JP2018070506A - ビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法 - Google Patents

ビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビスシリルアミノ基を有するシラン化合物を、効率的かつ安定的に、収率よく製造できる方法の提供。【解決手段】式(1)で示される化合物と、式(2)で示される化合物を白金化合物存在下で反応させる式(3)で示されるビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法において、式(1)で示される化合物として、一般式(4)で示される化合物の含有量が5.0質量%以下のものを用いる。(R1はC1〜18の2価炭化水素基;R1’はC3−20の2価の炭化水素基;R2〜R8及びR9は各々独立に置換/非置換のC1〜20の1価炭化水素基;Xはハロゲン又はOR9;nは0〜2の整数)HSiR8nX3-n(2)【選択図】なし

Description

本発明は、ビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法に関し、さらに詳述すると、シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として有用なビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法に関する。
ビスシリルアミノ基を有するシラン化合物は、シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として有用である。
このビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法としては、ビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物とハイドロジェンシラン化合物とを、白金化合物触媒の存在下で反応させる方法が知られている(特許文献1,2参照)。
また、この反応の原料であるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物の製造方法としては、アリルアミン等のアミノ基を有する不飽和結合含有化合物をシリル化剤でシリル化する方法や、モノシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物をスルホン酸等の酸触媒存在下で不均化する方法が知られている(特許文献1〜3参照)。
特開平10−17578号公報 特開平10−17579号公報 特開平10−218883号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2の方法では、用いる原料によっては反応が途中で停止して低収率となってしまうことがあり、安定して製造することが困難であった。
また、特許文献3の方法で得られたビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物を原料として、ビスシリルアミノ基を有するシラン化合物を製造した場合も、用いる原料によっては反応が途中で停止して低収率となってしまうことがあった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ビスシリルアミノ基を有するシラン化合物を、効率的かつ安定的に、収率よく製造できる方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、アリルアミン等のアミノ基を有する不飽和結合含有化合物をシリル化剤によりシリル化する方法、モノシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物をスルホン酸等の酸触媒存在下不均化する方法のいずれを用いた場合においても、得られるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物中にはモノシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物が含まれており、この化合物が、アミノ基がシリル基で保護されているにも拘わらず、ビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物とハイドロジェンシラン化合物とを白金触媒を用いて反応させる際の反応阻害物質となることを突き止めるとともに、この反応阻害物質の含有量が少ないビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物を用いることで反応性が向上し、安定してシリル基が保護されたアミノ基を有するシラン化合物を製造できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
1. 下記一般式(1)
Figure 2018070506
(式中、R1は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数1〜18の2価炭化水素基を表し、R2〜R7は、互いに独立して、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表すが、R2およびR5は、互いに結合してこれらが結合するケイ素原子と共に炭素数2〜20の環を形成してもよい。)
で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物と、下記一般式(2)
HSiR8 n3-n (2)
[式中、R8は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表し、Xは、ハロゲン原子または−OR9(R9は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表す。)を表し、nは、0〜2の整数を表す。)]
で示されるハイドロジェンシラン化合物とを白金化合物存在下で反応させる、下記一般式(3)
Figure 2018070506
(式中、R1'は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数3〜20の2価炭化水素基を表し、R2〜R8、Xおよびnは、前記と同じ意味を表す。)
で示されるビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法において、
前記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物として、下記一般式(4)
Figure 2018070506
(式中、R1〜R4は、前記と同じ意味を表す。)
で示される化合物の含有量が5.0質量%以下のものを用いることを特徴とするビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法、
2. 下記一般式(1)
Figure 2018070506
(式中、R1は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数1〜18の2価炭化水素基を表し、R2〜R7は、互いに独立して、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表すが、R2およびR5は、互いに結合してこれらが結合するケイ素原子と共に炭素数2〜20の環を形成してもよい。)
で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物と、下記一般式(2)
HSiR8 n3-n (2)
[式中、R8は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表し、Xは、ハロゲン原子または−OR9(R9は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表す。)を表し、nは、0〜2の整数を表す。)]
で示されるハイドロジェンシラン化合物とを白金化合物存在下でヒドロシリル化反応させて下記一般式(3)
Figure 2018070506
(式中、R1’は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数3〜20の2価炭化水素基を表し、R2〜R8、Xおよびnは、前記と同じ意味を表す。)
で示されるビスシリルアミノ基を有するシラン化合物を製造する際の前記ヒドロシリル化反応の促進方法であって、
前記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物として、下記一般式(4)
Figure 2018070506
(式中、R1〜R4は、前記と同じ意味を表す。)
で示される化合物の含有量を5.0質量%以下まで低減させたものを用いることを特徴とするヒドロシリル化反応の促進方法
を提供する。
本発明によれば、シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として有用なビスシリルアミノ基を有するシラン化合物を効率的かつ安定的に、収率よく製造することができる。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明に係るビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法は、下記一般式(1)
Figure 2018070506
で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物と、下記一般式(2)
HSiR8 n3-n (2)
で示されるハイドロジェンシラン化合物とを白金化合物存在下でヒドロシリル化反応させる、下記一般式(3)
Figure 2018070506
で示されるビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法において、一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物として、上記ヒドロシリル化反応の反応阻害物質となる下記一般式(4)で示される化合物の含有量が5.0質量%以下のものを用いることを特徴とする。
Figure 2018070506
ここで、上記一般式(1)におけるR1は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数1〜18、好ましくは炭素数1〜10、より好ましくは炭素数1〜6のの2価炭化水素基を表し、その具体例としては、メチレン、エチレン、プロピレン(メチルエチレン)、トリメチレン、メチルトリメチレン、テトラメチレン、ヘキサメチレン、オクタメチレン、デカメチレン、イソブチレン基等のアルキレン基;フェニレン、メチルフェニレン基等のアリーレン基;エチレンフェニレン、エチレンフェニレンメチレン基等のアラルキレン基;3−オキサブチレン、3−アザブチレン、3−オキサへキシレン、3−アザヘキシレン基等のヘテロ原子含有アルキレン基等が挙げられる。
2〜R7は、互いに独立して、置換または非置換の炭素数1〜20、好ましくは炭素数1〜10、より好ましくは炭素数1〜6の1価炭化水素基を表し、例えば、直鎖状、分岐鎖状または環状のアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基等が挙げられる。
それらの具体例としては、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、デシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、イコシル基等の直鎖状のアルキル基;イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、テキシル、2−エチルヘキシル基等の分岐鎖状のアルキル基;シクロペンチル、シクロヘキシル基等の環状のアルキル基;ビニル、アリル、プロペニル基等のアルケニル基;フェニル、トリル基等のアリール基;ベンジル基等のアラルキル基等が挙げられ、これらの中でも、メチル、エチル、イソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル基が好ましい。
また、R2およびR5は、互いに結合してこれらが結合するケイ素原子と共に炭素数2〜20の環を形成してもよい。
なお、上記各炭化水素基の水素原子の一部または全部はその他の置換基で置換されていてもよく、この置換基の具体例としては、メトキシ、エトキシ、(イソ)プロポキシ基等の炭素数1〜5のアルコキシ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;シアノ基;アミノ基;炭素数2〜10のアシル基;トリクロロシリル基;それぞれ各アルキル基、各アルコキシ基が炭素数1〜5である、トリアルキルシリル、ジアルキルモノクロロシリル、モノアルキルジクロロシリル、トリアルコキシシリル、ジアルキルモノアルコキシシリルまたはモノアルキルジアルコキシシリル基等が挙げられる。
上記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物の具体例としては、N,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン、N,N−ビス(トリメチルシリル)メタリルアミン、N,N−ビス(トリメチルシリル)ブテニルアミン、N,N−ビス(トリメチルシリル)ヘキセニルアミン、N,N−ビス(トリメチルシリル)デセニルアミン、N,N−ビス(トリメチルシリル)ビニルアニリン、N,N−ビス(トリエチルシリル)アリルアミン、N,N−ビス(トリエチルシリル)メタリルアミン、N,N−ビス(トリエチルシリル)ブテニルアミン、N,N−ビス(トリエチルシリル)ヘキセニルアミン、N,N−ビス(トリエチルシリル)デセニルアミン、N,N−ビス(トリエチルシリル)ビニルアニリン、N,N−ビス(t−ブチルジメチルシリル)アリルアミン、N,N−ビス(t−ブチルジメチルシリル)メタリルアミン、N,N−ビス(t−ブチルジメチルシリル)ブテニルアミン、N,N−ビス(t−ブチルジメチルシリル)ヘキセニルアミン、N,N−ビス(t−ブチルジメチルシリル)デセニルアミン、N,N−ビス(t−ブチルジメチルシリル)ビニルアニリン、N,N−ビス(トリイソプロピルシリル)アリルアミン、N,N−ビス(トリイソプロピルシリル)メタリルアミン、N,N−ビス(トリイソプロピルシリル)ブテニルアミン、N,N−ビス(トリイソプロピルシリル)ヘキセニルアミン、N,N−ビス(トリイソプロピルシリル)デセニルアミン、N,N−ビス(トリイソプロピルシリル)ビニルアニリン、N−トリエチルシリル−N−トリメチルシリルアリルアミン、N−トリエチルシリル−N−トリメチルシリルメタリルアミン、N−トリエチルシリル−N−トリメチルシリルブテニルアミン、N−トリエチルシリル−N−トリメチルシリルヘキセニルアミン、N−トリエチルシリル−N−トリメチルシリルデセニルアミン、N−トリエチルシリル−N−トリメチルシリルビニルアニリン、N−t−ブチルジメチルシリル−N−トリメチルシリルアリルアミン、N−t−ブチルジメチルシリル−N−トリメチルシリルメタリルアミン、N−t−ブチルジメチルシリル−N−トリメチルシリルブテニルアミン、N−t−ブチルジメチルシリル−N−トリメチルシリルヘキセニルアミン、N−t−ブチルジメチルシリル−N−トリメチルシリルデセニルアミン、N−t−ブチルジメチルシリル−N−トリメチルシリルビニルアニリン、N−トリイソプロピルシリル−N−トリメチルシリルアリルアミン、N−トリイソプロピルシリル−N−トリメチルシリルメタリルアミン、N−トリイソプロピルシリル−N−トリメチルシリルブテニルアミン、N−トリイソプロピルシリル−N−トリメチルシリルヘキセニルアミン、N−トリイソプロピルシリル−N−トリメチルシリルデセニルアミン、N−トリイソプロピルシリル−N−トリメチルシリルビニルアニリン等が挙げられる。
なお、上記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物は、例えば、下記一般式(4)で示される化合物または下記一般式(5)で示される化合物をシリル化したり、下記一般式(4)で示される化合物を硫黄含有酸化合物存在下、不均化反応したりする方法で得ることができる。
Figure 2018070506
(式中、R1〜R4は、前記と同じ意味を表す。)
通常、これらの反応で得られた上記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物には、上記一般式(4)で示される化合物が含まれる。ここで、アミノ基は自らが有している非共有電子対により、白金化合物の触媒能を低下させること、アミノ基をシリル基で保護するとシリル基の立体障害により非共有電子対の触媒低下作用を抑制できることが一般的に知られている。しかし、上記一般式(4)で示される化合物は、アミノ基がシリル基で保護されているにも拘わらず、本発明のヒドロシリル化反応で用いられる白金化合物の触媒能を低下させ、ヒドロシリル化反応の反応阻害物質として作用することが判明した。
本発明では、原料として使用する一般式(1)で示される化合物中に存在する、反応阻害物として作用する一般式(4)で示される化合物の含有量を低減させることにより、上記ヒドロシリル化反応を促進させ、上記一般式(3)で示されるビスシリルアミノ基を有するシラン化合物を、効率的かつ安定的に、高収率で得ることができるようになる。
上述のとおり、本発明では、一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物中の上記一般式(4)で示される化合物の含有量は5.0質量%以下とするが、ヒドロシリル化反応をより促進させて目的物を安定的に収率よく得ることを考慮すると、当該化合物の含有量を2.0質量%以下、特に1.0質量%以下とすることが好ましい。
一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物中に含まれる上記一般式(4)で示される化合物は、精留による分離、カラムクロマトグラフィー、活性炭等の吸着剤による分離等の公知の精製法によって低減することができる。
上記一般式(2)におけるR8およびR9は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表し、その具体例としては、上記R2〜R7で例示した置換基と同様のものが挙げられる。
Xのハロゲン原子の具体例としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
nは、0〜2の整数を表す。
上記一般式(2)で示されるハイドロジェンシラン化合物の具体例としては、トリクロロシラン、メチルジクロロシラン、ジメチルクロロシラン、トリブロモシラン、メチルジブロモシラン、ジメチルブロモシラン、エチルジクロロシラン、ジエチルクロロシラン、トリメトキシシラン、メチルジメトキシシラン、ジメチルメトキシシラン、トリエトキシシラン、メチルジエトキシシラン、ジメチルエトキシシラン等が挙げられる。
上記一般式(3)におけるR1’は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数3〜20の2価炭化水素基を表し、その具体例としては、上記R1で例示した2価炭化水素基のうち、炭素数3以上のものが挙げられる。
上記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物と、上記一般式(2)で示されるハイドロジェンシラン化合物との反応割合は特に限定されないが、反応性、生産性の点から、一般式(1)で示される化合物1molに対し、一般式(2)で示される化合物0.5〜3.0molの範囲が好ましく、0.8〜1.5molの範囲がより好ましい。
また、上記反応の触媒として用いられる白金化合物の具体例としては、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のトルエンまたはキシレン溶液、テトラキストリフェニルホスフィン白金、ジクロロビストリフェニルホスフィン白金、ジクロロビスアセトニトリル白金、ジクロロビスベンゾニトリル白金、ジクロロシクロオクタジエン白金、白金−活性炭等が挙げられる。
白金化合物の使用量は、特に限定されないが、反応性、生産性の点から、上記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物1molに対し、0.000001〜0.2molが好ましく、0.00001〜0.1molがより好ましい。
なお、上記反応は無溶媒でも進行するが、溶媒を用いることもできる。
使用可能な溶媒の具体例としては、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、イソオクタン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒;ジクロロメタン、クロロホルム等の塩素化炭化水素系溶媒等が挙げられ、これらの溶媒は1種を単独で用いても、2種以上混合して用いてもよい。
反応温度は特に限定されないが、0〜200℃が好ましく、20〜150℃がより好ましい、反応時間も特に限定されないが、1〜60時間が好ましく、1〜30時間がより好ましい。
反応雰囲気は、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気とすることが好ましい。
反応終了後の反応液からは、蒸留等の通常の方法で目的物を回収することができる。
以下、合成例、実施例および比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
[合成例1]
撹拌機、留分抜出装置および温度計を備えたフラスコに、N−トリメチルシリルアリルアミン387.9g(3.0mol)、ドデシルベンゼンスルホン酸10.5g(0.03mol)を仕込み、加熱して還流させた後、8時間かけて生成するアリルアミンを留出した。得られた反応液を単蒸留し、N,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを沸点85〜87℃/5kPaの留分として265.8g得た。得られたN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンには、原料であるN−トリメチルシリルアリルアミンが10質量%含有していることをガスクロマトグラフィー測定により確認した。上記で得られたN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを比較例1〜3で使用した。
[合成例2]
上記合成例1で得られたN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン200.0gを高さ500mmの蒸留塔を用いて精留した。精留により、沸点86〜87℃/5kPaの留分を175.5g得た。この留分のN−トリメチルシリルアリルアミン含有量は7.0質量%であり、N−トリメチルシリルアリルアミン含有量が低減されていることが確認された。上記で得られたN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを比較例4で使用した。
[合成例3]
上記合成例1で得られたN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン200.0gを高さ500mmの蒸留塔を用いて精留した。精留により、沸点87℃/5kPaの留分を153.5g得た。この留分のN−トリメチルシリルアリルアミン含有量は1.0質量%であり、N−トリメチルシリルアリルアミン含有量が低減されていることが確認された。上記で得られたN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを実施例1〜3で使用した。
[合成例4]
上記合成例1で得られたN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン200.0gを高さ500mmの蒸留塔を用いて精留した。精留により、沸点87℃/5kPaの留分を145.2g得た。この留分のN−トリメチルシリルアリルアミン含有量は0.5質量%であり、N−トリメチルシリルアリルアミン含有量が低減されていることが確認された。上記で得られたN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを実施例4で使用した。
[実施例1]
撹拌機、還流器、滴下ロートおよび温度計を備えたフラスコに、合成例3により製造したN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン(N−トリメチルシリルアリルアミン1.0質量%含有)60.5g(0.3mol)、1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体の3質量%トルエン溶液0.20gを仕込み、50℃に加熱した。内温が安定した後、トリエトキシシラン49.3g(0.3mol)を2時間かけて滴下し、その温度で2時間撹拌した。この時点における目的物であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルトリエトキシシランと、原料であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンとのガスクロマトグラフィー分析による質量比は、99.0:1.0であった。
[実施例2]
撹拌機、還流器、滴下ロートおよび温度計を備えたフラスコに、合成例3により製造したN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン(N−トリメチルシリルアリルアミン1.0質量%含有)60.5g(0.3mol)、1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体の3質量%トルエン溶液0.20gを仕込み、50℃に加熱した。内温が安定した後、トリメトキシシラン36.7g(0.3mol)を2時間かけて滴下し、その温度で2時間撹拌した。この時点における目的物であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルメトキシシランと、原料であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンとのガスクロマトグラフィー分析による質量比は、97.1:2.9であった。
[実施例3]
撹拌機、還流器、滴下ロートおよび温度計を備えたフラスコに、合成例3により製造したN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン(N−トリメチルシリルアリルアミン1.0質量%含有)60.5g(0.3mol)、1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体の3質量%トルエン溶液0.20gを仕込み、50℃に加熱した。内温が安定した後、メチルジエトキシシラン40.3g(0.3mol)を2時間かけて滴下し、その温度で2時間撹拌した。この時点における目的物であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルトリエトキシシランと、原料であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンとのガスクロマトグラフィー分析による質量比は、99.2:0.8であった。
[実施例4]
撹拌機、還流器、滴下ロートおよび温度計を備えたフラスコに、合成例4により製造したN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン(N−トリメチルシリルアリルアミン0.5質量%含有)60.5g(0.3mol)、1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体の3質量%トルエン溶液0.20gを仕込み、50℃に加熱した。内温が安定した後、トリエトキシシラン49.3g(0.3mol)を2時間かけて滴下し、その温度で2時間撹拌した。この時点における目的物であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルトリエトキシシランと、原料であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンとのガスクロマトグラフィー分析による質量比は、99.4:0.6であった。
[比較例1]
合成例1により製造したN−トリメチルシリルアミン含有量10質量%を含有するN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを用いた以外は実施例1と同様にして反応を行った。滴下終了後、2時間撹拌した時点における目的物であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルトリエトキシシランと、原料であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンとのガスクロマトグラフィー分析による質量比は、85.2:14.8であった。
[比較例2]
合成例1により製造したN−トリメチルシリルアミン含有量10質量%を含有するN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを用いた以外は実施例2と同様にして反応を行った。滴下終了後、2時間撹拌した時点における目的物であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルトリメトキシシランと、原料であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンとのガスクロマトグラフィー分析による質量比は、80.4:19.6であった。
[比較例3]
合成例1により製造したN−トリメチルシリルアミン含有量10質量%を含有するN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを用いた以外は実施例3と同様にして反応を行った。滴下終了後、2時間撹拌した時点における目的物であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルメチルジエトキシシランと、原料であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンとのガスクロマトグラフィー分析による質量比は、86.5:13.5であった。
[比較例4]
合成例2により製造したN−トリメチルシリルアミン含有量7.0質量%を含有するN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを用いた以外は実施例1と同様にして反応を行った。滴下終了後、2時間撹拌した時点における目的物であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルトリエトキシシランンと、原料であるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンとのガスクロマトグラフィー分析による質量比は、89.0:11.0であった。
以上のとおり、一般式(4)で示される化合物であるN−トリメチルシリルアリルアミンが5.0質量%以下のN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを原料として用いた実施例1〜4では、シラン滴下後2時間で目的物の割合が97%以上まで到達しているのに対し、N−トリメチルシリルアリルアミンが10質量%または7.0質量%含まれるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミンを原料として用いた比較例1〜4では、シラン滴下後2時間において、目的物の割合が最大でも89%程度であり、原料として用いる一般式(1)で示される化合物中の一般式(4)で示される化合物の含有量を5.0質量%以下に低減することで、ヒドロシリル化反応が促進され、効率的かつ高収率で目的物が得られることがわかる。
なお、上記各比較例における目的物の収率は、反応時間2時間でほぼ頭打ちとなり、反応時間を長くしても収率の向上は見られなかった。

Claims (2)

  1. 下記一般式(1)
    Figure 2018070506
    (式中、R1は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数1〜18の2価炭化水素基を表し、R2〜R7は、互いに独立して、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表すが、R2およびR5は、互いに結合してこれらが結合するケイ素原子と共に炭素数2〜20の環を形成してもよい。)
    で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物と、下記一般式(2)
    HSiR8 n3-n (2)
    [式中、R8は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表し、Xは、ハロゲン原子または−OR9(R9は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表す。)を表し、nは、0〜2の整数を表す。)]
    で示されるハイドロジェンシラン化合物とを白金化合物存在下で反応させる、下記一般式(3)
    Figure 2018070506
    (式中、R1'は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数3〜20の2価炭化水素基を表し、R2〜R8、Xおよびnは、前記と同じ意味を表す。)
    で示されるビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法において、
    前記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物として、下記一般式(4)
    Figure 2018070506
    (式中、R1〜R4は、前記と同じ意味を表す。)
    で示される化合物の含有量が5.0質量%以下のものを用いることを特徴とするビスシリルアミノ基を有するシラン化合物の製造方法。
  2. 下記一般式(1)
    Figure 2018070506
    (式中、R1は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数1〜18の2価炭化水素基を表し、R2〜R7は、互いに独立して、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表すが、R2およびR5は、互いに結合してこれらが結合するケイ素原子と共に炭素数2〜20の環を形成してもよい。)
    で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物と、下記一般式(2)
    HSiR8 n3-n (2)
    [式中、R8は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表し、Xは、ハロゲン原子または−OR9(R9は、置換または非置換の炭素数1〜20の1価炭化水素基を表す。)を表し、nは、0〜2の整数を表す。)]
    で示されるハイドロジェンシラン化合物とを白金化合物存在下でヒドロシリル化反応させて下記一般式(3)
    Figure 2018070506
    (式中、R1'は、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数3〜20の2価炭化水素基を表し、R2〜R8、Xおよびnは、前記と同じ意味を表す。)
    で示されるビスシリルアミノ基を有するシラン化合物を製造する際の前記ヒドロシリル化反応の促進方法であって、
    前記一般式(1)で示されるビスシリルアミノ基を有する不飽和結合含有化合物として、下記一般式(4)
    Figure 2018070506
    (式中、R1〜R4は、前記と同じ意味を表す。)
    で示される化合物の含有量を5.0質量%以下まで低減させたものを用いることを特徴とするヒドロシリル化反応の促進方法。
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