JP5978940B2 - オルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法 - Google Patents
オルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5978940B2 JP5978940B2 JP2012252055A JP2012252055A JP5978940B2 JP 5978940 B2 JP5978940 B2 JP 5978940B2 JP 2012252055 A JP2012252055 A JP 2012252055A JP 2012252055 A JP2012252055 A JP 2012252055A JP 5978940 B2 JP5978940 B2 JP 5978940B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- halide
- organoxysilane
- alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
で示されるオルガノキシシランと、上記反応により副生したハロゲン化シラン及び上記反応により発生したハロゲン化水素を含有する残留ハロゲン化物を含む混合物に、溶媒の還流下でアルコールを加え、このアルコールと残留ハロゲン化物中のハロゲン化シランとを反応させて下記一般式(2)
(式中、R1、R2は上記の通りであり、R3は炭素数1〜10の非置換又は置換の1価炭化水素基である。bは1〜3の整数であり、bが2以上の場合、R1は各々同一又は異なっていてもよい。cは1〜2の整数、b+cは1〜3の整数である。)
で示されるオルガノキシシランを形成すると共に、ハロゲン化水素を含む余剰分のアルコールを留去することで、式(1)のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物を低減できることを見出した。また、本発明の方法では、反応系内でアルコールと残留ハロゲン化物である塩化水素等のハロゲン化水素によって生じる水の副生が殆ど無いため、加水分解縮合が起きることがなく、高純度のアルコキシシランが製造可能であることを見出し、本発明をなすに至った。
[1]
下記式(3)
で示されるハロゲン化シランと下記式(4)
で示されるアルコールとの反応によって得られる下記一般式(1)
で示されるオルガノキシシランと、上記反応により副生したハロゲン化シラン及び上記反応により発生したハロゲン化水素を含有する残留ハロゲン化物とを含む混合物に、溶媒の還流下で下記式(5)
で示されるアルコールを加え(但し、前記溶媒は式(5)で示されるアルコールより沸点が高く、かつ該アルコールと分液可能である)、このアルコールと残留ハロゲン化物中のハロゲン化シランとを反応させて下記一般式(2)
で示されるオルガノキシシランを形成すると共に、ハロゲン化水素を含む余剰分のアルコールを留去することを特徴とするオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
[2]
一般式(1)及び(2)中のR2がアルキル基である[1]記載のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
[3]
上記一般式(1)及び(2)において、R1が第2級アルキル基又は第3級アルキル基であり、上記アルキル基の第2級炭素原子又は第3級炭素原子がケイ素原子に結合していることを特徴とする[1]又は[2]記載のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
[4]
前記ハロゲン化シランがクロロシランであり、前記ハロゲン化水素が塩化水素である[1]〜[3]のいずれかに記載のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
[5]
前記溶媒が、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、n−オクタン及びイソオクタンから選ばれるものである[1]〜[4]のいずれかに記載のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
で示されるオルガノキシシランと、上記反応により副生したハロゲン化シラン及び上記反応により発生したハロゲン化水素を含有する残留ハロゲン化物を含む混合物に、溶媒の還流下でアルコールを加え、このアルコールと残留ハロゲン化物中のハロゲン化シランとを反応させて下記一般式(2)
で示されるオルガノキシシランを形成すると共に、ハロゲン化水素を含む余剰分のアルコールを留去するもので、これにより、一般式(1)で示されるオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物を低減させると同時に、反応系内での水の副生を抑制し、高純度のオルガノキシシラン、特にはアルコキシシランを収率良く製造することができる。
で示されるハロゲン化シランと、下記式(4)
で示されるアルコールとを反応させて得られるものである。
tert−ブチルメトキシジクロロシラン、tert−ブチルジメトキシクロロシラン、tert−ブチルエトキシジクロロシラン、tert−ブチルジエトキシクロロシラン、
tert−ブチルプロポキシジクロロシラン、
tert−ブチルジプロポキシクロロシラン、
tert−ブチルブトキシジクロロシラン、
tert−ブチルジブトキシクロロシラン、
tert−ブチルメチルジクロロシラン、
tert−ブチルメチルメトキシクロロシラン、
tert−ブチルメチルエトキシクロロシラン、
tert−ブチルメチルプロポキシクロロシラン、
tert−ブチルメチルブトキシクロロシラン、
シクロペンチルトリクロロシラン、
シクロペンチルメトキシジクロロシラン、シクロペンチルジメトキシクロロシラン、
シクロペンチルエトキシジクロロシラン、シクロペンチルジエトキシクロロシラン、
シクロペンチルプロポキシジクロロシラン、シクロペンチルジプロポキシクロロシラン、
シクロペンチルブトキシジクロロシラン、シクロペンチルジブトキシクロロシラン、
シクロペンチルメチルジクロロシラン、
シクロペンチルメチルメトキシクロロシラン、
シクロペンチルメチルエトキシクロロシラン、
シクロペンチルメチルプロポキシクロロシラン、
シクロペンチルメチルブトキシクロロシラン、
シクロヘキシルトリクロロシラン、
シクロヘキシルメトキシジクロロシラン、シクロヘキシルジメトキシクロロシラン、
シクロヘキシルエトキシジクロロシラン、シクロヘキシルジエトキシクロロシラン、
シクロヘキシルプロポキシジクロロシラン、シクロヘキシルジプロポキシクロロシラン、
シクロヘキシルブトキシジクロロシラン、シクロヘキシルジブトキシクロロシラン、
シクロヘキシルメチルジクロロシラン、
シクロヘキシルメチルメトキシクロロシラン、
シクロヘキシルメチルエトキシクロロシラン、
シクロヘキシルメチルプロポキシクロロシラン、
シクロヘキシルメチルブトキシクロロシラン、
ジシクロペンチルジクロロシラン、ジシクロペンチルメトキシクロロシラン、
ジシクロペンチルエトキシクロロシラン、ジシクロペンチルプロポキシクロロシラン、
ジシクロペンチルブトキシクロロシラン、
ジシクロヘキシルジクロロシラン、ジシクロヘキシルメトキシクロロシラン、
ジシクロヘキシルエトキシクロロシラン、ジシクロヘキシルプロポキシクロロシラン、
ジシクロヘキシルブトキシクロロシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルジクロロシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルメトキシクロロシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルエトキシクロロシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルプロポキシクロロシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルブトキシクロロシラン、
オクタデシルトリクロロシラン、
オクタデシルメトキシジクロロシラン、オクタデシルジメトキシクロロシラン、
オクタデシルエトキシジクロロシラン、オクタデシルジエトキシクロロシラン、
オクタデシルプロポキシジクロロシラン、オクタデシルジプロポキシクロロシラン、
オクタデシルブトキシジクロロシラン、オクタデシルジブトキシクロロシラン、
オクタデシルメチルジクロロシラン、オクタデシルメチルメトキシクロロシラン、
オクタデシルメチルエトキシクロロシラン、
オクタデシルメチルプロポキシクロロシラン、
オクタデシルメチルブトキシクロロシラン、
ドデシルトリクロロシラン、
ドデシルメトキシジクロロシラン、ドデシルジメトキシクロロシラン、
ドデシルエトキシジクロロシラン、ドデシルジエトキシクロロシラン、
ドデシルプロポキシジクロロシラン、ドデシルジプロポキシクロロシラン、
ドデシルブトキシジクロロシラン、ドデシルジブトキシクロロシラン、
ドデシルメチルジクロロシラン、ドデシルメチルメトキシクロロシラン、
ドデシルメチルエトキシクロロシラン、ドデシルメチルプロポキシクロロシラン、
ドデシルメチルブトキシクロロシラン、
フェニルトリクロロシラン、
フェニルメトキシジクロロシラン、フェニルジメトキシクロロシラン、
フェニルエトキシジクロロシラン、フェニルジエトキシクロロシラン、
フェニルプロポキシジクロロシラン、フェニルジプロポキシクロロシラン、
フェニルブトキシジクロロシラン、フェニルジブトキシクロロシラン、
フェニルメチルジクロロシラン、フェニルメチルメトキシクロロシラン、
フェニルメチルエトキシクロロシラン、フェニルメチルプロポキシクロロシラン、
フェニルメチルブトキシクロロシラン、
ジフェニルジクロロシラン、ジフェニルメトキシクロロシラン、
ジフェニルエトキシクロロシラン、ジフェニルプロポキシクロロシラン、
ジフェニルブトキシクロロシラン、トリフェニルクロロシラン等が挙げられる。
tert−ブチルトリプロポキシシラン、tert−ブチルトリブトキシシラン、
tert−ブチルメチルジメトキシシラン、tert−ブチルメチルジエトキシシラン、
tert−ブチルメチルジプロポキシシラン、
tert−ブチルメチルジブトキシシラン、
シクロペンチルトリメトキシシラン、シクロペンチルトリエトキシシラン、
シクロペンチルトリプロポキシシラン、シクロペンチルトリブトキシシラン、
シクロペンチルメチルジメトキシシラン、シクロペンチルメチルジエトキシシラン、
シクロペンチルメチルジプロポキシシラン、シクロペンチルメチルジブトキシシラン、
シクロヘキシルトリメトキシシラン、シクロヘキシルトリエトキシシラン、
シクロヘキシルトリプロポキシシラン、シクロヘキシルトリブトキシシラン、
シクロヘキシルメチルジメトキシシラン、シクロヘキシルメチルジエトキシシラン、
シクロヘキシルメチルジプロポキシシラン、シクロヘキシルメチルジブトキシシラン、
ジシクロペンチルジメトキシシラン、ジシクロペンチルジエトキシシラン、
ジシクロペンチルジプロポキシシラン、ジシクロペンチルジブトキシシラン、
ジシクロヘキシルジメトキシシラン、ジシクロヘキシルジエトキシシラン、
ジシクロヘキシルジプロポキシシラン、ジシクロヘキシルジブトキシシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルジメトキシシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルジエトキシシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルジプロポキシシラン、
シクロヘキシルシクロペンチルジブトキシシラン、
オクタデシルトリメトキシシラン、オクタデシルトリエトキシシラン、
オクタデシルトリプロポキシシラン、オクタデシルトリブトキシシラン、
オクタデシルメチルジメトキシシラン、オクタデシルメチルジエトキシシラン、
オクタデシルメチルジプロポキシシラン、オクタデシルメチルジブトキシシラン、
ドデシルトリメトキシシラン、ドデシルトリエトキシシラン、
ドデシルトリプロポキシシラン、ドデシルトリブトキシシラン、
ドデシルメチルジメトキシシラン、ドデシルメチルジエトキシシラン、
ドデシルメチルジプロポキシシラン、ドデシルメチルジブトキシシラン、
フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、
フェニルトリプロポキシシラン、フェニルトリブトキシシラン、
フェニルメチルジメトキシシラン、フェニルメチルジエトキシシラン、
フェニルメチルジプロポキシシラン、フェニルメチルジブトキシシラン、
ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、
ジフェニルジプロポキシシラン、ジフェニルジブトキシシラン、
トリフェニルメトキシシラン、トリフェニルエトキシシラン、
トリフェニルプロポキシシラン、トリフェニルブトキシシラン等が挙げられる。これらの中でも特にシクロヘキシルメチルジメトキシシランが好ましい。
で示される炭素数1〜4の1価のアルコールが挙げられ、具体的には、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等が挙げられ、メタノールが特に好ましい。
で示されるオルガノキシシランを得ることができる。
撹拌機、還流器、滴下ロート、ディーンスターク及び温度計を備えたフラスコに、塩化水素として測定した場合に18,800ppm(0.026モル)の残留ハロゲン化物を含むシクロヘキシルメチルジメトキシシランの混合物50.0g、ヘキサン50.0gを仕込み70℃に加熱した。ヘキサンの還流が始まった後、メタノール10.0g(0.31モル)を65〜75℃で2.1時間かけて滴下すると同時に、メタノールの留去を行った。メタノールの留去は、メタノールとヘキサンが比重により分液するため、ディーンスタークによりメタノールを多く含む下層を選択的に留去した。メタノール留去後のシクロヘキシルメチルジメトキシシランの残留ハロゲン化物レベルは、塩化水素として測定した場合の初期値である18,800ppmから14,400ppmに低減された。更に、メタノール40.0g(1.25モル)を70〜80℃で8.4時間かけて滴下し、同時にメタノールの留去を行った。残留塩化物レベルは1,040ppmに低減された。
撹拌機、還流器、滴下ロート、ディーンスターク及び温度計を備えたフラスコに、塩化水素として測定した場合に18,100ppm(0.25モル)の残留ハロゲン化物を含むシクロヘキシルメチルジメトキシシランの混合物500.0g、ヘキサン200.0gを仕込み70℃に加熱した。ヘキサンの還流が始まった後、メタノール250.0g(7.81モル)を67〜82℃で15.2時間かけて滴下すると同時に、メタノールを留去した。メタノール留去後のシクロヘキシルメチルジメトキシシランの残留ハロゲン化物レベルは、塩化水素として測定した場合の初期値である18,100ppmから1,050ppmに減少した。更に、このシクロヘキシルメチルジメトキシシランに28質量%ナトリウムメトキシドのメタノール溶液3.3g(0.017モル)を添加すると、残留塩化物レベルは1ppm未満に減少した。
撹拌機、還流器、滴下ロート、ディーンスターク及び温度計を備えたフラスコに、塩化水素として測定した場合に15,800ppm(0.25モル)の残留ハロゲン化物を含むシクロヘキシルメチルジメトキシシランの混合物500.0g、n−オクタン120.0gを仕込み130℃に加熱した。n−オクタンの還流が始まった後、メタノール225.0g(7.03モル)を126〜144℃で11.3時間かけて滴下すると同時に、メタノールを留去した。メタノール留去後のシクロヘキシルメチルジメトキシシランの残留ハロゲン化物レベルは、塩化水素として測定した場合の初期値である15,800ppmから1,100ppmに減少した。
撹拌機、還流器、滴下ロート、ディーンスターク及び温度計を備えたフラスコに、塩化水素として測定した場合に18,800ppm(0.026モル)の残留ハロゲン化物を含むシクロヘキシルメチルジメトキシシランの混合物50.0g、メタノール50.0g(1.56モル)を仕込み70℃に加熱した。メタノールの還流が始まった後、メタノールの留去を行った。メタノール留去後のシクロヘキシルメチルジメトキシシランの残留ハロゲン化物レベルは、塩化水素として測定した場合の初期値である18,800ppmから5,100ppmの減少に留まった。
撹拌機、還流器、滴下ロート、ディーンスターク及び温度計を備えたフラスコに、溶媒を使用せず、塩化水素として測定した場合に18,800ppm(0.026モル)の残留ハロゲン化物を含むシクロヘキシルメチルジメトキシシランの混合物50.0gのみを仕込み70℃に加熱した。内温が安定した後、メタノール50.0g(1.56モル)を65〜75℃で4.2時間かけて滴下すると同時に、メタノールの留去を行った。メタノール留去後のシクロヘキシルメチルジメトキシシランの残留ハロゲン化物レベルは、塩化水素として測定した場合の初期値である18,800ppmから12,100ppmの減少に留まった。
Claims (5)
- 下記式(3)
で示されるハロゲン化シランと下記式(4)
で示されるアルコールとの反応によって得られる下記一般式(1)
で示されるオルガノキシシランと、上記反応により副生したハロゲン化シラン及び上記反応により発生したハロゲン化水素を含有する残留ハロゲン化物とを含む混合物に、溶媒の還流下で下記式(5)
で示されるアルコールを加え(但し、前記溶媒は式(5)で示されるアルコールより沸点が高く、かつ該アルコールと分液可能である)、このアルコールと残留ハロゲン化物中のハロゲン化シランとを反応させて下記一般式(2)
で示されるオルガノキシシランを形成すると共に、ハロゲン化水素を含む余剰分のアルコールを留去することを特徴とするオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。 - 一般式(1)及び(2)中のR2がアルキル基である請求項1記載のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
- 上記一般式(1)及び(2)において、R1が第2級アルキル基又は第3級アルキル基であり、上記アルキル基の第2級炭素原子又は第3級炭素原子がケイ素原子に結合していることを特徴とする請求項1又は2記載のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
- 前記ハロゲン化シランがクロロシランであり、前記ハロゲン化水素が塩化水素である請求項1〜3のいずれか1項記載のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
- 前記溶媒が、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、n−オクタン及びイソオクタンから選ばれるものである請求項1〜4のいずれか1項記載のオルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012252055A JP5978940B2 (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | オルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012252055A JP5978940B2 (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | オルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014101277A JP2014101277A (ja) | 2014-06-05 |
JP5978940B2 true JP5978940B2 (ja) | 2016-08-24 |
Family
ID=51024134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012252055A Active JP5978940B2 (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | オルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5978940B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111056970B (zh) * | 2019-12-23 | 2022-10-18 | 浙江锦华新材料股份有限公司 | 一种丁酮肟盐酸盐中残留甲基三丁酮肟基硅烷的去除方法 |
CN111116411B (zh) * | 2019-12-23 | 2022-10-18 | 浙江锦华新材料股份有限公司 | 一种去除丁酮肟盐酸盐中残留甲基三丁酮肟基硅烷的方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD120024A5 (ja) * | 1974-06-05 | 1976-05-20 | ||
DE2800017C2 (de) * | 1978-01-02 | 1983-05-26 | Dynamit Nobel Ag, 5210 Troisdorf | Verfahren zur Herstellung von Organoalkoxysilanen |
JPS606696A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-14 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | アルコキシシランの連続的製造方法 |
ATE272065T1 (de) * | 1998-11-06 | 2004-08-15 | Degussa | Verfahren zur herstellung von alkoxysilanen |
-
2012
- 2012-11-16 JP JP2012252055A patent/JP5978940B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014101277A (ja) | 2014-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5407825B2 (ja) | 2以上のアミノ基を有するシラン化合物及びその製造方法 | |
JP5978940B2 (ja) | オルガノキシシラン中の残留ハロゲン化物の低減方法 | |
JP5664192B2 (ja) | 有機ケイ素化合物の製造方法 | |
EP0687679B1 (en) | Method for decomposing polysiloxane | |
JP2012031149A (ja) | アルコキシシラン化合物およびその製造方法 | |
JP2002179687A (ja) | オルガノアルコキシシランの製造方法 | |
JP6264309B2 (ja) | シロキシ基を有するビスシリルエタン化合物及びその製造方法 | |
JP2013155150A (ja) | オルガノクロロシラン化合物の製造方法 | |
JP4435333B2 (ja) | ハロゲン含有量の少ないアルコキシシランの製造方法 | |
JP3915875B2 (ja) | N−置換−3−シリルプロピルアミン類及びその誘導体の製造方法 | |
JP2018070506A (ja) | ビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法 | |
JP6631407B2 (ja) | カルバマトアルキルシランの製造方法 | |
JP2597113B2 (ja) | アルコキシシランの製造方法 | |
JP7350253B2 (ja) | ビスハロアルキルシロキサン化合物及びその製造方法、並びに、両末端官能性のシロキサン化合物の製造方法 | |
US11312734B2 (en) | Nitrogen-containing cyclic organoxysilane compound and method for producing the same | |
JPH0859837A (ja) | アルコキシシランの製造方法 | |
JP5490889B2 (ja) | オルガノアルコキシハイドロジェンシランの製造方法 | |
JP3486203B2 (ja) | アルコキシシランの製造方法 | |
JP2012006844A (ja) | アルコキシヒドロシランの製造方法 | |
JP3341923B2 (ja) | アルコキシシランの製造方法 | |
JP2718617B2 (ja) | ポリオルガノシランの製造方法 | |
JP2017066034A (ja) | ジフェニルエチル基及びメトキシシリル基を有する有機ケイ素化合物並びにその製造方法 | |
JP6020410B2 (ja) | [3−(2−ノルボルニル)−2−ノルボルニル]シラン化合物及びその製造方法 | |
JP6531656B2 (ja) | 含窒素オルガノキシシラン化合物の製造方法 | |
JP4120033B2 (ja) | 含フッ素アルコキシシランの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141023 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150616 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160711 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5978940 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |