JP5975268B2 - 原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法及び原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置 - Google Patents
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また、超高圧水発生設備41、水タンク42、噴出する高圧水に研磨剤を供給するための研磨剤供給装置43などが例えばオペレーションフロア5に設置される。さらに、高圧水噴出ヘッド39dは、左右、縦首振り、横首振りもできるように構成されている。
そして、この解体装置30においては、旋回駆動手段や送り駆動手段、噴出ヘッド上下駆動手段など(不図示)を例えばオペレーションフロア5に置かれた操作盤40で遠隔操作し、高圧水(ウォータージェット)によってコンクリート構造物1を切断分離することができる。よって、このように解体装置30を構成した場合であっても、本実施形態同様の作用効果を得ることができる。
また、アシストガス供給設備44、レーザーヘッド冷却設備45、ヒューム回収設備46などが例えばオペレーションフロア5に設置される。さらに、レーザーヘッド39eは、左右、縦首振り、横首振りもできるように構成されている。
そして、この解体装置30においても、旋回駆動手段や送り駆動手段、レーザーヘッド上下駆動手段など(不図示)を例えばオペレーションフロア5に置かれた操作盤40で遠隔操作し、レーザー照射によってコンクリート構造物1を切断分離することができる。よって、このように解体装置30を構成した場合であっても、本実施形態同様の作用効果を得ることができる。
また、この解体装置30においても、旋回駆動手段や送り駆動手段、コアドリル駆動手段など(不図示)を例えばオペレーションフロア5に置かれた操作盤40で遠隔操作し、コアドリル39fでコンクリート構造物1に孔を開け、随時連続的に孔を形成してゆくことによってコンクリート構造物1を切断分離することができる。よって、このように解体装置30を構成した場合であっても、やはり本実施形態同様の作用効果を得ることができる。
また、一つの支持ローラー39hは、回転駆動手段の駆動によって軸線周りに回転駆動し、ワイヤーソー39gを一方向に回転移動させる。また、支持ローラー39hの一部は、移動可能な可動ローラーとされ、この可動ローラーが移動することで、コンクリート構造物1を囲繞する部分のワイヤーソー39gの位置(張力)を調整することができる。
そして、この解体装置30においても、回転駆動手段など(不図示)を例えばオペレーションフロア5に置かれた操作盤40で遠隔操作することにより、ワイヤーソー39gが一方向に回転移動し、このワイヤーソー39gによってコンクリート構造物1を切断分離することができる。よって、このように解体装置30を構成した場合であっても、やはり本実施形態同様の作用効果を得ることができる。
1a ペデスタル
1b 原子炉遮蔽壁
2 ポスト
3 天井走行クレーン
4 従来の解体装置
4a 切断機構
4b 切断片保持機構
5 オペレーションフロア
6 隔離ハウス
7 二次切断ヤード
8 回転台
9 集水パン
10 二次切断手段
11 廃液回収タンク
12 廃液処理装置
15 作業床
16 作業床吊り込み設備
16a 支柱
16b 梁
16c 仮受けベントとしての支柱
17 ホイストレール
18 作業床吊り込みジャッキ
19 チルタンク
20 チルホール
21 ホイストクレーン
22 解体ロボット(解体装置)
23 解体材容器
30 解体装置
31 本体ユニット
32 ワイヤー
33 遠隔吊具(吊具)
33a ワイヤー接続部
33b ユニット接続部
33c 接続ピン
33d 接続機構
34 接続盤部
34a 吊具接続部
35 伸縮機構部
36 解体機構部
37 支持盤
38 保持機構
39 切断機構
39a 旋回支持部
39b 送り部
39c ディスクカッター(切断手段)
39d 高圧水噴出ヘッド(切断手段)
39e レーザーヘッド(切断手段)
39f コアドリル(切断手段)
39g ワイヤーソー(切断手段)
39h 支時ローラー
39i 支持部材
40 操作盤
41 超高圧水発生設備
42 水タンク
43 研磨剤供給装置
44 アシストガス供給設備
45 レーザーヘッド冷却設備
46 ヒューム回収設備
A 原子炉格納容器
O1 コンクリート構造物の中心軸
Claims (2)
- 原子炉格納容器内の円筒状のコンクリート構造物を解体撤去する方法であって、
前記原子炉格納容器の上側に設けられたオペレーションフロア上で、前記コンクリート構造物の内径よりも小径の作業床を構築する作業床構築工程と、
前記オペレーションフロアと前記コンクリート構造物の内部との間で移動可能に前記作業床を吊り下げ支持する作業床吊り込み設備を構築する作業床吊り込み設備設置工程と、
前記作業床を前記コンクリート構造物の内部の所定位置に配置する作業床設置工程と、
解体装置を前記作業床上に配置する解体装置設置工程と、
前記作業床を順次下降させ、遠隔操作した前記解体装置で前記コンクリート構造物を上端部側から解体してゆくコンクリート構造物解体工程とを備えていることを特徴とする原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体方法。 - 原子炉格納容器内の円筒状のコンクリート構造物を解体撤去するための装置であって、
ワイヤーで吊り降すとともに前記コンクリート構造物の上端部側に係合して着脱可能に前記解体装置と前記コンクリート構造物の上端部側を一体に保持する保持機構と、
前記保持機構で前記解体装置と前記コンクリート構造物の上端部側を一体に保持した状態で、前記コンクリート構造物の内部に挿入され、遠隔操作によって前記コンクリート構造物を内面側から周方向に切断して前記コンクリート構造物の上端部側を分離させるための切断機構とを備え、
前記切断機構が具備する切断手段がディスクカッター、高圧水噴出ヘッド、レーザーヘッド、コアドリル、ワイヤーソーのいずれかを備え、
且つ、前記保持機構及び前記切断機構を備える本体ユニットと、前記ワイヤーが接続され、前記本体ユニットに着脱自在に一体に設けられた吊具とを備えており、
前記本体ユニットは、前記吊具と着脱可能に一体に接続される接続盤部と、前記保持機構及び前記切断機構を備える解体機構部と、前記接続盤部と前記解体機構部を接続するとともに、前記接続盤部に対して前記解体機構部を上下方向に進退自在に接続する伸縮機構部とを備えて構成されていることを特徴とする原子炉格納容器内コンクリート構造物の解体装置。
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