられ、前記支柱に係止される係止部と、前記係止部に形成され、前記ベース棚を前記下部連結材に接近・離間する前後方向において拘束する拘束部と、を備え、拘束部は、二本一対の支柱どうしを結ぶ鉛直面内に位置するバックプレートと、バックプレートの表面に直交する方向に間隔を隔てて配置されたフック部と、を備え、バックプレートとフック部との間に垂下壁が挿入されることでベース棚を前後方向に拘束し、バックプレートが、フック部に対し、下部連結材の軸線方向に沿ってオフセットした位置に、垂下壁が突き当たる突き当たり面を有していることを特徴とする。
このような構成によれば、バックプレートが、フック部に対し、下部連結材の軸線方向に沿ってオフセットした位置に、垂下壁が突き当たる突き当たり面を有している。これにより、垂下壁が下部連結材の軸線方向に沿って互いにオフセットしたフック部とバックプレートの少なくとも2か所で保持されるため、ベース棚を安定的に拘束することができる。
また、拘束部が下部連結材に形成されているため、これらが別々の部品の場合のように、部品を紛失したり、不用意に外れたり、手配間違いをする可能性が低くなる。
また、垂下壁が連結材の軸線方向に沿って互いにオフセットしたフック部とバックプレートの少なくとも2か所で保持されるため、ベース棚を安定的に拘束することができる。
図1に示すように、物品陳列棚10は、床面に沿って延び、床面上に間隔を隔てて互いに平行に設置される二本一対のベース脚11と、各ベース脚11上に設けられて上方に延び、棚板が装着可能とされた二本一対の支柱12、12と、互いに隣接する二本の支柱12、12の下端部どうしを互いに連結する下部連結材13と、互いに隣接する二本の支柱12、12の上端部どうしを互いに連結する上部連結材14と、を備えている。
また、支柱12は、その両側面12a、12bに、下部連結材13、上部連結材14等を係止するため、長手方向に所定の間隔をあけて略矩形状の係止孔17Aやスリット17Bが複数貫通形成されている。
係止金具21は、連結バー20の少なくとも両側面に溶接されたプレート21a,21aと、プレート21a、21aに突出形成された係止フック21b、21bと、を有する。そして、上部連結材14は、両端に突出形成された係止フック21b、21bを両側の支柱12、12のスリット17B、17Bに係止させることにより、両側の支柱12、12をその上部どうしにおいて互いに連結する。
係止金具50は、連結バー18の少なくとも両側面に溶接により固定され、二本一対の支柱12,12どうしを結ぶ連結バー18の軸線を含む鉛直面内に位置するバックプレート50a,50aと、バックプレート50a、50aの下端部どうしを連結し、水平面内に位置する連結部50bとからなる、上向きに開口する断面略コ字状とされている。
バックプレート50aには、連結バー18の軸線方向に沿った方向に、連結バー18の端部から突出するよう、係止フック52,52が形成されている。下部連結材13は、両端に突出形成された係止フック52、52を両側の支柱12、12の係止孔17A、17Aに係止させることにより、両側の支柱12、12をその下端部どうしにおいて互いに連結する。
ベース棚60は、平面視矩形で、その上面において物品が載置される物品載置面60aと、物品載置面60aの側方および後方の各辺のそれぞれから鉛直下方に垂下する垂下壁60b、60cと、物品載置面60aの裏面側(下面側)に設けられた補強フレーム60dと、を有する。
すなわち、図5、図6に示すように、係止金具50のバックプレート50aには、係止爪部材51が形成されている。係止爪部材51は、例えば、連結部50bから連結バー18の軸線に直交する水平方向に延びるベース部51aと、ベース部51aの先端部から、それぞれバックプレート50a,50aと平行に立ち上がるフック部51b,51bとからなる、断面略L字状とすることができる。フック部51bは、バックプレート50aに対し、その表面に直交する方向に間隔を隔てて配置されている。
これらバックプレート50aとフック部51bによってベース棚拘束部55が形成され、バックプレート50aとフック部51bとの間に、ベース棚60の後端部側の垂下壁60cを差し込むことによって、最下段のベース棚60が下部連結材13に接近・離間する前後方向において拘束される。
また、このバックプレート50aに対し、フック部51bは、連結バー18の軸線方向において中間部に位置するよう形成されている。
このようにして、バックプレート50aは、フック部51bに対し、下部連結材13の軸線方向に沿って両側にオフセットした位置に、ベース棚60の後端部側の垂下壁60bが突き当たる突き当たり面F1、F2を有している。
これにより、垂下壁60cは、前後方向に係止されるだけでなく、その両面がバックプレート50aとフック部51bとにより面接触により挟み込まれ、安定的に保持される。
このとき、バックプレート50aは、フック部51bに対し、下部連結材13の軸線方向に沿って両側にオフセットした位置に、ベース棚60の後端部側の垂下壁60cが突き当たる突き当たり面F1、F2を有している。これにより、ベース棚60の後端部においては、垂下壁60cは、その両面がバックプレート50aとフック部51bとにより両側から挟みこまれ、安定的に保持される。
さらに、このようなベース棚拘束部55を、下部連結材13に一体に備えるようにしたので、物品陳列棚10の部品点数を減じて低コスト化を図ることができる。さらに、部品点数が減れば、部品の紛失やメーカや販売店からの部品発送時に部品発注ミスなどを防ぐことができる。
なお、本発明の物品陳列棚は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
上記実施形態では、フック部51bを係止金具50に形成するようにしたが、フック部51bが形成されるのであれば、いかなる構成としても良い。例えば、係止金具50とフック部51bとを別部材とし、これらを溶接等により一体化することもできる。
さらに、フック部51b,51bは、バックプレート50a,50aと平行としたが、フック部51b,51bの上端側、あるいはフック部51b,51bの全体を、ベース部51aから上方に行くにしたがい、バックプレート50a,50aとの間隔を漸次拡開させる構成とすることもできる。これにより、下部連結材13側の後端部の垂下壁60cを、ベース棚拘束部55であるバックプレート50aと係止爪部材51のフック部51bとの間に挿入しやすくなる。
また、上記実施形態では、物品陳列棚10は、二本の支柱12,12のみを備える構成としたが、三本以上の支柱12を併設し、互いに隣接する二本の支柱12、12間を下部連結材13、上部連結材14で連結して棚板を設けるようにしても良い。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
11 ベース脚
12 支柱
13 下部連結材
14 上部連結材
18 連結バー
50 係止金具(係止部)
50a バックプレート
50b 連結部
51 係止爪部材
51a ベース部
51b フック部
51c 突出部
52 係止フック
55 ベース棚拘束部(拘束部)
60 ベース棚
60a 物品載置面
60c 垂下壁
60d 補強フレーム
F1、F2 突き当たり面
Claims (2)
- 床面に沿って延び、前記床面上に間隔を隔てて二本一対で設置されるベース脚と、
それぞれの前記ベース脚上に設けられて上方に延び、棚板が装着可能とされた支柱と、
互いに隣接する二本の支柱の下端部どうしを連結する下部連結材と、
二本一対の前記ベース脚上に設置され、前記下部連結材側の後端部に、下方に延びる垂下壁を有したベース棚と、を備え、
前記下部連結材は、二本一対の前記支柱どうしを結ぶ方向に延びる連結バーと、
前記連結バーの両端部に設けられ、前記支柱に係止される係止部と、
前記係止部に形成され、前記ベース棚を前記下部連結材に接近・離間する前後方向において拘束する拘束部と、を備え、
前記拘束部は、二本一対の前記支柱どうしを結ぶ鉛直面内に位置するバックプレートと、
前記バックプレートの表面に直交する方向に間隔を隔てて配置されたフック部と、を備え、前記バックプレートと前記フック部との間に前記垂下壁が挿入されることで前記ベース棚を前後方向に拘束し、
前記バックプレートが、前記フック部に対し、前記下部連結材の軸線方向に沿ってオフセットした位置に、前記垂下壁が突き当たる突き当たり面を有していることを特徴とする物品陳列棚。 - 前記バックプレートは、前記下部連結材の軸線方向に沿った幅寸法が前記フック部よりも大きく形成され、前記フック部に対し、前記下部連結材の軸線方向に沿った両側に前記突き当たり面を有していていることを特徴とする請求項1に記載の物品陳列棚。
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- 2012-03-06 JP JP2012049486A patent/JP5986761B2/ja active Active
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