JP5983269B2 - 画像形成装置、および制御プログラム - Google Patents

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Description

この発明は画像形成装置、表示方法、および制御プログラムに関し、特に、遠隔操作可能な画像形成装置、遠隔操作時の表示方法、および制御プログラムに関する。
コピー機やプリンターやファクシミリ送受信機やそれらの複合機であるMFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置では、携帯電話機などの端末装置と通信可能であって、端末装置に表示される操作パネルから指示入力を受け付けることができるものがある。このような機能は、リモートパネルとも呼ばれる。
リモートパネルでは、画像形成装置の表示パネルでの表示画面(以下、本体表示とも称する)と同じ画面が端末装置に送られて、端末装置にも表示される。そして、端末装置における指示位置が座標情報として画像形成装置に送られ、画像形成装置においてその座標情報に基づいて指示内容が特定されて指示に基づく処理が行なわれる。
ところで、端末装置を画像形成装置に接続してリモートパネル操作を行なっている際に画像形成装置においてトナー切れや用紙切れやジャムなどのトラブルが発生すると、エラー表示が画像形成装置本体に表示されるのに加えて、端末装置にも同じエラー表示がなされる。このエラー表示は、トナーを交換したり印刷用紙を補充したりするなどして上記トラブルが解消されるまで表示され続ける。また、トラブルの解消手順に沿って表示が切り替わったり、ガイドが表示されたりもする。
障害の発生を通知する方法として、たとえば、特開平7−162825号公報(以下、特許文献1)は、障害状況のしきい値を設定し、障害のレベルに応じて通知方法を選択する方法を開示している。
特開平7−162825号公報
しかしながら、端末装置はバッテリーが不十分である場合があり、長時間エラー表示が継続して該端末装置からジョブを発行するなどの処理ができない状態が継続すると、バッテリーが切れて画像形成装置の操作ができなくなる可能性がある、という問題がある。特に、端末装置は画像形成装置から離れた操作に用いる場合が想定されるため、当該端末装置のユーザーは直ちにトラブルに対処することができない場合も多い。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、端末装置で遠隔操作可能な画像形成装置であって、該端末装置での遠隔操作の利便性を向上させることのできる画像形成装置、表示方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は表示装置を備えた画像形成装置であって、表示装置での画面遷移に従って、端末装置に対して表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するための通信手段と、当該画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するための検出手段と、トラブルを端末装置に通知するための通知手段と、表示装置の表示をエラー表示に切り替える処理を行なうための画面処理手段と、少なくとも通信手段で通信可能な端末装置の有無に応じて通知の要否を判断するための判断手段とを備える。判断手段において通知が不要と判断された場合に、通知手段で通知を行なうことなく、画面処理手段が表示装置の表示をエラー表示に切り替え、通知手段は通知用のデータを生成するための生成手段を含み、判断手段において通知が必要と判断された場合に、通知手段は生成手段で生成された通知用のデータを端末装置に送信することで通知を行なう。通信手段は、端末装置から操作画面上での指示位置を表わす情報を受信すると、指示位置と操作画面とで特定される指示内容に基づく処理による表示装置での画面遷移に従って、遷移後の操作画面の画面データを送信する。判断手段は、トラブルを生じている状態において通信手段が端末装置から指示位置を表わす情報を受信すると、通知が必要と判断する。
本発明の他の局面に従うと、表示装置を備えた画像形成装置であって、表示装置での画面遷移に従って、端末装置に対して表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するための通信手段と、当該画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するための検出手段と、トラブルを端末装置に通知するための通知手段と、表示装置の表示をエラー表示に切り替える処理を行なうための画面処理手段と、少なくとも通信手段で通信可能な端末装置の有無に応じて通知の要否を判断するための判断手段とを備える。判断手段において通知が不要と判断された場合に、通知手段で通知を行なうことなく、画面処理手段が表示装置の表示をエラー表示に切り替え、通知手段は通知用のデータを生成するための生成手段を含み、判断手段において通知が必要と判断された場合に、通知手段は生成手段で生成された通知用のデータを端末装置に送信することで通知を行なう。判断手段は、通知が必要と判断した場合であっても、端末装置のバッテリー残量が所定以下である場合には、通知が不要と判断する。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示装置を備えた画像形成装置であって、表示装置での画面遷移に従って、端末装置に対して表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するための通信手段と、当該画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するための検出手段と、トラブルを端末装置に通知するための通知手段と、表示装置の表示をエラー表示に切り替える処理を行なうための画面処理手段と、少なくとも通信手段で通信可能な端末装置の有無に応じて通知の要否を判断するための判断手段とを備える。判断手段において通知が不要と判断された場合に、通知手段で通知を行なうことなく、画面処理手段が表示装置の表示をエラー表示に切り替え、通知手段は通知用のデータを生成するための生成手段を含み、判断手段において通知が必要と判断された場合に、通知手段は生成手段で生成された通知用のデータを端末装置に送信することで通知を行なう。通信手段は、端末装置から操作画面上での指示位置を表わす情報を受信する。判断手段は、通知が必要と判断した場合に、さらに、端末装置での操作画面を用いた操作が完了したタイミングを通知のタイミングと判断する。
好ましくは、通知用のデータは、通知の際に端末装置に表示されていた操作画面での操作を可能とする手段を含んだ画面を端末装置に表示するためのデータである。
好ましくは、通信手段は、端末装置から操作画面上での指示位置を表わす情報を受信すると、指示位置と操作画面とで特定される指示内容に基づく処理による表示装置での画面遷移に従って、遷移後の操作画面の画面データを送信し、判断手段は、トラブルを生じている状態において通信手段が端末装置から指示位置を表わす情報を受信すると、通知が必要と判断する。
好ましくは、判断手段は、さらに、当該画像形成装置から所定範囲にユーザーがいることが検知された場合に通知が不要と判断する。
好ましくは、判断手段は、検出手段においてトラブルの対処処理中であることが検知されると、通知が不要と判断する。
好ましくは、判断手段は、トラブルを回避するための代替措置である場合、または、対象とするジョブの処理において回避可能なトラブルである場合、通知が不要と判断する。
好ましくは、通信手段は、端末装置から操作画面上での指示位置を表わす情報を受信し、判断手段は、指示位置と操作画面とで特定される指示内容が、トラブルに関連しない処理を指示するものである場合に、通知が不要と判断する。
好ましくは、判断手段は、端末装置に関連付けられたユーザーと当該画像形成装置に登録されているジョブに関連付けられたユーザーとが異なる場合には、通知が不要と判断する。
好ましくは、判断手段は、端末装置が当該画像形成装置から所定範囲内にない場合に、通知が不要と判断する。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは、表示装置を備え、端末装置と通信可能な画像形成装置にエラー表示を実行させるためのプログラムであって、表示装での画面遷移に従って、端末装置に対して表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するステップと、画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するステップと、少なくとも通信可能な端末装置の有無に応じてトラブルの端末装置への通知の要否を判断するステップと、通知が不要と判断された場合に、端末装置に通知を行なうことなく、表示装置の表示をエラー表示に切り替えるステップと、通知が必要と判断された場合に、通知用のデータを生成して通知用のデータを端末装置に送信することで通知を行なうステップとを画像形成装置に実行させる。送信するステップは、端末装置から操作画面上での指示位置を表わす情報を受信すると、指示位置と操作画面とで特定される指示内容に基づく処理による表示装置での画面遷移に従って、遷移後の操作画面の画面データを送信することを含む。判断するステップは、トラブルを生じている状態において端末装置から指示位置を表わす情報が受信されると、通知が必要と判断することを含む。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示装置を備え、端末装置と通信可能な画像形成装置にエラー表示を実行させるための制御プログラムであって、表示装置での画面遷移に従って、端末装置に対して表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するステップと、画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するステップと、少なくとも通信可能な端末装置の有無に応じてトラブルの端末装置への通知の要否を判断するステップと、通知が不要と判断された場合に、端末装置に通知を行なうことなく、表示装置の表示をエラー表示に切り替えるステップと、通知が必要と判断された場合に、通知用のデータを生成し、通知用のデータを端末装置に送信することで通知を行なうステップとを画像形成装置に実行させる。判断するステップは、通知が必要と判断した場合であっても、端末装置のバッテリー残量が所定以下である場合には、通知が不要と判断することを含む。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示装置を備え、端末装置と通信可能な画像形成装置にエラー表示を実行させるための制御プログラムであって、表示装置での画面遷移に従って、端末装置に対して表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するステップと、画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するステップと、少なくとも通信可能な端末装置の有無に応じてトラブルの端末装置への通知の要否を判断するステップと、通知が不要と判断された場合に、端末装置に通知を行なうことなく、表示装置の表示をエラー表示に切り替えるステップと、通知が必要と判断された場合に、通知用のデータを生成し、通知用のデータを端末装置に送信することで通知を行なうステップと、端末装置から操作画面上での指示位置を表わす情報を受信するステップとを画像形成装置に実行させる。判断するステップは、通知が必要と判断した場合に、さらに、端末装置での操作画面を用いた操作が完了したタイミングを通知のタイミングと判断することを含む。
この発明によると、端末装置で遠隔操作可能な画像形成装置において、該端末装置での遠隔操作の利便性を向上させることができる。
実施の形態にかかる遠隔操作システムの概略を示す図である。 遠隔操作システムに含まれるMFP(Multi-Functional Peripheral)の概略構成を示す模式的断面図である。 MFPの概略構成を示すブロック図である。 MFPの操作パネルの概観を示す図である。 遠隔操作システムに含まれる携帯電話の概観の具体例を示す図である。 MFP本体に表示される画面例として、コピー設定画面の具体例を表わした図である。 本体表示されるエラー画面の具体例として、黄色のトナーが欠如した場合のエラー画面例を表わす図である。 図7の例のトラブルが発生したときの、携帯電話での第1の画面例を表わす図である。 図7の例のトラブルが発生したときの、携帯電話での第2の画面例を表わす図である。 図7の例のトラブルが発生したときの、携帯電話での第3の画面例を表わす図である。 MFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPでの動作の流れの第1の例を表わすフローチャートである。 MFPでの動作の流れの第2の例を表わすフローチャートである。 MFPでの動作の流れの第3の例を表わすフローチャートである。 MFPでの動作の流れの第4の例を表わすフローチャートである。 MFPでの動作の流れの第5の例を表わすフローチャートである。 MFPでの動作の流れの第6の例を表わすフローチャートである。 MFPでの動作の流れの第7の例を表わすフローチャートである。 MFPでの動作の流れの第8の例を表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる遠隔操作システム10の概略を示す図である。図1を参照して、遠隔操作システム10は、画像形成装置の一例であるMFP(Multi-Functional Peripheral)100と、端末装置の一例である携帯電話200A〜200Cとを含む。なお、携帯電話200A〜200Cを代表させて、携帯電話200とも称する。
MFP100および携帯電話200は、ネットワーク900を介して通信可能である。ネットワーク900には、インターネット、携帯電話網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、パケット通信網、およびこれらの組み合わせ、などが含まれる。
MFP100は、複写機能、プリント機能、ファクシミリ機能、およびスキャナー機能といった複数の機能を搭載する。
なお、MFP100は画像形成装置の一例であって、コピー機、プリンター、スキャナー、ファクシミリ送受信機などであってもよい。また、携帯電話200も端末装置の一例であって、表示装置および入力装置(たとえばタッチパネル等)を含み、通信機能を有する端末装置であれば、PDA(Personal Digital Assistants)やノート型PC(パーソナルコンピュータ)、文書閲覧装置、ゲーム機など、他の装置であってもよい。
図2は、MFP100の概略構成を示す模式的断面図である。図2を参照して、MFP100は、原稿から画像データを読取るイメージリーダー部101と、画像処理装置111と、用紙上に画像を印刷するプリンター部102とを含む。
イメージリーダー部101の原稿台103上に載置された原稿は、スキャナー104の備える露光ランプ105により照射される。スキャナー104は、スキャナーモーター112により矢印方向に移動して原稿全体を走査する。原稿面からの反射光は、ミラー106〜108および集光レンズを介してCCD(Charge Coupled Device)110上に像を結ぶ。CCD110は、原稿面からの反射光をRGBの色データ(アナログ信号)に変換して、さらにデジタルのRGBデータに変換して、画像処理装置111に出力する。CCD110が画像処理装置111に出力する色データを、画像データという。
画像処理装置111は、CCD110から入力される画像データに所定の画像処理を施してレーザー装置113にデジタル信号を出力する。
ここで画像処理装置111からレーザー装置113に出力されるデジタル信号は、シアン用の画像色データCと、マゼンタ用の画像色データMと、イエロー用の画像色データYと、ブラック用の画像色データKである。レーザー装置113は、入力された画像色データC,M,Y,Kに基づいて、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックそれぞれの感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kにレーザービームを出力する。
プリンター部102において、レーザー装置113から出力されるレーザービームは、帯電チャージャー114C,114M,114Y,114Kによって帯電された感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kを露光し、静電潜像を形成する。シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4色の現像器116C,116M,116Y,116Kにより、感光体ドラム115C,115M,115Y,115K上の静電潜像が現像される。
一方、無端ベルト130は、駆動ローラー133Aと固定ローラー133B,133C,133Dとにより弛まないように懸架されている。駆動ローラー133Aが図中で反時計回りに回転すると、無端ベルト130が所定速度で図中で反時計回りに回転する。
給紙カセット120〜122より適当な用紙が搬送され、タイミングローラー131から無端ベルト130に用紙が供給される。無端ベルト130に供給された用紙は、無端ベルト130上に担持され、図中で左方向に搬送される。これにより、用紙がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの順に感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kと接触する。用紙がそれぞれの感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kと接触したときに、感光体ドラムと対をなす転写チャージャー117C,117M,117Y,117Kにより感光体ドラム上に現像されたトナー像が用紙に転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着ローラー対132により加熱される。これにより、トナーは溶かされて用紙に定着する。その後、用紙はプリンター部102から排出される。
図3は、MFP100の概略構成を示すブロック図である。図3を参照して、図2で説明したように、MFP100は、イメージリーダー部101と、プリンター部102と、画像処理装置111とを含む。
画像処理装置111は、MFP100の全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)20と、CPU20に各種処理を実行させる制御プログラムおよび設定値の初期値を記憶するためのROM(Read Only Memory)21と、CPU20が各種処理を実行するときのワークメモリーおよび各種ユーザー設定値を記憶するためのメモリーであるRAM(Random Access Memory)22と、画像データなどを記憶するための記憶部23と、後述すると、タッチパネル141と、MFP100のユーザーによる操作を受け付けると共にMFP100の所定の情報を表示するための操作パネルに配される、後述するタッチパネル141および、テンキーボタン、スタートボタン、ストップボタン、および、リセットボタンなどのハードウェアの操作ボタン142と、ネットワーク900に接続して携帯電話200などの外部の装置と情報を通信するためのネットワークカード24と、携帯電話200に操作画面を送信したり、操作画面の送信条件を制御したりするためのリモートパネル制御部25とを含む。
タッチパネル141または操作ボタン142は、ユーザーから受け付けられた操作に応じた操作信号をCPU20に送信する。タッチパネル141の液晶ディスプレイ(以下、「LCD(Liquid Crystal Display)」)は、ユーザー操作に応じてCPU20から受信した操作画面、設定画面、エラー画面または説明画面などを表示する。
CPU20は、ROM21に記憶された制御プログラムに従って、タッチパネル141または操作ボタン142からの操作信号に応じて、コピー機能、スキャナー機能、プリンター機能、および、FAX機能を実行するよう、イメージリーダー部101、プリンター部102、記憶部23、およびネットワークカード24へのアクセスを制御したり、画像データに対する画像処理を実行するよう、図示しない処理部を制御したりする。
図4は、MFP100の操作パネルの概観を示す図である。操作パネルは、前述したように、タッチパネル141および操作ボタン142を含む。
図5は、携帯電話200の概観の具体例を示す図である。携帯電話200は、タッチパネル241、ならびに、通話ボタン、終話ボタンおよびダイヤルボタンなどの操作ボタン242を含む。
<動作概要>
遠隔操作システム10では、MFP100のタッチパネル141に表示される操作画面(以下、本体表示とも称する)の画像データが携帯電話200にも送られ、携帯電話200のタッチパネル241にも表示される。
図6は、MFP100本体に表示される画面例として、コピー設定画面の具体例を表わした図である。
図6の画面は、MFP100においてコピー設定を選択したときに、タッチパネル141に表示される。また、携帯電話200で遠隔操作を行なうために接続している場合、MFP100は、本体表示が図6の画面に切り替わると、携帯電話200に対して画面データを送信する。これにより、携帯電話200にも、図6の操作画面が表示される。なお、MFP100は、携帯電話200に画面データを送信する際に、予め記憶している携帯電話200の画面サイズなどに応じて本体表示用の画面データを変形してもよい。
または、MFP100は、先に送信している画面データに基づく操作画面に対する操作位置を表わす座標情報を携帯電話200から受け取り、その座標情報と操作画面とに基づいて操作内容を特定する。そして、その操作内容に従った処理を行なった結果、表示画面が図6のコピー設定画面に切り替わると、本体表示を図6のコピー設定画面に切り替える。それと共に、MFP100は、携帯電話200から操作画面の要求があったものとして、次の画面としてのコピー設定画面の画面データを携帯電話200に対して送信する。
ところで、MFP100においてトラブルが発生すると、図示しないセンサー等によって該トラブルが検知されて、そのトラブルに応じたエラー画面がMFP100に本体表示される。トラブルには、スキャナートラブル、エンジントラブル、用紙詰まり(ジャム)、用紙切れ、およびトナー切れが含まれる。
図7は、本体表示されるエラー画面の具体例として、黄色のトナーが欠如した場合のエラー画面例を表わす図である。
図7を参照して、本体表示されるエラー画面は、たとえば図6のような先の操作画面に替えて全画面表示される。MFP100は、当該トラブルが解消されるまで、すなわち、図7の例では、黄色のトナーカートリッジが交換されるまで、図7のエラー画面を本体表示し続ける。または、MFP100は、カートリッジの交換作業に伴って、交換作業のガイド画面に切り替えてもよい。そして、MFP100は、当該トラブルが解消されると、すなわち、図7の例ではカートリッジの交換が完了すると、たとえば図6のような、先の操作画面に本体表示を戻す。
遠隔操作システム10では、MFP100においてトラブルが発生したとき、遠隔操作を行なっている携帯電話200では、本体表示されるエラー画面とは異なる画面が表示される。
図8は、図7の例のトラブル(黄色のトナーの欠如)が発生したときの、携帯電話200での第1の画面例を表わす図である。図8の画面は、たとえば図6のような先の操作画面に替えて全画面表示される。
すなわち、図8を参照して、第1の画面例の場合、携帯電話200では、図7と同様のカートリッジの交換時期を通知する画面に加えて、当該トナーに関連しない他の操作用の操作画面を表示させるためのボタン301や、当該エラー表示に切り替える前の操作画面に戻して操作を継続させるためのボタン302が表示される。
これらボタン301,302が操作されると、携帯電話200の表示は、その操作に応じた操作画面に切り替わる。そのため、ユーザーは、当該トナーに関連しない他の操作や当該エラー表示に切り替える前の操作が可能となる。
図9は、図7の例のトラブル(黄色のトナーの欠如)が発生したときの、携帯電話200での第2の画面例を表わす図である。図9の画面は、たとえば図6のような先の操作画面に重ねて表示(ポップアップ表示)される。
すなわち、図9を参照して、第2の画面例の場合、携帯電話200では、図7と同様のカートリッジの交換時期を通知する画面に加えて、当該ポップアップ表示を消すためのボタン(OKボタン)303が表示される。
ボタン303が操作されると、当該ポップアップ表示が消えて携帯電話200の表示は元の操作画面に戻る。そのため、ユーザーは、元の画面に対する操作を継続することが可能となる。
図10は、図7の例のトラブル(黄色のトナーの欠如)が発生したときの、携帯電話200での第3の画面例を表わす図である。図10の画面は、先の操作画面が図6のコピー設定画面であったときに、一部表示が追加して表示される画面である。
すなわち、図10を参照して、第3の画面例の場合、携帯電話200では、先の操作画面である図6のコピー設定画面に、黄色のトナーが欠如していることを報知するメッセージが表示される。そのため、ユーザーは、当該メッセージでトラブルの発生や内容を確認しつつ、操作を継続することが可能となる。
携帯電話200に図8〜図10のような表示をさせるために、MFP100は、当該トラブルが発生したときに、これら表示用の画面データを生成し、携帯電話200に送信する。または、図8および図9に表わされた第1の画面例および第2の画面例の場合、MFP100は、本体表示用の画面データを変形し(ボタン追加等)、携帯電話200に送信してもよい。また、図10に表わされた第3の画面例の場合、MFP100は、上記メッセージの情報とコマンドとを携帯電話200に送信し、携帯電話200において、該コマンドに従って表示している操作画面に該メッセージを追加して表示するようにしてもよい。
以降の説明では、これら様々な態様を含んで、MFP100から携帯電話200に対して図8〜図10のような表示をさせるための情報を送信することを「エラー通知」とも称する。
なお、MFP100は、トラブルが発生した際に、さらに、当該MFP100の使用状況や、遠隔操作の状況などに応じて、エラー通知を行なうか否かを判断するようにしてもよい。具体的な判断内容については、以降の、動作フローにおいて説明する。
<機能構成>
図11は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図11に表わされた各機能は、CPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行することで、主に、CPU20上に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が図3に表わされた装置構成によって実現されてもよい。
図11を参照して、CPU20は、各部の動作状態や図示しないセンサーからセンサー信号を監視することで、トナー切れなどの、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するためのエラー検出部201と、検出されたトラブルに関して携帯電話200に対してエラー通知するか本体表示するかを判断するための判断部202と、携帯電話200に図8〜図10のようなエラー画面を表示させるための画面データを生成するための画面生成部203と、タッチパネル141の操作画面を図7のようなエラー画面に遷移させるための画面処理部204と、ネットワークカード24での通信を介して携帯電話200に対して上記画面データを送信することでエラー通知するための送信部205とを含む。
<動作フロー>
図12は、MFP100での動作の流れの第1の例を表わすフローチャートである。図12のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行し、図11の各機能を発揮させることによって実現される。
図12を参照して、CPU20はエラー表示の対象となるトラブルの発生を検出すると(ステップS101でYES)、リモートパネル制御部25での制御を確認することで、携帯電話200が遠隔操作のためにMFP100に接続されているか否かを確認する。図12では、この接続を「リモートパネル接続」と称している。
携帯電話200がMFP100に対してリモートパネル接続されている場合(ステップS103でYES)、CPU20は、携帯電話200に対してエラー通知する(ステップS105)。ここでは、CPU20は、図8〜図10のような画面表示のための画面データを生成して携帯電話200に送信したり、図10のようなメッセージを表示させるための情報を生成して当該情報とコマンドとを送信したりする。以降の説明でも同様である。
一方、携帯電話200がMFP100に対してリモートパネル接続されていない場合(ステップS103でNO)、CPU20は、当該トラブルに関するエラーを本体表示する(ステップS107)。
なお、上記ステップS105で携帯電話200に対してエラー通知する際に、CPU20は、エラー画面を本体表示してもよい。以降の説明でも同様である。
また、上記ステップS105でのエラー通知は、当該携帯電話200で遠隔操作中である場合、当該遠隔操作が終了してから行なわれてもよい。これにより、当該遠隔操作が妨げられずに続行することができる。
このようにすることで、携帯電話200がMFP100に対してリモートパネル接続されている場合には、当該携帯電話200での操作状況に関わらず、各携帯電話200にトラブルが発生したときにエラー表示が一斉になされる。このとき、図8〜図10のようなエラー画面が各携帯電話200になされるため、各携帯電話200のユーザーは、トラブルの発生を知ることができると共に、元の操作画面に戻して(図8、図9の場合)、または、元の操作画面での操作ボタンを用いて(図10の場合)、トラブルに関係しない操作は行なうことができる。
携帯電話200がMFP100に対してリモートパネル接続されていない場合にはMFP100にエラー画面が本体表示される。このとき、図7のようなエラー画面がMFP100のタッチパネル141に全画面表示されるため、MFP100のユーザーは、そのトラブルへの対処が促される。
なお、携帯電話200がMFP100に対してリモートパネル接続されている場合に、携帯電話200にエラー通知し、かつ、エラー画面を本体表示もすることで、携帯電話200のユーザーはトラブルの発生を確認しつつ元の操作画面での操作を継続することができ、MFP100のユーザーはトラブルへの対処が促される。
図13は、MFP100での動作の流れの第2の例を表わすフローチャートである。図13のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行し、図11の各機能を発揮させることによって実現される。
図13を参照して、CPU20はエラー表示の対象となるトラブルの発生を検出した場合であって(ステップS201でYES)、リモートパネル接続している携帯電話200から画面の更新が要求されていない場合には(ステップS203でNO)、CPU20は、携帯電話200に対してエラー通知することなく、当該トラブルに関するエラーを本体表示する(ステップS205)。
リモートパネル接続している携帯電話200から指示操作を表わす座標情報を受信することで画面の更新が要求されると(ステップS203でYES)、CPU20は、当該指示に従って遷移する次の画面に替えて、携帯電話200に対してエラー通知する(ステップS207)。
このようにすることで、MFP100に対してリモートパネル接続している携帯電話200において、表示されている操作画面に対して指示操作を行なってMFP100に対する操作を行なおうとしている場合に、トラブルが発生したときにエラー表示がなされる。そのため、携帯電話200でMFP100を遠隔操作しようとしている携帯電話200のユーザーは、当該MFP100でのトラブルの発生を知ることができると共に、元の操作画面に戻して(図8、図9の場合)、または、元の操作画面での操作ボタンを用いて(図10の場合)、トラブルに関係しない操作は行なうことができる。
また、MFP100に対して携帯電話200がリモートパネル接続していても、実際の遠隔操作を行なっていない場合にはエラー画面が表示されないため、バッテリーの不必要な消費を抑えることができる。
図14は、MFP100での動作の流れの第3の例を表わすフローチャートである。図14のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行し、図11の各機能を発揮させることによって実現される。
図14を参照して、CPU20はエラー表示の対象となるトラブルの発生を検出すると(ステップS301でYES)、現在、当該MFP100に登録されているジョブのユーザーを確認する(ステップS303)。これは、記憶している各ジョブのヘッダなどに含まれるユーザー情報を確認することで実現できる。
さらに、CPU20は、現在、リモートパネル接続している携帯電話200のユーザーを確認する(ステップS305)。これは、リモートパネル接続の要求時に該携帯電話200から受け付けたログイン情報を確認することで実現できる。
これらユーザーが一致しなかった場合、すなわち、登録されているジョブのユーザーとリモートパネル接続している携帯電話200のユーザーとがまったく異なった場合(ステップS307でNO)、CPU20は、携帯電話200に対してエラー通知することなく当該トラブルに関するエラーを本体表示する(ステップS309)。
これらユーザーが一致する場合、すなわち、登録されているジョブのユーザーとリモートパネル接続している携帯電話200のユーザーとの少なくとも1組が一致する場合(ステップS307でYES)、CPU20は、当該ユーザーの一致した携帯電話200に対してエラー通知する(ステップS313)。このとき、好ましくは、CPU20は当該携帯電話200のバッテリー残量を確認し、予め規定されているしきい値以上である十分な量と判断された場合に(ステップS311でYES)、当該携帯電話200に対してエラー通知するようにしてもよい(ステップS313)。バッテリー残量が不十分であった場合には、CPU20は、当該携帯電話200に対してエラー通知することなく当該トラブルに関するエラーを本体表示してもよい(ステップS309)。なお、CPU20は、他の動作例であっても、携帯電話200に対してエラー通知する場合に、上記ステップS311と同様に判断して、さらにバッテリー残量に応じてエラー通知の要否を判断することができる。
このようにすることで、MFP100に対してジョブを登録しているユーザーが携帯電話200でMFP100を遠隔操作している場合に当該携帯電話200にエラーが通知され、そうでない携帯電話200にはエラーが通知されない。そのため、自身のジョブに関係しないユーザーは、トラブルの発生に関知することなく携帯電話200を用いて遠隔操作を続行することができる。また、バッテリーの不必要な消費を抑えることができる。MFP100に対してジョブを登録しているユーザーは、自身のジョブが直ちに処理されない可能性を知ることができると共に、トラブルに関係しない操作を続行することができる。
また、上記のように、バッテリー残量が十分でない場合には、エラー通知によって一時的に操作が中断されることなく、バッテリー残量内でトラブルに関係しない操作を続行することができる。
図15は、MFP100での動作の流れの第4の例を表わすフローチャートである。図15のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行し、図11の各機能を発揮させることによって実現される。
図15を参照して、CPU20はエラー表示の対象となるトラブルの発生を検出すると(ステップS401でYES)、当該MFP100付近のユーザーの有無を検出する(ステップS403)。ステップS403では、たとえばMFP100が図示しない人感センサーを搭載する場合、CPU20が当該センサーからのセンサー信号に基づいて検出することができる。他の例として、MFP100がネットワーク900を介して各ユーザーの携帯する携帯電話200やICカードなどと所定の間隔で通信を行なっているとき、CPU20が当該通信の強度やレスポンスの速度などに基づいて検出することができる。
MFP100付近にユーザーがいることが検出された場合(ステップS405でYES)、CPU20は、携帯電話200に対してエラー通知することなく、当該トラブルに関するエラーを本体表示する(ステップS407)。
MFP100付近にユーザーがいなかった場合(ステップS405でNO)、CPU20は、当該MFP100に対してリモートパネル接続している携帯電話200に対してエラー通知する(ステップS409)。
このようにすることで、MFP100付近にユーザーがいる場合には、携帯電話200にはエラーが通知されない。そのため、MFP100から離れて携帯電話200を用いてMFP100を遠隔しているユーザーは、トラブルの発生に関知することなく携帯電話200を用いて遠隔操作を続行することができる。また、バッテリーの不必要な消費を抑えることができる。
図16は、MFP100での動作の流れの第5の例を表わすフローチャートである。図16のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行し、図11の各機能を発揮させることによって実現される。
図16を参照して、CPU20はエラー表示の対象となるトラブルの発生を検出すると(ステップS501でYES)、トラブルの対処状態を監視して、現在のエラーの解除状態を検出する(ステップS503)。ここでは、たとえばトラブルがトナー切れである場合であって、トナーボトルとMFP100本体との間に接続による通信機構が設けられている場合、CPU20は、一例として、該通信機構での通信を監視してトナーボトルがMFP100本体から取り外されたことを検出することで、当該トナー切れであるエラーの解除状態を検出することができる。
現在、エラーの解除中であると判断した場合(ステップS505でYES)、CPU20は、携帯電話200に対してエラー通知することなく、当該トラブルに関するエラーを本体表示する(ステップS507)。
一方、エラーの解除中ではないと判断した場合(ステップS505でNO)、CPU20は、当該MFP100に対してリモートパネル接続している携帯電話200に対してエラー通知する(ステップS509)。
このようにすることで、MFP100のトラブルが対処中である場合には携帯電話200にはエラーが通知されない。そのため、MFP100から離れて携帯電話200を用いてMFP100を遠隔しているユーザーは、トラブルの発生に関知することなく携帯電話200を用いて遠隔操作を続行することができる。また、バッテリーの不必要な消費を抑えることができる。
図17は、MFP100での動作の流れの第6の例を表わすフローチャートである。図17のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行し、図11の各機能を発揮させることによって実現される。
図17を参照して、CPU20はエラー表示の対象となるトラブルの発生を検出すると(ステップS601でYES)、当該MFP100に対してリモートパネル接続している携帯電話200の、当該MFP100からの距離を検出する(ステップS603)。ステップS603では、CPU20は、携帯電話200との間の通信強度やレスポンスの速度などに基づいて検出することができる。
携帯電話200のMFP100からの距離が予め規定された所定距離以上であった場合には(ステップS605でYES)、CPU20は、当該携帯電話200に対してエラー通知することなく、当該トラブルに関するエラーを本体表示する(ステップS607)。
上記距離が所定距離内であった場合、または、複数の携帯電話200がリモートパネル接続されている場合には所定距離内にある携帯電話200があった場合(ステップS605でNO)、CPU20は、当該携帯電話200に対してエラー通知する(ステップS609)。
このようにすることで、MFP100付近で携帯電話200を用いて遠隔操作をしていない場合には、当該携帯電話200にはエラーが通知されない。そのため、MFP100から所定距離以上離れて携帯電話200を用いてMFP100を遠隔しているユーザーは、トラブルの発生に関知することなく携帯電話200を用いて遠隔操作を続行することができる。また、バッテリーの不必要な消費を抑えることができる。
図18は、MFP100での動作の流れの第7の例を表わすフローチャートである。図18のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行し、図11の各機能を発揮させることによって実現される。
図18を参照して、CPU20はエラー表示の対象となるトラブルの発生を検出すると(ステップS701でYES)、当該トラブルを回避するための代替措置があるか否か、また、対象とするジョブの処理において回避可能なトラブルであるか否か、を判断する。
トラブルを回避するための代替措置とは、たとえばトレイ1で紙詰まり等のトラブルが発生したときにトレイ2を代用する措置とか、トレイ1で用紙切れが発生したときにトレイ2に同じサイズの用紙が格納されている場合にはトレイ2から給紙する措置とかが挙げられる。また、回避可能なトラブルとは、たとえば、給紙経路中で紙詰まりが発生した場合であっても処理対象のジョブが用紙を用いないジョブの場合であったり、前ドアが開けられた場合であっても処理対象のジョブがドア開閉に関与しないジョブであったりする場合が挙げられる。前者の場合、CPU20は、予めトラブルごとに代替措置を記憶しておくことで、発生したトラブルに対して代替措置があるか否かを判断することができる。後者の場合、CPU20は、予めトラブルごとに回避可能なジョブの処理内容を記憶しておくことで、発生したトラブルはジョブの処理において回避可能であるか否かを判断することができる。
発生したトラブルについて、回避するための代替措置があったり、対象とするジョブの処理において回避可能であったりする場合(ステップS703でYES)、CPU20は、携帯電話200に対してエラー通知することなく、当該トラブルに関するエラーを本体表示する(ステップS705)。
一方、発生したトラブルについて、回避するための代替措置もなく、かつ、対象とするジョブの処理において回避が不可能である場合には(ステップS703でNO)、CPU20は、当該MFP100に対してリモートパネル接続している携帯電話200に対してエラー通知する(ステップS509)。
このようにすることで、MFP100に発生したトラブルが回避するための代替措置があったり、対象とするジョブの処理において回避可能であったりする場合、携帯電話200にはエラーが通知されない。そのため、MFP100から離れて携帯電話200を用いてMFP100を遠隔しているユーザーは、トラブルの発生に関知することなく携帯電話200を用いて遠隔操作を続行することができる。また、バッテリーの不必要な消費を抑えることができる。
図19は、MFP100での動作の流れの第8の例を表わすフローチャートである。図19のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22に展開しつつ実行し、図11の各機能を発揮させることによって実現される。
図19を参照して、CPU20はエラー表示の対象となるトラブルの発生を検出すると(ステップS801でYES)、リモートパネル接続している携帯電話200の操作画面における設定情報を取得する(ステップS803)。ここでは、CPU20は、直前の携帯電話200からの入力操作を表わす座標情報と操作画面とから操作内容を特定することで、設定情報を取得することができる。
設定された内容が発生したトラブルと関連がないものである場合(ステップS805でYES)、CPU20は、当該携帯電話200に対してエラー通知することなく、当該トラブルに関するエラーを本体表示する(ステップS807)。
設定された内容が発生したトラブルと関連するものであった場合には(ステップS805でNO)、CPU20は、当該携帯電話200に対してエラー通知する(ステップS813)。なお、このとき、好ましくは、CPU20は、当該携帯電話200からの入力操作を表わす信号を監視し続けて(ステップS809)、その操作の完了を待って(ステップS811でYES)、からエラー通知する。
このようにすることで、携帯電話200を用いた遠隔操作がトラブルに関連しないものである場合には、当該携帯電話200にはエラーが通知されない。そのため、この場合、携帯電話200のユーザーは、トラブルの発生に関知することなく携帯電話200を用いて遠隔操作を続行することができる。また、バッテリーの不必要な消費を抑えることができる。
一方、携帯電話200を用いた遠隔操作がトラブルに関連するものである場合には当該携帯電話200にはエラーが通知されるものの、操作の完了後に通知されることで、操作性を妨げることがない。また、エラー表示によってバッテリーが不足する可能性がある場合であっても、それに先だって操作を完了させることができる。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかるMFP100では、リモートパネル接続している携帯電話200の有無や画面更新の要求の有無、MFP100のユーザーとリモートパネル接続している携帯電話200のユーザーとの関係、MFP100とリモートパネル接続している携帯電話200との位置関係、MFP100付近のユーザーの有無、トラブルへの対処状況、および遠隔操作の内容とトラブルとの関係、などに基づいて携帯電話200へのエラー通知の要否やタイミングが判断される。
これにより、携帯電話200でトラブルに関与せずに設定操作が可能な場合には、当該携帯電話200のユーザーは、エラー表示によって一時的にも中断されることなく操作を続行することができ、操作性を高めることができる。また、エラー表示によるバッテリーの不必要な消費を抑えることができる。
また、携帯電話200にエラー表示される場合であっても、当該表示は回避可能に表示されるため、引き続き操作を行なうことができる。これにより、操作性を高めることができると共に、トラブルが解消されるまでエラー表示が継続する場合と比較してバッテリーの消費を抑えることができる。
さらに、上述の処理をMFP100のCPU20に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 遠隔操作システム、20 CPU、21 ROM、22 RAM、23 記憶部、24 ネットワークカード、25 リモートパネル制御部、101 イメージリーダー部、102 プリンター部、103 原稿台、104 スキャナー、105 露光ランプ、106〜108 ミラー、111 画像処理装置、112 スキャナーモーター、113 レーザー装置、114C,114M,114Y,114K 帯電チャージャー、115C,115M,115Y,115K 感光体ドラム、116C,116M,116Y,116K 現像器、117C,117M,117Y,117K 転写チャージャー、120〜122 給紙カセット、130 無端ベルト、131 タイミングローラー、132 定着ローラー対、133A 駆動ローラー、133B,133C,133D 固定ローラー、141,241 タッチパネル、142,242 操作ボタン、200,200A〜200C 携帯電話、201 エラー検出部、202 判断部、203 画面生成部、204 画面処理部、205 送信部、301,302,303 ボタン、900 ネットワーク。

Claims (14)

  1. 表示装置を備えた画像形成装置であって、
    前記表示装置での画面遷移に従って、端末装置に対して前記表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するための通信手段と、
    当該画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するための検出手段と、
    前記トラブルを前記端末装置に通知するための通知手段と、
    前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替える処理を行なうための画面処理手段と、
    少なくとも前記通信手段で通信可能な前記端末装置の有無に応じて前記通知の要否を判断するための判断手段とを備え、
    前記判断手段において前記通知が不要と判断された場合に、前記通知手段で前記通知を行なうことなく、前記画面処理手段が前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替え、
    前記通知手段は前記通知用のデータを生成するための生成手段を含み、
    前記判断手段において前記通知が必要と判断された場合に、前記通知手段は前記生成手段で生成された前記通知用のデータを前記端末装置に送信することで前記通知を行ない、
    前記通信手段は、前記端末装置から前記操作画面上での指示位置を表わす情報を受信すると、前記指示位置と前記操作画面とで特定される指示内容に基づく処理による前記表示装置での画面遷移に従って、前記遷移後の操作画面の画面データを送信し、
    前記判断手段は、前記トラブルを生じている状態において前記通信手段が前記端末装置から前記指示位置を表わす情報を受信すると、前記通知が必要と判断する、画像形成装置。
  2. 表示装置を備えた画像形成装置であって、
    前記表示装置での画面遷移に従って、端末装置に対して前記表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するための通信手段と、
    当該画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するための検出手段と、
    前記トラブルを前記端末装置に通知するための通知手段と、
    前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替える処理を行なうための画面処理手段と、
    少なくとも前記通信手段で通信可能な前記端末装置の有無に応じて前記通知の要否を判断するための判断手段とを備え、
    前記判断手段において前記通知が不要と判断された場合に、前記通知手段で前記通知を行なうことなく、前記画面処理手段が前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替え、
    前記通知手段は前記通知用のデータを生成するための生成手段を含み、
    前記判断手段において前記通知が必要と判断された場合に、前記通知手段は前記生成手段で生成された前記通知用のデータを前記端末装置に送信することで前記通知を行ない、
    前記判断手段は、前記通知が必要と判断した場合であっても、前記端末装置のバッテリー残量が所定以下である場合には、前記通知が不要と判断する、画像形成装置。
  3. 表示装置を備えた画像形成装置であって、
    前記表示装置での画面遷移に従って、端末装置に対して前記表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するための通信手段と、
    当該画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するための検出手段と、
    前記トラブルを前記端末装置に通知するための通知手段と、
    前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替える処理を行なうための画面処理手段と、
    少なくとも前記通信手段で通信可能な前記端末装置の有無に応じて前記通知の要否を判断するための判断手段とを備え、
    前記判断手段において前記通知が不要と判断された場合に、前記通知手段で前記通知を行なうことなく、前記画面処理手段が前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替え、
    前記通知手段は前記通知用のデータを生成するための生成手段を含み、
    前記判断手段において前記通知が必要と判断された場合に、前記通知手段は前記生成手段で生成された前記通知用のデータを前記端末装置に送信することで前記通知を行ない、
    前記通信手段は、前記端末装置から前記操作画面上での指示位置を表わす情報を受信し、
    前記判断手段は、前記通知が必要と判断した場合に、さらに、前記端末装置での前記操作画面を用いた操作が完了したタイミングを前記通知のタイミングと判断する、画像形成装置。
  4. 前記通知用のデータは、前記通知の際に前記端末装置に表示されていた操作画面での操作を可能とする手段を含んだ画面を前記端末装置に表示するためのデータである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記通信手段は、前記端末装置から前記操作画面上での指示位置を表わす情報を受信すると、前記指示位置と前記操作画面とで特定される指示内容に基づく処理による前記表示装置での画面遷移に従って、前記遷移後の操作画面の画面データを送信し、
    前記判断手段は、前記トラブルを生じている状態において前記通信手段が前記端末装置から前記指示位置を表わす情報を受信すると、前記通知が必要と判断する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  6. 前記判断手段は、さらに、当該画像形成装置から所定範囲にユーザーがいることが検知された場合に前記通知が不要と判断する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  7. 前記判断手段は、前記検出手段において前記トラブルの対処処理中であることが検知されると、前記通知が不要と判断する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  8. 前記判断手段は、前記トラブルを回避するための代替措置ある場合、または、対象とするジョブの処理において回避可能なトラブルである場合、前記通知が不要と判断する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  9. 前記通信手段は、前記端末装置から前記操作画面上での指示位置を表わす情報を受信し、
    前記判断手段は、前記指示位置と前記操作画面とで特定される指示内容が、前記トラブルに関連しない処理を指示するものである場合に、前記通知が不要と判断する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  10. 前記判断手段は、前記端末装置に関連付けられたユーザーと当該画像形成装置に登録されているジョブに関連付けられたユーザーとが異なる場合には、前記通知が不要と判断する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  11. 前記判断手段は、前記端末装置が当該画像形成装置から所定範囲内にない場合に、前記通知が不要と判断する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  12. 表示装置を備え、端末装置と通信可能な画像形成装置にエラー表示を実行させるための制御プログラムであって、
    前記表示装置での画面遷移に従って、前記端末装置に対して前記表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するステップと、
    前記画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するステップと、
    少なくとも通信可能な前記端末装置の有無に応じて前記トラブルの前記端末装置への通知の要否を判断するステップと、
    前記通知が不要と判断された場合に、前記端末装置に前記通知を行なうことなく、前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替えるステップと、
    前記通知が必要と判断された場合に、前記通知用のデータを生成し、前記通知用のデータを前記端末装置に送信することで前記通知を行なうステップとを前記画像形成装置に実行させ、
    前記送信するステップは、前記端末装置から前記操作画面上での指示位置を表わす情報を受信すると、前記指示位置と前記操作画面とで特定される指示内容に基づく処理による前記表示装置での画面遷移に従って、前記遷移後の操作画面の画面データを送信することを含み、
    前記判断するステップは、前記トラブルを生じている状態において前記端末装置から前記指示位置を表わす情報が受信されると、前記通知が必要と判断することを含む、制御プログラム。
  13. 表示装置を備え、端末装置と通信可能な画像形成装置にエラー表示を実行させるための制御プログラムであって、
    前記表示装置での画面遷移に従って、前記端末装置に対して前記表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するステップと、
    前記画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するステップと、
    少なくとも通信可能な前記端末装置の有無に応じて前記トラブルの前記端末装置への通知の要否を判断するステップと、
    前記通知が不要と判断された場合に、前記端末装置に前記通知を行なうことなく、前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替えるステップと、
    前記通知が必要と判断された場合に、前記通知用のデータを生成し、前記通知用のデータを前記端末装置に送信することで前記通知を行なうステップとを前記画像形成装置に実行させ、
    前記判断するステップは、前記通知が必要と判断した場合であっても、前記端末装置のバッテリー残量が所定以下である場合には、前記通知が不要と判断することを含む、制御プログラム。
  14. 表示装置を備え、端末装置と通信可能な画像形成装置にエラー表示を実行させるための制御プログラムであって、
    前記表示装置での画面遷移に従って、前記端末装置に対して前記表示装置に表示される操作画面を表示させるための画面データを送信するステップと、
    前記画像形成装置におけるトラブルであって、エラー表示の対象となるトラブルの発生を検出するステップと、
    少なくとも通信可能な前記端末装置の有無に応じて前記トラブルの前記端末装置への通知の要否を判断するステップと、
    前記通知が不要と判断された場合に、前記端末装置に前記通知を行なうことなく、前記表示装置の表示を前記エラー表示に切り替えるステップと、
    前記通知が必要と判断された場合に、前記通知用のデータを生成し、前記通知用のデータを前記端末装置に送信することで前記通知を行なうステップと、
    前記端末装置から前記操作画面上での指示位置を表わす情報を受信するステップとを前記画像形成装置に実行させ、
    前記判断するステップは、前記通知が必要と判断した場合に、さらに、前記端末装置での前記操作画面を用いた操作が完了したタイミングを前記通知のタイミングと判断することを含む、制御プログラム。
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