JP5975268B2 - 原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法及び原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置 - Google Patents

原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法及び原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置 Download PDF

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本発明は、原子炉格納容器内のコンクリート構造物を解体する方法及び装置に関する。
例えば、原子力発電所は、原子炉を格納する原子炉圧力容器(RPV)やこれに接続する配管などを原子炉格納容器に格納して構成されている。また、原子炉格納容器は、RPVを据付けて支持する円筒状のペデスタル(原子炉本体基礎)と、ペデスタルに下端を接続してRPVを囲繞するように配設される円筒状の原子炉遮蔽壁(RSW)を備えて形成されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、従来、ペデスタルと原子炉遮蔽壁を鉄筋コンクリート造として構築した原子炉格納容器が多用され、この種の原子炉格納容器を備えた原子力発電所などを廃止する際には、ペデスタルや原子炉遮蔽壁のコンクリート構造物の解体撤去が建築所掌とされている。
このため、我が国では、従来からペデスタルや原子炉遮蔽壁のコンクリート構造物の解体撤去手法に関する検討が行われてきた。そして、一つの提案手法では、トップヘッドを取り除き、原子炉圧力容器、スタビライザなどの各種機器、配管等を取り除いた後、例えば図21に示すように、ペデスタル1aと原子炉遮蔽壁1bの円筒状のコンクリート構造物1の内部にポスト2を立設し、天井走行クレーン3で支持した切断機構4aと切断片保持機構4bを備えた解体装置4をポスト2に昇降可能に支持させる。そして、切断機構4aでペデスタル1aや原子炉遮蔽壁1bを上端部側から切断し、切断片を切断片保持機構で保持させ、天井走行クレーン3で解体装置4とともに切断片を上方のオペレーションフロア5に搬送する。
また、コンクリート構造物1が存在する空間を隔離し、粉塵などが外部に飛散しないように隔離ハウス6が設けられ、さらに、隔離ハウス6内のオペレーションフロア5に二次切断ヤード7が設けられ、この二次切断処理ヤード7に切断片が搬送される。二次切断処理ヤード7には、例えば、回転台8と集水パン9とワイヤーソーなどの二次切断手段10が配設されている。そして、回転台8に切断片を載置し、二次切断手段10によって切断片を細断し、この細断処理した切断片を収納容器に収納して外部に搬出する。なお、二次切断時に水を使用することで発生する廃液は、集水パン8から廃液回収タンク11に、さらに廃液処理装置12に送って処理される。
そして、再度、解体装置4を天井走行クレーン3でコンクリート構造物1まで降ろし、上端部側を切断し、二次切断処理ヤード7に切断片を搬送する。このような操作を繰り返して、原子炉遮蔽壁1bからペデスタル1aまで順次上端部側から切断撤去し、コンクリート構造物1を解体してゆく。
特開2000−292581号公報
ここで、一般に、原子力発電所において原子炉圧力容器を撤去した後は、原子炉格納容器内の空間線量が大幅に低減する。このため、上記のようにペデスタルや原子炉遮蔽壁の内部にポストを問題なく設置でき、その後、解体装置や天井走行クレーンを遠隔操作することでペデスタルや原子炉遮蔽壁のコンクリート構造物の順次解体してゆくことができる。
一方、原子炉圧力容器に損傷が生じた福島第一原子力発電所のように、原子炉圧力容器を撤去した後でも、原子炉格納容器内がFP等で高レベルに汚染している場合には、ポストを設置すること自体が困難になってしまう。このため、原子炉格納容器内が高レベルで汚染されている場合であっても、遠隔操作によって確実にペデスタルや原子炉遮蔽壁のコンクリート構造物を解体撤去できる手法が強く望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑み、原子炉格納容器内が高レベルで汚染されている場合であっても、遠隔操作によって確実にペデスタルや原子炉遮蔽壁のコンクリート構造物を解体撤去することを可能にする原子炉格納容器内のコンクリート構造物の解体方法及び解体装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の原子炉格納容器内のコンクリート構造物の解体方法は、原子炉格納容器内の円筒状のコンクリート構造物を解体撤去する方法であって、前記原子炉格納容器の上側に設けられたオペレーションフロア上で、前記コンクリート構造物の内径よりも小径の作業床を構築する作業床構築工程と、前記オペレーションフロアと前記コンクリート構造物の内部との間で移動可能に前記作業床を吊り下げ支持する作業床吊り込み設備を構築する作業床吊り込み設備設置工程と、前記作業床を前記コンクリート構造物の内部の所定位置に配置する作業床設置工程と、解体装置を前記作業床上に配置する解体装置設置工程と、前記作業床を順次下降させ、遠隔操作した前記解体装置で前記コンクリート構造物を上端部側から解体してゆくコンクリート構造物解体工程とを備えていることを特徴とする。
本発明の原子炉格納容器内のコンクリート構造物の解体装置は、原子炉格納容器内の円筒状のコンクリート構造物を解体撤去するための装置であって、ワイヤーで吊り降すとともに前記コンクリート構造物の上端部側に係合して着脱可能に前記解体装置と前記コンクリート構造物の上端部側を一体に保持する保持機構と、前記保持機構で前記解体装置と前記コンクリート構造物の上端部側を一体に保持した状態で、前記コンクリート構造物の内部に挿入され、遠隔操作によって前記コンクリート構造物を内面側から周方向に切断して前記コンクリート構造物の上端部側を分離させるための切断機構とを備え、前記切断機構が具備する切断手段がディスクカッター、高圧水噴出ヘッド、レーザーヘッド、コアドリル、ワイヤーソーのいずれかを備え、且つ、前記保持機構及び前記切断機構を備える本体ユニットと、前記ワイヤーが接続され、前記本体ユニットに着脱自在に一体に設けられた吊具とを備えており、前記本体ユニットは、前記吊具と着脱可能に一体に接続される接続盤部と、前記保持機構及び前記切断機構を備える解体機構部と、前記接続盤部と前記解体機構部を接続するとともに、前記接続盤部に対して前記解体機構部を上下方向に進退自在に接続する伸縮機構部とを備えて構成されていることを特徴とする。
本発明の原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法及び原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置においては、従来のようにペデスタルと原子炉遮蔽壁の円筒状のコンクリート構造物の内部に入ってポストを立設する必要がなく、オペレーションフロアから遠隔操作で解体作業を行うことができる。これにより、原子炉格納容器内がFP等で高レベルに汚染している場合であっても、確実にコンクリート構造物を解体撤去することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、オペレーションフロアで作業床を地組みしている状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、作業床吊り込み設備を構築している状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、作業床吊り込み設備を構築している状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、作業床吊り込み設備を構築している状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、作業床吊り込み設備を構築している状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、作業床をコンクリート構造物の所定位置に配置し、解体ロボットを遠隔操作して解体作業を行っている状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、作業床を交換している状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、交換した作業床を所定位置に配置し、解体ロボットを遠隔操作して解体作業を行っている状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、作業床を交換している状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、交換した作業床を所定位置に配置し、解体ロボットを遠隔操作して解体作業を行っている状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、コンクリート構造物の解体撤去が完了した状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法において、解体設備を撤去している状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法及び解体装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法及び解体装置を示す図であり、原子炉遮蔽壁を切断分離している状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法及び解体装置を示す図であり、ペデスタルを切断分離している状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置の変形例を示す図であり、切断手段として高圧水噴出ヘッド(ウォータージェット)を適用した解体装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置の変形例を示す図であり、切断手段としてレーザーヘッド(レーザー照射)を適用した解体装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置の変形例を示す図であり、切断手段としてコアドリルを適用した解体装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置の変形例を示す図であり、切断手段としてワイヤーソーを適用した解体装置を示す図である。 従来の原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法を示す図である。
以下、図1から図12を参照し、本発明の第1実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法について説明する。本実施形態は、特に、高レベルで汚染が生じている場合であっても確実にコンクリート構造物を解体撤去することを可能にする原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法に関するものである。
はじめに、本実施形態の原子炉格納容器Aは、図1に示すように、RPV(原子炉圧力容器)を据付ける円筒状のペデスタル(原子炉本体基礎)1aと、ペデスタル1aに下端を接続してRPVを囲繞するように配設される円筒状の原子炉遮蔽壁(RSW)1bを備えて形成されており、これらペデスタル1aと原子炉遮蔽壁1bがコンクリート構造物1として構築されている。
本実施形態の原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法は、ペデスタル1aと原子炉遮蔽壁1bのコンクリート構造物1を解体するために適用され、はじめに、図1に示すように原子炉格納容器Aの上側に設けられたオペレーションフロア5上で作業床15を地組みする。このとき、本実施形態では、まず、円筒状の原子炉遮蔽壁1bの内径よりも僅かに直径が小さくなるように、原子炉遮蔽壁1bの内径に応じた直径を有する円盤状の作業床15を構築する(作業床構築工程)。
次に、図2に示すように、オペレーションフロア5とコンクリート構造物1の内部との間で移動可能に作業床15を吊り下げ支持するための作業床吊り込み設備16を構築する(作業床吊り込み設備設置工程)。本実施形態の作業床吊り込み設備16は、鉄骨を組み合わせて形成した支柱16aと、鉄骨を組み合わせて形成し、支柱に架設される梁16bとで構成されている。そして、円筒状のコンクリート構造物1の中心軸O1を間に左右両側のオペレーションフロア5上にそれぞれ支柱16aを立設し、天井走行クレーン3を使用して梁16bを支柱16aに支持させて架設する。このとき、梁16bは、仮受けベントとしての支柱16cを増設しつつ、コンクリート構造物1の中心軸O1上を通るようにして、左右一対のオペレーションフロア5上に立設した支柱16aに支持させて架設される。また、このように梁16bを設置した段階で、仮受けベントとしての支柱16cを解体撤去する。
また、図3及び図4に示すように、天井走行クレーン3を使用しながら、梁16bにホイストレール17を取り付け、さらに梁16bに、梁16bに沿って移動可能に作業床吊り込みジャッキ18を取り付け、ジャッキ設備を設置する。また、本実施形態では、梁16bにチルタンク19を介して作業床吊り込みジャッキ18を取り付け、チルホール20の駆動によってチルタンク19ひいては作業床吊り込みジャッキ18を梁16bに沿って移動させるようにしている。
さらに、図4及び図5に示すように、このように設置した作業床吊り込みジャッキ18に作業床15を接続するとともに、ホイストレール17にホイストクレーン(例えば15tonクラスのホイストクレーン)21を取り付け、解体準備が完了する。
次に、図5及び図6に示すように、チルホール20でチルタンク19、作業床吊り込みジャッキ18を移動させ、作業床15をコンクリート構造物1の直上に配置する。さらに、作業床吊り込みジャッキ18を駆動して、作業床15を下降させ、コンクリート構造物1の原子炉遮蔽壁1bの内部の所定位置に挿入配置する(作業床設置工程)。さらに、例えば天井走行クレーン3で吊り下げながら、遠隔で駆動操作が可能な解体ロボット(解体装置)22を作業床15上に配置する(解体装置設置工程)。なお、予め作業床15上に解体ロボット22を配置し、解体ロボット22を上載した状態で作業床15を下降させてコンクリート構造物1の内部の所定位置に配置するようにしてもよい。
そして、作業床15上の解体ロボット22を遠隔操作してコンクリート構造物1の原子炉遮蔽壁1bの上端部側を解体する。また、作業床吊り込みジャッキ18で作業床15及び解体ロボット22の位置を順次下降させ、解体ロボット22を遠隔操作して原子炉遮蔽壁1bを上端部側から順次下端部まで解体してゆく。また、このとき、解体材容器23に解体材を収容し、この解体材容器23をホイストクレーン21でオペレーションフロア5に搬送し、順次解体材を外部に排出撤去する(コンクリート構造物解体工程)。
また、図7及び図8、図9及び図10に示すように、原子炉遮蔽壁1bの解体が完了した段階で、引き続きペデスタル1aを同様にして解体する。このとき、原子炉遮蔽壁1bとペデスタル1aの内径、また、ペデスタル1a自体も位置によって内径が異なるため、この内径に応じて適宜、作業床吊り込みジャッキ18、チルホール20を駆動し、作業床15をオペレーションフロア5に戻し、ペデスタル1a(コンクリート構造物1)の内径に適合した大きさの作業床15に付け替える。このとき、作業床15をボルト接合でジョイントしておくことで、容易に付け替え作業が行える。
そして、このようにペデスタル1aの内径の大きさに応じた作業床15をペデスタル1aの内部の所定位置に吊り下ろし、作業床15上に配置した解体ロボット22を遠隔操作してペデスタル1aを上端部側から順次解体してゆく(コンクリート構造物解体工程)。
図11及び図12に示すように、コンクリート構造物1を解体した後、解体準備と逆に、ホイストクレーン21の撤去、チルホール20及びチルタンク19、作業床吊り込みジャッキ18、ホイストレール17を取り外す。また、仮受けベントとしての支柱16cを設け、梁16b、支柱16a、16cの撤去を行ない、原子炉格納容器A内のコンクリート構造物1の解体撤去作業が完了する。
したがって、本実施形態の原子炉格納容器内コンクリート構造物1の解体方法においては、従来のようにペデスタル1aと原子炉遮蔽壁1bの円筒状のコンクリート構造物1の内部に入ってポスト2を立設する必要がなく、オペレーションフロア5から遠隔操作で解体作業を行うことができる。これにより、原子炉格納容器A内がFP等で高レベルに汚染している場合であっても、オペレーションフロア5にアクセスするだけで、確実にコンクリート構造物1を解体撤去することが可能になる。
また、本実施形態の原子炉格納容器内コンクリート構造物1の解体方法においては、作業床15上に配置した解体装置22(解体ロボット)を遠隔操作してコンクリート構造物1を解体するようにしているため、作業床15に載せるだけで解体装置をコンクリート構造物1に近接配置させることができ、多種多様な解体装置を使って解体作業を行うことが可能になる。
以上、本発明に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法の第1実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
次に、図13から図15を参照し、本発明の第2実施形態に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法について説明する。本実施形態は、第1実施形態と同様に、高レベルで汚染が生じている場合であっても確実にペデスタルと原子炉遮蔽壁のコンクリート構造物を解体撤去することを可能にする方法及び装置に関するものである。よって、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
はじめに、本実施形態の解体装置30は、図13に示すように、本体ユニット31と、天井走行クレーン3のワイヤー32が接続され、本体ユニット31に着脱可能に一体に設けられた遠隔吊具(吊具)33とを備えて構成されている。
遠隔吊具33は、図13から図15に示すように、本体ユニット31を着脱可能に保持するとともに天井走行クレーン3に吊り下げるためのものであり、例えば、略円盤状に形成され、上面側の外周縁側に、周方向に等間隔に天井走行クレーン3のワイヤー32を接続するワイヤー接続部33aが設けられている。また、下面側の外周縁側に、下方に突出するとともに一側面から他側面に貫通する接続孔を備えた複数のユニット接続部33bが設けられている。さらに、各ユニット接続部33bに対して内側に配設され、進退可能な接続ピン33cを備えた接続機構33dが設けられている。
一方、本体ユニット31は、図13に示すように、略円盤状に形成され、遠隔吊具33に接続するための接続盤部34と、接続盤部34の下面に互いの軸線を同軸上に配し、伸縮機構部35によって上下方向に進退自在に接続された解体機構部36とを備えて構成されている。
接続盤部34は、略円盤状に形成され、上面側の外周縁側に、上方に突出するとともに一側面から他側面に貫通する接続孔を備えた複数の吊具接続部34aが設けられている。そして、この接続盤部34は、遠隔吊具33と互いのユニット接続部33bと吊具接続部34aの接続孔同士が連通するように配設され、これとともに接続機構33dの接続ピン33cを進出させて互いの接続孔に挿通させることにより、遠隔吊具22に接続される。また、接続盤部34の下面の外周縁側に、且つ周方向に等間隔で伸縮機構部35の一端が接続されている。
解体機構部36は、伸縮機構部35の他端が接続されて接続盤部34に対して上下方向に進退する略リング盤状の支持盤37と、着脱可能に解体装置30とコンクリート構造物1の上端部側を一体に保持する保持機構38と、遠隔操作によってコンクリート構造物1を内面側から周方向に切断してコンクリート構造物1の上端部側を分離させるための切断機構39とを備えている。
また、保持機構38は、支持盤37の下面の外周縁側に且つ周方向に等間隔で一体に設けられ、解体装置30をワイヤー32で吊り降すとともにコンクリート構造物1の上端部側に係合して、着脱可能に解体装置30とコンクリート構造物1の上端部側を一体に保持するように構成されている。また、この保持機構38でコンクリート構造物1を保持すると、支持盤37及び接続盤部34の軸線がコンクリート構造物1の中心軸O1と略同軸上に自動的に配され、この状態で支持盤37及び接続盤部34がコンクリート構造物1の上端部に一体に設置されるように構成されている。
一方、切断機構39は、旋回支持部39aと、送り部39bと、切断手段であるディスクカッター39cとを備えて構成されている。旋回支持部39aは、略円筒状に形成されるとともに上端に径方向外側に突出し環状に繋がるフランジを備えて形成されている。そして、この旋回支持部39aは、支持盤37の内孔に上方から挿通し、支持盤37の上面にフランジを係止させて支持されている。また、このとき、フランジが支持盤37の上面に設けられた環状の軌道に係合し、不図示の旋回駆動手段を遠隔操作で駆動させることにより、旋回支持部39aひいては切断機構39が軸線周りに旋回可能に構成されている。
また、送り部39bは、旋回支持部39aの下端側に取り付けられ、不図示の送り駆動手段を遠隔操作で駆動させるとともに径方向に進退可能に構成されている。
さらに、ディスクカッター39cは、送り部39bに取り付けられた回転駆動手段の上下方向に延びる回転軸の先端に取り付けられている。また、不図示のクーラント供給機構が設けられ、回転するディスクカッター39cにクーラントを供給できるように構成されている。
また、保持機構38で解体装置30とコンクリート構造物1の上端部側を一体に保持した状態で、切断機構39のディスクカッター39cがコンクリート構造物1の内部に挿入配置される。そして、旋回駆動手段や送り駆動手段、回転駆動手段などの遠隔操作は、例えばオペレーションフロア5に設けられた操作盤40を操作することによって行なわれる。
上記構成からなる本実施形態の解体装置30を用いてペデスタル1aと原子炉遮蔽壁1bのコンクリート構造物1を解体撤去する際には、オペレーションフロア5で遠隔吊具33と本体ユニット31を接続し、天井走行クレーン3で解体装置30をコンクリート構造物1の直上に搬送する。
次に、図13及び図14に示すように、天井走行クレーン3からワイヤー32を繰出して解体装置30を吊り降し、原子炉遮蔽壁1bの上端部に保持機構38を係合させ、この保持機構38で原子炉遮蔽壁1bの上端部に解体装置30を保持させる。このようにしてコンクリート構造物1の上端部に解体装置30を設置した段階で、コンクリート構造物1の中心軸O1と解体装置30の軸線が略同軸上に配され、且つディスクカッター39cが原子炉遮蔽壁1bの内部の所定位置に挿入配置される。すなわち、解体装置30をコンクリート構造物1の上端部側の所定位置に設置する(解体装置設置工程)。
そして、操作盤20で旋回駆動手段や送り駆動手段、回転駆動手段などを適宜遠隔操作し、ディスクカッター39cで原子炉遮蔽壁1bの上端部側を切断分離する(コンクリート構造物切断分離工程)。このとき、コンクリート構造物1が存在する空間を隔離する隔離ハウス6が設けられ、粉塵などが外部に飛散することが防止されている。
ディスクカッター39cで原子炉遮蔽壁1bの上端部側を切断分離すると、このブロック状の切断片が保持機構38によって解体装置30に保持される。このため、天井走行クレーン3を操作して解体装置30とともに切断片を吊り上げ、オペレーションフロア5の隔離ハウス6内に設けた二次切断ヤード7に搬送する(切断片回収工程)。
この二次切断処理ヤード7には、例えば、回転台8と集水パン9とワイヤーソーなどの二次切断手段10が配設されている。そして、回転台8に切断片を載置し、二次切断手段10によって切断片を細断し、この細断処理した切断片を収納容器に収納して外部に搬出する。なお、二次切断時に水を使用することで発生する廃液は、集水パン8から廃液回収タンク11に、さらに廃液処理装置12に送って処理される。
そして、再度、解体装置30を天井走行クレーン3でコンクリート構造物1まで降ろし、保持機構38で原子炉遮蔽壁1bの上端部に保持させるとともに、ディスクカッター39cで原子炉遮蔽壁1bの上端部側を切断分離し、切断片を二次切断ヤード7に搬送する。このような操作を繰り返し、図14及び図15に示すように、原子炉遮蔽壁1bからペデスタル1aまで、コンクリート構造物1を順次上方から下方に解体してゆく。
したがって、本実施形態の原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法及び原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置30においても、第1実施形態と同様、従来のようにペデスタル1aと原子炉遮蔽壁1bの円筒状のコンクリート構造物1の内部に入ってポスト2を立設する必要がなく、オペレーションフロア5から遠隔操作で解体作業を行うことができる。これにより、原子炉格納容器内がFP等で高レベルに汚染している場合であっても、オペレーションフロア5にアクセスするだけで、確実にコンクリート構造物1を解体撤去することが可能になる。
以上、本発明に係る原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法の第2実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、図16に示すように、解体装置30は、本体ユニット31の接続盤部34を建屋躯体に係止させ、伸縮機構部35によって解体機構部36を進退させることで、コンクリート構造物1の上端部に保持機構38を係合させて設置するように構成されていてもよい。
また、本実施形態では、解体装置30が、切断機構39の切断手段としてディスクカッター39cを備えているものとして説明を行った。
これに対し、例えば図17に示すように、切断機構39を、支持盤37に旋回可能に支持された旋回支持部39aと、旋回支持部39aの下端側に径方向に進退可能に取り付けられた送り部39bと、送り部39bに上下方向に進退自在に支持されるとともに、径方向外側に高圧水を噴出する高圧水噴出ヘッド39dとを備えて構成するようにしてもよい。すなわち、切断手段として高圧水噴出ヘッド39dを備えて構成してもよい。
また、超高圧水発生設備41、水タンク42、噴出する高圧水に研磨剤を供給するための研磨剤供給装置43などが例えばオペレーションフロア5に設置される。さらに、高圧水噴出ヘッド39dは、左右、縦首振り、横首振りもできるように構成されている。
そして、この解体装置30においては、旋回駆動手段や送り駆動手段、噴出ヘッド上下駆動手段など(不図示)を例えばオペレーションフロア5に置かれた操作盤40で遠隔操作し、高圧水(ウォータージェット)によってコンクリート構造物1を切断分離することができる。よって、このように解体装置30を構成した場合であっても、本実施形態同様の作用効果を得ることができる。
また、例えば図18に示すように、切断機構39を、支持盤37に旋回可能に支持された旋回支持部39aと、旋回支持部39aの下端側に径方向に進退可能に取り付けられた送り部39bと、送り部39bに上下方向に進退自在に支持されるとともに、径方向外側にレーザーを照射するレーザーヘッド39eとを備えて構成するようにしてもよい。すなわち、切断手段としてレーザーヘッド39eを備えて構成してもよい。
また、アシストガス供給設備44、レーザーヘッド冷却設備45、ヒューム回収設備46などが例えばオペレーションフロア5に設置される。さらに、レーザーヘッド39eは、左右、縦首振り、横首振りもできるように構成されている。
そして、この解体装置30においても、旋回駆動手段や送り駆動手段、レーザーヘッド上下駆動手段など(不図示)を例えばオペレーションフロア5に置かれた操作盤40で遠隔操作し、レーザー照射によってコンクリート構造物1を切断分離することができる。よって、このように解体装置30を構成した場合であっても、本実施形態同様の作用効果を得ることができる。
さらに、例えば図19に示すように、切断機構39を、支持盤37に旋回可能に支持された旋回支持部39aと、旋回支持部39aの下端側に径方向に進退可能に取り付けられた送り部39bと、回転軸を径方向に向け、且つコアビットを径方向外側に向けて送り部に支持されるコアドリル39fとを備えて構成するようにしてもよい。
また、この解体装置30においても、旋回駆動手段や送り駆動手段、コアドリル駆動手段など(不図示)を例えばオペレーションフロア5に置かれた操作盤40で遠隔操作し、コアドリル39fでコンクリート構造物1に孔を開け、随時連続的に孔を形成してゆくことによってコンクリート構造物1を切断分離することができる。よって、このように解体装置30を構成した場合であっても、やはり本実施形態同様の作用効果を得ることができる。
さらに、例えば図20に示すように、切断機構39を、無端状のワイヤーソー39gと、支持盤37で支持されて配設され、無端状のワイヤーソー39gが巻き掛けられてこれを一方向に回転移動可能に支持する複数の支持ローラー39hと、支持ローラー39hで支持されたワイヤーソー39hの一部を、コンクリート構造物1を外側から囲繞するように水平に配するための支持部材39iとを備えて構成するようにしてもよい。
また、一つの支持ローラー39hは、回転駆動手段の駆動によって軸線周りに回転駆動し、ワイヤーソー39gを一方向に回転移動させる。また、支持ローラー39hの一部は、移動可能な可動ローラーとされ、この可動ローラーが移動することで、コンクリート構造物1を囲繞する部分のワイヤーソー39gの位置(張力)を調整することができる。
そして、この解体装置30においても、回転駆動手段など(不図示)を例えばオペレーションフロア5に置かれた操作盤40で遠隔操作することにより、ワイヤーソー39gが一方向に回転移動し、このワイヤーソー39gによってコンクリート構造物1を切断分離することができる。よって、このように解体装置30を構成した場合であっても、やはり本実施形態同様の作用効果を得ることができる。
1 コンクリート構造物
1a ペデスタル
1b 原子炉遮蔽壁
2 ポスト
3 天井走行クレーン
4 従来の解体装置
4a 切断機構
4b 切断片保持機構
5 オペレーションフロア
6 隔離ハウス
7 二次切断ヤード
8 回転台
9 集水パン
10 二次切断手段
11 廃液回収タンク
12 廃液処理装置
15 作業床
16 作業床吊り込み設備
16a 支柱
16b 梁
16c 仮受けベントとしての支柱
17 ホイストレール
18 作業床吊り込みジャッキ
19 チルタンク
20 チルホール
21 ホイストクレーン
22 解体ロボット(解体装置)
23 解体材容器
30 解体装置
31 本体ユニット
32 ワイヤー
33 遠隔吊具(吊具)
33a ワイヤー接続部
33b ユニット接続部
33c 接続ピン
33d 接続機構
34 接続盤部
34a 吊具接続部
35 伸縮機構部
36 解体機構部
37 支持盤
38 保持機構
39 切断機構
39a 旋回支持部
39b 送り部
39c ディスクカッター(切断手段)
39d 高圧水噴出ヘッド(切断手段)
39e レーザーヘッド(切断手段)
39f コアドリル(切断手段)
39g ワイヤーソー(切断手段)
39h 支時ローラー
39i 支持部材
40 操作盤
41 超高圧水発生設備
42 水タンク
43 研磨剤供給装置
44 アシストガス供給設備
45 レーザーヘッド冷却設備
46 ヒューム回収設備
A 原子炉格納容器
O1 コンクリート構造物の中心軸

Claims (2)

  1. 原子炉格納容器内の円筒状のコンクリート構造物を解体撤去する方法であって、
    前記原子炉格納容器の上側に設けられたオペレーションフロア上で、前記コンクリート構造物の内径よりも小径の作業床を構築する作業床構築工程と、
    前記オペレーションフロアと前記コンクリート構造物の内部との間で移動可能に前記作業床を吊り下げ支持する作業床吊り込み設備を構築する作業床吊り込み設備設置工程と、
    前記作業床を前記コンクリート構造物の内部の所定位置に配置する作業床設置工程と、
    解体装置を前記作業床上に配置する解体装置設置工程と、
    前記作業床を順次下降させ、遠隔操作した前記解体装置で前記コンクリート構造物を上端部側から解体してゆくコンクリート構造物解体工程とを備えていることを特徴とする原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法。
  2. 原子炉格納容器内の円筒状のコンクリート構造物を解体撤去するための装置であって、
    ワイヤーで吊り降すとともに前記コンクリート構造物の上端部側に係合して着脱可能に前記解体装置と前記コンクリート構造物の上端部側を一体に保持する保持機構と、
    前記保持機構で前記解体装置と前記コンクリート構造物の上端部側を一体に保持した状態で、前記コンクリート構造物の内部に挿入され、遠隔操作によって前記コンクリート構造物を内面側から周方向に切断して前記コンクリート構造物の上端部側を分離させるための切断機構とを備え、
    前記切断機構が具備する切断手段がディスクカッター、高圧水噴出ヘッド、レーザーヘッド、コアドリル、ワイヤーソーのいずれかを備え、
    且つ、前記保持機構及び前記切断機構を備える本体ユニットと、前記ワイヤーが接続され、前記本体ユニットに着脱自在に一体に設けられた吊具とを備えており、
    前記本体ユニットは、前記吊具と着脱可能に一体に接続される接続盤部と、前記保持機構及び前記切断機構を備える解体機構部と、前記接続盤部と前記解体機構部を接続するとともに、前記接続盤部に対して前記解体機構部を上下方向に進退自在に接続する伸縮機構部とを備えて構成されていることを特徴とする原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置。
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