JP5975450B1 - プロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤の搬送方向の下流の現像剤収容室に収容される現像剤の残量に余裕がある状態で現像剤を補給可能にすることにより、製品寿命を長くすると共に、画質の劣化を防ぐこと。【解決手段】プロセスカートリッジ102は、現像剤収容室302bに回転可能に設置される回転軸部305と、回転軸部305の回転により現像剤収容室302bに収容された現像剤G2を攪拌しながら現像剤収容室302cに供給する攪拌部材306と、回転軸部305に遊嵌され、攪拌部材306に押圧されて回転すると共に、上死点を超えた際に現像剤収容室302bに収容された現像剤G2の上面まで自由落下する回転部材309と、回転部材309に取り付けられ、画像形成装置100の本体部101の磁気センサ203に磁界を与える磁性体316と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、現像剤を用いて記録材に画像を形成する画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジに関する。
従来、複写機、プリンタ又はファクシミリ等の画像形成装置としては、感光体及び感光体に作用するプロセス手段を一体化したプロセスカートリッジを、画像形成装置の本体部に着脱自在に装着するものが知られている。かかるプロセスカートリッジは、トナー等の現像剤を充填した現像剤容器と、現像剤容器から供給される現像剤を用いて感光体等により記録材に画像を形成する画像形成部と、を具備している。
特許文献1は、プロセスカートリッジに関し、トナー収容室に収容されているトナーを、ディスペンスオーガーで攪拌しながら流出口へ搬送して、トナー収容室よりもトナー搬送方向の下流の現像剤収容室に流出口から流出させる構成を開示する。特許文献1によれば、現像剤を攪拌しながら搬送することにより、現像剤の攪拌性を向上させることができる。
特開2010−210825号公報
しかしながら、特許文献1のように現像剤を攪拌しながら順次搬送する従来のプロセスカートリッジでは、現像剤の搬送方向の下流の現像ローラに最も近い現像剤収容室で現像剤の残量を検出する構成を採用している。かかる構成のプロセスカートリッジにおいては、現像剤収容室に収容される現像剤の残量が所定量に減るまで、現像剤が補給されないことにより、現像剤収容室に収容される古い劣化した現像剤を使用し続けることとなる。これにより、現像剤収容室内、感光体及び感光体に作用するプロセス手段に現像剤が付着して製品寿命を短くしてしまうと共に、画質が劣化するという課題を有する。
本発明の目的は、現像剤の搬送方向の下流の現像剤収容室に収容される現像剤の残量に余裕がある状態で現像剤を補給可能にすることにより、製品寿命を長くすることができると共に、画質の劣化を防ぐことができるプロセスカートリッジを提供することである。
本発明に係るプロセスカートリッジは、現像剤を用いて記録材に画像を形成する画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジであって、内部に前記現像剤を収容するように構成される筐体と、前記筐体に装着され、内部に収容した新規現像剤を前記筐体内部に供給する現像剤容器と、前記筐体内部に収容され、前記現像剤を担持して静電潜像を現像する現像剤担持体と、を具備し、前記筐体には、前記現像剤担持体に供給するための現像剤を収容する第1現像剤収容室、前記現像剤容器から前記第1現像剤収容室に供給する現像剤を一時的に収容する第2現像剤収容室、および、前記現像剤容器を収納する容器収納部、が形成され、さらに、前記第1現像剤収容室に回転可能に設置され、現像剤を前記現像剤担持体に供給する補給ローラと、前記第1現像剤収容室に回転可能に設置される第1回転軸部と、前記第1回転軸部に取り付けられ、前記第1回転軸部の回転により前記第1現像剤収容室に収容された現像剤を攪拌する第1攪拌部材と、前記第2現像剤収容室に回転可能に設置される第2回転軸部と、前記第2回転軸部に取り付けられ、前記第2回転軸部の回転により前記第2現像剤収容室に収容された現像剤を攪拌しながら前記第1現像剤収容室に供給する第2攪拌部材と、前記第2回転軸部に遊嵌され、前記第2攪拌部材に押圧されて回転すると共に、上死点を超えた際に前記第2現像剤収容室に収容された現像剤の上面まで自由落下する回転部材と、前記回転部材に取り付けられ、前記画像形成装置に取り付けられた磁気センサに磁界を与える磁性体と、を具備し、前記現像剤容器は、前記磁気センサにおいて前記磁性体の磁界の強度が所定のレベル以上となった期間が閾値を超えた場合に前記新規現像剤を前記第2現像剤収容室に供給し、前記第1現像剤収容室は、前記第2現像剤収容室よりも、現像剤を収容する容量が大きく、前記第1攪拌部材の回転径は、前記第2攪拌部材の回転径よりも大きい、構成を採る。
本発明によれば、現像剤の搬送方向の下流の現像剤収容室に収容される現像剤の残量に余裕がある状態で現像剤を補給可能にすることにより、製品寿命を長くすることができると共に、画質の劣化を防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の断面図 本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジの斜視図 本発明の実施の形態に係る攪拌羽の斜視図 本発明の実施の形態に係る攪拌羽の斜視図 本発明の実施の形態に係る重りの重量と現像剤の重量Mとの関係 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態に係る表示処理を示すフロー図
以下、図面を適宜参照して、本発明の一実施の形態につき、詳細に説明する。
<画像形成装置の構成>
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置100の構成につき、図1を参照しながら、以下に詳細に説明する。
画像形成装置100は、本体部101及びプロセスカートリッジ102を具備している。本体部101は、プロセスカートリッジ102が着脱自在に装着される。プロセスカートリッジ102は、感光体及び感光体に作用するプロセス手段を一体化したものである。
<本体部の構成>
本発明の実施の形態における本体部101の構成につき、図1を参照しながら、以下に詳細に説明する。
本体部101は、支持部201と、基板202と、磁気センサ203と、を具備している。
支持部201は、本体部101の筐体の一部であり、その上端に基板202を取付可能な構成となっている。支持部201は、画像形成装置100の奥行き方向に複数設けられる。なお、画像形成装置100にプロセスカートリッジ102が装着された際、画像形成装置100の奥行き方向は、後述する回転軸部305の軸方向と同一の方向となる。
基板202は、いずれかの支持部201の上端に、溶接により固定される。基板202には、磁気センサ203を含む種々の電子回路が実装される。基板202が取り付けられる支持部201は、画像形成装置100の機種、仕様、ブランド若しくは仕向け地等によって適宜決められる。
磁気センサ203は、典型的にはホール素子であり、基板202に実装される。磁気センサ203は、後述する回転部材309が設けられる現像剤収容室302bの下方に設けられ、回転部材309に設けられた磁性体316による磁界の強度を検出する。そして、磁気センサ203は、その磁界の強度が所定のレベル以上になると高電位の信号(ON信号)を出力する。一方、磁気センサ203は、その磁界の強度が所定のレベル未満の場合には低電位の信号(OFF信号)を出力する。
<プロセスカートリッジの構成>
本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジ102の構成につき、図1から図4を参照しながら、以下に詳細に説明する。
プロセスカートリッジ102は、現像剤容器301と、筐体302と、容器回転軸部303と、容器内攪拌部材304と、回転軸部305と、攪拌部材306と、回転軸部307と、攪拌部材308と、回転部材309と、スクレーパ310と、補給ローラ311と、現像ローラ312と、感光体313と、を具備している。
現像剤容器301は、筐体302に装着されている。現像剤容器301は、内部に新規現像剤G1を収容する容器本体300と、容器本体300に回転可能に支持される容器回転軸部303と、容器回転軸部303に取り付けられ、容器回転軸部303の回転により新規現像剤G1を攪拌しながら筐体302内部に供給する容器内攪拌部材304と、を具備している。現像剤容器301に収容されている現像剤G1の量は、ここでは500gを例示する。また、現像剤容器301に収容されている現像剤G1は、一成分であることが好ましい。
筐体302は、内部に現像剤を収容するように構成されている。筐体302は、現像剤容器301を収容する現像剤容器収納部302aと、現像剤容器301から供給される現像剤G2を一時的に収容する現像剤収容室302bと、第2現像剤収容室である現像剤収容室302bから供給される現像剤G3を収容する第1現像剤収容室である現像剤収容室302cと、を具備している。現像剤収容室302bに収容されている現像剤G2は、現像剤収容室302cに供給される。現像剤収容室302cに収容されている現像剤G3は、現像ローラ312に供給される。現像剤収容室302cに収容可能な現像剤G3の最大量は、現像剤収容室302bに収容可能な現像剤G2の最大量よりも大きい。
容器回転軸部303は、現像剤容器301に対して回転可能に支持され、図示しないモータの回転駆動力により回転する。容器回転軸部303は、所定条件を満たした際にモータが駆動を開始することにより回転を開始し、その後一定量回転した後に停止する。
容器内攪拌部材304は、現像剤容器301の内部において、容器回転軸部303に取り付けられ、容器回転軸部303の回転により回転して、現像剤容器301に収容されている現像剤G1を攪拌して現像剤収容室302bに供給する。容器内攪拌部材304は、容器回転軸部303と共に回転を開始して一定量回転した後に停止する。なお、容器回転軸部303及び容器内攪拌部材304の動作の詳細については、後述する画像形成装置100の動作の説明において言及する。
第2回転軸部である回転軸部305は、現像剤収容室302bに対して回転可能に支持され、図示しないモータの回転駆動力により回転する。
第2攪拌部材である攪拌部材306は、現像剤収容室302bの内部において、回転軸部305に取り付けられ、回転軸部305の回転により回転し、現像剤収容室302bに収容されている現像剤G2を攪拌して現像剤収容室302cに搬送する。攪拌部材306には、図4に示すように、回転軸部305の中心軸から最も離れた外端面において、回転軸部305の中心軸に平行に、弾性変形可能な第2攪拌羽である攪拌羽314が設けられている。攪拌羽314には、現像剤容器301の内部と連通する現像剤収容室302bの開口部318の縁に当たらないための切り欠き319が形成されている。攪拌羽314は、攪拌部材306と共に回転し、現像剤収容室302bの内底面に残存している現像剤G2を掻き取りながら現像剤収容室302b内の現像剤G2を攪拌すると供に、現像剤収容室302cに現像剤G2を搬送する。
第1回転軸部である回転軸部307は、現像剤収容室302cに対して回転可能に支持され、図示しないモータの回転駆動力により回転する。回転軸部307のトルクは、回転軸部305のトルクよりも大きい。
第1攪拌部材である攪拌部材308は、現像剤収容室302cの内部において、回転軸部307に取り付けられ、回転軸部307の回転により回転し、現像剤収容室302cに収容されている現像剤G3を攪拌する。攪拌部材308には、図3に示すように、回転軸部307の中心軸から最も離れた外端面において、回転軸部307の中心軸に平行に、弾性変形可能な第1攪拌羽である攪拌羽315が設けられている。攪拌羽315は、攪拌部材308と共に回転し、現像剤収容室302cの内底面に残存している現像剤G3を掻き取る。
回転部材309には、磁性体316が設けられている。回転部材309は、回転軸部305に遊嵌されており、攪拌部材306の回転方向に対して後方より攪拌部材306に押圧されて回転する。回転部材309は、上死点を超えた際に、攪拌部材306とは無関係に自重により自由落下する。回転部材309には、現像剤収容室302bに収容された現像剤G2の重量がMg以下であるときに、回転部材309が自由落下した時点で磁気センサ203が磁性体316の磁界を検出するように調整された金属製の重り317が取り付けられている。回転部材309は、上死点を超えて自由落下した際に、重り317の重量に応じて、現像剤G2の上面、又は現像剤G2の上面から所定距離だけ下方の現像剤G2の中に潜り込んだ状態で止まる。そして、回転部材309は、攪拌部材306が回転して回転部材309に追い付いた際に、攪拌部材306により再び後方から押圧されて現像剤収容室302bに収容されている現像剤を攪拌しながら回転する。
ここで、Mは、要求仕様に応じて選択可能であり、50g〜70gであることが好ましい。従って、重り317の重量は、図5より、2.5g〜5.2gであることが好ましい。このように、重り317の重量を調整することにより、現像剤の補給又は現像剤容器301の交換を行うために、磁気センサ203から出力されるON信号の長さと比較する閾値を、調整することができる。
スクレーパ310は、筐体302の現像剤収容室302bと現像剤収容室302cとを連通させる境界面近傍において、回転軸部307の中心軸に平行に設けられている。スクレーパ310は、攪拌羽315に乗った現像剤を掻き取って現像剤収容室302c内に落下させる。
補給ローラ311は、回転することにより、現像剤収容室302cに収容されている現像剤を現像ローラ312に供給する。
現像剤担持体である現像ローラ312は、負又は正電位が印加されており、補給ローラ311により供給された現像剤に負又は正電荷を与える。現像ローラ312は、筐体302内部に収容され、回転することにより、負又は正電荷を与えた現像剤を担持して感光体313に供給することにより、感光体313に形成された静電潜像を現像する。
感光体313は、帯電した帯電面に対してレーザ光で走査されて静電潜像を形成し、現像ローラ312より供給された現像剤により静電潜像から現像剤像を形成する。感光体313は、搬送されてきた図示しない記録材を、図示しない加圧ローラとの間で所定の温度で加圧挟持して、記録材に現像剤像を転写して画像を形成する。
<画像形成装置の動作>
本実施の形態に係る画像形成装置100の動作につき、図6を参照しながら、以下に詳細に説明する。
画像形成装置100の制御部(図示せず)は、主電源がONされることによりイニシャル動作又は印字動作を開始する(S1)。
攪拌部材306は、モータの回転駆動力により、回転軸部305と共に回転し、現像剤G2を攪拌する。また、攪拌部材308は、モータの回転駆動力により、回転軸部307と共に回転し、現像剤G3を攪拌する。なお、容器内攪拌部材304は、容器回転軸部303と共に回転を停止している。
回転部材309は、攪拌部材306の回転方向に対して後方より攪拌部材306により押圧され、上死点まで、攪拌部材306と一緒に回転し、上死点を超えた際に自由落下する。回転部材309は、上死点を超えて自由落下した際に、重り317の重量に応じて、現像剤G2の上面、又は現像剤G2の上面から所定距離だけ下方の現像剤G2の中に潜り込んだ状態で止まる。そして、回転部材309は、攪拌部材306が回転して回転部材309に追い付いた際に、攪拌部材306により再び後方から押圧されて現像剤収容室302bに収容されている現像剤を攪拌しながら回転する。
このような回転部材309の回転の過程において、磁気センサ203は、磁性体316が磁気センサ203の検出範囲内に到達し、磁性体316による磁界の強度が所定のレベル以上になると、高電位の信号(ON信号)を出力する。また、磁気センサ203は、磁性体316が磁気センサ203の検出範囲外に離脱し、磁性体316による磁界の強度が所定のレベル未満になると、低電位の信号(OFF信号)を出力する。
この場合、現像剤収容室302bに収容された現像剤G2の残量が少ないほど、磁性体316が磁気センサ203の検出範囲内に存在する期間が長くなる。従って、ON信号の検出長さを判定することにより、現像剤G2の残量の多少を容易に判断することができる。
制御部は、ON信号の検出長さが所定の第1閾値を超えたか否かを判定する(S2)。
制御部は、ON信号の検出長さが第1閾値以下である場合(S2:NO)、S1の処理に戻る。
一方、制御部は、ON信号の検出長さが第1閾値を越えた場合(S2:YES)、容器回転軸部303及び容器内攪拌部材304の回転を開始させ、その後、容器回転軸部303及び容器内攪拌部材304を一定量回転させた後に停止させる。これにより、現像剤G1の攪拌及び補給が開始され、現像剤容器301に収容されている現像剤G1が現像剤収容室302bに攪拌されながら供給される(S3)。このように、容器内攪拌部材304の駆動を、現像剤G1の供給に支障のない範囲で抑制することにより、現像剤G1の劣化を防ぐことができると共に省電力にすることができる。
制御部は、再びON信号の検出長さが所定の第1閾値を超えたか否かを判定する(S4)。この処理は、現像剤容器301に収容されている現像剤G1が無くなったか否かを判断するために行われる。
制御部は、ON信号の検出長さが第1閾値以下である場合(S4:NO)、現像剤容器301から現像剤G1が供給されたものと判断してS1の処理に戻る。
一方、制御部は、ON信号の検出長さが第1閾値を越えた場合(S4:YES)、表示処理を実行する(S5)。かかる表示処理は、以下の手順により実行される。
<表示処理>
本実施の形態に係る表示処理につき、図7を参照しながら、以下に詳細に説明する。
画像形成装置100の制御部(図示せず)は、現像剤の残量が残り少ないことを示すトナーニアエンプティ表示を図示しない表示部に表示させる(S11)。
制御部は、現像剤の現在の残量で印字可能な枚数Nを設定する(S12)。印字可能な枚数Nは、回転部材309に設けた重り317の重量によって調整可能であり、3000枚〜5000枚(N=3000〜5000)であることが好ましい。制御部は、印字される毎に印字可能な枚数Nの値をデクリメントする。
制御部は、ON信号の検出長さが所定の第2閾値を超えたか否かを判定する(S13)。ここで、第2閾値は第1閾値よりも大きい(第2閾値>第1閾値)。
制御部は、ON信号の検出長さが第2閾値以下の場合(S13:NO)、印字可能な枚数Nの値が「0」であるか否かを判定する(S14)。
制御部は、印字可能な枚数Nの値が「0」以外である場合(S14:NO)、S11の処理に戻る。
一方、制御部は、印字可能な枚数Nの値が「0」である場合(S14:YES)、印字動作をストップし、現像剤容器301の交換を促す表示を図示しない表示部に表示させる(S15)。
また、制御部は、ON信号の検出長さが第2閾値を超えた場合(S13:YES)、印字動作をストップし、現像剤容器301の交換を促す表示を行う(S15)。
なお、本実施の形態では、S13の判断を省略し、S11にてトナーニアエンプティ表示を表示させた後、制御部は、S12、S14のピクセルカウントのみに基づいて制御を行い、印字可能な枚数Nの値が「0」である場合(S14:YES)、印字動作をストップし、現像剤容器301の交換を促す表示を図示しない表示部に表示させてもよい(S15)。
以上のように、本実施の形態によれば、現像剤収容室302bに回転可能に設置される回転軸部305と、回転軸部305の回転により現像剤収容室302bに収容された現像剤G2を攪拌しながら現像剤収容室302cに供給する攪拌部材306と、回転軸部305に遊嵌され、攪拌部材306に押圧されて回転すると共に、上死点を超えた際に現像剤収容室302bに収容された現像剤G2の上面まで自由落下する回転部材309と、回転部材309に取り付けられ、画像形成装置100の本体部101の磁気センサ203に磁界を与える磁性体316と、を具備することにより、現像剤の搬送方向の下流の現像剤収容室に収容される現像剤の残量に余裕がある状態で現像剤を補給可能にすることにより、製品寿命を長くすることができると共に、画質の劣化を防ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、攪拌部材308の回転軸部307の中心軸から最も離れた外端面には、回転軸部307の中心軸に平行に、弾性変形可能な攪拌羽315が取り付けられ、攪拌部材306の回転軸部305の中心軸から最も離れた外端面には、回転軸部305の中心軸に平行に、弾性変形可能な攪拌羽314が取り付けられていることにより、各攪拌羽で各現像剤収容室の内底面に貼り付いている現像剤を掻き取るので、各現像剤収容室に収容されている現像剤を余すことなく使い切ることができる。
また、本実施の形態によれば、現像剤収容室302bと現像剤収容室302cとを連通させる境界面近傍には、回転軸部307の中心軸に平行に、攪拌羽315に乗った現像剤G3を掻き取って現像剤収容室302c内に落下させるスクレーパ310が取り付けられていることにより、攪拌羽に乗った現像剤が上流側の現像剤収容室に戻ってしまうことを防ぐことができ、現像剤を効率よく搬送することができる。
また、本実施の形態によれば、攪拌羽314には、現像剤容器301の内部と連通する現像剤収容室302bの開口部318の縁に当たらないための切り欠き319が形成されていることにより、現像剤収容室から現像剤容器に現像剤が戻ってしまうことを防ぐことができ、現像剤を効率よく搬送することができる。
また、本実施の形態によれば、回転部材309には、現像剤収容室302bに収容された現像剤G2の重量がM以下であるときに、回転部材309が自由落下した時点で磁気センサ203が磁性体316の磁界を検出するように調整された金属製の重り317が取り付けられるので、現像剤G2の残量が少なくなっていることを報知するタイミングを、重りの重量を可変にすることにより調整することができる。
なお、本発明は、部材の種類、配置、個数等は前述の実施の形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
具体的には、上記実施の形態において、回転部材309の回転により変化する磁性体316と磁気センサ203との距離に応じて現像剤収容室302bの現像剤G2の残量を検出することとし、検出部と被検出部のセットとして、磁気センサ203と磁性体316を用いる場合について説明したが、本発明はこれに限られず、電流センサと電極等、他のセットを用いても良い。
また、上記実施の形態において、一成分の現像剤を搬送したが、二成分の現像剤を搬送してもよい。
また、上記実施の形態において、補給ローラ、現像ローラ及び感光体を含んで一体にしたプロセスカートリッジを交換可能にしたが、補給ローラ、現像ローラ及び感光体を含まないカートリッジを交換可能にしてもよい。
また、上記実施の形態において、現像剤容器に攪拌部材を設けたが、現像剤容器に攪拌部材を設けなくてもよい。
本発明は、現像剤を用いて記録材に画像を形成する画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジに好適である。
100 画像形成装置
101 本体部
102 プロセスカートリッジ
201 支持部
202 基板
203 磁気センサ
300 容器本体
301 現像剤容器
302 筐体
302a 現像剤容器収納部
302b、302c 現像剤収容室
303 容器回転軸部
304 容器内攪拌部材
305、307、309 回転軸部
306、308 攪拌部材
309 回転部材
310 スクレーパ
311 補給ローラ
312 現像ローラ
313 感光体
314、315 攪拌羽
316 磁性体
318 開口部

Claims (6)

  1. 現像剤を用いて記録材に画像を形成する画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジであって、
    内部に前記現像剤を収容するように構成される筐体と、
    前記筐体に装着され、内部に収容した新規現像剤を前記筐体内部に供給する現像剤容器と、
    前記筐体内部に収容され、前記現像剤を担持して静電潜像を現像する現像剤担持体と、
    を具備し、
    前記筐体には、前記現像剤担持体に供給するための現像剤を収容する第1現像剤収容室、前記現像剤容器から前記第1現像剤収容室に供給する現像剤を一時的に収容する第2現像剤収容室、および、前記現像剤容器を収納する容器収納部、が形成され、
    さらに、
    前記第1現像剤収容室に回転可能に設置され、現像剤を前記現像剤担持体に供給する補給ローラと、
    前記第1現像剤収容室に回転可能に設置される第1回転軸部と、
    前記第1回転軸部に取り付けられ、前記第1回転軸部の回転により前記第1現像剤収容室に収容された現像剤を攪拌する第1攪拌部材と、
    前記第2現像剤収容室に回転可能に設置される第2回転軸部と、
    前記第2回転軸部に取り付けられ、前記第2回転軸部の回転により前記第2現像剤収容室に収容された現像剤を攪拌しながら前記第1現像剤収容室に供給する第2攪拌部材と、
    前記第2回転軸部に遊嵌され、前記第2攪拌部材に押圧されて回転すると共に、上死点を超えた際に前記第2現像剤収容室に収容された現像剤の上面まで自由落下する回転部材と、
    前記回転部材に取り付けられ、前記画像形成装置に取り付けられた磁気センサに磁界を与える磁性体と、
    を具備し、
    前記現像剤容器は、前記磁気センサにおいて前記磁性体の磁界の強度が所定のレベル以上となった期間が閾値を超えた場合に前記新規現像剤を前記第2現像剤収容室に供給し、
    前記第1現像剤収容室は、前記第2現像剤収容室よりも、現像剤を収容する容量が大きく、
    前記第1攪拌部材の回転径は、前記第2攪拌部材の回転径よりも大きい、
    プロセスカートリッジ。
  2. 前記第1攪拌部材の前記第1回転軸部の中心軸から最も離れた外端面には、前記第1回転軸部の中心軸に平行に、弾性変形可能な第1撹拌羽が取り付けられ、
    前記第2攪拌部材の前記第2回転軸部の中心軸から最も離れた外端面には、前記第2回転軸部の中心軸に平行に、弾性変形可能な第2撹拌羽が取り付けられている、
    請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記第1現像剤収容室と前記第2現像剤収容室とを連通させる境界面近傍には、前記第1回転軸部の中心軸に平行に、前記第1撹拌羽に乗った現像剤を掻き取って前記第1現像剤収容室内に落下させるスクレーパが取り付けられている、
    請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記第2撹拌羽には、前記現像剤容器の内部と連通する前記第2現像剤収容室の開口部の縁に当たらないための切り欠きが形成されている、
    請求項2または請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記回転部材には、前記第2現像剤収容室に収容された現像剤の重量がM以下であるときに、前記回転部材が自由落下した時点で前記磁気センサが前記磁性体の磁界を検出するように調整された金属製の重りが取り付けられる、
    請求項1または請求項4のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記Mは、50g〜70gである、
    請求項5に記載のプロセスカートリッジ。
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