JP5970318B2 - 保冷具 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却時の変色が容易に視認可能な保冷用組成物を供えた保冷具に関する。
保冷具は、各種生鮮物の保管時や輸送時の保冷に幅広く利用されており、通常は、繰り返して利用される。このような保冷具は、保冷作用を有する保冷用組成物を供え、熱伝導性を有する容器中にこの保冷用組成物が封入されて、構成される。
保冷用組成物としては、その存在が保冷具の外側から容易に視認可能となるように、着色剤を含有するものが知られており、例えば、染料により着色された保冷用組成物が封入され、その封入量が外部から容易に確認可能となっている保冷具が開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−97984号公報
しかし、特許文献1に記載の保冷具は、保冷用組成物が染料を含有していても、凍結の有無など、冷却状態を目視により確認することは困難であり、保冷可能な所望の温度にまで保冷具が十分に冷却されているか、冷却状態の視認が困難であるという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、冷却状態が目的とする状態にあるか容易に視認可能な保冷具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、
本発明は、染料、塩化アンモニウム及び溶媒を含有し、凍結の前後において色彩が変化する保冷用組成物を供えた保冷具であって、前記保冷用組成物の前記染料の含有量が2000ppm以下であり、20〜25℃のいずれかの温度である前記保冷用組成物中で、前記染料は、その一部が溶解しないものであることを特徴とする保冷具を提供する。
本発明の保冷具においては、前記保冷用組成物の塩化アンモニウムの含有量が2〜23質量%であることが好ましい。
本発明の保冷具においては、前記染料が、インジゴイド染料又はナフトール染料であることが好ましい。
本発明によれば、冷却状態が目的とする状態にあるか容易に視認可能な保冷具が提供される。
本発明に係る保冷具は、染料、塩化アンモニウム及び溶媒を含有し、凍結の前後において色彩が変化する保冷用組成物を供えた保冷具であって、前記保冷用組成物の前記染料の含有量が2000ppm以下であり、20〜25℃のいずれかの温度である前記保冷用組成物中で、前記染料は、その一部が溶解しないものであることを特徴とする。
かかる保冷用組成物は、無機塩として塩化アンモニウムを選択し、染料として20〜25℃のいずれかの温度である前記組成物中において、一部が溶解せずに析出した状態となるものを選択して、その濃度を規定し、これらを組み合わせて併用することで、凍結の前後において色彩が明瞭に変化するものである。
前記保冷用組成物は、塩化アンモニウムを保冷剤の一成分として含有し、溶媒及び塩化アンモニウムの組合せを保冷剤として含有するものである。
また、保冷用組成物は、塩化アンモニウム以外に、その他の塩をさらに含有していてもよい。この場合のその他の塩も、塩化アンモニウムと同様に保冷剤の一成分として機能する。
保冷用組成物が凍結する温度は、主に溶媒及び塩(塩化アンモニウム、又は塩化アンモニウムとその他の塩)の組み合わせ、並びにこれらの量により決定される。
前記その他の塩は、有機塩及び無機塩のいずれでもよい。
前記有機塩としては、酢酸ナトリウム(CHCOONa)、酢酸カリウム(CHCOOK)、安息香酸ナトリウム(CCOONa)、安息香酸カリウム(CCOOK)、ソルビン酸ナトリウム(CH−CH=CH−CH=CH−COONa)、ソルビン酸カリウム(CH−CH=CH−CH=CH−COOK)等のカルボン酸塩;グルタミン酸ナトリウム(HOOC(CHCH(NH)COONa)等のアミノ酸塩;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(CH(CH11SONa)等のベンゼンスルホン酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム(CH(CH11OSONa)等のアルキル硫酸塩等が例示できる。
前記無機塩としては、塩化ナトリウム(NaCl)、塩化カリウム(KCl)等のアルカリ金属の塩化物;硫酸ナトリウム(NaSO)、硫酸カリウム(KSO)、硫酸アンモニウム((NHSO)、硫酸マグネシウム(MgSO)、硫酸アルミニウム(Al(SO)、硫酸ニッケル(NiSO)、ミョウバン(AlK(SO)、アンモニウムミョウバン(Al(NH)(SO)等の硫酸塩;硝酸ナトリウム(NaNO)、硝酸カリウム(KNO)、硝酸アンモニウム(NHNO)等の硝酸塩;炭酸カリウム(KCO)等の炭酸塩;炭酸水素カリウム(KHCO)、炭酸水素ナトリウム(NaHCO)等の炭酸水素塩;塩化カルシウム(CaCl)、塩化マグネシウム(MgCl)等のアルカリ土類金属の塩化物;リン酸二水素ナトリウム(NaHPO)、リン酸水素二ナトリウム(NaHPO)等のリン酸水素塩;リン酸三ナトリウム(NaPO)等のリン酸塩;亜硫酸ナトリウム(NaSO)等の亜硫酸塩;塩素酸カリウム(KClO)等の塩素酸塩;過塩素酸ナトリウム(NaClO)等の過塩素酸塩;チオ硫酸ナトリウム(Na)等のチオ硫酸塩;臭化カリウム(KBr)、臭化ナトリウム(NaBr)等のアルカリ金属の臭化物;ヨウ化カリウム(KI)、ヨウ化ナトリウム(NaI)等のアルカリ金属のヨウ化物;ホウ砂(Na)等のホウ酸塩等が例示できる。
その他の塩は、後述する添加剤等の「その他の成分」を兼ねるものであってもよい。
その他の塩は、無機塩であることが好ましい。
その他の塩は一種を単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
保冷用組成物の塩化アンモニウムの含有量は、2〜23質量%であることが好ましく、3〜21質量%であることがより好ましい。
保冷用組成物がその他の塩を含有する場合、保冷用組成物のその他の塩の含有量は、特に限定されず、保冷用組成物が所望の温度で凍結するように適宜調節できる。ただし、保冷用組成物の取り扱い性等を考慮すると、通常は、保冷用組成物の、塩化アンモニウム及びその他の塩の総含有量は、2.5〜25質量%であることが好ましく、3.5〜24質量%であることがより好ましい。
前記溶媒は、前記塩を溶解可能で、染料を溶解又は分散可能なものであればよく、好ましいものとしては、水、アルコールが例示できる。
溶媒は一種を単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
溶媒は、水又は水を含有する混合溶媒であることが好ましい。
前記染料は、20〜25℃のいずれかの温度である保冷用組成物中で、一部が溶解しないものであれば、特に限定されず、公知のものが使用できる。そして、配合した染料のうち、50質量%以上が溶解していることが好ましく、70質量%以上が溶解していることがより好ましい。このように、保冷用組成物が含有する染料の一部が溶解せず、完溶していない状態となることが可能な組成とすることで、保冷用組成物は、凍結の前後において色彩が明瞭に変化するものとなる。
染料は、上記の条件を満たせば、例えば、赤色染料、青色染料、黄色染料、黒色染料等、いずれの染料も使用できる。
染料として、具体的には、アゾ染料、アントラキノン染料、インジゴイド染料、ナフトール染料、硫化染料、トリフェニルメタン染料、ピラゾロン染料、スチルベン染料、ジフェニルメタン染料、キサンテン染料、アリザリン染料、アクリジン染料、キノンイミン染料(アジン染料、オキサジン染料、チアジン染料)、チアゾール染料、メチン染料、ニトロ染料、ニトロソ染料、シアニン色素、タール色素等が例示できる。これらの中でも、染料はインジゴイド染料、ナフトール染料が好ましい。
染料は一種を単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。ただし、通常は、一種のみでも十分な効果が得られる。
保冷用組成物の染料の含有量(濃度)は、質量比で2000ppm以下であり、500ppm以下であることが好ましく、100ppm以下であることがより好ましく、70ppm以下であることがさらに好ましく、40ppm以下であることが特に好ましい。また、保冷用組成物の染料の含有量(濃度)は、質量比で1ppm以上であることが好ましく、3ppm以上であることがより好ましい。以上のような範囲とすることで、保冷用組成物の凍結前後の色差(ΔE)がより大きくなる(色彩がより大きく変化する)。
本発明においては、例えば、保冷用組成物の凍結前後における色彩の変化が顕著である点から、前記染料が、青色染料又は黒色染料であることが好ましい。
保冷用組成物は、凍結前後での色差(ΔE)が12.4以上であることが好ましく、12.7以上であることがより好ましく、12.9以上であることがさらに好ましく、13.3以上であることが特に好ましく、14.0以上であることが最も好ましい。
保冷用組成物は、通常、凍結前は、染料が溶媒に溶解していることで、その染料に由来する色味となる(例えば、青色染料を使用した場合には青色となる)。そして、凍結することで、その色味が薄れて白色又は白色に近い色となり、色彩が明瞭に変化する。
保冷用組成物は、染料及び保冷剤以外に、本発明の効果を損なわない範囲内において、これらに該当しないその他の成分を含有していてもよい。前記その他の成分としては、増粘剤、防腐剤等の公知の各種添加剤が例示できる。
前記増粘剤としては、カルボキシメチルセルロース(CMC)、グアーガム、ヒドロキシプロピルグアーガム、ペクチン、キサンタンガム、タマリンドガム、カラギーナン、プロピレングリコールが例示できる。
前記防腐剤としては、食品保存料、酸化防止剤が例示でき、ナトリウムピリチオン、パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)、プロタミン、有機窒素硫黄系化合物等が例示できる。
保冷用組成物は、染料及び保冷剤の総含有量(染料、塩化アンモニウム、その他の塩及び溶媒の総含有量)が90質量%以上であることが好ましく、95質量%以上であることがより好ましく、100質量%であってもよい。下限値以上であることで、対象物の保冷効果がより向上する。
保冷用組成物は、これを構成するための各配合成分を添加及び混合することで製造できる。
配合成分の添加方法及び混合方法は特に限定されず、保冷用組成物の凍結温度よりも高い温度において、各配合成分が均一に溶解又は分散するように、任意に調節できる。そして、保冷用組成物は、20〜25℃のいずれかの温度において、染料の一部が溶解していない状態を経るように、製造することが好ましい。そのためには、例えば、配合成分添加時の組成物(配合成分をすべて添加し終わる前の、配合成分が添加されてなる組成物)の温度が、20〜25℃のいずれかとなるように調節するとよい。
各成分の配合時には、すべての成分を添加してからこれらを混合してもよいし、一部の成分を順次添加しながら混合してもよく、すべての成分を順次添加しながら混合してもよい。
混合方法としては、撹拌子又は撹拌翼等を回転させて混合する方法、ミキサーを使用して混合する方法、超音波を加えて混合する方法等が例示できる。
本発明に係る保冷具は、前記保冷用組成物を供えたものであり、例えば、液状物を封入可能な容器等の保持手段によって、保冷用組成物を保持することで構成される。
前記保持手段の材質は、保持された保冷用組成物の色彩の変化(変色)が視認可能な程度に透明性を有していれば、特に限定されず、好ましいものとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;ポリアミド;ポリエステル等の合成樹脂が例示できる。これらの中でも、耐低温脆性、耐水性及び耐薬品性等に優れる点から、ポリオレフィンが好ましく、成形が容易で、高い強度を有する高密度ポリエチレンがより好ましい。
前記保冷用組成物は、染料と塩化アンモニウムとを併用することで、凍結前後の色彩の変化が明瞭であり、この変色により、凍結の有無を容易に視認可能なものである。そして、保冷用組成物のこの色彩の変化が、保冷具の外側から視認可能となっており、これにより保冷具は、所望の温度にまで十分に冷却されているかが容易に視認可能となっている。
また、前記保冷用組成物は、凍結及び解凍を繰り返すなど、冷却及び昇温を繰り返しても、効果が損なわれることが無いので、これを備えた保冷具は、繰り返し利用にも適したものである。
以下、具体的実施例により、本発明についてより詳細に説明する。ただし、本発明は、以下に示す実施例に、何ら限定されるものではない。なお、以下において、染料の含有量(配合量、濃度)の単位「ppm」は、すべて質量比に基づくものである。
なお、本実施例及び比較例で使用した原料を、以下に示す。
(染料)
・インジゴカルミン(青色2号、ダイワ化成社製)
・ナフトールブルーブラック(黒色401号、ダイワ化成社製)
・ブリリアントブルーFCF(青色1号、ダイワ化成社製)
・ニューコクシン(赤色102号、ダイワ化成社製)
(増粘剤)
・カルボキシメチルセルロース(以下、「CMC」と略記することがある)(関東化学社製)
・ヒドロキシプロピルグアーガム(以下、「HPグアー」と略記することがある)(三晶社製)
(防腐剤)
・ナトリウムピリチオン(三愛石油社製「ソジウムオマジン」、以下、「化合物(1)」と略記することがある)
・有機窒素硫黄系化合物(パーマケム・アジア社製「トップサイド400」、以下、「化合物(2)」と略記することがある)
・有機窒素硫黄系化合物(パーマケム・アジア社製「トップサイド630」、以下、「化合物(3)」と略記することがある)
[実施例1]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、塩化アンモニウム(10質量部)、水(90質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表1に示すように20ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表1に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
(色差(ΔE))
得られた保冷用組成物を−25℃まで冷却した。この間、保冷用組成物は、−25℃よりも高い温度で凍結すると同時に色彩が変化した。そして、凍結前の保冷用組成物と、凍結後の保冷用組成物について、色差測定器(エックスライト社製「X−rite 530」)を使用して、下記条件でL、a、bを測定した。
(測定条件)
高密度ポリエチレン製の容器に封入した保冷用組成物について、この容器の上から色差測定器をあて、凍結前のL、a,bの値を測定した。さらに−25℃の凍結庫にて保冷用組成物を凍結させ、凍結直後のL、a,bの値を凍結前の場合と同様に測定した。
そして、得られたL、a、bの測定値から、下記式(I)にしたがって、凍結前後での保冷用組成物の色差(ΔE)を算出した。結果を表1に示す。
(色差(ΔE)の算出)
ΔE=[(L1−L2+(a1−a2+(b1−b21/2 ・・・・(I)
(式中、L1は凍結後の保冷用組成物のLの値であり、L2は凍結前の保冷用組成物のLの値であり、a1は凍結後の保冷用組成物のaの値であり、a2は凍結前の保冷用組成物のaの値であり、b1は凍結後の保冷用組成物のbの値であり、b2は凍結前の保冷用組成物のbの値であり、L1、a1及びb1は同時期の値であり、L2、a2及びb2は同時期の値である。)
(色彩の変化)
上記のΔE算出時において、凍結前後での保冷用組成物の色彩の変化を、下記基準にしたがって目視で評価した。結果を表1に示す。
◎:凍結前後での色彩の変化が極めて大きく、冷却状態の視認がとりわけ容易である。
○:凍結前後での色彩の変化が大きく、冷却状態の視認が極めて容易である。
△:凍結前後での色彩の変化が明瞭であり、冷却状態の視認が容易である。
×:凍結前後での色彩の変化が不明瞭であり、冷却状態の視認が困難である。
(染料の溶解性)
フィルターとしてメンブランフィルター(メッシュサイズ:0.5μm、アドバンテック社製)を使用し、室温(20〜25℃)において、得られた保冷用組成物をろ過し、染料の溶解性を下記基準にしたがって評価した。結果を表1に示す。
○:染料の一部が溶解していない。
×:染料が全量溶解している。
[実施例2]
表1に示すように、染料の含有量を20ppmに代えて5ppmとしたこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例3]
表1に示すように、染料の含有量を20ppmに代えて10ppmとしたこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例4]
表1に示すように、染料の含有量を20ppmに代えて30ppmとしたこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例5]
表1に示すように、染料の含有量を20ppmに代えて50ppmとしたこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例6]
表1に示すように、染料の含有量を20ppmに代えて2000ppmとしたこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例7]
表1に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が5ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例8]
表1に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が10ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例9]
表1に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が20ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例10]
表1に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が30ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例11]
表1に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が50ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例12]
表1に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が2000ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表1に示す。
[実施例13]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、塩化アンモニウム(5質量部)、水(95質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表1に示すように5ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表1に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表1に示す。
[実施例14]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、塩化アンモニウム(15質量部)、水(85質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表1に示すように15ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表1に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表1に示す。
[実施例15]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、塩化アンモニウム(20質量部)、水(80質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表1に示すように20ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表1に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表1に示す。
[実施例16]
表2に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が10ppmとなるように配合したこと以外は、実施例13と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例17]
表2に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が10ppmとなるように配合したこと以外は、実施例14と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例18]
表2に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が10ppmとなるように配合したこと以外は、実施例15と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例19]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、塩化アンモニウム(15質量部)、塩化カリウム(5質量部)、HPグアー(1.25質量部)、化合物(1)(0.05質量部)、水(78.75質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表2に示すように5ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表2に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表2に示す。
[実施例20]
表2に示すように、染料の含有量を5ppmに代えて10ppmとしたこと以外は、実施例19と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例21]
表2に示すように、染料の含有量を5ppmに代えて20ppmとしたこと以外は、実施例19と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例22]
表2に示すように、染料の含有量を5ppmに代えて30ppmとしたこと以外は、実施例19と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例23]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、塩化アンモニウム(11.25質量部)、塩化カリウム(3.75質量部)、HPグアー(1.25質量部)、化合物(1)(0.05質量部)、水(83.75質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表2に示すように20ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表2に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表2に示す。
[実施例24]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、塩化アンモニウム(7.5質量部)、塩化カリウム(2.5質量部)、HPグアー(1.25質量部)、化合物(1)(0.05質量部)、水(88.75質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表2に示すように20ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表2に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表2に示す。
[実施例25]
表2に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が5ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が5ppmとなるように配合したこと以外は、実施例19と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例26]
表2に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が5ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が10ppmとなるように配合したこと以外は、実施例19と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例27]
表2に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が5ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が20ppmとなるように配合したこと以外は、実施例19と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例28]
表2に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が5ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が30ppmとなるように配合したこと以外は、実施例19と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表2に示す。
[実施例29]
表3に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が10ppmとなるように配合したこと以外は、実施例23と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表3に示す。
[実施例30]
表3に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が20ppmとなるように配合したこと以外は、実施例23と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表3に示す。
[実施例31]
表3に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が10ppmとなるように配合したこと以外は、実施例24と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表3に示す。
[実施例32]
表3に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が20ppmとなるように配合したこと以外は、実施例24と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表3に示す。
[実施例33]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、塩化アンモニウム(6.9質量部)、硫酸ナトリウム(1.8質量部)、塩化ナトリウム(14.8質量部)、カルボキシメチルセルロース(1.0質量部)、化合物(2)(0.05質量部)、水(75.5質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表3に示すように10ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表3に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表3に示す。
[実施例34]
表3に示すように、染料の含有量を10ppmに代えて20ppmとしたこと以外は、実施例33と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表3に示す。
[実施例35]
表3に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が10ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が10ppmとなるように配合したこと以外は、実施例33と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表3に示す。
[実施例36]
表3に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が10ppmとなるように配合するのに代えて、ナフトールブルーブラックを含有量が20ppmとなるように配合したこと以外は、実施例33と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表3に示す。
[比較例1]
表4に示すように、塩化アンモニウムを10質量部配合するのに代えて、硫酸ナトリウムを10質量部配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表4に示す。
[比較例2]
表4に示すように、塩化アンモニウムを10質量部配合するのに代えて、塩化カリウムを10質量部配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表4に示す。
[比較例3]
表4に示すように、塩化アンモニウムを10質量部配合するのに代えて、塩化ナトリウムを10質量部配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表4に示す。
[比較例4]
表4に示すように、塩化アンモニウムを10質量部配合するのに代えて、硝酸カリウムを10質量部配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表4に示す。
[比較例5]
表4に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ブリリアントブルーFCFを含有量が20ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表4に示す。
[比較例6]
表4に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ブリリアントブルーFCFを含有量が2000ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表4に示す。
[比較例7]
表4に示すように、染料として、インジゴカルミンを含有量が20ppmとなるように配合するのに代えて、ニューコクシンを含有量が20ppmとなるように配合したこと以外は、実施例1と同様に、保冷用組成物を製造及び評価した。結果を表4に示す。
[比較例8]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、硫酸ナトリウム(3.0質量部)、塩化カリウム(1.0質量部)、塩化ナトリウム(0.5質量部)、カルボキシメチルセルロース(1.1質量部)、化合物(3)(0.1質量部)、水(94.3質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表4に示すように20ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表4に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表4に示す。
[比較例9]
<保冷用組成物の製造>
室温(20〜25℃)において、硫酸ナトリウム(1.0質量部)、塩化カリウム(13.8質量部)、塩化ナトリウム(0.5質量部)、カルボキシメチルセルロース(1.1質量部)、化合物(3)(0.1質量部)、水(83.5質量部)、染料としてインジゴカルミンを添加及び混合して、保冷用組成物を得た。このとき、染料の配合量は、得られた保冷用組成物中での含有量が、表4に示すように20ppmとなるように調節した。水以外の各配合成分とその配合比を表4に示す。得られた保冷用組成物は、さらに高密度ポリエチレン製の容器に封入した。
<保冷用組成物の評価>
実施例1の場合と同様に、保冷用組成物を評価した。結果を表4に示す。
なお表1〜4中、配合成分の欄の「−」は、その成分が未配合であることを意味する。また、評価結果の欄の「−」は、その項目が未評価であることを意味する。
Figure 0005970318
Figure 0005970318
Figure 0005970318
Figure 0005970318
上記結果から明らかなように、塩として塩化アンモニウムを使用した実施例1〜36の保冷用組成物は、凍結前後での色彩の変化が明瞭であった。より具体的には、凍結前は青色又は群青色であったものが、凍結後は白色又は薄く青味がかった白色となり、白色度に段階が見られたものの、いずれも色彩が変化したことを容易に確認でき、冷却状態の視認が容易であった。これら実施例ではいずれも、保冷用組成物のろ過時に、染料の大部分は溶解していたが、一部が溶解していなかった。
これに対し、比較例1〜4、8〜9の保冷用組成物は、塩化アンモニウムを使用していなかったことにより、凍結前後での色彩の変化が不明瞭であり、冷却状態の視認が困難であって、実用性を有しないものであった。
また、比較例5〜7の保冷用組成物も、凍結前後での色彩の変化が不明瞭であり、冷却状態の視認が困難であって、実用性を有しないものであった。比較例5〜7ではいずれも、保冷用組成物のろ過時に染料が全量溶解していた。
これらのことから、本発明における保冷用組成物では、染料として、20〜25℃の保冷用組成物中で一部が溶解しないものを選択することで、冷却時に析出しているこの染料が、塩化アンモニウムとの共存下において、保冷用組成物の凍結に伴う色彩の変化を顕著に促進していることが示唆された。
本発明は、各種生鮮物用の保冷具として利用可能である。

Claims (3)

  1. 染料、塩化アンモニウム及び溶媒を含有し、凍結の前後において色彩が変化する保冷用組成物を供えた保冷具であって、
    前記保冷用組成物の前記染料の含有量が2000ppm以下であり、
    20〜25℃のいずれかの温度である前記保冷用組成物中で、前記染料は、その一部が溶解しないものであることを特徴とする保冷具。
  2. 前記保冷用組成物の塩化アンモニウムの含有量が2〜23質量%であることを特徴とする請求項1に記載の保冷具。
  3. 前記染料が、インジゴイド染料又はナフトール染料であることを特徴とする請求項1又は2に記載の保冷具。
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