JP5966882B2 - 移動体制御装置、移動体制御方法及びプログラム - Google Patents

移動体制御装置、移動体制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、倒立二輪移動体を制御する移動体制御装置、移動体制御方法及びプログラムに関するものである。
近年、倒立状態を維持しつつ搭乗者を乗せて走行する倒立二輪移動体が知られている。さらに、搭乗者が搭乗しないときは、倒立二輪移動体のステップに荷物などの搬送対象物を載せて牽引することも可能な倒立二輪移動体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−502002号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す倒立二輪移動体においては、上記牽引状態から倒立状態へ遷移する際に、その倒立制御開始前から荷物などが倒立二輪移動体に乗っていると問題が生じ得る。例えば、その荷物などが乗った状態で、倒立制御を開始すると搭乗者が搭乗していないにもかかわらず、搭乗者が乗車しているとして倒立制御を行う為、倒立二輪移動体が不安定な挙動を行う虞がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、倒立二輪移動体の不安定な挙動を抑制し、さらに安全性を向上させた倒立二輪移動体を制御する移動体制御装置、移動体制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、倒立二輪移動体に搬送対象物が乗っている乗車状態と、乗っていない非乗車状態と、を判定する判定手段と、前記倒立二輪移動体をユーザが牽引することを補助するように駆動制御を行う牽引制御状態と、前記倒立二輪移動体の倒立制御を行う倒立制御状態と、を切替える制御切換手段と、を備える移動体制御装置であって、前記制御切換手段は、搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、前記判定手段による判定結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、前記倒立制御状態に切替え前記倒立制御を開始さ搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、該切替指示の前後において前記判定手段による判定結果が乗車状態で維持されているときに、前記倒立制御に切替えを行わず前記倒立制御を開始させない、
ことを特徴とする移動体制御装置である。
この一態様において、前記制御切換手段は、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、前記判定手段による判定結果が乗車状態で維持されているときに、前記倒立制御に切替えを行わず前記倒立制御を開始させなくてもよい。
この一態様において、前記制御切替手段は、前記倒立二輪移動体の牽引を補助するように駆動制御を行う牽引制御状態と、前記倒立二輪移動体を停止させる制御を行うスタンバイ制御状態と、前記倒立二輪移動体の倒立制御を行う倒立制御状態と、に切替えており、前記牽引制御状態から遷移した前記スタンバイ制御状態で前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ前記判定手段による判定結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、前記倒立制御状態に切替え前記倒立制御を開始させてもよい。
この一態様において、前記倒立二輪移動体の倒立制御を行うための制御量を算出する倒立制御演算手段と、前記倒立二輪移動体を停止させるスタンバイ制御を行うための制御量を算出するスタンバイ制御演算手段と、前記倒立二輪移動体の牽引を補助する牽引制御を行うための制御量を算出する牽引制御演算手段と、前記倒立制御演算手段により算出された倒立制御の制御量、前記スタンバイ制御演算手段により算出されたスタンバイ制御の制御量、及び、前記牽引制御演算手段により算出された牽引制御の制御量、に基づいて、前記倒立二輪移動体を駆動制御する駆動制御手段と、を更に備え、前記制御切替手段は、前記倒立制御演算手段、前記スタンバイ制御演算手段、及び、前記牽引制御演算手段、による演算を切替制御してもよい。
他方、上記目的を達成するための本発明の一態様は、倒立二輪移動体に搬送対象物が乗っている乗車状態と、乗っていない非乗車状態と、を判定する判定手段と、前記倒立二輪移動体をユーザが牽引することを補助するように駆動制御を行う牽引制御状態と、前記倒立二輪移動体を停止させるスタンバイ制御状態と、に切替える制御切換手段と、を備える移動体制御装置であって、前記制御切替手段は、前記牽引制御状態から前記スタンバイ制御状態へ切替指示が行われ、かつ、前記判定手段による判定結果が非乗車状態であるときに、前記スタンバイ制御に切替え前記スタンバイ制御を開始させることを特徴とする移動体制御装置であってもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の一態様は、倒立二輪移動体に搬送対象物が乗っている乗車状態と、乗っていない非乗車状態と、を判定するステップと、前記倒立二輪移動体をユーザが牽引することを補助するように駆動制御を行う牽引制御状態と、前記倒立二輪移動体の倒立制御を行う倒立制御状態と、を切替えるステップと、を含む移動体制御方法であって、搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、前記判定の結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、前記倒立制御状態に切替え前記倒立制御を開始させ、搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、該切替指示の前後において前記判定の結果が乗車状態で維持されているときに、前記倒立制御に切替えを行わず前記倒立制御を開始させない、ことを特徴とする移動体制御方法であってもよい。
さらに、上記目的を達成するための本発明の一態様は、倒立二輪移動体に搬送対象物が乗っている乗車状態と、乗っていない非乗車状態と、を判定する処理と、搭乗者による選択操作に応じて、前記倒立二輪移動体をユーザが牽引することを補助するように駆動制御を行う牽引制御状態から前記倒立二輪移動体の倒立制御を行う倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、前記判定の結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、前記倒立制御状態に切替え前記倒立制御を開始させ、搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、該切替指示の前後において前記判定の結果が乗車状態で維持されているときに、前記倒立制御に切替えを行わず前記倒立制御を開始させない処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムであってもよい。
本発明によれば、倒立二輪移動体の不安定な挙動を抑制し、さらに安全性を向上させた倒立二輪移動体を制御する移動体制御装置、移動体制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る倒立二輪移動体の概略的構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る移動体制御装置の概略的システム構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置の概略的システム構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る移動体制御方法の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る移動体制御方法の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る倒立二輪移動体の概略的構成を示す側面図である。また、本実施の形態に係る倒立二輪移動体1は、搭乗者を乗せ倒立状態を維持して走行を行うことができるものである。図1に示すように、倒立二輪移動体1は、車両本体2と、車両本体2に設けられた左右一対の車輪3と、搭乗者が搭乗するステップ部4と、搭乗者が把持し操作を行う操作ハンドル5と、を備えている。
操作ハンドル5は、これを前後方向に傾けることによって、倒立二輪移動体1の前進又は後退操作が実行され、ロール方向へ傾けることによって、倒立二輪移動体1の旋回操作が実行される操作部である。
車両本体2は、操作ハンドル5をロール方向へ回転自在に支持する。また、一対の車輪3は、車両本体2の走行方向と直交する方向の両側において同軸上に配置されると共に当該車両本体2に回転自在に支持されている。
車両本体2の上面には、操作ハンドル5の左右両側に分割された2つのステップ部4が設けられている。各ステップ部4は、搭乗者が片足ずつ乗せて搭乗するステップである。
本実施の形態1に係る移動体制御装置は、上述のように構成された倒立二輪移動体1に搭載され、倒立二輪移動体1の駆動を制御するものである。図2は、本発明の実施の形態1に係る移動体制御装置の概略的システム構成を示すブロック図である。本実施の形態1に係る移動体制御装置1は、一対のステップセンサ7と、各車輪3を駆動する一対の車輪駆動ユニット8と、制御状態を切替えるモードスイッチ9と、一対の回転センサ10と、角度検出センサ11と、姿勢センサ12と、制御装置13と、を備えている。
各ステップセンサ7は、各ステップ部4夫々設けられている。各ステップセンサ7は、例えば荷重センサなどにより構成され、ステップ部4に搭乗者や荷物などの搬送対象物が乗っているか否かを検出し、乗っている場合に検出信号を制御装置13に対して出力する。
各車輪駆動ユニット8は車両本体2に内蔵されており、左右一対の車輪3を夫々駆動する。各車輪駆動ユニット8は、一対の車輪3を独立して回転駆動することができる。各車輪駆動ユニット8は、例えば、車輪駆動モータ8aと、その車輪駆動モータ8aの回転軸に動力伝達可能に連結された減速ギア8bと、によって構成することができる。
モードスイッチ9は、操作ハンドル5などに設けられており、後述の牽引制御状態、スタンバイ制御状態、及び倒立制御状態、に切替えることができる。モードスイッチ9は、搭乗者による選択操作に応じて、牽引制御を実行させるための牽引モード信号、スタンバイ制御を実行させるためのスタンバイモード信号、倒立制御を実行させるための倒立モード信号を夫々制御装置13に対して出力する。また、他の制御状態からスタンバイ制御状態に切替えるためのスタンバイスイッチのみが設けられる構成であってもよい。
各回転センサ10は、各車輪3に設けられ、各車輪3の回転角度、回転角速度、回転角加速度など回転情報を検出できる。各回転センサ10は、例えば、ロータリーエンコーダ、レゾルバ、などで構成されている。各回転センサ10は、検出した回転情報を回転信号として制御装置13に出力する。
角度検出センサ11は、車両本体2に取り付けられており、操作ハンドル5の操作量(回動量)を検出する。角度検出センサ11としては、例えば、ポテンショメータやバリコン構造のセンサ等を適用することができる。
操作ハンドル5の基部にはバッテリー14が設けられており、バッテリー14は一対の車輪駆動ユニット8、制御装置13、その他の電子機器、電気装置等に対して電力を供給する。
車両本体2には、一対の駆動回路15が内蔵されており、各駆動回路15は各車輪駆動ユニット8を駆動する。各駆動回路15は、各車輪3の回転速度や回転方向等を独立して制御するもので、各駆動回路15に各車輪駆動ユニット8が個別に接続されている。
姿勢センサ12は、車両本体2に設けられ、車両本体2や操作ハンドル5等の姿勢情報を検出し、検出信号として出力する。姿勢センサ12は、倒立二輪移動体1の走行時における姿勢情報を検出するのもで、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサなどから構成される。搭乗者が操作ハンドル5を前方または後方に傾けると、ステップ部4が同方向に傾くことになるが、この姿勢センサ12は、かかる傾斜に対応した姿勢情報を検出する。
制御装置13は、一対の車輪駆動ユニット8を駆動制御するための制御信号を出力する。制御装置13は、姿勢センサ12からの検出信号、角度検出センサ11からの検出信号、各ステップセンサ7から検出信号、各回転センサ10からの回転信号等に基づいて所定の演算処理を実行し、必要な制御信号を一対の車輪駆動ユニット8に対して各駆動回路15を介して出力する。また、制御装置13は、各車輪駆動ユニット8を制御することで、例えば、倒立二輪移動体1の倒立状態を維持する倒立制御を実行する。
制御装置13は、例えば、マイクロコンピュータ(CPU)を有する演算回路13aと、プログラムメモリ、データメモリ、その他のRAM、ROM等を有する記憶装置13bと、を備えている。
制御装置13は、姿勢センサ12によって検出された姿勢情報に基づいて、ステップ部4や操作ハンドル5の傾斜方向に倒立二輪移動体1が移動するように、車輪駆動ユニット8を制御する。このように搭乗者は、重心移動によりステップ部4を傾斜させることで、倒立二輪移動体1を前後進、左右旋回などさせることができる。なお、上述した倒立二輪移動体1の構成は一例であり、これに限らず、倒立制御を行う任意の構成の移動体が適用可能である。
図3は、本実施の形態1に係る制御装置の概略的システム構成を示すブロック図である。本実施の形態1に係る制御装置13は、姿勢演算部131と、乗車判定部132と、制御状態判定部133と、倒立制御演算部134と、スタンバイ制御演算部135と、牽引制御演算部136と、モータ制御部137と、を備えている。
姿勢演算部131は、姿勢センサ12から出力された検出信号に基づいて、倒立二輪移動体1の姿勢角度、姿勢角速度、姿勢角加速度(ロール軸方向、ピッチ軸方向、ヨー軸方向)などの姿勢情報を算出する。姿勢演算部131は、算出した倒立二輪移動体1の姿勢情報を制御状態判定部133に対して出力する。
乗車判定部132は、判定手段の一具体例であり、各ステップセンサ7から出力された検出信号に基づいて、搬送対象物が倒立二輪移動体1に乗っている乗車状態と、搬送対象物が乗っていない非乗車状態と、を判定する。乗車判定部132は、各ステップセンサ7から検出信号を受信しているとき、搬送対象物が乗車していると乗車状態と判定する。一方、乗車判定部132は、各ステップセンサ7から検出信号を受信していないとき、搬送対象物が乗車していない非乗車状態と判定する。乗車判定部132は、乗車状態及び非乗車状態の判定結果を、制御状態判定部133に対して出力する。
制御状態判定部133は、制御切換手段の一具体例であり、倒立制御、スタンバイ制御、及び牽引制御の切り換えを行う。倒立制御では、倒立二輪移動体1が倒立状態を維持するように各車輪3の回転駆動を制御する。スタンバイ制御では、各車輪3の回転駆動を停止する制御を行う。牽引制御では、搭乗者が操作ハンドル5を把持し倒立二輪移動体1を牽引する場合、その牽引を補助するようにその牽引方向へ各車輪を回転させる制御を行う。この牽引制御を行うことで、搭乗者は倒立二輪移動体1を容易に牽引することができる。
制御状態判定部133は、倒立制御演算部134、スタンバイ制御演算部135、及び牽引制御演算部136の切換制御を行うことにより、上記倒立制御、スタンバイ制御、及び牽引制御の切換えを行う。例えば、制御状態判定部133は、モードスイッチ9から牽引モード信号を受信すると、切替指示信号を牽引制御演算部136に出力することで、牽引制御演算部136に切替え、牽引制御を実行させる。制御状態判定部133は、モードスイッチ9からスタンバイモード信号を受信すると、切替指示信号をスタンバイ制御演算部135に出力することで、スタンバイ制御演算部135に切替え、スタンバイ制御を実行させる。制御状態判定部133は、モードスイッチ9から倒立モード信号を受信すると、切替指示信号を倒立制御演算部134に出力することで、倒立制御演算部134に切替え、倒立制御を実行させる。
ところで、従来、上記牽引制御状態から倒立制御状態へ遷移する際に、その倒立制御開始前から荷物などが倒立二輪移動体に乗っていると問題が生じ得る。例えば、その荷物などが乗った状態ままで、倒立制御を開始すると搭乗者が搭乗していないにもかかわらず、搭乗者が乗車しているとして倒立制御を行う。この為、倒立二輪移動体が不安定な挙動を行う虞がある。
そこで、本実施の形態1において、制御状態判定部133は、牽引制御状態から倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、乗車判定部132による判定結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、スタンバイ制御演算部135から倒立制御演算部134に切替え倒立制御を開始させる。一方、制御状態判定部133は、牽引制御状態後から倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、乗車判定部132による判定結果が乗車状態に維持されているとき、スタンバイ制御演算部135から倒立制御演算部134に切替えを行わず倒立制御を開始させない。これにより、上述したような倒立二輪移動体1の不安定な挙動を抑制し、さらに安全性を向上させることができる。
倒立制御演算部134は、倒立制御演算手段の一具体例であり、制御状態判定部133から出力される切換指示信号に応じて、倒立制御を行う為の制御量を算出する。倒立制御演算部134は、姿勢演算部131により算出された姿勢情報と、各回転センサ10により検出された各車輪3の回転情報と、に基づいて、倒立状態を維持するための制御量を算出する。倒立制御演算部134は、算出した倒立制御の制御量をモータ制御部137に対して出力する。
スタンバイ制御演算部135は、スタンバイ制御演算手段の一具体例であり、制御状態判定部133から出力される切換指示信号に応じて、スタンバイ状態の制御量を算出する。スタンバイ制御演算部135は、姿勢演算部131により算出された姿勢情報と、各回転センサ10により検出された各車輪の回転情報と、に基づいて、各車輪3を停止させるための制御量を算出する。スタンバイ制御演算部135は、算出したスタンバイ状態の制御量をモータ制御部137に対して出力する。
牽引制御演算部136は、牽引制御演算手段の一具体例であり、制御状態判定部133から出力される切換指示信号に応じて、牽引制御を行う為の制御量を算出する。牽引制御演算部136は、姿勢演算部131により算出された姿勢情報と、各回転センサ10により検出された各車輪3の回転情報と、に基づいて、牽引方向にアシストトルクが生じるような制御量を算出する。
例えば、牽引制御演算部136は、各回転センサ10により検出された各車輪3の回転速度、又は姿勢演算部131により算出されたピッチ軸方向の姿勢角度が大きくなるに従って、牽引方向のアシストトルクを増加させるような制御量を算出する。牽引制御演算部136は、算出した牽引制御の制御量をモータ制御部137に対して出力する。
モータ制御部137は、駆動制御手段の一具体例であり、倒立制御演算部134から出力された倒立制御の制御量、スタンバイ制御演算部135から出力されたスタンバイの制御量、又は、牽引制御演算部136から出力された牽引制御の制御量、に基づいて、各車輪駆動ユニット8の車輪駆動モータ8aを制御するための制御信号を生成する。モータ制御部137は、生成した制御信号を各駆動回路15を介して各車輪駆動モータ8aに対して出力する。各車輪駆動モータ8aは、モータ制御部137からの制御信号に応じて各車輪3を回転駆動する。
次に、上述したような本実施の形態1に係る移動体制御方法について、詳細に説明する。図4は、本実施の形態1に係る移動体制御方法の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。
制御状態判定部133は、モードスイッチ9からスタンバイモード信号を受信すると、スタンバイ制御演算部135に対して切換指示信号を出力することで、牽引制御からスタンバイ制御に切替える(ステップS101)。スタンバイ制御演算部135は、制御状態判定部133から出力される切換指示信号に応じて、スタンバイ時の制御量を算出し、モータ制御部137に対して出力する。これにより、倒立二輪移動体1は、スタンバイ制御状態となる。
このとき、各ステップ部4上に何も乗っていない場合、各ステップセンサ7は、検出信号を乗車判定部132に対して出力しない。したがって、乗車判定部132は、各ステップセンサ7から検出信号を受信しないため、非乗車状態と判定し(ステップS102)、その判定結果を制御状態判定部133に対して出力する。
その後、各ステップ部4上に搭乗者が乗車すると、各ステップセンサ7は、検出信号を乗車判定部132に対して出力する。したがって、乗車判定部132は、各ステップセンサ7から検出信号を受信し、乗車状態と判定し(ステップS103)、その判定結果を制御状態判定部133に対して出力する。
さらに、制御状態判定部133は、倒立制御状態への切替指示であるモードスイッチ9からの倒立モード信号を受信する(ステップS104)。
この場合、制御状態判定部133は、牽引制御状態から倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、乗車判定部132による判定結果が非乗車状態から乗車状態に変わったことから、スタンバイ制御演算部135から倒立制御演算部134に切替え倒立制御を開始させる(ステップS105)。
倒立制御演算部134は、制御状態判定部133から出力される切換指示信号に応じて、倒立制御の制御量を算出し、モータ制御部137に対して出力する。これにより、倒立二輪移動体1は、倒立制御状態となる。
一方、上記(ステップS101)後の牽引制御状態から遷移したスタンバイ制御状態において、例えば、各ステップ部4上に荷物などが乗ったままの場合、各ステップセンサ7は、検出信号を乗車判定部132に対して出力する。乗車判定部132は、各ステップセンサ7から検出信号を受信し、乗車状態と判定し(ステップS111)、その判定結果を制御状態判定部133に対して出力する。これにより、乗車判定部132による判定結果は、乗車状態で維持される。

さらに、制御状態判定部133は、倒立制御状態への切替指示であるモードスイッチ9からの倒立モード信号を受信する(ステップS112)。
この場合、制御状態判定部133は、牽引制御状態から倒立制御状態へ切替指示が行われているが、乗車判定部132による判定結果が乗車状態に維持されているため、スタンバイ制御演算部135から倒立制御演算部134に切替えを行わない(ステップS113)。
したがって、制御状態判定部133は、倒立制御状態への切替指示であるモードスイッチ9から倒立モード信号を受信しても、倒立制御演算部134に対して切換指示信号を出力することなく、スタンバイ制御を維持する(ステップS114)。これにより、搭乗者が乗車していないにもかかわらず、搭乗者が乗車しているとして倒立制御を行うのを防止できる。
以上、本実施の形態1において、制御状態判定部133は、牽引制御状態から倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、乗車判定部132による判定結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、スタンバイ制御演算部135から倒立制御演算部134に切替え倒立制御を開始させる。これにより、倒立二輪移動体1の不安定な挙動を抑制し、さらに安全性を向上させることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2において、制御状態判定部133は、牽引制御状態からスタンバイ制御状態へ切替指示が行われ、かつ、乗車判定部132による判定結果が非乗車状態であるときに、牽引制御演算部136からスタンバイ制御演算部135に切替えスタンバイ制御を開始させることを特徴とする。一方、制御状態判定部133は、牽引制御状態からスタンバイ制御状態へ切替指示が行われ、かつ、乗車判定部132による判定結果が乗車状態であるときに、牽引制御演算部136からスタンバイ制御演算部135に切替えを行わず牽引制御を継続させる。これにより、荷物などの搬送対象物を乗せた状態のまま、牽引制御状態からスタンバイ制御状態に遷移するのを防止できる。なお、本実施の形態2において、移動体制御装置のハードウェア構成は上記実施の形態1と略同一であることから、同一部分に同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5は、本実施の形態2に係る移動体制御方法の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。
搭乗者が、モードスイッチ9において、牽引制御状態からスタンバイ制御状態への切替指示操作を行うと(ステップS201)、モードスイッチ9はスタンバイ制御を実行させるためのスタンバイモード信号を制御状態判定部133に対して出力する。
このとき、ステップ部4に荷物などの搬送対象物が乗っている場合、各ステップセンサ7は検出信号を乗車判定部132に対して出力する。乗車判定部132は各ステップセンサ7から検出信号を受信すると乗車状態と判定し(ステップS202)、その結果を制御状態判定部133に出力する。
この場合、制御状態判定部133は、牽引制御状態からスタンバイ制御状態へ切替指示が行われたとき乗車判定部132による判定結果が乗車状態であるため、牽引制御演算部136からスタンバイ制御演算部135に切替えを行わず(ステップS203)、牽引制御を継続させる(ステップS204)。
一方、上記(ステップS201)の後、ステップ部4に荷物などの搬送対象物が乗っていない場合、各ステップセンサ7は検出信号を乗車判定部132に対して出力しない。乗車判定部132は各ステップセンサ7から検出信号を受信しないため非乗車状態と判定し(ステップS211)、その結果を制御状態判定部133に出力する。
この場合、制御状態判定部133は、牽引制御状態からスタンバイ制御状態へ切替指示が行われ、かつ乗車判定部132による判定結果が非乗車状態であるため、牽引制御演算部136からスタンバイ制御演算部135に切替え(ステップS212)、スタンバイ制御を開始させる(ステップS213)。
以上、本実施の形態2において、牽引制御状態からスタンバイ制御状態へ切替指示が行われ、かつ、乗車判定部132による判定結果が非乗車状態であるときに、牽引制御演算部136からスタンバイ制御演算部135に切替えスタンバイ制御を開始させる。一方、牽引制御状態からスタンバイ制御状態へ切替指示が行われ、かつ、乗車判定部132による判定結果が乗車状態であるときに、牽引制御演算部136からスタンバイ制御演算部135に切替えを行わず牽引制御を継続させる。これにより、荷物などの搬送対象物を乗せた状態のまま、牽引制御状態からスタンバイ制御状態に遷移するのを防止でき、安全性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
また、本発明は、例えば、図4及び図5に示す処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 倒立二輪移動体、2 車両本体、3 車輪、4 ステップ部、5 操作ハンドル、6 移動体制御装置、7 ステップセンサ、8 車輪駆動ユニット、9 モードスイッチ、10 回転センサ、11 角度検出センサ、12 姿勢センサ、13 制御装置、131 姿勢演算部、132 乗車判定部、133 制御状態判定部、134 倒立制御演算部、135 スタンバイ制御演算部、136 牽引制御演算部、137 モータ制御部

Claims (5)

  1. 倒立二輪移動体に搬送対象物が乗っている乗車状態と、乗っていない非乗車状態と、を判定する判定手段と、
    前記倒立二輪移動体をユーザが牽引することを補助するように駆動制御を行う牽引制御状態と、前記倒立二輪移動体の倒立制御を行う倒立制御状態と、を切替える制御切換手段と、を備える移動体制御装置であって、
    前記制御切換手段は、
    搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、前記判定手段による判定結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、前記倒立制御状態に切替え前記倒立制御を開始さ
    搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、該切替指示の前後において前記判定手段による判定結果が乗車状態で維持されているときに、前記倒立制御に切替えを行わず前記倒立制御を開始させない、
    ことを特徴とする移動体制御装置。
  2. 請求項記載の移動体制御装置であって、
    前記制御切替手段は、
    前記倒立二輪移動体をユーザが牽引することを補助するように駆動制御を行う牽引制御状態と、前記倒立二輪移動体を停止させる制御を行うスタンバイ制御状態と、前記倒立二輪移動体の倒立制御を行う倒立制御状態と、に切替えており、
    前記牽引制御状態から遷移した前記スタンバイ制御状態で前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ前記判定手段による判定結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、前記倒立制御状態に切替え前記倒立制御を開始させる、
    ことを特徴とする移動体制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の移動体制御装置であって、
    前記倒立二輪移動体の倒立制御を行うための制御量を算出する倒立制御演算手段と、
    前記倒立二輪移動体を停止させるスタンバイ制御を行うための制御量を算出するスタンバイ制御演算手段と、
    前記倒立二輪移動体の牽引を補助する牽引制御を行うための制御量を算出する牽引制御演算手段と、
    前記倒立制御演算手段により算出された倒立制御の制御量、前記スタンバイ制御演算手段により算出されたスタンバイ制御の制御量、及び、前記牽引制御演算手段により算出された牽引制御の制御量、に基づいて、前記倒立二輪移動体を駆動制御する駆動制御手段と、を更に備え、
    前記制御切替手段は、前記倒立制御演算手段、前記スタンバイ制御演算手段、及び、前記牽引制御演算手段、による演算を切替制御する、
    ことを特徴とする移動体制御装置。
  4. 倒立二輪移動体に搬送対象物が乗っている乗車状態と、乗っていない非乗車状態と、を判定するステップと、
    前記倒立二輪移動体をユーザが牽引することを補助するように駆動制御を行う牽引制御状態と、前記倒立二輪移動体の倒立制御を行う倒立制御状態と、を切替えるステップと、を含む移動体制御方法であって、
    搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、前記判定の結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、前記倒立制御状態に切替え前記倒立制御を開始させ、
    搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、該切替指示の前後において前記判定の結果が乗車状態で維持されているときに、前記倒立制御に切替えを行わず前記倒立制御を開始させない、
    ことを特徴とする移動体制御方法。
  5. 倒立二輪移動体に搬送対象物が乗っている乗車状態と、乗っていない非乗車状態と、を判定する処理と、
    搭乗者による選択操作に応じて、前記倒立二輪移動体をユーザが牽引することを補助するように駆動制御を行う牽引制御状態から前記倒立二輪移動体の倒立制御を行う倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、前記判定の結果が非乗車状態から乗車状態に変わったときに、前記倒立制御状態に切替え前記倒立制御を開始させ、
    搭乗者による選択操作に応じて、前記牽引制御状態から前記倒立制御状態へ切替指示が行われ、かつ、該切替指示の前後において前記判定の結果が乗車状態で維持されているときに、前記倒立制御に切替えを行わず前記倒立制御を開始させない処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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