JP5977339B2 - 高ベルト負荷を有するエンジン用の主軸受 - Google Patents

高ベルト負荷を有するエンジン用の主軸受 Download PDF

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Description

発明の背景
1.発明の分野
本発明は、一般に、内燃機関用の軸受に関し、より具体的には、潤滑油を収容するための溝を備える主軸受に関する。
2.従来技術の説明
主軸受は、内燃機関の回転クランク軸を支持する。エンジンの構成に応じて、このような軸受は、たとえば、付属ベルト張力に起因するラジアル負荷および燃焼圧力に起因するスラスト負荷などのさまざまな負荷を受けている。クランク軸が回転するときに、主軸受の内面における摩耗が著しく進行することがある。摩耗を低減するために、内燃機関は、主軸受の内面に潤滑油を供給する油ポンプを含むように設計されている。主軸受も、内面の長さに沿って潤滑油を分布するために、内面に沿って周方向に延在する油溝を含むように設計されている。しかしながら、エンジンが空転または停止すると、油ポンプも停止する。よって、潤滑油が内面から流出する。これにより、クランク軸は、適切に潤滑されていない内面に押付けられ、内面に顕著な摩耗を引起す。
エンジンが再起動すると、油ポンプも再起動する。よって、潤滑油が再び主軸受の内面に供給される。しかしながら、潤滑油が内面に沿って適切に分布されるまでは、短い遅延がある。したがって、短時間の間、クランク軸は、適切に潤滑されていない内面で回転し、内面に摩耗を引起こす。この遅延は、ハイブリッド自動車および電気自動車のエンジンなどのような、頻繁に起動したり停止したりするエンジンに対して特に問題になる。その理由は、繰返しの起動および停止は、繰返しの遅延を招き、徐々に顕著な摩耗を引起す。また、ハイブリッド自動車および電気自動車のクランク軸は、従来の自動車のクランク軸に比べて、起動時に通常の速度よりも高い速度で回転するため、主軸受がより多く摩耗される。
エンジン始動時に主軸受の内面の潤滑を改良するために、主軸受は、周方向油溝に加えて、補足の油溝を含むように設計されている。このような主軸受の例は、Onoらに付与された米国特許第6491438号に開示されている。小野特許により開示された主軸受は、周方向油溝から斜めに延在する複数の分岐油溝を含む。エンジンが作動しているときに、潤滑油が周方向油溝にポンプされる。潤滑油は、分岐油溝に流れ込み、主軸受の内面に沿って流れる。エンジンが空転または停止しているときに、潤滑油は、主軸受の面から流出するが、その一部が分岐油溝内に溜まる。エンジンが再起動すると、クランク軸の回転に応じて、潤滑油は、分岐油溝から内面に流れる。このように、起動時に、油ポンプからより多くの量の潤滑油が内面に到達する前に、主軸受の内面は、ある程度の潤滑が与えられている。
しかしながら、特定の用途において、エンジンが空転または停止しているときまたは起動時に、Ono特許の分岐油溝は、クランク軸と内面との間に適切な潤滑を提供していない。また、Ono特許の分岐油溝は、主軸受の非溝面積を著しく低減し、よって主軸受の強度および耐負荷力を低減する。
発明の概要
要約すると、本発明は、内燃機関の主軸受を提供する。主軸受は、第1シェル端部と第2シェル端部との間に周方向に延在する上方内面を備える上方シェルと、第3シェル端部と第4シェル端部との間に周方向に延在する下方内面を備える下方シェルとを含む。上方シェルの第1シェル端部は、下方シェルの第3シェル端部に当接し、上方シェルの第2シェル端部は、下方シェルの第4シェル端部に当接する。上下シェルは、内面に沿って周方向に延在する油供給溝を含む。また、上方シェルは、油供給溝から斜めに延在する油幹線溝と、油幹線溝から油供給溝に沿って延在する少なくとも1つの油分布溝とを含む。
主軸受の油溝は、典型的に摩耗し易い領域に配置することができる。エンジン構成に応じて、この摩耗し易い領域は、エンジンが空転または停止している場合にクランク軸に直接接触する領域を含んでもよい。エンジンが作動しているときに、潤滑油が油ポンプによって主軸受の油供給溝に供給される。その潤滑油は、油供給溝から油幹線溝および油分布溝に流れ、上方内面の全面に流れる。油幹線溝および油分布溝は、摩耗し易い領域にかなりの量の潤滑油を案内している。
エンジンが空転または停止すると、潤滑油がシェルの内面から徐々に流出する。しかしながら、エンジンがかなり長い時間停止しない限り、残留量の潤滑油がすべての油溝に残存する。エンジンがかなり長い時間停止する場合には、潤滑油が下方シェルの油供給溝のみに残存する。エンジンが空転または停止しているときに、上方シェルの油幹線溝および油分布溝内に残存した潤滑油は、摩耗し易い領域を潤滑する。
起動時またはエンジンが再起動するときに、下方シェルの油供給溝に残存した潤滑油が、クランク軸の回転により上方内面に汲上げられる。上方内面に汲上げられた潤滑油は、油幹線溝および油分布溝に流込む。これらの溝は、潤滑油を直ちに摩耗し易い領域に導く。よって、エンジンが空転または停止している間にも、摩耗し易い領域が、遅延なく適切に潤滑される。
さらに、油溝の向きは、非溝表面積、すなわち油溝を含まない主軸受表面の面積が最大になるように、構成されている。このような油溝構成は、他の油溝構成を有する従来技術の主軸受よりも大きい非溝表面積を主軸受に与えることができる。非溝表面積は、優れた潤滑を提供しながら、主軸受に優れた強度および耐負荷力を維持させることができる。
よって、他の構成の油溝を含む先行技術の主軸受に比べて、主軸受は、より少ない摩耗を受けるため、より長い使用寿命を有する。主軸受をハイブリッド自動車および電気自動車に使用する場合、これらの自動車のエンジンが頻繁に起動したり停止したりするため、起動時の適切な潤滑は、特に有益である。また、従来の自動車のクランク軸に比べて、ハイブリッド自動車や電気自動車のクランク軸が起動時により高速で回転しているため、起動時の適切な潤滑は、これらの自動車において特に有益である。
例示的な実施形態に係る主軸受の上方シェルの斜視図である。 図1の上方シェルの平面図である。 油供給溝および油分布溝のプロファイルを示す図2の上方シェルの、矢印3の方向に沿った断面図である。 上方シェルの油幹線溝のプロファイルを示す図2の上方シェルの、矢印4の方向に沿った断面図である。 主軸受の下方シェルの斜視図である。 図5の下方シェルの平面図である。 油供給溝のプロファイルを示す図6の下方シェルの、矢印7の方向に沿った断面図である。 内燃機関のクランク軸を支持している主軸受の応用例の断面図である。
実施形態の詳細な説明
内燃機関の主軸受20は、上方シェル22と下方シェル24とを含む。上方シェル22は、上方シェルに沿って周方向に延在する油供給溝26と、油供給溝26から斜めに延在する油幹線溝28と、油幹線溝28から油供給溝26に沿って延在する少なくとも1つの油分布溝30とを有している。例示的な実施形態において、上方シェル22は、各々が油供給溝26に沿って延在する一対の油幹線溝28を含む。図1および図2に示されるように、これらの油溝26、28、30はともに、F字形を形成する。これらの油溝26、28、30は、潤滑油(図示せず)を貯蔵し、油溝を含まないまたは他の構成の油溝を含む従来技術の主軸受20に比べて、起動時およびエンジンが空転または停止しているときに主軸受20に改良された潤滑を与える。別の利点は、起動時およびエンジンが空転または停止しているときに、油溝26、28、30が適切な潤滑を提供するのに十分な潤滑油を維持しながら、上方内面32の非溝表面積を最大にすることができることである。大きい非溝表面積は、主軸受20に優れた強度および耐負荷力を維持させることができる。
図1に示されるように、主軸受20の上方シェル22は、第1シェル端部36と第1シェル端部36の反対側の第2シェル端部38との間に延在する上方外面34と上方内面32とを有する。図3および図4に示されるように、上方シェル22は、上方外面34から上方内面32まで延在するシェル厚さtを有する。主軸受20のシェル厚さtおよび他の寸法は、エンジンの設計および摩耗し易い領域に応じて変更することができる。例示的な実施形態において、非溝領域、すなわち油溝26、28、30が設けられていない領域のシェル厚さtは、約2.0mm〜6.0mmであって、好ましくは約3.0mmである。図2に示されるように、上方シェル22は、第1シェル端部36から第2シェル端部38まで周方向に延在するシェル長さLを有する。例示的な実施形態において、シェル長さLは、約50mm〜約90mmであって、好ましくは約70mmである。上方シェル22は、第1側縁部40と第2側縁部42との間に径方向に延在し、それらの間にシェル幅Wを形成する。例示的な実施形態において、シェル幅Wは、約10mm〜約40mmであって、好ましくは約23mmである。
図5に示されるように、下方シェル24は、第3シェル端部48と第3シェル端部48の反対側の第4シェル端部50との間に延在する下方外面44と下方内面46とを有する。下方シェル24は、第3側縁部52と第4側縁部54との間に径方向に延在し、それらの間にシェル幅Wを形成する。図7に示されるように、下方シェル24は、下方外面44から下方内面46まで延在するシェル厚さtを有する。図6に示されるように、下方シェル24は、第3シェル端部48から第4シェル端部50まで周方向に延在するシェル長さLと、第3側縁部52と第4側縁部54との間に延在するシェル幅Wとを有する。例示的な実施形態において、下方シェル24は、油幹線溝28と油分布溝30とを含まないことを除いて、上方シェル22と同じ寸法を有する。なお、別の実施形態において、下方シェル24は、油幹線溝28と油分布溝30とを含んでもよい。
主軸受20の応用例は、図8に示されている。図において、主軸受20は、内燃機関のシリンダブロック58内に配置されたクランク軸56を支持している。上方シェル22と下方シェル24とは、シェル端部36、38、48、50で押し合わされ、互いに対して所定の向きに配置される。上方シェル22の第1シェル端部36は、下方シェル24の第3シェル端部48に当接し、上方シェル22の第2シェル端部38は、下方シェル24の第4シェル端部50に当接する。シェル22、24の各々は、シェル端部36、38、48、50の間において弓形である。シェル22、24の内面32、46は、互いに同一面
であり、シェル22、24の外面34、44は、互いに同一面である。シェル22、24の内面32、46は、それぞれの側縁部40、42、52、54の間において凹状断面を有し、シェル22、24の外面34、44は、それぞれの側縁部40、42、52、54の間において凸状断面を有する。上方シェル22の第1側縁部40は、下方シェル24の第3側縁部52と周方向に整列され、上方シェル22の第2側縁部42は、下方シェル24の第4側縁部54と周方向に整列される。
例示的な実施形態において、シェル22、24は、タブ62を含む。これらのタブは、シェル22、24を互いに対しておよびシリンダブロック58に対して所定の向きに便利に位置付けるために使用される。タブ62は、製造工程中において内面32、46を外側に押すことにより形成され、その結果、内面32、46に凹み60が形成される。凹み60は、それぞれの内面32、46において径方向に凹んでいる。上方シェル22の凹み60は、第2シェル端部38に位置し、下方シェル24の凹み60は、第4シェル端部50に位置する。
図1、図2、図5および図6に示されるように、上方シェル22および下方シェル24は各々、外面34、44から横方向に延在しかつ対応するシェル22、24の凹み60と垂直に整列されるタブ62の1つを含む。上方シェル22は、第2シェル端部38でタブ62を含み、下方シェル24は、第4シェル端部50でタブ62を含む。シェル22、24が押し合わされると、シェル22の凹み60およびタブ62は、シェル24の凹み60およびタブ62と径方向に整列される。タブ62は、シリンダブロック58に収容されてもよく、シェル22、24がシリンダブロック58内に適切に配置された後、剪断されてもよい。
図1に示されるように、主軸受20の上方シェル22は、上方外面34から上方シェル22を貫通して上方内面32まで延在する少なくとも1つの油注入口64を含む。図示されていないが、主軸受20の下方シェル24は、下方外面44から下方シェル24を貫通して下方内面46まで延在する少なくとも1つの油注入口64を含むこともできる。油ポンプ(図示せず)によって供給された潤滑油は、油注入口64を介して、主軸受20の内面32、46に流れる。
図1、図2、図5および図6に示されるように、主軸受20の上方シェル22および下方シェル24の各々は、油供給溝26を含む。油供給溝26は、シェル22、24の内面32、46に径方向に凹み、対向するシェル端部36、38、48、50の間でシェル22、24に沿って周方向に連続して延在する。油供給溝26は油注入口64を通って延在するため、油注入口64を介して供給された潤滑油は、油供給溝26に沿って流れることができ、主軸受20の内面32、46の全面に流れることができる。上方シェル22と下方シェル24とが押し合わされたときに、油供給溝26は、互いに周方向に整列される。よって、上方シェル22の油供給溝26は、下方シェル24の油供給溝26と連続して流体連通する。シェル22、24の油供給溝26は、対応する側縁部40、42、52、54から離間され、対応する側縁部間の中央に配置されている。各油供給溝26は、内面32、46から供給溝底面68まで延在する一対の供給溝側壁66を含む。図3および図7に示されるように、供給溝側壁66は、シェル22、24の側縁部40、42、52、54から内側方向に傾斜しており、供給溝底面68は、ほぼ平坦である。油供給溝26は、供給溝底部68まで第1深さdで凹む。第1深さdは、エンジンの設計および所望の潤滑量に応じて変更することができる。例示的な実施形態において、第1深さdは、約0.5mm〜約2.0mmであって、好ましくは約1.0mmである。また、油供給溝26は、シェル端部36、38、48、50とほぼ平行に延在する供給溝幅Wsupplyを有する。供給溝幅Wsupplyを変更することもできる。例示的な実施形態において、供給溝幅Wsupplyは、約1.0mm〜約2.0mmであって、好ましくは約1.5mmである。
図1および図2に示されるように、上方シェル22はまた、油供給溝26から第1側縁部40に向かって延在する油幹線溝28を含む。油供給溝26は、上方シェル22の油幹線溝28と流体連通しており、よって、潤滑油は、油供給溝26から油幹線溝28に流れることができる。油幹線溝28は、第1シェル端部36に位置する油供給溝26から第1側縁部40から離間している幹線溝遠位端70まで延在する。油幹線溝28は、油供給溝26から幹線溝遠位端70まで延在する幹線溝長さlstemを有する。幹線溝長さlstemは、エンジンの設計および所望の潤滑量に応じて変更することができる。例示的な実施形態において、幹線溝長さlstemは、約12mmである。
図2に示されるように、油幹線溝28が油供給溝26に対して斜めに延在することにより、油供給溝26と油幹線溝28との間で第1角度αを形成し、油幹線溝28と第1シェル端部36との間で第2角度αを形成する。第1角度αと第2角度αとは、エンジンの設計および摩耗し易い領域に応じて変更することができる。なお、例示的な実施形態において、第1角度αと第2角度αとは、鋭角であり、第1角度αは、第2角度αより大きい。たとえば、第1角度αは、約20°〜約60°であって、好ましくは約40°であってもよく、第2角度αは、約10°〜約50°であって、好ましくは約30°であってもよい。
油幹線溝28は、上方内面32において径方向に凹み、上方内面32から幹線溝底面74まで延在する幹線溝側壁72を含む。図4に示されるように、幹線溝側壁72は、第1シェル端部36および第2シェル端部38から内側方向に傾斜しており、幹線溝底面74は、ほぼ平坦である。油幹線溝28は、幹線溝底面74まで第2深さdで凹む。第2深さdは、油供給溝26の第1深さdより小さい。なお、第2深さdは、エンジンの設計および所望の潤滑量に応じて変更することができる。例示的な実施形態において、第2深さdは、約0.1mm〜約0.5mmであって、好ましくは約0.3mmである。油幹線溝28は、上方シェル22の第1側縁部40および第2側縁部42に対してわずかな角度で延在する幹線溝幅Wstemを有する。幹線溝幅Wstemは、供給溝幅Wsupplyより小さく、エンジンの設計および所望の潤滑量に応じて変更することができる。例示的な実施形態において、幹線溝幅Wstemは、約0.7mm〜約2.0mmであって、好ましくは約1.2mmである。
また、上方シェル22は、油幹線溝28から油供給溝26に沿って延在する複数の油分布溝30を含み。例示的な実施形態において、図1および図2に示されるように、上方シェル22は、油溝26、28および30がともに主軸受20の上方内面32にF字形を形成するように、一対の油分布溝30を含む。なお、上方シェル22は、1つの油分布溝30または3つ以上の油分布溝30を含むことができる。油分布溝30は、潤滑油が油幹線溝28から分布溝30に流れるように、油幹線溝28と流体連通しかつ互いに流体連通している。油分布溝30は、油供給溝26と平行に延在しており、油供給溝26から離間している。また、油分布溝30は、互いに離間している。油分布溝30は、上方シェル22の油供給溝26と第1側縁部40との間に配置されている。
油分布溝30の各々は、油幹線溝28から分布溝遠位端76まで延在する。例示的な実施形態において、油分布溝30の一方が幹線溝遠位端70から延在し、油分布溝30の他方が油供給溝26と幹線溝遠位端70との間で油幹線溝28から延在する。図2に示されるように、油分布溝30の各々は、油幹線溝28から分布溝遠位端76まで延在する分布溝長さldistを有する。油分布溝30の分布溝長さldistは、エンジンの設計および所望の潤滑量に応じて変更することができる。例示的な実施形態において、分布溝長さldistは、シェル長さLの約3分の1または半分未満に等しく、または約20.0mm〜約30.0mmであって、好ましくは約23.0mmである。油分布溝30の各々は、上方シ
ェル22の第1シェル端部36と第2シェル端部38とにほぼ平行に延在する分布溝幅Wdistを有する。例示的な実施形態において、分布溝幅Wdistは、供給溝幅Wsupplyより小さく、幹線溝幅Wstemよりわずかに小さい。例示的な実施形態において、分布溝幅Wdistは、約0.5〜約1.5mmであって、好ましくは約1.0mmである。
油分布溝30は、上方シェル22の上方内面32において径方向に凹む。油分布溝30の各々は、上方内面32から分布溝底面80まで延在する分布溝側壁78を含む。図3に示されるように、分布溝側壁78は、第1側縁部40および第2側縁部42から内側方向に傾斜しており、分布溝底面80は、ほぼ平坦である。油分布溝30の各々は、分布溝底面80まで第3深さdで凹む。例示的な実施形態において、油分布溝30の第3深さdは、油供給溝26の第1深さdより小さく、油幹線溝28の第2深さdに等しい。
上述のように、主軸受20の油溝26、28および30は、好ましくは、上方内面32に沿って摩耗し易い領域に配置される。エンジンの設計に依存するが、典型的には、この領域は、エンジンが空転または停止しているときにクランク軸56に押さえられている部分を含む。たとえば、この摩耗し易い領域を最も良くカバーするように、上方内面32に沿っている油溝26、28および30の位置を第2シェル端部38により近く移設してもよい。図1および図2に示された油溝26、28および30のF字形設計は、クランク軸56に一般的に接触されかつ摩耗し易い領域に優れた潤滑を与える。したがって、油溝26、28および30は、上方内面32の非溝表面の面積を最大にしながら、油溝26、28および30が十分な量の潤滑油を含むことができ、よって溝主軸受20が適切な強度および耐負荷力を与えるように、構成されている。
上述のように、図8に示された応用例は、内燃機関のクランク軸56を支持する主軸受20を含む。軸受キャップ82が一対のボルト84を介してシリンダブロック58に固定され、主軸受20およびクランク軸56を収容するためのハウジングを提供する。タブ62は、主軸受20をシリンダブロック58内に位置決めするために使用される。図8は、シリンダブロック58のハウジング内に配置された主軸受20と、下方シェル24の下方内面46に配置されたクランク軸56とを示している。主軸受20のシェル長さLは、ハウジングの長さよりわずかに長い。したがって、組立てられた主軸受20は、「クラッシュ・ハイト」を有し、フープ応力を生成して、主軸受20のシェル22および24を互いに対して適所に保持する。
シリンダブロック58は、油ポンプ(図示せず)から主軸受20に隣接する開口部まで延在する油路86を含む。潤滑油は、油ポンプによって提供され、油路86を通って主軸受20に近隣する空間内に流れる。主軸受20の応用例では、油ポンプは、エンジンが動作しているときに潤滑油を提供するが、エンジンが空転または停止しているときに潤滑油を提供しない。潤滑油は、主軸受20に隣接する空間から油注入口64を介して主軸受20の油溝26、28および30に流れ、内面32、46の全面に流れる。上述のように、油溝26、28および30は互いに流体連通しており、よって、油注入口64を介して提供された潤滑油は、油供給溝26から油幹線溝28に流れ、油分布溝30に流れることができる。しかしながら、油ポンプによって提供された潤滑油が主軸受20の内面32、46に到達する前に、短い遅延がある。
エンジンが空転または停止すると、潤滑油が徐々にシェル22、24の側縁部52、54から流出する。エンジンがかなり長い時間停止しない限り、残留量の潤滑油がすべての油溝26、28および30に残存する。エンジンがかなり長い時間停止する場合には、潤滑油が下方シェル24の油供給溝26のみに残存する。エンジンが空転または停止しているときに、上方シェル22の油幹線溝28および油分布溝30内に残存した潤滑油は、摩耗し易い領域を潤滑する。
起動時またはエンジンが再起動するときに、下方シェル24の油供給溝26に残存した潤滑油が、クランク軸56の回転により上方シェル22の上方内面32に汲上げられる。上方シェル22に汲上げられた潤滑油は、油幹線溝28および油分布溝30に流込む。これらの溝26、28および30は、潤滑油を直ちに摩耗し易い領域に導く。よって、エンジンが空転または停止している間にも、摩耗し易い領域が遅延なく適切に潤滑される。
よって、油溝を有しないまたは他の構成の油溝を有する先行技術の主軸受20に比べて、主軸受20は、より少ない摩耗を受けるため、より長い使用寿命を有する。主軸受20をハイブリッド自動車および電気自動車に使用する場合、これらの自動車のエンジンが頻繁に起動したり停止したりするためおよびハイブリッド自動車や電気自動車のクランク軸56が起動時により高速で回転しているため、起動時の適切な潤滑は、特に有益である。
明白なことは、上記の教示に照らして本発明に対し多くの修正および変形が可能であり、添付の特許請求の範囲内に含まれる、具体的に記載した方法と別の方法で、本発明を実施してもよい。

Claims (21)

  1. 内燃機関用の主軸受(20)であって、
    第1シェル端部(36)と第2シェル端部(38)との間に周方向に延在する上方内面(32)を備える上方シェル(22)と、
    第3シェル端部(48)と第4シェル端部(50)との間に周方向に延在する下方内面(46)を備える下方シェル(24)とを含み、
    前記上方シェル(22)の前記第1シェル端部(36)は、前記下方シェル(24)の第3シェル端部(48)に当接し、前記上方シェル(22)の前記第2シェル端部(38)は、前記下方シェル(24)の前記第4シェル端部(50)に当接し、
    前記上方シェル(22)および前記下方シェル(24)は、前記内面(32,46)に沿って周方向に延在する油供給溝(26)を含み、
    前記上方シェル(22)は、前記油供給溝(26)から斜めに延在する油幹線溝(28)を含み、
    前記上方シェル(22)は、前記油幹線溝(28)から前記油供給溝(26)に沿って延在する少なくとも1つの油分布溝(30)を含む、主軸受。
  2. 前記油供給溝(26)と前記油幹線溝(28)とは、それらの間で90度未満の第1角度(α1)を形成する、請求項1に記載の主軸受(20)。
  3. 前記油幹線溝(28)は、前記上方シェル(22)の前記第1シェル端部(36)に位置する前記油供給溝(26)から延在する、請求項2に記載の主軸受(20)。
  4. 前記油幹線溝(28)と前記第1シェル端部(36)とは、それらの間で第2角度(α2)を形成し、前記第2角度(α2)は、前記第1角度(α1)より小さい、請求項3に記載の主軸受(20)。
  5. 前記第1角度(α1)は、20°〜60°である、請求項4に記載の主軸受(20)。
  6. 前記第2角度(α 2 )は、10°〜50°である、請求項4に記載の主軸受(20)。
  7. 前記上方シェル(22)は、第1側縁部(40)と第2側縁部(42)との間に径方向に延在し、前記油幹線溝(28)は、前記第1側縁部(40)から離間して配置される幹線溝遠位端(70)まで延在する、請求項1に記載の主軸受(20)。
  8. 前記油分布溝(30)のうち1つは、前記幹線溝遠位端(70)に位置する前記油幹線溝(28)から延在する、請求項に記載の主軸受(20)。
  9. 前記油分布溝(30)のうち2つは、前記油幹線溝(28)から、前記上方シェル(22)の前記油供給溝(26)に沿ってかつ平行であるように延在する、請求項1に記載の主軸受(20)。
  10. 前記上方シェル(22)は、シェル長さ(Ls)を有し、前記油分布溝(30)の各々は、前記シェル長さ(Ls)の半分以下の分布溝長さ(ldist)を有する、請求項1に記載の主軸受(20)。
  11. 前記油分布溝(30)は、前記上方シェル(22)の前記油供給溝(26)から離間して配置され、かつ、前記油供給溝(26)にほぼ平行である、請求項1に記載の主軸受(20)。
  12. 前記油供給溝(26)は第1深さ(d1)で凹み、前記油幹線溝(28)は第2深さ(d2)で凹み、前記油分布溝(30)は第3深さ(d3)で凹み、前記第2深さ(d2)と第3深さ(d3)とは、前記第1深さ(d1)より小さい、請求項1に記載の主軸受(20)。
  13. 前記油供給溝(26)は、供給溝幅(Wsupply)を有し、前記油幹線溝(28)は、前記供給溝幅(Wsupply)より小さい幹線溝幅(Wstem)有する、請求項1に記載の主軸受(20)。
  14. 前記油供給溝(26)は、供給溝幅(Wsupply)を有し、前記油分布溝(30)の各々は、前記供給溝幅(Wsupply)より小さい分布溝幅(Wdist)有する、請求項1に記載の主軸受(20)。
  15. 前記上方シェル(22)の前記油供給溝(26)と前記下方シェル(24)の前記油供給溝(26)とは、周方向に整列され、かつ、流体連通している、請求項1に記載の主軸受(20)。
  16. 前記油供給溝(26)、前記油幹線溝(28)および前記油分布溝(30)は、互いに流体連通している、請求項1に記載の主軸受(20)。
  17. 前記上方内面(32)は、前記第1シェル端部(36)から前記第2シェル端部(38)に延在する凹形状を有し、前記下方シェル(24)の前記下方内面(46)は、前記第3シェル端部(48)から前記第4シェル端部(50)に延在する凹形を有する、請求項1に記載の主軸受(20)。
  18. 前記上方シェル(22)は、前記油供給溝26に沿って配置され、前記上方外面(34)から前記上方シェル(22)を貫通して前記上方内面(32)まで延在する油注入口(64)を含む、請求項1に記載の主軸受(20)。
  19. 前記油供給溝(26)は、前記油注入口(64)と流体連通している、請求項18に記載の主軸受(20)。
  20. 前記上方シェル(22)および前記下方シェル(24)は、前記シェル端部(36,38,48,50)で一体に固定される、請求項1に記載の主軸受(20)。
  21. 内燃機関用の主軸受(20)であって、
    第1シェル端部(36)と前記第1シェル端部(36)の反対側にある第2シェル端部(38)との間に周方向に延在するシェル長さ(Ls)を有する上方内面(32)を備える上方シェル(22)を含み、
    前記上方シェル(22)は、第1側縁部(40)と第2側縁部(42)との間で径方向に延在し、
    第3シェル端部(48)と第4シェル端部(50)との間に周方向に延在する下方内面(46)を備える下方シェル(24)を含み、
    前記上方シェル(22)の前記第1シェル端部(36)は、前記下方シェル(24)の第3シェル端部(48)に当接し、前記上方シェル(22)の前記第2シェル端部(38)は、前記下方シェル(24)の前記シェル端部(50)に当接し、
    前記上方シェル(22)および前記下方シェル(24)は、前記内面(32,46)に沿って周方向に延在する油供給溝(26)を含み、
    前記油供給溝(26)は、前記上方内面(32)の前記シェル長さ(Ls)に沿って延在し、かつ、前記第1側縁部(40)と前記第2側縁部(42)との間の中央に配置され、
    前記上方シェル(22)は、前記第1シェル端部(36)に位置する前記油供給溝(26)から、前記第1側縁部(40)から離間して配置される幹線溝遠位端(70)まで斜めに延在する油幹線溝(28)を含み、
    前記油幹線溝(28)は、前記油供給溝(26)と前記油幹線溝(28)との間に第1角度(α1)を有し、前記油幹線溝(28)と前記第1シェル端部(36)との間に第2角度(α2)を有し、
    前記角度の各々は、鋭角であり、
    前記上方シェル(22)は、一対の油分布溝(30)を含み、前記一対の油分布溝(30)の各々は、前記油幹線溝(28)から分布溝遠位端(76)まで延在する分布溝長さ(ldist)を有し、
    前記油分布溝(30)の各々は、前記油供給溝(26)にほぼ平行であり、かつ、前記油供給溝(26)から離間して配置され、
    前記分布溝長さ(ldist)は、前記シェル長さ(Ls)の半分以下であり、
    前記油幹線溝(28)と前記油分布溝(30)とが前記上方内面(32)に沿ったF字形を形成するように、前記油分布溝(30)の一方は、前記幹線溝遠位端(70)から延在し、前記油分布溝(30)の他方は、前記油供給溝(26)と前記幹線溝遠位端(70)との間の前記油幹線溝(28)から延在する、主軸受。
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