JP2000346045A - エンジン用主軸受 - Google Patents

エンジン用主軸受

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JP2000346045A
JP2000346045A JP11153923A JP15392399A JP2000346045A JP 2000346045 A JP2000346045 A JP 2000346045A JP 11153923 A JP11153923 A JP 11153923A JP 15392399 A JP15392399 A JP 15392399A JP 2000346045 A JP2000346045 A JP 2000346045A
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JP
Japan
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bearing
engine
crankshaft
main
radial load
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Akira Ono
晃 小野
Satoshi Imai
智 今井
Takayuki Shibayama
隆之 柴山
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Daido Metal Co Ltd
Original Assignee
Daido Metal Co Ltd
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Publication date
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    • F16C9/00Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
    • F16C9/02Crankshaft bearings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン用すべり軸受において、歯付きベル
トやVベルトの張力によるラジアル方向の荷重を受ける
部分の耐摩耗性、耐焼付性の向上を図る。 【解決手段】 クランク軸の主軸部は、歯付きベルトや
Vベルトの張力を受けて主軸受の上半割り軸受13に片
当りする。上半割り軸受13の軸受面のうち、油溝15
より前側の部分に油溝15から分岐する分岐溝27を形
成する。エンジンが停止すると、分岐溝27内に潤滑油
が溜められ、エンジンが再起動すると、主軸部の回転に
より、分岐溝27内の潤滑油が直ちに主軸部の片当り部
分に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転伝達のために
掛けられたベルトの張力などにより、常時一方向のラジ
アル荷重が作用するクランク軸を支持するエンジン用主
軸受に係り、特に上記一方向のラジアル荷重を受ける部
分の耐摩耗性、耐焼付性の向上を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用ガソリンエンジンで
は、クランク軸の回転を利用して、カム軸やオルタネー
タやエアコン用コンプレッサなどを駆動している。この
回転伝達のために、クランク軸は、カム軸とは歯付きベ
ルトを介して連結され、オルタネータやコンプレッサと
はVベルトを介して連結されている。
【0003】これら歯付きベルトやVベルトには、歯飛
びやスリップなどを起こさないようにするために所定の
張力が与えられている。そして、これらの歯付きベルト
やVベルトに付与された張力により、クランク軸にはラ
ジアル荷重が作用し、そのラジアル荷重はクランク軸の
主軸部を支持する主軸受により受けられる。
【0004】歯付きベルトやVベルトなどの張力によっ
てクランク軸に作用するラジアル荷重の方向は、その合
力がエンジンの回転中にピストンからコネクティングロ
ッドを介してクランク軸に作用する燃焼圧力の方向(通
常、直立エンジンでは下向き)とは反対方向となる。こ
れは、燃焼圧力と同方向に作用する荷重をなくして、主
軸受の面圧が過大にならないようにしてその長寿命化を
図るためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】歯付きベルトやVベル
トの張力は、クランク軸に常時作用しており、エンジン
が停止すると、クランク軸の主軸部は、上記ベルトの張
力に基づくラジアル荷重によって主軸受に押し付けられ
る。エンジンが停止すると、オイルポンプも停止し、主
軸受への潤滑油の供給が断たれる。このため、クランク
軸に常時作用している上記のラジアル荷重により油膜が
破られ、クランクシャフの主軸部が主軸受の軸受面に直
接的に接触するという金属接触を起こす。
【0006】エンジンが再起動すると、これに伴ってオ
イルポンプも起動するが、そのオイルポンプから主軸受
への潤滑油の供給は時間的に遅れる。このため、クラン
ク軸の主軸部は、不完全な潤滑状態のままで回転するこ
ととなり、主軸受の摩耗が増大するのみならず、焼付き
を起こしたりするおそれがある。
【0007】特に、最近では、環境汚染の原因となる燃
焼ガスをできるだけ排出しないようにするために、交差
点で停車する際にはエンジンを停止するようにした車両
や、エンジンと電気モータとを併用したいわゆるハイブ
リットカーなどが市販されてきている。このような車両
に使用されるエンジンでは、起動、停止を頻繁に繰り返
すと共に、起動後は直ちにアイドリング回転域を越えて
高速で回転することが要求される。しかも、このように
起動、停止を頻繁に繰り返すようなエンジンでは、歯付
きベルトやVベルトの歯飛びやスリップをより一層確実
に防止する上で、それらベルトの張力をより強くする必
要がある。このため、上記のようなクランク軸の主軸部
が主軸受と金属接触状態のまま、或いは、不完全な潤滑
状態のままで回転することが頻繁に発生し、異常な摩耗
や焼付きに至る例がある。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされてもの
で、その目的は、歯付きベルトやVベルトの張力による
ラジアル方向の荷重を受ける部分の耐摩耗性、耐焼付性
の向上を図ることができるエンジン用主軸受を提供する
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、軸受面に、一方向のラジ
アル荷重によってクランク軸が押し付けられる部分に供
給するための潤滑油を供給する油溜め部を設けたので、
クランク軸が回転し始めると、これとほぼ同時に油溜め
部に貯留されている潤滑油がラジアル荷重によってクラ
ンク軸が押し付けられる部分に供給される。このため、
エンジンの始動当初から完全潤滑状態、或いはこれに近
い状態が得られ、主軸受の耐摩耗性や耐焼付性が向上す
る。
【0010】前記油溜め部は、請求項2記載の発明のよ
うに、複数の窪みとしたり、請求項3記載の発明のよう
に、複数の溝とすることができる。更に、前記油溜め部
は、請求項4記載の発明のように、軸受面に周方向に沿
って形成された油溝から分岐するように形成された分岐
溝とすることができる。
【0011】また、上記の目的を達成するために、請求
項5記載の発明は、軸受面の周方向各部のうち、一方向
のラジアル荷重によってクランク軸が押し付けられる部
分に、線状の硬質部を並列状態に形成したことを特徴と
するものである。この構成によれば、軸が回転すると、
使用開始当初において、ラジアル荷重を受ける部分にお
いて、硬質部を除く部分は比較的軟質であるので、早期
に摩耗するが、硬質部は摩耗し難いため、硬質部の相互
間が凹状となり、ここに潤滑油が溜められるようにな
る。すると、以後は、上記した請求項1記載の発明と同
様に、軸の回転開始とほぼ同時に、凹状部分に溜められ
ている潤滑油がラジアル荷重によってクランク軸が押し
付けられる部分に供給されるようになるため、当該部分
の過大な摩耗や焼付きが防止される。
【0012】請求項6記載の発明は、軸受面に周方向に
沿う凹条を多数形成すると共に、その軸受面のうち一方
向のラジアル荷重によってクランク軸が押し付けられる
部分を他の部位より硬質に形成したことを特徴とするも
のである。
【0013】この構成によれば、硬質にされた部分で
は、凹条の相互間に存する凸条部分が摩耗し難く、従っ
て、凹条が長期に渡り残されるので、一方向のラジアル
荷重によってクランク軸が押し付けられる部分に長期に
渡って潤滑油を供給することができる。
【0014】請求項7記載の発明は、軸受面に、一方向
のラジアル荷重によってクランク軸が押し付けられる部
分に凹部を形成し、この凹部に固体潤滑剤を設けたこと
を特徴とするものである。この構成によれば、クランク
軸が押し付けられる部分に固体潤滑剤が供給されるの
で、上記請求項1の場合と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車用エンジン
に適用した第1実施例につき、図1ないし図6を参照し
ながら説明する。図5に示すように、自動車用エンジン
のクランク軸1は、主軸部2、クランクピン3、クラン
クアーム4の3部分からなる。この実施例のクランク軸
1は、例えば直列4気筒のエンジンのものを示し、主軸
部2とクランクピン3とを交互に配置した構造となって
いる。
【0016】上記クランク軸1はシリンダブロック5の
下部に配置される。図4にも示すように、シリンダブロ
ック5の下部には、軸受キャップ6がボルト締めによっ
て固定されており、このシリンダブロック5と軸受キャ
ップ6とで軸受ハウジング7が構成されている。そし
て、クランク軸1の主軸部2は、この軸受ハウジング7
に取り付けられた主軸受8〜12に支持されている。な
お、主軸部2を支持する主軸受8〜12は、クランク軸
1の前端側(図5で左端側)のものから順に、第1番、
第2番……というように番号が付されている。
【0017】上記主軸受8〜12は、図2に示すよう
に、二つ割りされた割り形軸受(以下、半割り軸受)1
3および14からなるすべり軸受により構成されてお
り、上側の一方の半割り軸受13はシリンダブロック5
に取り付けられ、下側の他方の半割り軸受14は軸受キ
ャップ6に取り付けられる。そして、軸受キャップ6を
シリンダブロック5にボルト締めすることにより、2個
の半割り軸受13および14は円筒状の主軸受8〜12
として構成される。なお、半割り軸受13,14は、周
知のように鋼製の裏金に内周側に軸受合金を装着して構
成されている。
【0018】この主軸受8〜12の潤滑構成は次の通り
である。すなわち、主軸受8〜12を構成する上下の半
割り軸受13および14のうち、上半割り軸受13の軸
受面(内周面)には、その軸線方向の中心部分に周方向
全体に渡って油溝15が形成されている。また、上半割
り軸受13には、油溝15を外部に開放する例えば長孔
状の油孔16が2個形成されている。
【0019】一方、下半割り軸受14の軸受面には、そ
の周方向両端部の軸線方向中心部分に位置して部分溝1
7が形成されており、この部分溝17は両半割り軸受1
3および14を突き合わせて主軸受8〜12を構成した
とき、油溝15に連続して該油溝15の終端部を構成す
るようになっている。下半割り軸受14の軸受面の全体
に油溝を形成しない理由は、下半割り軸受14はピスト
ンからコネクティングロッド(いずれも図示せず)を介
して大きな燃焼圧力を受けるので、主軸部2との受圧面
積を大きくして面圧を小さくするためである。
【0020】両半割り軸受13,14によって構成され
る主軸受8〜12には、図4に示すように、シリンダブ
ロック5側に形成された油通路18から油孔16に潤滑
油が供給される。油孔16に供給された潤滑油は、油溝
15から部分溝17へと流れ、両半割り軸受13および
14の軸受面とクランク軸1の主軸部2との間に供給さ
れ、これにより主軸受8〜12の潤滑が行われる。
【0021】クランク軸1の前端側には、図5および図
6に示すように、歯付きプーリ19やVベルトプーリ2
0などが取り付けられる。一方、シリンダブロック5の
上部には、給気弁や排気弁を開閉動作させるためのカム
軸21が取り付けられ、このカム軸21には歯付きプー
リ22が取り付けられている。また、シリンダブロック
5の側部には、オルタネータやエアコン用コンプレッサ
(一方のものの回転軸23のみ図示)などが取り付けら
れ、それらの回転軸23にVベルトプーリ24が取り付
けられている。
【0022】そして、クランク軸1の歯付きプーリ19
とカム軸21の歯付きプーリ22、クランク軸1のVベ
ルトプーリ20とダイナモおよびエアコン用コンプレッ
サの回転軸23のVベルトプーリ24との間に、それぞ
れ歯付きベルト25およびVベルト26が掛けられてい
る。これら歯付きベルト25、Vベルト26にはそれぞ
れ所定の張力が付与され、歯飛び、スリップなどを生ず
ることのないようにしている。
【0023】クランク軸1は、歯付きベルト25やVベ
ルト26に付与された張力によってラジアル方向の荷重
を受ける。この場合、各ベルト25,26がその張力に
よってクランク軸1に与えるラジアル荷重の合力(以
下、合成ラジアル荷重)の方向は、エンジンの回転中に
クランク軸1が図示しないピストンを介して受ける燃焼
圧力の方向とは反対方向である上方、例えば図4に矢印
Aで示す方向となるように各ベルト25,26の張り方
向が定められている。
【0024】クランク軸1の前端部分は、上記の歯付き
ベルト25やVベルト26に付与された張力から曲げモ
ーメントを受け、その曲げモーメントは、主としてクラ
ンク軸1の前端に最も近い第1番の主軸受8にて矢印A
方向のラジアル荷重として受けられる。この曲げモーメ
ントによるラジアル荷重は、第1番の主軸受8の上半割
り軸受13によって受けられるが、クランク軸1の前端
部分は図3に示すように撓み変形するため、上半割り軸
受13の軸線方向中心よりクランク軸1の前端側におい
て片当りし、クランク軸1に作用するラジアル荷重はそ
の片当り部分にて受けられる。なお、図3のクランク軸
1の撓みは誇張して示してある。上記片当り部分は、ク
ランク軸1の主軸部2の中心を通って矢印Aと同方向に
引いた線が上半割り軸受13の軸受面と交差する線を中
心とする部分で、当該片当り部分を図1に斜線部分で示
した。
【0025】さて、第1番の主軸受8の上半割り軸受1
3の軸受面のうち、軸線方向中心より前端側の部分に油
溜め部として複数本の分岐溝27が形成されている。こ
の分岐溝27は、中心部の油溝15から前端側方向に向
かって分岐するように傾斜状に延長されており、その深
さは油溝15よりも浅く設定されている。この分岐溝2
7の傾斜方向は、クランク軸1の回転方向を図1に矢印
Bで示す方向とした場合、油溝15から先端に向かって
矢印B方向に傾斜するように定められている。
【0026】次に上記構成の作用を説明する。なお、以
下の説明は、第1番の主軸受8についてであり、上下の
半割り軸受13,14は全て第1番の主軸受8のものと
する。エンジンの回転中、潤滑油が油通路18から主軸
受8の油溝15(分岐溝27)へ供給され、クランク軸
1の主軸部2と主軸受8との間の潤滑を行う。エンジン
が停止すると、主軸受8と主軸部2とのすべり面間に存
在する潤滑油はそのすべり面間から逃げ出てオイルパン
に戻るが、分岐溝27内の潤滑油は主軸部8との表面張
力などによって逃げることなく、そのまま分岐溝27内
に溜められたままになる。また、エンジンが停止する
と、クランク軸1は歯付きベルト25やVベルト26な
どの張力により主軸受8の上半割り軸受13に押し付け
られて金属接触状態になる。
【0027】この状態でエンジンが再起動すると、クラ
ンク軸1の回転に伴って分岐溝27内の潤滑油が主軸部
2に付着して主軸受8と主軸部2とのすべり面間に供給
されるようになる。このため、主軸部2はエンジンの起
動とほぼ同時に完全な潤滑状態で回転するようになる。
この時、分岐溝27は先端に向かって主軸部2の回転方
向に傾斜しているから、主軸部2の回転に伴って分岐溝
27内の潤滑油が該分岐溝27から主軸受8と主軸部2
とのすべり面間に排出され易くなり、より一層確実に早
期摩耗や焼付きなどを防止できる。
【0028】また、本実施例では、分岐溝27を形成し
たことにより、上半割り軸受13の軸受面積は分岐溝2
7の面積分だけ小さくなる。しかしながら、分岐溝27
は傾斜状態に形成されているので、主軸部2との受圧面
積の減少程度を極力小さくすることができる。すなわ
ち、主軸部2は上半割り軸受13に対し、図1に斜線を
付した部分で接触する。このとき、分岐溝27が傾斜せ
ず、油溝15と直交方向に延びていたとすると、主軸部
2の負荷部分が分岐溝27と一致していた場合、主軸部
2と上半割り軸受13との受圧面積は僅かとなり、面圧
が異常に大きくなってしまうことがある。しかしなが
ら、本実施例では、分岐溝27は傾斜しているので、主
軸部2の負荷部分を通る分岐溝27の面積は小さくな
り、主軸部2と上半割り軸受13との受圧面積を広く確
保でき、面圧の過大化を防止することができる。
【0029】図7は本発明の第2実施例を示す。この第
2実施例が前記第1実施例と異なるところは、分岐溝2
8の長さを、主に受圧する部分に近い程短くしたところ
にある。このように構成した場合には、主軸部2と上半
割り軸受13との負荷部分を主軸部2の回転方向側に寄
った位置となるように、例えば図7に斜線を付した部分
となるように設計することにより、主軸部2の負荷部分
を通る分岐溝28の面積を一層小さくすることができ
る。
【0030】図8は本発明の第3実施例を示す。これ
は、上半割り軸受13の軸線方向中心より前端側半分の
うち、主軸部2の片当り部分を含む領域に、油溜め部と
しての細溝29を周方向に沿って多数形成したものであ
る。なお、細溝29の長手方向は周方向に限らない。こ
の実施例では、エンジンの停止時に潤滑油が細溝29に
溜められ、エンジンの再起動時にその細溝29に溜めら
れた潤滑油が主軸部2の片当り部分に供給されるように
なるので、前記第1実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
【0031】図9は本発明の第4実施例を示す。これ
は、上半割り軸受13の軸線方向中心より前端側半分の
うち、主軸部2の片当り部分を含む領域に、油溜め部と
しての円形の小さな窪み30を多数形成したものであ
る。この実施例では、エンジンの停止時に潤滑油が窪み
30に溜められ、エンジンの再起動時にその窪み30内
に溜められた潤滑油が主軸部2の片当り部分に供給され
るようになる。なお、窪み30の形状としては、球状の
もの角形のものなど種々考えられる。
【0032】図10は本発明の第5実施例を示す。これ
は、上半割り軸受13の軸線方向中心より前端側半分の
うち、主軸部2の片当り部分を含む領域に、線状の硬質
部31を並列状態に形成したものである。なお、線状の
硬質部31は、上半割り軸受13の軸受面に例えばレー
ザビームを照射することによって形成することができ
る。
【0033】この実施例の上半割り軸受13では、当
初、硬質部31と該硬質部31以外の部分との間に凹凸
の関係はない。このため、エンジンの使用開始当初は、
エンジンの起動時に主軸部2の片当り部分への潤滑油の
供給が円滑に行われないため、硬質部31はそれ程でも
ないが、硬質部以外の軟質な部分が摩耗してくる。する
と、硬質部31の間の部分が図10(b)に示すように
凹条部32となり、この凹条部32内に潤滑油が溜めら
れるようになる。
【0034】このように、凹条部32が生ずると、エン
ジン停止時に該凹条部32内に潤滑油が溜められるよう
になるので、前記第1実施例と同様に、エンジンの起動
とほぼ同時に、潤滑油を主軸部2の片当り部分に供給す
ることができ、耐摩耗性および耐焼付性が向上する。
【0035】図11は本発明の第6実施例を示す。これ
は、上半割り軸受13或いは上下の両半割り軸受13お
よび14の軸受面に、図11(b)に示すような周方向
に延びる凹条33をボーリング加工などによって形成
し、そして、上半割り軸受13の軸受面のうち、主軸部
2の片当り部分を含む領域をレーザビームの照射などに
よって硬質部34に形成したものである。なお、硬質部
34を図11(a)に斜線を付して示した。
【0036】この実施例の上半割り軸受13では、エン
ジン停止時に凹条33内に潤滑油が溜められるようにな
るので、前記第1実施例と同様に、エンジンの起動とほ
ぼ同時に、潤滑油を主軸部2の片当り部分に供給するこ
とができる。
【0037】ところで、凹条33の相互間の凸条部35
は摩耗し易い。このため、長期使用により凸条部35の
高さが低くなり、これに伴って凹条33が浅くなって潤
滑油を貯留し得なくなることが考えられる。しかしなが
ら、本実施例では、主軸部2の片当り部分を含む領域が
硬質部34として形成されているので、他の部分の凸条
部35が摩耗してその高さが低くなっても、硬質部34
内の凸条部35は摩耗し難いので、硬質部34内の凹条
33内には十分に潤滑油を貯留しておくことができる。
このため、長期に渡り、エンジンの始動時に主軸部2の
片当り部分に潤滑油を供給することができる。なお、上
半割り軸受13の軸受面の全体を硬質としていないの
で、上半割り軸受13のなじみ性や埋収性が損なわれる
ことを極力防止できる。
【0038】図12は本発明の第7実施例を示す。これ
は、上半割り軸受13の軸線方向中心より前端側半分の
うち、主軸部2の片当り部分を含む領域に、円形に窪む
小さな凹部36を多数形成し、この凹部36内に二硫化
モリブデンや黒鉛などの固体潤滑剤37を充填したもの
である。この実施例では、エンジンが起動すると、凹部
36内の固体潤滑剤37が上半割り軸受13と主軸部2
との間に供給されるようになるので、耐摩耗性、耐焼付
性が向上する。なお、図3の第3実施例から図12の第
7実施例までは、上半割り軸受13の油孔38は円形の
もので示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す上半割り軸受の平面
【図2】主軸受の分解斜視図
【図3】クランク軸の前端部分の主軸受による支持形態
を示す断面図
【図4】主軸受部分の縦断面図
【図5】クランク軸を主軸受と共に示す側面図
【図6】クランク軸の前端部分に取り付けられるベルト
伝動機構を示す斜視図
【図7】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第3実施例を示すもので、(a)は図
1相当図、(b)は(a)のア−ア線に沿う拡大断面図
【図9】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図10】本発明の第5実施例を示すもので、(a)は
図1相当図、(b)は(a)のイ−イ線に沿う拡大断面
【図11】本発明の第6実施例を示すもので、(a)は
図1相当図、(b)は(a)のウ−ウ線に沿う拡大断面
【図12】本発明の第7実施例を示すもので、(a)は
図1相当図、(b)は(a)のエ−エ線に沿う断面図
【符号の説明】
図中、1はクランク軸、2は主軸部、5はシリンダブロ
ック、6は軸受キャップ、8は主軸受、13,14は上
下の半割り軸受、15は油溝、27,28は分岐溝(油
溜め部)、29は細溝(溝、油溜め部)、30は窪み
(油溜め部)、31は硬質部、32は凹条部、33は
溝、34は硬質部、35は凸条部、36は凹部、37は
固体潤滑剤である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴山 隆之 名古屋市北区猿投町2番地 大同メタル工 業株式会社内 Fターム(参考) 3J033 AA05 GA02 GA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転伝達のために掛けられたベルトの張
    力などにより、常時一方向のラジアル荷重が作用するク
    ランク軸を支持するエンジン用主軸受において、 すべり軸受からなり、そのすべり軸受の軸受面に、前記
    一方向のラジアル荷重によって前記クランク軸が押し付
    けられる部分に供給するための潤滑油を貯留する油溜め
    部を設けたことを特徴とするエンジン用主軸受。
  2. 【請求項2】 前記油溜め部は、複数の窪みであること
    を特徴とする請求項1記載のエンジン用主軸受。
  3. 【請求項3】 前記油溜め部は、複数の溝であることを
    特徴とする請求項1記載のエンジン用主軸受。
  4. 【請求項4】 前記油溜め部は、前記軸受面に周方向に
    沿って形成された油溝から分岐するように形成された分
    岐溝であることを特徴とする請求項1記載のエンジン用
    主軸受。
  5. 【請求項5】 回転伝達のために掛けられたベルトの張
    力などにより、常時一方向にラジアル荷重が作用するク
    ランク軸を支持するエンジン用主軸受において、 すべり軸受からなり、そのすべり軸受の軸受面の周方向
    各部のうち、前記一方向のラジアル荷重によって前記ク
    ランク軸が押し付けられる部分に、線状の硬質部を並列
    状態に形成したことを特徴とするエンジン用主軸受。
  6. 【請求項6】 回転伝達のために掛けられたベルトの張
    力などにより、常時一方向にラジアル荷重が作用するク
    ランク軸を支持するエンジン用主軸受において、 すべり軸受からなり、そのすべり軸受の軸受面に周方向
    に沿う凹条を多数形成すると共に、その軸受面のうち前
    記一方向のラジアル荷重によって前記クランク軸が押し
    付けられる部分を他の部位より硬質に形成したことを特
    徴とするエンジン用主軸受。
  7. 【請求項7】 プーリなどが取り付けられる軸であっ
    て、前記プーリに掛けられるベルトの張力などによる一
    方向のラジアル荷重が常時作用する軸を支持するすべり
    軸受において、 すべり軸受からなり、そのすべり軸受の軸受面に、前記
    一方向のラジアル荷重によって前記クランク軸が押し付
    けられる部分に凹部を形成し、この凹部に固体潤滑剤を
    設けたことを特徴とするエンジン用主軸受。
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