JP5968202B2 - 半導体評価装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体評価装置に関し、特に半導体装置の電気的特性を評価する半導体評価装置の構造に関するものである。
被測定物である半導体装置の、半導体ウエハ状態または半導体チップ状態等での電気的特性を測定する場合、一般に、真空吸着等により、被測定物の設置面(裏面)をチャックステージの表面に接触させて固定した後、被測定物の表面に電気的な入出力を行うためにコンタクトプローブを接触させる。コンタクトプローブは、従来から、大電流または高電圧印加等の要求に応じて多ピン化が実施されている。
一方で、近年、被測定物の性能向上等の観点から被測定物の薄厚化が進められている。
このような状況の下、特に、薄厚化した被測定物の破損防止、および、コンタクトプローブの破損防止、さらには、コンタクトプローブが被測定物の表面に接触する際の平行度の向上等の観点から、コンタクトプローブの被測定物に対する接触荷重の制御が重要となってきている。
そこで、コンタクトプローブ先端の被測定物の表面に対する平行度に保つために、コンタクトプローブとは別の、あるいはコンタクトプローブと一体化した、圧力を検出するための複数個のセンサを設けた手法が開示されている(特許文献1〜3参照)。
特開昭59−117229号公報 特開平3−177039号公報 特開平9−51023号公報
しかし、特許文献1および特許文献2に開示されているような、コンタクトプローブとは別の、圧力を検出する複数個のセンサを設ける手法では、複数のコンタクトプローブ間でコンタクトプローブ先端の被測定物の表面に対する平行度は改善されているものの、各コンタクトプローブの被測定物に対する接触荷重に関する接触状況を、直接的または連続的に把握することは困難であった。
また、特許文献3に開示されているような、コンタクトプローブ毎に圧力検知手段を設置しコンタクトプローブと一体化したセンサを設ける手法では、コンタクトプローブが故障または破損した場合に、故障または破損したコンタクトプローブとともに圧力検知手段を交換しなければならず、低コスト化の観点から問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、コンタクトプローブの被測定物に対する接触荷重を把握でき、かつ、コンタクトプローブが故障または破損にも適切に対応できる半導体評価装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に関する半導体評価装置は、コンタクトプローブを半導体装置に接触させることにより、当該半導体装置の電気的特性を評価する半導体評価装置であって、前記コンタクトプローブを着脱可能に設置する設置治具と、前記コンタクトプローブの接触圧に応じて前記設置治具を摺動可能に保持する保持部材と、前記設置治具に取り付けられ、前記設置治具の前記摺動により前記コンタクトプローブから前記半導体装置に加えられる接触荷重を測定する測定部とを備える。
本発明の上記態様によれば、設置治具の摺動により半導体装置に加えられる接触荷重を測定する測定部によって、接触荷重を直接的に把握することができる。よって、コンタクトプローブの故障または破損を未然に防ぐことができる。
また、測定部は、コンタクトプローブを着脱可能に設置する設置治具に取り付けられているため、コンタクトプローブが故障または破損して交換が必要になった場合でも、コンタクトプローブとともに交換する必要はない。よって、コンタクトプローブとともに交換する必要がある場合に比べて、製造コストを抑制することができる。
本発明の実施形態に関する半導体評価装置の構成概略図である。 本発明の実施形態に関するコンタクトプローブの動作を説明する図である。 本発明の実施形態に関するコンタクトプローブの保持構造の外観概略図である。 本発明の実施形態に関するコンタクトプローブの保持構造の断面図である。 本発明の実施形態に関する半導体装置の評価動作の手順を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
<実施形態>
<構成>
図1は、半導体装置5の電気的特性を評価する半導体評価装置1の構成概略図である。
図1に示されるように、半導体評価装置1は、半導体装置5を配置するチャックステージ3と、プローブ基体2と、評価および制御部4とを備える。またプローブ基体2は、コンタクトプローブ11と、圧力検知部7と、弾性部材8と、絶縁性基体16とを備える。プローブ基体2と評価および制御部4とは、接続部17Aを介して接続されている。また、チャックステージ3と評価および制御部4とは、接続部17Bを介して接続されている。接続部17Aは、絶縁性基体16に接続されている。また、接続部17Bは、チャックステージ3の側面に接続されている。
プローブ基体2は、移動アーム9により保持され、任意の方向へ移動可能となっている。移動アーム9は、図1に示されるような単腕のものに限られず、複数の移動アーム9が備えられる場合であってもよい。なお、プローブ基体2が移動可能である代わりに、半導体装置5を配置したチャックステージ3側が移動可能であってもよい。
図1においては、半導体装置5の縦方向、つまり面外方向(Z軸方向)に大きな電流を流す縦型構造の半導体装置5が一例として示されているが、本発明における半導体装置はこれに限るものではなく、半導体装置の一面において入出力を行う、横型構造の半導体装置であってもよい。
縦型構造である半導体装置5の評価の際、外部と接続するためのひとつの電極は、半導体装置5の上面に設けた接続パッド18と接触するコンタクトプローブ11である。そしてもう一方の電極は、半導体装置5の下面、つまりは設置面が接触するチャックステージ3の表面となる。
コンタクトプローブ11は、絶縁性基体16に保持されており、この絶縁性基体16に接続部17Aを介して接続された信号線6を通じて、評価および制御部4に接続される。チャックステージ3の表面は、チャックステージ3側面の接続部17Bにさらに取り付けられた信号線6を介して、評価および制御部4に接続される。
なおコンタクトプローブ11は、大電流を印加することを想定して複数個設置されている。各コンタクトプローブ11は、例えば絶縁性基体16上に設けられた金属板(図示せず)を介して、接続部17Aに接続されている。
接続部17Aの絶縁性基体16における配置位置は、各コンタクトプローブ11における電流密度が略一致するように、接続部17Bとの間で調整されることが望ましい。具体的には、接続部17Aと接続部17Bとの距離がどのコンタクトプローブ11を介しても略一致する位置に、接続部17Aの配置位置および接続部17Bの配置位置が調整されることが望ましい。すなわち、コンタクトプローブ11を介して、接続部17Aと接続部17Bとが対向する位置に配置されることが望ましい。
チャックステージ3は、半導体装置5を設置し固定する台座である。固定の手段として、例えば真空吸着の機能を有する。ただし、当該固定の手段は真空吸着に限るものではなく、静電吸着等であっても構わない。縦型構造の半導体装置5の電気的特性を評価する場合には、半導体装置5と接触するチャックステージ3表面が電極として機能する。チャックステージ3表面は、接続部17Bから信号線6を介して、評価および制御部4に接続されている。
評価および制御部4は、信号線6を介して接続部17Aおよび接続部17Bに接続されている。評価および制御部4は、半導体装置5の電気的特性に関して評価動作を行い、また、コンタクトプローブ11の半導体装置5に対する接触荷重を制御する。
<コンタクトプローブの動作>
図2は、コンタクトプローブ11の動作を説明する図である。コンタクトプローブ11は、導電性を有する、例えば銅、タングステン、レニウムタングステン等の金属材料により作製されるが、これらに限るものではない。
図2に示されるようにコンタクトプローブ11は、突起部10と、設置部14と、先端部12と、押し込み部13と、電気的接続部15とを備える。
設置部14は、基台であり絶縁性基体16と接続される部分である。
先端部12は、半導体装置5表面に設けられた接続パッド18と機械的かつ電気的に接触する部分である。先端部12は、導電性向上や耐久性向上等の観点から、コンタクトプローブ11全体とは別の部材、例えば金、パラジウム、タンタル、プラチナ等を被覆されていてもよい。
押し込み部13は、内部に組み込まれたスプリング等のばね部材によって、接触時に摺動が可能となる部分である。
電気的接続部15は、先端部12と電気的に通じており、外部への出力端となる部分である。
ここでは、コンタクトプローブ11がZ軸方向に摺動性を有したスプリング式のものである場合について説明したが、本発明に関する構成としてはこれに限られるものではなく、カンチレバー式(片持ち梁式)のコンタクトプローブであっても構わない。なおZ軸方向に摺動性を有したものについても、スプリング式に限らず、積層プローブ、ワイヤープローブ等であっても構わない。
次に、コンタクトプローブ11の動作を説明する。図2(a)には、コンタクトプローブ11の初期状態が示されている。この状態から、図2におけるZ軸下方(Z軸マイナス方向)にコンタクトプローブ11を下降させると、図2(b)に示される状態となる。図2(b)に示された状態は、接続パッド18と先端部12とが接触している状態である。
その後、さらにコンタクトプローブ11を下降させると、押し込み部13が設置部14内にばね部材を介して押し込まれ、半導体装置5の接続パッド18と先端部12との接触がより確実なものとなる(図2(c)参照)。
<コンタクトプローブの保持>
次に、コンタクトプローブ11の保持について図3および図4を参照しつつ説明する。図3は、コンタクトプローブ11の保持構造の外観概略図であり、図4は、その断面図である。なお、図3および図4においては、設置部14内に挿入される押し込み部13および電気的接続部15は、図示が省略されている。
コンタクトプローブ11の設置部14は、設置部14に形成された突起部10がソケット19の端部に引っかけられることにより、ソケット19に着脱可能に設置される。
ソケット19は、絶縁性基体16に設けられた孔に挿入されることで、絶縁性基体16に保持される。ここで、ソケット19は、コンタクトプローブ11の半導体装置5との接触圧に応じて、絶縁性基体16の孔の側壁に沿って滑らかに摺動可能である。また、ソケット19が絶縁性基体16の孔から抜け落ちないように、ソケット19の上端に図示しない係止部が設けられ、絶縁性基体16の上面に接離自在に係止可能となっている。ソケット19にはコンタクトプローブ11の設置部14が着脱可能に設置されているため、ソケット19とコンタクトプローブ11とは、一体となって摺動する。
ソケット19は、設置部14の突起部10が引っかけられた端部において、突起部19Aを有している。突起部19Aは、ソケット19の摺動方向とは交差する方向(直交している場合を含む)に延び出て形成されている。
圧力検知部7は、ソケット19外周の少なくとも一部に沿って取り付けられ、ソケット19の突起部19Aと接触している。圧力検知部7は、ソケット19の摺動方向の一方で突起部19Aに接触し、他方で、弾性部材8を介して絶縁性基体16と接触している。そしてソケット19の摺動によって、突起部19Aと絶縁性基体16に挟まれる。圧力検知部7の具体例としては、ひずみゲージまたは圧電素子等がある。これらを採用することにより、簡易な方法で、検知した圧力値を電気的に出力させることができる。
弾性部材8は、弾力性、絶縁性、耐熱性を有した緩衝材としてのシートである。また弾性部材8は、ソケット19外周の少なくとも一部に沿って取り付けられ、圧力検知部7と絶縁性基体16とに挟まれる位置に配置されている。つまり弾性部材8は、ソケット19の摺動方向に挟まれている。弾性部材8の具体例としては、シリコンゴムがある。なお弾性部材8は、必須の構成要件ではない。
コンタクトプローブ11が半導体装置5に加えた接触加重は、設置部14を絶縁性基体16の孔に対して押し込む力となって現れる。よって圧力検知部7が、突起部10から突起部19Aに伝えられた当該押し込む力を、突起部19Aと絶縁性基体16との間の圧力として検知する。
圧力検知部7において検知された圧力の値は、信号線6を通じて評価および制御部4に出力される。評価および制御部4は、当該出力値と、予め設定されたしきい値とを比較し、両者の差が小さくなるように、移動アーム9を移動させる制御を行う。具体的には、圧力検知部7からの出力値がしきい値よりも大きい場合には、移動アーム9を図1のZ軸正方向に移動させ、半導体装置5に加えられた接触荷重を軽減させる。また、圧力検知部7からの出力値がしきい値よりも小さい場合には、移動アーム9を図1のZ軸負方向に移動させ、半導体装置5に加えられた接触荷重を増加させる。
また、コンタクトプローブ11が複数備えられている場合には、各コンタクトプローブ11間で、半導体装置5に加える接触荷重が均等に調整されるように、移動アーム9を移動させる。当該移動には、移動アーム9の保持角度の変更も含む。
また、評価および制御部4は、圧力検知部7で検知した結果を、半導体装置5の評価に反映させることもできる。例えば、しきい値とは大きく離れた圧力値が出力された半導体装置5について、適切に電気的特性を評価できていない半導体装置5であると特定し、除外する、またはさらなる評価動作を継続する等の方法がある。
次に図5を参照しつつ、半導体評価装置1による、半導体装置5の評価動作について説明する。なお図5は、半導体装置5の評価動作の手順を示すフローチャートである。
まず、半導体装置5の評価前に、被測定物に加えられる適切な接触荷重のしきい値の設定を行う(ステップS1)。接触荷重のしきい値は、半導体装置5の厚みや印加する電流、電圧に応じて設定される。なお本実施形態のように、半導体評価装置1において複数のコンタクトプローブ11が備えられている場合、各コンタクトプローブで異なるしきい値が設定されてもよい。また、評価動作前に、複数のコンタクトプローブ11の先端部12の平行度をあらかじめ揃えておくことが望ましい。
次に、半導体装置5の設置面がチャックステージ3の表面に接触するように、半導体装置5をチャックステージ3上に設置する(ステップS2)。半導体装置5としては、例えば、複数の半導体チップが形成された半導体ウエハ、または半導体チップそのものが考えられるが、これらに限るものではなく、真空吸着等により固定する半導体装置5であればよい。
半導体装置5をチャックステージ3上に固定した後、各コンタクトプローブ11と接続パッド18とを接触させる(ステップS3)。
各コンタクトプローブ11を接続パッド18に接触させる際には、まず、移動アーム9を用いてXY面内の位置合わせを行い、次に、被測定物に加えられる接触荷重を検出しながらZ方向の移動を実施する。
そして、圧力検知部7において検知された圧力値、つまり半導体装置5に対する接触荷重に応じて、コンタクトプローブ11の接続パッド18への押し込み量を制御し、一定の押し込み量を保つ(ステップS4)。このとき保たれる接触荷重は、評価前に設定したしきい値である。
その後、半導体装置5の所望の電気的特性に関する評価を実施するが、常に各圧力検知部7の出力を監視する(ステップS5)。
そして、個々の圧力値を比較して異常値(しきい値と大きく離れた値)が検知されていないか判断する(ステップS6)。異常値が検知されていない場合には、ステップS5に戻り半導体装置5の電気的特性に関する評価動作を継続して行う。
一方で異常値が検知されている場合には、電気的特性に関する評価を中止等し、異常のあったコンタクトプローブ11および半導体装置5の記録を行う(ステップS7)。
本構成により、各コンタクトプローブ11にそれぞれソケット19を介して取り付けられた圧力検知部7の出力値を比較することで、それぞれコンタクトプローブ11の接触状況を把握することが可能となる。よって、各コンタクトプローブ11における何らかの異常、例えば摺動異常、破損、脱落等、または、各コンタクトプローブ11間で予め調整した平行度に異常が生じた場合に、適切に把握することができる。
また、半導体装置5側に何らかの異常、例えば放電による破壊等が生じた場合でも、接触荷重の変化からその発生箇所を把握することができる。
<効果>
本発明に関する実施形態によれば、半導体評価装置が、ソケット19と、絶縁性基体16と、圧力検知部7とを備える。
ソケット19は、コンタクトプローブ11を着脱可能に設置する設置治具である。絶縁性基体16は、コンタクトプローブ11の接触圧に応じてソケット19を摺動可能に保持する保持部材である。圧力検知部7は、ソケット19に取り付けられ、ソケット19の摺動によりコンタクトプローブ11から半導体装置5に加えられる接触荷重を測定する測定部である。
このような構成によれば、コンタクトプローブ11が半導体装置5に加えた接触荷重をソケット19から直接的に検知する圧力検知部7によって、接触荷重を直接的に把握することができる。よって、コンタクトプローブ11の故障または破損を未然に防ぐことができる。また、半導体装置5に余分な荷重が加わること、さらには歪みが生じることを回避でき、半導体装置5の電気的特性に関する評価の評価精度が向上する。
また、圧力検知部7は、コンタクトプローブ11を着脱可能に設置するソケット19に取り付けられているため、コンタクトプローブ11が故障または破損して交換が必要になった場合でも、コンタクトプローブ11とともに交換する必要はない。よって、コンタクトプローブ11とともに交換する必要がある場合に比べて、製造コストを抑制することができる。
また、コンタクトプローブ11に何らかの異常、例えば摺動異常、破損、脱落等が生じた場合のチェックが、評価動作中にも行うことができる。また、半導体装置5側に何らかの異常、例えば放電による破壊等のチェックが評価動作中にも行うことができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、ソケット19は、その摺動方向と交差する方向に延び出て形成された突起部19Aを有する。そして圧力検知部7が、突起部19Aおよび絶縁性基体16によって摺動方向に挟まれ、接触荷重を測定する。
このような構成によれば、設置部14と一体となって摺動する突起部19Aが、絶縁性基体16との間で圧力検知部7を挟むことによって、半導体装置5に加えられる接触荷重が圧力検知部7に伝えられる。よって、圧力検知部7において、半導体装置5に加えられる接触荷重を検知することができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、評価および制御部4は、圧力検知部7における測定結果に基づいて、コンタクトプローブ11による接触荷重を制御する制御部として機能する。
このような構成によれば、コンタクトプローブ11により半導体装置5に加えられる接触荷重を適切な値に調整することができ、コンタクトプローブ11の故障または破損を防ぐことができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、コンタクトプローブ11は複数設けられ、圧力検知部7が、各コンタクトプローブ11によって半導体装置5に加えられる接触荷重を測定し、評価および制御部4が、各コンタクトプローブ11間で接触荷重を調整する。
このような構成によれば、複数のコンタクトプローブ11間の半導体装置5に対する平行度を向上させることができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、評価および制御部4は、圧力検知部7における測定結果を、半導体装置5の電気的特性の評価に反映させる反映部として機能する。
このような構成によれば、半導体装置5の電気的特性を評価する際にも圧力検知部7によって接触荷重を測定する。そして、しきい値から大きく異なる接触荷重が検知された半導体装置5については、適切に電気的特性を評価できていない半導体装置5であると特定し、除外する、または評価動作をやり直す等、適切に対応することができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、圧力検知部7および絶縁性基体16によって摺動方向に挟まれる弾性部材8を備える。
このような構成によれば、圧力検知部7において検知しうる圧力の変化幅を拡張させることができる。
本発明の実施形態では、各構成要素の材質、材料、実施の条件等についても記載しているが、これらは例示であって記載したものに限られるものではない。
なお本発明は、その発明の範囲内において、本実施形態における任意の構成要素の変形もしくは省略が可能である。
1 半導体評価装置、2 プローブ基体、3 チャックステージ、4 評価および制御部、5 半導体装置、6 信号線、7 圧力検知部、8 弾性部材、9 移動アーム、10,19A 突起部、11 コンタクトプローブ、12 先端部、13 押し込み部、14 設置部、15 電気的接続部、16 絶縁性基体、17A,17B 接続部、18 接続パッド、19 ソケット。

Claims (8)

  1. コンタクトプローブを半導体装置に接触させることにより、当該半導体装置の電気的特性を評価する半導体評価装置であって、
    前記コンタクトプローブを着脱可能に設置する設置治具と、
    前記コンタクトプローブの接触圧に応じて前記設置治具を摺動可能に保持する保持部材と、
    前記設置治具に取り付けられ、前記設置治具の前記摺動により前記コンタクトプローブから前記半導体装置に加えられる接触荷重を測定する測定部とを備えることを特徴とする、
    半導体評価装置。
  2. 前記設置治具は、その摺動方向と交差する方向に延び出て形成された突起部を有し、
    前記測定部が、前記突起部および前記保持部材によって前記摺動方向に挟まれ、前記接触荷重を測定することを特徴とする、
    請求項1に記載の半導体評価装置。
  3. 前記測定部における測定結果に基づいて、前記コンタクトプローブによる前記接触荷重を制御する制御部をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の半導体評価装置。
  4. 前記コンタクトプローブは、複数設けられ、
    前記測定部が、各前記コンタクトプローブによって前記半導体装置に加えられる接触荷重を測定し、
    前記制御部が、各前記コンタクトプローブ間で前記接触荷重を調整することを特徴とする、
    請求項3に記載の半導体評価装置。
  5. 前記測定部における測定結果を、前記半導体装置の電気的特性の評価に反映させる反映部をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれかに記載の半導体評価装置。
  6. 前記測定部および前記保持部材によって前記摺動方向に挟まれる弾性部材をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれかに記載の半導体評価装置。
  7. 前記測定部が、ひずみゲージであることを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれかに記載の半導体評価装置。
  8. 前記測定部が、圧電素子であることを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれかに記載の半導体評価装置。
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