JP6881033B2 - 管理サーバ - Google Patents

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Description

本明細書では、デバイスを識別するためのデバイス識別情報を管理サーバに登録するための技術を開示する。
特許文献1には、情報機器と、情報機器に関係するサービスを提供するサーバと、を備えるシステムが開示されている。サーバは、情報機器のID(Identifierの略)の登録に必要なPIN(Personal Identification Numberの略)コードを生成して記憶し、当該PINコードをユーザに提供する。情報機器は、ユーザによってPINコードが入力されると、PINコードと情報機器のIDとをサーバに送信する。サーバは、記憶済みのPINコードと受信済みのPINコードとが一致する場合、即ち、PINコードの認証が成功する場合に、情報機器のIDを登録する。
特開2014−178984号公報 特開2015−5195号公報
上記の技術では、情報機器のIDをサーバに登録するためには、PINコードを情報機器に入力する必要がある。
本明細書では、対象デバイスを識別するための対象デバイス識別情報を管理サーバに登録するために、PINコードを対象デバイスに入力せずに済む技術を提供する。
本明細書によって開示される管理サーバは、通信インターフェースと、1つ以上の管理情報を記憶するメモリであって、前記1つ以上の管理情報のそれぞれは、ユーザを識別するためのユーザ情報と、当該ユーザ情報に関連付けられている設置位置情報であって、当該ユーザによって使用されるデバイスが設置されるべき設置領域の地理的な位置を示す前記設置位置情報と、を含む、前記メモリと、対象デバイスが対象設置領域内に設置された後に、前記対象デバイス又は前記対象設置領域内に現在位置する携帯端末から、前記通信インターフェースを介して、前記対象デバイスを識別するための対象デバイス識別情報を登録するための登録要求を受信する登録要求受信部であって、前記登録要求は、前記対象デバイス識別情報と、前記携帯端末の現在の地理的な位置を示す現在位置情報と、を含む、前記登録要求受信部と、前記対象デバイス又は前記携帯端末から前記登録要求が受信される場合に、前記登録要求に含まれる前記現在位置情報を利用して、前記メモリ内の前記1つ以上の管理情報に含まれる1つ以上の前記ユーザ情報の中から、対象ユーザ情報を特定する第1の特定部であって、前記対象ユーザ情報は対象設置位置情報と関連付けられており、前記対象設置位置情報によって示される位置と前記現在位置情報によって示される位置との間の距離は所定距離以下である、前記第1の特定部と、前記登録要求に含まれる前記対象デバイス識別情報を、特定済みの前記対象ユーザ情報に関連付けて前記メモリに登録する登録部と、を備える。
上記の構成によれば、管理サーバは、対象デバイスが対象設置領域内に設置された後に、対象設置領域の位置(即ち対象設置位置情報によって示される位置)と携帯端末の位置(即ち現在位置情報によって示される位置)との間の距離が所定距離以下である場合に、対象設置位置情報に関連付けられている対象ユーザ情報を特定する。換言すると、管理サーバは、上記の距離が所定距離以下である対象ユーザ情報、即ち、上記の距離を利用した認証が成功した対象ユーザ情報を特定する。そして、管理サーバは、対象デバイス識別情報を対象ユーザ情報に関連付けて登録する。従って、管理サーバは、PINコードの認証を実行する必要がない。このために、対象デバイス識別情報を管理サーバに登録するために、PINコードを対象デバイスに入力せずに済む。
上記の管理サーバを実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の管理サーバ、携帯端末、及び、対象デバイスを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 管理サーバに記憶されている各テーブルを示す。 管理情報を登録するための処理のシーケンス図を示す。 プリンタ登録処理のフローチャートを示す。 図4の処理によって実現される具体的なケースのシーケンス図を示す。 プリンタのシリアル番号が登録された後の処理のシーケンス図を示す。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、管理サーバ10と、複数個のプリンタ400、500と、携帯端末600と、変換サーバ700と、を備える。管理サーバ10、プリンタ400、携帯端末600、及び、変換サーバ700は、インターネット6に接続されている。プリンタ500は、インターネット6にまだ接続されていない。
プリンタ400は、プリンタを販売する販売店において、オフィス100を管理する管理者(即ち、プリンタ400のユーザ)に販売されたものである。プリンタ500も、上記の販売店において、オフィス100とは異なるオフィス300の管理者に販売される。なお、販売店がオフィス300の管理者に販売するプリンタは1つに限らない。販売店は、オフィス300の管理者に2つ以上のプリンタを販売してもよい。
(管理サーバ10の構成)
管理サーバ10は、プリンタ(例えば400、500)に関する情報を収集して管理するサーバであり、当該情報に応じたサービスをプリンタの管理者に提供する。管理サーバ10は、プリンタ400等のベンダによってインターネット6上に設置される。
管理サーバ10は、ネットワークインターフェース12と、制御部20と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。ネットワークI/F12は、インターネット6に接続されている。制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。CPU22は、メモリ24に記憶されているプログラム26に従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ24は、販売店情報テーブル28と、ユーザ情報テーブル30と、管理情報テーブル32と、プリンタ情報テーブル34と、を記憶する。
図2を参照して、メモリ24内の各テーブル28、30、32、34について説明する。販売店情報テーブル28には、1つ以上の販売店のそれぞれについて、当該販売店を識別するための販売店IDと、当該販売店を認証するための販売店パスワードと、が関連付けて記憶される。プリンタのベンダは、各販売店に販売店ID及び販売店パスワードを予め割り当てており、各販売店の販売店ID及び販売店パスワードをテーブル28に予め記憶させている。
ユーザ情報テーブル30には、1つ以上のユーザ(即ちオフィスの管理者)のそれぞれについて、当該ユーザを識別するためのユーザIDと、当該ユーザにプリンタを販売した販売店の販売店IDと、が関連付けて記憶される。ユーザID及び販売店IDは、販売店の店員によってテーブル30に記憶される(後述の図3参照)。
管理情報テーブル32には、1つ以上のオフィスに対応する1つ以上の管理情報が記憶される。各管理情報は、オフィスを識別するためのオフィスIDと、当該オフィスのユーザのユーザIDと、当該オフィスの住所であるオフィス住所情報と、当該オフィスの緯度及び経度であるオフィス緯度経度情報と、を含む。管理情報は、販売店の店員によってテーブル32に記憶される(後述の図3参照)。
プリンタ情報テーブル34には、1つ以上のプリンタに関する1つ以上のプリンタ情報が記憶される。各プリンタ情報は、プリンタを識別するためのシリアル番号と、当該プリンタが設置されるオフィスのオフィスIDと、当該オフィスのユーザのユーザIDと、当該オフィスのオフィス緯度経度情報と、当該プリンタを認証するためのアクセストークンと、当該プリンタのステータス情報の履歴である履歴情報と、を含む。プリンタ情報は、販売店の店員によってテーブル34に記憶される(後述の図4及び図5参照)。
アクセストークンは、管理サーバ10とプリンタとの間で通信を実行するための情報である。特に、アクセストークンは、管理サーバ10とプリンタとの間でXMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocolの略)接続を確立するために利用される。管理サーバ10とプリンタとの間でXMPP接続が確立されると、インターネット6上の管理サーバ10は、プリンタから要求を受信しなくても、当該プリンタが所属するLAN(Local Area Networkの略)のファイヤウォールを越えて、当該プリンタに要求を送信することができる。なお、変形例では、XMPP接続に代えて、HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secureの略)接続が確立されてもよい。
履歴情報として収集されるステータス情報は、プリンタの複数色(例えばCMYK)のインクのそれぞれの残量を示す残量情報を含む。なお、変形例では、ステータス情報は、プリンタの印刷回数を示す情報、紙詰まり等のエラーの有無を示す情報等を含んでもよい。
(他の装置400、500、600、700の構成)
プリンタ400は、プリンタ500と同様の構成を有しているので、以下では、プリンタ500の構成を説明する。プリンタ500は、印刷機能を実行可能な周辺装置(即ち、オフィス300内に設置されるPC等の周辺装置)である。プリンタ500は、制御部520と、NFC(Near Field Communicationの略)I/F530と、印刷実行部540と、を備える。制御部520は、CPU522と、メモリ524と、を備える。メモリ524は、プリンタ500のシリアル番号SN3を記憶する。NFCI/F530は、NFC方式に従った無線通信であるNFC通信を実行するためのI/Fである。NFC方式は、例えば、ISO/IEC21481又は18092の国際標準規格に基づく無線通信方式である。印刷実行部540は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。
携帯端末600は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、タブレット端末等の可搬型の端末装置であり、販売店の店員によって使用される。携帯端末600は、制御部620と、NFCI/F630と、GPS(Global Positioning Systemの略)センサ640と、を備える。GPSセンサ640は、GPSを利用して、自身の地理的な位置として緯度及び経度を計測する。制御部620は、CPU622と、メモリ624と、を備える。メモリ624は、OSプログラム626と、アプリケーションプログラム628(以下、「アプリ628」と記載)と、を記憶する。CPU622は、メモリ624に記憶されているプログラム626、628に従って、様々な処理を実行する。アプリ628は、所定の情報(例えば、シリアル番号)を管理サーバ10に登録するためのアプリケーションである。アプリ628は、プリンタ(例えば400)のベンダによって提供される。携帯端末600は、例えば、プリンタのベンダによって販売店に提供されるメディアからアプリ628をインストールしてもよいし、インターネット6上の図示省略のサーバからアプリ628をインストールしてもよい。
変換サーバ700は、住所を示す住所情報を当該住所の緯度及び経度を示す緯度経度情報に変換するサービス(いわゆるジオコーティングサービス)を提供するサーバである。変換サーバ700は、プリンタのベンダとは異なる事業者によってインターネット6上に設置される。
(管理情報を登録する処理;図3)
続いて、図3を参照して、オフィス300に関係する管理情報を管理サーバ10に登録するための処理について説明する。なお、以下では、理解の容易化のために、各装置10,600の各CPU22,622が各プログラム26,628に従って実行する処理を説明する際に、CPUを主体として記載せず、装置(即ち、管理サーバ10、携帯端末600)を主体として記載する。
販売店の店員は、オフィス300の管理者にプリンタを販売する際に、携帯端末600のアプリ628を起動させる。この場合、携帯端末600は、販売店情報を入力するための入力欄を含む登録画面を表示する。店員は、T10において、販売店に予め割り当てられている販売店情報(即ち、販売店ID「seller1」と販売店パスワードSP1)を入力欄に入力する。これにより、携帯端末600は、T12において、販売店ID「seller1」と販売店パスワードSP1とを含む入力画面要求を管理サーバ10に送信する。入力画面要求は、ユーザID及びオフィス住所情報を入力するための入力画面を表わす入力画面データを要求するためのコマンドである。
管理サーバ10は、T12において、ネットワークI/F12を介して、携帯端末600から入力画面要求を受信することに応じて、T14において、入力画面要求に含まれる販売店情報の認証を実行する。販売店ID「seller1」と販売店パスワードSP1とが販売店情報テーブル28に登録されているので(図2参照)、販売店情報の認証が成功する。この場合、管理サーバ10は、T16において、ネットワークI/F12を介して、入力画面データを携帯端末600に送信する。
携帯端末600は、T16において、管理サーバ10から入力画面データを受信し、T18において、入力画面を表示する。この場合、店員は、T20において、オフィス300の管理者によって指定されるユーザID「user2」と、オフィス300の住所を示すオフィス住所情報OA3と、を入力画面に入力する。そして、T22では、携帯端末600は、入力画面に入力されたユーザID「user2」とオフィス住所情報OA3とを管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、T22において、ネットワークI/F12を介して、携帯端末600からユーザID「user2」とオフィス住所情報OA3を受信すると、T24において、オフィスID「office3」を生成する。そして、管理サーバ10は、オフィスID「office3」とユーザID「user2」とオフィス住所情報OA3とを含む管理情報を管理情報テーブル32に登録する。この段階では、当該管理情報は、オフィス緯度経度情報をまだ含んでいない。そして、管理サーバ10は、T26において、管理情報の登録が完了したことを示す完了通知を携帯端末600に送信する。管理サーバ10は、さらに、T40において、ネットワークI/F12を介して、オフィス住所情報OA3を変換サーバ700に送信する。
変換サーバ700は、T40において、管理サーバ10からオフィス住所情報OA3を受信すると、T42において、オフィス住所情報OA3をオフィス緯度経度情報OL3に変換し、T44において、オフィス緯度経度情報OL3を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、T44において、変換サーバ700からオフィス緯度経度情報OL3を受信すると、T46において、T24で登録された管理情報にオフィス緯度経度情報OL3を追加する。これにより、オフィス緯度経度情報OL3を含む管理情報の登録が完了する。
(プリンタ登録処理;図4)
続いて、図4を参照して、管理サーバ10のCPU22がプログラム26に従って実行するプリンタ登録処理の内容を説明する。プリンタ登録処理は、図3の処理に従って管理情報が登録された後に、当該管理情報内のユーザIDと、プリンタのシリアル番号と、を含むプリンタ情報をプリンタ情報テーブル34に登録するための処理である。
S10では、CPU22は、ネットワークI/F12を介して、携帯端末600から認証要求を受信することを監視する。認証要求は、販売店情報(即ち、販売店IDと販売店パスワード)の認証を要求するためのコマンドである。CPU22は、認証要求が受信される場合に、S10でYESと判断して、S12に進む。
S12では、CPU22は、認証要求に含まれる販売店情報の認証を実行する。具体的には、CPU22は、認証要求に含まれる販売店情報が販売店情報テーブル28に登録されている場合には、認証が成功したと判断して(S12でYES)、S14に進む。一方、認証要求に含まれる販売店情報が販売店情報テーブル28に登録されていない場合には(S12でNO)、S14以降の処理をスキップして、図4の処理を終了する。
S14では、CPU22は、ネットワークI/F12を介して、指示通知を携帯端末600に送信する。指示通知は、携帯端末600をプリンタ(例えばプリンタ500)に近づけることを販売店の店員に指示するための通知である。店員は、携帯端末600に表示される指示を見て、携帯端末600をプリンタに近づける。これにより、携帯端末600とプリンタとの間にNFC接続が確立され、NFC接続を介してプリンタのシリアル番号がプリンタから携帯端末600に送信される。そして、携帯端末600は、当該シリアル番号を含む登録要求を管理サーバ10に送信する。
S20では、CPU22は、ネットワークI/F12を介して、携帯端末600から登録要求を受信することを監視する。登録要求は、プリンタのシリアル番号の登録を要求するためのコマンドである。登録要求は、携帯端末600がNFC接続を介してプリンタから受信したシリアル番号と、現在緯度経度情報と、を含む。現在緯度経度情報は、携帯端末600のGPSセンサ640の現在の計測値を示す。即ち、現在緯度経度情報は、携帯端末600の現在の位置の緯度及び経度を示す。CPU22は、登録要求が受信される場合に、S20でYESと判断して、S22に進む。一方、CPU22は、登録要求が受信されることなく、S14の処理を実行してから所定時間が経過する場合に、S20でNOと判断し、S22以降の処理をスキップして、図4の処理を終了する。
S22では、CPU22は、ユーザ情報テーブル30の中から、S10で受信された認証要求に含まれる販売店IDに関連付けられている1つ以上の関連ユーザIDを特定する。即ち、ここでは、当該販売店IDによって識別される販売店からプリンタを購入したユーザのユーザID(即ち関連ユーザID)のみが特定され、当該販売店からプリンタを購入していないユーザのユーザIDは特定されない。これにより、当該販売店からプリンタを購入していないユーザのユーザIDと当該プリンタのシリアル番号とを含むプリンタ情報がプリンタ情報テーブル34に誤って登録されることを防止することができる。
S26では、CPU22は、まず、管理情報テーブル32の中から、S22で特定された1つ以上の関連ユーザIDに関連付けられている1つ以上のオフィス緯度経度情報を特定する。そして、CPU22は、特定済みの1つ以上のオフィス緯度経度情報のそれぞれについて、当該オフィス緯度経度情報によって示される位置と、S20で受信された登録要求に含まれる現在緯度経度情報によって示される位置と、の間の距離を計算する。次いで、CPU22は、特定済みの1つ以上のオフィス緯度経度情報の中から、最も短い距離が計算された1つのオフィス緯度経度情報を特定する。
S28では、CPU22は、S26で特定されたオフィス緯度経度情報について計算された距離が所定距離以下であるのか否かを判断する。ここで、所定距離は、プリンタがオフィス内に設置されていることが確認できる距離であり、例えば、100m等の比較的に短い距離である。CPU22は、計算済みの距離が所定距離以下である場合に、S28でYESと判断して、S30に進む。一方、CPU22は、計算済みの距離が所定距離より大きい場合に、S28でNOと判断して、S30以降の処理をスキップして、図4の処理を終了する。
S30では、CPU22は、管理情報テーブル32の中から、S26で特定されたオフィス緯度経度情報に関連付けられているユーザIDを対象ユーザIDとして特定する。
S32では、CPU22は、S20で受信された登録要求に含まれるシリアル番号を、S30で特定された対象ユーザIDに関連付けてプリンタ情報テーブル34に登録する。CPU22は、さらに、管理情報テーブル32の中から、対象ユーザIDに関連付けられているオフィスIDとオフィス緯度経度情報とを特定し、特定済みのオフィスIDとオフィス緯度経度情報を対象ユーザIDに関連付けてプリンタ情報テーブル34に登録する。これにより、シリアル番号とオフィスIDとユーザIDとオフィス緯度経度情報とを含むプリンタ情報がテーブル34に登録される。この段階では、当該プリンタ情報は、アクセストークンと履歴情報とをまだ含まない。
S34では、CPU22は、ネットワークI/F12を介して、番号登録通知を携帯端末600に送信する。番号登録通知は、プリンタのシリアル番号の登録が完了したことを販売店の店員に知らせるための通知である。S34の処理が終了すると、図4の処理が終了する。
(具体的なケース;図5)
続いて、図5を参照して、図4の処理によって実現される具体的なケースを説明する。なお、以下では、理解の容易化のために、プリンタ500が実行する処理を説明する際に、CPU522を主体として記載せず、プリンタ500を主体として記載する。他の装置10、600についても、同様に、当該装置を主体として記載する。
販売店の店員は、プリンタ500をオフィス300の管理者に販売して、図3のように管理情報を管理サーバ10に登録する。その後、店員は、プリンタ500をオフィス300内に設置した後に、携帯端末600のアプリ628を起動させる。この場合、携帯端末600は、販売店情報を入力するための入力欄を含む認証画面を表示する。そして、店員は、T110において、販売店情報(即ち、販売店ID「seller1」と販売店パスワードSP1)を入力欄に入力する。これにより、携帯端末600は、T112において、販売店ID「seller1」と販売店パスワードSP1とを含む認証要求を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、T112において、携帯端末600から認証要求を受信すると(図4のS10でYES)、T114において、販売店情報の認証を実行する(S12)。販売店ID「seller1」と販売店パスワードSP1とが販売店情報テーブル28に登録されているので(図2参照)、管理サーバ10は、販売店情報の認証が成功したと判断する(S12でYES)。そして、管理サーバ10は、T116において、指示通知を携帯端末600に送信する(S14)。
販売店の店員は、携帯端末600に表示された指示を見て、T120において、携帯端末600をプリンタ500に近づける。これにより、携帯端末600のNFCI/F630とプリンタ500のNFCI/F530との間の距離が所定の距離(例えば10cm)以下となり、T122において、携帯端末600とプリンタ500との間にNFC接続が確立される。
T124では、プリンタ500は、NFCI/F530を介して、確立済みのNFC接続を利用して、プリンタ500のシリアル番号SN3を携帯端末600に送信する。
携帯端末600は、T124において、NFCI/F630を介して、確立済みのNFC接続を利用して、プリンタ500からシリアル番号SN3を受信すると、T126において、GPSセンサ640から現在緯度経度情報CL3を取得する。そして、携帯端末600は、T128において、シリアル番号SN3と現在緯度経度情報CL3とを含む登録要求を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、T128において、携帯端末600から登録要求を受信すると(S20でYES)、T130において、ユーザ情報テーブル30の中から、T112で受信された販売店ID「seller1」に関連付けられている2つの関連ユーザID「users1」、「user2」を特定する(S22)。そして、管理サーバ10は、T132において、2つの関連ユーザID「users1」、「user2」に関連付けられている3つのオフィス緯度経度情報OL1、OL2、OL3の中から、T128で受信された現在緯度経度情報CL3によって示される現在位置に最も近いオフィス位置を示すオフィス緯度経度情報OL3を特定する(S26)。
T134では、管理サーバ10は、オフィス緯度経度情報OL3によって示されるオフィス位置と現在緯度経度情報CL3によって示される現在位置との間の距離が所定距離以下であると判断する(S28でYES)。そして、管理サーバ10は、T136において、管理情報テーブル32の中から、オフィス緯度経度情報OL3に関連付けられているユーザID「users2」を対象ユーザIDとして特定する(S30)。次いで、T140では、管理サーバ10は、T128で受信されたシリアル番号SN3を対象ユーザID「users2」に関連付けてプリンタ情報テーブル34に登録する(S32)。さらに、管理サーバ10は、T132で特定されたオフィス緯度経度情報OL3と、オフィス緯度経度情報OL3に関連付けられているオフィスID「office3」と、をシリアル番号SN3に関連付けてプリンタ情報テーブル34に登録する(S32)。これにより、シリアル番号SN3と、オフィスID「office3」と、ユーザID「users2」と、オフィス緯度経度情報OL3と、を含むプリンタ情報がテーブル34に登録される。そして、管理サーバ10は、T142において、番号登録通知を携帯端末600に送信する。
なお、例えば、携帯端末600が、T126で現在緯度経度情報CL3を取得することに代えて、販売店の店員からオフィス300の住所情報の入力を受け付けて、T128において、当該住所情報とシリアル番号SN3とを含む登録要求を管理サーバ10に送信する比較例を想定する。この場合、管理サーバ10は、T130〜T134に代えて、管理情報テーブル32の中から、登録要求内の住所情報に一致する住所情報を特定し、当該住所情報に関連付けられているユーザIDを特定する。しかしながら、比較例では、携帯端末600に誤って住所情報が入力されると、当該住所情報に基づいてユーザIDを特定することができず、この結果、シリアル番号SN3とユーザIDとを関連付けて管理サーバ10に登録することができない。これに対し、本実施例によると、管理サーバ10は、携帯端末600のGPSセンサ640によって計測される現在緯度経度情報CL3を受信するので、シリアル番号SN3とユーザIDとを関連付けて適切に登録することができる。
(プリンタのシリアル番号が登録された後の処理;図6)
続いて、図6を参照して、図5の処理の後に、各装置10、500で実行される処理について説明する。
T150では、販売店の店員は、オフィス300内のLANにプリンタ500を接続して、LANを介してプリンタ500をインターネット6に接続する。具体的には、店員は、LANケーブルをプリンタ500に接続したり、無線LANの設定をプリンタ500に入力したりする。この場合、T152では、プリンタ500は、プリンタ500のシリアル番号SN3を含むトークン要求を管理サーバ10に送信する。トークン要求は、アクセストークンを要求するためのコマンドである。
管理サーバ10は、T152において、ネットワークI/F12を介して、プリンタ500からシリアル番号SN3を含むトークン要求を受信すると、T154において、トークン要求内のシリアル番号SN3がプリンタ情報テーブル34に登録されていると判断する。この場合、管理サーバ10は、T156において、プリンタ500のためのアクセストークンAT3を生成し、生成済みのアクセストークンAT3をシリアル番号SN3に関連付けてプリンタ情報テーブル34に登録する。そして、T158では、管理サーバ10は、ネットワークI/F12を介して、アクセストークンAT3をプリンタ500に送信する。また、T160では、管理サーバ10は、ネットワークI/F12を介して、トークン登録通知を携帯端末600に送信する。トークン登録通知は、アクセストークンの登録が完了したことを販売店の店員に知らせるための通知である。
プリンタ500は、T158において、管理サーバ10からアクセストークンAT3を受信すると、当該アクセストークンAT3を記憶する。そして、T170では、プリンタ500は、アクセストークンAT3を利用して、XMPP接続を管理サーバ10と確立する。具体的には、プリンタ500は、シリアル番号SN3とアクセストークンAT3とを含む接続確立要求を管理サーバ10に送信する。接続確立要求は、XMPP接続の確立を要求するためのコマンドである。
管理サーバ10は、T170において、ネットワークI/F12を介して、プリンタ500から接続確立要求を受信すると、接続確立要求内のシリアル番号SN3とアクセストークンAT3とがプリンタ情報テーブル34に記憶されているので、これらの情報SN3、AT3の認証が成功したと判断する。そして、管理サーバ10は、XMPP接続をプリンタ500と確立する。T172では、管理サーバ10は、XMPP接続を利用して、残量情報要求をプリンタ500に送信する。残量情報要求は、残量情報の送信をプリンタに要求するためのコマンドである。当該要求は、例えば、所定時間毎に管理サーバ10から送信される。
プリンタ500は、T172において、管理サーバ10から残量情報要求を受信すると、T174において、現在の残量情報とシリアル番号SN3とを管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、T174において、ネットワークI/F12を介して、プリンタ500から残量情報とシリアル番号SN3とを受信すると、T176において、シリアル番号SN3に関連付けられる履歴情報HI3として、受信済みの残量情報をプリンタ情報テーブル34に登録する。
管理サーバ10は、プリンタ500からの残量情報の受信を定期的に実行することによって、複数の日時に対応する複数個の残量情報を含む履歴情報HI3を取得することができる。これにより、管理サーバ10は、プリンタ500におけるインク残量を管理することができる。この結果、管理サーバ10は、例えば、プリンタ500のインク残量が少なくなったことを電子メールでユーザに知らせるサービスを実行することができる。また、管理サーバ10は、例えば、インク残量が少なくなった際に、プリンタ500に装着可能なインクカートリッジをユーザに発送するサービスを実行することができる。
(実施例の効果)
本実施例によれば、管理サーバ10は、プリンタ500がオフィス300内に設置された後に、プリンタ500がNFC通信を実行してシリアル番号SN3を携帯端末600に送信する場合(図5のT124)に、携帯端末600から、シリアル番号SN3と現在緯度経度情報CL3とを含む登録要求を受信する(T128)。この状態では、プリンタ500と携帯端末600との双方がオフィス300内に位置しており、携帯端末600の現在緯度経度情報CL3は、オフィス300内の位置を示す。従って、管理サーバ10は、オフィス緯度経度情報OL3によって示されるオフィス300の位置と、現在緯度経度情報CL3によって示される携帯端末600の位置と、の間の距離が所定距離以下であると判断し(T134)、オフィス300のユーザを識別するための対象ユーザID「user2」を特定する(T136)。換言すると、管理サーバ10は、上記の距離が所定距離以下である対象ユーザID「user2」、即ち、上記の距離を利用した認証が成功した対象ユーザID「user2」を特定する。そして、管理サーバ10は、シリアル番号SN3を対象ユーザID「user2」に関連付けてプリンタ情報テーブル34に登録する(T140)。従って、本実施例では、管理サーバ10は、PINコードの認証を実行する必要がない。このために、販売店の店員は、プリンタ500のシリアル番号SN3を管理サーバ10に登録するために、PINコードをプリンタ500に入力せずに済む。本実施例によると、プリンタ500のシリアル番号SN3を管理サーバ10に登録するための作業負荷を軽減することができる。
本実施例の技術は、オフィス内の2つ以上のプリンタの2つ以上のシリアル番号を管理サーバ10に登録する場合に、特に有利である。例えば、シリアル番号の登録にPINコードの入力が必要な比較例では、販売店の店員は、2つ以上のプリンタにPINコードを順次に入力しなければならない。これに対して、本実施例の技術によれば、店員は、2つ以上のプリンタに携帯端末600を順次に近づけるだけでよい。2つ以上のシリアル番号を管理サーバ10に登録するための作業負荷を軽減することができる。
(対応関係)
管理情報テーブル32内のユーザID、オフィス緯度経度情報が、それぞれ、「ユーザ情報」、「設置位置情報」の一例である。プリンタ500、携帯端末600、オフィス300が、それぞれ、「対象デバイス」、「携帯端末」、「対象設置領域」の一例である。シリアル番号SN3、現在緯度経度情報CL3、オフィス緯度経度情報OL3、オフィス住所情報OA3、ユーザID「user2」が、それぞれ、「対象デバイス識別情報」、「現在位置情報」、「対象設置位置情報」、「対象住所情報」、「対象ユーザ情報」の一例である。NFC通信が、「近距離無線通信」の一例である。販売店ID「seller1」及び販売店パスワードSP1が、「特定の販売店情報」の一例である。ユーザID「user1」、「user2」が、「1つ以上の関連ユーザ情報」の一例である。アクセストークンAT3、残量情報が、それぞれ、「認証情報」、「ステータス情報」の一例である。
図4のS20及び図5のT128が、「登録要求受信部」の一例である。図4のS28、S30、図5のT134、及び、T136が、「第1の特定部」の一例である。図4のS32及び図5のT140が、「登録部」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の実施例では、管理サーバ10は、図5のT128において、携帯端末600から登録要求を受信する。これに代えて、管理サーバ10は、プリンタ500から登録要求を受信してもよい。即ち、プリンタ500は、NFC接続を利用して、携帯端末600から現在緯度経度情報CL3を受信した後に、T128において、プリンタ500のシリアル番号SN3と現在緯度経度情報CL3とを含む登録要求を管理サーバ10に送信してもよい。本変形例は、「管理サーバ」が「対象デバイス」から「登録要求」を受信することの一例である。
(変形例2)管理サーバ10は、図3のT40〜T46の処理を実行しなくてもよい。この場合、携帯端末600は、図5のT126の後に、現在緯度経度情報CL3を変換サーバ700に送信し、変換サーバ700から、現在緯度経度情報CL3から変換された現在住所情報を受信してもよい。そして、携帯端末600は、T128において、シリアル番号SN3と、現在住所情報と、を含む登録要求を管理サーバ10に送信してもよい。管理サーバ10は、T136において、管理情報テーブル32に登録されているオフィス住所情報OA3によって示される住所と、登録要求に含まれる現在住所情報によって示される住所と、が一致することに応じて、オフィス住所情報OA3に関連付けられているユーザID「user2」を特定してもよい。本変形例では、オフィス住所情報OA3、現在住所情報が、それぞれ、「対象設置位置情報」、「現在位置情報」の一例である。また、本変形例では、「処理実行部」及び「記憶制御部」を省略可能である。
(変形例3)管理サーバ10は、販売店情報テーブル28を記憶していなくてもよい。この場合、ユーザ情報テーブル30の各ユーザIDには、ユーザを認証するためのユーザパスワードが関連付けられていてもよい。そして、管理サーバ10は、図4のS10において、ユーザIDとユーザパスワードとを含む認証要求を受信してもよく、S12において、販売店情報に代えて、ユーザIDとユーザパスワードとを利用して、ユーザの認証を実行してもよい。この場合、管理サーバ10は、S22の処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「販売店情報受信部」及び「第2の特定部」を省略可能である。また、ユーザID及びユーザパスワードが、「ユーザ情報」の一例である。
(変形例4)図6の処理は実行されなくてもよい。この場合、例えば、管理サーバ10は、プリンタ情報テーブル34に登録されたシリアル番号によって識別されるプリンタに装着可能なインクカートリッジをユーザに発送するサービスを定期的に実行してもよい。本変形例では、「識別情報受信部」、「送信部」、及び、「ステータス情報受信部」を省略可能である。
(変形例5)通信システム2は、変換サーバ700を備えなくてもよい。この場合、管理サーバ10が、住所情報を緯度経度情報に変換する変換処理を実行するためのプログラムを備えていてもよい。そして、管理サーバ10は、図3のT40〜T44に代えて、オフィス住所情報OA3をオフィス緯度経度情報OL3に変換する変換処理を実行してもよい。本変形例では、上記の変換処理が、「対象住所情報を対象設置位置情報に変換するための処理」の一例である。
(変形例6)上記の実施例では、管理サーバ10は、図4のS20で登録要求を受信する前に、S12において、販売店情報を含む認証要求を受信する。これに代えて、管理サーバ10は、S10〜S14の処理を実行せずに、販売店情報と、シリアル番号と、現在緯度経度情報と、を含む登録要求を受信してもよい。そして、管理サーバ10は、登録要求に含まれる販売店情報の認証を実行してよい。即ち、「販売店情報受信部」は、登録要求とは別タイミングで「特定の販売店情報」を受信してもよいし、登録要求と同じタイミングで「特定の販売店情報」を受信してもよい。
(変形例7)上記の実施例では、管理サーバ10は、図6のT158において、アクセストークンAT3をプリンタ500に送信し、T170において、アクセストークンAT3を利用して、XMPP接続をプリンタ500と確立する。これに代えて、管理サーバ10は、T158において、特定のトークンをプリンタ500に送信し、T170、T172の処理を実行せずに、T174において、プリンタ500から残量情報と当該特定のトークンとを受信してもよい。そして、管理サーバ10は、特定のトークンがプリンタ情報テーブル34に登録されている場合、即ち、特定のトークンの認証が成功する場合に、残量情報をプリンタ情報テーブル34に登録してもよい。本変形例では、上記の特定のトークンが、「認証情報」の一例である。
(変形例8)「デバイス」は、プリンタでなくてもよく、例えば、スキャナ、複合機、PC、サーバ等であってもよい。例えば、「デバイス」がスキャナである場合、スキャン回数等が、「ステータス情報」の一例である。
(変形例9)「近距離無線通信」は、NFC通信でなくてもよく、例えば、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)通信、Transfer Jet(登録商標)通信等であってもよい。
(変形例10)上記の実施例では、管理サーバ10のCPU22がプログラム26(即ちソフトウェア)を実行することによって、図3〜図6の各処理が実現される。これに代えて、いずれかの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6:インターネット、10:管理サーバ、100、300:オフィス、400、500:プリンタ、600:携帯端末、700:変換サーバ、12:ネットワークI/F、20、520、620:制御部、22、522、622:CPU、24、524、624:メモリ、26:プログラム、626:OSプログラム、628:アプリ、530、630:NFCI/F、540:印刷実行部、640:GPSセンサ、28:販売店情報テーブル、30:ユーザ情報テーブル、32:管理情報テーブル、34:プリンタ情報テーブル

Claims (7)

  1. 管理サーバであって、
    通信インターフェースと、
    1つ以上の管理情報を記憶するメモリであって、前記1つ以上の管理情報のそれぞれは、ユーザを識別するためのユーザ情報と、当該ユーザ情報に関連付けられている設置位置情報であって、当該ユーザによって使用されるデバイスが設置されるべき設置領域の地理的な位置を示す前記設置位置情報と、を含む、前記メモリと、
    対象デバイスが対象設置領域内に設置された後に、前記対象デバイス又は前記対象設置領域内に現在位置する携帯端末から、前記通信インターフェースを介して、前記対象デバイスを識別するための対象デバイス識別情報を登録するための登録要求を受信する登録要求受信部であって、前記登録要求は、前記対象デバイス識別情報と、前記携帯端末の現在の地理的な位置を示す現在位置情報と、を含む、前記登録要求受信部と、
    前記対象デバイス又は前記携帯端末から前記登録要求が受信される場合に、前記登録要求に含まれる前記現在位置情報を利用して、前記メモリ内の前記1つ以上の管理情報に含まれる1つ以上の前記ユーザ情報の中から、対象ユーザ情報を特定する第1の特定部であって、前記対象ユーザ情報は対象設置位置情報と関連付けられており、前記対象設置位置情報によって示される位置と前記現在位置情報によって示される位置との間の距離は所定距離以下である、前記第1の特定部と、
    前記登録要求に含まれる前記対象デバイス識別情報を、特定済みの前記対象ユーザ情報に関連付けて前記メモリに登録する登録部と、
    を備える管理サーバ。
  2. 前記登録要求受信部は、前記対象デバイスが前記対象設置領域内に設置された後に、前記対象デバイスが、近距離無線通信を実行して、前記対象デバイス識別情報を前記対象設置領域内に現在位置する前記携帯端末に送信する場合に、前記携帯端末から、前記通信インターフェースを介して、前記登録要求を受信する、請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記設置位置情報は、設置領域内の位置の緯度及び経度を示し、
    前記現在位置情報は、前記携帯端末の現在の位置の緯度及び経度を示す、請求項1又は2に記載の管理サーバ。
  4. 前記管理サーバは、さらに、
    前記対象ユーザ情報と、前記対象設置領域の住所を示す対象住所情報と、が取得される場合に、前記対象住所情報を前記対象設置領域内の位置の緯度及び経度を示す前記対象設置位置情報に変換するための処理を実行する処理実行部と、
    前記対象ユーザ情報と、前記変換によって得られる前記対象設置位置情報と、を含む対象管理情報を前記メモリに記憶させる記憶制御部と、を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  5. 前記メモリは、前記1つ以上のユーザ情報のそれぞれについて、当該ユーザ情報と、当該ユーザ情報によって識別されるユーザによって使用されるデバイスを販売した販売店を示す販売店情報と、を関連付けて記憶しており、
    前記管理サーバは、さらに、
    前記携帯端末から、前記通信インターフェースを介して、特定の販売店情報を受信する販売店情報受信部と、
    前記1つ以上のユーザ情報の中から、受信済みの前記特定の販売店情報に関連付けられている1つ以上の関連ユーザ情報を特定する第2の特定部と、を備え、
    前記第1の特定部は、特定済みの前記1つ以上の関連ユーザ情報の中から、前記対象ユーザ情報を特定する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  6. 前記登録要求受信部は、前記携帯端末から前記登録要求を受信し、
    前記管理サーバは、さらに、
    前記携帯端末から前記登録要求が受信されて、前記対象デバイス識別情報が前記対象ユーザ情報に関連付けて前記メモリに登録された後に、前記対象デバイスから、前記通信インターフェースを介して、前記対象デバイス識別情報を受信する識別情報受信部と、
    受信済みの前記対象デバイス識別情報によって識別される前記対象デバイスを認証するための認証情報を、前記通信インターフェースを介して、前記対象デバイスに送信する送信部と、
    前記認証情報を利用して、前記対象デバイスから、前記通信インターフェースを介して、前記対象デバイスのステータスを示すステータス情報を受信するステータス情報受信部と、を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  7. 管理サーバのためのコンピュータプログラムであって、
    前記管理サーバは、1つ以上の管理情報を記憶するメモリであって、前記1つ以上の管理情報のそれぞれは、ユーザを識別するためのユーザ情報と、当該ユーザ情報に関連付けられている設置位置情報であって、当該ユーザによって使用されるデバイスが設置されるべき設置領域の地理的な位置を示す前記設置位置情報と、を含む、前記メモリを備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記管理サーバのコンピュータを、
    対象デバイスが対象設置領域内に設置された後に、前記対象デバイス又は前記対象設置領域内に現在位置する携帯端末から、前記管理サーバの通信インターフェースを介して、前記対象デバイスを識別するための対象デバイス識別情報を登録するための登録要求を受信する登録要求受信部であって、前記登録要求は、前記対象デバイス識別情報と、前記携帯端末の現在の地理的な位置を示す現在位置情報と、を含む、前記登録要求受信部と、
    前記対象デバイス又は前記携帯端末から前記登録要求が受信される場合に、前記登録要求に含まれる前記現在位置情報を利用して、前記メモリ内の前記1つ以上の管理情報に含まれる1つ以上の前記ユーザ情報の中から、対象ユーザ情報を特定する第1の特定部であって、前記対象ユーザ情報は、対象設置位置情報に関連付けられており、前記対象設置位置情報によって示される位置と前記現在位置情報によって示される位置との間の距離は所定距離以下である、前記第1の特定部と、
    前記登録要求に含まれる前記対象デバイス識別情報を、特定済みの前記対象ユーザ情報に関連付けて前記メモリに登録する登録部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
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