JP7275880B2 - 画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法に係わる。
近年、MFP(Multifunction Peripheral)やプリンタなどの画像形成装置の機能は非常に複雑になり、それに伴って操作方法も複雑になっている。そこで、ユーザーの操作性を改善するために、操作の内容を音声で受け付ける音声入力機能を搭載している画像形成装置が普及している。
しかし、MFPにおいては、ジョブを実行する際に、画像読取処理、画像形成処理(例えば、エンジン動作音、冷却ファンの動作音)、後処理等の処理が行われている間(以下、これらの処理が行われている状態のことを画像形成装置の稼働中という)に、音声操作の認識を阻害する大きな稼働音が発生する。このため、ユーザーが装置に入力する音声が、画像形成装置の稼働音によって阻害されるという課題がある。
このような課題に対しては、例えば、画像形成装置がユーザーの音声操作開始要求を受けた際に、画像形成処理や画像読取り処理等の装置の稼働を中断する技術が知られている。しかし、この技術では、画像形成装置に登録済みジョブの実行も停止されるため、ジョブ完了までに余計な時間が掛かるため、ユーザーにとって不利益となる。そこで、受け付けたジョブの稼働音の音量を判定し、音声入力機能が受付状態である場合に、稼働音の音量が小さいジョブから優先的に処理を実行する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-68026号公報
しかしながら、上述の稼働音の音量が小さいジョブから優先的に処理を実行する技術では、音声入力機能が受付状態である場合にジョブの実行順序が変更される。このため、例えば、ユーザーが音声入力を行っていない状態であっても画像形成装置が音声入力の受付状態であれば、ジョブの実行順序が変更されてしまう。
そして、ユーザーが音声入力を行っていない状況でも、不必要なジョブの実行順序の変更が行われ、登録済みのジョブを実行させるユーザーに不利益となる場合がある。
上述した問題の解決のため、本発明は、音声入力機能が受付状態である場合において、ジョブの実行順序の変更をより少なくすることが可能な画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法を提供する。
本発明の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、ユーザーによる音声入力を取得する取得部と、ジョブが実行される際に発生する稼働音の音量を基に、ユーザーの音声入力に対する阻害度を判定する阻害度判定部と、ユーザーによる音声入力の継続期間を推定する会話期間推定部と、継続期間内に実行されるジョブの実行順を、阻害度判定部で判定された阻害度に基づいて変更する実行順変更部とを備える。
また、本発明の画像形成装置の制御方法は、取得部が、ユーザーによる音声入力を取得し、阻害度判定部が、ジョブが実行される際に発生する稼働音の音量を基に、ユーザーの音声入力に対する阻害度を判定し、会話期間推定部が、ユーザーによる音声入力の継続期間を推定し、実行順変更部が、継続期間内に実行されるジョブの実行順を、阻害度判定部で判定された阻害度に基づいて変更する。
本発明によれば、音声入力機能が受付状態である場合において、ジョブの実行順序の変更をより少なくすることが可能な画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法を提供することができる。
画像形成装置の構成を示す模式断面図である。 画像形成装置のユーザーI/Fの平面図である。 画像形成装置の制御ブロック図である。 画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。 阻害度判定部による音声操作阻害度の判定について説明する図である。 ユーザーが音声操作を行う画像形成システムの構成図である。 会話履歴管理部が有する音声操作履歴のデータテーブルの一例をしめす図である。 実行順序変更例-1のジョブの処理内容と音声操作阻害度とを示す図である。 実行順序変更例-1のジョブの登録期間、実行処理期間、音声入力の受け付け開始、及び、推定会話期間を示す図である。 実行順序変更例-2のジョブの処理内容と音声操作阻害度とを示す図である。 実行順序変更例-2のジョブの登録期間、実行処理期間、音声入力の受け付け開始、及び、推定会話期間を示す図である。 実行順序変更例-3のジョブの処理内容と音声操作阻害度とを示す図である。 実行順序変更例-3のジョブの登録期間、実行処理期間、音声入力の受け付け開始、及び、推定会話期間を示す図である。 実行順序変更例-4のジョブの処理内容と音声操作阻害度とを示す図である。 実行順序変更例-4のジョブの登録期間、実行処理期間、音声入力の受け付け開始、及び、推定会話期間を示す図である。 ジョブの実行順序を変更する際の動作例のフローチャートである。 ジョブの実行順序の判定処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
[画像形成装置の構成]
図1に、本実施の形態の画像形成装置の一例として、MFP(Multifunction Peripheral)の概略構成図を示す。図1に示すMFP1は、コピー、スキャナ、ファクス、ネットワークプリンティング等の種々の機能を備えた装置である。MFP1は、画像形成部130、給紙部190、後処理装置200、画像読取部120から構成されている。また、MFP1の上面には、ユーザーの操作を受け付けるユーザーインターフェース(I/F)150が設置されている。また、MFP1は、電話回線を介して外部装置とFAX通信するためのインターフェースであるファクシミリ(FAX)モデム(図示せず)を備えている。
画像形成部130の中央には、転写ベルト駆動ローラ7と転写ベルト従動ローラ8に巻き掛けられて中間転写ベルト6が設置されている。また、転写ベルト駆動ローラ7と対向する位置に2次転写ローラ19が中間転写ベルト6の外周面に圧接して設置され、圧接部にて2次転写ニップ部が形成されている。
中間転写ベルト6の下方には、イエロー用プロセスユニット9y、マゼンタ用プロセスユニット9m、シアン用プロセスユニット9c、ブラック用プロセスユニット9kが設置されている。イエロー用プロセスユニット9y内部の上段中央には感光体10yが中間転写ベルト6の外周面に接して設置され、感光体10yの周辺に、帯電器11y、露光器12y、現像器13y、クリーナ14yが設置されている。
中間転写ベルト6を間にして、感光体10yと対向する位置にイエロー用1次転写ローラ15yが中間転写ベルト6の内周面に接して設置されている。中間転写ベルト6の上方には、現像器13yに供給されるイエロートナーが格納されたイエロー用トナーカートリッジ16yが設置されている。
イエロー以外の、プロセスユニット9m、9c、9k、1次転写ローラ15m、15c、15k、及びトナーカートリッジ16m、16c、16kは、イエローの場合と同様の構成となっている。
プロセスユニット9y、9m、9c、9kの下方には、画像形成部130に用紙PP0を供給する給紙部190が配置されている。給紙部190は、給紙トレイ17と給紙ローラ対18とを備える。給紙トレイ17には用紙PP0が格納されている。また、給紙トレイ17の上段には、用紙PP0を引き出すための給紙ローラ対18が設置されている。また、給紙ローラ対18から2次転写ニップ部を経由して後処理装置200に向けて、用紙PP0を搬送するための搬送路20が形成されており、搬送路20には搬送ローラ対24aが設置されている。搬送ローラ対24aと2次転写ニップとの間の搬送路20には、用紙PP0の搬送タイミングを制御するタイミングローラ対23が設置されている。
2次転写ニップ部の上方には、定着器21が設置され、定着器21の上方には用紙PP0を後処理装置200に向けて搬送するための搬送ローラ対24fが設置されている。なお、定着器21の内部には、定着ローラ22aに加圧ローラ22bが圧接して設置され、圧接部にて定着ニップ部が形成されている。
両面印刷動作時に、おもて面画像が定着された用紙PP0を、タイミングローラ対23へ再度送り込むための用紙反転搬送路25が、定着器21の上方からタイミングローラ対23に向けて形成されており、用紙反転搬送路25に沿って、搬送ローラ対24b、24c、24d、24eが設置されている。
後処理装置200の構成を以下に説明する。後処理装置200の中央には、用紙PP0の搬送方向上流側から順に、用紙PP0に穴をあけるためのパンチユニット26、折り目を入れるための折ユニット27、ステープル処理するためのステープラ28が設置されている。
また、MFP1の画像形成部130の用紙PP0の搬送方向下流側には、排出された用紙PP0を積載するための第1排出トレイ33、第2排出トレイ34、第3排出トレイ35、第4排出トレイ36が設置されている。各トレイはトレイユニット31によって保持され、トレイユニット31が上下動するのに伴って、各トレイが上下動する構成となっている。トレイユニット31には、第1排出トレイ33に排出される用紙PP0に対して中綴じ処理を施すための中綴じステープラ30が内蔵されている。なお、中綴じ処理とは、用紙PP0の中央にステープルを行う処理である。
画像形成部130から供給された用紙PP0を、トレイユニット31に向けて搬送するための搬送路54が、画像形成部130の搬送路20と連結するかたちで形成されており、搬送路54に沿って搬送ローラ対37a、37bが設置されている。さらに、ステープラ28の付近には、用紙PP0をステープラ28に引き込むための収容ローラ29及び用紙PP0をトレイユニット31に排出するための排出ローラ対32aが設置されている。中綴じステープラ30の付近には、用紙PP0をトレイユニット31から第1排出トレイ33に排出するための排出ローラ対32bが設置されている。
画像読取部120の構成を以下に説明する。画像読取部120は、原稿を1枚ずつ画像読取位置RPに搬送する自動原稿搬送装置(以下、ADFという)4とADF4によって搬送された原稿又はユーザーによってプラテンガラス51に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置5から構成される。
まず、ADF4の構成について以下に説明する。ADF4の上面には、読み取り前の原稿PP1を積載するための原稿トレイ38が設置され、その下段には、読み取り後の原稿PP1を積載するための排出トレイ46が設置されている。
原稿トレイ38に積載された1枚または複数枚の原稿PP1の最上部の原稿PP1を引き込むためのピックアップローラ39が、原稿トレイ38の付近に設置されている。ピックアップローラ39によって、複数枚の原稿PP1が引き込まれた場合であっても、確実に1枚の原稿PP1を画像読取位置RPに供給するために、分離ローラ40と捌きローラ41とが対向して設置されている。
分離ローラ40によって供給された原稿PP1を一旦停止させて画像読取位置RPに供給するタイミングを取るとともに、原稿PP1の斜行を矯正するためのレジストローラ対42が設置されている。また、レジストローラ対42から排出トレイ46に向けて原稿搬送路44が形成され、原稿搬送路44に沿って、搬送ローラ対45a、45b、45cが設置されている。また、画像読取位置RPに設置されたスリットガラス52に対向してプラテンローラ43が設置されている。
続いて、画像読取部120の構成について以下に説明する。画像読取部120の上面には、ユーザーによって手置された原稿PP1を載置するためのプラテンガラス51と、ADF4によって自動搬送された原稿PP1を流し読みするための縦長のスリットガラス52とが設置されている。
また、画像読取位置RPを照らす光源47、原稿PP1からの反射光を結像レンズ49に導くためのミラー48a、48b、48c、撮像素子としてのCCD50が設置されている。光源47とミラー48aはランプユニット53内に設置され、ミラー48bと48cは反射ミラーユニット57に設置されている。
[ユーザI/Fの構成]
次に、MFP1に搭載されるユーザーI/F装置の構成について説明する。図2に、各種の入力や表示を行うための表示装置、及び、ユーザーが入力操作を行うための入力装置として機能するユーザーI/F150の平面図を示す。
ユーザI/F150は、動作開始の指示をするためのスタートキー201、動作の停止を指示するためのストップキー202、動作設定を初期化するためのリセットキー203、機能を選択するための機能選択キー204、数値等を入力するためのテンキー205、入力した数値をクリアするためのクリアキー206、音声ガイダンス機能の動作状態を変更するための音声ガイダンスキー207、音声入力機能の動作状態を変更するための音声入力キー208等のハードキー110、各種情報を表示するためのLCD(液晶表示画面)211、音声ガイダンスを出力するためのスピーカー209、音声入力を受け付けるためのマイク210で構成される。また、LCD211の表面には、例えば、抵抗変換方式のタッチパネル212が取り付けられている。
(音声ガイダンス機能)
音声ガイダンス機能は、MFP1の操作方法の説明や警告を、音声を用いてユーザーに通知する機能である。音声ガイダンス機能は、例えば、ユーザーが次に行うべき操作、設定の内容(例えば、後処理設定、用紙設定等)、及び、MFP1に発生しているトラブルの内容及び対処方法を、音声で通知する機能等を含む。
音声ガイダンス機能の「通知状態」とは、音声ガイダンス機能が動作するよう設定されている状態である。音声ガイダンス機能の通知状態において、ユーザーの特定の操作を受け付け、トラブルが生じるなどの所定の条件が満足された場合に音声による通知が行われる。一方、音声ガイダンス機能の「非通知状態」とは、「通知状態」でない場合、すなわち、音声ガイダンス機能が動作しないよう設定されている状態であり、非通知状態においては上記の所定の条件が満足された場合であっても音声による通知は行われない。また、音声ガイダンス機能の動作状態を変更するとは、通知状態から非通知状態へと変更すること、または非通知状態から通知状態へと変更することをいう。
音声ガイダンス機能が非通知状態で音声ガイダンスキー207が押下されることにより音声ガイダンス機能が通知状態となる。また、音声ガイダンス機能が通知状態で音声ガイダンスキー207が押下されることにより音声ガイダンス機能が非通知状態となる。
(音声入力機能)
音声入力機能は、通常タッチパネル212やハードキー110で行う操作を音声入力によって行う機能である。例えば、設定したい項目を音声ガイダンスに従って音声で指示する機能などを含む。
音声入力機能の「受付状態」とは、音声入力機能が動作するよう設定されている状態である。音声入力機能の受付状態において、マイク210にユーザーの音声が入力されると該音声の内容に沿った処理が行われる。一方、音声入力機能の「非受付状態」とは、「受付状態」でない場合、すなわち、音声入力機能が動作しないよう設定されている状態である。非受付状態においてはマイク210にユーザーの音声が入力されても該音声の内容に沿った処理は行われない。また、音声入力機能の動作状態を変更するとは、受付状態から非受付状態へと変更すること、または非受付状態から受付状態へと変更することをいう。
音声入力機能が非受付状態で音声入力キー208が押下された場合や、マイク210に対して音声入力を開始する特定のキーワード(音声操作開始キーワード)が音声入力された場合に、音声入力受付が開始されて音声入力機能が受付状態となる。
[画像形成装置の動作例]
MFP1の動作について、図1及び図2を参照しながら説明する。
まず、ユーザI/F150の機能選択キー204の中のコピーキーが押下されると、MFP1はコピーモードとなる。また、ユーザI/F150の機能選択キー204の中のFAXキーが押下されると、MFP1はFAXモードとなる。このとき、ADF4の原稿トレイ38に複数枚の原稿PP1が積載され、スタートキー201が押下されると、画像読取部120によって原稿PP1の読取処理が開始される。
複数枚の原稿PP1の最上部の原稿PP1が、ピックアップローラ39、分離ローラ40、捌きローラ41によって原稿搬送路44に供給され、レジストローラ対42によって斜行の矯正と供給タイミングの調整が行われた後に、搬送ローラ対45aによって画像読取位置RPに導かれる。そして、画像読取位置RPを通過する際に光源47によって照明され、反射光がCCD50に結像されて原稿PP1の画像の読み取りが行われる。読取った画像データは、S-RAM103(図3参照)や固定記憶装置220(図3参照)に送信されて記憶される。読み取りが終了した原稿PP1は、搬送ローラ対45b、45cによって、排出トレイ46に排出される。
原稿トレイ38に積載された原稿PP1がなくなるまで、前述の処理が繰り返される。
MFP1がコピーモードの場合、画像読取部120で読み取られた画像は、以下のように、用紙PP0に画像形成され、その後、用紙PP0に対して後処理が施される。
プロセスユニット9y、9m、9c、9kにおいて、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が形成され、中間転写ベルト6上に重畳して一次転写される。
一方、給紙トレイ17に格納された用紙PP0は、給紙ローラ対18によって引き出され、搬送路20に沿って搬送され、タイミングローラ対23によって一旦停止された後、中間転写ベルト6上のトナー像と同期するタイミングで2次転写ニップ部に供給される。
2次転写ニップ部において、中間転写ベルト6上のトナー像が用紙PP0に転写された後、用紙PP0は定着器21内部の定着ニップ部に供給され、用紙PP0とトナー像とが加熱、加圧されることによって、トナー像が用紙PP0に定着され、用紙PP0は後処理装置200に供給される。
後処理装置200では、用紙PP0に対して、設定に応じて、パンチユニット26によってパンチ処理が行われ、折ユニット27によって折り目を入れる処理が行われ、ステープラ28または中綴じステープラ30によってステープル処理が行われ、後処理が施された用紙PP0は、第1排出トレイ33、第2排出トレイ34、第3排出トレイ35、及び、第4排出トレイ36のいずれかに排出される。
また、MFP1がFAXモードの場合、MFP1はFAXモデム及び電話回線網を介して外部のFAX装置とFAX送受信する。FAXモードでは、画像読取部120によって読取られた原稿PP1の画像データが制御部100(図3参照)に入力され、ここで画像データに各種の画像処理が施され、この画像データがFAXモデム230(図3参照)へと出力される。
[画像形成装置の制御ブロック図]
次に画像形成装置の制御ブロック図について説明する。図3に、MFP1の制御ブロック図を示す。
図3は、MFP1の内部構成を示す図である。MFP1の制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、制御プログラムが格納されたROM102、作業用のS-RAM(Static Random Access Memory)103、画像形成に関わる各種の設定を記憶するバッテリバックアップされたNV-RAM(不揮発性メモリ)104、及び、時計IC105がバスを介して接続され、MFP1の全体を統括的に制御する制御部を構成している。
制御部100(CPU101)は、プリンタ機能、FAX機能、スキャン機能等を使用可能に制御するほか、この実施形態では、ユーザーから入力要求があった場合、タッチパネル212やマイク210等のユーザーI/F150の使用中か否かを判定し、使用中の場合は代替入力可能な入力端末装置を検索したり、検索された入力端末装置の中から使用する入力端末装置を決定したり、決定された入力端末装置からユーザーによって行われた入力を受け付けたり、受け付けた入力に対応する処理を実行する等の制御を行う。
制御部100には、原稿画像を読み取る画像読取部120、ユーザーI/F150、ネットワークを介して接続された外部サーバー240等の外部の装置との間で各種の情報を送受信する為のネットワークインターフェース(ネットワークI/F)170、ネットワークI/F170により受信したプリントデータをRIP(Raster Image Processor)処理して複写画像を生成するプリンタコントローラ140、複写画像を用紙上に形成する画像形成部130、画像形成部130に用紙を供給する給紙部190がそれぞれバスを介して接続されている。
また、制御部100には、固定記憶装置220がバスを介して接続されている。固定記憶装置220とは例えばハードディスク装置である。この固定記憶装置220には、各種のデータが記憶されている。
また、無線インターフェース(I/F)180が、バスを介して制御部100に接続されている。無線I/F180は、ネットワークとの通信や外部端末との通信や、ブルートゥース(登録商標)や赤外線通信(IrDA:Infrared Data Association)等の短距離無線通信を行うためのインターフェースである。
さらに、音声変換部160がバスを介して制御部100に接続されている。この音声変換部160にはスピーカー209とマイク210とが接続されている。音声変換部160は、マイク210を介してユーザーが入力した音声を電気信号に変換する。また、音声変換部160は、制御部100に指示された電気信号を音声に変換し、スピーカー209を介して出力する。
また、制御部100には、後処理装置200がバスを介して接続されている。後処理装置200は、パンチユニット、折ユニット、ステープラ、中綴じステープラ、トレイユニット等を備え、制御部100がそれらの動作制御を行うことによって後処理装置200全体の動作の制御を行う。
また、制御部100には、FAXモデム230がバスを介して接続されている。MFP1をFAX装置として使用する場合、制御部100は、外部のFAX装置からFAX受信したデータを、画像データとしてS-RAM103上に形成し、固定記憶装置220への記憶し、画像形成部130において上記と同様に印刷を実行する。また、制御部100は、画像読取部120によって読取られた原稿PP1の画像データを固定記憶装置220から読出して、FAX通信用のデータ形式に変換して、FAXモデム及び電話回線網を介して外部のFAX装置に送信する。
外部サーバー240は、音声認識部を備える。なお、音声認識部は、外部サーバー240ではなくMFP1が有していてもよい。音声認識部は、ネットワーク2を介して音声変換部160から音声信号を受信する。そして、受信した音声信号から、MFP1に対する操作指示の音声を認識する。そして、認識結果をMFP1の制御部100に通知する。外部サーバー240は、例えば、上述の制御部100と同様に、CPU、ROM、RAM、ネットワークI/F等によって構成される。
[制御部の機能ブロック図]
次に、MFP1の制御部100の構成について説明する。図4に、制御部100の機能ブロック図を示す。図4に示す制御部100は、取得部301と、会話期間推定部302と、阻害度判定部303と、実行順変更部304と、残存用紙枚数検出部305と、トナー残量検出部306と、トナー消費量推定部307と、音声操作履歴管理部308とを備える。
取得部301は、マイク210から音声入力されて音声変換部106で変換処理された音声データを取得する。また、取得部301は、例えば外部サーバー240の音声認識部が認識したユーザーの音声入力に関する認識結果を、ネットワークを介して取得してもよい。
阻害度判定部303は、ジョブが実行される際に発生する稼働音を基に、ユーザーの音声入力操作に対する阻害度(以下、音声操作阻害度)を判定し、音声操作阻害度に基づいてジョブの実行順序の判定処理を行う。阻害度判定部303による音声操作阻害度の判定、及び、ジョブの実行順序の判定処理の詳細については後述する。
会話期間推定部302は、ユーザーによる音声入力の継続期間を推定する。会話期間推定部302による会話期間の推定の詳細については後述する。
実行順変更部304は、継続期間内に実行されるジョブの実行順を、阻害度判定部303で判定された音声操作阻害度に基づいて変更する。実行順変更部304が行う具体的なジョブの実行順の変更については後述する。
残存用紙枚数検出部305は、制御部100がジョブを受け付けた際に、給紙部190の給紙トレイ17内に残存する用紙の枚数を検出する。そして、制御部100は、実行するジョブで使用する用紙の枚数と、残存用紙枚数検出部305が検出した給紙トレイ17内の用紙枚数とを比較し、ジョブ中に用紙切れが発生するかどうかを判定する。
トナー残量検出部306は、累計の印刷回数や印刷によるトナー消費量を算出することで、画像形成部130における各色のトナーカートリッジ16y、16m、16c、16内に残存するトナーの残存量を検出する。
トナー消費量推定部307は、制御部100がジョブを受け付けた際に、受け付けたジョブにおいて、画像データや枚数等の画像形成条件から、実行するジョブにおいて消費されるトナーの消費量を推定する。そして、制御部100は、トナー消費量推定部307が推定した実行するジョブで使用するトナー消費量と、トナー残量検出部306が検出したトナー残存量とを比較し、ジョブ中にトナー切れが発生するかどうかを判定する。
音声操作履歴管理部308は、ユーザーによる音声操作履歴として、音声入力の継続期間を管理する。例えば、MFP毎に、ユーザーが指定したジョブと、このジョブにおける音声操作指示の継続時間とを関連付けた音声操作履歴のデータテーブル等を格納する。会話期間履歴のデータテーブルでは、例えば、使用するMFP、ユーザー、MFPを所有する組織(会社、部署等)において、指定したジョブ毎に音声操作を行った期間の最短時間、最長時間、平均時間等の音声操作期間を管理する。
[阻害度判定部による音声操作阻害度の判定]
次に、制御部100の阻害度判定部303による音声操作阻害度の判定について説明する。図5は、ジョブで行われる処理の対象項目、各対象項目を実行する際にMFP1で発生する稼働音の大きさと長さ、及び、稼働音の大きさと長さから求められる音声操作阻害度の対応関係を示す表の一例である。なお、図5に示す稼働音の大きさと長さを表す数値は、所定の基準値を基にした相対的な値として示している。
図5に示すように、ジョブで行われる処理の対象項目毎に、動作音の大きさと、動作音の発生期間の長さを予め設定する。そして、設定された動作音の大きさと、動作音の発生期間の長さとを用いて所定の演算を行うことにより、音声操作阻害度を算出する。例えば、図5に示すソート処理を行う場合には、動作音の大きさが2、動作音の発生期間の長さが1の稼働音が発生する。このため、動作音の大きさの値と動作音の発生期間の値とを乗算して、音声操作阻害度2を求めることができる。
なお、上記の音声操作阻害度の算出方法では、一例として動作音の大きさと発生期間の長さとを加算した例を示しているが、この方法に限られない。例えば、音声操作阻害度は、特開2010-68026号公報に記載の方法で求めることができる。
[会話期間推定部による会話期間の推定]
次に、制御部100の会話期間推定部302における会話期間の推定方法について説明する。
会話期間推定部302は、ユーザーによる音声入力の初期内容と過去の音声操作履歴から会話継続期間を推定する。以下、推定された会話継続期間を推定会話期間を称する。例えば、ユーザI/F150の音声入力キー208が押下された場合や、マイク210に対して音声入力を開始する特定のキーワード(音声操作開始キーワード)が音声入力された場合に、MFP1の音声入力機能が受付状態となる。そして、音声入力機能が受付状態において、ユーザーがMFP1を操作するための操作指示を音声入力する。会話期間推定部302は、音声入力の初期内容としてこの操作指示について、過去の音声操作履歴を参照して推定会話期間を求める。なお、音声操作履歴は、現在操作しているMFP1の履歴である必要はなく、ネットワーク経由で別のMFP1の履歴を参照してもよい。また、複数の顧客が持つMFP1の音声操作履歴を収集して学習したデータをクラウド上に配置しておき、この学習済みデータを参照してもよい。
(会話期間履歴による会話期間の推定)
会話期間推定部302が会話期間を推定する方法の一例として、音声操作履歴管理部308に格納された音声操作履歴を基に、会話期間を推定する方法について説明する。図6に、ユーザーが音声操作を行う画像形成システムの構成図を示す。図6に示す画像形成システムでは、A社が所有するMFP-A-1及びMFP-A-2と、B社が所有するMFP-B-1と、C社が所有するMFP-C-1とがネットワークを介してクラウド(外部サーバー等)に接続されている。
また、図7に、会話履歴管理部308が有する音声操作履歴のデータテーブルの一例を示す。図7に示すデータテーブルは、上記図6の構成に合わせて、MFP-A-1、MFP-A-2、MFP-B-1及びMFP-C-1と、各MFPにおけるジョブ毎のユーザー(個別ユーザー、全ユーザー)の音声操作期間とを示している。
上記図6及び図7を参照して、会話期間の推定方法ついて説明する。
会話期間推定部302による会話期間の推定では、A社の有するMFP-A-1に対して、ユーザーXが「ScanToEmail」のジョブの開始を音声入力する。これにより、MFP-A-1がユーザーXによる音声操作の受付を開始する。
次に、ユーザーXの音声操作を受けて、MFP-A-1が音声操作履歴管理部308に格納されている指定しされたジョブの音声操作履歴「ScanToEmail」のデータテーブル(図7)を参照する。なお、図7に示す音声操作履歴のデータテーブルは、クラウド(外部サーバー等)に格納されたデータを参照する例を示している。このため、A社内のMFPの音声操作期間だけでなく、B社及びC社内のMFPの音声操作期間も含まれた音声操作履歴のデータテーブルを参照することができる。MFP-A-1が参照する音声操作履歴のデータテーブルとしては、MFP-A-1の音声操作履歴管理部308に格納されたデータでーブルを参照してもよいし、同じA社内ネットワーク上にあるMFP-B-1の音声操作履歴管理部308に格納されたデータテーブルを参照してもよい。
次に、MFP-A-1は、参照した音声操作履歴のデータテーブルから「ScanToEmail」の音声操作期間を取得し、推定会話期間として設定する。設定する推定会話期間としは、図7に示すデータテーブルから任意の音声操作時間を選択して採用することができる。例えば、以下の(a)~(d)のいずれかの音声操作時間を選択し、推定会話期間に設定することができる。
(a)ユーザーXがMFP-A-1を使用しているため、MFP-A-1におけるユーザーXの平均音声操作時間を推定会話期間として設定する。
(b)ユーザーXがA社のMFPを使用しているため、A社全体の平均音声操作時間を推定会話期間として設定する。
(c)現在の使用者やMFPに関係なく、ネットワークに接続された全MFPの使用履歴全体の平均音声操作時間を推定会話時間として設定する。
(d)上記(a)~(c)のいずれにおいても操作時間として平均音声操作時間の代わりに、音声操作時間の最大値を設定してもよい。
以上の方法により、会話期間推定部302が推定会話期間を求めることができる。なお、推定会話期間の求め方は上記に限らず、会話履歴以外を用いて推定会話期間を求めることができる。
また、画像形成システムは、上記の方法によって推定会話期間を求めるのと同時に、ユーザーによる音声操作を受け付ける。図6では、「ScanToEmail」の音声入力によるジョブの開始の後、宛先設定、原稿設定、ファイル形式の選択、及び、設定条件の確認が音声操作によって行われている。上記の方法で設定された推定会話期間内に上記の音声操作が行われることにより、音声入力が画像形成装置の稼働音によって阻害されにくくなる。
[実行順変更部によるジョブ実行順の変更]
次に、制御部100の実行順変更部304における、音声操作の継続期間のジョブの実行順の変更について説明する。
(実行順変更例-1)
音声操作阻害度に応じてジョブの実行順序を変更する例について説明する。
図8に、MFP1において実行するジョブ1~6と、ジョブ1~6の処理内容、及び、ジョブ1~6の音声操作阻害度を示す。また、図9に、ジョブ1~6の登録期間、実行処理期間と、音声入力の受け付け開始のタイミングと、推定会話期間とを示す。なお、図9において、横軸が時間経過を表し、処理や操作に要する期間を矢印の長さで表している。
図9に示すように、音声入力キー208の押下やマイク210に対する音声操作開始キーワードの入力によって音声入力を受付可能な状態となったタイミング(音声入力受付開始)から、音声操作が開始されるタイミング(推定会話期間の開始)までは、時間に差がある。このため、音声入力受付開始後であっても、推定会話期間が開始するまでに登録されたジョブは、推定会話期間におけるジョブの実行順序変更の対象となる。
図9に示すように、ジョブ1は、音声入力受付開始前にジョブが登録されている。しかし、ジョブ1は、推定会話期間が開始する前に実行処理が開始している。このため、ジョブ1については、実行順序の変更対象とはならない。なお、ジョブ1の実行処理は、推定会話期間前に完了しているが、実行処理の完了のタイミングが推定会話期間内であっても実行順序の変更対象とはならない。
一方、ジョブ2~4は、音声入力受付開始前にジョブが登録されているが、ジョブの実行処理は音声入力受付開始前には開始されていない。すなわち、ジョブ2~4は、推定会話期間中に実行処理が開始されるため、ジョブの実行順序変更の対象となる。
ジョブの実行順序変更の対象となるジョブ2~4は、音声操作阻害度の小さい順番に処理されるように実行順が変更される。図8に示すように、ジョブ2の音声操作阻害度が6、ジョブ3の音声操作阻害度が5、ジョブ4の音声操作阻害度が1である。このため、音声操作阻害度の小さい順に、最初にジョブ4が実行され、ジョブ3がジョブ4の後に実行され、ジョブ2がジョブ4の後に実行されるように、ジョブの実行順序を変更される。
ジョブ5及びジョブ6は、推定会話期間中であり、ジョブ2の実行処理中に登録されている。MFP1は、ジョブの実行処理中に次のジョブが登録された場合には、実行処理中のジョブを途中で停止することなく、実行処理中のジョブが完了した後に、登録された次のジョブの実行処理を開始する。このため、ジョブ2の実行処理中に登録されたジョブ5及びジョブ6は、ジョブ2の実行処理が完了後に、実行処理が開始される。
ジョブ5及びジョブ6は、推定会話期間中に登録され、推定会話期間中にジョブの実行処理が行われる可能性があるため、ジョブの実行順序変更の対象となる。図8に示すように、ジョブ5の音声操作阻害度が3、ジョブ6の音声操作阻害度が2である。このため、音声操作阻害度の小さい順にジョブが実行されるように、ジョブ6がジョブ5よりも先に実行されるようにジョブの実行順序を変更される。
しかし、図9では、ジョブ2の実行処理が終了したタイミングで推定会話期間が終了しているため、ジョブ5及びジョブ6は、推定会話期間にジョブの実行処理が行われない。このため、ジョブ5及びジョブ6は、ジョブの実行順序を変更する必要がない。この場合には、ジョブ5及びジョブ6の実行順序が当初の登録順に戻される。このため、図9に示すように、ジョブ5がジョブ6よりも先に実行されるようにジョブの実行順序が戻され、ジョブの登録順に各ジョブが実行される。
(実行順変更例-2)
次に、音声操作阻害度の大きさと、後処理の有無とに応じてジョブの実行順序を変更する例について説明する。
図10に、MFP1において実行するジョブ1~4と、ジョブ1~4の処理内容、及び、ジョブ1~4の音声操作阻害度を示す。また、図11に、ジョブ1~4の登録期間、実行処理期間と、音声入力の受け付け開始のタイミングと、推定会話期間とを示す。
図11に示すように、ジョブ1は、音声入力受付開始前にジョブが登録され、さらに、音声入力受付開始前にジョブの実行処理が開始されている。このため、ジョブ1は、実行順序の変更対象とはならない。
ジョブ2は、音声入力受付開始前に登録されているが、実行処理は音声入力受付開始後に開始される。また、ジョブ3は、登録完了が推定会話期間の開始後であるが、実行順序の変更対象となっていないジョブ1の実行処理が終了する前に登録が完了している。このため、ジョブ2の実行処理が開始する前に、ジョブ3の登録が完了している。すなわち、ジョブ1の実行処理の完了後においては、ジョブ2とジョブ3とがジョブの実行順序の変更対象となる。
図10に示すように、ジョブ2は、後処理として中綴じ処理が行われる。一方、ジョブ3は、後処理が行われない。後処理装置200はジョブの処理を実行する際の稼働音が大きい場合が多いため、後処理装置200が稼働するジョブの実行順序を、他のジョブよりも後に行うように、ジョブの実行順序を変更することが好ましい。このため、後処理が行われないジョブ3が先に実行され、ジョブ3の実行処理が完了した後にジョブ2が実行されるように、ジョブ2とジョブ3の実行順序が変更される。
さらに、ジョブ4は、ジョブ3に実行開始後に登録が開始され、ジョブ3に実行完了前に登録が完了している。このため、ジョブ4は、既に実行処理が開始しているジョブ3との間では実行順序の変更の対象とはならない。しかし、実行処理が開始されていないジョブ2との間では、実行順序の変更の対象となる。
このように、推定会話期間中に登録されたジョブは、既に実行処理が完了しているジョブや実行処理が開始されているジョブに対しては、実行順序の変更の対象とはならない。一方で、推定会話期間中に登録されたジョブは、そのジョブの登録が完了したタイミングでは実行処理が開始されていないジョブに対しては、実行順序の変更の対象となる。
図11に示す例では、ジョブ4の登録が完了したタイミングでは、ジョブ2の実行処理が開始されていない。このため、ジョブ4とジョブ2とは、ジョブ3の実行処理が完了した後の推定会話期間内において、ジョブの実行順序の変更対象となる。そして、上述のように、ジョブ2が後処理として中綴じ処理が行われ、ジョブ4は後処理が行われない。このため、ジョブ3の実行処理が完了した後は、後処理が行われないジョブ4が先に実行され、続いてジョブ4の実行処理の完了後にジョブ2が実行されるように、ジョブ2とジョブ4の実行順序が変更される。
なお、後処理が行われないジョブが複数存在し、後処理が行われない複数のジョブが実行順序の変更の対象となった場合には、上述の(実行順変更例-1)のように、音声操作阻害度の大きさに応じてジョブの実行順序を変更することができる。例えば、上述のジョブ4の登録完了がジョブ3の実行処理の開始前である場合には、ジョブ3とジョブ4の音声操作阻害度を比較し、音声操作阻害度の小さいジョブから順に実行する。図10に示す例では、ジョブ3の音声操作阻害度が3、ジョブ4の音声操作阻害度が2であるため、ジョブ3とジョブ4が実行順序の変更の対象となった場合には、ジョブ4を先に実行するように実行順序を変更する。
また、後処理が行われるジョブが複数存在する場合には、上述の(実行順変更例-1)のように、後処理が行われるジョブの音声操作阻害度の大きさに応じて、各ジョブの実行順序を変更することができる。
(実行順変更例-3)
次に、FAX送信処理の有無と、用紙切れの警告の発生の有無とに応じてジョブの実行順序を変更する例について説明する。
図12に、MFP1において実行するジョブ1~4と、ジョブ1~4の処理内容、及び、ジョブ1~4の音声操作阻害度を示す。また、図13に、ジョブ1~4の登録期間、実行処理期間と、音声入力の受け付け開始のタイミングと、推定会話期間とを示す。なお、図12及び図13に示す実行順序変更例では、MFP1の給紙部190の給紙トレイ17内の残存用紙が40枚である場合について説明する。
図13に示すように、ジョブ1は、音声入力受付開始前にジョブが登録され、さらに、音声入力受付開始前にジョブの実行処理が開始されている。このため、ジョブ1は、実行順序の変更対象とはならない。
一方、ジョブ2~4は、推定会話期間の前にジョブが登録され、推定会話期間中に実行処理が開始される。このため、ジョブ2~4は、推定会話期間での実行順序の変更対象となる。
図12に示すように、ジョブ2は、50枚の印刷処理を行う。このため、ジョブ2は、MFP1内に残存する用紙の枚数(40枚)よりも、必要とする印刷枚数が多い条件である。従って、ジョブ2を実行すると、MFP1において用紙切れの警告が発生する。用紙切れの警告が発生すると、MFP1の給紙部190に用紙を追加するまで、MFP1での処理が停止する。このため、用紙切れの警告が発生しないジョブを、用紙切れの警告が発生するジョブよりも先に行うように、ジョブの実行順序を変更することが好ましい。
ジョブ3は、FAX送信を行うジョブである。このため、ジョブ3は、MFP1において、FAX送信を行う際の稼働音(ラインモニター音等)が発生する。FAX送信を行う際の稼働音は、音量が大きい場合が多いため、FAX送信を行うジョブの実行順序を、他のジョブよりも後に行うように、ジョブの実行順序を変更することが好ましい。
また、図12に示すように、ジョブ4は、上記ジョブ2と異なり、実行中に用紙切れの警告が発生しない。さらに、ジョブ4は、上記ジョブ3と異なり、FAX送信を行わない。従って、ジョブ4は、ジョブ2やジョブ3よりも先に実行処理が行われるように、実行順序が変更される。
また、上述のように、ジョブ2を行うとMFP1において用紙切れの警告が発生し、MFP1が停止してしまうため、MFP1が停止しないジョブ3がジョブ2よりも先に行われるように、ジョブ3とジョブ4の実行順序が変更されることが好ましい。このように、ジョブ3の音声操作阻害度に比べ、ジョブ4の音声操作阻害度が大きいが、音声操作阻害度の大きさにかかわらず、ジョブで行う処理の種類に応じてジョブの実行順序を変更することが好ましい。
(実行順変更例-4)
次に、トナー切れ警告の発生の有無に応じてジョブの実行順序を変更する例について説明する。
図14に、MFP1において実行するジョブ1~4と、ジョブ1~4の処理内容、及び、ジョブ1~4の音声操作阻害度を示す。また、図15に、ジョブ1~4の登録期間、実行処理期間と、音声入力の受け付け開始のタイミングと、推定会話期間とを示す。なお、図14及び図15に示す実行順序変更例では、カラートナー(例えば、イエロートナー、マゼンダトナー、シアントナー)のいずれかの残量が残り僅かの状態(ニアエンプティ状態)である場合について説明する。
図15に示すように、ジョブ1は、音声入力受付開始前にジョブが登録され、さらに、音声入力受付開始前にジョブの実行処理が開始されている。このため、ジョブ1は、実行順序の変更対象とはならない。
一方、ジョブ2~4は、推定会話期間の前にジョブが登録され、推定会話期間中に実行処理が開始される。このため、ジョブ2~4は、推定会話期間での実行順序の変更対象となる。
図14に示すように、ジョブ2は、カラー印刷を20枚行う。本例では、ジョブ2の実行処理中に、トナー切れ警告が発生することを想定する。このため、ジョブ2を実行すると、MFP1においてトナー切れ警告が発生する。トナー切れ警告が発生すると、MFP1の画像形成部130において、トナーカートリッジ等の交換を行ってMFP1にトナーを供給するまで、MFP1での画像形成処理が停止する。従って、トナー切れ警告が発生しないジョブは、トナー切れ警告が発生するジョブよりも先に行うように、ジョブの実行順序を変更することが好ましい。
ジョブ3は、モノクロ印刷を50枚行う。また、ジョブ4は、モノクロ印刷を5枚行う。このため、ジョブ3及びジョブ4では、ニアエンプティ状態のカラートナーを用いることなく、実行処理を行うことが可能である。従って、ジョブ3及びジョブ4は、ジョブ2よりも先に実行処理が行われるように、実行順序が変更される。
また、図14に示すように、ジョブ3は音声操作阻害度が4であり、ジョブ4は音声操作阻害度が2である。このため、音声操作阻害度の小さい順に、最初にジョブ4が実行され、ジョブ3がジョブ4の後に実行されるように、ジョブの実行順序が変更される。
上述のように、MFP1が停止する条件を含むジョブが登録されている場合には、MFP1を停止される条件を含むジョブよりも、MFP1を停止する条件が含まれないジョブを先に実行処理するように、ジョブの実行順序を変更することが好ましい。
また、MFP1を停止する条件が含まれないジョブに対しては、音声操作阻害度の大きさに応じてジョブの実行順序を変更する。さらに、MFP1が停止する条件を含むジョブとともに、MFP1を停止する条件を含まずに後処理やFAX送信を行うジョブが登録されている場合には、MFP1を停止される条件を含むジョブよりも、MFP1を停止する条件を含まずに後処理やFAX送信を行うジョブを先に実行処理するように、ジョブの実行順序を変更することが好ましい。また、後処理を行うジョブやFAX送信を行うジョブに対しては、音声操作阻害度の大きさに応じてジョブの実行順序を変更する。
[ジョブの実行順変更のフローチャート]
次に、MFP1において、ジョブの実行順序を変更する際の動作例のフローチャートを図16に示す。
まず、MFP1の制御部100は、音声入力キー208の押下や、マイク210に対して音声入力を開始する特定のキーワード(音声操作開始キーワード)の検出により、音声操作の受付を開始する(ステップS1)。
次に、制御部100は、MFP1に対する音声操作が開始されたどうかを判定する(ステップS2)。音声操作が開始された場合(ステップS2のYES)、制御部100の会話期間推定部302は、音声操作の初期の指示内容と、過去の音声操作履歴とを参照し、推定音声会話期間を求める(ステップS3)。
次に、制御部100は、推定会話期間中に実行処理が開始されるジョブが2つ以上あるかどうかを判定する(ステップS4)。推定会話期間中に実行処理が開始されるジョブが2つ以上ある場合(ステップS4のYES)、制御部100の阻害度判定部303は、推定会話期間中に実行処理が開始される各ジョブの実行順序の判定処理を行う(ステップS5)。ジョブの実行順序の判定処理については後述する。
次に、制御部100の実行順変更部304は、阻害度判定部303によるジョブの実行順序の判定処理の結果を基づいてジョブの実行順序を変更する(ステップS6)。
次に、制御部100は、推定会話期間が終了したかどうかを判定する(ステップS7)。推定会話期間中に実行処理が開始されるジョブが2つ以上ない場合(ステップS4のNO)についても、ステップS7の処理を行う。
推定会話期間が終了した場合(ステップS7のYES)、制御部100の実行順序変更部304は、未実行のジョブの実行順序を、ジョブが登録された順番に戻す(ステップS8)。推定会話期間が終了していない場合(ステップS7のNO)、上記ステップS4の処理に戻る。
ステップS8においてジョブの実行順序を登録順に戻した後、又は、ステップS2において音声操作が開始されなかった場合(ステップS2のNO)、制御部100は、MFP1による音声操作の受付を終了するかどうかを判定する(ステップS9)。音声操作の受付は、例えば、推定会話期間の終了後、一定時間が経過した場合に終了する。或いは、音声操作の受付は、ユーザーI/F150の音声入力キー208等の押下された場合に終了する。
音声操作の受付を終了しない場合(ステップS9のNO)には、ステップS2の処理に戻る。音声操作の受付を終了する場合(ステップS9のYES)には、本フローチャートによる処理を終了する。
(ジョブの実行順序の判定処理)
上述の図16に示すフローチャートのステップS5における、推定会話期間中に開始されるジョブの実行順序の判定処理について説明する。ジョブの実行順序の判定処理のフローチャートを図17に示す。
まず、阻害度判定部303は、推定会話期間中に開始されるジョブに対して、音声操作阻害度の小さい順にジョブの実行順序を設定する(ステップS11)。
次に、阻害度判定部303は、各ジョブにFAX送信処理があるかどうかを判定する(ステップS12)。ジョブにFAX送信処理がある場合(ステップS12のYES)、阻害度判定部303は、このFAX送信処理が有るジョブを、実行順序の最後尾に設定する(ステップS13)。
ジョブにFAX送信処理がない場合(ステップS12のNO)、及び、ステップS13の処理の後、阻害度判定部303は、各ジョブにおいて用紙切れの警告が発生するかどうかを判定する(ステップS14)。ジョブにおいて用紙切れの警告が発生する場合(ステップS14のYES)、阻害度判定部303は、この用紙切れの警告が発生するジョブを、実行順序の最後尾に設定する(ステップS15)。すなわち、用紙切れの警告が発生するジョブを、用紙切れの警告が発生しないジョブ、及び、FAX送信処理が有るジョブよりも後に実行されるように実行順序を設定する。
ジョブにおいて用紙切れの警告が発生しない場合(ステップS14のNO)、及び、ステップS15の処理後、阻害度判定部303は、各ジョブにおいてトナー切れの警告が発生するかどうかを判定する(ステップS16)。ジョブにおいてトナー切れの警告が発生する場合(ステップS16のYES)、阻害度判定部303は、このトナー切れの警告が発生するジョブを、実行順序の最後尾に設定する(ステップS17)。すなわち、トナー切れ警告が発生するジョブを、トナー切れ警告が発生しないジョブ、及び、用紙切れ警告が発生するジョブよりも後に実行されるように実行順序を設定する。
ジョブにおいてトナー切れの警告が発生しない場合(ステップS16のNO)、及び、ステップS17の処理後、本フローチャートによる処理を終了する。
以上の処理により、阻害度判定部303において、推定会話期間中に実行処理が開始される各ジョブの実行順序を設定することができる。なお、各ジョブの実行順序は、音声操作阻害度に基づいて設定されていればよく、FAX送信処理、用紙切れの警告、及び、トナー切れ警告のジョブについての実行順序は一例であり、これらの実行順序については任意に設定することができる。
なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明の構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
1 MFP、2 ネットワーク、4 ADF、5 画像読取装置、6 中間転写ベルト、7 転写ベルト駆動ローラ、8 転写ベルト従動ローラ、9y,9m,9c,9k イエロー用プロセスユニット、10y,10m,10c,10k 感光体、11y,11m,11c,11k 帯電器、12y,12m,12c,12k 露光器、13y,13m,13c,13k 現像器、14y,14m,14c,14k クリーナ、15y,15m,15c,15k 1次転写ローラ、16y,16m,16c,16k トナーカートリッジ、17 給紙トレイ、18 給紙ローラ対、19 2次転写ローラ、20,54 搬送路、21 定着器、22a 定着ローラ、22b 加圧ローラ、23 タイミングローラ対、24a,24b,24c,24d,24e,24f,37a,37b,45a,45b,45c 搬送ローラ対、25 用紙反転搬送路、26 パンチユニット、27 折ユニット、28 ステープラ、29 収容ローラ、30 中綴じステープラ、31 トレイユニット、32a,32b 排出ローラ対、33 第1排出トレイ、34 第2排出トレイ、35 第3排出トレイ、36 第4排出トレイ、38 原稿トレイ、39 ピックアップローラ、40 分離ローラ、41 捌きローラ、42 レジストローラ対、43 プラテンローラ、44 原稿搬送路、46 排出トレイ、47 光源、48a,48b ミラー、49 結像レンズ、50 CCD、51 プラテンガラス、52 スリットガラス、53 ランプユニット、57 反射ミラーユニット、100 制御部、101 CPU、102 ROM、103 S-RAM、104 NV-RAM、110 ハードキー、120 画像読取部、130 画像形成部、140 プリンタコントローラ、150 ユーザーインターフェース、160 音声変換部、170 ネットワークI/F、180 無線I/F、190 給紙部、200 後処理装置、201 スタートキー、202 ストップキー、203 リセットキー、204 機能選択キー、205 テンキー、206 クリアキー、207 音声ガイダンスキー、208 音声入力キー、209 スピーカー、210 マイク、211 LCD、212 タッチパネル、220 固定記憶装置、230 FAXモデム、240 外部サーバー、301 取得部、302 会話期間推定部、303 阻害度判定部、304 実行順変更部、305 残存用紙枚数検出部、306 トナー残量検出部、307 トナー消費量推定部、308 音声操作履歴管理部、IC105 時計、PP0 用紙、PP1 原稿

Claims (8)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    少なくともジョブの実行処理期間におけるユーザーによる操作指示を音声入力する際の前記音声入力を取得する取得部と、
    ジョブが実行される際に発生する稼働音の音量を基に、ユーザーの音声入力に対する阻害度を判定する阻害度判定部と、
    ユーザーによる前記音声入力の継続期間を推定する会話期間推定部と、
    前記継続期間内に実行される複数登録された前記ジョブの実行順を、前記阻害度判定部で判定された前記阻害度に基づいて前記阻害度の小さい順に前記ジョブの実行順序を設定する実行順変更部と、を備える
    画像形成装置。
  2. 前記阻害度判定部は、前記稼働音の大きさと、前記稼働音の発生期間の長さとを基に前記阻害度を判定する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記会話期間推定部は、ユーザーによる音声入力の初期内容と過去の音声操作履歴から前記継続期間を推定する
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記実行順変更部は、前記継続期間内において、後処理の実行が設定されているジョブが、後処理の実行が設定されていないジョブよりも、後に実行されるように前記ジョブの実行順を変更する
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記実行順変更部は、前記継続期間内において、ファクシミリ送信の実行が設定されているジョブが、ファクシミリ送信の実行が設定されていないジョブよりも、後に実行されるように前記ジョブの実行順を変更する
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 用紙を前記画像形成部に搬送する給紙部を備え、
    前記実行順変更部は、前記継続期間内において実行するジョブの印刷枚数と、前記給紙部内に残存する用紙枚数とを基に、用紙切れの警告が発生するジョブが、用紙切れの警告が発生しないジョブよりも、後に実行されるように前記ジョブの実行順を変更する
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成部内のトナー残存量を検出するトナー残量検出部と、
    実行するジョブのトナー消費量を推定するトナー消費量推定部を備え、
    前記実行順変更部は、前記継続期間内において実行するジョブによる前記トナー消費量と、前記画像形成部内の前記トナー残存量とを基に、トナー切れ警告が発生するジョブが、トナー切れ警告が発生しないジョブよりも、後に実行されるように前記ジョブの実行順を変更する
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の制御方法であって、
    取得部が、少なくともジョブの実行処理期間におけるユーザーによる操作指示を音声入力する際の前記音声入力を取得し、
    阻害度判定部が、ジョブが実行される際に発生する稼働音の音量を基に、ユーザーの音声入力に対する阻害度を判定し、
    会話期間推定部が、ユーザーによる前記音声入力の継続期間を推定し、
    実行順変更部が、前記継続期間内に実行される複数登録された前記ジョブの実行順を、前記阻害度判定部で判定された前記阻害度に基づいて前記阻害度の小さい順に前記ジョブの実行順序を設定する
    画像形成装置の制御方法。
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