JP5971160B2 - サーバ、及びネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、画像を形成する複数の情報機器と通信を行うことによって、情報機器が保存する情報を複数の情報機器から取得するサーバ、及びネットワークシステムに関する。
画像を形成する複数の情報機器と通信を行うことによって、情報機器が保存する情報を複数の情報機器から取得するサーバ及びシステムが知られている。例えば特許文献1では、画像処理装置の消耗品の状態をサービスセンターが取得するシステムが開示されている。特許文献1に開示されたシステムにおいて、サービスセンターは、消耗品の種別情報を含む発注要求データと、消耗品の発注元を識別する通知IDとを画像処理装置から受信する。サービスセンターは、種別情報に基づいて特定される消耗品が、通知IDに基づいて特定される発注元から配送されるように処理する。
サーバと情報機器との通信時に、情報機器を認証する為の認証情報が使用される場合がある。認証情報はサーバによって決定される。認証情報の一例としてPIN(Personal Identification Number)が挙げられる。この場合、情報機器からサーバに対して認証情報が送信され、サーバによって情報機器の認証が行われることによって、情報機器はサーバと通信を行うことが可能な状態になる。通常、1つの認証情報は1つの情報機器を認証する為に使用される。
特開2011−159232号公報
1つの認証情報が1つの情報機器の認証を行うことしかできない場合、複数の情報機器の夫々をサーバに認証させる為には、複数の情報機器の夫々に別々の認証情報を記憶させる必要がある。従って、例えば情報機器の販売者が、複数の情報機器の夫々に個別の認証情報を一括して記憶させる作業(登録作業)を行う場合、登録作業に手間がかかるという問題点がある。
本発明の目的は、複数の情報機器の夫々に対して認証情報を記憶させる登録作業を容易化できるサーバ、及びネットワークシステムを提供することである。
本発明の第一態様に係るサーバは、複数のユーザ識別情報を記憶する記憶手段と、前記複数のユーザ識別情報のうち何れか1つ、及び、第1判断情報と第2判断情報とのうち何れか1つである判断情報を含み、且つ、前記判断情報が前記第1判断情報である場合に、2以上の数を示す第1登録数情報を更に含むコード要求を、情報処理装置から受信する第1受信手段と、前記第1受信手段によって受信された前記コード要求に含まれる前記判断情報が、前記第1判断情報及び前記第2判断情報のうち何れであるか判断する第1判断手段と、前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第1判断情報であると判断された場合、第1認証コードを生成する第1生成手段と、前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードを、前記情報処理装置へ送信する第1送信手段と、前記第1受信手段によって受信した前記コード要求に含まれる前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードとを関連付けて、前記記憶手段に記憶させる第1制御手段と、前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第2判断情報であると判断された場合、第2認証コードを生成する第2生成手段と、前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードを、前記情報処理装置へ送信する第2送信手段と、前記第1受信手段によって受信した前記コード要求に含まれる前記ユーザ識別情報と、前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードと、1を示す第2登録数情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させる第2制御手段と、前記第1認証コード及び前記第2認証コードのうち何れか1つである特定認証コード、及び、情報機器を識別する情報機器識別情報を含む接続要求を、前記情報機器から受信する第受信手段と、前記第2受信手段によって受信した前記接続要求に含まれる前記特定認証コードに関連付けて前記記憶手段に記憶された前記第1登録数情報又は前記第2登録数情報である特定登録数情報が、1以上の数を示しているか判定する第手段と、前記第手段により、前記特定登録数情報が1以上の数を示していると判断された場合、前記第2受信手段によって受信した前記接続要求に含まれる前記特定認証コードと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報である特定ユーザ識別情報と、前記接続要求に含まれる前記情報機器識別情報とを対応付けて、前記記憶手段に記憶させる第制御手段と、前記特定登録数情報が示す数を減算する第4制御手段と、前記情報機器によるアクセスを許可する許可情報を生成する第3生成手段と、前記情報機器へ、前記第3生成手段によって生成された前記許可情報を送信する第送信手段と、を備えている。
第一態様に係るサーバは、複数台分の情報機器の認証が可能な第1認証コードか、又は、1台分の情報機器の認証が可能な第2認証コードを作成する。作成された第1認証コードが複数の情報機器の夫々に登録されることによって、複数の情報機器の夫々はサーバと通信可能な状態になる。従って、複数の情報機器を管理する者(例えば、複数の情報機器の販売者)は、複数の情報機器に対応する共通の第1認証コードを、複数の情報機器の夫々に一括して入力できる。複数の情報機器を管理する者は、複数の情報機器の夫々に対応する認証コードを、複数の情報機器の夫々に別々に登録する必要がない為、認証コードの登録を容易化できる。
第一態様において、前記第1制御手段は、第1有効期限を示す第1有効期限情報を、前記ユーザ識別情報、前記第1登録数情報、及び、前記第1認証コードに関連付けて、前記記憶手段に記憶し、前記第2制御手段は、第2有効期限を示す第2有効期限情報を、前記ユーザ識別情報、前記第2登録数情報、及び、前記第2認証コードに関連付けて、前記記憶手段に記憶し、前記第2受信手段によって前記接続要求が受信された場合、前記記憶手段に記憶された前記第1有効期限情報及び前記第2有効期限情報のうち、前記接続要求に含まれる前記特定認証コードに関連付けられた特定有効期限情報によって示される有効期限内に、前記接続要求を受信したか判断する第3判断手段を更に備え、前記第2判断手段は、前記第3判断手段によって、前記特定有効期限情報によって示される前記有効期限内に前記接続要求を受信したと判断された場合にのみ、前記特定登録数情報が1以上の数を示しているか判断してもよい。サーバは、有効期間内に接続要求を受信しない場合、接続要求を送信した情報機器との通信を許可しない。サーバは、接続要求を受け付ける期間を有効期間内に制限することで、情報機器との通信のセキュリティを向上させることができる。
第一態様において、前記第1有効期限は、前記第2有効期限よりも長くてもよい。これによって、複数の情報機器を管理する者は、第1認証コードを用いて複数の情報機器をサーバに登録することが容易に可能となる。なお、第2認証コードによる認証が可能な情報機器は1台である為、1台の情報機器を管理する者は、第2認証コードの有効期間が短くても、1台の情報機器をサーバに登録することができる。
第一態様において、前記第1認証コード、第1数のであり、前記第2認証コードは、第2数の桁であり、前記第2数の桁は、前記第1数の桁より少ない桁数であってもよい。サーバは、第1数桁の第1認証コードによって、接続要求を送信した情報機器を認証する。第1数の桁第2数の桁よりも大きいので、第1認証コードは第2識別コードよりも解読され難い。従ってサーバは、第1認証コードに対応する有効期間内に第1認証コードが第3者に不用意に使用されることを防止し、通信の秘匿性が低下することを抑制できる。
第一態様において、前記第1生成手段は、前記第1判断手段によって前記判断情報が前記第1判断情報であると判断された場合、第1桁の前記第1認証コードを生成し、前記第1送信手段は、前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードを、前記情報処理装置に送信し、前記第1制御手段は、前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1認証コードと、第1有効期限を示す第1有効期限情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、前記第2生成手段は、前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第2判断情報であると判断された場合、前記第1桁よりも小さい桁数である第2桁の前記第2認証コードを生成し、前記第2送信手段は、前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードを、前記情報処理装置に送信し、前記第2制御手段は、前記ユーザ識別情報と、前記第2登録数情報と、前記第2認証コードと、前記第1有効期限よりも短い第2有効期限を示す第2有効期限情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、前記第2受信手段によって前記接続要求が受信された場合、前記記憶手段に記憶された前記第1有効期限情報及び前記第2有効期限情報のうち、前記接続要求に含まれる前記特定認証コードに関連付けられた特定有効期限情報によって示される有効期限内に、前記接続要求を受信したか判断する第3判断手段を更に備え、前記第2判断手段は、前記第3判断手段によって、前記特定有効期限情報によって示される前記有効期限内に前記接続要求を受信したと判断された場合にのみ、前記特定登録数情報が1以上の数を示しているか判断し、前記コード要求は、期限情報を含み、前記第1受信手段によって、前記第1判断情報と前記期限情報とを含む前記コード要求が受信された場合、前記期限情報によって示される期限が第1期限内であるか判断する第4判断手段と、前記第1受信手段によって、前記第2判断情報と前記期限情報とを含む前記コード要求が受信された場合、前記期限情報によって示される期限が、前記第1期限よりも短い第2期限内であるか否かを判断する第5判断手段とを更に備え、前記第1送信手段は、前記第4判断手段によって前記第1期限内であると判断された場合のみ、前記第1認証コードを前記情報処理装置に送信し、前記第1制御手段は、前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1認証コードと、前記期限情報によって示される期限を前記第1有効期限として示す前記第1有効期限情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、前記第2送信手段は、前記第5判断手段によって前記第2期限内であると判断された場合のみ、前記第2認証コードを前記情報処理装置に送信し、前記第2制御手段は、前記ユーザ識別情報と、前記第2登録数情報と、前記第2認証コードと、前記期限情報によって示される期限を前記第2有効期限として示す前記第2有効期限情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させさせてもよい。
第一態様において、前記第1制御手段は、前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1認証コードと、前記第1判断情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、前記第2制御手段は、前記ユーザ識別情報と、前記第2登録数情報と、前記第2認証コードと、前記第2判断情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、前記第3制御手段は、前記情報機器識別情報と、前記特定ユーザ識別情報と、前記第1判断情報及び前記第2判断情報のうち前記特定認証コードと関連付けて前記記憶手段に記憶された特定判断情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、特定の情報機器識別情報を含む削除要求を受信する第3受信手段と、前記特定の情報機器識別情報に前記第1判断情報が関連付けて前記記憶手段に記憶されている場合、前記特定の情報機器識別情報を前記記憶手段から削除しないと判断し、前記第2判断情報が関連付けて記憶されている場合、前記特定の情報機器識別情報を前記記憶手段から削除すると判断する第6判断手段と、前記第6判断手段によって、前記特定の情報機器識別情報を削除すると判断された場合、前記特定の情報機器識別情報を前記記憶手段から削除する削除手段とを更に備えてもよい。サーバは、情報処理装置からの削除要求に応じて、記憶手段に記憶された情報機器識別情報を削除できる
第一態様において、前記第3送信手段は、前記情報機器の状況を示すデバイス状況情報を、前記情報機器が前記サーバに送信するために必要な認証情報を、前記許可情報として前記情報機器に送信し、前記デバイス状況情報は、前記情報機器によって実行された印刷の量、又は、前記情報機器の消耗材の消耗品の状況を示してもよい。
本発明の第2態様に係るネットワークシステムは、ネットワークを介して通信が可能なサーバと情報処理装置と情報機器とを備えたネットワークシステムであって、前記サーバは、複数のユーザ識別情報を記憶する記憶手段と、前記複数のユーザ識別情報のうち何れか1つ、及び、第1判断情報と第2判断情報とのうち何れか1つである判断情報を含み、且つ、前記判断情報が前記第1判断情報である場合に、2以上の数を示す第1登録数情報を更に含むコード要求を、情報処理装置から受信する第1受信手段と、前記第1受信手段によって受信された前記コード要求に含まれる前記判断情報が、前記第1判断情報及び前記第2判断情報のうち何れであるか判断する第1判断手段と、前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第1判断情報であると判断された場合、第1認証コードを生成する第1生成手段と、前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードを、前記情報処理装置へ送信する第1送信手段と、前記第1受信手段によって受信した前記コード要求に含まれる前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードとを関連付けて、前記記憶手段に記憶させる第1制御手段と、前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第2判断情報であると判断された場合、第2認証コードを生成する第2生成手段と、前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードを、前記情報処理装置へ送信する第2送信手段と、前記第1受信手段によって受信した前記コード要求に含まれる前記ユーザ識別情報と、前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードと、1を示す第2登録数情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させる第2制御手段と、前記第1認証コード及び前記第2認証コードのうち何れか1つである特定認証コード、及び、情報機器を識別する情報機器識別情報を含む接続要求を、前記情報機器から受信する第受信手段と、前記第2受信手段によって受信した前記接続要求に含まれる前記特定認証コードに関連付けて前記記憶手段に記憶された前記第1登録数情報又は前記第2登録数情報である特定登録数情報が、1以上の数を示しているか判定する第手段と、前記第手段により、前記特定登録数情報が1以上の数を示していると判断された場合、前記第2受信手段によって受信した前記接続要求に含まれる前記特定認証コードと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報である特定ユーザ識別情報と、前記接続要求に含まれる前記情報機器識別情報とを対応付けて、前記記憶手段に記憶させる第制御手段と、前記特定登録数情報が示す数を減算する第4制御手段と、前記情報機器によるアクセスを許可する許可情報を生成する第3生成手段と、前記情報機器へ、前記第3生成手段によって生成された前記許可情報を送信する第送信手段と、を備え、前記情報機器は、前記第1送信手段、又は、前記第2送信手段によって前記情報処理装置に送信された認証コードが入力された場合に、前記接続要求を前記サーバに対して送信する第送信手段と、前記第送信手段により送信された前記許可情報に基づいて、前記サーバと通信する通信手段とを備えている。第二態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
ネットワークシステム1の概要、及び、サーバ11、情報処理装置12、情報機器13の電気的構成を示す図である。 第1テーブル241及び第2テーブル242を示す図である。 通信シーケンスを示す図である。 第1処理のフローチャートである。 第1処理のフローチャートであって、図4の続きである。 PIN作成処理のフローチャートである。 接続処理のフローチャートである。 一覧応答処理のフローチャートである。 状態応答処理のフローチャートである。 削除処理のフローチャートである。 確認応答処理のフローチャートである。 第2処理のフローチャートである。 第3処理のフローチャートである。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1を参照し、ネットワークシステム1について説明する。ネットワークシステム1は、サーバ11、複数の情報処理装置12、及び複数の情報機器13を備える。サーバ11、複数の情報処理装置12、及び、複数の情報機器13は、ネットワーク2を介して通信を行うことができる。サーバ11及び情報処理装置12は、例えば、Webサーバである。情報機器13は、画像を印刷媒体に印刷するプリンタ装置である。ネットワーク2は、例えば、インターネットである。サーバ11は、複数の情報機器13の夫々が保存している情報を、複数の情報機器13の夫々から受信する。情報機器13が保存している情報は、例えば、機器状態情報である。機器状態情報は、情報機器13の機器状態を示す。機器状態情報は、例えば、情報機器13によって印刷された印刷媒体の枚数、または、消耗品の消耗度合を示す情報である。機器状態情報は、消耗品の度合いとして、例えば、インクを用いて印刷する情報機器13の場合、インクの残量を検知するセンサーの値を示す情報であっても良い。また、機器状態情報は、機器状態として、例えば、トナーを用いて印刷する情報機器13の場合、トナーの残量を検知するセンサーの値を示す情報であっても良い。また、機器状態情報は、例えば、情報機器13が、画像を読み取る画像読取装置または印刷装置の場合、原稿を搬送するローラの回転回数を示す情報であっても良い。機器状態情報は、上述の機器状態以外に、印刷装置または画像読取装置の状態を示す情報であれば良い。また、情報機器13として、所定の画像を刺繍可能なミシンであってもよい。また、情報機器13として、画像読み取り可能なスキャナ装置、または、撮影装置であっても良い。
なお、サーバ11はWebサーバに限定されず、汎用的なPCまたはサーバであってもよい。情報処理装置12はWebサーバに限定されず、汎用的なコンピュータまたはサーバであってもよい。情報機器13はプリンタ装置に限定されず、コピー機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、及び、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の各機能を1つの筐体内に収納した複合機等であってもよい。本実施形態では、図1に図示しない端末装置が、情報処理装置12またはサーバ11にネットワークを介してアクセスする。端末装置は、例えば、汎用的なコンピュータであっても良いし、携帯端末(PDA、スマートフォン、タブレットコンピュータ等)であってもよい。
上述の端末装置は、情報処理装置12にアクセスすることで、情報処理装置12より提供されるサービスを利用する。具体的には、まず、サーバ11は、サーバ11とネットワークを介して接続可能な複数の情報機器13の夫々から機器状態情報を受信する。そして、サーバ11は、情報機器13から送信された機器状態情報を情報処理装置12へ送信する。情報処理装置12は、受信した機器状態情報を端末装置に閲覧可能にする。なお、情報処理装置12は、複数存在してもよい。この場合、複数の情報処理装置12でそれぞれサービスが実行される。
サーバ11の電気的構成について説明する。サーバ11は、サーバ11を制御するCPU21を備える。CPU21は、ROM22、RAM23、ハードディスクドライブ(HDD)24、通信インタフェース(I/F)25、及びドライブ装置26と電気的に接続する。CPU21として、汎用的なプロセッサーが用いられても良い。ROM22には、ブートプログラム、OS(Operating System)、及びBIOS(Basic Input Output System)等が記憶される。RAM23には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。
HDD24には、CPU21に第1処理(図4〜図11参照、後述)を実行させるためのプログラムが記憶される。またHDD24には第1テーブル241及び第2テーブル242(図2参照、後述)が記憶される。通信I/F25は、サーバ11をネットワーク2に接続するためのインタフェースである。ドライブ装置26は、記憶媒体261に記憶された情報を読み出す。例えばサーバ11のセットアップ時、記憶媒体261に記憶されたプログラムは、ドライブ装置26によって読み出され、HDD24に記憶される。なお、プログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされて、HDD24に記憶されてもよい。HDD24の代わりにフラッシュメモリ、ROM、RAM等のいずれかが用いられてもよい。HDD24の代わりに種々のメモリを用いることができる。HDD24として、コンピュータが読み取り可能な媒体であれば良い。また、HDDとして、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば良い。なお、コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、一時的に伝送される信号を含まなくても良い。
情報処理装置12の電気的構成について説明する。情報処理装置12は、情報処理装置12を制御するCPU31を備える。CPU31として、汎用的なプロセッサーが用いられても良い。CPU31は、ROM32、RAM33、入力部34、表示部35、HDD36、通信I/F37、及びドライブ装置38と電気的に接続する。ROM32には、ブートプログラム、OS、及びBIOS等が記憶される。RAM33には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。情報処理装置12は、入力部34または表示部35を備えても良い。入力部34はキーボード及びマウスである。表示部35はディスプレイである。HDD36には、CPU31に第2処理(図12参照、後述)を実行させるためのプログラムが記憶される。またHDD36には、サーバ11のIPアドレスが記憶される。またHDD36には、後述するアカウント情報、台数情報、期間情報、及び、フラグ情報が対応付けて記憶される。
通信I/F37は、情報処理装置12をネットワーク2に接続するためのインタフェースである。ドライブ装置38は、記憶媒体381に記憶された情報を読み出す。例えば情報処理装置12のセットアップ時、記憶媒体381に記憶されたプログラムは、ドライブ装置38によって読み出され、HDD36に記憶される。なお、プログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされて、HDD36に記憶されてもよい。HDD36の代わりにフラッシュメモリー、ROM、RAM等のいずれかが用いられてもよい。HDD36の代わりに種々のメモリを用いることができる。HDD36として、コンピュータが読み取り可能な媒体であれば良い。また、HDD36として、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば良い。なお、コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、一時的に伝送される信号を含まなくても良い。
情報機器13の電気的構成について説明する。情報機器13は、情報機器13を制御するCPU41を備える。CPU41として、汎用的なプロセッサーが用いられても良い。CPU41は、ROM42、RAM43、フラッシュメモリ44、入力部45、表示部46、印刷部47、通信I/F48、及びドライブ装置49と電気的に接続する。ROM42には、ブートプログラム、BIOS、機器ID(後述)、及び、CPU41に第3処理(図13参照、後述)を実行させるためのプログラム等が記憶される。RAM43には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。フラッシュメモリ44にはPINコード及びシリアル番号(後述)が記憶される。またフラッシュメモリ44には、サーバ11のIPアドレスが記憶される。入力部45はタッチパネル及び押ボタンである。表示部46は液晶パネルである。印刷部47は、印刷媒体に画像を印刷する為の印刷機構である。通信I/F48は、情報機器13をネットワーク2に接続するためのインタフェースである。ドライブ装置49は、記憶媒体491に記憶された情報を読み出す。
情報処理装置12は、HDD36に記憶されたIPアドレスを使用してサーバ11と通信を行い、サーバ11とセッションを形成させる。サーバ11は、情報処理装置12からIPアドレス及びサービスIDを取得し、取得したIPアドレス及びサービスIDを対応付けてHDD24に記憶する。サーバ11は、情報処理装置12のIPアドレスを、サービスIDに基づいて特定することが可能となる為、サービスIDで示される情報処理装置12と通信を行うことが可能となる。情報機器13は、フラッシュメモリ44に記憶されたIPアドレスを使用してサーバ11とセッションを形成させる。サーバ11は、情報機器13とのセッションが形成された後、情報機器13からIPアドレス及び機器IDを取得し、取得したIPアドレス及び機器IDを対応付けてHDD24に記憶する。サーバ11は、機器IDからIPアドレスを特定することが可能となる為、機器IDで示される情報機器13と通信を行うことが可能となる。なお、IPアドレスの代わりに、URL(Uniform Resource Locator)が用いられても良い。
ネットワーク2を介して情報機器13がサーバ11と通信を行う場合、情報機器13は、サーバ11に対して送信するデータにトークンを付加する必要がある。トークンはサーバ11によって作成される。サーバ11は、PIN(Personal Identification Number)コードによる認証に成功した情報機器13にトークンを送信する。従って、情報機器13がサーバ11から受信したトークンを使用してサーバ11と通信を開始する為には、情報機器13を認証するPINコードが情報機器13のRAM42に記憶される必要がある。
例えば、情報機器13の販売者が、複数の情報機器13を納入先に納入する場合を例に挙げる。この場合、販売者が複数の情報機器13の夫々に個別のPINコードを記憶させる作業(以下「登録作業」という。)は手間がかかる。これに対してサーバ11は、複数台の情報機器13を認証することが可能なPINコードを作成できる。従って、販売者は、複数台の情報機器13に共通のPINコードを記憶させることができる為、販売者によるPINコードの登録作業は容易化される。
また、サーバ11は、1台の情報機器13を認証することが可能なPINコードも作成できる。従って、情報機器13を1台のみ管理する者は、1台の情報機器13を認証することが可能なPINコードを使用して登録作業を行うことができる。
以下、情報処理装置12によって提供されるサービスを利用する者を、「システムユーザ」という。情報機器13を使用する者を、「機器ユーザ」という。機器ユーザに情報機器13を納入した納入者を、「ディーラー」という。なお、情報処理装置12が提供するサービスを機器ユーザ又はディーラーが利用する場合、機器ユーザ又はディーラーがシステムユーザであることになる。例えば、ディーラーは、機器ユーザと契約を結んで情報機器13を納入する際に、機器ユーザの登録を代行することがある。特に多数のデバイスを契約する際に、機器ユーザが登録作業をするのは手間を要するため、ディーラーが一括で代行登録を行場合がある。この場合、ディーラーのアカウントを用いることで、機器ユーザのアカウントの代行として、情報機器を登録できる。
図2を参照し、第1テーブル241及び第2テーブル242について説明する。第1テーブル241及び第2テーブル242は、アカウント毎に設けられる。第1テーブル241には、PINコード、フラグ情報、期間情報、及び台数情報が対応付けられて記憶される。第2テーブル242には、機器ID、及びシリアル番号が対応付けて記憶される。
アカウントは、情報処理装置12を介してシステムユーザがサーバ11にPINコードの作成を要求する場合に必要な識別情報である。図2の場合、第1テーブル241及び第2テーブル242は、共通のアカウント「1」に関連づけられている。第1テーブル241のPINコードは、複数の数字である。詳細は後述するが、複数台設定のためのPINコードの桁数(第1桁数、18桁)は、1台を設定するためのPINコードの桁数(第2桁数、6桁)よりも多い。フラグ情報は、アカウントが共通する第2テーブル242に記憶される機器IDの削除を許可するか否かを示す。フラグ情報「1」は、フラグ情報「1」と対応付けられた機器IDの削除を許可することを示す。フラグ情報「0」は、フラグ情報「0」と対応付けられた機器IDの削除を許可しないことを示す。ディーラーによって契約の元で登録された情報機器13を登録するためのPINコードにはフラグ情報「0」が対応付けられる。一方、通常は、PINコードにはフラグ情報「1」が対応付けられる。フラグ情報が「0」である場合、フラグ情報「0」と対応付けられたPINコードを用いて登録された機器IDは、契約のためにシステムユーザが自由に削除できない機器IDである。期間情報により示される有効期間は、PINコードが有効な期間を示す。長い桁数のPINコードの有効期間の取り得る範囲は「1〜30日」であり、短いPINコードの有効期間の取り得る範囲は「1〜15分」である。台数情報により示される登録可能台数は、対応付けられたPINコードによって認証することが可能な情報機器13の台数を示す。短いPINコードに対応付けられた登録可能台数の取り得る範囲は「1台」である。
第2テーブル242の機器IDは、情報機器13を識別する為の固有の識別情報である。機器IDは、例えば、情報機器13の製造過程で、製造者によって情報機器13のROM42に記憶される。機器IDの例として、情報機器13のMACアドレスが挙げられる。シリアル番号は、複数の情報機器13の夫々を識別する為の一連の番号である。シリアル番号は、情報機器13の製造者によってフラッシュメモリ44に記憶される。
第2テーブル242の機器ID及びシリアル番号は、「共通アカウント1」の第1テーブル241のPINコードを使用して情報機器13がサーバ11と接続した場合、共通アカウント「1」の第2テーブル242に記憶される。また、第1テーブル241のPINコードは、登録可能台数分の情報機器13にPINコードが設定された場合に消去される。
図4から図11のフローチャートを参照し、サーバ11のCPU21によって実行される第1処理について説明する。CPU21は、サーバ11の電源をONする操作が行われた場合に、HDD24に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、第1処理を開始する。
図4に示すように、CPU21は、情報処理装置12から送信されたアカウント作成要求データを受信したか判断する(S11)。例えば、情報処理装置12にアクセス可能な端末装置は、ネットワーク2を介して、情報処理装置12へ、アカウントの作成を要求する指示を送信する。情報処理装置12は、端末装置から指示を受け付けた場合に、図3のS501で、アカウント作成要求データをサーバ11に送信する。CPU21は、アカウント作成要求データを受信したと判断した場合(S11:YES)、アカウントを作成する(S13)。CPU21は、作成したアカウントをHDD24に記憶する。CPU21は、作成されたアカウントを含むアカウント通知データを、アカウント作成要求データを送信した情報処理装置12へ送信する(S13)。CPU21は、S11を再度実行する。
情報処理装置12のCPU31は、アカウント通知データを受信した後、図3のS507で、任意の時間に、サーバ11へPIN取得要求データを送信する。PIN取得要求データは、情報処理装置12のCPU31がPINコードの作成及び取得を要求する為のデータである。PIN取得要求データは、アカウント情報、台数情報、期間情報、及びフラグ情報を含む。CPU21は、アカウント作成要求データを受信せず、PIN取得要求データを受信したと判断した場合(S11:NO、S15:YES)、図6に示すPIN作成処理を実行する(S17)。
図6を参照し、PIN作成処理について説明する。CPU21は、受信されたPIN取得要求データに含まれるアカウントが、HDD24に記憶されているか判断する(S51)。CPU21は、アカウントがHDD24に記憶されていないと判断した場合(S51:NO)、図4のS11を再度実行する。
CPU21は、アカウントがHDD24に記憶されていると判断した場合(S51:YES)、PIN取得要求データに含まれるフラグ情報が「0」であるか判断する(S52)。フラグ情報が「0」である場合、PINコードで登録される情報機器13は、契約のためにユーザが自由に削除できない情報機器13となる。CPU21は、フラグ情報が「0」であると判断した場合(S52:YES)、PIN取得要求データに含まれる期間情報で示される有効期間が所定期間(1〜30日)内であるか判断する(S53)。CPU21は、有効期間が所定期間よりも大きいと判断した場合(S53:NO)、図4のS11を再度実行する。
CPU21は、有効期間が所定期間内であると判断した場合(S53:YES)、第1桁数(例えば18桁)の第1PINコードを作成する(S55)。CPU21は、作成された第1PINコードを含むPIN応答データを、PIN取得要求データを送信した情報処理装置12へ送信する(S57)。CPU21は、作成された第1PINコードを、S13で作成されたアカウントに関連付けて第1テーブル241に記憶する(S63)。CPU21は、PIN取得要求データに含まれる台数情報、期間情報、及びフラグ情報「0」を、第1PINコードに対応付けて第1テーブル241に記憶する(S63)。なお、第1テーブル241に記憶された台数情報で示される登録可能台数、及び、期間情報で示される有効期間を、夫々、「第1登録数」及び「第1期間」ともいう。CPU21は時刻をOSから取得する(S64)。CPU21は図4のS11を再度実行する。
一方、PIN取得要求データに含まれるフラグ情報が「1」である場合、そのPINによって登録されたデバイスはユーザが自由に削除できる。CPU21は、フラグ情報が「1」であると判断した場合(S52:NO)、PIN取得要求データに含まれる期間情報で示される有効期間が、所定期間(1〜15分)内であるか判断する(S58)。CPU21は、有効期間が所定期間外よりも大きいと判断した場合(S58:NO)、図4のS11を再度実行する。
なお、CPU21は、S52でフラグ情報に基づいて判断する代わりに、次の方法で判断してもよい。情報処理装置12は、サーバ11に送信するPIN取得要求データに、要求するPINコードが第1PINコードと第2PINコードとの何れであるかを示す情報を含めてもよい。例えば、第1PINコードと第2PINコードとの何れであるかを示す情報として、第1PINコードを発行するURLと、第2PINコードを発行するURL等が、用いられても良い。CPU21は、受信したPIN取得要求データに基づき、第1PINコードが要求されたと判断した場合に、S53を実行し、第2PINコードが要求されたと判断した場合に、S58を実行してもよい。
CPU21は、有効期間が所定期間内であると判断した場合(S58:YES)、第1桁数よりも少ない第2桁数(例えば6桁)の第2PINコードを作成する(S59)。CPU21は、作成された第2PINコードを含むPIN応答データを、PIN取得要求データを送信した情報処理装置12へ送信する(S61)。CPU21は、作成された第2PINコードを、S13で作成されたアカウントに対応付けて第1テーブル241に記憶する(S63)。CPU21は、PIN取得要求データから取得された台数情報(登録可能台数「1」)、期間情報、及びフラグ情報「1」を、第2PINコードに対応付けて第1テーブル241に記憶する(S63)。なお、第1テーブル241に記憶された台数情報で示される登録可能台数、及び、期間情報で示される有効期間を、夫々、「第2登録数」及び「第2期間」ともいう。CPU21は時刻をOSから取得する(S64)。CPU21は図4のS11を再度実行する。
上述において、第1PINコードに複数台の登録可能台数を示す台数情報が対応付けられることによって、第1PINコードは複数台の情報機器13によって使用可能となる。一方、第2PINコードには登録可能台数「1」の台数情報が対応付けられる為、第2PINコードは1台の情報機器13のみが使用可能となる。
なお、上述においてCPU21が、第1PINコードの桁数(第1桁数)を第2PINコードの桁数(第2桁数)よりも多くした理由は、第1PINコードの有効期間が第2PINコードの有効期間よりも長くなる為である。PINコードの有効期限が長い場合、PINコードが解読される可能性が高くなるので、第1PINコードの桁数は多く設定される。これによって、第3者にPINコードが解読される可能性は低くなり、PINコードの秘匿性は高くなる。
又、CPU21が、第1PINコードに対応付ける第1期間を、第2PINコードに対応付ける第2期間よりも長くした理由は、第1PINコードが複数台の情報機器13を認証する為のPINコードとして使用される為である。第1PINコードに対応付けられる有効期間を長くすることによって、複数台の情報機器13に第1PINコードを記憶させる登録作業に時間を要する場合でも、ディーラーは、登録作業を適切に行うことができる。
情報処理装置12は、PIN応答データを受信した場合、受信されたPIN応答データに含まれるPINコード(第1PINコード又は第2PINコード)を取得する。システムユーザは、取得されたPINコードを情報機器13に記憶させる登録作業を行う。情報機器13は、システムユーザの登録作業によってPINコードを受け付けた場合、図3のS513で、サーバ11へ接続要求データを送信する。接続要求データは、情報機器13のCPU41がサーバ11との通信を可能化することを要求する為のデータである。
サーバ11のCPU21は、接続要求データを受信したと判断した場合(S15:NO、S19:YES)、図7に示す接続処理を実行する(S21)。
図7を参照し、接続処理について説明する。CPU21は、第1テーブル241のうち、受信された接続要求データに含まれるPINコードに対応付けられた期間情報と、図6のS64で取得された時刻とに基づいて、有効時刻を特定する(S70)。具体的には、CPU21は、現在の時刻を、サーバ11のOSから取得する。特定された有効時刻が、現在時刻よりも過去である場合、PINコードは無効である。CPU21は、その場合(S71:NO)、図4のS11を再度実行する。
一方、特定された有効時刻が現在時刻よりも未来である場合、PINコードは有効である。CPU21は、その場合(S71:YES)、CPU21は、第1テーブル241のうち受信された接続要求データに含まれるPINコードに対応付けられた台数情報で示される登録可能台数(第1登録数又は第2登録数)が1以上であるかを判断する(S73)。登録可能台数が0である場合、CPU21は、登録可能台数が1以上でないと判断する。登録可能台数が0である場合、PIN取得要求データによって要求された台数分の情報機器13に対してPINコードが既に登録されている。CPU21は、登録可能台数が1以上であると判断しなかった場合(S73:NO)、図4のS11を再度実行する。
CPU21は、登録可能台数が1以上であると判断した場合(S73:YES)、接続要求データに含まれる機器ID及びシリアル番号を対応付けて、第2テーブル242に記憶する(S83)。CPU21は、登録可能台数から1減算することによって、登録可能台数を更新する(S85)。CPU21は、更新された登録可能台数が0であるかを判断する(S87)。CPU21は、更新された登録可能台数が0であると判断しなかった場合(S87:NO)、つまり、登録可能台数が1以上であると判断した場合、S91を実行する。CPU21は、登録可能台数が0であると判断した場合(S87:YES)、対応するPINコードを第1テーブル241から削除する(S89)。CPU21は、機器情報応答データを送信した情報機器13へトークン通知データを送信する(S91)。トークン通知データは、トークンを示す情報を含む。トークンは、情報機器13がサーバ11と通信を行うために必要な情報である。CPU21は、情報機器13毎に別々のトークンを作成する。CPU21は、図4のS11を再度実行する。
なおCPU21は、特定された有効時刻が現在時刻よりも未来である場合(S71:YES)、第2テーブル242の機器IDの総数を算出してもよい。CPU21は、第1テーブル241のうち受信された接続要求データに含まれるPINコードに対応付けられた台数情報で示される登録可能台数(第1登録数又は第2登録数)と、S72で算出された総数とを比較してもよい(S73)。CPU21は、算出された総数が登録可能台数よりも大きいと判断した場合(S73:NO)、図4のS11を再度実行してもよい。CPU21は、算出された総数が登録可能台数以下であると判断した場合(S73:NO)、接続要求データに含まれる機器ID及びシリアル番号を対応付けて、第2テーブル242に記憶し(S83)、トークン通知データを送信してもよい(S91)。
図4に示すように、CPU21は、接続要求データを受信していないと判断した場合(S19:NO)、情報処理装置12から送信された一覧要求データを受信したか判断する(S23)。一覧要求データは、第2テーブル242に記憶された機器ID及び番号情報のアカウント毎の一覧を、情報処理装置12が要求する為のデータである。一覧要求データはアカウント情報を含む。CPU21は、一覧要求データを受信したと判断した場合(S23:YES)、一覧応答処理(図8参照)を実行する(S25)。
図8を参照し、一覧応答処理について説明する。CPU21は、受信された一覧要求データにアカウント情報が含まれているか判断する(S101)。CPU21は、一覧要求データにアカウント情報が含まれていないと判断した場合(S101:NO)、図4のS11を再度実行する。CPU21は、一覧要求データにアカウント情報が含まれていると判断した場合(S101:YES)、第2テーブル242のうち一覧要求データに含まれているアカウント情報に関連付けられた機器ID及び番号情報を取得する(S103)。CPU21は、取得された機器ID及び番号情報を含む一覧応答データを、一覧要求データを送信した情報処理装置12へ送信する(S105)。CPU21は、図4のS11を再度実行する。
CPU21は、一覧要求データを受信していないと判断した場合(S23:NO)、図5に示すように、情報処理装置12から送信された状態要求データを受信したか判断する(S27)。状態要求データは、第2テーブル242に記憶された機器IDの情報機器13が保存する機器状態情報の取得を、情報処理装置12が要求する為のデータである。状態要求データは機器IDを含む。CPU21は、状態要求データを受信したと判断した場合(S27:YES)、状態応答処理(図9参照)を実行する(S29)。
図9を参照し、状態応答処理について説明する。CPU21は、受信された状態要求データに機器IDが含まれているか判断する(S111)。CPU21は、状態要求データに機器IDが含まれていないと判断した場合(S111:NO)図4のS11を再度実行する。CPU21は、状態要求データに機器IDが含まれていると判断した場合(S111:YES)、状態要求データに含まれている機器IDの情報機器13と通信を行い、情報機器13から機器状態情報を取得する(S113)。CPU21は、取得された機器状態情報を含む状態応答データを、状態要求データを送信した情報処理装置12へ送信する(S115)。CPU21は、図4のS11を再度実行する。
CPU21は、状態要求データを受信していないと判断した場合(S27:NO)、情報処理装置12から送信された削除要求データを受信したか判断する(S31)。削除要求データは、第2テーブル242に記憶された機器IDの削除を、情報処理装置12が要求する為のデータである。削除要求データはアカウント情報及び機器IDを含む。CPU21は、削除要求データを受信したと判断した場合(S31:YES)、削除処理(図10参照)を実行する(S33)。なお、削除要求データにアカウント情報は含まれていなくてもよい。
図10を参照し、削除処理について説明する。CPU21は、受信された削除要求データにアカウント情報が含まれているか判断する(S121)。CPU21は、削除要求データにアカウント情報が含まれていないと判断した場合(S121:NO)、図4のS11を再度実行する。CPU21は、削除要求データにアカウント情報が含まれていると判断した場合(S121:YES)、第1テーブル241のうち削除要求データに含まれる機器IDに対応付けられたフラグ情報が「1」であるか判断する(S123)。フラグ情報が「0」である場合、第2テーブル242の機器IDの削除は禁止され、フラグ情報が「1」である場合、第2テーブル242の機器IDの削除は許可される。CPU21は、フラグ情報が「0」であると判断した場合(S123:NO)、図4のS11を再度実行する。CPU21は、フラグ情報が「1」であると判断した場合(S123:YES)、第2テーブル242のうち削除要求データに含まれる機器IDを削除する(S125)。CPU21は、図4のS11を再度実行する。
「1」のフラグ情報は、ユーザ個人で自由に使える情報機器13の機器IDに対応付けられ、「0」のフラグ情報は、契約に基づいて設置された情報機器13に対応付けられる。したがって、ユーザは自分のアカウントに関連付けられた情報機器13の機器IDでも、契約で縛られている場合は削除できない。このようにサーバ11は、契約に基づいた複数の情報機器13の全てから機器状態情報を適切に取得できるようにしている。
CPU21は、削除要求データを受信していないと判断した場合(S31:NO)、情報処理装置12から送信された確認要求データを受信したか判断する(S35)。確認要求データは、第1テーブル241に記憶されたPINコード情報及び台数情報(後述)を、情報処理装置12が要求する為のデータである。確認要求データはアカウント情報を含む。CPU21は、確認要求データを受信したと判断した場合(S35:YES)、確認応答処理(図11参照)を実行する(S37)。
図11を参照し、確認応答処理について説明する。CPU21は、受信された確認要求データにアカウント情報が含まれているか判断する(S131)。CPU21は、確認要求データにアカウント情報が含まれていないと判断した場合(S131:NO)、図4のS11を再度実行する。CPU21は、確認要求データにアカウント情報が含まれていると判断した場合(S131:YES)、確認要求データに含まれているアカウント情報に関連付けられた第1テーブル241のPINコード及び台数情報を取得する(S133)。CPU21は、確認要求データに含まれているアカウント情報に関連付けられた第2テーブル242の機器IDの総数を算出する(S134)。CPU21は、S133で取得された台数情報で示される登録可能台数から、S134で算出された総数を減算することによって、登録可能な残りの情報機器13の台数である残り台数を算出する(S135)。CPU21は、S133で取得されたPINコード及び台数情報を含む確認応答データを、確認要求データを送信した情報処理装置12へ送信する(S136)。CPU21は図4のS11を再度実行する。CPU21は、確認要求データを受信していないと判断した場合(S35:NO)、図4のS11を再度実行する。
図12のフローチャートを参照し、情報処理装置12のCPU31によって実行される第2処理について説明する。CPU31は、例えば、情報処理装置12の電源がONされた場合に、HDD36に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、第2処理を開始する。プログラムは、情報処理装置12の電源がONされている状態で常に実行されていてもよい。
CPU31は、PINコードの作成を要求する指示を受け付ける受付画面を端末装置のブラウザに表示させるためのWebページを生成する。CPU31は、ディーラー用の受付画面と、ユーザ用の受付画面との2つを、異なるURLに関連付けて作成する。生成されたWebページが、端末装置により取得されて、ブラウザにより表示される。端末装置のユーザは、PINコードの作成指示を端末装置に入力する。CPU31は、端末装置に入力された作成指示を、端末装置から取得する。
CPU31は、ディーラー用の受付画面を介して作成指示が取得されたと判断した場合(S201:YES)、ディーラーが顧客を選択することができるWebページを生成する。生成されたWebページが、端末装置により取得されて、ブラウザにより表示される。ディーラーによって特定の顧客が選択された場合、CPU31は、選択された特定顧客のアカウントに対する第1PINコードの作成をサーバ11に要求する処理を実行する(S203)。CPU31は、機器ユーザ用の受付画面を介して作成指示が取得されたと判断した場合(S205:YES)、CPU31は、機器ユーザのアカウントに対する第2PINコードの作成をサーバ11に要求する処理を実行する(S207)。CPU31は、端末装置に操作が入力されていないと判断した場合(S205:NO)、S209を実行する。
S203又はS207で、CPU31は次のようにしてPINコード(第1PINコード又は第2PINコード)の作成を要求する(S203、S207)。CPU31は、ユーザまたはディーラーによりユーザアカウントの作成が要求された場合、アカウントの作成をサーバ11に対して要求する為、アカウント作成要求データをサーバ11へ送信する。サーバ11は、アカウント作成要求データを受信した場合、図3のS503でアカウントを作成する。CPU21は、図3のS505で、作成されたアカウントのアカウント情報を含むアカウント通知データを、情報処理装置12へ送信する。
情報処理装置12のCPU31は、サーバ11から送信されたアカウント通知データを受信する。CPU31は、台数情報、期間情報、及び、番号情報を入力可能なWebページを生成する。生成されたWebページが、端末装置により取得されて、ブラウザにより表示される。システムユーザは、PINコードを使用することが可能な情報機器13の台数を端末装置に入力する。システムユーザは、PINコードの有効期間を端末装置に入力する。システムユーザは、PINコードを登録する予定の情報機器13のシリアル番号を端末装置に入力する。CPU31は、アカウント通知データに含まれているアカウント情報、及び、端末装置に入力された台数情報と期間情報と番号情報を含むPIN取得要求データを作成する。CPU31は、ディーラーによって要求されている場合はフラグ情報「0」、または、ユーザによって要求されている場合はフラグ情報「1」を、更にPIN取得要求データに含める。またCPU31は、第2PINコードの作成を要求する場合(S207)、台数情報「1」及び期間情報「15分」を含むPIN取得要求データを作成する。CPU31は、図3のS507で示すように、PIN取得要求データをサーバ11へ送信する。
サーバ11は、PIN取得要求データを受信した場合、図3のS509で、第1PINコード又は第2PINコードを作成する。サーバ11は、図3のS511で、作成された第1PINコード又は第2PINコードを含むPIN応答データを、情報処理装置12に対して送信する。情報処理装置12は、サーバ11から送信されたPIN応答データを受信する。CPU31は、受信されたPIN応答データに第1PINコードが含まれている場合、第1PINコードを情報機器13に記憶させることが可能なダウンロードファイルを作成し、HDD36にダウンロードファイルを記憶する。CPU31は、受信されたPIN応答データに第2PINコードが含まれている場合、第2PINコードを、例えば、端末装置のブラウザに表示させる。具体的には、例えば、PINコードを端末装置のブラウザに表示させるためのWebページが生成される。生成されたWebページが、端末装置により取得されて、ブラウザにより表示される。
なお、情報処理装置12が取得した第1PINコード及び第2PINコードは、システムユーザの登録作業によって情報機器13に記憶される。例えばディーラーは、端末装置を用いて、情報処理装置12にアクセスする。これにより、ディーラーの端末装置は、第1PINコードが登録されたファイルをダウンロードする。ディーラーは、ダウンロードしたファイルを、情報機器13にセットする。ディーラーは、例えば、端末装置を用いて、ダウンロードしたファイルを、情報機器13のフラッシュメモリ44またはRAM43に記憶する。情報機器13のCPU41は、フラッシュメモリ44又はRAM43に記憶された第1PINコードを含む接続要求データをサーバ11に送信することによって、サーバ11と通信を行うことが可能となる。また機器ユーザは、端末装置を用いて、情報処理装置12にアクセスする。これにより、ディーラーの端末装置は、ブラウザに第2PINコードを表示させる。機器ユーザは、ブラウザに表示された第2PINコードを認識し、情報機器13の入力部45を介して第2PINコードを情報機器13に入力する。情報機器13のCPU41は、入力部45を介して入力された第2PINコードをフラッシュメモリ44又はRAM43に記憶する。情報機器13のCPU41は、フラッシュメモリ44又はRAM43に記憶された第2PINコードを含む接続要求データをサーバ11に送信することによって、サーバ11と通信を行うことが可能となる。なお、情報機器13のフラッシュメモリ44又はRAM43にPINコードを記憶させる方法は、上述の方法に限定されない。
CPU31は、第1PINコード又は第2PINコードを受信した後、時刻をOSから取得する(S204)。CPU31は、取得した時刻に基づき、確認処理(S227参照)を実行する所定周期を特定する。CPU31は、「一覧表示」、「削除」、及び「請求書発行」の何れかを選択可能な選択ボタンを端末装置のブラウザに表示させる(S208)。具体的には、S208では選択ボタンを端末装置のブラウザに表示させるためのWebページが生成される。生成されたWebページが、端末装置により取得されて、ブラウザにより表示される。端末装置に対して選択ボタンを選択する入力操作が行われた場合、端末装置は情報通信装置12に対して、選択された情報を送信する。
CPU31は、端末装置から受信した情報に基づき、「一覧要求」を選択する入力操作が端末装置に入力されたか判断する。CPU31は、「一覧要求」を選択する入力操作が端末装置に入力されたと判断した場合(S209:YES)、一覧を作成する処理を実行する(S211)。詳細は次の通りである。CPU31は、S203又はS207で受信されたアカウント情報を含む一覧要求データを作成し、サーバ11に対して送信する。サーバ11は、一覧要求データを受信した場合、機器ID及び番号情報を含む一覧応答データを情報処理装置12に対して送信する。情報処理装置12のCPU31は、サーバ11から受信した一覧応答データに含まれる機器ID及び番号情報を取得する。CPU31は、取得された情報に基づき、機器ID及びシリアル番号を端末装置のブラウザに表示させる。
例えばCPU31は、S203又はS207で端末装置に入力されたシリアル番号のうち、受信された一覧応答データに含まれるシリアル番号以外のシリアル番号を選択し、端末装置のブラウザに表示させてもよい。これによってシステムユーザは、PINコードが登録されていない情報機器13のシリアル番号を認識できる。またCPU31は、アカウント情報を含む確認要求データをサーバ11へ送信してもよい。CPU31は、サーバ11から返信された確認応答データに含まれるPINコード及び台数情報を、端末装置のブラウザに表示させてもよい。システムユーザは、作成を要求したPINコードを使用して登録作業を行うことが可能な残りの情報機器13の台数を確認することができる。
なお、例えばCPU31は、端末装置のメールアドレス宛に、PINコード及び登録可能な残りの台数を含むメールを送信することによって、PINコード及び台数を通知してもよい。端末装置のメールアドレスは、HDD36に予め記憶されていてもよい。
CPU31は、端末装置から受信した情報に基づき、「削除」を選択する入力操作が端末装置に入力されたと判断した場合(S217:YES)、機器IDの削除を要求する処理を実行する(S219)。詳細は次の通りである。CPU31は、アカウント情報をHDD36から読み出す。CPU31は、機器IDを入力可能な入力画面を端末装置のブラウザに表示させる。具体的には、入力画面を端末装置のブラウザに表示させるためのWebページが生成される。生成されたWebページが、端末装置により取得されて、ブラウザにより表示される。端末装置に対して機器IDを入力する入力操作が行われた場合、端末装置は情報通信装置12に対して、入力された機器IDを送信する。CPU31は、HDD36から読み出したアカウント情報、及び、端末装置から受信された機器IDを含む削除要求データを、サーバ11へ送信する。サーバ11は、削除要求データを受信した場合、削除要求データに含まれる機器IDを第2テーブル242から削除する。なお、サーバ11は、フラグ情報「1」に対応付けられた機器IDのみ削除可能となる。
CPU31は、端末装置から受信した情報に基づき、「請求書発行」を選択する入力操作が端末装置に入力されたと判断した場合(S221:YES)、請求書を発行する処理を実行する(S223)。詳細は次の通りである。CPU31は、後述する確認処理(S227)でHDD36に記憶された機器IDを読み出す。確認処理によって記憶される機器IDは、システムユーザによって入力されたシリアル番号に対応する情報機器13の機器IDに相当する。CPU31は、読み出された機器IDを含む状態要求データを、サーバ11へ送信する。サーバ11のCPU21は、状態要求データを受信した場合、機器状態情報を含む状態応答データを、情報処理装置12へ送信する。情報処理装置12のCPU31は、サーバ11から受信した状態応答データに含まれる機器状態情報に基づいて請求書を作成する。システムユーザは、機器状態情報を取得する情報機器13を、機器IDではなくシリアル番号で指定することによって、請求書を発行できる。
CPU31は、端末装置から情報を受信していないと判断した場合(S221:NO)、確認処理の実行タイミングであるか否かを、S204で取得した時刻に基づき判断する(S225)。CPU31は一定の周期で確認処理を実行する。CPU31は、確認処理の実行タイミングでないと判断した場合(S225:NO)、S201を再度実行する。CPU31は、確認処理の実行タイミングであると判断した場合(S225:YES)、PINコードの登録によってサーバ11との通信が可能となった情報機器13の機器IDを確認する処理を実行する(S227)。詳細は次の通りである。CPU31は、任意のアカウントを示すアカウント情報を含む一覧要求データを、サーバ11へ送信する。サーバ11は、一覧要求データを受信した場合、一覧要求データが含むアカウント情報に対応付けられた機器ID及び番号情報を含む一覧応答データを、情報処理装置12へ送信する。情報処理装置12のCPU21は、サーバ11から受信した一覧応答データに含まれる機器ID及びシリアル番号を取得する。CPU31は、S203又はS207で端末装置に対して入力されたシリアル番号を取得する。CPU31は、入力されたシリアル番号に対応付けられた機器IDを、一覧応答データが含む一覧の中から取得する。CPU31は、取得された機器IDを、シリアル番号に対応付けてHDD36に記憶する。
図13のフローチャートを参照し、情報機器13のCPU41によって実行される第3処理について説明する。CPU41は、情報機器13の電源をONする操作が行われた場合に、フラッシュメモリ44に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、第3処理を開始する。
CPU41は、PINコードを受け付けたか判断する(S401)。例えばCPU41は、ネットワーク2またはケーブルを介して接続された端末装置に記憶されたファイルを読み出して、読み出されたファイルに記載されたPINコードを、情報機器13のフラッシュメモリ44またはRAM43に記憶することで、PINコードを受け付ける。または、例えばCPU41は、入力部45を介して入力されたPINコードを受け付ける。CPU41は、PINコードを受け付けていないと判断した場合(S401:NO)、S401を再度実行する。CPU41は、PINコードを受け付けたと判断した場合(S401:YES)、ROM42に記憶された機器ID、およひ、フラッシュメモリ44に記憶された番号情報を取得する。CPU41は、S401で受け付けたPINコード、機器ID及び番号情報を含む接続要求データを作成する。CPU41は、作成された接続要求データをサーバ11へ送信する(S403)。
サーバ11は、接続要求データを受信した場合、トークン通知データを送信する。情報機器13のCPU41は、サーバ11から送信されたトークン通知データを受信する(S408)。CPU41は、受信されたトークン通知データに含まれる情報を取得し、トークンを特定する。ステップS408が実行された後に、CPU41は、サーバ11に対してデータを通信するたびに、特定されたトークンをデータのヘッダに付加して送信する。これによって、CPU41は、サーバ11との間の通信を開始する(S409)。
以上説明したように、例えば複数台の情報機器13を管理するディーラーは、複数台の情報機器13に対応する共通の第1PINコードを、複数の情報機器13の夫々に一括して入力できる。ディーラーは、複数台の情報機器13の夫々に対応するPINコードを、複数台の情報機器13の夫々に別々に登録する必要がない為、PINコードの登録を容易化できる。またCPU21は、第1PINコードの有効期間を、第2PINコードの有効期間以上とすることができる。これによってディーラーは、第1PINコードを用いた登録作業に時間を要する場合でも、複数の情報機器13に対して容易に第1PINコードを登録することが可能となる。
なお、有効期間が長くなるほど、PINコードが解読される可能性は高くなる。これに対してCPU21は、第1PINコードの桁数を、第2PINコードの第2桁数よりも大きい第1桁数とする。第1PINコードの桁数を多くすることによって、有効期間が長くなっても、第1PINコードは解読され難くなる。従ってCPU21は、第1PINコードを含む接続要求データの有効期間を長くした場合でも、第1PINコードが第3者に不用意に使用されることで通信の秘匿性が低下することを抑制できる。
なお、上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。CPU21は、情報処理装置12から受信された台数情報、及び期間情報を第1テーブル241に記憶した(S63)。CPU21は、第1テーブル241に記憶された台数情報で示される登録可能台数、及び、期間情報で示される有効期間に基づいて、接続要求データに応じてトークン通知データを送信するか否かを判断した(S71、S73)。CPU21は、所定の登録可能台数台数を示す台数情報、及び所定の有効期間を示す期間情報を、第1テーブル241に記憶してもよい。例えばCPU21は、第1PINコードを作成した場合、登録可能台数を「100」を示す台数情報、及び、有効期間「30日」を示す期間情報を、第1PINコードに対応づけて第1テーブル241に記憶してもよい。またCPU21は、第2PINコードを作成した場合、登録可能台数「1」を示す台数情報、及び、有効期間「15分」を示す期間情報を、第2PINコードに対応付けて第1テーブル241に記憶してもよい。
第1PINコードの桁数(第1桁数)及び第2PINコードの桁数(第2桁数)は、登録可能台数及び有効期間に応じて可変としてもよい。また、第1PINコードの桁数(第1桁数)は、第1期間及び第1台数の少なくとも一方が大きい程、桁数が大きくなるように決定されてもよい。具体的な決定方法は、例えば次の通りである。CPU21は、台数情報と期間情報との組み合わせ毎に第1桁数及び第2桁数を対応付けたテーブルを、HDD26に記憶してもよい。CPU21は、S53で第1PINコードを作成する場合、PIN取得要求データから取得された台数情報及び期間情報に対応する第1桁数をテーブルに基づいて特定し、特定された第1桁数の第1PINコードを作成してもよい。同様に、CPU21は、S59で第2PINコードを作成する場合、PIN取得要求データから取得された台数情報及び期間情報に対応する第2桁数をテーブルに基づいて特定し、特定された第2桁数の第2PINコードを作成してもよい。なお、CPU21は、第1PINコードに対応付ける有効期間と、第2PINコードに対応付ける有効期間とを同一期間としてもよい。またCPU21は、第1桁数と第2桁数とを同一桁数としてもよい。
また、例えばCPU21は、第1桁数を算出するための算出式(第1算出式)、及び、第2桁数を算出するための算出式(第2算出式)を、HDD26に記憶してもよい。CPU21は、S53で第1PINコードを作成する場合、PIN取得要求データから取得された台数情報と期間情報とに基づき、第1算出式によって第1桁数を算出してもよい。CPU21は、算出された第1桁数の第1PINコードを作成してもよい。同様にCPU21は、S59で第2PINコードを作成する場合、PIN取得要求データから取得された台数情報と期間情報とに基づき、第2算出式によって第2桁数を算出してもよい。CPU21は、算出された第2桁数の第2PINコードを作成してもよい。
上記実施形態において、CPU21は、有効期間内に情報機器13から接続要求データを受信した場合(S71:YES)に、PINコードによって情報機器13を認証し、情報機器13に対してトークン通知データを送信した。CPU21は、有効期間外であっても、接続要求データを受信し、PINコードによって情報機器13を認証してもよい。例えばCPU21は、有効期間外に情報機器13から接続要求データを受信した場合、情報機器13との間の通信に制約(データ種別、データ量等)を設けてもよい。
サーバ11がPINコードを登録するときに、上記実施形態において、第1テーブル241には、PINコードごとにフラグ情報「0」または「1」が対応付けられているが、これに対し、例えば、端末装置は、機器IDの削除の許可をサーバ11に対して申請できるようにしてもよい。サーバ11のCPU21は、端末装置から申請を受け付けたアカウントにフラグ情報「1」を対応付け、テーブル241に記憶してもよい。
上記実施形態において、情報処理装置12は、S227で、受信した一覧応答データに含まれる機器IDのうち、予め端末装置に入力されたシリアル番号に対応する機器IDを取得してHDD36に記憶した。これに対し情報処理装置12は、受信した一覧応答データに含まれる機器ID及びシリアル番号を、端末装置のブラウザに全て表示させてもよい。情報処理装置12は、端末装置のブラウザに表示させた機器ID及びシリアル番号を選択可能な選択ボタンを、更にブラウザに表示させてもよい。情報処理装置12は、端末装置に対して機器ID及びシリアル番号を選択する入力操作が行われた場合、選択された機器ID及びシリアル番号を取得し、HDD36に記憶してもよい。この場合、端末装置に予めシリアル番号が入力されなくてもよい。
情報処理装置12からサーバ11に対して送信されるPIN取得要求データには、機器ID及びシリアル番号が含まれていなくてもよく、単にPINコードの取得を要求する為の要求データであってもよい。又は、PIN取得要求データには、機器ID又はシリアル番号が含まれていればよく、両方が含まれていなくてもよい。なおサーバ11は、PIN取得要求データを受信した場合、第2テーブル242を参照することで、機器IDに対応するシリアル番号、又は、シリアル番号に対応する機器IDを特定できる。例えばサーバ11は、PIN取得要求データに機器IDが含まれている場合、第2テーブル242に基づいてシリアル番号を特定できる。また、例えばサーバ11は、PIN取得要求データにシリアル番号が含まれている場合、第2テーブル242に基づいて機器IDを特定できる。
なお、アカウントが本発明の「ユーザ識別情報」に相当する。第1PINコードが本発明の「第1認証コード」に相当する。第2PINコードが本発明の「第2認証コード」に相当する機器IDが本発明の「情報機器識別情報」に相当する。第1テーブル241及び第2テーブル242を記憶するHDD26が本発明の「記憶手段」に相当する。第1PINコードの桁数(18桁)が本発明の「第1桁数」に相当する。第2PINコードの桁数(6桁)が本発明の「第2桁数」に相当する。トークンが本発明の「許可情報」に相当する。
S57、S61を実行するCPU21が本発明の「第1送信手段」に相当する。S63を実行するCPU21が本発明の「第1制御手段」に相当する。S19を実行するCPU21が本発明の「第1受信手段」に相当する。S73を実行するCPU21が本発明の「第1判定手段」に相当する。S83を実行するCPU21が本発明の「第2制御手段」に相当する。S73を実行するCPU21が本発明の「第2判定手段」に相当する。S83を実行するCPU21が本発明の「第3制御手段」に相当する。S91を実行するCPU21が本発明の「第2送信手段」に相当する。S71を実行するCPU21が本発明の「第3判定手段」に相当する。S19を実行するCPU21が本発明の「第2受信手段」に相当する。S37を実行するCPU21が本発明の「第2受信手段」に相当する。S125の処理を行うCPU21が本発明の「削除手段」に相当する。S52を実行するCPU21が本発明の「第4判定手段」に相当する。S125を実行するCPU21が本発明の「削除手段」に相当する。S403を実行するCPU41が本発明の「第3送信手段」に相当する。S409を実行するCPU41が本発明の「通信手段」に相当する。
1 ネットワークシステム
2 通信ネットワーク
11 サーバ
12 情報処理装置
13 情報機器
21、31、41 CPU
26 HDD
241 第1テーブル
242 第2テーブル

Claims (8)

  1. 複数のユーザ識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数のユーザ識別情報のうち何れか1つ、及び、第1判断情報と第2判断情報とのうち何れか1つである判断情報を含み、且つ、
    前記判断情報が前記第1判断情報である場合に、2以上の数を示す第1登録数情報を更に含む
    コード要求を、情報処理装置から受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された前記コード要求に含まれる前記判断情報が、前記第1判断情報及び前記第2判断情報のうち何れであるか判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第1判断情報であると判断された場合、第1認証コードを生成する第1生成手段と、
    前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードを、前記情報処理装置へ送信する第1送信手段と、
    前記第1受信手段によって受信した前記コード要求に含まれる前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードとを関連付けて、前記記憶手段に記憶させる第1制御手段と、
    前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第2判断情報であると判断された場合、第2認証コードを生成する第2生成手段と、
    前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードを、前記情報処理装置へ送信する第2送信手段と、
    前記第1受信手段によって受信した前記コード要求に含まれる前記ユーザ識別情報と、前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードと、1を示す第2登録数情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させる第2制御手段と、
    前記第1認証コード及び前記第2認証コードのうち何れか1つである特定認証コード、及び、
    情報機器を識別する情報機器識別情報
    を含む接続要求を、前記情報機器から受信する第受信手段と、
    前記第2受信手段によって受信した前記接続要求に含まれる前記特定認証コードに関連付けて前記記憶手段に記憶された前記第1登録数情報又は前記第2登録数情報である特定登録数情報が、1以上の数を示しているか判定する第手段と、
    前記第手段により、前記特定登録数情報が1以上の数を示していると判断された場合、前記第2受信手段によって受信した前記接続要求に含まれる前記特定認証コードと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報である特定ユーザ識別情報と、前記接続要求に含まれる前記情報機器識別情報とを対応付けて、前記記憶手段に記憶させる第制御手段と、
    前記特定登録数情報が示す数を減算する第4制御手段と、
    前記情報機器によるアクセスを許可する許可情報を生成する第3生成手段と、
    前記情報機器へ、前記第3生成手段によって生成された前記許可情報を送信する第送信手段と、
    を備えるサーバ。
  2. 前記第1制御手段は、
    第1有効期限を示す第1有効期限情報を、前記ユーザ識別情報、前記第1登録数情報、及び、前記第1認証コードに関連付けて、前記記憶手段に記憶し、
    前記第2制御手段は、
    第2有効期限を示す第2有効期限情報を、前記ユーザ識別情報、前記第2登録数情報、及び、前記第2認証コードに関連付けて、前記記憶手段に記憶し、
    前記第2受信手段によって前記接続要求が受信された場合、前記記憶手段に記憶された前記第1有効期限情報及び前記第2有効期限情報のうち、前記接続要求に含まれる前記特定認証コードに関連付けられた特定有効期限情報によって示される有効期限内に、前記接続要求を受信したか判断する第3判断手段を更に備え、
    前記第2判断手段は、
    前記第3判断手段によって、前記特定有効期限情報によって示される前記有効期限内に前記接続要求を受信したと判断された場合にのみ、前記特定登録数情報が1以上の数を示しているか判断することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記第1有効期限は、前記第2有効期限よりも長いことを特徴とする請求項2に記載のサーバ。
  4. 前記第1認証コード、第1数のであり、
    前記第2認証コードは、第2数の桁であり、
    前記第2数の桁は、前記第1数の桁より少ない桁数であることを特徴とする請求項1からの何れかに記載のサーバ。
  5. 前記第1生成手段は、
    前記第1判断手段によって前記判断情報が前記第1判断情報であると判断された場合、第1桁の前記第1認証コードを生成し、
    前記第1送信手段は、
    前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードを、前記情報処理装置に送信し、
    前記第1制御手段は、
    前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1認証コードと、第1有効期限を示す第1有効期限情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、
    前記第2生成手段は、
    前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第2判断情報であると判断された場合、前記第1桁よりも小さい桁数である第2桁の前記第2認証コードを生成し、
    前記第2送信手段は、
    前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードを、前記情報処理装置に送信し、
    前記第2制御手段は、
    前記ユーザ識別情報と、前記第2登録数情報と、前記第2認証コードと、前記第1有効期限よりも短い第2有効期限を示す第2有効期限情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、
    前記第2受信手段によって前記接続要求が受信された場合、前記記憶手段に記憶された前記第1有効期限情報及び前記第2有効期限情報のうち、前記接続要求に含まれる前記特定認証コードに関連付けられた特定有効期限情報によって示される有効期限内に、前記接続要求を受信したか判断する第3判断手段を更に備え、
    前記第2判断手段は、
    前記第3判断手段によって、前記特定有効期限情報によって示される前記有効期限内に前記接続要求を受信したと判断された場合にのみ、前記特定登録数情報が1以上の数を示しているか判断し、
    前記コード要求は、期限情報を含み、
    前記第1受信手段によって、前記第1判断情報と前記期限情報とを含む前記コード要求が受信された場合、前記期限情報によって示される期限が第1期限内であるか判断する第4判断手段と、
    前記第1受信手段によって、前記第2判断情報と前記期限情報とを含む前記コード要求が受信された場合、前記期限情報によって示される期限が、前記第1期限よりも短い第2期限内であるか否かを判断する第5判断手段と
    を更に備え、
    前記第1送信手段は、
    前記第4判断手段によって前記第1期限内であると判断された場合のみ、前記第1認証コードを前記情報処理装置に送信し、
    前記第1制御手段は、
    前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1認証コードと、前記期限情報によって示される期限を前記第1有効期限として示す前記第1有効期限情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、
    前記第2送信手段は、
    前記第5判断手段によって前記第2期限内であると判断された場合のみ、前記第2認証コードを前記情報処理装置に送信し、
    前記第2制御手段は、
    前記ユーザ識別情報と、前記第2登録数情報と、前記第2認証コードと、前記期限情報によって示される期限を前記第2有効期限として示す前記第2有効期限情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  6. 前記第1制御手段は、
    前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1認証コードと、前記第1判断情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、
    前記第2制御手段は、
    前記ユーザ識別情報と、前記第2登録数情報と、前記第2認証コードと、前記第2判断情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、
    前記第3制御手段は、
    前記情報機器識別情報と、前記特定ユーザ識別情報と、前記第1判断情報及び前記第2判断情報のうち前記特定認証コードと関連付けて前記記憶手段に記憶された特定判断情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させ、
    特定の情報機器識別情報を含む削除要求を受信する第3受信手段と、
    前記特定の情報機器識別情報に前記第1判断情報が関連付けて前記記憶手段に記憶されている場合、前記特定の情報機器識別情報を前記記憶手段から削除しないと判断し、前記第2判断情報が関連付けて記憶されている場合、前記特定の情報機器識別情報を前記記憶手段から削除すると判断する第6判断手段と、
    前記第6判断手段によって、前記特定の情報機器識別情報を削除すると判断された場合、前記特定の情報機器識別情報を前記記憶手段から削除する削除手段と
    を更に備えたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のサーバ。
  7. 前記第3送信手段は、
    前記情報機器の状況を示すデバイス状況情報を、前記情報機器が前記サーバに送信するために必要な認証情報を、前記許可情報として前記情報機器に送信し、
    前記デバイス状況情報は、前記情報機器によって実行された印刷の量、又は、前記情報機器の消耗材の消耗品の状況を示すことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のサーバ。
  8. ネットワークを介して通信が可能なサーバと情報処理装置と情報機器とを備えたネットワークシステムであって、
    前記サーバは、
    複数のユーザ識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数のユーザ識別情報のうち何れか1つ、及び、第1判断情報と第2判断情報とのうち何れか1つである判断情報を含み、且つ、
    前記判断情報が前記第1判断情報である場合に、2以上の数を示す第1登録数情報を更に含む
    コード要求を、情報処理装置から受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された前記コード要求に含まれる前記判断情報が、前記第1判断情報及び前記第2判断情報のうち何れであるか判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第1判断情報であると判断された場合、第1認証コードを生成する第1生成手段と、
    前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードを、前記情報処理装置へ送信する第1送信手段と、
    前記第1受信手段によって受信した前記コード要求に含まれる前記ユーザ識別情報と、前記第1登録数情報と、前記第1生成手段によって生成された前記第1認証コードとを関連付けて、前記記憶手段に記憶させる第1制御手段と、
    前記第1判断手段によって、前記判断情報が前記第2判断情報であると判断された場合、第2認証コードを生成する第2生成手段と、
    前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードを、前記情報処理装置へ送信する第2送信手段と、
    前記第1受信手段によって受信した前記コード要求に含まれる前記ユーザ識別情報と、前記第2生成手段によって生成された前記第2認証コードと、1を示す第2登録数情報とを関連付けて、前記記憶手段に記憶させる第2制御手段と、
    前記第1認証コード及び前記第2認証コードのうち何れか1つである特定認証コード、及び、
    情報機器を識別する情報機器識別情報
    を含む接続要求を、前記情報機器から受信する第受信手段と、
    前記第2受信手段によって受信した前記接続要求に含まれる前記特定認証コードに関連付けて前記記憶手段に記憶された前記第1登録数情報又は前記第2登録数情報である特定登録数情報が、1以上の数を示しているか判定する第手段と、
    前記第手段により、前記特定登録数情報が1以上の数を示していると判断された場合、前記第2受信手段によって受信した前記接続要求に含まれる前記特定認証コードと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報である特定ユーザ識別情報と、前記接続要求に含まれる前記情報機器識別情報とを対応付けて、前記記憶手段に記憶させる第制御手段と、
    前記特定登録数情報が示す数を減算する第4制御手段と、
    前記情報機器によるアクセスを許可する許可情報を生成する第3生成手段と、
    前記情報機器へ、前記第3生成手段によって生成された前記許可情報を送信する第送信手段と、
    を備え、
    前記情報機器は、
    前記第1送信手段、又は、前記第2送信手段によって前記情報処理装置に送信された認証コードが入力された場合に、前記接続要求を前記サーバに対して送信する第送信手段と、
    前記第送信手段により送信された前記許可情報に基づいて、前記サーバと通信する通信手段と
    を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
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